大将「待ちやがれぇぇぇぇぇ!!!!」つ包丁
アニ「きゃぁぁぁぁぁ!!!!」タッタッタッ
ライナー「なんで寿司屋があんな足速ぇんだよ!!!」タッタッタッ
アニ「アンタってホント最っっ低!!!!」タッタッタッ
ライナー「どうしてこんなことに……」タッタッタッ
ライナー「俺はただ…アニを喜ばせてやりたかっただけだったのに……」タッタッタッ
ライナー「前回のあらすじ」
※BGM:アタック!ギャグマンガ日和
ライナー「アニの誕生日を祝おうとしたライナーはアニに回らない寿司屋をせがまれ聖域に足を踏み入れる」
ライナー「店に入るやいなやアニの猛攻炸裂!(主に大トロ)冷や汗を流すライナーであった!!」
ライナー「思わぬ来訪者クリスタの特注寿司を見たアニは案の定それをオーダー、ライナーの精神は極限まで磨り減る!!」
ライナー「クリスタ寿司を食べてもアニの猛攻は止まらず。ついにライナーはキレた!!最後の晩餐と言わんばかりに寿司を食いまくり今に至るのであった!!」
アニ「ライナー!!!危ない!!!」
ライナー「へ?」
キィィーー!!!ガッシャーン!!!
ライナー「ぐはぁぁ!!!」どしゃっ
ライナー「ふげぇ!!」ずしゃ!
ライナー「…………」ずざざざざ
ライナー「……………」ぴくぴく
アニ「ライナー!!!!ライナー!!!」ゆさゆさ
大将「旦那!!!しっかりしろ!!!」
大将「おい!!!誰か!!!救急車を呼んでくれ!!!」
ガチャッ
ダズ「ひぃぃ!!俺は悪くねぇぞ!!そいつがいきなり飛び出して来て……後は保険屋に……」←轢いた車の運転手
アニ「保険屋?」ぽいっ
ライナー「」どさっ
アニ「こういう時は普通救急車でしょ?」スタスタスタスタ
ダズ「ひぃぃぃ!!!!」
アニ「それが人轢いた人間の態度?ねぇ?どうなの?」がしっ
ダズ「あわゎゎゎ……」がくがく
アニ「アンタには誠意ってもんが無いの!?誠意!!!」つ胸ぐら
ダズ「しゅいましぇん……」
アニ「謝って済むんだったら救急車も警察も要らないんだけど?」
大将「ちょっと、嬢ちゃん?」
アニ「うるさい!待ってて大将!今お金払ってあげるから!!」
アニ「おらぁ!!慰謝料どうしたのよ慰謝料はぁ!!!」つ胸ぐら
ダズ「ひぃぃぃ!!ゆるしてくれぇぇぇ!!!」
大将「いや、旦那が起き上がってんだよ…」
ライナー「うぅ……俺轢かれたのか……」むくっ
アニ「………」
ダズ「助かったぁぁぁぁ!!!」
アニ「」スタスタスタスタ
ライナー「アニ……すまねぇ…今銀行で金を…… ぐしゃ!!!
