男「勇者試験落ちたから旅に出るわ!」 (25)


男「この旅勇者試験で魔力、魔攻力ともに一位を取りましたが制御能力が乏しく落ちました!」

母「そうかいそうかい、じゃあ稼業つぎなさい」

男「なので一人で旅に出ますわ!」

母「そうかいそうかい、稼業つごうか」

男「んじゃ、準備できたから行ってきます!年に一回は帰ってくるね!帰還魔法で!」

母「つげや!稼業!私とお父さんとお姉ちゃんで農業とか地獄だよ!男手!ヘイ!」

男「転移魔法!魔王城!」

シュンッ

母「へい!息子カムバック!」

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魔王城━━

男「到着!」

側近「ん?あぁ、お帰りなさい魔王様」

男「おっす!」

側近「いやぁ、まさか魔王様が勇者試験受けるとかいったときは冗談かと思いましたが」

男「有言実行する男だから」

側近「まぁ、落ちて何よりです」

男「魔王倒したかったのに」

側近「魔王は貴方でしょうに」

男「さっきから何してるの?こっち見て話せよ」

側近「暇なんで裁縫を…いまソファーカバー縫うのにはまって」

男「婆さんだな」

側近「で、勇者は誰に決まったんです?」

男「なんか知らないけどすんげーかわいい女の子だった」


側近「女ですか…私でも倒せますかね」

男「ん~無理だろうな」

側近「まじですか」

男「だって、あの子お前より魔力量多いし俺より制御うまいし」

側近「それ私達完敗じゃないですか?」

男「だろうね~」

側近「どうするんですか?」

男「えっと…某R団の様に姑息な真似でなんとかする」

側近「……」

男「てなわけで旅出るわ!邪魔する!」

側近「うわぁ」

男「と、その前に…魔法の鏡どこいった?あの見たいもの見える奴」

側近「あぁ、売りました。魔王様いない間にいらないと思って」

男「どこに売った?」

側近「オークの街に」

男「ちょっとオークの街つぶしてくる」

側近「絶滅危惧種認定は避けてくださいね、あいつら優位に立つと何しでかすか」

男「大丈夫、根源まで根絶やしにするから」シュンッ

側近「…え!こんげ……ちょ!魔王様!?」


オークの街━━

男「すたり…」

オーク「ん?なんだガキ…ここはお前のような人間が来る場所じゃねぇぞ」

男「あ?…あ、この姿のまんまだったか」

オーク「んあ?」

男「変装魔法解除」フワッ

ピカピカピカッ

オーク「?!なんだこの餓鬼!光りやがった」

魔王「ん……あああぁああああああああああ!!!!!!!」

背伸びの声で魔王の足元に亀裂が入る。

まがまがしい空気が町全体を覆う。

オーク「ま、まおうひゃま?!」

魔王「やべ…久々の身体で全身筋肉痛だ…いってぇ、お前、そこのオーク、肩貸せ」チョイチョイ

オーク「え、でも…俺なんかが」オロオロ

魔王「いいから早く!股間痛いの!股関節痛いの!」

オーク「は、はい!」


街中

魔王「あのさ、一つ聞いていい?」

オーク「何なりと」

魔王「魔法の鏡知らない?」

オーク「え……あぁ、それならこないだ仕入れましたよ」

魔王「…あ、今持ってる系な人?よかったー」

オーク「あ、いえ」

魔王「探す手間が省けた…で、それ俺にくれない?てか返してくれない?」

オーク「いや、う、……売っちゃいまして」

魔王「……ちんこもぐぞ?」

オーク「す、すびばせん!でも…エルフにうっちゃって」

魔王「女子?エルフ系女子?」

オーク「系というか…エルフの女性です」

魔王「うし、お前不問にしてやる…えっと、エルフの…村…いや、近くだと国か」

オーク「えっと、エルフの王女様でしたよ」

魔王「あの娘か!俺あの子かわいいとおもってたんだよ!」

オーク「魔王様もですか!」

魔王「お前も!いいねぇ、いい趣味してんなこの!」ツンツン

バブシュッ!

