由比ヶ浜「ゆきのんとヒッキーについていけない」 (257)

由比ヶ浜(クッキーの件で助けてもらった私は、奉仕部に入部することにした)

由比ヶ浜(けど今まで帰宅部で好き放題していた分のつけかな)

由比ヶ浜(優美子を筆頭とした女友達への説明や仲良くしていた男子への報告)

由比ヶ浜(埋め合わせとかなんとかで引っ張り回され、時には突然男子から告白されたりしている内に、

入部を決意してから実行するまで、実に一ヶ月が経過していたーーーー)



八幡「オイ雪ノ下」

雪ノ下「まだ読み終わってないわ」

八幡「ふざけんな三日の延滞だ。レンタルで換算してみろ」

雪ノ下「ざっと五百円ぐらいかしら。ほら」

八幡「ハイハイ……って違う!支払うのはテメェだ」

雪ノ下「でもこれ面白いわね、前に私が貸したのより読みやすいわ」

八幡「あーあれはなー」

雪ノ下「ヒロイン?」

八幡「ああ」

雪ノ下「……」

八幡「いやお前は違うだろ。俺が言うんだから間違いない」

雪ノ下「……ふふっ」

八幡「ハイハイ馬鹿ですいませんね」



由比ヶ浜(一ヶ月放置した結果がこれだよ!)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1387436344

八幡「まあ雪ノ下が割とラノベに寛容で良かったわ。絵だけで無理っていうヤツもたくさんいるしな」

雪ノ下「イラストなんてどうでもいいわ」

八幡「……期間限定パンさんパッケージアイス」

雪ノ下「ホッチキスで口を閉じて差し上げるわよ?」

八幡「早速影響されてんじゃねーよ」

雪ノ下「何を隠そう、私は流され体質の達人よ」

八幡「あーそれも貸したなー」

雪ノ下「通信空手を始めようかと思ったわ」

八幡「俺は」

雪ノ下「挫折?」

八幡「はい」

雪ノ下「私はもう合気道を習得済みだもの。ふふん」

八幡「ドヤ顔やめろ」

雪ノ下「ふふん」

八幡「ドヤ顔やめろ!可愛いじゃねえか!」

由比ヶ浜(さて困った。部室の空気と一体化してしまってるなう)

雪ノ下「男の子って大きいほうがいいの?」

由比ヶ浜(いきなり際どい質問ぶつけてきた!?)

八幡「正直俺はどっちでもいいかな」

由比ヶ浜(あ、そうなんだ。……なんか複雑)

雪ノ下「小さいののどこがいいのかしら。大きいほうがいいでしょう」

由比ヶ浜(えっなにこのキレキレな自虐ネタは)

八幡「まあコア部分の小さい槍もカッコいいけど、やっぱ大槍のほうがなあ」

雪ノ下「プラスになってより洗練されたデザインになったけれど、私は旧型の方が好きよ」

由比ヶ浜(知ってた。こういう時は勘違いした私の独り相撲だって、知ってた)

八幡「握手」

雪ノ下「触らないでくれるかしら」

八幡「そんな口を聞いていいのか?先貸していただいたこいつがどうなってもいいんだな?」

雪ノ下「なっ、それは海外から取り寄せた、パンさんの映画の英語版台本(声優サイン入り)……!なんて卑劣な男!」

由比ヶ浜(おおっと謎の寸劇が始まってしまったァーッ)

八幡「いい台本だな。すばらしい価値だ。だが無意味だ」

雪ノ下「無意味なんかじゃないわ。パンさんに命をかけた人々の全てが、そこには詰まっているのよ」

八幡「しかしこれは所詮ただの紙切れだ」

雪ノ下「文字は人を動かすわ。映像は人を泣かせることだってできる。あなただって人の子なら、本や映画を見て泣いたことがあるのではなくて?」

八幡「うるせェッ。ごたごた抜かすなッ」

雪ノ下「無意味なのはあなたのこんな行動よ……それをこっちに渡しなさい」


由比ヶ浜(設定とか状況とかはまったく分からないけど、この二人……演技うまい!)

雪ノ下「ずぎゅーん……ぐふっ」

由比ヶ浜(えっ)

八幡「な、雪ノ下!?おいしっかりしろ、なんで!?」

由比ヶ浜(いや違う違う違う!君が抱きかかえてるの等身大パンさん人形だから!)

雪ノ下「エイト……何をしているのかしら」

八幡「ボス!?何故ここに」

由比ヶ浜(一人二役なの!?自分で自分を撃って平然としちゃってるよ!)

雪ノ下「かちっ……しゅぼー。フッ、金づるの一匹に情が移るなんて、あなたも府抜けたものね」

由比ヶ浜(擬音ヘタだなぁ……ていうか演技はうまいけど全然演じ分けられてない!多分素でやってるだけだコレ)

雪ノ下「戻るわよエイト。まだ仕事が……」

八幡「ボス……」

雪ノ下「何かしら」

ドギュゥゥン!!

由比ヶ浜(!?何今の銃声!?ひょっとして口で出したの!?擬音うますぎるでしょ彼!)

雪ノ下「……ごふっ、なん、で」

八幡「すいません……俺やっぱ向いてなかったみたいです」

雪ノ下「かくっ」

由比ヶ浜(口に出さなくていいよそれは)

彼は上司が動かなくなったのを見届けると、冷たくなってしまった少女の躰(等身大パンさん人形)を抱きかかえた。

どこで間違ってしまったのだろうか。

その問いに答えるものは誰も居ない。

代わりに雨が降ってきた、季節外れのスコール。懐に入れたコルト・バイソンまで濡らしていく。

傘はささなかった。今は雨を浴びていたかった。

自分と少女の躰から汚れを洗い流してくれるような気がした。

青ざめた少女の額にキスを降らす。

そして彼は少女を抱き上げたまま、路地裏の闇へと吸い込まれていった。




雪ノ下「ーー文化祭は」

八幡「ーーこれで完璧だな!」


由比ヶ浜(無理だよ!!)


八幡「つーか重い。パンさん重い」

雪ノ下「……」

八幡「や、あの時のお前はそんなに重く感じなかったんだって。ホントダヨ?」

雪ノ下「ならいいのだけれど」

八幡「やれやれ。紅茶いるか?」

雪ノ下「いただくわ」

八幡「カップを温めておく。注ぐのは沸かしたてのお湯……よし忘れねえ」

雪ノ下「習得に何日かかったのかしらねえ」

八幡「うるせーな後でハイチュウやらねえぞ」

雪ノ下「それは困るわ。それで」

八幡「グリーンアップルだろ?」

雪ノ下「グレープは譲るわ」

八幡「なぜ上から目線……」

由比ヶ浜(ちなみに私はイチゴ派です)

雪ノ下「もきゅもきゅ」

八幡「紅茶とハイチュウ交互に食ってるヤツ初めて見たわ」

雪ノ下「別にいいじゃない。指が汚れるお菓子じゃあるまいし」

八幡「チョコ菓子は完璧アウトじゃねえか」

雪ノ下「きのこの里はその点美しいわね」

由比ヶ浜(お?この流れは……)

雪ノ下「指が汚れないよう緻密な計算と造形を施されたシルエットはまさに汚れを知らない乙女の体よ。その点たけのなんとかさんは最悪ね」

ミス
×きのこの里→○きのこの森

由比ヶ浜(きのこたけのこ戦争……いっつこカントリーマアム派として間に入らされたっけなあ)

由比ヶ浜(まあいいや、ここで戦いが始まれば私がナチュラルに入ることもーー)

八幡「や、俺敬虔なブルボン信者だから」

雪ノ下「これだからアルフォート派はていうか…」

由比ヶ浜(もう終戦後!?開戦すらしてなかったよ!?)

