QB「見た目は思春期中身も思春期」(1000)


キュゥべえ「君はいいよね、周りが痴女だらけで」

ジュゥべえ「いきなり現れたと思ったら喧嘩売ってんのかよ糞兄貴」


―――
――



キュゥべえ「追い出された、わけがわからないよ」

キュゥべえ「まあいいや、ほむらのところにでも行くか」


ほむら「突然押しかけて来られても、何も無いわよ」

キュゥべえ「目的はそれじゃないさ。 確かに君の作る玉子焼きは中々のものだったけれど」

ほむら「ええ、誰かさんが来るたびにご飯を催促するおかげですっかり上達してしまったわ」

キュゥべえ「上達したならいいじゃないか、最初の方なんて見るに耐えない有様だったしね」

ほむら「インスタント食品ばっかりだと文句言う奴がいたから、仕方なく作り始めただけのものよ。 今となってはもう慣れちゃったけど」

キュゥべえ「割烹着姿も様になってきてるよね。 いいお嫁さんになるよ」

ほむら「元凶であるあんたに言われても何もうれしくない」



ほむら「まあいいわ。 それで、今日は何の用?」

キュゥべえ「単刀直入に言おう、筆下ろしをして欲しい」

ほむら「はいはい……ん?」

キュゥべえ「ありがとう、それじゃあ早速」

ほむら「待ちなさい」

キュゥべえ「何だい?」


ほむら「ごめんなさい、発言がよく聞こえなかったからもう一回言ってくれないかしら」

キュゥべえ「筆下ろしをして欲しい」

ほむら「……」

キュゥべえ「童貞を卒業させて欲しい」

ほむら「……」

キュゥべえ「君とセックスして卒業させ「黙って」」


ほむら「……はあ、今のは聞かなかったことにしてあげる」

キュゥべえ「それは困る。 返事を貰わないことには帰れないよ」

ほむら「なっ……ど、どうして私があなたと、その……え、えっち……しなくちゃならないのよ……」ボソボソ

キュゥべえ「ごめんほむら、もう一回言ってくれ」

ほむら「だから! どうしてえっちをしなくちゃならないかって聞いてるの!」

キュゥべえ「ありがとうほむら」

ほむら「何が?」

バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
    \/___/ ̄
  バン    はよ
バン(∩`・д・) バン  はよ
  / ミつ/ ̄ ̄ ̄/   
 ̄ ̄\/___/
    ドゴォォォォン!!
        ; '     ;
     \,,(' ⌒`;;)
   !!,' (;; (´・:;⌒)/
  ∧_∧(;. (´⌒` ,;) ) ’
Σ(* ・ω・)((´:,(’ ,; ;'),`
 ⊂ヽ ⊂ ) / ̄ ̄ ̄/
   ̄ ̄ ̄\/___/ ̄ ̄ ̄

          /\
     . ∵ ./  ./|
     _, ,_゚ ∴\//
   (ノ゚Д゚)ノ   |/
  /  /

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ
ポチ     ポチポチポチポチポチポチ
ポチ(∩`・ω・) ポチポチポチポチポチ
 _/_ミつ/ ̄/_
      /_/


キュゥべえ「理由は述べたはずだよ?」

ほむら「し、知らないわよ! そんな下らない……」

キュゥべえ「下らなくなんかないよ!」バンッ

ほむら「ひぅっ!」

キュゥべえ「いいかいほむら、他のインキュベーター達はとっくに自分の管轄の魔法少女で童貞を捨ててるんだ(多分)! なのに僕だけ童貞であるというこの現状はおかしいと思わないのかい?」

