ゃ
ま
る

俺「はやてちゃんのふとましい太ももに抱かれて眠りたい」
はやて「！？」

ユーノ「あの……アインス？」

アインス「何でしょうか？」ｷﾞｭｰ

ユーノ「何してるの？」

アインス「あてているんです」ﾑｷﾞｭｰ

アインス「こうすれば殿方は喜ぶと聞いたので」ﾑﾆｭｰ

ユーノ「いや、そうじゃなくてね」

アインス「嫌ですか……マイスター？」

ユーノ「ま、マイスターって、君にははやてが」

アインス「主はやてにはもう、あの子……ツヴァイがいます」

アインス「私の想いは、あの子が遂げてくれます」

ユーノ「君はそれでいいの？」

アインス「はい」

ユーノ「そう……か。でもそれとこの状況とは関係無いんじゃ」

アインス「私ではご不満ですか？」ｷﾞｭ


とか真面目に書いてもどうせKYとか言われるんだろ？

ツヴァイ「ザフィーラのたくましい筋肉に抱かれて眠りたいです」
ザフィーラ「仕方ないな///」

ユーノ「いや、不満とかそういうんじゃなくて」

アインス「聞けばマイスターはデバイスを所持してないとの事」

アインス「融合騎、お一ついかがですか？」ﾑｷﾞｭ

ユーノ「ま、間に合ってます」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

アインス「……そうですか」

ユーノ「わ、わかってくれた？」

アインス「アプローチの方法を変えようと思います」

ユーノ「（わかってない！）」

現実
アインス「ゆーの？誰だそれは」

アインス「主ユーノ」

ユーノ「あ、呼び方から変えるんだ」

アインス「”闇の書”の対処方を見つける為に、色々なさったようですね」

ユーノ「え、うんまあ」

アインス「ナハトの事や、改変を受ける前の私の事、他にも色々と調べた」

アインス「貴方以上に私を知る人間は主はやてや騎士達以外にいないでしょう」

アインス「いえ、彼女達より詳しいかもしれません」

ユーノ「何が言いたいの……？」

アインス「責任を取ってください」

ユーノ「……」

ユーノ「えっ」

ユーノ「いやいやいや！それじゃあ僕が君に何かしたみたいじゃないか！」

アインス「そうですね、貴方に直接解析されたわけじゃありません」

ユーノ「だったら……っ」

アインス「ですが、事件を深く知らない人間が聞いたらどう受け取るでしょうか」

アインス「夜天の魔導書の管制人格の全ては、無限書庫の司書に知り尽くされている」

アインス「本人すらも知りえない、あんな事やこんな事まで」

アインス「こんな事が知れ渡ったら、どうなるでしょうね」

ユーノ「脅迫のつもり……？」

アインス「いえ、飽くまでこれは最終手段です」

アインス「私としても、このような強引な方法を取りたくはありません」

ユーノ「（おっぱい押し付けたくせに）」

アインス「ですが私は、恩に報いたい」

アインス「主はやてを喰い殺す運命にあった私を救ってくれた、小さな勇者達に」

ユーノ「だったら僕じゃなくてなのは達に……」

アインス「あの子達には、もうパートナーがいるではないですか」

アインス「私は、私の魔導の全てを以って、貴方に尽くしたい」

アインス「主ユーノ」ｷﾞｭｯ

ユーノ「っ」ﾄﾞｷ

アインス「貴方の騎士となる事、許して戴けないでしょうか」

ユーノ「……」

ユーノ「……はあ、わかったよ」

アインス「それじゃあ……」

ユーノ「元ロストロギアの主としては頼り無いかもしれないけど」

ユーノ「よろしく、アインス」

アインス「はい、宜しくお願いします、主ユーノ」

ユーノ「で、さ、アインス」

ユーノ「その呼び方、変えてもらっていいかな」

ユーノ「主、なんてちょっとくすぐったいからさ」

アインス「では先程のように、マイスターと」

ユーノ「うん、それなら」

アインス「ではマイスター、契約更新の為、融合を」

ユーノ「うん。――ユニゾン」

アインス「――イン」



はいここから思いつきません

こうして、リインフォースアインスの処遇については一応の決着がついた

無限書庫の片隅で白紙の夜天の書を見つけた時はどうなる事かと思ったけど、残っていたのは転生機能と記憶だけで本当によかった

ちなみにはやて達には、アインスが転生した事は伝えていない。アインスの希望で、余計な心配をかけたくないから、だそうだ


そう、この時ちゃんと伝えておけば良かったんだ

そうすれば、あんな事件なんて起こらなかったのだから――



なのは「ユーノ君から別の女の人の匂いがするの」

なのは「一体誰なの・・・？」

ザフィーラ「///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ザフィーラ「ユーノ君・・・いい名前だ///」