雪ノ下「まあホワイトロリータは美味しかったわ」

八幡「そりゃあんだけ食べてたらなあ」

雪ノ下「隠しだめしておくあなたが悪いのよ」

八幡「へそくり見つかったお父さんってこんな気分なのか……凹むわ」

雪ノ下「こんなに溜め込んで一体どこの小娘に貢いでいたのかしらっ」

八幡「ご、誤解だ!聞いてくれ!俺はお前への誕生日プレゼントに……!」

雪ノ下「私はこの三倍はホストに貢いでいるわ。源氏名は剣剣(つるぎけん)」

八幡「生々しすぎんだよ……凹むわ」

ミス
×いっつこ→○いっつも
×アルフォート派はていうか…→○アルフォート派は……

雪ノ下「それにしても紅茶、美味しくなったわね」

八幡「教えたのがお前だからな。間接的な自画自賛か?」

雪ノ下「ええもちろんよ。なんならサンデーで丸々カラー1ページ使って淹れ方を説明するまであるわ」

八幡「メイド服着ろよ」

雪ノ下「ケダモノ!男子高校生!健全!」

八幡「なんで評価上方修正してんだよ……」

雪ノ下「どうでもいいけどこのライトノベル、あなたが読んでいたものとは大分毛色が違うようなのだけれど」

八幡「ああ。それは所謂青春ラブコメだからな」

雪ノ下「読みやすいからライトという意味合いは伝わってきたわ。ネーミングセンスはまあ……」

八幡「自演乙だしなあ……」

雪ノ下「でもあっちのは東雲さんが可愛かったわ」

八幡「三並だっけ?主人公のウジウジ加減は気になったけどな」

雪ノ下「ではあなたの読んでいるものはラブコメディではないの?もっと低俗な内容なのかしら、あなたらしく」

八幡「倒置法の無駄遣いしてんじゃねーぞ。バトルものだバトルもの」

雪ノ下「ばと、る?」

八幡「可愛らしく首を傾げてる雪ノ下に説明してやろう」

雪ノ下「気持ち悪いわ」

八幡「すまん。でバトルってのは……こないだ材木座が持ってきたあれみたいな感じ」

雪ノ下「……あなたはそんな分厚さの設定集を読み込んでいるの?」

八幡「ちげーよ本文だ本文!設定集しか書かないあいつらワナビがおかしいんだっつーの」

ネットの調子悪い
きゅーけー

雪ノ下「バトルと言われてもいまいちピンとこないのだけれど」

八幡「異能力ものが大抵だな。あの設定集みたいなやつ。世の中には半分設定集みたいばラノベもあるらしい。んで最近だとロボットモノとか……」

雪ノ下「……ロボット」

八幡「あ、すまん」

雪ノ下「……スーパーパイロット」

八幡「だからすまんって!いいだろ終盤まで引きずられてたんだぞお前のこと!」

由比ヶ浜(2人は別世界の電波でも受信してるのかな)

雪ノ下「つまり先日の設定集を頼りにストーリーを組めばライトノベルになると」

八幡「いやあれはレベル低すぎだけどな」

雪ノ下「涼しい顔をして怖い事を言うのね」

八幡「誰かさんにうつされたんでな」

雪ノ下「……誰かしらね、私も最近視力が落ちてきた気がするわ」

八幡「俺の事を視神経に作用するウイルスみたいに扱うのはやめろ」

雪ノ下「でもそうでしょ?ほら、あれだって」

八幡「あれは偶然だっつの」

由比ヶ浜(アルフォート美味しい)

雪ノ下「ならやるわよ。コピーなら取ってあるもの」

八幡「怖ぇよやめてやれよ可哀想だろ」

雪ノ下「可哀想なのは彼の文章力よ」

八幡「ついでに発想力もな」

雪ノ下「ではあなたはこの……ブライト・かっこソーディアンマスターかっことじる・ウッドストック君ね」

八幡「いや記号は名前に含めなくていいから……」

由比ヶ浜(2人とも劇好きだなあ)

急用
今日はここまで
誤字が多くてすまんな

一応暇つぶしにはなるはずの過去作
雪ノ下「あなたって本当に友達が少ないのね」
葉山「俺とヒキタニ君が崖から落ちそうになっていたとする」

ただいま

由比ヶ浜「前回までのあらすじ!」

由比ヶ浜「奉仕部プレゼンツの劇が始まるよ!」

由比ヶ浜「もしかしなくても、あたしが喋ったのこれが初めてだね!」

雪ノ下「……来たわね」

由比ヶ浜(さっきとキャラがおんなじだよ!ちょっとは変えようよキャラとか喋り方とか!)

八幡「……義光よ。貴様は自分の総てを賭けて戦ったことはあるか?」

由比ヶ浜(こっちはこっちで演技ガチ過ぎだよ!仮面ライダーの悪役みたいになってるし!)

雪ノ下「いつだって自分をチップにして私は戦ってきたわ。あなたが鏡面を挟んだ私の同位体だというのなら分かるはずよ」

由比ヶ浜(なんでここで専門用語のオンパレード?理解追いつかない……)

八幡「ふっ、それでこそ俺が唯一認めた男、この世界の《俺》よ」

雪ノ下「来なさい……『影太刀』の錆にしてあげるわ、あちら側の《私》」

由比ヶ浜(なんとなくカッコいいけど、お互い性認識が決定的にズレちゃってるからね!?)

八幡「貴様の技は総て見切っているわ」

雪ノ下「あら知らないのかしら。生きとし生けるものは皆、明日を今日にする度に前へ進んでいるのよ。昨日のデータなんて……越えてみせる!」

八幡「俺も同じよ!作り物の箱庭などに俺を縛らせはせん!この剣で自らの明日を切り開く!」

雪ノ下「かかってきなさいーー《私》ッ!!」

八幡「かかってくるがよいーー《俺》ッ!!」

由比ヶ浜(これでお互い構えているのがビニール傘じゃなかったら、もう少しはカッコよかったのかなあ)

八幡「チェストオオオオオ!!」

由比ヶ浜(ブライトなんとか君が真っ正面からビニール傘を振り下ろした。義光さんはそれを受け止める、衝撃で床が軋む。

狂喜を貼り付けた彼の視線と脂汗を滲ませる彼女の視線が至近距離で炸裂する)

雪ノ下「ぐっ……重い!」

八幡「どうした!俺はあの箱庭を背負っているのみだぞ!そんなものかァ、オリジナル!」

雪ノ下「……ナメないでちょうだい!」

由比ヶ浜(義光さんは手首を返し鍔迫り合いをズラした。返す刀で一閃、ブライト君はひらりとかわして後ろに下がる。

避けられたのも計算してか、義光さんは空振りに終わった傘をそのまま床に突き立て、それを軸に棒高跳びの容量で勢いよく空中に躍り出た。

天井スレスレまで飛び上がり、空中で体を捻り着地。ブライト君の背を取った)

八幡「小癪な!」

由比ヶ浜(振り向きざまに、遠心力を乗せて傘が振るわれる。

義光さんはさっとかがんでやり過ごすと同時、ビニール傘を腰だめに構えた)

八幡「居合……ッ」

雪ノ下「万物悉く切り刻めーー」

ーー『影太刀』!!