ライナー「ぐぁぁぁぁぁぁ!!!腕がぁぁぁぁ!!!!」
大将、ダズ「!?」
アニ「老け顏野郎!!!ライナーの腕が折れちゃってるんだけど!?」
ダズ「ふざけんなぁ!!それは今お前が……… がしっ
アニ「なに?私が何か?」つ首
ダズ「くる……くるしぃ……」
大将「嬢ちゃん!!やり過ぎだ!!離してやれ!!」
アニ「オラぁ!!さっさと寿司代と慰謝料と治療費の2000万用意しな!!」ぎゅぅぅぅぅ
ライナー「うぐぁぁぁ!!!!」
アニ「うるさい!!!!」がすっ
ライナー「うっ…………」
ライナー(意識が……うぅ………)
ライナー「」ぱたっ
\オラァ!!ダスモンダセヤァァ!!/
\ヒィィィ!!ヤメテクレェ!!/
ピーポーピーポー
ーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ライナー「…………」ぱちっ
ライナー「ここは……?」
ナース「イェーガー先生!ブラウンさんが目を覚ましましたよ」
グリシャ「気分はどうだい?」
ライナー「俺は一体……」
グリシャ「交通事故にあって救急車で運ばれて来たんだよ。骨折と打撲でしばらく入院してもらうよ」
ライナー「はい………」
グリシャ「じゃあ安静にね」
ライナー「はい」
ライナー「痛てて……なんでだろう……ほとんどアニにやられたような気がするのは……」
ベルトルト「ライナー」
ライナー「!」
ライナー「ベルトルト」
ベルトルト「お見舞いに来たよ」
ライナー「おぉ、すまねぇな」
ベルトルト「なんか酷い目にあったらしいね。アニに高級寿司を暴食されて食い逃げして車に撥ねられて大怪我w」
ライナー「笑い事じゃねぇよ」
ベルトルト「フルーツ盛り買ってきたから置いとくよw」
ライナー「それより、寿司屋の支払いはどうなったんだ?」
ベルトルト「ライナーを轢いた人が払ったってアニが言ってたよ。治療費と慰謝料もふんだくったってさ」
ベルトルト「そんで、警察にも黙っとくかわりにこれからもたかり続けるって言ってたよ」
ライナー「悪魔だな……」
ベルトルト「そうだね、何故かライナーが轢かれた慰謝料なのにアニの懐に入ったもんね。さすがに治療費には手を出さなかったけど」
ライナー「俺のケガはほとんどアニにやられた気がするんだが…」
ベルトルト「言っても無駄だよ。絶対認めないから」
ライナー「だよな」
ベルトルト「じゃあ僕は帰るからお大事に」
ライナー「あぁ、すまねぇな」
ベルトルト「あ、そうそう」
ライナー「?」
ベルトルト「これも渡しておくよ」つエロ本
ライナー「!?」
ベルトルト「ここ相部屋だからそういう番組は見れないだろ?本で我慢してくれ。じゃ」
ライナー「おう」
ライナー「行ったな……」
ライナー「まぁ、なんだ…別にこういうのを望んでたワケじゃねぇけど?ベルトルトの厚意を無駄にもできんしな…」
ライナー「ここはお言葉に甘えるのが人情というやつだろう」
ハンネス「おい」
ライナー「!?」びくっ
ライナー「な、なんだよ!!おっさん誰だよ!びっくりしたじゃねぇか!!」
ハンネス「すまんな。隣のベッドのハンネスってもんだ」
ライナー「隣のベッドのハンネスさんが何の用だよ!」
ハンネス「まぁそう警戒すんなってwいま後ろに隠したモンを後で俺に貸しちゃぁくれねぇか?」
ライナー「はぁ?おっさん大人なんだから自分で買えよ!」
ハンネス「俺はその手のモンは嫁さんに取り上げられちまうんだよ」
ライナー「……………」
ライナー「はぁ……しょうがねぇな……」
ハンネス「話のわかるヤツで助かるぜw」
ライナー「じゃあ俺が先に使うぞ」
ハンネス「あぁ、その後貸してくれ」
ライナー「さぁて♪カーテン閉めて」シャッ
