久城「安価でヴィクトリカを可愛がる」(123)
叩く
久城「ヴィクトリカー」
ヴィクトリカ「はぁ…気分のいい朝に私の名前を叫ぶな久城…非常に不愉快だ」
久城「なっ…折角授業の前に会いに来て上げたのに……そういう態度はないんじゃないかな?」
ヴィクトリカ「死神に来られても迷惑なだけだ」
久城「っ……ヴィクトリカ…流石の僕でもそういうこと言われると怒るんだぞ…」
ヴィクトリカ「……分かった…すまなかったな、それで久城、こんな朝早くから…」
パシンッ
ヴィクトリカ「っ…な、何をするのだ突然!」
久城「日頃のヴィクトリカへの恨みを晴らしているんだ、反省しなさい」ポカポカ…
ヴィクトリカ「やっ…やめっ……くじょっ…」
久城「はい、おしまい…ちゃんと反省した?」
ヴィクトリカ「………人を唐突に叩く久城相手に反省する気は毛頭ない」
久城「はぁ…とにかくあんまりああいう嫌味言わないでね、僕だって人間なんだから我慢できない時があるんだから」
ヴィクトリカ「……善処しておく」ムス…
久城(あ…ちょっと不機嫌になっちゃったな…僕のせいだけど……機嫌をとるためにも…>>15)
ほっぺたをむにむにして弄んでみよう
久城「ごめんヴィクトリカ…ものすごく手加減してあげたつもりなんだけど」
ヴィクトリカ「………」ムス…
久城「ははは…僕が悪かったよ、暴力はいけないよね…」
ヴィクトリカ「………」
久城「ね、ねぇヴィクトリカ…無視しないでよ…」
ヴィクトリカ「この私が久城相手に無視なんて野蛮な真似はしない」プイッ…
久城「いやしてるじゃないか…はぁ…」
ヴィクトリカ「………」プクゥ…
久城「………」
ぷにっ
ヴィクトリカ「っ!なっ…なにをするのだ久城!」
久城「いや…膨れ面のヴィクトリカのほっぺた柔らかそうだったから」フニフニ…
ヴィクトリカ「そ、そんな馬鹿な理由で触れるな!」ノソノソ…
久城「逃げたってすぐ追いつくんだから諦めろヴィクトリカー」フニフニ…
ヴィクトリカ「私で遊ぶな!早く教室に行け!ばか者ぉ!」ノソノソ…
久城(なんだかんだで楽しんでるように見える……かな?>>25)
高い高いしてみよう
ヴィクトリカ「ひぁっ!」
久城「捕まえたぞヴィクトリカー」ガシッ…
ヴィクトリカ「……あまり調子に乗るな久城…私の機嫌を損ねればどうなるか…」
久城「………」
グイッ…
久城「高いたかーい、どうヴィクトリカ?高いところから見る図書館は」
ヴィクトリカ「っ!おっ!降ろせ!はっ!早く降ろせ久城!」
久城「でも降ろしたらヴィクトリカ逃げちゃうじゃないか」
ヴィクトリカ「い、いいから早く降ろせ馬鹿久城っ!」
久城「うーん…どうしようかな~…」
ヴィクトリカ「っ…も、もういい…好きなだけ私で遊んで構わないから……早く…早く降ろせ久城…」
久城「……じゃあ、はい、ありがとうヴィクトリカ」ス…
ヴィクトリカ「………」プイッ…
久城「………あれ?ヴィクトリカ?」
ヴィクトリカ「………」プイッ…
久城(どうしよう…今さっきよりも不機嫌になっちゃった……>>34)
お馬さんごっこする
久城「ヴィ…ヴィクトリカ」
ヴィクトリカ「………」
久城「そ、そんなに僕に怒ってるなら僕に乗ってその怒りを発散したらいいんじゃないかなー!」
ヴィクトリカ「………」テクテク…ポスン…
久城「……へへへ…ヴィクトリカってやっぱりすごく軽いや」
ヴィクトリカ「……馬なら早く走れ、それとも尻でも叩かなければ言う事さえ聞かないのか?」
久城「う、うんっ!ヒヒーンっ!」
ヴィクトリカ「………」
久城「ヒヒーン…」
ヴィクトリカ「……久城…私はな…人と今まで触れ合ってきたことがあまり無いんだ…いや、無いと言っても等しいな…」
久城「………」
ヴィクトリカ「だから久城……あの時少し…久城に対して怖くなってしまったんだ…いつも一緒にいる久城…お前相手に…」
