アルミン「君に出会って」(16)

あー…

君は僕の知っている君ではなくなったんだね

どうしてこんなことしたの…?

あの時言った言葉は嘘だったの…?

もう、わからないよ

ねぇ、アニ…

訓練兵 1年目

アルミン「…はー…」

エレン「よー、アルミン!」

アルミン「あっ、やーエレン…」

エレン「元気ねぇなーアルミン。何かあったのか?」

アルミン「いや、何もないよ。」ニコ

アルミン(エレンにこんなこと言えないし…)

ミカサ「…ねぇ、アルミン」

アルエレ「!!!ミ、ミカサ!」

ミカサ「…アルミン話したい事がある。ので、訓練が終わったら食堂の裏に来て。」

アルミン「う、うん。わかった。」

ミカサ「…エレンは来ないで。」

エレン「!な、なんでだよ!!」

ミカサ「…今日はアルミンと話したい。エレンが居るとアルミンが本当の事言わなくなる可能性がある。ので、来ないで。」

エレン「」

対人格闘

ミカサ「…ねぇ、アルミン。エレンは私の事どう思ってると思う?」

アルミン「え!あ、そりゃー大切な家族だと思っていると思うよ!」

ミカサ「…そう。」

アルミン「ねぇ、ミカ…」

キース「アルレルト、少し話しすぎではないか?」

アルミン「キ、キース教官!も、申し訳ございません。」

ミカサ「」ギロ

キース「…仕方ない。今回ばかりは許してやろう。」

アルミン(はぁー、恥ずとこ見せたな…)チラ

ミカサ「…」

ミカサ(…やっぱり…)

訓練後 食堂裏

アルミン「ミカサ、話しってなに?」

ミカサ「…アルミンは好きな人いないの?」

アルミン「!い、いないよ!」

ミカサ「…アニ」ボソ

アルミン「!!!」カー

ミカサ「…やっぱり。」

アルミン「う、うー」

アルミン「何で、わかったの?」

ミカサ「…対人格闘の時にアルミンはアニの事をチラチラと見すぎている。」

アルミン「!!!」///

アルミン「そ、そんなことないってば」///

ミカサ「…顔、赤くなっている」

アルミン「!!!」カー

ミカサ「…もっと赤くなった」

アルミン「わ、わかったよ。わかったからもう言わないで」

ミカサ「…答えになってない。アルミンはアニの事好きなの?」

アルミン「えっと、そのー、…好きだよ」ボソ

ミカサ「…聞こえない」

アルミン「す、好きだってば」///

ミカサ(ふーん)ニヤニヤ

3日前 女子寮

クリスタ「始まりましたー!女子訓練兵夜の会ー!」

ミーナ「イェーイ!!」

ユミアニミカ「…」

ユミル「お前ら…頭大丈夫か?」

クリスタ「え?大丈夫だよー!ねぇー、ミーナ!」

ミーナ「うんうん!全然だいじょーぶ!!」

ユミアニミカ「…」

クリスタ「じゃー、順番を決めまーす!!まず、言いたい人ー?」

ミーナ「はいはいはーい!!!」

クリスタ「お?ミーナちゃん元気がいいですねー!じゃー、ミーナから」

ミーナ「はーい!!皆さんに質問です!!皆さんは好きな人とかいますかー?」

ユミアニミカ「…!!!」

クリスタ「おー!めっちゃいいお題ー!!」

ミーナ「ちなみにー、私は…コニーが好き」///

クリスタ「キャー」///

ユミル(へ?あのチビ?)

アニ(私も言わないといけないのか?)

ミカサ(エレンエレンエレンエレン)

ミーナ「はーい!!皆さんに質問です!!皆さんは好きな人とかいますかー?」

ユミアニミカ「…!!!」

クリスタ「おー!めっちゃいいお題ー!!」

ミーナ「ちなみにー、私は…コニーが好き」///

クリスタ「キャー」///

ユミル(へ?あのチビ?)

アニ(私も言わないといけないのか?)

ミカサ(エレンエレンエレンエレン)

すみませんー!
ミスりましたー!

クリスタ「はい、じゃー次、ミーナ指名していいよー!!」

ミーナ「じゃー、ユミルー!!」

ユミル「!!!」

ユミル「い、いや、私は、す、好きな人とか、い、いないから」ダラダラ

ミカサ「…ベルトルト」ボソ

ユミル「!!!な、ミカサ!何で、しってんだよ!!」

クリミーナ

クリスタ「はい、じゃー次、ミーナ指名していいよー!!」

ミーナ「じゃー、ユミルー!!」

ユミル「!!!」

ユミル「い、いや、私は、す、好きな人とか、い、いないから」ダラダラ

ミカサ「…ベルトルト」ボソ

ユミル「!!!な、ミカサ!何で、しってんだよ!!」

クリミナ「ふーん」ニヤニヤ

ユミル「は!えっと、そのだな、私は、あいつの事、す、好きとかではなくてだな…」

クリスタ「あー?好きなんだろうが?好きだから、今、あせってんだろうが。好きなら好きっていえやー!!!」

ミナユミアニミカ(こいつ、こんなキャラだったけ…?)

ユミル「好きだよ」///

クリスタ「キャー」ニヤニヤ

クリスタ(追い詰められた、ユミルいじめるの楽しいー!いいもの発見ー!!)

クリスタ「はーい、ユミルー次指名してー!!」

ユミル「クリスタ。お前言え。」

クリスタ「えーと、私は…ライナー」///

ユミアニミカ「」

クリスタ「ライナー格好いいし、頼もしいし、何より顔がタイプ」///

ユミアニミカ(嘘だろ)

クリスタ「じゃー次私が指命するね♪うーんと、アニー!」

アニ「!!!!」

ユミル「おー、面白いところにいったな。雪女の好きな人気になるしな!」

クリスタ「ちょっと、ユミル!」

ユミル「あー、悪い悪い」ニヤニヤ

アニ(私の好きな人?そんなのいないに決まってる。私は戦士だから。)

アニ「私は…いない」

クリミナ「へ?」

アニ「私はあんたらと違って恋愛っていうのを知らない。人を好きになったこともない。」

クリスタ「アニ?本当に好きな人いないの?」

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