佐天「まさかあの白井さんが自殺とはねぇ」(192)

初春「まさかも何も原因は佐天さんじゃないですか」

御坂「ちょっと!あなたたち!今は静かにしなさい!」ヒソヒソ

佐天「だってお通夜って暇じゃないですか、みんな辛気臭いし」

初春「そりゃお通夜ですもん」

佐天「暇だなあ」

初春「そういうものです、いいから静かにしてください」

佐天「ちぇー」

御坂「両親が不憫ね・・・まだ中学生の娘を亡くすなんて」

佐天「だからって鼻水垂らして泣く大人ってどうなんですかね」

初春「どこ見てるんですか・・・」ヤレヤレ

佐天「あれ?これだけ人がいるのにすれ違い通信が一つも反応しないよ!」

御坂「佐天さんお通夜でピコピコしないでよ!」

御坂「あ、ほら、終わりみたいよ」

佐天「あ~やっと解放される」ノビーッ

初春「ちょ、ちょっと佐天さん!伸びは外に出てからにしてください!」

佐天「ん~」ノビーッ

御坂「ん~」ノビーッ

初春「もうっ!御坂さんまでっ!」

~外~

佐天「終わったぞーっ!!」

御坂「終わったわね」

初春「ちょ、ちょっと二人とも~」タッタッタッ

佐天「やっほー初春ー」

初春「もうっ!なんで私だけ白井さんのご両親に挨拶しなくちゃいけないんですか!!」

佐天「だってめんどくさいんだもん」

初春「私だってめんどくさいですよ!」

御坂「でもこれでやっと解放されるわね」

佐天「そーですねー」ノビノビーッ

初春「風紀委員の仕事も随分楽になりそうです」

御坂「でも本当に良かったわ、皆が同じ気持ちで」

佐天「ふふふ、私は気付いてましたよ」

初春「嘘つかないでください、一番ノリノリで計画実行したくせに」

佐天「なにおーっ!初春のくせにーっ!」

初春「す、スカートめくらないでくださいっ!」

御坂「ほらほら二人とも喧嘩しない」

佐天「さっき御坂さんだって献花してたじゃないですか」

初春「うまくないですよ」

佐天「手厳しいなあ」

御坂「それで、データはもう全部消去したの?」

初春「もちろんです」

佐天「さっすが初春」

~~1週間前~~
~~

白井「お姉さまーっ!!」ガバッ

御坂「やめろっつってんだろ!!」ビリッ

白井「んあぁっ!き、気持ちいいですわ!!最高ですの!!」ビクンビクン

御坂「・・・チッ」

ツカツカ

白井「お、お姉さま・・・んっ、んあっ!、、ど、どちらへ?」ビクンビクン

御坂「べつに、ちょっと出かけてくるわ」

白井「でしたらわたくしめもご一緒しますの!!」

御坂「来んな」

白井「行きますの!!お姉さまの行くところすべてについて行きますの!!」

御坂「・・・」

白井「さあいざ!!してどちらへ行かれますの?」

御坂「・・・もういいわ、行かない」

白井「あらそうですの?で、でしたら!!黒子と一緒に映画でもいかがですか?!」

御坂「・・・」

初春「えと、このデータは」カタカタ

白井「初春、この資料の整理もお願いしますの」

ドサッ

初春「こ、こんなにですか?!」

白井「文句言う前に手を動かすべきじゃなくて?」

初春「そんな・・・って、これ白井さんの書く報告書じゃないですか!」

白井「だから?」

初春「じ、自分でやってください!」

白井「・・・デスクワーク担当の甘ちゃんが、現場担当の私に意見しますの?」

初春「そんな・・・」

白井「支部でたいやき咥えながら仕事してる人にとやかく言われたくないですの」

初春「・・・」

白井「こっちは体張って仕事してますの、その点わかってます?」

初春「わ、私は・・・」

白井「それに、こういう地味な仕事はあなた向けじゃなくて?」

初春「・・・わかりました」

白井「では私はパトロールに行ってきますの」

佐天「今日も暇だなぁ~っとくらあ」トテトテ

佐天「なんか楽しいことは、ってあれは・・・」

ジャッジメントデスノ!!ジャッジメントデスノ!!

