にこ「μ'sのメンバーに抱かれてみた」 (36)

思いつきで書きました。
善は急げ。

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●穂乃果の場合

穂乃果「にこちゃーん!」ダキッ

にこ「わっ!ちょっと、何すんの!?」

穂乃果「にこちゃ~ん」スリスリ

にこ「何なのよ」汗

穂乃果「大好き」ギュー

にこ「穂乃果…」

穂乃果「にこちゃんがなんと言おうと、私はにこちゃんが大好き」ギュッ

にこ「何よそれ…」ハァ

穂乃果「?」

にこ「あたしも好きよ、穂乃果」ギュッ

穂乃果「にこちゃーん!」ギュー

にこ「穂乃果ー!」ギュー


fin

●凛の場合

凛「つかまえたー!」ガシッ

にこ「きゃ!何すんのよ!」

凛「もう逃がさないにゃー!」ギュー

にこ「離しなさーい!」ジタバタ

凛「嫌にゃー!」ギュー

にこ「なんでこんなことするのよー!」ジタバタ

凛「にこちゃんが好きだからにゃー!」ギュー

にこ「だったら最初からそう言いなさいよ!」

凛「え?」

にこ「あたしも好きよ、凛」ギュー

凛「にこちゃん///」

にこ「顔が赤いわよ」

凛「それは嬉しいからにゃー///」


fin

●絵里の場合

絵里「♪~」

にこ「…」

絵里「ねえ」

にこ「はい、なんでしょう?」

絵里「私たちって、スクールアイドルやってなかったら、仲良くなれたと思う?」

にこ「さあ、なれなかったんじゃない?」

絵里「冷たいわねー、そこは『そんなことないにこ!』って言ってほしかったわ」

にこ「そんな風には言わないにこ!」

絵里「言ってるじゃない」

にこ「どうでもいいけど、いつまでそのかっこうでいるつもり?」

絵里「さあ、気が済むまでかしら」ギュー

絵里「ないと思うけど」スリスリ

にこ「なんなのよもう」

にこ(胸が背中にあたってて腹が立つんだけど、でも…)

絵里「♪~」

にこ「ねえ、絵里ちゃん」

絵里「何?」

にこ「あたしにもぎゅってやらせなさいよ」

絵里「え!?」

にこ「あんたばっかりずるいわよ」

絵里「わ、わかったわ」パッ

にこ「今だ!」ギュッ

絵里「きゃっ!」

にこ「…」

絵里「…」

絵里「あのー、にこ?」

にこ「…早く」

絵里「え?」

にこ「早く、絵里ちゃんもぎゅってやってよ」

絵里「はい」ギュー

にこ「…」ギュー

絵里「にこ、私にぎゅーってされてて嫌じゃなかったの?」

にこ「全然」

絵里「そうだったの、ってきり嫌がられてるのかと…」

にこ「そんなことないにこ!」

絵里「!?」

にこ「嬉しかったもん、絵里ちゃんのことが好きだから」

絵里「ハラショー」ギュー

絵里「私も好きよ、にこのこと」

にこ「絵里ちゃん」ギュー

絵里「にこ」ギュー

にこ「ハラショー」


fin

●海未の場合

にこ「♪~」

アイドルのライブDVDを視聴中

海未「…」ソワソワ

にこ「♪~」

海未「…」ソワソワ

海未(かわいい!アイドルのライブを観て、ノリノリになってるにこがかわい過ぎます!)

にこ「ふう」

海未「アイドルのライブを観て、研究ですか?」

にこ「もちろん」

海未「何か分かりましたか?」

にこ「えーっと…」

海未「…」汗

にこ「かっこよかったわ!」

海未「そうですか」

にこ「…」

海未「…」

海未(ああ、にこをぎゅってしたいです)

