P「アイドルオークション!」(487)

小鳥「何ですか、それ」

P「名前の通りアイドルの『ある物』を競売にかけようかと」

小鳥「へぇ…」

伊織「う、うさちゃんはあげないわよ!」

やよい「べろちょろもダメです!」

P「持ち物ではなくて、『権利』を競売にかける」

千早「へえ…例えばどんな」

P「手をつなぐ権利……とか」

律子「なるほど」

P「まずは春香!」

春香「は、はい!」

P「春香の出品する『権利』はこれだ!」

春香「あ、私が決める訳じゃないんですね」

P「イエース」

P「気を取り直して……春香の出品する『権利』は」



P「『春香の手作りお菓子を食べる権利』だ!」

春香「……」

小鳥「……」

小鳥「なんか普通ですね」

春香「お菓子くらいなら、いくらでもあげるのに」

P「甘いな……」

小鳥「へ?」



P「『はい、あーん』付きだ!」

小鳥「!!」

春香「!!」

小鳥「そ、それってつまり…」



春香『もう、頬にチョコついてるよ』


ペロッ


春香『んーっ、甘い』



小鳥「なんてのもアリですか!?」

P「あるかも知れませんねぇ」

小鳥「滾って来ますね!」

P「でしょう? では、1000円からスタートです」

欲しくなんかねぇな


10000001円

春香「わわっ! 10000001円まで跳ね上がりましたよ!」

小鳥「それだけ需要があるのね」


P「はい、時間切れ!」

P「落札者は>>11の方に決定!」

小鳥「いえーい!」


春香「で、ではお菓子を作って持って行きますね?」

春香「待ってて下さい!」

P「次は…真だ!」

真「え、ボクですか?」

P「真の出品する『権利』は……」



P「『一緒にスポーツで汗を流す権利』だ!」

小鳥「……」

真「……」

P「マッサージ付きだ!」

小鳥「ひゃっほう!」

真『ふぅっ…いい汗流した!』

真『筋肉痛になるといけないね、マッサージするよ』


モミモミ


真『へへっ、凝ってるね…』


小鳥「なんて! なーんて!」

P「『次は、ボクにマッサージして下さい…』なんて」

小鳥「うひゃあ!」

P「では、1000円からスタート!」

俺ホモじゃないし10万くらいかな

真「兆!?」

P「こ、これは……」

小鳥「個人には無理な額よ…」

P「百歩譲って、春香の一千万が限度だ」

真「ですよね…億単位も無理でしょうし」

P「そんな訳で、>>28の十万で決まり!」


真「いい汗流しましょうね!」

真「まっこまっこりーん!」

P「さて、次は雪歩だ!」

雪歩「ひえっ!?」

P「まあ怖がるな……雪歩は…」



P「『男性恐怖症を治す訓練に付き合う権利』だ!」

雪歩「ひぃっ!」

小鳥「ひょー!」

雪歩『えいっ!』

ピトッ


雪歩『訓練のおかげで…プロデューサー以外で初めて手を繋げた…』

雪歩『えへへ』



小鳥「的なぁぁぁ!」

P「いいでしょう? では、1000円からスタート!」

800万

雪歩「い、色んな国から来てますぅ!」

小鳥「何時の間にグローバルな活躍を」

P「さすが雪歩だ」

P「冗談はさておき……落札者は800万の>>51で」

小鳥「日本円で現金一括払いがルールですよ!」



雪歩「あの…>>51さん」

雪歩「よろしくお願いしますぅ!」

P「次は…千早!」

千早「やらないと駄目ですか?」

P「もちろん! 千早は……」


P「『千早に好きな声を出してもらえる権利』だ!」


小鳥「え?」

千早「あ、普通ですね…レコーディングみたい」

P「ノンノン」

小鳥「それってつまり……」

小鳥「あんな声やこんな声を…」

小鳥「まさに千早ミク!」

P「人間ボーカロイドです!」


P「では……スタート!」



>>70
までコンマが一番大きかった人が落札

ちけーよ

千早「80万円…?」

小鳥「さすが歌姫ですね!」

P「うむ!」

小鳥「どんな声で鳴されるんですかねぇ?」



千早「えっと……よろしくお願いします」

P「さて、いよいよお出まし! やよい!」

やよい「うっうー!」

P「やよいは……」



P「『一日やよいのお兄ちゃんになれる権利』だ!」

小鳥「わぁぁぁぁお!」

P「きましたよ!」

やよい『お兄ちゃんっ』


ギュウ


やよい『いっぱい、甘えさせてね』



小鳥「ああああああ!!」

P「考えるだけでもう……っ!」

P「さあ、スタートだ!」



>>100
まででコンマが一番大きかった人が落札

おらぁ

120円だそう

P「お兄ちゃん争いに勝利したのは>>99
!」

小鳥「フゥーー!」

P「うらやましい!」



やよい「いっぱい甘えますよー!」

