御坂「ちょっとトイレ行ってくるわね」(327)
佐天「はーい」
初春「ごゆっくりー」
佐天「・・・行ったわよ」
初春「行きましたねー」ガサゴソ
佐天「ってはや!!」
初春「そりゃ早くしないと戻ってきちゃいますし、、、と、ありました」ガサゴソ
佐天「おぉっ!でかした初春!!ねえいくら?!いくら入ってる?!」
初春「急かさないでくださいよ、、、んと」ペラペラ
佐天「はやくはやく」ワクワク
初春「んと、お札だけで3万ちょっとですね」
佐天「わお!流石常盤台!!」
初春「それじゃ、千円だけ残して、と」スッ
佐天「毎回千円だけ残すのってどうして?」
初春「武士の情けってやつです」フンスッ
佐天「あはは、お金盗っといて情けって、、、て戻ってきた!!」
御坂「もー、なんでトイレあんなに混んでんのよ」ブツブツ
佐天「おかえりなさーい」
初春「ここの女子トイレ少ないですもんねー」
御坂「ホントにね」
佐天「あ、そうだ御坂さん!この新作のパフェすっごい美味しそうですよ!」
初春「あ、私も食べたいです!!」ビシッ
御坂「あはは、二人とも甘い物大好きね、いいわよ頼みましょ」
佐天&初春「やったー」
~30分後~
御坂「いやー、予想以上のボリュームだったわね・・・」ゲッソリ
初春「そうですか?」
佐天「初春の胃袋は甘い物限定で無限大だもんねえ」
初春「なっ!なんですかその言い方は!//」プンプン
御坂「ほらほら喧嘩しない、もう日も傾いてるしそろそろ帰りましょ」
佐天「そうですね、お会計しちゃいましょっか」
レジ前
佐天「おねがいしまーす」
店員「ありがとうございます、合計で4200円になります」ニコニコ
初春「すごい!ちょうど三人で割りきれますね!!」
御坂「そりゃそうでしょ?三人で同じモノ頼んだんだから」
初春「あ//」
佐天「ぷくく、、、う、初春」プルプル
初春「わわわ忘れてください!!忘れてください!!」バタバタ
佐天「ごめんごめん、ほらお金払っちゃお」
初春「もう・・・」
御坂「んと、一人1400円ね」ガサゴソ
佐天「ほいっと」チャリン
初春「んしょ」チャリン
御坂「・・・あれ?」ガサゴソ
佐天「ん、どうしたんですか御坂さん?」
御坂「えと、あれ?な、、、なんで?」ガサガサゴソゴソ
初春「どうかしたんですか?」
御坂「な、無い!!無い!!無いのよ!!」アセアセ
佐天「え、無いって、、、何がですか?」
御坂「そんなはずは、、確かに今日は3万ちょっと入れてきたはずなのに」アタフタ
佐天「あはは、うっかりさんですねー」
初春「カードはお持ちじゃないんですか?」
御坂「あっ!そ、そうね!!それじゃ私はカードで!」
店員「申し訳ございません、当店はクレジットカードのご利用は・・・」
佐天「ありゃま」
御坂「そ、そんな・・・」ガックシ
初春「えと、お手持ちのお金はいくらくらいなんですか・・・?」
御坂「小銭合わせて・・・1120円」
佐天「えー!280円も足りないじゃないですか!!」ビックリ
初春「計算はやいですね」
佐天「えへへ」テレテレ
御坂「ど、どうしよ」オロオロ
初春「よければお貸ししましょうか?」
佐天「わたしも少しでよければ貸せますよー」
御坂「ふ・・・二人とも」ウルウル
佐天「それじゃ私からは140円」チャリン
初春「私からも140円です」チャリン
御坂「ありがと!ごめん!ぜーったいすぐ返すから!!」
佐天「おお、常盤台のお嬢様にお金を貸す日が来るなんて・・・」カンドウ
初春「また下品な感動ですね」
店員「はい、ちょうどですね、ありがとうございました」チャリチャリ
佐天「いやー、一時はどうなることかと思ったけど」
初春「まぁ、私たちがたまたま持ち合わせあったしよかったじゃないですか」
御坂「うん、本当にありがとう二人とも、、、」
