杏「モバPへの仕返しに変声機を使ってアイドルに結婚を申し込む」 (25)

晶葉ラボ

杏「身体は妖精、頭脳はニート。その名は名探偵杏!」

晶葉「…いきなりどうしたんだね」

杏「いや私さ、川島さんのクリスマスSRに映ってたでしょ?」

晶葉「ああ、きらりに抱えられてたやつだったな。中々かわいかったぞ」

杏「ありがと。でもさ、あの衣装だよ衣装」

晶葉「ん?特におかしいところは……。…あー、そういうことか」

杏「そう、蝶ネクタイだよ」

晶葉「なるほど、分かった」

10分後

杏「と、いうわけで蝶ネクタイ型変声機と麻酔銃を作ってもらいました」

晶葉「誰に向かって言ってるんだ…まあいい、くれぐれも悪用するんじゃないぞー」

杏「大丈夫、ちょっと結婚を申し込むだけだから」

晶葉「そうか、頑張ってくれたまえ」

杏「うん、杏は頑張るよ!」

晶葉「おぉ、あのいつも無気力な君がやる気になるとはいいことだな」

杏(まあ、面白そうだからね…)ククク…

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1387536968

事務所

杏(よーし、誰も居ない…)キョロキョロ

杏「さて、早速モバPの声でいたずらしよう!いつもいつも仕事ばかりで休みを持ってこないから仕返しだぜ!」ドヤァ

杏【モバP】「あー、うん、ごほんごほん、テステス」

杏【モバP】「よし、正常に動いてるね。これでなにしよっかなー」

杏【モバP】「フフフ…それじゃあまずは…」ピポパトゥルルルル

トレーナー『はいもしもし、トレーナーです』

杏【モバP】「もしもし、CG事務所のモバPですが」

トレーナー『モバPさん、どうかされたんですか?』

杏【モバP】「ええ、今日から一ヶ月、杏のレッスンを休みにしてほしいのですが」

トレーナー『はい、わかりまし……ええっ!?』

杏(まあそういう反応になるよね、というか一ヶ月はやりすぎたかなぁ)

トレーナー「いきなりどうしたんですか?昨日は杏ちゃんのレッスン倍に増やしてやろうか、とかいってらしたのに」

杏(モバPめ、そんなことを…)

杏【モバP】「いやぁ、そろそろ杏には休みが必要だと思いましてね、それじゃ、頼みます」

トレーナー「えっ、いやちょっと…」

プツッ…ツーツー

杏「ふぅ、これでいいかな…なんか危なかったけれど。多分、きっと大丈夫」

杏【モバP】「ようし、これから私の伝説がはじまるぞぉ!フハハハハ!」

書き込み規制されてしまって携帯回線に切り替えたのでID変わりましたけど1です


杏(まずは適当なところに隠れて獲物を待つ…)

杏(誰がくるかなーひっかかりやすい子がいいなー)

ガチャ

杏(キター!)

ちひろ「はぁー、疲れた…買い出しも楽じゃないわね…」ドサッ

杏(ちひろさんか、まあ最初だし騙しやすそうだから丁度いいね)

杏(では、さっそく)

ちひろ「あ、ガチャの確率いじらないと…」

杏【モバP】「ちひろさん」

ちひろ「ひゃい!?」

ちひろ「いいいい、いや、今のは言葉のあやといいますか!そ、そう!SRが当たる確率をあげようとおもって!だから決して確率操作なんかじゃ…」

杏【モバP】「結婚しましょう!」

ちひろ「えっ」

杏【モバP】「…ダメでしょうか」

ちひろ「え、え、ええっー!?」

ちひろ「結婚って…本気ですか?」

杏【モバP】「ええ、本気です」

ちひろ「…」ポロッ

杏【モバP】「な、なんで泣いてるんですか?」

ちひろ「い、いえ…嬉しくて…」グスッ

杏(あのちひろさんが泣くだなんて…)

ちひろ「昨日は結婚はまだ先にって言ってらしたから…でも、こんな早くプロポーズしていただけるなんて」

杏(!?)