P「さて、ロリ組いくぞ!」

亜美「呼ばれた気がしたYO!」

P「よし、亜美は…」



P「『亜美にイタズラされる権利』だ!」

亜美「え→?」

亜美「亜美しか得してないっしょ」

小鳥「ふふ、甘いわね」

亜美『おりゃ→!』


ギュウ


亜美『裸締めだYO!』

亜美『……え? これってハダカで抱きつく技じゃないの?』



小鳥「無垢! そして無知!」

P「いいねぇいいねぇ!」

P「では、スタート!」


>>125
までコンマが一番大きかった人が落札

ひぃ

貰ったぜ

亜美「んっふっふ~」

亜美「>>123の兄ちゃんがイタズラされたいみたいだね…」

P「思う存分やってやれ」

小鳥「そうね」



亜美「カクゴしててYO!」

亜美「やったるもんね!」

P「さて、亜美ときたら…」

真美「ト→ゼン、真美っしょ!」

P「やる気マンマンだな…じゃあ真美は」



P「『真美にいたずらできる権利』だ!」

真美「ええ!?」

小鳥「ひゃっほう!」

コチョコチョ


真美『ひゃ!?』

真美『や……ぁ……』


真美『もう! 真美は脇はよわいんだYO…』



小鳥「ぺろぺろ!」

P「これはぺろぺろしたい! スタート!」


>>151
までコンマが一番大きかった人が落札

よしきた!

おら

P「激戦を制したのは>>144!!」

小鳥「おめでとう!」パチパチ



真美「うあ~~」

真美「おてヤワヤワでお願いね」

P「お手柔らかに…だ」

P「さあさあ次は……」

美希「ハニー!」

小鳥「やってきました美希ちゃん」

P「はは、うい奴め……そうだ」


P「『美希が徐々にデレてくれる権利』だ!」

美希「ジョジョ?」

小鳥「URYYYYYY!!」

美希『ねえ、そこの人…』


美希『ねぇねぇ、○○クン!』


美希『んーっ、ハニー!!』



小鳥「徐々にデレがぁぁぁぁ!!」

P「いいでしょう? いいですよね!」

P「ではスタート!」


>>176
までコンマが一番大きかった人が落札

ふむ

ひゃあああ

美希「えー、>>171なの?」

小鳥「仲良くね」

P「スキャンダルに気をつけろよ」



美希「んー、気が進まないけど…」

美希「よろしくね、そこの人」

P「さてさて、次は……」

響「はいさーい!」

P「うむ、響には……」


P「『一緒に美ら海(ちゅらうみ)でバカンスできる権利』だ!」

響「お、うちなーか?」


小鳥「バカンス……」

P「夜の砂浜…アツい夜…」

響『美ら海だなぁ……』

響『ええっ…ちゅらかーぎだなんて…』


響『はは…なんだかアツいな…』

響『ん………』



小鳥「アダルティ!」

P「俺も響とアツい夜を過ごしたい! スタート!」


>>213
までコンマが一番大きかった人が落札

よしこい

おら

おう伊織ちゃん早くしろや

小鳥「>>207!!すごい熱意だ!」

P「凄まじいですね」

小鳥「さて、この熱意にも負けないくらいのアツい夜をお過ごし下さい」



響「ふ、ふふふ……自分がエスコートしてやるぞ!」

響「なんたって、完璧だからな!」

伊織「さっきから何をしてるのよ」

小鳥「む!」

P「むむ!」

伊織「な、何よ……」

P「よし、伊織は」



P「『伊織のお部屋でお話できる権利』だ!」

伊織「……嫌よ!」

小鳥「最初はそうでしょうね…」

           _____
          ′       \
         ′∥∥∥∥∥∥丶
        /∥/⌒\  /⌒\ |
       │∥/ _  ̄  _丶|    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       │∥( 丶\  //    < オレが積もう・・・!
       │∥)  \| |/  (     |
        ∩|| ====|│==== |∩   |
        ∪|| 丶゜-|│--゜  |∪   | ヒジの高さまで
         ∥U   ソ    |     \_______
       □ │        │
     /⌒  -│ ───!
    / 彡 /  |    =  /
   丿   / \ 丶    /
  彡 彡     \  ---

キュ


伊織『あ、その……もう少しだけ、ここにいて?』

伊織『……お願い』


小鳥「なんて最後に言ったりしてぇぇぇぇ!!!」

P「うひゃぁぁぁぁ!!」


P「スタート!!」


>>265
までコンマが一番大きかった人が落札
※00が最大です

こいこい

伊織が大事にしてるウサちゃんにジュースぶっ掛けたい!