由比ヶ浜(いやいや剣技本気過ぎ。義光さん動きが飛天御剣流過ぎ。ブライト君フォース感じ過ぎ)

雪ノ下「……そういえば、あなたにはそれがあったわね」

八幡「お前の剣戟をコピーした。次は一千回だ」

由比ヶ浜(だからアクションガチ過ぎ、YouTubeに上げたいよコレ)

雪ノ下「次で決めるわ」

八幡「ああ……秘剣を抜く相手は貴様だと、確信していた」

由比ヶ浜(お互い居合の構えになって静止。部屋を静寂が包む。ヤバイこの空気絶対私動けないわ。

と、その瞬間、窓の外でサッカー部のっぽいホイッスルが鳴った。

それを合図にどちらも動いた)

雪ノ下「秘剣ーー『虚無』」

八幡「秘剣ーー『鏡たる千剣の閃光(サウザンブレイド・オブ・ミラージュ)』!!」

由比ヶ浜(うわあ……ネーミングセンスに絶望しか感じないや……)

雪ノ下「……」

八幡「……」

雪ノ下「……くっ。がくっ」

由比ヶ浜(擬音を口に出すのは習性か何かなのかな)

八幡「やった……勝ったぞ。俺はオリジナルに勝ったんだァァァッ!!」

雪ノ下「……ジャスト30秒。いい夢は見れたかしら?」

八幡「何?……ぐはあっ」

由比ヶ浜(指定時間短いよ!?もうちょっと夢見させてあげようよ!)

雪ノ下「あなたの一千回の斬撃すべてを断ち切らせてもらったわ」

八幡「バカな……一千一回の斬撃?俺を超えたというのか」

雪ノ下「あなたには分からないわ。独りで戦ってきたからこそ、見えるものもあるのよ」

八幡「そう、か……」

雪ノ下「ねえ。……あなたは、私に倒されたかったんじゃないのかしら」

八幡「そうなのかも、しれんな。俺はどこかでお前を認めていた、オリジナルにコピーは敵わないと、証明して欲しかったのかもしれん」

雪ノ下「……」

八幡「勝者がなんて顔をしているんだ。ふっ……そうだな。俺は今、負けて……嬉しいのだ……な……」

由比ヶ浜(あの、何で戦ってたの?理由がさっぱり分かんないんだけど)

寝落ちしてすまんな
寝落ち+寝坊の即死コンボで遅刻だからsageで少しだけ投下

ガハマさんは部屋でお菓子漁ってます

雪ノ下「私のこの剣が、あなたを倒した」

八幡「お前の師は、強かっただろう」

雪ノ下「ええ。けれど幼い私を庇って……」

八幡「そうか……」

由比ヶ浜(ちょっと待って、それいつ剣術習ったの?習う暇なくない?)

八幡「ふっ。この世界を……預けるぞ……」

雪ノ下「……ウッドストック!」

由比ヶ浜(だからそれパンさんんんん!!なんで死体の代わりにパンさん定着してるの!?酔拳が得意なパンダなだけなのに可哀想でしょ!?)

八幡「こうして鏡面界との戦争は終わり、現実世界の安寧の日々は守られた」

由比ヶ浜(素知らぬ顔でナレーションに回った!?)

八幡「だが義光の戦いは終わらない。この世界を狙うのは鏡面界だけではないからだ」

八幡「がんばれ義光!彼自身も平和を享受する日が来るまで!」

由比ヶ浜(もういいよ!!)

八幡・雪ノ下「「どうも、ありがとうございましたー」」

由比ヶ浜(コレ漫才だったのォ!?!?)

八幡「脚本がクソ以下だったな」

雪ノ下「まあ大元の設定のクオリティを考慮すれば、残念ながら当然ね」

八幡「つーかセリフパロ大過ぎ」

雪ノ下「脚本が悪いのではなく設定がダメだったのね」

八幡「それだ」

雪ノ下「脚本書いてる間、どちらもノリノリだったように思えるのだけれど」

八幡「もうこれ分かんねえな」

由比ヶ浜(いきなり普段通りに戻ってるし……こういうアップダウンの激しい所がついていけない理由なのかなあ)

そろそろ出るから中断

めぐりんが先代の奉仕部部長だった話とか書きたいんじゃ?

再開
どうでもいいけど少し投下と冷やし透華って似てるね

八幡「そういや今日小町が来るってさ」

雪ノ下「小町さんが?」

由比ヶ浜(誰?)

雪ノ下「……」

八幡「ソワソワしてんなよ。もうあんなことするなよ」

雪ノ下「あなた次第ね。あの時のあれが……」

八幡「だから偶然だって言ってるだろ」

由比ヶ浜(会話をしつつ、一方が手を伸ばせば一方がお菓子を取ってあげてる……

口頭に出さずにどうやってどのお菓子が欲しいのか判別してるんだろ)

小町「しっつれいしまぁーす!」

雪ノ下「いらっしゃい」

八幡「おう」

小町「どーもどーも雪乃さん。こないだの日曜日はお世話になりました」

雪ノ下「別にかまわないわ。もきゅもきゅ」

八幡「オイ」

雪ノ下「ごめんなさい、けれど今更気にすることでもないでしょうに」

由比ヶ浜(ちゃんと主語をいれて会話しようよ……でないと置いてけぼりになっちゃうでしょ、あたしが)

雪ノ下「本当に兄妹なのか疑わしい快活さね」

由比ヶ浜(あ、妹さんなんだー)

小町「……」

由比ヶ浜(あれ?今一瞬だけ視線が合ったような……ていうか妹さんならもっと仲良しなんだろうな……帰りたい……でも迂闊に音を出せない……)

小町「お兄ちゃん!ここに野口さんがいます!」

八幡「おお」

雪ノ下「久々に見たわね」

八幡「出たな富豪下さん……」

雪ノ下「何かしら貧民谷君」

八幡「原型ぐらい残せよ」

雪ノ下「なんなら大貧民谷君まであるわよ」

小町「……あのー?」

八幡「その理屈だと大富豪下がいるのか、呼びにくいな」

雪ノ下「その胡乱な呼び方でなくて、ちゃんとお前と呼びなさい」

八幡「お前何言ってんだ」

雪ノ下「何かしらあなた?」

八幡「ちゃんと洗濯物は取り込んだのか?」

小町「ちょっと、あの、すいません……」

由比ヶ浜(……妹さん全然話に入れてないじゃんっ!!?妹さんでさえもだめなの!?)

さっきから家のドアすげえ叩かれてる怖い

待って待って誰だよほんと何なんだよ

「須賀ァァァ!!須賀ァァァッ!!」
って怒鳴られた誰だよ須賀ってイニシャルすら合ってねえよ

落ち着いたので再開
須賀は多分……京ちゃんかな?


小町「もうお兄ちゃんっ!ほらこれ!」

八幡「お?おお。しっかしいきなりどうしたんだこれ」

小町「……」

八幡「あ?何じっと見てきてんだ照れるだろうが」

小町「……お兄ちゃんのバーカ!」

八幡「はぁ?」

小町「雪乃さんっ。ちょっとお耳を拝借……」

雪ノ下「?」

小町「ごにょごにょ」

雪ノ下「……なるほど。そういうことね。比企谷君」

八幡「あ?……あーなるほどな。それならそうと言えよ小町」

由比ヶ浜(雪ノ下さん経由だと通じるんだッ!?)