佐天「どういたしましてっ!」フンスッ
初春「友達じゃないですか」ニコニコ
御坂「うぅ、、、私、二人と友達でよかった、、、」ウルウル
佐天「それじゃ、今日はここらへんで」
初春「そうですね、またお茶しましょう」
御坂「うん、今日は本当にありがと」
佐天「いえいえ、また次のお茶会の時に返してくれればいいです」ニッコリ
御坂「うん、絶対返す」
初春「焦らなくてもいいですよ」
佐天「それじゃーまた来週にでも」
御坂「うん、しつこいようだけどありがとねー」タタタッ
初春「さようならー」ブンブン
初春「・・・」
佐天「・・・」
初春「・・・」
佐天「・・・280円」ボソッ
初春「ブッ!!!」
佐天「うわっ!きたない!」
初春「さ、佐天さんがいきなりそんなこと言うから!!」ゲホゲホ
佐天「ほらほら、背中さすったげるよ」サスサス
初春「まったくもう・・・」
佐天「あはは、ごめんってば」サスサス
初春「そう言いながらお尻触らないでください」プンプン
佐天「だって初春かわいいんだもん」
初春「もうっ!佐天さんなんか知りません」タタタッ
佐天「ちょっと待てーい!!!」ガシッ
初春「な、なんですか?」ニヘラ
佐天「ったく油断も隙もあったもんじゃない、まだ山分けしてないでしょ」ジトー
おい
もっとやれ
初春「そういう所だけはちゃんとしてますね」
佐天「なにおーう!初春のくせにー!」
初春「はいはい、それじゃあ分けましょっか」ガサゴソ
佐天「あー、たまんないねえ!戦利品の確認ってのは!!」
初春「そ、そこに関しては同意します・・・//」ペラペラ
佐天「はやくはやく」
初春「ちょっと待ってくださいって、、、はいどうぞ」
佐天「やったー!って、なんで1万円だけ?」キョトン
初春「だってあのとき実行したのわたしですし」
佐天「えーずるいー」ブーブー
初春「当然の権利です!」フンスッ
佐天「ぶー」
初春「拗ねてもダメです」プイッ
佐天「ちぇー、初春のけち!」
初春「もう、、、夕飯はごちそうしますから、それでいいですか?」
佐天「初春愛してるー」ガバッ
初春「キャッ、、いきなり抱きつかないでください//!!」
御坂「ちょっとトイレ行ってくるわね」
黒子(ぐひひっ・・・)
みたいな話しかと思った
~1週間後~
御坂「はいコレ!先週借りてたお金っ!」スッ
佐天「丁寧に封筒に入れられた140円って」
初春「フフ、御坂さんらしいですね」
御坂「だって借りたお金を返すのよ!ちゃんとしなきゃね!」
佐天「おぉ、さすがお嬢様!」パチパチ
初春「佐天さんも私が貸した120円はやく返してください」
佐天「ああ!急に耳が聞こえない!!」
初春「まったくもう」ヤレヤレ
イン「そりゃ早くしないと戻ってきちゃいますし、、、と、ありました」ガサゴソ
上条「おぉっ!でかしたインデックス!!ねえいくら?!いくら入ってる?!」
御坂「それにしても黒子遅いわね」
初春「最近はなにかと事件が多いですからね」
佐天「初春は行かなくていいの?」
初春「わたしは現場担当じゃないですし、白井さんほど忙しくは」
御坂「ふーん」
佐天「そんなことより、注文しちゃいましょ」
初春「そうですね」
佐天「すいませーん」パタパタ
佐天「えと、この特性ティラミス3つと、全部紅茶セットで」
店員「かしこまりました」
御坂「ここのティラミス美味しいわよね」
初春「ちょっとお値段は割高ですけどね」
佐天「ケーキ一つで980円だもんねぇ」
御坂「そう?それくらいなら普通じゃない?」
佐天&初春「(イラッ)」
御坂「あ、混み始める前にトイレ行っとくわね」スッ
初春「・・・」
佐天「・・・悪気は無いんだろうけど、むかつくよねえ」
初春「・・・」ガサゴソ
佐天「うわ!無言だ!無言で盗賊だ!」
初春「・・・いち、に、さん、し、ご」ペラペラ