佐天「白井さんだ・・・」

白井「ジャッジメンt、って、佐天さんじゃないですの」

佐天「こんにちは」

白井「お散歩ですの?」

佐天「まぁ、そんなかんじです」

白井「いいですわねえ、私はもうずーっと仕事仕事の繰り返しですの」

佐天「た、大変ですね」

白井「私もたまには頭からっぽにして散歩でもしてみたいですの」フゥ

佐天「あはは・・・」

白井「しかし、学園都市の平和や自分の将来のことを考えるととてもとても」

佐天「・・・」

白井「おっと無駄な時間を使ってしまいましたの、申し訳ありませんが私仕事中の身ですので」

佐天「いえ、とんでもないです・・・」

白井「それでは、あー忙しい忙しい」

~~コンビニ~~
~~


御坂「・・・」ペラペラ

御坂「・・・(黒子が風紀委員の時は平和でいいわぁ)」ペラペラ

ピンポーン
ッシャイマセー

佐天「んと・・・あ、今月号」スッ

佐天「・・・」ペラペラ

佐天「・・・(なにもあんな言い方しなくてもいいのに)」ペラペラ

御坂「・・・ん?」

佐天「・・・」ペラペラ

御坂「佐天さん、佐天さんじゃない」

佐天「へ?あ、御坂さん!こんにちは」

御坂「偶然ねー、佐天さんも立ち読み?」

佐天「まあそんなところです」

御坂「そっか」

佐天「はい」

御坂「おたがい暇なのねえ」

佐天「夏休みですしね」

御坂「それじゃどっかでお茶でもしていかない?」

佐天「わっ、いいですね!わたしケーキ食べたいです!」

御坂「あはは、オッケ、それじゃ行きましょっか」

佐天「やったー!」

~~喫茶店~~
~~


御坂「はー涼しいわねえ」グデーン

佐天「ですねー」グデーン

御坂「なーんかもう動く気起きないわねー」グデーン

佐天「ですねー」グデーン

御坂「ケーキも美味しかったわねー」グデーン

佐天「そうですねー、ってあれは・・・」

ジャッジメントデスノ!!ジャッジメントデスノ!!

佐天「・・・(白井さんだ)」

御坂「ん、どうしたの佐天さん」ヒョイッ

佐天「え、えと・・・」

ジャッジメントデスノ!!ジャッジメントデスノ!!

御坂「ゲッ!!黒子じゃないの!!」

佐天「み、みたいですね」

白井「ふぅ、学園都市の平和維持も楽じゃないですの!!」

白井「さあ、もうひと踏ん張りですの!!」

白井「ジャッジメンt、おや、あの喫茶店の中にいらっしゃるのは・・・」

白井「おおおおお姉さま!!!!」

白井「ああなんという麗しい御姿!!って、隣にいるのは・・・」

白井「・・・」

白井「・・・チッ」

ツカツカ

ウィーン
イラッシャイマセー

白井「ふぅ、学園都市の平和維持も楽じゃないですの!!」

白井「さあ、もうひと踏ん張りですの!!」

白井「ジャッジメンt、おや、あの喫茶店の中にいらっしゃるのは・・・」

白井「おおおおお姉さま!!!!」

白井「ああなんという麗しい御姿!!って、隣にいるのは・・・」

白井「・・・」

白井「・・・チッ」

ジャッジメントデスノ!!ジャッジメントデスノ!!


ウィーン
イラッシャイマセー

店員「何名様ですかー?」

白井「待ち合わせをしておりまして、ええと」

白井「ああ!あそこですの!あの席ですの!あそこに座りますの!!」

店員「はーい、ご案内しまーす」

白井「はいですの!!」

店員「こちらになりまーす!」

御坂「へ、こ、、、こっち来てるけど」

佐天「・・・」

白井「ご機嫌麗しゅうお姉さま!!!!・・・と佐天さん」チラッ

御坂「や、やっほー」

佐天「・・・こんにちは」

白井「いやはや町をパトロール中にお姉さまの御姿を見つけたもので気が付いたらこちらに足を運んでしまいましたの!!」

御坂「そ、そうなんだ、いいの?仕事中でしょ?」

白井「かまいませんの!!お姉さまのためでしたら風紀委員の仕事なぞ便所の糞に劣りますのっ!!」

御坂「・・・そっか」

白井「それに・・・」チラッ

佐天「」ビクッ!!

