キュゥべえ「僕と契約して魔法少…」まどか「手取りは?」 (13)

キュゥべえ「え?」

まどか「契約して定期的に魔女と戦った場合の月々の手取りは?」

キュゥべえ「えっと、契約して魔法少女になったらどんな願い事でも…」

まどか「舐めてんの?」

キュゥべえ「えっ…」

まどか「それってその一回きりですよね?月々の支払いはないと考えていいですか?」

キュゥべえ「えっ、あっ…はい」

まどか「貴方の話と巴さんの仕事を拝見したのですがたった一度きりの願い事であの仕事っぷりは明らかに割にあってませんよね?」

まどか「そもそも中学生に契約書もなしに口だけの契約というのも後からどうとでもできますし」

キュゥべえ「え…」

まどか「というより中学生にこんな労働させるとか法律的にどうなんですかね」

キュゥべえ「その辺は魔法少女のアレで」

まどか「そんな甘く無いですよ?常に死と隣り合わせの仕事なんですからアレで片付けられたら困ります」

キュゥべえ「………」

まどか「それと美樹さんから聞いたんですが貴方労働内容を明確に説明せずにその願い事という一度きりの割に合わない報酬をチラつかせて勧誘していたみたいですがそれはどうなんですか?」

キュゥべえ「……」

まどか「ぐうの音もでない…と…」

まどか「分かりました、一度労働基準監督署に連絡させて頂きますね」

キュゥべえ「すみません、それだけは…!」

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