佐天「おお・・・今日はまたずいぶんと持ってるね」
初春「先週のこともありますし、不安だったんでしょうね」ペラペラ
佐天「あはは、なんだかんだで神経細いね」ヘラヘラ
初春「6,7、よし・・・」ススッ
佐天「ありゃ?今日は千円残さないの?」
初春「あの人からすれば千円もゼロ円も同じですよ、なんたって980円のケーキが普通なんですから」
佐天「うわぁ、黒春だ、、、黒春がいる」ビクビク
初春「そんなこと言うなら後の山分けは無しですね」プイッ
佐天「ごめんごめん、お詫びにキスしてあげるから許して」チュー
初春「やややめてくださいっ!!こんな人前で//!!」
佐天「人前じゃなければいいのかにゃー?」ニヨニヨ
初春「ちがいますっ//!!」
御坂「ただいま、まだケーキ来てないのね」
佐天「それだけ腕によりをかけてるってことですね」
初春「今から作るわけないでしょう」アキレ
佐天「えへへ」テレテレ
初春「褒めてません」
御坂「そうだ、今日は私にごちそうさせてよ!!先週のお詫びってことでさ!!」
初春「え?いいんですか?」
御坂「うん、せめてものお礼ってことで」
佐天「うわぁ!ありがとうございます!!」
店員「お待たせしました、ティラミスと紅茶セットになります」
佐天「きたー!!」
御坂「うふふ、はしゃぎすぎよ佐天さん」
初春「ああ、おいしそうです」キラキラ
佐天「さっそく食べましょ、御坂さん!」
御坂「そうね」
チリンチリーン イラッシャイマセー
初春「あ、白井さーん!こっちですよー!」パタパタ
白井「ごきげんよう、少し出遅れてしまいましたの」
御坂「惜しかったわね」ニシシ
白井「あ、彼女らと同じものを」
店員「かしこまりました」
佐天「ここのティラミス美味しいんですよー」
白井「それは楽しみですの」
初春「白井さんの分がくるまで私たちも待ちましょうか」
御坂「そうね」ニッコリ
~3分後~
白井「お待たせしました、ではいただきますの」
佐天「いただきまーす」
初春「はぅう・・・」モグモグ
御坂「フフ、美味しいわね」ムグムグ
白井「これはなかなか・・・」
佐天「タダだと思うと美味さ100倍ですね!」フンスッ
初春「また下衆びた味覚ですね・・・」
白井「おや、タダというのは・・・」
御坂「あ、今日はこの2人には私がご馳走してあげるのよ」
佐天「えっへん!!」
初春「なんで佐天さんが威張るんですか」モグモグ
白井「なっ!!わたくしを差し置いて!でしたらお姉さまの分はわたくしが」
御坂「なんでそうなんのよ」
白井「むぐぐ・・・」
初春「(まぁどっちにしろお金出すのは私たちでしょうけど)」
佐天「(・・・この場合ご馳走してもらったってことになるのかなあ?)」
白井「美味しかったですの」
御坂「うん」
佐天「本当ですねぇ、ああ、、、紅茶も美味しい」ウットリ
初春「また来ましょうね!!」
御坂「はいはい」ニコニコ
白井「今から楽しみですの」
佐天「そんじゃま、そろそろおいとましましょっか」
初春「そうですね、気付いたらもう6時過ぎです」
~レジ前~
御坂「すいません、お会計お願いしまーす」
店員「はい、お会計5920円になります」
佐天「おぉ、、流石高級ティラミス」
初春「ごちそうさまです御坂さん」ペコリ
佐天「ごちになりまーす!!」ペコリ
御坂「フフ、はいはい」ニコニコ
白井「ではわたくしの分はここに」チャリン
御坂「ん、、、あれ、、、え?」ガサゴソ
初春「(そりゃまぁそうなりますよね)」
佐天「(すごい既視感だ・・・)」
白井「あら?どうしましたのお姉さま?」ノゾキッ
御坂「、、、、え?嘘、なんで?、、え?」ガサガサ
白井「お姉さま?」
御坂「ウソウソウソっ!!だって今日は確かに、、、!!」ガサゴソ
白井「おお落ち着いてくださいましお姉さま!!一体何事ですの?!」
良スレ(ニヤァ