遅すぎ書き溜めしてないの?
してるならtxtファイル先にどっかにうpしとけよ使えねーなあ

佐天「・・・え、ええと」ビクビク

白井「佐天さんの学校では夏休みに宿題が出ているのでは?」

佐天「は、はい」

白井「でしたら、こんなところで何をくっちゃべってますの?」

御坂「ちょ、ちょっと誘ったのはわたしよ」

佐天「い、いえ・・・いいんです、その通りだと思いますし・・・」

白井「だったらこの後どうすべきかはもうご存知ですよね?」

佐天「・・・はい」

>>56
ごめんね 思いつきで書いてるから遅いしグダグダなんよ

白井「では、お姉さまのお暇のお相手はこの私めが!!」

御坂「いいわ・・・もう私も帰る」

佐天「御坂さん・・・」

白井「では!!寮までご一緒しますの!!これ以上お姉さまに群がる害虫がいないとも限りませんの!!」

御坂「ちょ、ちょっとあんた害虫って」

佐天「い、いいんです!!わ、私帰ります!さようならっ!!」

御坂「・・・」

白井「さぁでは行きますのお姉さま!!はぐれてはいけないので手を繋いで行きますの!!」

~次の日~

佐天「ってことがあったの・・・」

初春「・・・言い返さなかったんですか?」

佐天「だって勝てるはずないもん・・・白井さんレベル4だし」

初春「・・・悔しくないんですか?」

佐天「そ、そりゃもちろん悔しいよ!!言われっぱなしは悔しいよ!」

初春「ですよね・・・」

佐天「でも、白井さんは私と比べて風紀委員の仕事頑張ってるし、常盤台だし、レベル4だし・・・」

初春「なら、全部奪っちゃいましょう」

佐天「へ?」

初春「白井さんが積み上げてきたもの全部、奪っちゃいましょう」

佐天「そ、そんなこと・・・」

初春「したくないんですか?」

佐天「・・・」

初春「・・・私はしたいです」

佐天「でも・・・そんなのどうやって」

初春「簡単です、白井さんの自信を支えている常盤台生徒、風紀委員という立場を奪ってやればいいんです」

佐天「・・・」

初春「そうすれば白井さんのパーソナルリアリティは崩壊します」

佐天「・・・だろうね」

初春「あとは何が残ると思いますか?」

佐天「・・・何も」

初春「正解です」

佐天「・・・でも」

初春「何を迷うことがあるんですか?」

佐天「だって、白井さんだって一応友達だし・・・」

初春「私が言うのもなんですが、お花畑すぎます」

佐天「・・・」

初春「自分を害虫呼ばわりする人を友達とは言えませんよ?」

佐天「・・・うん」

初春「そして、私の大切な友達を害虫呼ばわりする人は友達じゃありません、敵です」

佐天「・・・わかった、やろう」

初春「はい」

佐天「でも、ひとつだけお願いがあるんだ」

初春「なんですか?」

佐天「御坂さんにも話す」

初春「!!み、御坂さんは白井さんのルームメイトですよ!!反対するに決まってます!!」

佐天「だって、4人ずっと一緒だったんだもん・・・話さなきゃいけないと思う」

初春「・・・反対されたら?」

佐天「説得する!!」

初春「はぁ・・・わかりました」

佐天「ごめんね」

初春「かまいませんよ、確かに御坂さんの協力があるなら鬼に金棒です」

佐天「大丈夫!!絶対協力してくれるよ!!」

初春「まったく・・・その自信はどこからくるんですか」ヤレヤレ

佐天「てへへ」

初春「褒めてません」


初春「白井さんをヤりましょう」

御坂「おけ」

あっさりしてそう

~~喫茶店~~
~~

御坂「えと・・・」

佐天「・・・」

初春「・・・」

御坂「ど、どったの二人とも?!何か話があるんでしょ?!」

初春「佐天さん」ボソッ

佐天「」ビクッ

初春「言いだしっぺは佐天さんですよ」ボソッ

佐天「・・・御坂さんっ!!」

御坂「は、はいっ!!」ビクッ

佐天「えと・・・その、なんというか」

御坂「うん」

佐天「あの、その・・・」

御坂「うん」

佐天「わたしは、ええと、その、あの・・・」

初春「白井さんから全てを奪おうと思います」

御坂「へ?」

佐天「ちょ、ちょっと初春!」

初春「もういいですっ!私が説明します!」フンスッ

御坂「えーと、奪うってのは一体」

初春「そのままの意味です、常盤台2年、風紀委員、レベル4、すべて奪います」

御坂「・・・」

初春「それを報告しにきました」

御坂「・・・どうして私にそれを」

佐天「そっそれは!!」

御坂「・・・」

佐天「ずっと一緒だった4人の中の1人がいなくなるんです・・・言わなきゃ、いけない気がしたんです」

御坂「・・・そっか」

初春「はい、それで御坂さん」

御坂「うん」