ガチャ

希「にこっち聞いたよ、まーた英語の授業中ずっと寝とったんやってな」

にこ「げっ!希!」

希「おしおきの時間やね」ワシワシ

にこ「ちょっと待ちなさいよ!居眠りなら穂乃果だってしょっちゅうしてるらしいじゃない!」

にこ「そうよね海未」

海未「え?まあ、そうですが」

希「ふーん、じゃあ穂乃果ちゃんも後でおしおきやね」

希「とりあえず、今はにこっちの番やよ!」

にこ「きゃー!助けてー!」

海未「へ?」ダキッ

希「よっしゃ海未ちゃん、そのままにこっちを抑えとってな」

にこ「ひいいいっ!!」

海未「待って下さい、にこには私の方から注意しておきます」

希「え?」

海未「希はまだ生徒会の仕事が残っているのでしょう?」

海未「部のことはこちらに任せて、希は希の仕事を片付けてきてください」

にこ「海未ちゃん…」

希「…なるほどな」

希「分かった、じゃあにこっちのことはよろしく頼むよ」

希「ほな」

ガチャ

海未(逃げてきたにこをとっさにキャッチして、勢いで希を追い返してしまいました)

海未「にこ」

にこ「はい!」ビクッ

海未「もう大丈夫ですよ」

にこ「あ、ありがとう、助かったわ」

海未「助けた代わりと言ってはなんですが…」

にこ「何よ…」

海未「もう少しこのままでいさせてください」ギュー

にこ「え?」

海未「あ、ご、ごめんなさい!冗談です、嫌でしたよね」パッ

にこ「ううん、違うの!そうじゃないの」

にこ「希みたいにセクハラされるのかと思ったからびっくりして」

海未「え」

にこ「別にあんたがセクハラすると思ってるわけじゃないわよ」

にこ「そんなことでいいなら、お安い御用だから」ギュー

海未「ええ!?あ、そんな///」

にこ「あんたもけっこう可愛いところあるわねー」

海未「か、からかわないでください!///」ギュー

にこ「ふふーん」

海未(かわいい…)


fin

●花陽の場合

部室で伝伝伝を鑑賞中

にこ「♪~」

花陽「きゃー!すごいすごーい!」ギュー

にこ「~~」

花陽「うわー!ああーー!」ユサユサ

にこ「~…」ガクガク

花陽「はうー!うわー」ユサユサ

にこ「…」ガクガク

にこ(花陽に揺さぶられ過ぎて、画面が見られない…)