ほむら「そ、そう言われても……」

キュゥべえ「マミに杏子にまどかにさやかに織莉子にキリカ、そして君という人材が揃っていながら僕は童貞だ――これは、おかしいよ」

ほむら「は、はあ……?」

キュゥべえ「というわけだ、わかってくれたかい?」

ほむら「ううん、全然わかんない」



ほむら「そもそもどうして私なの! そんだけいるなら他の子に相手してもらいなさいよ! 巴さんとか!」

キュゥべえ「マミにそんなことを言ってみなよ、間違いなく家を追い出されるよ」

ほむら「知らないわよあなたの寝床の話なんて」

キュゥべえ「それにほむら、君は経験が多そうだからね」

ほむら「は?」



キュゥべえ「君がしばしば僕に話す妄想では、君はかなり長い期間この一ヶ月をやり直してきたんだろう?」

ほむら「妄想じゃない!」

キュゥべえ「魔法少女を訳のわからない化け物にするなんてどうかしてるとしか思えない設定だけどね」

ほむら「それは宇宙のためだって何度も……」

キュゥべえ「いやいや、僕らの可愛い魔法少女>>>>[越えられない壁]>>>>宇宙だからね、これ一般常識だよ」

ほむら「……」



キュゥべえ「まあそれはおいといて、それだけ長い間鬱屈した生活を送って来たんだ、我慢しきれない時だってあったはずだ」

キュゥべえ「主に性欲が」

ほむら「……」

キュゥべえ「だからこそ一回くらいその辺のおじさんに体を許したり性欲の塊である同級生達のなすがままにされた周回があるはずだ」

ほむら「ぶち殺すわよ」

キュゥべえ「そんな怒らないで欲しいね」

ほむら「はあ……そもそも私は未だに男の人が苦手なのよ? まともに話せるのなんてあなたくらいで、上条君相手ですらかなり厳しいのに……」

キュゥべえ「そういう子ほど流されるままにしてしまうものさ」

ほむら「どうやら本格的に殺されたいようね」



ほむら「そりゃあ、このままでいいとは思ってないけど……非処女扱いされるなんて心外だわ」

キュゥべえ「つまり、君はまだ処女だと言うのかい?」

ほむら「何度も言ってるじゃない!」イラッ

キュゥべえ「つまり、したことがない?」

ほむら「な、ないわよ……」

キュゥべえ「ほむら、きちんと自分の言葉で言ってくれ。 私はえっちをしたことがありません、と」

ほむら「え、ええ?」



キュゥべえ「はい、せーの」

ほむら「えっ、わ、私は……えっちをしたことが……」

キュゥべえ「したことが?」

ほむら「あ、ありません……」

キュゥべえ「つまり?」

ほむら「処女、です……///」

キュゥべえ「ありがとう、ほむら」

ほむら「ちょっと待って何なの今の」


ほむら「と、とにかく! そういうことだから、あなたの、その……ふ、筆下ろしなんてできないの!///」バンッ

キュゥべえ「なんてことだ……経験豊富なロリババアにリードしてもらう唯一のチャンスだったのに……」ガクッ

ほむら「誰がババアよ! そんなに繰り返してないもん!」

キュゥべえ「いや……だとすれば、一つ疑問が残る」

ほむら「な、なにが?」

キュゥべえ「食欲、睡眠欲に並ぶ三大欲求である性欲を君はどう処理していたか、ということさ」

ほむら「べっ、別にそんなこと……どうだっていいじゃない!」



キュゥべえ「僕の予想ではオナニー狂いなんじゃないかと思うんだ」

ほむら「どうしてそうなるのよ!」

キュゥべえ「だってそうだろう? 性行為の経験がないなら一人でやるしかない」

ほむら「……したことないわよ、やり方も知らないし……」

キュゥべえ「ん……? どういうことだい?」

ほむら「だ、だから! その……おなにー、とか、そういうの、わからないっていうか……」

キュゥべえ「……確かに、君が自慰行為をしてるのを見かけたことはないね……」フム

ほむら「ちょっとそれどういうことよ」


キュゥべえ(『数えるのを諦めるほど』性行為を繰り返し男を手玉にとるなんて容易にできるロリババアと踏んで話を持ち掛けたけど……実態は全くの逆、男に全く免疫が無いようだね)

ほむら「……もういい? 私は、そういうことにかまけてる時間がなかったの、誰かさんのおかげでね」ムスッ

キュゥべえ「……やれやれ、君はそのままでいいのかい?」

ほむら「どういう意味?」

キュゥべえ「言葉通りさ。 今後生きていくにおいて、全く知識がないと色々と不便だろう?」

ほむら「そ、それは……」

ほむら(た、確かに……そんなこと、考えたことはなかったけど……)