初春「あなたはどうしますか?」

御坂「・・・どうやって奪うつもりなの?」

佐天「そ、それは・・・えーと、初春?」

初春「考えてなかったんですか」ヤレヤレ

佐天「だ、だってそんな心の余裕無かったんだもんっ!!」

初春「御坂さん」

御坂「うん?」

初春「方法を聞くというのは、協力していただける捉えてよろしいのですか?」

御坂「・・・うん、するわよ」

佐天「へ?」

御坂「する、あなたたちに協力するわ、ううん、させて」

佐天「ほ、ほんとですか?!」

御坂「本当よ、それに、あなたたちがしなかったらいつか私がやってた」

佐天「ああああありがとうございますっ!!!ありがとうございますっ!!」ガバッ

御坂「あはは、ほら泣かない泣かない」サスサス

初春「では、方法について説明します」

御坂「うん、お願い」

佐天「みざがざああん」ポロポロ

初春「うるさいですよ」

初春「まず、アンチスキルのデータベースにハッキングを仕掛けようと思ってます」

御坂「うん」

初春「データベースには学生一人一人の詳細なデータが保管されています」

佐天「ええ?そうなの?!」

初春「そうですよ、学園都市にプライベートなんてあってないようなもんです」

佐天「うへえ・・・」

初春「そして、そこにある白井さんのデータをイジれるようにします」

御坂「それで?」

初春「あとはお絵かきの時間です、万引きやらなんやらの経歴でいっぱいに書き換えます」

佐天「うわあ、でもそれだけで白井さんの立場奪えるのかなあ?」

初春「もちろんそこで終わりじゃないですよ」

御坂「そのデータを常盤台に送り付けるのね」

初春「その通りです、常盤台は体裁にこだわるお嬢様学校ですからね」

御坂「疑わしいっていうだけでも、おそらく容赦しないでしょうね」

佐天「なるほど」

初春「あとは勝手に自滅するのを待てばいいんです」

佐天「でも、常盤台中学がデータをアンチスキルに照会したらマズイんじゃないの?」

御坂「改竄がバレたら、全てを失うのは私たちのほうね」

初春「私がそんなヘマをするとでも?」

佐天「くぅ~っ!!頼りにしてるよ初春ー!!」ガバッ

初春「だからスカートめくらないでください!!」

御坂「そうね、頼んだわよ初春さん」

初春「まかせてくださいっ!!」フンスッ

~~翌日~~
~~

御坂「黒子ー、学校行くわよー」

白井「へ?お、お姉さま今なんと」

御坂「学校よ学校、行かないの?」

白井「は、はいですの!!お姉さまから誘っていただけるなんて!!黒子感動ですのっ!!」

御坂「フフフ、大袈裟な子ね」

白井「あぁ、今日のお姉さま、すっごくすっごく素敵ですの」ウットリ

御坂「バカなこと言ってないで、はやく用意しなさい」

白井「はいですの!!すぐに!」

御坂「うん、あ、糸クズついてるわよ」チョイッ

白井「あああ黒子は幸せですの!!」ガバッ

御坂「コラコラ、いきなり抱きつくなっての」コツン

白井「きょ、今日はお姉さますっごく優しいですの!!何かあったのですか?」

御坂「ん、まぁ、、、今日くらいね」

白井「へ?」

御坂「いいからっ!!ホラ、ちゃっちゃとする!!」

キーンコーンカーンコーン

御坂「んじゃ私はこっちだから」

白井「うぅ、お姉さまともっとご一緒したいですの」

御坂「あんたとは教室違うんだからしょうがないでしょ」

白井「かくなる上は校長に頼みこんで・・・」グヌヌ

御坂「何言ってんだが、ホラ、頑張ってきなさい」

白井「はいですの、お姉さまもよい一日を」ニッコリ

御坂「ええ、心配ないわ、本当に」

白井「では放課後に!!」タッタッタッ

教師「ホラー、お前ら、とっとと席着けー」

白井「ぎりぎりセーフですの」

教師「白井ー、教頭先生が呼んでるから職員室行って来い」

白井「?なんですの一体」キョトン

教師「さあな、風紀委員の仕事についてとかじゃないか?」

白井「風紀委員の?はて・・・最近は特に変わったことは・・・」

教師「まあ、行けばわかるさ」

白井「ですの、では失礼して、ちょっと行ってきますの」ガラッ

~教頭室~

白井「・・・」コンコン

教頭「どうぞ」

白井「失礼しますの」ガラッ

教頭「うん、まぁ、とりあえずそこ座ってもらえるかな」

白井「はいですの」

教頭「えーと、うん、そのー、なんだ」

白井「?何かあったんですの?」

教頭「うん、お前についてなんだが、ちょっと問題になってしまってな」

白井「問題・・・ですの?」

教頭「うん」

白井「私について?」

教頭「うん」

白井「はて?特にこころあたらいは・・・」キョトン