八幡「んじゃちょっと出てくる」

雪ノ下「早く行きましょう」


小町「……」

由比ヶ浜(うわ気まずっ)

小町「あの」

由比ヶ浜「えっ」

小町「由比ヶ浜さんですよね?病室に来てくれた」

由比ヶ浜「え、え、君、私のこと見えるの?」

小町「えっ」

由比ヶ浜「えっ」

由比ヶ浜「ご、ごめん。あんまりにもあの2人にスルーされるから私誰にも見えてないんじゃないかって」

小町「hahaha、由比ヶ浜さんでしたよね?逆ですよぉ、あの2人はお互い以外誰も見えていないんです」

由比ヶ浜「なるほど納得!」

小町「……」

由比ヶ浜「……」

小町「ちょっと座ってもいいですか?」

由比ヶ浜「うん……どうぞ……」

ss



八幡「んじゃちょっと出てくる」

雪ノ下「早く行きましょう」


小町「……」

由比ヶ浜(うわ気まずっ)

小町「あの」

由比ヶ浜「えっ」

小町「由比ヶ浜さんですよね?病室に来てくれた」

由比ヶ浜「え、え、君、私のこと見えるの?」

小町「えっ」

由比ヶ浜「えっ」



由比ヶ浜「ご、ごめん。あんまりにもあの2人にスルーされるから私誰にも見えてないんじゃないかって」

小町「hahaha、由比ヶ浜さんでしたよね?逆ですよぉ、あの2人はお互い以外誰も見えていないんです」

由比ヶ浜「なるほど納得!」

小町「……」

由比ヶ浜「……」

小町「ちょっと座ってもいいですか?」

由比ヶ浜「アッハイ」



小町「小町はですね、ブラコンなんですよ」

由比ヶ浜(うわいきなり語り出した)

小町「仕方ないですよね、千葉県在住の兄妹って大体こうなっちゃうんですから」

由比ヶ浜「はあ……」

小町「以前はお兄ちゃんもシスコンで、適度なシスコンと適度なブラコンで小町ルート間違いなしだったんです……そのはずなのに……」

由比ヶ浜「雪ノ下さんが現れた、と」

小町「はい。正直お兄ちゃんに女友達ができたっていうだけでもアレなのに、結構な頻度で互いの家に行ってるみたいなんです」

由比ヶ浜(あー……なんか改めて凹むなー)

ミス

小町「小町はですね、ブラコンなんですよ」

由比ヶ浜(うわいきなり語り出した)

小町「仕方ないですよね、千葉県在住の兄妹って大体こうなっちゃうんですから」

由比ヶ浜「はあ……」

小町「以前はお兄ちゃんもシスコンで、適度なシスコンと適度なブラコンで小町ルート間違いなしだったんです……そのはずなのに……」

由比ヶ浜「雪ノ下さんが現れた、と」

小町「はい。正直お兄ちゃんに女友達ができたっていうだけでもアレなのに、結構な頻度で互いの家に行ってるみたいなんです」

由比ヶ浜(あー……なんか改めて凹むなー)

小町「あの、奉仕部って悩みを解決してくれるんですよね?」

由比ヶ浜「え?う、うん。そう聞いてるけど」

小町「だったらその、お兄ちゃんと雪乃さんのベタベタっぷりを何とかできませんか?」

由比ヶ浜(うわーすっごい無理っぽいなこれー)

由比ヶ浜「どうにかって……具体的にどうしたいの?」

小町「うーっ……前のようになってくれれば……」

由比ヶ浜(リセットみたいな感じかな?なら私も望む所だし!)

小町「方法とか全然思いつかないんですけど……」

由比ヶ浜「大丈夫だよ妹ちゃん!あ、小町ちゃんって呼んでいいかな?」

小町「はい大丈夫です。結衣さんは何か考えが?」

由比ヶ浜「うん!えーっとね……そう!敵を知り、己を知れば作戦危うし作戦だよ!」

小町「作戦危うし作戦……?」

由比ヶ浜「な、なんか間違ってる気もするけど、伝わればいいんだよ!」

小町「まーおおまかに分からなくはないですけど。つまり相手を観察しろって事ですね!」

由比ヶ浜「そこでここにダンボールがあります」

小町「すごく……大きいです」

由比ヶ浜「ここに隠れて2人っきりの部室を観察しよう!」

小町「アイアイサー!」


外出るの怖い

ただいま
恐怖と戦いつつも次はどんなスレ建てるか考えてた
八幡って絶対仮面ライダーと相性いいわ

・八幡「……絶望がお前のゴールだ」
八幡アクセル、ゆきのんガハマさんでWみたいな

・雪ノ下「比企谷雪乃」由比ヶ浜「比企谷結衣」
誰の名前との組み合わせが一番しっくりくるかみたいな爆発系ハーレム

・八幡「小学生」
ルミルミと八幡のガチセ◯クス、ショタを性的に虐める三浦が書きたいんじゃ?

・八幡「見ていてくれ、俺の……変身ッ!」
設定クロスの王道。ダグバは陽乃さんかな?(すっとぼけ)

・八幡「副会長の比企谷です」
敏腕ダークホースいろはすの策略により生徒会に取り込まれ社畜に洗脳された八幡副会長を勇者ゆきのんと遊び人ガハマさんが助けるみたいな

ちなみ列挙してるのはボツになった連中です
十時ごろまで時間取ってから再開します

再開します
八幡は個人的にはバース
今更だけど俺ガイルと仮面ライダーは需要層被ってねえなコレ

八幡「戻ったぞー、ってあれ」

雪ノ下「いなくなっちゃってるわね」

八幡「どっか行ったんだろうよ。荷物はここにあるし待っとこうぜ」

雪ノ下「そうね。千円でお菓子いっぱい買えしたし」

八幡「早速もきゅもきゅしてんじゃねーよ」

雪ノ下「はい」

八幡「ん」


小町(1あーんいただきました)

由比ヶ浜(あれはオレオかな?

ていうかカウントしていくんだ……絶対ダメージを増すだけだと思うなそのカウンター)

雪ノ下「……あれやるわよ」

八幡「あれか」


小町(指示代名詞だけで会話されると困りますよねえ~)

由比ヶ浜(2人とも離れて何するんだろ)


雪ノ下「狙い撃つわ!!」

八幡「はぐっ」


由比ヶ浜(オレオ投げたァー!?)

小町(お兄ちゃんの口にオレオをシューッ!!超!エキサイティン!!)

由比ヶ浜(何この変則的ウィリアム・テルごっこ……)

小町(葉に当たったんですかね、お兄ちゃんめっちゃ痛そう)


八幡「いてーよやめよう。この痛みは堪え難いものがある」

雪ノ下「こんじょーなしね」

八幡「地獄蝶々抜刀されたら斬られるのが人の縁だけじゃすまなさそうだな……」

ミス
×葉→◯歯

八幡「おい」

雪ノ下「はい」


小町(……今お兄ちゃん、「そこの本取ってくれ」なんて言いましたか?)

由比ヶ浜(ううん、「おい」しか聞こえなかったよ)


雪ノ下「……ふう」

八幡「……」


由比ヶ浜(雪ノ下さんが息を履いて本を閉じた瞬間に動き始めた……紅茶かな?)

小町(あの、行動パターンを把握してるとかガチすぎてちょっと……うわ勝手に角砂糖いれてる)

由比ヶ浜(多分個数まで把握してるんだと思う)

小町(結衣さん目がお兄ちゃんみたいになってますよ)

八幡「……」

雪ノ下「……」

八幡「なあ」

雪ノ下「気持ち悪いわ」

八幡「ひでえ」

雪ノ下「今更感謝の言葉を聞く必要もないもの」

八幡「いや。もうお前は、俺にとって必要だよ」

雪ノ下「……」

八幡「何照れてんだ」

雪ノ下「照れてないわ今更」

八幡「それもそうか」

雪ノ下「そうよ」

八幡「……」

雪ノ下「ねえ」

八幡「……どういたしまして」

雪ノ下「……ふふっ」




由比ヶ浜(なんの話なのおおおおっ!!?)

小町(日本人特有のあやふやぼかし会話を発揮しなくていいからぁ!!イライラするぅ!!)


八幡「あ、例のちゃんと忘れてねーだろうな」

雪ノ下「完璧よ。細工は流々にね」

八幡「ホント影響受けやすいなお前は……状態異常弱い?」

雪ノ下「ゆきの の あまえる!」

八幡「はちまん には こうかがない ようだ…」

雪ノ下「チッ」


由比ヶ浜(ゆいゆい の はかいこうせん!)

小町(ああ種族値……じゃない、SAN値が削られていく……)

雪ノ下「2人とも遅いわね……」

八幡「なんだ読み終わったのか」

雪ノ下「短編集だったもの。さっき言ってたバトルものはないのかしら?」

八幡「該当するのはあるが初心者向けじゃねーな。半分設定集みたいなもんだし」

雪ノ下「どちらかというと上級者になっても読みたくないわね……ふぁ」


小町(わー2人っきりであくびされるとか気を許されてるなーお兄ちゃん)

雪ノ下「いい?」

八幡「はいはい」


ガタッ……スタスタ……ぽすっ


小町(!!??)

由比ヶ浜(!!??)


雪ノ下「ふふ、あったかい……」

八幡「重い」

雪ノ下「愛がかしら?」

八幡「無いものは無い。いいね?」

雪ノ下「アッハイ」


由比ヶ浜(何してるのこれ……2人で同じ椅子に座ってる、というか)

小町(お兄ちゃんはイスに座って、雪乃さんはお兄ちゃんに座ってる……すごいフォーメーションですね)

由比ヶ浜(多分だけど休日は部屋でこんなんなんだと思う)

小町(やめてください考えないようにしていたんです)


八幡「頭こすりつけてくんな」

雪ノ下「腰に手を回すのをやめてくれないかしら」

八幡「髪サラサラピカピカしてんじゃねーぞ目障りだ」

雪ノ下「吐息を首筋に当てるなんて変態もいいところね」

八幡「あれ?シャンプー変えたのか」

雪ノ下「洗顔フォームを前のに戻したの?どうせ安売りしてたからでしょうけど」


小町(もう帰っていいですかね)

由比ヶ浜(これは夢なんだ……目を覚ませば私はまだ一ヶ月前で、すぐ奉仕部の部室に行くんだ……)

今日はここまで眠い
明日終わらせる

7時ぐらいから再開
クウガクロスが一番書きたいけど京ちゃん頑張ってくれてるしいいや

一応このスレのメインはガハマさんです

7時ぐらいから再開とは何だったのか
投下します

八幡「…………ん」

雪ノ下「……」


小町(え?本読んでるのお兄ちゃんですよね?なんで雪乃さんがページ捲ってるんですか?)

由比ヶ浜(雰囲気とかっていうよりは、読むスピードを計算してるんじゃない?)


八幡「……」

雪ノ下「……」


小町(静かですねー)

由比ヶ浜(呼吸するのもためらっちゃうね、むしろ私なんかが呼吸していいのかな)

小町(考え方がえらいことなってますよ結衣さん)

八幡「ふう」

雪ノ下「!」


由比ヶ浜(あ、本閉じた)

小町(ひょっとして外に出たりとか)


雪ノ下「…………」

八幡「そんなにこっち見んなって……ったく、ん」

雪ノ下「ん、ちゅ、んっ……」


由比ヶ浜()

小町()

雪ノ下「ちょっと?ん?何腰に手を回して?んむっ?るのよぉっ、ヘンタイっ?」

八幡「こうしなきゃ落ちるだろお前……」

雪ノ下「やあっ?髪なでながら首筋舐めないでっ?」

八幡「汗出てんぞ。緊張してるのか今更」

雪ノ下「そんなんじゃなっ?」

八幡「あーはいはい。騒いでもアレだし口塞ぐぞ」

雪ノ下「んちゅっ?んん?ぷはっ、ちゅ?」

ハートマークとか波線とか?になってたのか
ちょいと中断させて

想定外の事態に恐慌状態
ハートマークに頼りすぎてるからこうなる、はっきり分かんだね

地の文書くのに時間かかるタイプなんで今日は打ち止めです
明日再開します

0

少ししたら投下します
ドトールで真顔で書いた文章だから多分エロくない
おてぃんてぃん出さない縛りだったから多分エロくない

雪ノ下は押しても弱いし押されても弱いから将来が心配、八幡が娶るしかない(断言)

雪ノ下「ちょっと、いやらしく腰を撫で回すのはやめなさい」

八幡の膝に乗った格好で雪ノ下は身をよじらせる。

本気で嫌がってるわけではないのは明白だ。

八幡「じゃあ降りるか?」

雪ノ下「……誰もそんなことは言っていないわ」

八幡「ならおとなしくしとけよ。大体撫で回してなんかねえだろ人聞きの悪いこと言うなっての」

そう口では言いつつも、八幡の右手は雪ノ下の細い腰をホールドし、左手は制服越しに脇腹を撫で回していた。

くすぐったいのか、雪ノ下はいやいやと腰を動かした。


(ダンボールに隠れてガハマさんと小町が見ています)

八幡「おい、体こすりつけんなって」

雪ノ下「触るところがおかしいでしょうっ。んっ、ちょっと」

脇腹から上へ、微かな膨らみへ八幡の手は伸びていく。

手のひらで押しつぶすように触れると、少し少女の肩が跳ねた。

雪ノ下「やっ」

八幡「……まだ嫌がるんだな、口先だけは」

からかうように呟く。

それと並行して指先で胸部を円状になぞると、それだけで雪ノ下の吐息に甘い香りが混ざり始めた。


(ダンボールに隠れてガハマさんと小町が見ています)