フェイト「へ？」

はやて「なのはちゃんの口からそんな台詞が出るとは思わんかった」

なのは「この間会いに行ったら、香水の匂いがしたの」

フェイト「ユーノから香水の匂い……」

はやて「確かにユーノ君女顔やけど、香水をつけるなんてせーへんやろうし」

はやて「これは……浮気の匂いやね」ﾜｸﾜｸ

なのは「」

フェイト「ちょ、はやてっ」

はやて「いやいや、ユーノ君かて男の子やよ？」

はやて「女性司書さんと一夜の過ちを……」

はやて「……なーんて、冗談やってなのはちゃ」

なのは「……」ﾎﾛ

フェイト「なのは！？」

なのは「にゃはは……最近お仕事忙しくて、あんまりお話できてなかったんだあ」

なのは「ユーノ君、私の事嫌いになっちゃたかな……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

はやて「じょ、冗談やってなのはちゃん！冗談！せやから泣かんといて！」

ぐ

なのは「ごめん、フェイトちゃんはやてちゃん、先帰るね……ぐす」ﾌﾗﾌﾗ

フェイト「あ、なの……」

ﾊﾟﾀﾝ


フェイト「……はやて」ｼﾞﾛﾘ

はやて「反省しとります」

フェイト「でも、気になるね」

はやて「ユーノ君に限ってそんな事無いとは思うけど」

フェイト「火の無い所になんとやら、だね」

はやて「本人に聞いてみよか」

フェイト「うん」

無限書庫

ユーノ「……っと、こんなものかな」

アインス「お疲れ様です、マイスター」ｺﾄ

ユーノ「ああ、お茶ありがと」

アインス「あまり根をつめるのは……」

ユーノ「うん、でも平気だよ」

ユーノ「今日の内に片さないと、またあの黒いのに嫌味言われるからね」

アインス「マイスター」

ユーノ「？」

アインス「私は貴方の融合騎です」

アインス「主の健康を維持する義務が、私にはあります」

アインス「どうか、ご自愛を」

ユーノ「……うん、ありがとう」

ぐ
な
む

司書Ａ「ユーノさーん、お客様ですよー」

ユーノ「あ、うん、ありがとう」

アインス「誰かとお会いする約束を？」

ユーノ「いや、そんな約束は無い筈だけど……」

はやて「ユーノくーん」

ユーノ「はやて！？」

ユーノ「（アインス！）」

アインス「（はい！）」ﾋｭｯ

はやて「お仕事中ごめんなー」

フェイト「忙しかった？」

ユーノ「いや、ちょうど一段落ついたところ」

フェイト「そっか」

ユーノ「で、今日はどうしたの？何か調べ物？」

はやて「うーん、そんなとこや」

ユーノ「僕で良ければ手伝うよ。何系？」

はやて「あーちゃうちゃう、そういう調べ物やないんよ」

ユーノ「？」

フェイト「ユーノ、最近なのはと話した？」

ユーノ「へ？」

はやて「寂しがっとったよ、なのはちゃん」

ユーノ「い、いや、なのはも僕も仕事があるし」

はやて「仕事は言い訳にならへんよ～」

フェイト「そういうワーカホリックな所はクロノと似てるよね」

ユーノ「クロノと同じくくりにするのはやめてくれ……」

はやて「そんなんやから疑われるんよ」

ユーノ「？」

はやて「ちょいと失礼」ｸﾝｸﾝ

ユーノ「はやて！？」

はやて「……ほんまや、微かに甘い香りが」

フェイト「……」ｼﾞｰ

ユーノ「な、何なのその疑いの目は……」

フェイト「相手は誰？」

ユーノ「は？」

はやて「しらばっくれても無駄やでユーノ君、ネタは上がっとるんや」

はやて「なのはちゃんというものがありながら、浮気やなんて」

ユーノ「浮気！？」

フェイト「なのはが言ってたんだよ、ユーノから香水の匂いがするって」

