アイドルたちの趣向と妄言 (27)

裕子「見てくださいプロデューサー!ついに私の真の力が覚醒しました!」

モバP「またまたぁ。」

裕子「笑いましたね。これを見ても同じ反応が出来ますか?えいっ!」

ボグッベキッグシャッ

モバP「お、俺の机がスクラップに・・・。」



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裕子「ふっふっふ。どうですか私の超能力は!」

モバP「何でこんな力になってるんだよ!」

裕子「さぁ?」

モバP「さぁってな・・・。」

モバP「よし、裕子は帰ったなそれにしてもいきなり能力つきすぎだろ。」

ニャーゴ

モバP「あれ?猫か?」

みく「にゃーにゃー。」

モバP「みく、何四つん這いで擦り寄ってきてるんだ。」

みく「にゃ、にゃにゃにゃ!」

モバP「日本語でおk」

みく「にゃ?にゃごにゃーご」

モバP「おい、まさか本当に猫になりましたとか言うつもりか?」
みく「にゃん、にゃん!」

モバP「あ、そ。じゃあ魚やるよ!」

みく「にゃー!みくはお魚嫌いにゃー!」

モバP「設定を曲げるなよ!」

志乃「あら、事務所の蛇口付け替えたのね?」

モバP「あ、志乃さん。蛇口付け替えたりはしてないはずですけど・・・。」

志乃「でも、見たことの無い色の蛇口よ?」

モバP「本当だ。ちひろさん勝手にやっちゃったのかな?」カチャ ドボドボ

志乃「この蛇口ワインが出てくるのね、おいしそう。」

モバP「バカな、そんなのもの事務所につけるはずが無いですよ。」

志乃「でもほら本物よ、あなたも飲んでみたら?」

モバP「いえ、仕事中なので遠慮しときます。志乃さんも飲まないでください!」

志乃「良いじゃないの。」ゴクゴク

モバP「だめだこりゃ、他の人には知られないようにしなきゃ。」

モバP「それにしてもおかしい、みくは別にしてもアイドルの無理な願いが叶ってる。」

幸子「プロデューサー、大ニュースです!テレビつけてください!」

モバP「分かった。」

総理「私達日本政府は、輿水幸子を世界で一番カワイイと認め。」

総理「本日を輿水幸子カワイイ記念日として国民の祝日と制定します。」

モバP「なん・・・だと・・・。」

キャスター「えー、ご覧いただいているのはつい先ほど行われた会見です。」

キャスター「国会での採決が行われ、本日は輿水幸子カワイイ記念日と定められました。」

キャスター「あ、今続報が入りました。アメリカ政府が輿水幸子カワイイ記念日を世界全体の祝日とするよう求めているようです。」

幸子「すごいですよプロデューサー!ボクがカワイイということを国が認めました!」

モバP「ありえない。こんなのありえない・・・。」

幸子「何言ってるんですか!ほら、ちゃんと観て下さい総理が会見で言ってるんですよ!」

モバP「嘘だ!志乃さんの蛇口はちひろさんの悪戯、裕子の超能力だってトリックがある!」

モバP「そうだ・・・これだってどうせ録画だ。俺にドッキリを仕掛けてるんだろ!」

キャスター「速報です。ただいま国連の決議で輿水幸子カワイイ記念日は・・・」

キャスター「世界の祝日と定められました!!」

幸子「やったー!ほらプロデューサーも喜んでくださいよ!」

モバP「嘘だ・・・嘘だ・・・。」

杏「プロデューサー、」

モバP「杏か、どうしたんだ。」

杏「何か法律が変わって双葉杏特別法っていうが出来たんだって・・・。」

モバP「は?ま、まさか・・・。」

双葉杏特別法

第1条
この法律は双葉杏という氏名をもつ物に適用される。

第2条
双葉杏は対価たる労働をすることなくモバプロダクションより賃金を得ることができる。

モバP「は?」

第3条
双葉杏が望む場合、モバPという氏名をもつ者は飴を譲渡する義務がある。

モバP「嘘だろ?なんだよこのむちゃくちゃな法律。ありえねぇだろ。」

杏「それがありえるんだなぁ。今朝可決されたんだって。」

モバP「ふざけるなよ、ふざけるなよぉ・・・。」

きらり「杏ちゃん、杏ちゃん。」

杏「何?きらり。」

第3条
双葉杏はきらりん☆ルームへの同行を拒否してはならない。

きらり「杏ちゃん、いっしょにはぴはぴするにぃー!」

杏「のわー」

モバP「これは、杏ときらりの願いが法改正で叶ったということなのか?」

モバP「どっちにしてもさあ、ドッキリだろ!?ちひろさん早く来てくれよ!」

ポヨンポヨン

モバP「こ、今度は何だ!?」

ポヨーンポヨーン!