ちひろ「それじゃあ私、式場を予約してきますね!!」タタッ

ガチャ バタンッ

杏(えっ、えっ)

杏(ちひろさん気が早い…じゃなくて、モバPとちひろさんって、もしかしてそういう関係?)

杏(だとしたらちょっとやばいかも)

杏(ちょっと予想外だったけど、杏は自分を曲げないよ!いたずら続行だ!)

ガチャ

凛「おはよ…って、誰も居ないみたいだね」

杏(凛か、凛はクールだしさっきみたいなことにはならないよね)

杏【モバP】「おはよう凛」

凛「プロデューサー?…どこにいるの?」

杏【モバP】「訳あって顔を見せたくないんだ、気にしないでくれ」

杏【モバP】「それよりも、大事な話があるんだが」

凛「大事な話?もしかして次のライブのこと?」

杏【モバP】「いや、ある意味それよりも大事な話だ」

凛「うーん、それじゃあ来週の買い物の事かな」

杏【モバP】「いーや、それよりもずっと大事だ」

凛「ふーん、もう私には思い当たることがないけど…」

杏【モバP】「正解はな…」

杏【モバP】「俺と結婚してくれ」

凛「!」

杏(よし、決まった!)

凛「な、なにいってるの。昨日、私をトップアイドルにするまで結婚はなしって言ったのそっちじゃん…」

杏(えっ、モバPは凛とも結婚の約束してたの?)

凛「で、でも…プロデュー…いや、モバPがそういうなら…」

杏【モバP】「い、いや、凛はまだ15歳だから…」

凛「ちょっと戸籍偽装してくるね!待ってて!」ダダッ

ガチャ バタンッ

杏「…」

杏「クールとはいったい……うごごごご…」

杏(凛とちひろさんの事は見なかったことにしよう。さーて、次は誰かなー)

ガチャ

まゆ「うふふ…」

杏(…もうラスボスか)

まゆ「あら…プロデューサーさんいないのかしらぁ」

杏(やるっきゃない!)

杏【モバP】「おはようまゆ」

まゆ「おはようござます。あら、まゆのプロデューサーさんはどこに隠れてるのかしら?」

杏【モバP】「あはは、実は向こうのビルから音声だけここに送ってるんだよ」

まゆ「あらぁ、そうなんですか。で、わざわざこんな事をするってことはもしかして…」

杏【モバP】「ああ」

杏【モバP】「結婚しよう」

まゆ「…」

杏(…さすがにばれたか?)

まゆ「うふ、うふふふふふ」

杏(…おっ)

まゆ「嬉しいです、昨日の約束通りですねぇ」

杏(昨日、また昨日かよ!何人と結婚しようとしてるんだよモバP)

まゆ「それじゃあ約束通りプロデューサーさんとの新居を現金一括で買ってきますねぇ…うふふ」ダダッ

ガチャ バタンッ

杏「…なんだこれ」

杏「…」

杏「なんだこれ」

杏(いやぁ、危ない危ない、結婚に浮かれてポンコツ化したまゆで助かったよ)

杏(さてはて、次はだれかなー)

ガチャ

茜「おっはよーございまーす!!」

杏【モバP】「結婚しよう!!!」

茜「ええっー!?」カァァ

杏【モバP】「好きだ!結婚してくれ!」

茜「そ、そんな…モバPさん、昨日付き合い始めたばかりなのに…!!」

杏(またかよ)

茜「あ、あぅ…なんだか熱くなってきました!!!」

茜「ちょっと走って婚姻届貰ってきまーす!!!」ドドドドド

杏(役所に行ったら凛とはちあわせそうだ)

杏「まあ、杏はしーらないっと」

杏「だーれもこないねぇ…」

プルルルル

杏「モバPからか…」ピッ

杏「もしもし」

モバP『杏か!助けてくれ!追われていて…』

杏「これにこりたら結婚の約束なんてするもんじゃないねー」

モバP『なんでそれ知って…!というかその前に死にそ…ぎゃああ!凛!それはアイドルがしちゃいけない顔だぞ!』

杏「頑張ってー」プツッ

杏「……」

杏「やりすぎたかな」

終わり

川島さんのSR見て思いついてから3日で書いた、今は後悔しています
見てくれた方ありがとうございます、HTML化依頼してきます

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom