杏「働きたくない」P「なら消えろ」 (93)

杏「うう、働きたくない………飴食べたい………」

ちひろ「そ、そんなこと言わないの杏ちゃん、今日から新しいプロデューサーがくるんだから」

杏「そんなこと言ったってやる気は起きないよちひろさん。ていうか本当なら引退して印税でダラダラしてるはずだったのに」

ガチャ

P「こんにちは今日からこのモバプロて働かせていただきますPと申します…………うわ」

杏「」

ちひろ(いま杏ちゃんみてすごく露骨に嫌そうな顔した……)



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ちひろ「え、ええとPさん、でしたよね」

P「あ、これは挨拶もせずに申し訳ありません。至らぬところもあると思いますがどうかよろしくお願いします」

ちひろ「ああどうも……………じゃなくて!」

P「?」

ちひろ(あの杏ちゃんがかたまっている……)

数日後

ちひろ(とりあえずPさんは仕事を覚え
て、早くも仕事場に馴染んでいる………)

P「ちひろさん、この書類はどうすれば」

ちひろ「あ、それなら資料室の資料を参考にして下さい」

P「わかりました」スタスタ

ちひろ(どうやらプロデューサー業そのものは始めてなんじゃなくて、どこかでプロデューサーをやっていたらしい。そういえば社長が何処かからレンタルとかって言ってたような)

ガチャ

卯月「おはようございまーす!」

ちひろ「あら卯月ちゃんおはよう。今日はひとり?」

卯月「はい! 未央ちゃんは直接仕事に行くそうです!」

ガチャ

P「おお卯月、おはよう」

卯月「あ、プロデューサーさんおはようございます!」

P「ああ、今日も頑張って行こう」

卯月「はい!島村卯月、頑張ります!」

ちひろ(アイドルとの仲も良好)

ちひろ「……なのに」

きらり「おはようだにぃ☆」

杏「離せー!」

P「ああ、きらりもおはよう。それと…………チッ」

ちひろ(なぜか壮絶な杏ちゃん嫌い………)

すまんモバをつけ忘れた。脳内補完オナシャス

ちひろ「あ、あのプロデューサーさん」

P「はい? なんですかちひろさん」

ちひろ「…………ところどころでアイドルに対する反応が違うような気がするんですが……気のせいですか?」

P「いえ違いませんよ。あのクソニート以外はみんな大好きですし」

ちひろ「」

ちひろ(ぜってえコイツむかしいじめっ子だったろ………)

P「みんな可愛いし良い子だし、事務員さんもアイドル並に可愛い。本当にいい職場です………あのカスにさえいなければ」

ちひろ「そ、そんな言い過ぎですよ///」
(でも罵倒は忘れないんだよなあ)

prrrrrrrr

ちひろ「あっ、はいこちらモバプロダクションです」

杏『おーちひろさん、おはよー』

ちひろ「あら杏ちゃん………て、午前中はレッスンでしょう。どうしたんですか?」

杏『……………んー』

ちひろ「………またですか。ダメですよ杏ちゃん、レッスンはしっかり出なきゃ」

杏『んー、善処するー』

P「……………」ブチッ

ちひろ(あ、やべっ)

ちひろ「じゃっ杏ちゃん!次からはしっかりでてねレッスン!ではまた!」ガチャン!

P「…………杏ですか」

ちひろ「ええ………」

P「全く、あんなのが売れるんだから世の中間違ってますよね。間違いなく卯月やきらりの方が良い娘なのに」

ちひろ「は、はは。まあ売れることはいいことじゃないですか」

P「そうですか? 俺は報われるのは努力している人間であるべきだと思いますけどね……………………あいつみたいに」ボソッ

ちひろ「へっ?」

P「いえすいません。なんでもありません。
じゃあ俺アイドルの送って、あと少し営業にも行ってきます」

ちひろ「あっはい。いってらっしゃい………」

ちひろ(プロデューサーさんなんか言ってた………?)

今日はここまでにします。更新は不定期ですが完結はさせます。

序盤はともかく後半は流石に胸くそ悪い話にはしないつもりです

杏家

杏「ああ疲れた、怠いし今日はゲームして寝よう」

杏(それにしてもなんなのさあのプロデューサー。あんな人はじめてあった)

杏(あんな社会人がいていいものか………杏が言えることじゃないけど)

杏「ま、うるさく言わないなら杏としてもやりやすいんだけど」

prrrrrrrr

杏「おっと電話電話……….なんだこれ、知らない番号……」

杏(なんかやな予感)

杏「もしもし」

P『よう、連絡もなしにサボりとはいい度胸してやがるなクソニート』

杏「」

やべなんかIDかわってら

杏「なんなのさ」

P『別に。ただ休むなら連絡くらいしろと言いたいだけだ。じゃあな』ブチッ


杏「なんなのさ………」



モバプロダクション


P「たくあの野郎………」

P(まあいいか………やる気のない人間は排除した方が効率とモチベーションも上がりやすい)

P「所属アイドルを増やしてくれとも言ってしな、勧誘でもしてみようかな」

P(それにしても昼の街にスーツっていうのは浮くよなあ)

P「しかも周りは女子高生だらけだし………」

P「街にくる前にある程度アイドルの形を考えておくべきだった……」

prrrrrrrrr

P「おっと電話電話と」

P「はい、モバプロダクションのPです」

P「……….はい………はい………ええ………」

P「……はい! ありがとうございます! 後日打ち合わせを! はい!ありがとうございました!」


P「よっしゃ! 初仕事とったぞ!」

P(卯月ときらりには雑誌のモデル、幸子にはスカイダイビングの仕事……きらりのあの身長でゴスロリが似合うっていうのは一種の才能だよなあ)

P(………あと不本意だけど、杏にはCM……)

P(悔しいがうちのプロダクションは杏以外の娘の知名度がまだまだ低い。レッスンで実力もある程度つけているが、いかんせん経験が足りない)

P(とりあえずまずは簡単な仕事に慣れさせて、そうしたら少し早いかもしれないがライブなどの実践的な仕事をまわす)

P(ライブはファンと経験を同時に得られる貴重なステージだからな、まずは杏の前座でもいい………………って)

P「………あんなこと言ってまだそんなことさせるのか。最低だな、俺」



P「…………なんで努力もしない人間がこうも売れてるってんだ」

P「おーい、卯月、きらり、ちょっといいかー?」

卯月「はーい」

きらり「なんだにぃ?」

P「いや、仕事を持ってきたんだが、少し打ち合わせをしてもいいか?」

きらり「にょわ?」

卯月「へっ?」

P「うん?」

P「なんだ? どうした卯月にきらり」

卯月「仕事って私たちに、ですか…………?」

P「なに言ってるんだ当たり前だろう」

卯月「…………」

きらり「……………」

卯月「………うわあああああん!」

P「!?」

P「ど、どうしたんだ卯月!?」

卯月「…だって、だって、これまでお仕事持ってきてくれた人なんていなくて、その、嬉しくて」

卯月「………だから、だから………うわああああああああん!」

P「わ、わかった! わかったから!泣き止んでくれ!」

きらり「」

P(か、固まってやがる……これがザ・ワールド……)

卯月「……ぐすっ」

P「……落ち着いたか?」ナデナデ

卯月「はい、ごめんなさい、その急に泣き出したりして……」

P「いや、大丈夫だよ、それより馴れ馴れしくしてごめんな」

卯月「いえそんなっ。 その、少し嬉しかったですし………」

P「へ?」

卯月「な、なんでもありませんっ」

P「………なんか理由があるのか?」

卯月「えっ?」

P「いや、思い過ごしならいいんだけど。卯月は、仕事をしたことがないのか?」

卯月「…………」

P「いや、なんでもない。悪いことを聞いたな。ごめん」

P「じゃまあ仕事の話をしよう」

卯月「…………」

P「…………卯月?」


卯月「…………あの、プロデューサーさん」

P「ん?」

卯月「………少し、話を聞いてもらえませんか」

P(………こんな真剣な表情ははじめてみたな)

卯月「プロデューサーさん?」

P「ああ、話を聞くよ」

喫茶店

P(固まったきらりはとりあえず放置してきた。そして事務所では話しづらいという卯月の言葉もあって、彼女のお気に入りの店に来た)


卯月「ここはお気に入りなんです。いい店だと思いませんか?」

P「ああ、落ち着いた雰囲気の良いところだな」

P(………その割にはあまりいい表情ではないな。やっぱり勇気がいるのだろうか?)

卯月「ケーキも美味しいんですよ!」

P(だとしたら、それでもこの子は笑おうとしているんだ)

P「卯月」

卯月「はい?」

P「………いままで、よく頑張ってきたな」

一方その頃日本の某所では>>1抹殺計画の準備が進められていた

ルーベン「まだ>>1は家にこもってるらしいな」

ノーラン「じゃァ早くそいつン家爆破してあっちの映画館でなんか見に行こうぜ!」

テレンス「おい、そんなことしたら巻き添えくらうヤツが出るだろ?

     あんなクズをわざわざ爆破するんだったらゾンビに噛まれた方がマシだぜ」

ノーラン「そこまで言う?で、どーすんの?三河屋でーす>>1の野郎ォを殺しにめェりやしたァ!とか言ってツッコむの?」

ルーベン「それじゃ最悪殺られる。作戦は考えてあるが」

テレンス「(>>1が)外行って、路地裏行ったら…」

ノーラン「Head shot!だっけ?smokin' sick styleっつったっけ?」

ルーベン「アレはどう頑張ってもDeadlyにもなんねぇ」

ノーラン「…そーか」

ノーラン「……………あーやべェ忘れてた、そういやなんで>>1を殺すためにわざわざ俺らを送るんだろォね」

テレンス「部長曰く『もしもの事態に備えて3人送ったって口実にしとくから日本を満喫してこい』だとよ。」

ルーベン「『>>1を殺すまでは真面目に殺れ』とも言われたがな」

ノーラン「Wow!スゲェ!部長腕っぷしィ!」

テレンス「太っ腹な」

ノーラン「そォだったそォだった……………けど家から出ねェな>>1、まさか右京さんか任三郎さんの出番来ちゃう系?」

ルーベン「来ちゃった系だったら仕事が成り立たん。来るとしたら個人的に杉浦さん派だな」

テレンス「杉浦さんは京都が舞台のだろ?ルーベン」

ルーベン「あーそーだったー(棒)じゃあその男、副署長の副所長さんで」

ノーラン「京都じゃん」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年05月25日 (水) 20:15:43   ID: EhC9EK0l

乗っ取りうぜー
こんなんまとめんなよ

2 :  SS好きの774さん   2016年05月27日 (金) 14:15:34   ID: Ka6MrGju

スレタイで笑ったwwそれ以外はゴミ

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