御坂「ない、、、」ボソリ
白井「ない、というと?」
初春「またお金忘れちゃったんですか」ノゾキッ
佐天「(ここで素知らぬ顔で会話に加われるとはすごい神経してるなぁ・・・)」
御坂「違うの!今日は確かに朝多めに入れてきたはずなの!!」
白井「お、落ち着いてもう一度よくお探しになってください!」
御坂「だって!!今朝確かに私は・・・!!」
初春「鞄の違うトコに入ってるかもしれないですし落ち着いてください」サスサス
御坂「そ、そうね、、、ごめん」
佐天「謝ることないですよ、お金なくなってたら誰だってそうなりますって」
御坂「うん、、、もう一回よく探してみる」
初春「わたしたちも手伝います」
白井「わたくしも」
御坂「みんな、、、ありがと」ウルウル
店員「・・・(はやくしてくんないかなぁ)」
>>92
DQNに支払うためにオカンの財布からな…ゴメンなカーチャン
>>95
お前…
~探し中~
~~
~
初春「見つかりませんね・・・」
白井「ですの・・・」
御坂「うぅ・・・」ウルウル
佐天「きょ、今日ご馳走していただく話はまた今度ってことで!」
初春「そうですね」
御坂「ごめんね、、、」ウルウル
白井「お姉さまの分は本日はわたくしがご馳走しますの」
御坂「くろこぉ、、、」エグエグ
黒子が黒幕か
店員「ありがとうございましたー」
御坂「でもわたし、、、今朝確かに財布に入れたの」エグエグ
白井「信じてますの」
佐天「私も信じます(・・・ちょっと罪悪感)」
初春「私も」
白井「お姉さま、今日は学校から寄り道せずにこの喫茶店に?」
御坂「え?どうしてそんなこと」
白井「いえ、お姉さまの行動を辿れば原因にたどり着けると思いまして」
御坂「よ、寄り道って言うか・・・その//」ゴニョゴニョ
白井「その表情・・・例の類人猿とまた追いかけっこですの・・・?」ゲンナリ
御坂「おお追いかけっこっていうか、あれはアイツが逃げるから・・・//」
佐天「それを追いかけっこって言うんじゃ」
初春「ですよね」
白井「ハァ、、、でもそうなると、一度類人猿に確認する必要がありますの」
御坂「って!!アイツはそんな事絶対しないわよ!!」
白井「あくまで確認ですの」
佐天「類人猿さん?」キョトン
初春「変わったお名前ですね」
御坂「むぅ・・・」
いいね
白井「もちろん、学内の防犯カメラも一応確認します」
佐天「うへぇ、流石常盤台、学校に防犯カメラですか」ビックリ
初春「でもそれなら、普通学校で盗みなんてしませんよねえ」
白井「まぁ、恐らく」
御坂「あいつは・・・そんなことしないもん」イジイジ
白井「ですからあくまで確認だと・・・」
白井「喫茶店では佐天さんと初春さんもいますし、そこで何かをするのは不可能かと」
佐天「てことは」
白井「ええ、おそらくその追いかけっこの際に抜き取られたとみて間違いないかと」
黒子の二人の呼び方ってさん付けだったっけ?
>>122ごめんミスった 初春は呼び捨てだったわ
初春「犯人がつかまるのも時間の問題ってかんじですね」
白井「当然ですの、こともあろうにお姉さまの現金を抜き去るなど」ワナワナ
御坂「・・・わかった、でも、アイツと話すなら私も行く!!」
白井「それはっ・・・!」
御坂「・・・」ジーッ
白井「・・・ハァ、わかりましたの」
御坂「ありがと」ニコッ
f⌒ o ⌒Y .イ__ノ て ヽf⌒ o⌒ヽ
人_ノゝ、‐'`‐ァ´ 人 ヽ_ノ弋___ノィr 人 / /./..:./,..:.:.:.:. i :.:.:.ミ::..:.:.:..\
7,、r‐´`ァ'´レ':ゝし':::::::::ー'::::::::::::::::::レハゝ‐く`イノ / .// ..././.../../. / .! i:.:.:.:..ヽ:.:.:.:.:.:..'.