教頭「まぁ、これ見てもらえるか」スッ

白井「これは?」

教頭「お前についての、まぁ履歴書のようなものだ」

白井「履歴書・・・ですの?」

教頭「うん、そこの補導履歴って欄見てもらえるか?」

白井「補導・・・って、へ?」

教頭「うん」

白井「セブンスミスト内の洋服店にて万引き・・・第7学区にて男子生徒に暴行・・・」

教頭「他にも、ホレ、ここ」チョンチョン

白井「?!風紀委員権限を悪用して男子生徒に悪戯?!」

教頭「うん」

白井「し、知りませんの!!わたくし万引きも暴行も、ましてや!!」

教頭「うん、補導時に学校に情報が入ってないところとか不自然な点は結構あるよ」

白井「ですの!!」

教頭「でもな、アンチスキルに照会してもらったらさ、本物なんだと」

白井「!!」

教頭「うん、まぁまだこのこと知ってるのは当直の人と俺だけなんだが」

白井「や、やってませんの!!冤罪ですの!!」

教頭「うん、信じる、信じるよ」

白井「・・・」

教頭「それに、これをここで握りつぶしちゃうことも俺なら出来るよ?」

白井「・・・私、やってませんの」

教頭「うん、だからそれは信じるって」

白井「・・・」

教頭「今話してるのはその先のことだよ?」

白井「どうしろと・・・」

教頭「うん、どうしよっかね、天国か地獄、選ぶのは黒子ちゃんだよ?」

白井「なんでも、なんでもしますの・・・」ボソッ

教頭「うん?」

白井「なんでもしますのっ!!だからどうか・・・どうか・・・」

教頭「うふふっ、そっかそっか、なんでもねえ」チラッ

白井「・・・」

教頭「うん、わかった!!黒子ちゃんの頼みだ!!この情報は見なかったことにしよう」

白井「ほ、ホントですの?!」

教頭「うん、もちろんだよ、でもその前に、黒子ちゃんが僕のいう事を聞いてくれたらね」ニコッ

白井「も、もちろんですの!!何をすれば!!」

教頭「うん、それじゃあまずスカート脱いでもらえるかな?」ニコニコ

白井「?!」

      \、,,)r゙''"''ー弋辷_,,..ィ  〉`ヽ. O 〉 人,人  O  `ヽ}`ヽ  Yヽ
   =、..,,,ニ;ヲ_     ヾ彡r''" _f⌒ o  ⌒Y   .イ__ノ て    ヽf⌒ o⌒ヽ
    ``ミミ,   i'⌒!  ミミ=-人_ノゝ、‐'`‐ァ´ 人  ヽ_ノ弋___ノィr    人
   = -三t   f゙'ー'l   ,三 7,、r‐´`ァ'´レ':ゝし':::::::::ー'::::::::::::::::::レハゝ‐く`イノ
     ,シ彡、 lト  l!  ,:ミ... f'⌒Yノし':::::::::::::::/::::,:::::::::::::ヾ:::::::::::::::::::レ'⌒ヽj
     / ^'''7  ├''ヾ!  (   う:::::::::/:i!::::/|::::::::::::::::ハ::::トi:::ト:::::::::::|::::(  
    /    l   ト、 \. (  ぅ:::::::::〃::i!ィ:|‐_、:i|::i!::::| !:::ィ:ニ=ト:、!::::|::::::::ゝイ
     〃ミ ,r''f!  l! ヽ.  'Y|:::|::::::::||::ィL::j L:_jLiL:/ L::j Lj L:::ヽ:|:::::::i!::::|
   ノ ,   ,イ,: l! , ,j! , ト、 i:| |:::|::::::::|レ ,ォ ≠ミ      ィ ≠ミ、`|::::::,:::::.′
    / ィ,/ :'     ':. l ヽ. i:| |:::|::::::::| 〃 yr=ミ:、     !/行ミt  ハ :::/:::/
   / :: ,ll         ゙': ゙i V从::::从iイ {_ヒri}゙     ゙ ヒrリ.》 从:/:::∧
  /  /ll         '゙ !  イ::人:::::iゝ   ̄´           j:人::::ヽ:ゝ   
    /' ヽ.          リ 弋_彡f⌒        '       r_'_ノ`⌒  
   /  ヽ        /     `ーハ     {ニニニィ      /:/
   /  r'゙i!     .,_, /        ヾ:ゝ.    ∨    }   ィ::/ 
  /.     l!       イ          )::::>  ゙こ三/ , イ:从
  /   ,:ィ!        ト、       'イ:::::_::_| ` r   <ト、:/