キュゥべえ「ほむら、君は家族以外の男性器を見たことがあるかい?」

ほむら「な、ないわよ……」

キュゥべえ「パソコンで調べたりとかは?」

ほむら「まだ18歳になってないからそういうのは見れないわよ……」

キュゥべえ「銃刀法違反者とは思えない発言だね」

ほむら「そ、それは……魔女を相手にするには仕方なかったのよ……」


キュゥべえ「やれやれ……仕方が無い。 それじゃあ僕ので勉強を……」カチャカチャ

ほむら「きゃっ!ば、ばかっ、何で脱いでるの!///」バッ

キュゥべえ「何を言ってるんだい? 脱がないと見せられないじゃないか、わけがわからないよ」スルスル

ほむら「わ、わけがわからないのはこっちよ! そんなもの見たくない!」

キュゥべえ「ほむら、見たくないものから目を背けてばかりだと大人になれないよ。 さあこっちを向くんだ」

ほむら「ま、まだ大人になるつもりはないの! まだ14歳だもん!」


キュゥべえ「時間は待ってくれないよ、砂時計をひっくり返すつもりはもうないんだろう?」ギュッ

ほむら「やっ……そ、そうだけど……って、お、お尻に、何か当たってる……///」

キュゥべえ「何が当たってるんだい?」グリグリ

ほむら「へ、変なこと聞かないでよ! もうやだー!」ジタバタ

キュゥべえ「安心してくれ、まだ下着はつけている。 もし君の許しが出れば直接そのタイツに擦り付けることも」

ほむら「許すわけないでしょ! バカじゃないの!?」

バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
    \/___/ ̄
  バン    はよ
バン(∩`・д・) バン  はよ
  / ミつ/ ̄ ̄ ̄/   
 ̄ ̄\/___/
    ドゴォォォォン!!
        ; '     ;
     \,,(' ⌒`;;)
   !!,' (;; (´・:;⌒)/
  ∧_∧(;. (´⌒` ,;) ) ’
Σ(* ・ω・)((´:,(’ ,; ;'),`
 ⊂ヽ ⊂ ) / ̄ ̄ ̄/
   ̄ ̄ ̄\/___/ ̄ ̄ ̄

          /\
     . ∵ ./  ./|
     _, ,_゚ ∴\//
   (ノ゚Д゚)ノ   |/
  /  /

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ
ポチ     ポチポチポチポチポチポチ
ポチ(∩`・ω・) ポチポチポチポチポチ
 _/_ミつ/ ̄/_
      /_/

暁美ほむらミズチ


キュゥべえ「文句ばかり言っても事態は好転しないよ」ムニュ

ほむら「ひゃんっ!? ど、どこ触ってるの!///」

キュゥべえ「君が暴れるからだよ……さあほむら、観念するんだ。 僕と性交して、大人になってよ!」ムニュムニュ

ほむら「ひゃぅっ!……や、やだやだ絶対にやだ!!」

キュゥべえ「どうしてそこまで嫌がるんだい? ああ、安心していいよ、知識だけは豊富にある。 きっと気持ちよくさせてあげられるはずさ!」

ほむら「そういう問題じゃないの! そ、その……に、妊娠しちゃうかもしれないでしょう!?」

キュゥべえ「大丈夫、その時は君の両親に君を孕ませたことを報告しに行くよ」

ほむら「いらないわよそんな報告! 体が弱くて入院してた娘のお腹が大きくなって帰ってきたらうちの両親卒倒するわよ!」ジタバタ


キュゥべえ「問題ない、いざとなれば外に出すから」キリッ

ほむら「しね!!」

キュゥべえ「自慰のやり方も教えてあげるし、もし気になるなら魔法で膜を再生すればいいさ。 どうだい? 何も気にすることなどないだろう?」

ほむら「た、たくさんあるわよ!」

キュゥべえ「例えば?」


ほむら「そっ、それは……えっと……」

キュゥべえ「もし何か理由があるのなら仕方ない、僕も諦めよう」

ほむら「……わ、私も一応女の子だから……初めては、やっぱり……好きな人と……///」ボソボソ

キュゥべえ「なるほど」

ほむら「それに、その……ムードってものがあるでしょう?」

キュゥべえ「……わかったよ、ほむら」スッ

ほむら「同性愛はいけるけど異種姦はちょっと…」


キュゥべえ「君の言うことももっともだね」

ほむら「そ、そう……」

キュゥべえ「どうやら、僕は自分のことしか考えてなかったようだ」

ほむら「……」

キュゥべえ「君の気持ちを考えることなく一人で突っ走ってしまった、謝るよ」

ほむら「……わかってくれたなら、それでいいわ」


キュゥべえ「でも、良かったよ」

ほむら「何が?」

キュゥべえ「初めては好きな人に――まさか君がそんな言葉を口に出すとはね」

ほむら「べ、別にいいじゃない……」

キュゥべえ「そうだね。 君がまだ、年相応の感性を持ち合わせているようで安心したよ」

ほむら「そういうわけじゃ……」

キュゥべえ「でも、だとすれば僕はその相手には適さないよね……何せ君に嫌われてるんだから」

ほむら「……そ、そうよ、私はあんたのことなんて大嫌いだから」プイッ

キュゥべえ「うん、そうだね……ごめんよ、ほむら」


ほむら「……ふん」


誰かさんの改編の結果、魔法少女のパートナーを自称する淫獣ことインキュベーター達はその姿と立場を大きく変えた


ほむら(因果律そのものへの反逆とは言ってたけど……まさかここまで様変わりするとはね)