久城「………」
ヴィクトリカ「ふっ…失望しただろう久城…子供をあやすようなことで畏怖を感じると…だが私はそれくらい何も知らないんだ…何も…」
久城「……そんなことないよヴィクトリカ…僕の方こそごめんね、あんなことしちゃって…反省するのは僕の方だったよ」
ヴィクトリカ「………ふっ…無駄口を叩く暇があるなら早く走れ久城!このまま中庭まで超特急だ!」
久城「へへへ…ヒヒーン!」
久城(なんとなくだけど機嫌良くなったかな……>>45)
ポッキーゲーム
久城「はぁ~…ヴィクトリカは軽いけどあの体勢で走るのは辛いや…」
ヴィクトリカ「戦士がそのくらいで弱音を吐いていいのか?久城?」
久城「……何さ…また嫌味?」
ヴィクトリカ「嫌味ではない、私は真実を言っているまでだぞ?」
久城「はぁ……あ!そういえばお菓子持ってきてるんだった!」
ヴィクトリカ「何っ!それを先に言え久城!」
久城「うん、そうだよね、お菓子が大好きな君に言うのを忘れるなんて僕もどうにかしてたよ……はい、これ」ゴソゴソ…ス…
ヴィクトリカ「……何だこの細長い物は?」
久城「昨日アブリルと一緒に作ってみたんだ、プレッツェルっていうものにチョコレートをコーティングさせたお菓子なんだ」
ヴィクトリカ「そうなのか……む…久城、昨日あの小娘と一緒に作ったのか?」
久城「え?…うん、そうだけど…」
ヴィクトリカ「……そうか…ふんっ!」バリッ…!
久城「あっ!ちょ、ちょっとヴィクトリカ!そんな乱暴に包み破かないでよ!折角もらったのに!」
ヴィクトリカ「戦士がそんな女々しいことを一々言うな…ほぉ…いい匂いだ…」スンスン…
久城「……僕も味見してないから食べたいんだけど…」
ヴィクトリカ「残れば考える…だが久城よりも今はこの細長いものを…」キラキラ…
久城「はぁ…君って奴は…はい、めしあがれ」
ヴィクトリカ「うむっ!」パキッ
ヴィクトリカ「……おぉ~…心地よく口の中で広がるチョコレートの甘み…そして香ばしいこのプレッツェルがまた一味……たまらんっ!」パキパキッ!
久城「ヴィ、ヴィクトリカ!ちゃんと僕のも残してよ!」
ヴィクトリカ「いや…あのだな……く、久城が悪いんだぞ……こんなにも美味な菓子を作ったせいで…」
久城「それでも、限度ってものがあるじゃないか全く……次は作ってきてあげないからね」
ヴィクトリカ「ま、待ってくれ久城!これを見ろ!」
久城「あ…一本だけ残ってる」
ヴィクトリカ「そうだ…まだ一本残ってる……」ジー…
久城「うん、そうだね、それじゃあ最後の一本は僕が…」
ヴィクトリカ「い、いや早まるな久城…まだ考える時間を…」
久城「……ヴィクトリカ…そんなにわがまましないでよ…僕だって食べたいのに…」
ヴィクトリカ「むっ……分かった…なら半分で手を打とう…」
久城「何でヴィクトリカの方が偉そうなんだろう…」
ヴィクトリカ「そ、それで久城…何故こういう食べ方をするのだ…」
久城「だって、僕が二つに折ったら君のことだから文句つけるだろうし、君が折ったとしても絶対一方だけ長いだろうから…」
ヴィクトリカ「私はそこまで強欲な人間じゃないぞ久城!……全く」
久城「だからはい、ちゃんと咥えてヴィクトリカ、チョコレートの方譲ってあげるから」
ヴィクトリカ「……変なことはするなよ久城」パク…
久城「………」パク…
久城(何だかすごいことになったな…これからどうしようか…>>60)
チョコに夢中のヴィクトリカからキスしちゃう
久城「………」パクパク…
ヴィクトリカ「~♪」パクパク…
久城「………」パクパク…
ヴィクトリカ「………?」パクパク…
久城「………」
ちゅっ
ヴィクトリカ「っ…んっ!……んんっ!」ジタバタ…
久城「………」