雪ノ下「あなたみたいな人間に体をいいようにされるなんて屈辱よ」

八幡「ならもっと嫌がっていいんだぜ」

雪ノ下「……」

殺し文句に雪ノ下が黙り込むのを見て、八幡は調子付いた。

いったん手を下ろす。一瞬肩越しに物足りなさそうな表情が見えたことにはあえて触れない。

ブレザーのボタンを外し、ブラウスの裾から直に手を入れる。

暑くなってきたからか、ブレザーがあるから大丈夫だと思っていたのか、ブラウスの下にアンダーシャツはなかった。

4

吸い付くような触り心地の素肌をなぞりつつ、目的地へ指を這わせていく。

雪ノ下「ちょ、ちょっとっ。やめなさいっ」

言葉と裏腹に彼女は八幡の体に自分の肢体をこすりつけてくる。

学年一の才女にして氷の女王とすら揶揄される絶対的存在が自分の手一つでここまで乱れている。

その事実が麻薬のように八幡の思考回路を灼いていく。

八幡「……いい表情してんな」

雪ノ下「あなたのせいよ」

八幡「こうして見ると雪ノ下とは思えないな、首まで赤いし……ちゅっ」

ほっそりとした首元に舌を這わせ、吸血するように吸い付く。

雪ノ下の足がバタつく。

雪ノ下「ダメ、ダメよっ、首にされたらおかしくなっちゃう」


(ダンボールに隠れてガハマさんと小町が見ています)

八幡「じゃあ俺の口を塞ぐしかないよな?」

雪ノ下「……」

肩越しに恨めしそうな視線を突き刺してくる彼女が愛らしくて仕方ない。

八幡「陽乃さんの方がいいとかいう奴はホント分かってねえな……」

思わず言葉が漏れた。

雪ノ下「……ッ」

まあ言っても害のないフレーズだったので、八幡は言及しない。

一人暮らしをする彼女の家で雪ノ下陽乃と鉢合わせし、初対面で彼女を完全に撃破して以来、陽乃にとって八幡は不倶戴天の仇敵となっている。

八幡「どうした?そんなにキスマークを増やしてほしいのか」

雪ノ下「……んっ」

八幡「んむっ」

自分から彼の唇を吸うしか、雪ノ下には残されていない。

八幡の舌が雪ノ下の口内を陵辱する。歯茎を丁寧に舐め、雪ノ下の舌を絡め取る。

ボタリと唾液の塊が八幡のワイシャツに落ちる。

どちらの唾液かの判別もつかない。飢えた獣のように相手の口内に舌を伸ばし、唇を吸う。


(ダンボールに隠れてガハマさんと小町が見ています)

雪ノ下「あ……シャツが……」

零れた唾液を舐めとるように、雪ノ下はワイシャツに舌を這わせた。

振り向いた格好でそうするのは難しいからか、対面座位の姿勢になって八幡のワイシャツのボタンを外す。

八幡はネクタイを緩めて、正面に位置する雪ノ下の首元に顔を埋めた。

同様に雪ノ下も八幡の首に腕を回して、露わになっている彼の鎖骨を舐めている。

八幡「ん……立ってるぞ」

胸を撫でていた彼の手がブラジャーを上にズラし、屹立していた膨らみの先端をつまんだ。

雪ノ下「んひゃっ」

八幡「オイオイ……触っただけだってのに」

雪ノ下「嘘つきなさい、今、んっ、つねって、ん……」

言葉を遮るように、唇を割って彼の舌が侵入してきた。

ぴちゃぴちゃと液体が混ざる音が部屋に響く。

雪ノ下が乗っている八幡のズボンに、シミが広がり始めた。

指先で桃色のサクランボをこねりくまわしつつ、舌を甘噛みして雪ノ下の理性を崩していく。

彼自身の理性は鉄壁だ、きちんと理性的に弄っている。

いいように負かされて涙目になった陽乃から『理性の化け物』と罵られただけのことはある。

八幡「ん……あれ」

雪ノ下「?」

器用に片手で彼女の腰を支え、片手で胸を弄んでいた八幡は、ふと違和感に気づいた。

八幡「お前……」

雪ノ下「?…………!!」

ズボンに広がるシミは、間違っても八幡のものではない。

クラクラするような香りを放つそれは雪ノ下のショーツ越しに漏れたものだ。

八幡「キスだけでこんなになったのか」

雪ノ下「キスだけじゃないでしょうっ、このバカ」

目尻に涙すら浮かんでいる少女。

さすがの理性の化け物もくらっときた。

八幡「なあ……今日、ダメか」

雪ノ下「っ」

八幡「いやダメならいいんだ。俺だって無理強いはしないし我慢できる」

雪ノ下「……」

無言で顔を上げ、雪ノ下は自分の唇を彼のそれに押し付けた。

しばらく唾液の交換が続き、八幡は胸から手を離すと乱れた彼女の服装を正してあげた。

両手を彼女の腰に回して、キスに専念する。

蛇のようにのたうつ舌を介して雪ノ下にめいっぱい唾液を嚥下させる。

彼の体液を飲み込む度に脈動する喉元には汗が滲み、それすら艶かしい色気を放っていた。

呼吸困難になるほどに続き、舌を介して2人が混ぜこぜになるような感覚。

何度も雪ノ下の肩は跳ねて、溢れ出る分泌液はズボンにシミをつくるだけでなく床に垂れていた。

八幡(びちゃびちゃじゃねえか……)

雪ノ下(こんなに濡れるなんて、初めて……)

示し合わせたように口が離れる。唾液のアーチが余韻として残り、蛍光灯に照らされ光っていた。

耳まで赤くなったまましばらく見つめ合い、雪ノ下はフイと顔をそらした。




雪ノ下「…………さきっぽ、だけなら」

八幡「」

理性の化け物は、英雄ではなく、黒髪ロングヘアの美少女に殺された。







(ダンボールに隠れてガハマさんと小町が見ています)




陽乃「ダメに決まってるでしょうがァァーーーーッ!!!」

雪ノ下「きゃっ」

八幡「うおっとあぶねっ」

由比ヶ浜(誰か入って来た!?)

小町(誰!?)

陽乃「さすがにこれ以上は看過できない!ていうか神聖な学び舎でなんてことしようとしてるの!」

雪ノ下「チッ……何か用かしら姉さん」

八幡「チッ……何か用すか陽乃さん」

陽乃「ねえ扱いひどくない!?そんな帰ってくれオーラ出さなくてもいいじゃない!」

雪ノ下「チッ……仕方ないわね、早く用件を言ってほしいのだけれど」

八幡「チッ……紅茶いりますか。砂糖とかはどうしますか」

陽乃「そのチッって何なの?私に話しかける時の接頭辞?あと比企谷君、角砂糖3つでお願い」

由比ヶ浜「あ、私も紅茶!」

小町「お兄ちゃん小町にもおねがーい!」

八幡「…………!?」

雪ノ下「…………!?」

陽乃「うわっビックリした。え、ずっとダンボールに隠れてたの?」

由比ヶ浜(……あれぇ!?完璧に自然なタイミングで出たはずなのに!)

小町(結衣さん、小町たちすごい目で見られてますよ!『ナチュラルに混ざってどさくさ紛れに水に流されよう』作戦明らかに失敗してますよ!)

八幡(やべえやべえやべえやべえやべえやべえやべえやべえ)

雪ノ下(最悪だわ……最悪だわ)

由比ヶ浜(うわああこの気まずい感じヤバイ!中学の時クラスの男子のカバンから私の体操服が出て来た時みたいな沈黙だよ!)

小町(最悪だよ……ていうかこの美人さん誰なんだろ)

陽乃(紅茶おいしい)

雪ノ下「ああああの由比ヶ浜さん」

由比ヶ浜「ははははい!」

陽乃「ファ・ファ・ファ・ファーイズ?」

八幡「あんたちょっと黙ってろ」

陽乃「ごめん」

雪ノ下「その、入部祝い、に、その、えっと」

小町(……お兄ちゃん、助けてあげなくていいの?彼女さん……なんだよね?)