f'⌒Yノし':::::::::::::::/::::,:::::::::::::ヾ:::::::::::::::::::レ'⌒ヽj /../..:/..:.:/__/.:/.://′...|..l.. :|:.:.:.:.:.:.. i
( う:::::::::/:i!::::/|::::::::::::::::ハ::::トi:::ト:::::::::::|::::( /.:/..:/...:.イ/|:7T7'ト// |:i:.: ,}:.|.:. }:.:. |. :.:.:.. |
.( ぅ:::::::::〃::i!ィ:|‐_、:i|::i!::::| !:::ィ:ニ=ト:、!::::|::::::::ゝイ .'::/ :/i i:/,ァ=ミト |ハ{ |:ト/‐七::ト:. }:.トヘ/7:.}
. 'Y|:::|::::::::||::ィL::j L:_jLiL:/ L::j Lj L:::ヽ:|:::::::i!::::| i:/:,:/::{,ォ ≠ミ ィ ≠ミ、 イ:.:/ハ 。ん:′
| |:::|::::::::|レ ,ォ ≠ミ ィ ≠ミ、`|::::::,:::::.′ |.:/{:::〃 yr=ミ:、 !/行ミt }イ:/ィ ト.r′
| |:::|::::::::| 〃 yr=ミ:、 !/行ミt ハ :::/:::/ └ /丁7ヽ{_ヒri}゙ ゙ ヒrリ.》 》//7:八j:/
V从::::从iイ {_ヒri}゙ ゙ ヒrリ.》 从:/:::∧ /.:∧.{.  ̄´ ' '//:/:.:/}:/
イ::人:::::iゝ  ̄´ j:人::::ヽ:ゝ /.:/i :从 {ニニニィ /7ノ-y':../{
弋_彡f⌒ (__ __) r_'_ノ`⌒ ..厶/{ | .:{:::..、 f⌒ ー 、i. / ァ'ぅ ノ:../: |
`ーハ mj |ニニィ /:/ / `ヽ:.∨:: >. `ミ 、__ノ ィ、_. イ::../:..|
ヾ:ゝ. 〈__ノ } ィ::/. / ∧:..V 丶 _ .||.:≦:/::::イ:/ :/:.:... |
)::::>ノ ノ 三/ , イ:从 / 「i:...ヽ. /::u:/:::/:::/./:/:..;'|i:.:.. |
~翌日~
白井「お姉さまー」パタパタ
御坂「よっす、早かったわね」
白井「はい、事情を話したらこれもジャッジメントの仕事だと」
御坂「そっか」ニコッ
白井「防犯カメラの確認もしましたが、やはり何も」
御坂「まぁそうよね、バレるってわかっててやる奴もいないって」
白井「では、行きましょうか」ピコピコ
白井「もしもし初春」
初春『はいはーい』
白井「ターゲットの状況は?」
初春『現在第7学区を移動中です、詳細を携帯にお送りしますね』
白井「頼みますの」
御坂「ターゲットってあんた・・・」
白井「行きますわよお姉さまっ!!つかまってくださいまし!!」
御坂「・・・うんっ!!」ピトッ
白井「いざっ!!覚悟なさい類人猿!!」
御坂「ちょ、ちょっと覚悟ってどういうk」ヒュンッ
/.:::::::::::::/. . . . / . .:. :.::... V^Y_,
. /....:..........:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ:::::::::::.:. .:...ハ ´ノ _トト_i⌒)-、n__n
.::::::::::::::::::|:::::l:::::::|:::::|:::: |::::::::::}:::::. ::::::::::::::::ハ〈 ._fう.、( _,O 、.ノ,o r‐'。うx
! ::! :::::::::::|:」_l∧::|:::::|:::l |::::::::;:::::::ハ:::::::::::::::::::い z(_,o、_ノv廴人__)げ(__ノ、)ぅ、
! ::! :::::::::::|::| 「丁T::::ト:| |:::::/ァ:::7jフi:::::|:::::::::| .(_ノ__)☆:/::::|::::i::i ::::: i:::::(人☆
l ::|:::::::::::八| _ ヽ:八| |::/ ,jァ≦_,」i:::|:::::::::| そ.イ :::|::/::i::::|::::N::|:i:::|::::}::::{ろ
|:|::::::::::::l,x≠=ミ l/ ん::ハ`Y|:::|:::::::::| _ノ::::i|::::::Lト._l_,ハ_,| |_Nヽレ}:::::|
|:トミ::::::| /// 弋゚ツ 从|::::ハノ ブ::::从:::::{ /=ヽ |:::人
.. l:::|人`ヽ| , ` /ァ7l´  ̄人}∧ト' (゚):::::::::(゚) u}イ:厂
; ::|:::::`Tハ ___ 厶イ:l ,ノイ人 u ゝ ノィ}′
;:::.|:::::::::|:::iト . 、`::::::フ /:::::::::::l }イイ:> _ ニン_ <:{
..,:::::::|:::::::::|:::l|:::::ト `こ .. イ::::::::::::l::l r、 r、/ヾ ̄下ヘ