佐天「あっ!はじまったみたいですよ!」

御坂「初春さんの言うとおりね、本当に隠蔽工作持ちかけるなんて」

初春「教頭先生のデータが修正された形跡があったんで、ちょっと調べてみたんですよ」

佐天「そしたらそしたら?」

初春「教頭先生、痴漢やら強姦やら色々やってました、普通なら私立学校の教頭なんて出来る立場じゃありません」

御坂「うわ、女の敵ってわけね」

初春「ええ、権力とお金は法律をも凌駕するみたいですね」

佐天「学園都市こえぇ・・・」ゴクリ

KRK「脱げば見逃してくださるんですか…?」

教頭「おう考えてやるよ(見逃すとは言わない)」

御坂「うわっ・・・あんなことまで・・・//」

佐天「わわわわっ!!グロイ!あれってあんなにグロイの!!」バタバタ

初春「見なくてもいいんですよ?」カタカタ

御坂「見るわよ、あの子の晴れ舞台ですもの」

佐天「あはは、すっごい泣いてる」

御坂「あちゃー、ありゃマジ泣きね」

初春「そりゃ初めてがあんなおじさんじゃイヤですよねえ」

初春「どれどれ、LiveTubaの反応は・・・」

佐天「うっわ!!めちゃくちゃ盛り上がってんじゃん!!」

御坂「すっごい閲覧者数ね」

初春「うん、これだけ盛り上がってるなら心配ないですね」

佐天「こんなの晒されるってもう生きていけるレベルじゃないね」

御坂「そういう計画でしょ?初春さんがいなかったらここまでさらし者に出来なかったわよ」

佐天「感謝してるよ初春~」ナデナデ

初春「てへへ//」

御坂「でもよく放送できるわねこんなの」

初春「今現在、サイトの責任者は私ですから」

佐天「わお」

初春「あくまで一時的です、終わり次第全ての痕跡消してトンずらします」

御坂「ほら、閲覧者数どんどん増えてる!!」

佐天「すっごい!!1万人超えてる!!」

初春「おそらくまだまだ増えます」

佐天「うわ、あのおじさんもう復活してる・・・」

御坂「一体何回するつもりなのかしら・・・」

初春「男の人はオオカミってホントだったんですね・・・」

佐天「あれ?なんか白井さん笑ってない?」

御坂「へ?なんでこの状況で」

初春「あれは・・・笑ってますね」

御坂「うーん、壊れちゃったのかしら」

佐天「まぁでも、もし自分がこんな状況になったら」

初春「笑うしかないかもしれないですね」

御坂「ちょっと!変な想像させないでよっ!!」ゾゾゾッ

佐天「え~、想像したんですか~?」ニヤニヤ

御坂「も、もうっ!!やめてよ佐天さん//!」

初春「まぁ、ここまでネット上で盛り上がってたら、アンチスキルが乗り込むのも時間の問題ですから」

佐天「だって!あと少しの辛抱だよ白井さん!!」

初春「あ、始まったみたいです」

御坂「ええ、能力が暴走しはじめたわね」

佐天「わわわっ、カメラすごい揺れてる!!」

初春「ここからはもうどうなるかはわかりませんから、いつでも撤退できるようスタンバっておきます」

御坂「了解よ」

佐天「はーい」

書くの遅いよおお

>>139
ごめんよぉ

初春「・・・」ジーッ

御坂「・・・」ジーッ