はやて「つまり別の女の人とにゃんにゃんしとった、そうやろ！」ﾋﾞｼｲｯ

ユーノ「な、何言ってるのさ二人とも！そんな事するわけ……」


アインス（――マイスター）


ユーノ「（あ……）」

はやて「なんやこの間は」

フェイト「本当なの……？」

ユーノ「ち、違う！断じて違う！」

はやて「じゃあこの甘い匂いは何なんや！」

ユーノ「そ、それは……」

はやて「洗いざらい吐いた方が、楽になるで？」

フェイト「カツ丼食べる？」

ユーノ「（くっ、アインスの事を話すわけにはいかない）」

ユーノ「（でもこのままじゃ……）」



なのは「……ユーノ君」

ユーノ「なのは！？」

はやて「来とったんか……」

なのは「うん……」

ユーノ「あの、あのねなのは、僕は別にそういう」

なのは「……いいの」

ユーノ「え？」

なのは「ユーノ君がどんな人とお付き合いしようと、それはユーノ君の自由だもん」

なのは「私もユーノ君の事信じてる、なんて都合のいい事言って、ちゃんと気持ちを伝えなかったのがいけなかったの」

ユーノ「なのは……」

なのは「フェイトちゃんもはやてちゃんも心配かけてごめんね、もう大丈夫だから」ﾎﾟﾛ

ユーノ「……っ」

なのは「さよなら、ユーノ君。ずっと…好きだったよ」ｼﾞﾜ

ユーノ「なのは！」ｷﾞｭ

なのは「ゆ、ユーノ君！？」

ユーノ「違うんだなのは、実は……」


……

アインス「というわけです」

はやて「ふむふむ、なるほどなるほど～って納得できるかい！！」

はやて「何が”心配かけたくない”や！こんな隠し事される方がよっぽど心配するっちゅーねん！」

はやて「何で一目……会いに来てくれんかったんや」

アインス「主はやて……」

はやて「もう、大丈夫なんやな？」

アインス「……はい、もう貴女を喰い殺す心配はありません」

はやて「破壊せんでも、ええんやな？」

アインス「…はい」

はやて「……おかえり、リインフォース」ｷﾞｭ

アインス「はい、我が主」

……

ユーノ「契約更新しなくてもいい？」

はやて「うん。こうしてまた会えただけで十分や」

はやて「ユーノ君になら、うちの子任せられるわ」

はやて「ああでも、今日一日はこの子貸してもらうよ～」

はやて「ちゃんとシグナム達とも会ってもらわんとあかんし」

ユーノ「そう、だね」

はやて「それに、二人っきりにしてあげた方がええやろしな」ﾆﾔ

なのは「っ」

ユーノ「は、はやて！」

はやて「ほな私らはこの辺で」

アインス「ではマイスター、行ってきます」

フェイト「それじゃあ私も帰るね」

なのは「うん、また明日」

なのは「……」

ユーノ「……」

なのは「あ、あの」

ユーノ「う、うん」

なのは「ごめんね、お騒がせしちゃって」

ユーノ「こ、こっちこそ、何か紛らわしい事しちゃってごめん」

なのは「いいのっ、私の勘違いだったんだから！」

ユーノ「……」

なのは「……」

ユーノ「なのは」

なのは「ひゃ、ひゃい！」

ユーノ「ごめん」ｷﾞｭ

なのは「あ……」

ユーノ「話す時間作れなくて、ごめん」

なのは「……」

なのは「……いいの」ｷﾞｭ

なのは「私からも連絡しなかったから、おあいこ」

ユーノ「うん……」

なのは「これからは、もっとたくさん」

ユーノ「うん。話、しよう」

なのは「……うんっ」

ユーノ×アインスに見せかけたユーなのでした
後半駆け足だったけど乗っ取りなんてこんなもんだよバーカバーカ
劇場版面白かったしもっとなのはＳＳ書けよおまえら

あばよ