モバP「きょ、巨大なドーナッツがこっちに跳ねてくる!」

法子「見てくださいプロデューサーさん、私はついに身も心もドーナッツになりました!」

モバP「う、うぎゃー!」

どすん

モバP「す、すまん」

メガネ「・・・」

モバP「・・・」

春菜「プローデューサーさん、私は私はついに・・・メガネになりました!!!」

モバP「くそぉー!」

光「うわぁー!」バリン

モバP「だ、大丈夫か光!?」

光「ア、アタシは大丈夫。それよりプロデューサー逃げて!」

モバP「は?」

麗奈「食らいなさい、レイナアタック!」チュドーン

光「ぐ、まだだ、ナンジョーキック!」

麗奈「く、だが、レイナサマには強力な仲間が居るのよ!」

モバP「麗奈が手から光弾を発射して、光はありえない位高く跳んでからのキック・・・。

ドドーン!

菜々「仮面ナンジョーよこのウサミン星人が相手です!」

モバP「菜々さんにいたっては巨大化してるし・・・。」

菜々「あなたが、この大きさまで巨大化すれば瞬く間にエネルギーは消耗するだろう」

光「くそ、アタシはあきらめない!」

モバP「何がどうなってるんだ!?だれか教えてくれぇー!!」

加蓮「すごーい!筋肉がたくさんついたよ!」

楓「プロデューサー、私、世界ギャグ大臣に選ばれました。」

小梅「あの子の友達が…たくさん事務所に来てくれたよ…。」

ほたる「キャリーオーバーで8億当選しました!!」

愛海「皆がたくさん揉んでも良いよって!」

菜々「白色熱光線!!!」

麗奈「レイナスラッシュ!」

光「負けるか、プロミネンスドロップ!」
チュドーンドカーン

モバP「やめてくれ、もうやめてくれぇー!!」

「Pさん、はやく乗って!」ガチャッ ガコッ

モバP「あ、ありがとう。」

まゆ「いえいえ、まゆのPさんのためだったらこれくらい。」

モバP「ま、まゆ・・・、どうしてここに。」

まゆ「どうしてって、新婚旅行に行くから迎えに来たんですよ。」

モバP「新婚旅行?俺達結婚なんて・・・。」

まゆ「しましたよぉ、Pさんのご両親も同意してくれましたし、」

モバP「違う、俺は、こんなの・・・。」

まゆ「うふふふ、さぁずっといっしょに。」

モバP「誰か、助けてくれぇー!!!」

モバP「ギャァー!!!」ハァハァ

モバP「夢、だったのか?」

ちひろ「あ、プロデューサーさん起きましたね?」

モバP「おはようございます。」

ちひろ「どうでしたか?『きままに夢見るドリンク』の調子は、良い夢見れましたか?」

モバP「良い夢どころか悪夢でしたよ・・・。」
モバP「もう、ドリンクの試飲なんてしませんからね。」

ちひろ「それは残念です。じゃあこの『願ったことが現実になるドリンク』は・・・。」

ちひろ「アイドルの皆に飲んでもらうことにしましょう!」

モバP「願ったことが現実に・・・。ダメェーそれをアイドルに飲ませるなぁー!!!」

ちひろ「???」

おわりですお。

昼間っから俺は何を書いてたんだ・・・。

こんなくだらない話読んでくれたならありがとうございました。

没エンディングもあるので一応下に載せときます。

モバP「ギャァー!!!」ハァハァ

モバP「夢、だったのか?」

モバP「良かった、ここはもう現実・・・。」

ちひろ「の、分けないでしょう?」

そこに居たのは万札が詰まったアタッシュケースを両手に持ち、貴族風のドレスに身を包んだちひろさんだった・・・。

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