,:::::::::|:::::::::|:::l|:::::| -‐ i:::::::|:::::::::::::|::l ヽヾ 三 |:l1、_ヽ/__ .ィヽ
::::::::::|:::::::::|:::l|:::::| l:::::::|:::::::::::::|::| \>ヽ/ |` } n_n| |
::┬‐|:::::::::|:::lr '′ !`ト|:::::::::::::|::| ヘ lノ `'ソ l゚ω゚| |
l |:::::::::|::::ト . _ _从::::::::::::トミ /´ /  ̄|. |
. ,! l:::::::::|::::|\ ` ´ ヽ::::::::| |`ヽ、 \. ィ ___ | |
イ _|_ ,r i ,r-、 i' く,r !ニ! ,-、,-、
||_|_| |三三| | _ノ 人 ∠,ヽ |-| ( )
| |. レ`く_, 丶__ノ ∠____ ノ \ ノ |ヽ_|_|_ \/
>>1は実は御坂派
>>142
俺もそんな気がした
~第7学区~
上条「ふっふふん、ふっふふん、ふっふっふーん♪」
土御門「にゃー、ご機嫌だにゃかみやん」
上条「おう、今日は特に不幸なことが無いからな!」
土御門「その発言がすでに不幸ぜよ」
上条「うるせえ!!上条さんにとってはこういう何気ない1日がすっごく貴重なんだよ!」
土御門「ははは、そりゃ悪かったぜyっとッ!!」ヒュン キィィン!!!
上条「なっ!!なんだ今の!魔術師か?!」
土御門「いきなりご挨拶だにゃー」ヘラヘラ
白井「よくあの状況から・・・何者ですの」ヒュンッ
土御門「突然鉄釘ブン投げてくるような女の子に名乗る名前はないにゃー」
上条「なっ?!白井じゃねーか!!」
御坂「ちょっと黒子!!あんたイキナリ何を!!」
白井「上条当麻、あなたを窃盗容疑で拘束しますの!!」ビシィッ!!
土御門「へ?」
御坂「へ?」
上条「へ?」
俺「屁」ブフォ
_ __
/| , . . ´.: : : : : : : `丶、|`ヽ∧
/:.|⌒ヽ∠. : : : : : :: : : : : : : : : { )`ヽ
/. : } /´. : : : : : : : : : : : : : 、:ヽ: レ' ^ヽ: :\
, . : :レ'. : : / : : :/ : : : : : : :、: :ヽ: : :く__ ノヽ: : \
|: : :.i: :.i: : |: : :,⊥_:.| |: Tナナメ、: }: : : ト、: : : ',: : :.l
|: : :.|: :{: :i:|: イ:ハ:从{ l/l/ V l/l/: : /.:i ',: : : : :.:.l
|: : /i: :ヽ从 r==、 r==ミヽ: /}: :l i: :∧: :.!
|: / l: : : :ハ ,,ノ(、_, )ヽ、,, レ' ノ::,' ,':./ i: :,′
|:.i l: : :ヽい `-=ニ=- ' ,rく: :/ // /:/
|::l l: :ト、: : :ト、 `ニニ´ / i: : / // /:/
|::| ヽヽ ヽ:.l > ‐--‐ < ヽ: ヽ: / /:/
|::| }ノrr‐'ーく \__/ 〉ー‐ {ヽ:|:( ./:/
ヽヽ // {: : : : : ヽ_/。jヽ_/: : : :/ 'ト、ヽ\
\V ヽ: : : : : i l /: : : :/ / iノ: :ト、:\
//「`ー‐|: : : : :.l 。j /: : : : レ' ∧ノ \\
// にニニ|: : : : :.l /. : : : : :l }:( ノ. :ノ
御坂「黒子!!アンタ話を聞くだけって・・・」
白井「あの時は確かにそのつもりでしたの」
御坂「ちょ、それってどういう・・・」
白井「・・・初春」
初春『はいはーい、御坂さんの携帯にデータ送りますね』
ブブブ
コイツ…
御坂「映像データ、、、って、これ!!!」
白井「お姉さまが自動販売機にジュースを買いに行っている間の公園の映像ですの」
御坂「そ、そんなこと・・・」
白井「映像は先月のものですが、手つきからして常習と見て間違いないですの」
御坂「う、嘘・・・」
土御門「んと、何やらかみやんの不幸に巻き込まれそうだから俺は退散するにゃー」ピューッ
上条「ま、待てコラ土御門!!お、おれも一緒に」
白井「フン」ヒュン
サクサクサク
上条「ってうぉお!!足がっ!!動けん!!」ワタワタ
御坂「ね、ねぇ、、、嘘・・・よね?こんなの、、、アンタが、こんな事」
白井「お姉さま・・・」
上条「し、知らん!!俺はどんなに金に困っても人様の金を取ったりしない!!」
白井「言い訳はアンチスキルになさってください」
御坂「・・・信じてたのに」ウルウル
上条「本当なんだ!俺は・・・俺は何m!ぐああっ!」ゲシィッ
白井「往生際が悪いですわよ!!おとなしくお縄におつきなさい!!」
御坂「・・・連れて行って、これ以上話してたら、、、多分泣いちゃう」ウルウル
白井「了解ですの・・・さぁ行きますわよ類人猿」
上条「ぐぅう・・・お、おれは・・・」ボタボタ
ちょっと辛くなってきた
朝まで残ってますよーに!
