モバP「太った」 (28)
【モバマスSS】
デブ茶化しネタなので、不愉快になるかたはそっ閉じ推奨
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モバPは考えた。
プロデュースのために必要なもの、それはパワー。
パワーに必要なものは体格。
よし、太ろう。
モバPは、割と安直だった。
そして、一ヶ月……
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愛海「ウェヒヒヒヒ、新人さんがいるよ」
愛海「処女が峰への一番登頂は楽しみだね」
愛海「そこに山がある限り、私は」
???「待てい!!」
愛海「その、妙にしっとりとして、それでいて脂っ気を感じる声は?」
デブP「同性とはいえ、セクハラは止めるデブ!」
愛海「プロ……アンタ誰ーーー!?」
デブP「おいおい、プロデューサーの顔を見忘れたデブか?」
愛海「ごめん。ただのデブにしか見えないよ」
デブP「失礼デブね」
愛海「じゃあ、凄いデブ」
デブP「そっちの方向にパワーアップさせるな」
デブP「とにかく、セクハラは許さないデブ」
愛海「セクハラじゃないよ、これは神聖なる儀式だよ」
デブP「どうしても揉みたいというのなら、俺の胸を揉むのデブ!」
愛海「いや、男の胸って……」
デブP「デブブブブ(笑い声)」
愛海「それ、笑い声なの?」
デブP「笑止千万デブ、この胸を見てもまだそんなことが言えるデブか?」
愛海「……胸囲というかバストというか……それただのデブ胸じゃん」
デブP「デブブブブブブ(笑い声)」
愛海「身体を左右に揺らして何を……はっ、この動きは?」
デブP「デブブブブブブブブブブブブブ(笑い声)」
愛海「この揺れは、巨乳揺れ!? ま、まさか、デブ胸がこんな揺れ方をするなんて」
デブP「触ってもいいデブよ?」
愛海「いや、でもこれは……あ、いやいや騙されちゃ駄目、愛海、貴方は強い子、棟方愛海は強い子凄い子おっぱいの子」
デブP「ほーれほれ。揺れてるデブよ?」
愛海「くっ……何事も経験なのかな……えーい、こうなったら!!」
ぐにゅ
デブP「柔らかいデブ?」
愛海「……柔らかくて……適度に温かくて、大きさもちょうどいいし揉み応えもある」
デブP「そうデブよ」
愛海「でも、なんか湿ってるぅううううううっ!!」
デブP「ただの汗デブよ」
愛海「いやぁあああああっ!!」
デブP「遠慮は要らないデブよ」
しっかりと愛海の腕を捕まえるデブP。自分の胸に押し付けている。
愛海「放して! 放してぇええええぇっ!! 汗が、汗が手のひらにべっとりとぉおぉっ!! しかも粘液質の汗ぇええぇっ!!」
デブP「デブブブブブブ(笑い声)」
愛海「」
愛海「」
愛海「」
デブP「……感動のあまり気絶したデブか」
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ちひろ「あの、Pさん」
デブP「なんデブか?」
ちひろ「愛海ちゃん、突然倒れて、三日ほど休んだじゃないですか」
デブP「そうデブね」
ちひろ「復帰してから、他のアイドルの胸を揉まなくなったらしいんですよ」
デブP「いいことデブよね?」
ちひろ「それはそうなんですけど、いったい何があったんでしょうね」
デブP「さあ、わからないデブね」
ちひろ「それはそうなんですけれど……あ、ところでPさん」
デブP「なんデブ?」
ちひろ「暖房強く設定し過ぎじゃありません? なんだか温かすぎますよ、この部屋」
デブP「暖房はつけてないデブよ?」
ちひろ「え?」
デブP「え?」
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くるみ「あ、あの、ぷろでゅーしゃー。くるみ、本当にこのままでも大丈夫ですか?」
デブP「何デブか?」
くるみ「くるみ、こんな泣き虫でアイドルになれるんですか?」
デブP「なれるとも。泣き虫だって立派な個性デブ。心配することはないデブよ、くるみちゃん」
ぼよよん、と胸を叩くプロデューサー。
本人は、どん、と叩いたつもりである。
くるみ「は、はい。くるみ、がんばります」
デブP「その意気だ。あ、そうだ。今から昼飯デブが、一緒にどうデブ?」
みちる「お供します」
かな子「お供します」
デブP「どっから出てきた、君たち。ま、いいデブけど」
そして、一時間後。
みちる「」
かな子「」
くるみ「せ、先輩! 大丈夫ですか!? 先輩! 先輩!!!」
デブP「これくらいは食べてスタミナつけないと、乗り越えられないデブよ! デッブッブッブッブッ(笑い声)」
くるみ「ひぃいいいいいいっ!!!」
デブP「う…うろたえるんじゃないデブッ! アイドルはうろたえないッ」
くるみ「ううう、先輩方の犠牲は無駄にはしません。代わりに立派なアイドルになります」
みちる「」
かな子「」
デブP(この子、結構いい性格デブね)
デブP「そろそろ帰るデブよ。勘定は済ませておくから先に出るデブ」
くるみ「はい」
デブP「あ、店員さん、お勘定デブ。それと、領収証ください。名前は千川ちひろデブ」
くるみ「先に出ますね」
デブP「えーと、『千匹の仔を孕みし森の黒山羊』の千と、川尻浩作の川、あとは平仮名で、ち、ひ、ろ、デブ」
店員「はい、領収書です」
領収書の宛名【千川ちひろでぶ】
デブP「」
デブP「ま、いっか。いざとなったら自費で払うデブよ」
デブP「ん? くるみちゃん、何してるデブか?」
くるみ「あ、ここに段差があって、歩きにくくて」
デブP「?」
くるみ「くるみ、変な身体ですよね。このお胸のせいで、足下がほとんど見えないんです……うううっ……」
デブP「安心するデブよ。俺は自分の腹で足下が見えないデブ」
ちなみに、チンチンも見えないのだけれど、さすがに13才アイドルの前でそれは言えない。
デブP「オシッコするとき、チンチンも見えないデブよ」
言いやがった。
くるみ「……凄いです、ぷろでゅーしゃー」
モバP「デブ?」
くるみ「自分の悩みが馬鹿みたいでした!」
モバP「」
くるみ「くるみ、アイドル頑張るもん!!」
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時子「何やってるのよ、このブタ!!」
デブP「ブタデブよ?」
時子「……そうね、ブタね」
デブP「ブタデブ」
時子「ブタよね」
デブP「Yes、ブタデブ」
時子「ブタね」
デブP「見たとおりのブタデブよ?」
時子「……」
デブP「……」
時子「あの……なんか、ごめん」
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ちひろ「あの、Pさん」
デブP「なんデブか?」
ちひろ「くるみちゃん、初めてここに来た頃とはうってかわって明るくなって、まるで別人みたいですね」
デブP「いいことデブ」
ちひろ「財前さんも、なんというか棘が抜けたというか、丸くなったというか」
デブP「いいことデブね」
ちひろ「あと、かな子ちゃんとみちるちゃんの様子がおかしいんですが」
デブP「デブ?」
ちひろ「なんでも、上には上がいた、これからはプロデューサーをより尊敬するって」
デブP「デブブブブブブブ(笑い声)」
ちひろ「あと、この領収書なんですか?」
デブP「」
以上、お粗末様でした
時子さまとデブPの絡みがやりたかっただけです
時子さまは偉大なる御方です
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