つつかれたオークは木端微塵になった。

魔王「………」クルッ

魔王「だ、誰も見てないな……」

パンパンッ

魔王「南無~」人


魔王「ん~…この姿で言って大丈夫かな…いいか!」

魔王「転移!エルフ城!」

シュンッ

━━━
━━


━━━エルフ城


魔王「スタコン!」

魔王「魔王がエルフ城に~~~」

魔王「キターーーーーーーー」

ガチャッ

魔王「……がちゃ?」

近衛兵「動くな!」

魔王「え、あ、いや……え」

近衛兵2「動けば撃つ!」

魔王「…あの、王女様…会いに来たんだけど」

近衛兵「王女を殺しに来ただと?!よくもそんなことを堂々と言えたもんだな!」

魔王「記憶にないよ…」


騎士団長「何の騒ぎだ……?!魔王!」

魔王「あ!この国の団長!」

騎士団長「な、なぜあなたのような方が…まさか平和条約の解除に」ギリッ

魔王「俺争い嫌い!平和大好き!」

騎士団長「ではなぜここに」

魔王「王女様の鏡!魔法の鏡!俺の鏡!あーゆーおーけー?」

騎士団長「だれが包茎だ!」

魔王「ここの人難聴過ぎてこわい!」



魔王「もーーー!王女に合わせて!話したいだけなの!!!!」

なの~ナノ~ナノー……、、、。


魔王「……わかった?」

近衛兵s・騎士団長「「王女を抱きたいだと?!」」

魔王「お前らわざとだろぉ!」


ガタッ


魔王「ん?」クルッ

王女「…あ、…あいや……やや……あ、…あう」カァー

魔王「あ~また勘違いされる奴だ」

王女「よ、よろこんで////」

魔王「何がだよ!」

王女に抱かれたい!?なんて羨ましい!

エルフは難聴
ホモは難聴
エルフはホモ

=で結ぶんじゃねえよwwww


魔王「もういいよ!王女さん、鏡かったでしょ?どこ?今どこ?」

王女「え…ああ、それなら昨日人間の商人さんが「コレハイイモノダー」と回って七百万で勝っていかれました」

魔王「ファッ?!」

王女「あれ、七千万でしたっけ」アレレ?

魔王「っち!あんがと、これからも両国仲良くお願いね!んじゃ私はいくので!」

王女「あ、もう行かれるのですか」ウルッ

魔王「…やらなければいけないことがあるので(主に勇者への姑息ないたずら)」キリッ

王女「ズキューーーンッ!」

近衛兵「王女が意味不明な奇声を上げて倒れたぞ!」

騎士団長「ええい魔王め!」

魔王「だからなんで俺なんだよ!」

騎士団長「ええいやかましい!即刻でていけ!」

魔王「言われんでもでてくわこんな厄介な国!」

魔王「転移!……えーと…その……人間界のどっか!」

シュンッ


━━━

魔王「変…身!人間モード!」シャバドゥビダッチ

男「俺…参上!」キリッ

子供「ママー」

母「坊や、こっちに来なさい」

子供「でもあの人」

母「いいから!早く!」ゴゴゴゴ

子供「…はい」





男「   」/////


街━


男「相変わらず活気あふれてるな~人間界」

♪~

男「ん?」


女「夜の闇に光る星がまたたきするたびに」


男「…きれいな声だな」


♪~~

女「小指に秘めたチカラで」

女「大人になれた私 アーーー…アー」

男「」88888

女「!……き、聞こえてました…か」

男「ばっちりね」


女「…すいません、私の下手な歌なんか」

男「いやいや、きれいな声でいい歌だったよ」

女「あ、ありがとうなす」

男「ん?…んん…うん」

男「あ、そうそう、なんか最近珍しい物見なかった?たとえば鏡とか?」

女「鏡が珍しいんですか?」

男「いや、なんていうの?なんでも見たいものが見える鏡…みたいな」

女「ん~……いえ、知らない鏡ですね」

男「そっか…ありがと、じゃあね」ノシ

女「はい、さようなら」ノシ

良SSありがとナス!