上条「御坂っ!!信じてくれ!俺はやtt」ヒュンッ
御坂「・・・」
御坂「・・・結局、信じてたのはあたしだけか」ウルウル
御坂「うっ、、、えぐっ、、、うっ、、うわあああああん」ボロボロ
~風紀委員(ジャッジメント)第177支部~
ヒュンッ
初春「お疲れ様です白井さん」
白井「・・・ほんとうに疲れましたの」
上条「うぅ、、、御坂、、、御坂、、、」ボロボロ
白井「・・・あなたのような人間にお姉さまの名前を呼ぶ資格などありません!!」ゲシッ
上条「ぁがっ!!」
初春「だっ、ダメです白井さん!!もうすぐアンチスキルの方もいらっしゃるんですよ!!」
白井「くっ、、、後は任せましたの!!ここに居てはこの類人猿を殺しかねませんの!!」
バタンッ
初春「もう、白井さんったら・・・」ヤレヤレ
上条は瞬間移動できない気がしたけど細かい事は(ry
>>193そうしてくれると助かる
上条「なんでなんだ、、、俺は本当に、、、なにも、、、」
初春「この期に及んでまだ言い逃れですかー?」カタカタ
上条「本当なんだ!!神に誓って俺はそんな事しない!!」
初春「学園都市で神様ですかー」カタカタ
上条「本当だ、、、本当なんだ、、俺はやってない、信じてくれ」
初春「まぁ、そこに関しては信じるというか知ってます」カタカタ
上条「は?!」
初春の口におもいっきり俺のバナナ入れたい
初春「なんて顔してるんですか、、、あ、たいやきだ」ガサガサ
上条「い、いや今アンタなんて」
初春「ですから、あなたが無実なのは知ってますよ」モグモグ
上条「!!!だ、だったらなんで!!」
初春「なんでも何も、保身のためですよ」ムグムグ
上条「は・・・?」
初春「だから保身です、保身の意味ご存じありませんか」モグモグ
上条「い、いや、、それってどういう」
初春「私の罪を償うのはあなたってことですよ」
上条「?!」
'. : :.'. : : :.'._」 i -‐i‐‐|: :|: {_____i:.i__i: :i i: : ハ: : : :ハ: {__i:} |
∧:_:_:!>''"! l !_ . ハ_」_i:.|ハ: : : : : |. :{´i ̄:.「~¨`ヽ: : : :.}: : :.:`ヽ| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ .!. : : :!; <{: | i:.| |: : : : : |: : 八: : | |: : ハ: : : ': : : : : :.:| < 叫べば叫ぶだけ
. / { . :´: :! xく:|ヽ! iヘ:「ヽ! 八: : : :.:|ヽ:「 \| |:.:/ |: :./ : : :': : : .| | お前の恥になる・・・
/ , .∧ : : : i: :|ヽ| ,」⊥jL ヽ \: :.|ヽァテ¬=ミ、 |ハ'. : :./. : : : | |
,'. :イイ: : : :. : : {ヽ|,.ァ7'"⌒ヽ`ヽ ヽ| ん'.:::::::ハ`Y /: : :/ : : : : :| ヽ__________
,''´ | |: : : ∧: :Y 〃 ん'.::::::::ハ { {::::::::::::i:} }}': :/ヘ: : : : : :.|
{ |: : : : : \! {{ { {:::::::::::i::} Vヽ.__,ノリ ノ/|/ } : : :.∧|
|: : : : : : ! \ .Vゝ--' ノ ゝ--- ' /. : :./ ノ _________
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|: / ヽ: :.:iヽハ ::.:.:: /_,ノィ: :/ ' 自分は犯罪者だと
|/ \| ゝ:. 、ー― ァ /: :./ ノ:/ | 宣伝して回るのと一緒だ・・・
}ヘ、  ̄ .イイ/ / |
|: />. . .イ:./ ノ′ \__________
{/ ヽ{≧ト .. __ . ´ |/
ヽi |_
,| ノ.::\
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こうですか?わかりません