佐天「・・・」ジーッ

初春「・・・あっ」

御坂「ゲッ」

佐天「あ・・・あっはっはっはっはっは!!繋がったまま校庭に瞬間移動って!!」バタバタ

御坂「墓穴掘り抜けちゃったわね」ニガワライ

初春「ネット放送した意味なかったかもですね」

御坂「いや、そうでもないみたいよ」

初春「あっ、そうみたいですね」

佐天「アンチスキルだ」

御坂「教頭すごい顔してるわね・・・」

初春「流石に今回はいくら積んでも言い逃れできないでしょうね」

佐天「あっ!!見てみて!白井さんアンチスキルの人のズボン脱がそうとしてる!!」

御坂「壊れるにしても限度があるっちゅーの・・・」ゲッソリ

初春「まぁ、まだ中学1年生なのに半ば無理やりですもんね・・・」

佐天「なんか可哀想・・・」

初春「私たちにそれを言う権利はありませんよ」ジトッ

佐天「あはは、わかってるって」

御坂「あ、、、」

佐天「ん、どうしたんですか?」

初春「あー、やっちゃいましたか」

御坂「自分の頭がある座標に物体移動させちゃったみたい」

佐天「うわ・・・」

初春「頭が押しのけられて消滅しちゃってますね」

佐天「あ、でも暴走は収まったみたいだね」

御坂「そりゃ、演算するための脳が消滅しちゃったからね」

初春「吐いちゃってるアンチスキルの人いますね」

佐天「ていうか常盤台中学がもはや世紀末に」

御坂「なんか複雑な気持ちね」

初春「生徒さん達、泣きながら嘔吐してますね」

御坂「そりゃ虫も殺せないお嬢様の集まりだもん」

初春「さて、それじゃあ撤収しましょっか」

御坂「そうね、長居して怪しまれてもなんだし」

佐天「はーい、あとは初春に任せちゃっていいの?」

初春「はい、っていってもあとは隠滅作業だけですからすぐですよ」

御坂「それじゃ、よろしく頼むわね、ありがとう初春さん」

初春「いえいえ」

佐天「ありがとー初春ー」ガバッ

初春「だからっ!!スカートをめくらないでください//!!」

~~現在~~
~~


御坂「それで、ご両親はなんて?」

初春「なんか交通事故ってことで話進めてました」

佐天「あれだけ目撃者がいるのに往生際悪いなあ」

初春「本気で信じてもらおうとはご両親も思ってませんよ、あくまで話の建前です」

御坂「実の娘があんな死に方したんだもん、あの二人も別れるでしょうねえ」

佐天「そういうものですか?」

初春「そういうものですよ」

佐天「あっ!でも御棺の白井さんの顔すごかったですね!!」

御坂「そっくりだったわね」

初春「本物の顔みたいでしたねー」

御坂「文字通り消滅してんだから、最早復元とはいえないわね」ニガワライ

佐天「学園都市ってやっぱりすごいんですね」

初春「そうです、学園都市はすごいんです!」

おわり

思いつきの遅筆ssなのに最後まで付き合ってくれてありがとね

あと勘違いされてるだろうけど、黒子ちゃんも御坂ちゃんも初春ちゃんも佐天さんもみんなみんな大好きだよ

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