男「…さて、どうしたものか」

トントン

背中を叩かれ、考え込んでうつむいていた頭が上を向き、振り返る。

男「ん?」

振り返ると束ねた髪を肩にかけでかい、顔が二つ分はある高さの帽子にでかいプリムの帽子。
まるで魔女のような恰好をした赤髪の青年。

青年「そこの旦那、ちょいと私の手伝いを頼みたいのだが」

男「誰が旦那だ、私はまだ十代だ」

青年「あぁ、すまない…で、だ」

聞く気がない…と言うより興味が微塵も無い様に一言だけで元の話題に持って行った。

男「…なんの手伝いだ?」

青年「少し協力してほしいのだよ、最近この街の女子供が盗賊や山賊、人身売買のバイヤーにさらわれて困っていてな」

男「まさかそんな多数の奴を倒したいと?」

青年「いや、そいつらには一つ共通した相手がいるのを突き止めてな…あ、情報網は内緒だぞ」

男「俺にメリットは?」

青年「この何でも見えるって言う鏡をやろう!…どうだ」ドヤコレスゴイヤロ

男「やろう!」スゲーホシー

即答だった。


青年から聞くと相手はある国の王、国王がすべてbの元締めだったらしい。
民間の警察、軍も動かなかったのはそのためだった。

男「…な、なぁ…鏡」

青年「国王を倒したらな」

男「いや…でも国王倒したらおまえ極刑…あれ?俺も?」

青年「人々を助けられるんだ…俺〝達〟の命で、安いもんだろう」

男「俺の命もかよ!」

青年「…何か問題でも?」

そんな小首を傾げて「何言ってるかわかんない」って顔でみられても困るんだよ
俺は死にたくないし!て言うか俺も一応、王だし?人間の王殺したなんてばれたら、それこそ戦争だよ!

……今からでも断ろう!そして鏡奪って逃げよう!

男「……ごめん!」

青年「え」

グギャグ!

青年の首をかるくとついた。

青年の顔は頭の裏と肩甲骨が引っ付いた状態で路地裏に倒れている。

男「…南無三!」

男は鏡を拾って街の外に転送した。


━━

男「やっぱ力の下限がよくわからんな…」

男「…ファイヤ!」

手を広げ前に付きだし魔法名前を唱える。
掌から赤く光を放って放たれた火球は全長十メートル規模の巨大な火の玉。
放たれた火球は一直線に何もない荒野を進み、生えていた草はすべて一瞬にして灰になり
火球の通った後を残した。

男「………もうちょっと小っちゃくて良いんだけどな」

ジリジリジリ
太陽が照らしつけ皮膚が真っ赤になっている。

男「にしても熱い…熱いよ」

男「こんな時は氷の大陸が一番だな…でも遠いから魔力消費半端ないんだよな」

男「そうだ!…ここに氷張ればいいんじゃね」


男「と、その前に鏡鏡」

男「鏡よ鏡よ鏡さん!勇者の姿をうつしたま~え~」

鏡「……」

男「…………うつした~ま~え~…」

鏡「……」

カサッ

鏡の後ろに何かがあり、指に触れた。
鏡を裏返すとそこには「500」と書かれたシールが貼ってあった。

男…王「…………」ピキピキ

▼男は人間の姿で角が生え『モード:おこ』になった。

男…王「…人間めぇええええええ!!!」

▼男…王の怒りによってマグニチュード8.0の大地震が大陸を襲った。

男「…ふぅ…落ち着いた」

男が立っている周りは地割れが起きており今にも崩れて下に落ちてしまいそうな錯覚を覚える。

男「さって…そろそろマジで戦争でも始めてやろうかこの野郎」

「それは、困るんだけど?」

瓦礫の間から聞こえてくる女性の声。

男「…誰だ」

声の下方向とは反対の方へ視線を向ける。

「さすがに魔法で声の方向替えてもダメか…でも、誰だは酷いな」

男「……まさか」

勇者「そう!私こそ勇者!」

男「ザキ!」

勇者「ホワット?!」

▼魔法は不発に終わった。

勇者「さ、さすがにひどすぎないかな…男君…いや魔王くん…さん?」

男「うるせ!ファイヤ!ファイヤ!メガフレア!ヒャド!ゾンデ!かめはめ波!」

勇者「き、君の魔法は桁が違うんだから一人間に…が……耐えれると思わないでよ……ね!」

そう言いながらすべての魔法をギリギリでかわし続ける。

男「そもそもなぜ俺が魔王だってしっとるんじゃ!」メラメラメラァ

勇者「その答えは……これだ!」パッパカラッパッパー

勇者「何でも好きな物が見れちゃう鏡~」

男「めら……え!?」

勇者「フフフ…欲しいか?」

男「めっさ欲しい!てかそれ俺の!返せ!」

勇者「帰してほしくば降参するんだな…この魔王め!」

男「……(あれ?もしかして罵ってるつもり?)お、おう」

勇者「さぁ!今すぐ降参して私にキスして思いっ切り抱きしめてください!」

男「え…あ……え?」

勇者「さもなくばこの鏡を割ります!」

男「あ、このこあれだ…アホだ」


勇者「さぁ!」

男「…鏡をまず最初に渡したらしてやってもいいぞ」ニヤァ

勇者「?!………」キュピーン

男(さすがにそこまで馬鹿じゃ…ん?)

トコトコと瓦礫を伝って歩いてきた勇者は鏡を男に手渡すと目をつむってジッと何かを待って居る。

男(……あ、馬鹿なんだな)

憐みの視線を向けて男は転移魔法でその場を去った。

なんかニコ厨臭いな

お前のがくせーよ

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