P「>>258と伊織に運命的な物を感じた」

小鳥「注意書きしたあとすぐでしたからね」



伊織「ふ、ふん! 下らない!」

伊織「ありがたく思いなさい、話相手になってあげるわ!」

貴音「むむ、なにやら楽しそうな催し」

P「おや、貴音だ」

貴音「……?」


P「そうだな、貴音には……」




P「『貴音に晩酌してもらう権利』だ!」

小鳥「いいねぇ!」

P「でしょう?」

貴音『ささ、どうぞ一献』


トクトク


貴音『ふふ、まこと良き呑みっぷり』

貴音『しかし…夏とはいえ夜は少し冷えます……』


ギュウ


貴音『こうすれば…暖かいですね…』




小鳥「なんて! 夜の尺もしてもらったりして!」

P「してもらいたい! スタート!」


>>315
までコンマが一番大きかった人が落札
※00が最大です

うりゃ

月を見ながら一杯

P「>>314に乾杯!」

小鳥「きーみに、しあーわせ、あれー」




貴音「不心得者ゆえ、至らぬやも知れませんが」

貴音「どうぞよしなに」

P「ところで律子よ」

律子「ひゃい!?」

P「自分は蚊帳の外かと思ったか?」

律子「まさか私もですか?」

P「もちろん! 律子は……」



P「『律子が甘えてくれる権利』だ!」

小鳥「キタァァァァ!!」

律子『え、疲れてなんて……』

律子『はぁ…お見通しですか……』


ポスン


律子『…ばか』




P「ばか……だってえぇぇぇ!!」

小鳥「いいですねぇ!!」

P「スタート!」


>>365
コンマが一番大きかった人が落札
※00が最大です

メガネ!

それ

小鳥「>>352に軍配が上がりました!」

P「おめでとう!」

小鳥「律子さん、意地っ張りだから」

P「うん、思い切り甘えさせてあげてね」



律子「ええと…お願いします?」

あずさ「おはようございます~」

小鳥「もう夜ですよ」

P「業界的には間違ってませんがね」

あずさ「もうっ、失礼しちゃうわ~」

P「そんなあずささんは…」


P「『あずささんと仲睦まじくお散歩できる権利』だ!」

あずさ「まあ、いいですね~」

小鳥「ね!」

あずさ『ふぅっ、だいぶ歩いたわね~』

あずさ『あのベンチで休憩しましょうか』


ストン

ポンポン


あずさ『私のお膝で良ければどうぞ?』




小鳥「ふぉぉぉぉ!!」

P「あずささんと膝枕っ!」

P「相性バッチリ! スタート!!」


>>410
までコンマが一番大きかった人が落札
※00が最大です

こい!

はい!

P「>>397が遠くへ行ってしまうよ」

小鳥「ドナドナでも歌いましょう」

P「それがいいですね」



あずさ「あの…迷子にならないように」

あずさ「手を繋いでいて下さいね?」

小鳥「激戦でしたね」

P「そうですね」

小鳥「私もそのくらい引っ張りだこになりたいです」

P「そんな小鳥さんには……」


P「大サービス!『小鳥さんと結婚できる権利』だ!」

小鳥「ええっ!?」

小鳥『おかえりなさい、アナタ』

小鳥『ごはんにする? お風呂にする?』


小鳥『それとも…』



P「小鳥さんに決まりいいぃぃぃ!!」

P「スタート!」


>>445
までコンマが一番大きかった人が落札
※00が最大です

んあ

こい

P「>>440!!」

小鳥「あわわわわ」

P「引く手数多じゃないですか!」

小鳥「けけけ結婚……私が…」ガクガク


P「ぱぱぱぱーん」

小鳥「あいらーびゅー!」



小鳥「あああの、不束者ですが!」

小鳥「宜しくお願いしますっ!」

終わり
落札できた人はいい夢見れます
できなかった人もいい夢見れます
おやすみ

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