ヴィクトリカ(な、何だこの生暖かいものは…それにどうして久城がこんなにも目の前に…)
久城「………」グイッ…
ヴィクトリカ「んっ……はっ…」ポキッ…
ヴィクトリカ(何でだ……久城…何で…)
久城「……キス…しちゃったねヴィクトリカ」
ヴィクトリカ「……久城…今のは……故意で…やったのか?」
久城「え?……う、うん…思わず」
ヴィクトリカ「……そうか…ふむ…」カァ…
久城(何だかほのかにほっぺたが赤いけど……>>85)
この勢いでディープなキス
久城「ねぇヴィクトリカ…もう一回してもいいかな?」
ヴィクトリカ「……いや…だが…」
久城「ヴィクトリカとキスがしたいんだ……ダメかな?ヴィクトリカ?」
ヴィクトリカ「………」コクッ…
久城「……ありがとう…ヴィクトリカ」チュッ…
ヴィクトリカ「っ……んっ…」
久城「………」グッ…
ヴィクトリカ「んんっ…んっ…ふぁぁっ…くっ…くりょっ…んぅっ…」プルプル…
久城「………はぁっ…ごめんヴィクトリカ…舌入れちゃった…」
ヴィクトリカ「……少し…ビックリしたぞ…」ギュッ…
久城「でもヴィクトリカの舌……とっても柔らかかったよ」
ヴィクトリカ「…馬鹿なことばかりを言うな……久城」
久城(今さっきから僕の腕をずっと掴んでる……>>100)
調子に乗って耳から首筋をぺろぺろ
久城「そういえばキスしてた時にヴィクトリカ少しだけ震えていたけど…怖かったの?」
ヴィクトリカ「違う……ただその…目の前の久城がいつもの久城じゃないように思えてしまって…」
久城「ホントに?」
ヴィクトリカ「……本当だ」
久城「じゃあ嘘か本当か見極めなきゃね」チュッ…
ヴィクトリカ「っ!な、何をするんだ久城!」
久城「何って…ヴィクトリカが本当のことを言っているのか確かめてるだけだよ」スススー…
ヴィクトリカ「ひゃっ!だ、でゃがな久城!こんなことしてっ…んぅっ!」ブルル…
久城「あ、やっぱり僕のこと怖いの?」
ヴィクトリカ「ち、違う…私は久城を…」
久城「僕を何?」ペロッ…
ヴィクトリカ「んっ……私は久城を怖いとなんて思っていない…本当だ…」ギュゥ…
久城「じゃあ何で今さっきから僕の腕を掴んでるのさ」
ヴィクトリカ「それは……落ち着かないだけだ…こういうことに慣れていないから…」
久城「はは、可愛いなもう」チュッ
ヴィクトリカ「んひゃっ…こ、こういうくすぐったいことをはやめてくれ…体が変に反応する…」
久城(………どうしよう…これから…>>110)
優しく抱きしめてナデナデすることで安心させてあげる
ギュッ
ヴィクトリカ「っ!……く…久城?」
久城「ごめんねヴィクトリカ…やっぱり少し怖がらせたよね?」
ヴィクトリカ「……私が君相手に恐怖するわけないだろう」
久城「別にそんな気を張らなくてもいいと思うけど…」ナデナデ…
ヴィクトリカ「………なんで頭を撫でる必要がある」
久城「ヴィクトリカを安心させるためだよ、これ落ち着かない?」
ヴィクトリカ「久城にされるのは癪だが……悪くはないな」ニコッ…
久城「良かった、気に入ってくれて」
ヴィクトリカ「………」ギュゥー…
久城「…?……ヴィクトリカ?」
ヴィクトリカ「久城、私は普段から暇だ…だが今、この朝の時間は君のおかげで少しは暇な時間を潰すことが出来た」
久城「う、うん…」
ヴィクトリカ「だから久城、どうせ今から行っても間に合わない授業などに出ず、昼まで私の暇を潰すことに勤しんでくれ給え」
久城「あぁぁあああぁああっ!どうしよう!もう間に合わないよ!」
ヴィクトリカ「ふふっ…仕方ないな久城は…ここは特別に私が頭を撫でてやろう、安心するはずだ」ニヤッ…
久城「もう!君はこういう時でさえ嫌味言わないでよっ!」
good end
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