ライナー「ズボン脱いで……くそっ……脱ぎにくい…片腕片足骨折してなけりゃ」脱ぎ脱ぎ
ライナー「ふぅ……さてと」つ♂
ライナー「おっ、ベルトルトのヤツ!クリスタ似の人を選ぶとはセンスありだな」
シュッシュッシュッシュッ
ライナー「おふっ………」つ♂
シャッ
ライナー「!?」
アニ「何してるの?」
ライナー「」( ゚д゚)
アニ「ねぇ、ズボンとパンツ脱いで何してるの?」
ライナー「いや、な、何でもないぞ!?ただ、その何でもないんだ!!うん!何でもない!」
アニ「へぇ、何でもないのに脱ぐんだ。変態だね」
ライナー「うるさい!!男には色々あるんだ!!」履き履き
アニ「じゃあとりあえずコレは没収ね」つエロ本
ライナー「待て!!それは…」
アニ「何これ!小柄で金髪の女の子……。アンタ……やめてくれない?私でそーいうコトするの」
ライナー「いや……違う…」
アニ「とにかくコレは没収」つエロ本
ライナー「はい……」
ハンネス「待ってくれ!!」シャッ
ライナー「!?」
アニ「おじさん誰?」
ハンネス「そいつぁ俺の本だ!返してくれ!」
ライナー「そうなんだ…病院生活は退屈だって話で親切なオッサンが貸してくれたんだ」
アニ「ふーん、そうなんだ。でも没収する」
ハンネスライナー「何で!?」
アニ「男がこういうの持つとろくなコトしないでしょ?」
ライナー「ろくなコトも何もやるコト一つしかねぇだろ!!」
ハンネス「そーだ!そーだ!楽しみを奪って寝たきりなんてまるで家畜じゃないか!!」
アニ「うるさい」ギロッ
ハンネスライナー「…………」
アニ「じゃあ私帰るから。あ、このフルーツ盛り貰ってくよ」
アニ「じゃあまたね」スタスタスタスタ
ライナー「…………」
ハンネス「おい、あの子……まさかお前のコレ(小指)か?」
ライナー「そんなまさか……嫌だよあんなの!」
ハンネス「ん?そのわりにヤケにしたしかったがな?」ニヤニヤ
ライナー「幼馴染の妹みたいなもんだよ。甘やかしすぎてあんな風に……小さい頃はもっと可愛かったのに……」
ハンネス「通報した」
ライナー「そういう意味じゃねぇよ!!!」
ライナー「ところでオッサン何で入院してんだ?見た感じ元気じゃねぇか」
ハンネス「あぁ、俺は痔だ」
ライナー「痔かよ!!!」
ハンネス「痔ナメんじゃねぇぞ!?すげぇ痛いんだからな!?」
ライナー「オヤ痔」
ハンネス「面白くねぇよ」
ハンネス「うっ…………」
ライナー「ん?」
ハンネス「ぬぁぁぁ……」ばたばた
ライナー「おい!オッサン!どうしたんだ!!」
ハンネス「痔の発作がぁぁぁ!!!痛ででででで!!!」じたばた
ライナー「え!?痔って発作的になるもんなのか!?」
ハンネス「ぐぉぉぉぉ!!!そんなことよりそこに置いてる薬を……」指さし
ライナー「これか!」つ錠剤
ハンネス「違う!もう一つの注入タイプの方だ!!」
ライナー「ほらよ!!」つ注入タイプ
ハンネス「1人じゃできねぇ!!やってくれ!!!」
ライナー「はぁ!?嫌に決まってんだろ!!!!!」
ハンネス「そう言わずに頼む!!もうもたねぇ!!!」脱ぎ
ハンケツ「…………」
ライナー「…………」
ライナー「えぇぃ!!!ままよ!!」ずぷっ
ハンネス「おっふ!!」
ライナー「これでいいのか!?」つ注入中
ハンネス「おう……」
ライナー「ちっ……何でこんなこと」
クリスタ「ライナー!お見舞いに来たよ!」ひょこっ
ユミル「しょうがねぇから来てやったぞ食い逃げ野郎」
ライナー「」( ゚д゚)
ユミル「何……やってんだ?」
クリスタ「………」
クリスタ「ライナーのバカ!!!!知らない!!!!」タッタッタッタッタッタッタッタッ
ライナー「え、ちょっ……」( ゚д゚)