初春「よく出来てたでしょあの映像、こう見えてもこういうことにはちょっと自信があるんです」フンスッ
上条「どういうことだ!!アンタ御坂の友達じゃ」
初春「違います」キッパリ
上条「な?!」
初春「あんなお嬢様と価値観を共有できる友人になれるわけないじゃないですか」
上条「ふ、ふざけんな!!少なくとも御坂はきっとアンタのことを・・・!!」
初春「でしょうね」
上条「そ、そうだ!!だったらお前も」
初春「無意識が人を傷つけたとして、それは罪と言えますか?」
初春「彼女の善意が私たちにしてみれば悪意だと感じるってことです」
上条「な、アンタ何言って」
初春「別に、忘れてください」プイッ
上条「ふざけんな!!それで何で俺がこんな目に!!」
ガチャッ
黄泉川「うぃーっすお待たせじゃん」
アンチスキルA「この少年か?」
初春「はい」
黄泉川「ったく、学生が盗みとは、、、ってお前、上条じゃん?」キョトン
上条「よ、黄泉川先生!!聞いてくださいこいつです!!この女が俺を陥れようと!!」
初春「・・・」
上条「ほ、本当です!!信じてください!こいつが映像を加工して!それで!」
黄泉川「・・・連れてくじゃん」
アンチスキル「了解」
上条「本当なんです!俺は何もやってない!!全部そこの花飾りの女の子が仕組んだことなんだ!!」
アンチスキルA「おとなしくしろ」ガシ
チガウンダ!!
オレジャ!! オレジャナイ!!
シンジテクレ!!
オレジャ!!
バタンッ!!
黄泉川「ったく、もうちょっと骨のある奴だと思ったが」ガシガシ
初春「変な事言う人ですねあの人」
黄泉川「ハァ、、、小萌、絶対泣くじゃん・・・」
~1ヶ月後~
~~~
~
佐天「んで、結局その上条さんって人はどうなったのさ」
初春「自主退学して、実家に戻られたそうですよ」モグモグ
佐天「うへぇ、でも映像の解析とかされなかったの?されてたら流石にバレるんじゃ」
初春「だからアンチスキルのデータベースから今回の事件に関する一切のデータを消去してまわったんです」モグモグ
佐天「おぉ、流石初春」ナデナデ
初春「えへへ//大変だったんですよー、白井さんと御坂さんの携帯にもデータ残ってたんでそこにもハッキングして」エヘン
佐天「へー、私の知らないところでそんなことが・・・」
初春「結局上条さんはすぐ釈放されたそうですけど、その後は私が真犯人だなんて虚言を」
佐天「いやそれ虚言じゃない!」ビシッ
初春「居づらくなったんでしょうね、逃げるように学園都市から出ていきました」ホロリ
佐天「ええ話や・・・」グスッ
佐天「でも一番びっくりなのは御坂さんだよねー」
初春「ですね、まさかあのくらいの事で自殺なんて」
佐天「上条さんって、御坂さんに相当慕われてたんだね、なんかそういうのって素敵かも・・・」
初春「私にもいつかそんな人が・・・えへへ//」
佐天「おーい、心の声ダダ漏れだぞー」
初春「あわわっ//」アタフタ
佐天「あはは、落ち着けって」ヤレヤレ
初春「でも、白井さんも後追っちゃうし、また二人に戻っちゃいましたね」
佐天「そうだねえ、でもまぁ、私はこれでもいいかな」ニコ
初春「えへへ、同感です//」ニコ
完
ごめんなみんな
最初は調子にのった二人が上条さんにそげぶされる話にしようと思ったんだけど
気付いたらこうなってたんだ
とりあえず読んでくれてありがとう
うぅ・・・すまぬ・・・すまぬ・・・
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i | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ |
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i ,'i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-―' / .|
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このSSまとめへのコメント
こういうSS好きだぜっ!!