八幡(いや本人たちに任せるべきだろ。ビビってるとかじゃありませんよ断じてホントに。あとあいつ彼女じゃねえし)

小町(えっ)

陽乃(この紅茶美味しいじゃない。品のいい香りがするし、後味も渋くない。雪乃ちゃんが選んだのかしら)

八幡(スーパーのワゴンで特売だったんすけど)

陽乃(えっ)

由比ヶ浜「ねえ、雪ノ下さん……」

雪ノ下「な、何かしら」

由比ヶ浜「私がこの部屋にいるって、知ってた?」

雪ノ下「いえ……まさかダンボールに隠れていたなんて」

由比ヶ浜「そうじゃなくて、もっと前。その、2人が本読んでた時」

雪ノ下「え?居たわよね」

八幡「ああ」

八幡(置物みてーにじっとしてて話しかけづらかったけど)

由比ヶ浜「……」

雪ノ下「由比ヶ浜さん?」

由比ヶ浜「……うわあああん!良かったああああ!」

雪ノ下「い、いきなり泣かれても……」

小町「うわあああん!良かったですね結衣さああああん!」

八幡「おい小町お前まで……」

陽乃「そりゃ放送コードに引っかかっちゃうあんな光景ずっと見せられたら泣きたくもなっちゃうでしょう、私も泣きたかったもん」

八幡「つーかあんたいつからいたんすか」

陽乃「雪乃ちゃんが比企谷君の膝の上に乗っかった辺り」

八幡「メチャクチャ前じゃねえか!覗きとかいい趣味してますねえ!」

由比ヶ浜「よかった……ぐすっ、あたし、無視されてんのかなってずっと……」

雪ノ下「由比ヶ浜さん……」

小町「お兄ちゃん、小町寂しかったんだよ?だってずっと雪乃さんに構いっぱなしなんだもん」

八幡「小町、俺は……」

陽乃「比企谷君」

八幡「……陽乃さん……」

陽乃「サウジアラビアにこんな諺があるの」

八幡「黙れ」

雪ノ下「えっと、由比ヶ浜さん。これ」

由比ヶ浜「え?」

雪ノ下「私とそこのクズとで選んだのだけれど、入部祝いにと思って」

八幡(……しれっと罵倒したことはスルーしてやろう)

小町(一緒に選んだってそれデートじゃん……先週の日曜日かな。お兄ちゃんが珍しく一日中外に出てたし)

由比ヶ浜「雪ノ下さん……これって」

雪ノ下「エプロンよ」

八幡「こいつも同じの持ってるぞ」

小町(お兄ちゃんも同じの持ってて、休みの日は2人で並んでお揃いのエプロンで料理してたよね)

由比ヶ浜「ありがとう……!大事にするね!」

雪ノ下「ふふっ、どういたしまして」

小町(知らなくてもいいことって本当にあるんだなあ)

八幡「良かったじゃねえか雪ノ下」

雪ノ下「ちょっと、人前で軽々しく頭を撫でないでちょうだい」

由比ヶ浜(ごめん今更だよ)

小町(すみません今更です)

陽乃「今更だよ雪乃ちゃん!」

雪ノ下「それでその、さっきの、なんだけれど」

由比ヶ浜「あー聞きたくない聞きたくない私は今流木だから聞きたくないです」

陽乃「耳ふさいでうずくまっちゃった……」

八幡「何を勘違いしてるのか知らんが、俺とこいつは付き合ってるわけじゃないぞ」

由比ヶ浜「ホントに!?」

陽乃「あ、起きた」

小町「そこだよお兄ちゃん!おかしいよ、あ、あ、あんなことやっておきながら付き合ってないとか!」

陽乃「もう少しで突き合いそうだったけどね」

八幡「あんたホント帰れ!ロクなこと言ってねえぞ!」


陽乃「まあまあ落ち着きなっしー。騒いでもいいことはないなっしー」

「「「「……………」」」」

陽乃「まあまあ落ち着きなさい騒いでもいいことはないわ(早口)」

由比ヶ浜(うわあ……)

小町(何事もなかったかのように仕切り直した……)

八幡(耳真っ赤になってるんすけど)

雪ノ下(どうしてこんなぽんこつに私は恐れを抱いていたのかしら)

八幡「大丈夫っすよ陽乃さん。あなたのおかげでみんな落ち着きました」

陽乃「あはは……良かった」

八幡「いやホント、なんかすいません」

陽乃「比企谷君のバカー!」

八幡「ひらりマント!」

陽乃「へぶっ!?え!?抱きついてくる美人を避ける普通!?」

雪ノ下「まあバカとバカは置いておきましょう。由比ヶ浜さん。私は彼と付き合っていないわ」

由比ヶ浜「いや、でも……その、エッチ……」

雪ノ下「ぅ……その。私、まだ処女よ?」

由比ヶ浜「えっ」

小町「えっ」

陽乃「嘘だッッ!!」

八幡「ウッディ!」

陽乃「痛い!ツッコミのスリッパビンタが痛い!」

由比ヶ浜「いや……本当に?」

雪ノ下「今までずっと断ってきたもの」

八幡「というか俺が脱いだこともないしな」

小町「じゃあその、キスしたり、お兄ちゃんが雪乃さんをお触りしてただけってことですか?」

陽乃(私が入らなかったら今日処女卒業だったんでしょうけど)

雪ノ下(まったく邪魔してくれたわね)

陽乃(こいつ直接脳内に……!)

由比ヶ浜「じゃあなんでキスはしてるの?やっぱり付き合ってるんじゃない?」

小町(結衣さんだんだん目が据わってきましたね……)

八幡「え……」

雪ノ下「……その」

陽乃「お酒の力だよねェー、お二人さん」

八幡「いやあのホントすみません」

雪ノ下「ごめんなさい姉さん、本当にごめんなさい」

由比ヶ浜「?」

陽乃「比企谷君が雪乃ちゃんの家に遊びに行った時、『友達同士はふざけてお酒を飲んだりするもの』なんていうネット情報に釣られてワイン飲んじゃって一晩中キスしてたもんねー」

小町「えー……」

陽乃「ていうかその巻き添えで……」

八幡「ホント、ホントすみません」

小町「ていうか、それならその日、一時の間違いでしたってことじゃないんですか」

雪ノ下「……のよ」

由比ヶ浜「ごめん聞こえないんだけど」

小町(結衣さん怖い)

雪ノ下「気持ちよかった……のよ」

陽乃「あー……」

雪ノ下「気持ちよくてどっぷりハマってしまったのよ!最初はキスだけだったけど、体を触らせたのはもちろん私の方からよ!」

雪ノ下「だって彼すぐにキス上手くなったし!というかキスしてる間のキリッとしてる時は目も澄んでただのイケメンだし!主夫力高くて結婚したいし!」

八幡「う……ちょっと照れちまうな」

陽乃「私も!私も比企谷君と結婚したい!」

八幡「すいません裁判沙汰はちょっと」

陽乃「私のこと何だと思ってるの君ィ!?」

小町「結婚ですかァ!?うちのゴミいちゃんでしたらどーぞどーぞ!」

由比ヶ浜「小町ちゃん?(ニッコリ)」

小町「ナマ言ってすいませんでした」

雪ノ下「というわけでこれからもキスはやめられないわ」

陽乃「キリッとした表情で何言ってるんだろうこの子」

雪ノ下「いいわね?比企谷君」

八幡「え?あ、はい」

八幡(なんで付き合ったらダメなんだ……?)

