サンタ「ついにクリスマス……」
サンタ「私はこの日を待っていたァ!」
黒サンタ「…何を?」
サンタ「この日をだよクロちゃん!! 毎日毎日ひまな時間をトナカイのツノ磨きに費やして……」
サンタ「……そんな毎日は終わり、今夜は私達が主役だよ…見ていろ人間ども、その目に赤き閃光を見せてやる」
黒サンタ「……」
黒サンタ(ロックマン?)
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サンタ「見て! このピカピカのトナカイをッッ!!」
トナカイ「…」\ビッカァァアアアアア/
黒サンタ「……」
黒サンタ「ライト消して」
小人「あーい」パチッ
トナカイ「…」マックロ
サンタ「あっ」
黒サンタ「…艶を限界まで出すためにトナカイを真っ黒にしたね?」
サンタ「てへへっ」
トナカイ(おれ、本当はただの牡鹿なんだけど)
サンタ「プレゼントは持った? クロにゃーん」
黒サンタ「……」
黒サンタ「私の袋、生臭い」
サンタ「いや、当たり前だよ!? なんで毎年嫌そうな顔するの!?」
黒サンタ「内臓とかもうやだ」
サンタ「でもクロちゃん…!」
黒サンタ「私はサンタの下着を配ることにする」
サンタ「でもクロちゃ……ぇ、クロちゃん? なに言ってるの?」
童貞「うわぁああああ!!!」
< ドタドタドタ
妹「どうしたのお兄ちゃん!?」
童貞「何か…枕元に置いといた靴下に下着入ってる…」
妹「……」
妹「お兄ちゃん、一緒に自首しよう?」
童貞「違う! 盗んでない!盗んでない!!」
妹「大丈夫だよお兄ちゃん、この下着少し黄ばんでるもの」
童貞「脱ぎたて!?」
サンタ「……」ガクッ
黒サンタ「どう? 夢を配るの」
サンタ「…あれ、今朝の脱いだやつだ」
黒サンタ「うん」
サンタ「きさんゴラァ……なにしょっとかワレェ…!!」
黒サンタ「……」
黒サンタ「落ち着いて、サンタはロシア生まれでしょ?」
サンタ「メタな突っ込みしちゃだめ!! そういうクロちゃんは日本人でしょ!?」
黒サンタ「……免許取るの大変だった」
サンタ「お邪魔しまーす」ガラッ
オッサン「ハァハァハァ………ヱ?」
< 「アンアンッヤッタネェンタエチャァン」
サンタ「」
黒サンタ「シッ」ヒュッ
< ズブゥゥッ!!
オッサン「ちょ、なに? アッーーーー!!?」ドサッ
黒サンタ「……持ってきて良かったゴーヤ」
サンタ「口封じにいきなりゴーヤ挿入なんて…」ヒィィ
黒サンタ「……」
黒サンタ(色々と……ひどい気がする)
「クリスマスケーキいかがですかー!」
サンタ「うにゃ! クロちゃん、ケーキ売ってるよ?」
黒サンタ「…ケーキ屋の方が美味しいよ」
サンタ「でもでも、買ってあげるのもサンタのお仕事だと思うの」
サンタ「あ、でもあの肉まん美味しそう」
黒サンタ「……」
黒サンタ(あのケーキ売りの店員にケーキを渡す予定なんだけど……何だか気まずいな)
黒サンタ(サンタも目的忘れてるし)
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