ユミル「悪ぃなぁww邪魔しちまったみたいでwwクリスタにゃ『そういう世界』もあるって説明しといてやっからwwあ、買ってきたケーキ置いとくぞ」タッタッタッタッ
ライナー「……………」
ライナー「そ、そんにゃバカにゃぁぁぁ!!!!!」
ハンネス「すまねぇな兄ちゃん……俺が後で説明すっからよ」
ライナー「やめろぉぉぉ!!!もう二度と俺と同じカットに立つなぁぁぁぁ!!!!!」
ライナー「あああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
子ども「ほっほーい!とーちゃん!」
ハンネス「おぉ、○○のすけ(以下、ピーのすけ)」
ピーのすけ「うわぁぁ!!かーちゃん!!変態だぁ!!!」
ハンネス嫁「何?何が大変なの?」
ピーのすけ「とーちゃんが男とふりんしてるゾ!!!」
ハンネス嫁「はぁ?」
ライナー「ち、違う!!!俺はこのオッサンに痔のクスリを……」
ハンネス「そうだ!人聞きの悪いこと言うな!」
ハンネス嫁「すいません、主人がご迷惑おかけしたみたいで」
ライナー「いえ、もう別にいいんです……」
ピーのすけ「………」じーっ
ライナー「ん?どうした?」
ピーのすけ「お兄さん……男が好きなの?」
ライナー「は!?」
ハンネス嫁「こら!!失礼なこと言うんじゃありません!!」
げんこつ!!!
ピーのすけ「うぉぉ~……」よろよろ
ライナー「」(なんなんだこいつら……早く退院したい)
ハンネス嫁「じゃあ私たちは帰るわね。また明日来るから」
ハンネス「おう、悪ぃな。」
ピーのすけ「え~!オラもっととーちゃんをお見舞いするゾ!」
ハンネス「じゃあもう少し遊んでくか!」
ピーのすけ「まったく、仕方ないなとーちゃんは」
ハンネス嫁「しょうがないわねぇ、また後で迎えにくるわ」
ハンネス、ピーのすけ「ほーい」
ライナー「…………」しょぼん
ピーのすけ「?」
ピーのすけ「お兄さん、あんまり暗いとモテないゾ?」
ライナー「大きなお世話だ……」
ピーのすけ「お兄さんいくつ?」
ライナー「17だ」
ピーのすけ「独身?」
ライナー「そうだ。ついでに言うと17歳じゃ結婚できないんだ」
ピーのすけ「男同士も結婚できないゾ?」
ライナー「いや、女の人とするから」
ピーのすけ「軽いジョークだゾ。やれやれノリが悪いお兄さんだゾ」
ライナー「この状況でそのノリにはついて行けん……」
ピーのすけ「どうして?」
ライナー「子供にはわからん…」
ピーのすけ「お兄さんがお元気出るようにオラが一肌ぬぐゾ」
ライナー「は?」
ピーのすけ「」ぬぎっ
ピーのすけ「ケツだけ星人!!ぶりぶり~!!」
ライナー「バカ!なにやってんだ!」
ピーのすけ「ほほーい!!」ぶりぶり~
ライナー「ズボンを履け!!」がしっ
ピーのすけ「まだ途中だゾ!!」じたばた
ライナー「言うこと聞け!人前で尻を出すな!」ぐいぐい
クリスタ「なに……してるの?」
ライナー「なんでクリスタが……帰ったんじゃ……」( ゚д゚)
クリスタ「どうしてその子のズボン脱がそうとしてるの?」
ライナー「ち、違う!これは脱がそうとしてるんじゃなくて……」
ピーのすけ「お兄さんの……けだもの……/////」
ライナー「誤解を招くようなこと言うんじゃねぇ!!!!」
クリスタ「ライナーなんか大っ嫌い!!!変態!!!通報する!!!」タッタッタッ
ユミル「せっかくクリスタを説得して連れて来てやったのに……お前ホント気持ち悪いよ……じゃあな」スタスタ
ライナー「」( ゚д゚)
ピーのすけ「お元気出た?」
ライナー「出るわけねーだろ!!!」
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なんだこれw