遠藤「あぁ、そうっすね、家族ぐるみと言うか、こないだも一緒にご飯連れてって頂いたり」
松本「へー。いつからタメ口なってんの?」
遠藤「え?タメ口になったことはないですけど」
松本「浜田とやで」
遠藤「いやいや、タメ口には一回も。先輩なんで」
松本「それもう関係ないよ。遠藤も浜田もツッコミ同士やから。先輩とか後輩とか全然関係ないで」
遠藤「でも、ねえ。やっぱり先輩に対して」
松本「いやいや、そんなことないそんなことない。それはやっぱり遠藤がタメ口を聞いて行けへんかったら浜田をいつまで経っても越えられへんし」
松本「浜田も遠藤にタメ口を使って欲しいと思ってると思うで」
遠藤「…」
松本「遠藤がタメ口を使うことによって、相方の田中もタメ口を使えるようになるわけや。田中もええ訳やろ」
田中「あ、そうなりますよね」
松本「ほんなら、ココリコの先輩の山崎は完全にタメ口を使えるようになるわけやんか」
山崎「あ、そうやん、だから遠藤が」
松本「遠藤がやらんとアカンねん」
遠藤「先輩後輩の関係って永遠に変わらないって…じゃあ僕が勝手に勘違いしてたんですね」
松本「後はどうアプローチしていくかの問題やと思うねんな。いきなりはなんぼアホでも気付くから」
松本「相当アホやで。アホやけど、あれ、なにこの違和感?みたいな」
松本「紙に書いてどう腹立つか説明せい言うたらようかかんけど、感覚的にわかるよね、あれ、アホやけど」
一同「…」
松本「本間に大変やねんから。木本のこともなかなかよう覚えへんかってん」
遠藤「え、そんなにですか?」
松本「バナナの臭いで覚えさしてん。バナナの臭いがするんが木本やって言う風に覚えさした」
遠藤「え、マネージャーですよね」
松本「そやで。でやっと覚えたと思ったら今度はバナナに向かって木本木本言うから」
松本「それと違うんを覚えさしたのが…やっとかな。梅雨明けぐらいかな」
遠藤「最近ですよね」
松本「そやな」
遠藤「誰かが突破口を開かないと、とは思うんですけど」
山崎「うーん」
松本「ただ俺はアカンで。俺は先輩やから」
一同「…」
遠藤「徐々に徐々に…」
松本「結果ホンマに良かったなって思ってもらえるよう、こっちももう考えてるから」
遠藤「ありがとうございます」
山崎「じゃあ、今日を境にね」
N「数分後、浜田がスタジオに到着。果たして遠藤はこの男にタメ口をきくことができるのか!?」
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