花陽「ああー、すごく良かった!にこちゃんありがとう!」

花陽「…にこちゃん?」

にこ「」グデー

花陽「きゃー!」

花陽は悟った。
自分が興奮して揺さぶり過ぎて、
にこが目をまわして倒れたことを。

花陽「大丈夫?」

にこ「まあね」フラフラ

花陽「ごめんねにこちゃん」ショボーン

にこ「いいわよ、花陽だって悪気があった訳じゃないんだし」

にこ「それに、見たがってた伝伝伝を見せて、あれだけ喜んでくれたらあたしも嬉しいから」

花陽「にこちゃん…」

にこ「それに」

花陽「?」

にこ「花陽のそういうところ、好きよ」

花陽「!!」

花陽「にこちゃーん!」ギュー

にこ「もう、ほんとにあんたは甘えん坊ね」ギュッ


fin

●真姫の場合

真姫「…」ギュー

にこ「…」

真姫「…」ギュー

にこ「ねぇ」

真姫「…」

にこ「なんなの?」

真姫「別に」ギュー

にこ「別にっておかしいでしょ、理由もなくそうやって抱きついてくる軽い子は嫌いだなー」

真姫「…好きだから」ボソッ

にこ「え?」

真姫「にこちゃんのことが好きだから…」

真姫「だから、嫌いにならないで…」

にこ「…はい、よくできました」ナデナデ

真姫「…///」

にこ「素直な子は好きよ」

真姫「…バカ」ギュッ


fin

●ことりの場合

ことり「にこちゃーん、クッキー焼いてきたから食べてー」ジャーン

にこ「分かったわ、いただきまーす」ヒョイパクッ

にこ「これ美味しいじゃない、ありがとうことり」

ことり「ほんと?良かったー、じゃあこのクッキーはにこちゃんにあげるね」

にこ「え?」

ことり「じゃあねー」フリフリ

にこ「ありがと…」

にこ「?」

ことり「にこちゃん、みてみてー!新しい衣装を作ってみたよ」

にこ「すごいじゃない!フリフリで可愛いわよ!」

ことり「えへへ、でしょー」

にこ「うん」

ことり「…」ジー

にこ「…何?」

ことり「着てみてくれる?」

にこ「今!?」

ことり「うん、だってこの衣装はにこちゃんのサイズに合わせて作ったんだ」

にこ「確かにあたしにぴったりなサイズだと思ったけど」

ことり「だから、ね?」

にこ「『ね?』じゃないでしょ、なんで今ここで着せようt」

ことり「にこちゃん、おねがぁ~い」ウルウル

にこ「!?」ズキューン

にこ「わ、分かったわ、着る///」

ことり「えへへ」

にこ「着替えたわ」

ことり「きゃーー!!かわいー!」キャッキャッ

にこ「…これってことりが作った衣装でしょ」ハァ

ことり「うん、衣装も可愛いけど、その衣装を着たにこちゃんが可愛い!」

にこ「な!?」カァァ

にこ「あ、当ったり前でしょ!にこは可愛いに決まってるじゃない!///」

ことり「うん!だから他にもいろいろ作って きたんだよ!」ガサゴソ

にこ「マジでか」

~ことりのバイト先~

ことり「いらっしゃいませー♪」

にこ「どうしたのよ、急に呼び出して」

ことり「今日はね、お店のメイドさんと遊べるキャンペーンをやってるんだよ」

にこ「へ、へぇ~、そうなの~」

にこ(嫌な予感が…)

ことり「だから、私がにこちゃんをおもてなしするね!」

にこ「やっぱり…ってなんであたしだけなの?他のみんなも呼べばよk」

ことり「お・も・て・な・し」

ことり「おもてなし」ペコッ

にこ(あぁ、もう何言ってもダメね)

ことり「はい、どうぞ」

にこ「美味しそうなパフェね、いただきまーす」

ことり「じゃあ私が食べさせてあげるね」

ことり「はい、あーん」

にこ「いや、自分で食べるからいいわよ」

ことり「あーん」

にこ「そんな恥ずかしいこと出来ないわ」

ことり「あーん」ニコニコ

にこ「あ、あーん」カァァ

ことり「えへへ、にこちゃん顔がまっかっかだね」

にこ(誰のせいよ///)モグモグ

ことり「じゃあ今度はダーツで勝負だよ」

にこ「あたし、ダーツなんてやったことないわ」

ことり「大丈夫だよ、とっても簡単だから」

にこ「うーん…」

ことり「じゃあにこちゃんが勝ったら、私のサインあげちゃう」

にこ「持ってるからいらないわよ、部室で見たでしょ?」

ことり「『矢澤にこちゃんへ』って書いてかげるから」

にこ「やってやるわよ!!」ゴゴゴゴ

ことり「じゃあ私が買ったらにこちゃんがサイン書いてね♪」

~~

にこ「負けたわ…」カキカキ

ことり「ありがとー!じゃあお店に飾らせてもらうね」

にこ「なんだか最近ことりのことばっかり考えちゃうわ」

ことり『にこちゃん、一緒に帰ろ♪』

ことり『にこちゃん、お菓子作っててきたから食べてみて!』

ことり『にこちゃん、その衣装すごく似合ってるよ!』

ことり『にこちゃん』

ことり『にこちゃん!』

ことり『にこちゃん♪』

ことり『に~こちゃ~ん』

にこ(頭の中がことりでいっぱい、もうおかしくなりそうだわ)

にこ(ん、これってもしかして)