雪ノ下(ちゃんと結婚できる年齢になってからじゃないと付き合えないじゃない……)

八幡(あっはい)

陽乃(またアイコンタクトで会話してるね……)

由比ヶ浜(……ん?ということは私、これからもこの部室で恋人じゃない2人()のイチャイチャを見せつけられるってこと?)

小町(ちょっと結衣さん!小町の依頼はどーなったんですか!また休日が地獄になりますよ!お父さんリアルで糖尿病になりかけてるんですよ!)

由比ヶ浜(それは生活習慣のせいじゃないかな……)

陽乃(お困りのようだねお二人さん!)

八幡「……あいつらコソコソ何してんだ」

雪ノ下「そろそろ頭から手を離してくれるかしら?」

陽乃(わかるよわかるよー、本当につらいよね、だって私犠牲者第一号だもん)

小町(雪乃さんのお姉さんなら大丈夫ですよお、だってクウガですもん!)

陽乃(うんそれ四号)

陽乃(今日私がここを訪れたのは他でもない、君たちのためなんだよ!)

由比ヶ浜(私たち……?)

小町(ハッ!まさか何か解決策が!?)

陽乃(ちょっとお耳を拝借ー……ごにょごにょ)

由比ヶ浜(…………)

小町(…………)

雪ノ下「それでその、週末」

八幡「あーあれか。いいぜ」

雪ノ下「お願いね」

八幡「紙袋もな」

?週末にゲーセンでパンさん人形のUFOキャッチャーを丸裸にしに行くだけです

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー

一週間後



戸塚「もう八幡!からかわないでよ!」

八幡「いやあんまりにも戸塚が天使だからつい」

戸塚「はーちーまーん!」

海老名「腐腐腐……はやはちもいいけど、今キてるのといえばはやとつに見せかけたとつはや!思いがけないアプローチにテンパる比企谷君の姿はまさに誘い受け!うっ鼻血が」

三浦「だから少しは擬態しろし!」

由比ヶ浜「あはは……まーいつも通りじゃん!そもそもノマカプ以外ありえないし!」

三浦「えっ」

海老名「えっ」

由比ヶ浜「ん?八雪以外にカップリングとかあったっけ?」

三浦「えっ」

海老名「えっ」

由比ヶ浜「えっ」

クラスメイト「小町ちゃん何書いてるのー?」

小町「うちのお兄ちゃんとその彼女さん(仮)!」

クラスメイト「うわ美男美女!ホントにこうなの!?」

小町「写真あるよー」

つ雪ノ下&八幡with伊達眼鏡

クラスメイツ「「「イケメン!抱いて!」」」

小町(うるさいなあ……お兄ちゃんの相手は雪乃さんしかいないんだよ。もう八雪以外に世界は収束しないんだよぉ)

クラスメイト「でも手を繋いで帰ってるの描くとか小町ちゃんかわいいー!」

クラスメイト「あたしならキスシーン描くと思う」

小町(さすがに教室でR-18は描けないでしょ)

クラスメイト「小町ちゃんここベタ塗りにムラがあると思う」

小町「アッハイ」

誰も傷つかないやり方というものは誰しもが求めるものだ。

それを探すうちに人は3つに大別される。

陽乃「見つからなくて諦めて、誰かを犠牲にして妥協する人」

陽乃「見つからなくて諦められなくて、自分を犠牲にして妥協する人」

陽乃「そしてすぐに見つけることのできる人」

今回事態の処理に動いた雪ノ下陽乃はどうであるか。

これから様々な事態を処理していくことになる比企谷八幡はどうであるか。

由比ヶ浜結衣と比企谷小町は、ガチガチの八雪厨になることで精神的にことなきを得た。

ぼっちチャンネルを使った2人の会話は変わらず暗号化されている。

しかし由比ヶ浜はすでに2人の表情だけでssが書ける程度のノマカプ厨に育っていた。

具体的に言うと一日一スレのペースでssを書けるレベルになっていた。

彼女が携帯を弄っていたら大体九割はss速報に書き込んでいた。かなりの確率で誤爆していたが。

しかし彼女たちは知らなかったのだ。

ぼっちチャンネルの使い手は一人ではないことを。

川崎「……おはよ」

八幡「おう」

川崎「あっ」

八幡「数学か」

川崎「……マッ缶一本」

八幡「委細承知」


予備校生(あいつら何言ってんだ……?)

本当の勝負はここからだ。

川崎「ん」

八幡「ほれ消しゴム」

川崎「サンキュ。コーヒー持ってくる」

八幡「……何時の間にか俺の家に馴染んでんな」

川崎「別にいいでしょ」


小町「お兄ちゃんが……お兄ちゃんがライトノベルの主人公になっていく……」

雪ノ下「……誰かしら?」

川崎「……あんたこそ誰、あいつの部屋で何してんの?」

雪ノ下「勉強を見てあげようと思って、なのだけれど」

川崎「ふうん……一応今は、あたしが一緒にしてやってんだけど」

雪ノ下「へえ……それは、お疲れ様、といったところかしら……」

川崎「…………」

雪ノ下「…………キス」

川崎「ホテル」

雪ノ下「!!???!?」

川崎「ハッ(勝ち誇った笑み)」


(雨の日に傘がなくてホテルに避難して三時間休憩しただけです)

由比ヶ浜「小町ちゃんと遊びにヒッキーの家に来たらヒッキーの部屋で修羅場が起こっていた。なにこの危機的状況」

小町「やばいよ……やばいよ……」

由比ヶ浜「あ、ヒッキー」

八幡「あ?お前ら人の部屋の前で何してんだ」

小町「や、今中がすごいあれな感じに」

八幡「あれじゃ分かんねーよ主語入れて話してくれ」

小町「……」

由比ヶ浜「中がちょっとあれなの」

八幡「ああなるほど……由比ヶ浜」

由比ヶ浜「手伝いでしょ?合点承知!」



小町「……結衣さんの裏切り者おおおおおおっ!!」

終わり

いつも楽しませてもらってます!
また息抜きで書いてください(>_<)
せんたー?
なんとかなるよ(*^O^*)

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年12月21日 (土) 07:25:07   ID: v73hJj7E

名にこれ面白い

2 :  SS好きの774さん   2013年12月22日 (日) 00:08:25   ID: VtsfLP55

いいぞ!もっとやれッ!

3 :  SS好きの774さん   2014年03月31日 (月) 00:18:12   ID: B8jw1Hr1

キノコの山ですぞ?

4 :  SS好きの774さん   2014年04月03日 (木) 21:29:57   ID: K46YYKVk

普通に面白いな
イイゾ~これ

5 :  SS好きの774さん   2014年08月29日 (金) 16:55:46   ID: KjMM6qcr

考えてみると原作の八幡が欲しがってる「本物」の関係ってまんまこれなんだよな。言葉にしなくても分かり合えているという……

6 :  SS好きの774さん   2015年03月04日 (水) 04:56:23   ID: WojIeQ4l

キノコの里→キノコのy…
\キノコの森/!??!?!?

7 :  SS好きの774さん   2016年01月19日 (火) 13:14:44   ID: 6fmGLvgJ

控えめに言って最高

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