しずか「そうよ、イギリスの女の子なの。半年間私の家でホームステイするのよ」
のび太「へえー!良いなあー、楽しそう!」
しずか「でも日本語喋れないみたいだからきっと大変なの。だから今のうちに英語を勉強してるのよ」
ジャイアン「さすがしずかちゃんだぜ!」
スネ夫「のび太のところはホームステイなんて無理だなww」
のび太「なんでだよ!」
スネ夫「だって日本語ですら怪しいじゃないかwwwwあははははwwww」
ジャイアン「そうだな!はははははは!!」
しずか「うふふふふ」
のび太「……」
のび太(なんだよ!みんなしてバカにして!!留学生くらいなにさ!うちにだって……)
ドラえもん「おかえり、のび太くん」
のび太(考えてみたら、うちにもホームステイみたいなのいたわ)
ドラえもん「?どうしたののび太くん?」
のび太「なんでもないよ!」
ドラえもん「そう?ああそうだ、ママがおやつ用意してくれてるよ」
のび太「ほんと!?やったあー!!」
のび太「それでね?酷いんだよスネ夫のやつ!僕は英語どころか日本語まで怪しいとか言ってきてさ!」
ドラえもん(まあ間違ってはいないけどね)
のび太「ねえドラえもんー!僕の家にもホームステイが来る道具出してよ!可愛いイギリスの女の子のホームステイが来る道具!!」
ドラえもん「何言ってるの。ホームステイなんか来たってうちはみんな英語喋れないんだから苦労させるだけだよ」
のび太「翻訳こんにゃくがあるじゃない!!」
ドラえもん「また君はそんなこと言って……良い考えだけど、翻訳こんにゃくは今一つしかないんだ。ホームステイを受け入れるなら家族みんなが意思疎通取れないとダメだし、どっち道……」
のび太「ちっちっちっ」
ドラえもん「?」
のび太「翻訳こんにゃくを食べるのは僕たちじゃないよ!ホームステイの子が食べればいいんだ!」
ドラえもん「……!」
ドラえもん「全く、君は本当に、その発想力を他のことに使えないのかね」
のび太「へへー!」
ドラえもん「まあ異文化交流をすることは良いこと……なのかなあ」
のび太「そうだよ!勉強のため!」
ドラえもん「……はぁ、仕方がないなあ。……もしもボックスー!!」
のび太「なるほど、これでもしも僕の家にホームステイが来たらってやるんだね!」
ドラえもん「そうだよ。真っ向からパパとママにお願いしても通らないだろうからね」
のび太「うんうん、じゃあ早速……」
ドラえもん「やれやれ……」
のび太「うちにホームステイが来る!イギリスの、すっごい可愛い女の子!!」
数日後
しずか「ただいま!」
しずかママ「おかえり、しずか。ホームステイの子が来てるわよ」
しずか「うん!」
しずかママ「リビングにいるから、挨拶していらっしゃい」
しずか「はーい!」(どんな子かしら……楽しみだわ!!)
ガチャッ
しずか「ハ、ハロー!!マイネームイズ……」
ボブ「Hi」
しずか「……え?」
ちょっと飯
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