海未「みなさん、話があります」

海未「ことりが留学することになりました」

にこ「…え?」

~空港ロビー~

ことり「次の便だ、もう行かなきゃ」

にこ「待ちなさい!」

ことり「にこちゃん!?」

にこ「行かないでよ…」

ことり「!」

にこ「行かないでよ…あんたがいなくなったら、寂しいじゃない…」

にこ「あんたと一緒にいて楽しかった、あんたと一緒だったから頑張れた、みんなそう思ってるわ!」

ことり「…」

にこ「それに…あたし、気づいたの」

にこ「ことり、あたしはあんたのことが好き」

ことり「!?」

にこ「あんたと一緒にいるとね、ドキドキするのよ」

にこ「最初は気のせいだと思ってたけど違った、もう一日中あんたのことばっかり考えるようになっちゃったわ」

ことり「…」

にこ「これからも一緒にいたい、思い出を作りたい…恋人として」

にこ「わがままだけど、あたしはそれだけあんたのことが好きなの」

にこ「だから、行かないでよぉ…」ポロポロ

ことり「…ことりはどこにも行かないよ」ギュッ

にこ「?」

ことり「悩んでたんだ、本当に行っていいのかなって…」

ことり「みんなは私のやりたいようにやればいいって言ってくれた」

ことり「でもにこちゃんだけはこうやって止めにきてくれた」

ことり「嬉しかったよ、来てくれて…わがままだけど、私は誰かに止めてほしかったのかもしれない」

にこ「ことり…」

ことり「そして想いを打ち明けてくれたね」

にこ「!?」

ことり「私もにこちゃんが好き、そうやって思ったことをはっきり言ってくれる、ありのままのにこちゃんが好きだから…」

ことり「こんな私で良かったら、付き合って下さい」ニコッ

にこ「…」ウルウル

にこ「ことりー!」ギュー

ことり「にこちゃーん!」ギュー

ことり「ずっと一緒にいようね!」

にこ「うん!」


fin

●希の場合

希「にこっち、最近他の女の子といちゃいちゃしてるらしいやん」

にこ「え」ギクッ

希「うちというものがありながら…」

にこ「ひぃっ!」

希「浮気するような悪い子は、ワシワシMAXやー!!」ワシワシ

にこ「ぎゃあああああああああああああああ!!!」


fin

○おまけ

希「もう浮気はダメやよ」ギュッ

にこ「もう勘弁して」グッタリ

ことり「あー希ちゃん!私のにこちゃんに何してるのー!?」

希「あ、ことりちゃん」

ことり「にこちゃんと私は恋人同士なんだよ、ひどいことしたら許さないんだから!」プンスカ

海未「それは納得できませんね」

ことり「海未ちゃん!」

海未「そこのスーパーウルトラグレートデリシャスワンダフル可愛いにこは私の恋人です」

海未「他の誰かのところにいくなんてありえません」

ことり「うわあ、にこキチ海未ちゃんこわ」

花陽「待って下さい!」

海未「花陽!」

花陽「にこちゃんは…こんな私のことを好きって言ってくれました」

花陽「私の大切なにこちゃんをとらないで…」ポロポロ

凛「ちょっと待つにゃー!」

花陽「凛ちゃん!」

凛「にこちゃんは凛と付き合ってるんだよー!」

絵里「それは違うわ!」

凛「絵里ちゃん!」

絵里「みんな好き勝手なこと言って、にこの気持ちを聞いてあげなさいよ」

絵里「にこは私のことが好きなのよね」

穂乃果「こらー!」

絵里「穂乃果!」

穂乃果「にこちゃんは私の彼女だもん!他の誰のものでもないんだよ!」プンスカ

真姫「全くうるさい人たちね」

穂乃果「真姫ちゃん!」

真姫「いきましょにこちゃん、もっと静かなところへ」

希「一番やり方が汚いやん」

真姫「何よ、綺麗も汚いもあることなの?」

希「じゃあこうするのはどう?」

希「にこっちを一番満足させられた子が、にこっちの本当の恋人ってのはどう?」

にこ「はあ!?何それ、意味分かんないわよ!!」

海未「名案です!」

絵里「いいわ!」

花陽「にこちゃん、信じてるからね!」

穂乃果「みんなの好きにはさせないもん!」

凛「やってやるにゃー!」

ことり「ちゅんちゅん!」

真姫「バカバカしい、付き合いきれないわ…」

真姫「なんて言うと思ったかー!!!」

希「うちとにこっちでひとつや!」

一同「ワァァァァァァァァッ!!」ドドドド

にこ「きゃー!押しつぶされるーー!!」ギューギュー

にこ(あ、こういうのってなんていうんだっけ)

にこ(モテキ?)


END

以上になります。
更新が遅くてごめんなさい。
読んで下さったみなさんありがとうございました。
ではまた。

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