見た目は魔法少女と同い年くらい、価値観も私たちとそう大きく変わらない(多分)


ほむら(……これで過剰なスキンシップさえなければ、ね)


杏子によればイケメン無罪ということらしいが、さすがに限度があるのではないだろうか


ほむら(とはいえ……少し可哀想になってきたかも……)


見るからに落ち込んだ様子の彼を見て、一回くらいなら、という考えが脳裏に浮かぶ


ほむら(……いやいや、駄目よそんなこと。 絆されちゃ駄目)


キュゥべえ「……」シュン

ほむら「……」

キュゥべえ「……」

ほむら「……」ハァ

ほむら「……そんなに、急ぐことでもないでしょう」

キュゥべえ「……」


ほむら「あなたが、その……ど、童貞かどうかなんて、私は気にしないし……他の娘たちも、きっとそうだと思う」

キュゥべえ「……そうか」

ほむら「だから、その……こういうのは、もっと段階を踏んでから、ね?」

キュゥべえ「そうだね、君のいう通りだよ」

ほむら「ほっ……」


キュゥべえ「だからほむら、口でしてくれないな」

ほむら「……は?」

キュゥべえ「おや、伝わらなかったかな。 具体的にはフェラチオという行為のことさ」

ほむら「……」

キュゥべえ「ほら、よくあるだろう? 『口でしてあげるから挿れないで』というやつさ」


ほむら「……」プルプル

キュゥべえ「上条恭介に借りたものにはその描写が散見されたね。 というわけでほむら、僕の性器をぺろぺろして――」

ほむら「……あんた、ねえ……」ピキピキ

キュゥべえ「……そ、そうだよね、いきなり口でするのは至難の業だよね。 よし、ここは素股で手を打とう」

ほむら「……そう、それがお前の考えなのね」スッ

ほむら「お、お尻でならいいわよ」


キュゥべえ「わ、わかった、手でティロティロしてフィナーレしてくれるだけでいいんだ」

ほむら「するわけないでしょ……」ガシッ

キュゥべえ「ほむら、落ち着いて欲しい。 ヒステリーを起こして手近な物を投げ付けるのは良くないと思うんだ。 だから、ここは冷静に」

ほむら「こ、の……変、態ッ!!」ブンッ

キュゥべえ「ごぱあっ!!」ガツンッ

ほむら「ばか! あほ! まぬけ!」ビュンビュン



キュゥべえ「ちょ、ストッ……は、刃物はやめて! 危なっ!」サッ

ほむら「さっさと……出ていけー!!!」ビュンッ

キュゥべえ「きゅっぷい!?」サッ

ほむら「はあ……はあ……」

キュゥべえ「お、お邪魔しましたー!」ドヒューン

ほむら「……最っ低!」ムスッ


―――
――


キュゥべえ「……死ぬかと思った」

キュゥべえ「おかしいな、現代の黒髪ロングは95割メンヘラビッチ(エリー調べ)だからすぐやらせてくれると聞いたのに」

キュゥべえ「はあ……仕方ない、他の子に頼んでみよう」

キュゥべえ(誰がいいだろうか……ん?)

キュゥべえ(あそこにいるのは杏子か……)

キュゥべえ「……」

キュゥべえ「シスターだしなんとかしてくれるよね。 頼んでみるか」

ID:7v8eI+Pj0
ID:7v8eI+Pj0
ID:7v8eI+Pj0


ゆま「ねえキョーコ、今日はモモ来てないんだねー」

杏子「宿題まだやってないから留守番だってさ。 ちゃんとやっとけって言ったのに」

ゆま「ゆまはちゃんとやったよ!」

杏子「本当にちゃんとやったかー?」

ゆま「本当だよー!」ムー



キュゥべえ「ゆまの言う通りさ、彼女はちゃんと宿題を終わらせていたよ」ヒョコッ

杏子「ん? 珍しいじゃん。 こんなところで会うなんてさ」

ゆま「きゅーべー!」トテテ

キュゥべえ「やあ、杏子、ゆま」

杏子「おう。 まあアンタが言うなら嘘じゃなさそうだな」

ゆま「きゅーべーと一緒にやったんだよね」

キュゥべえ「そうだね」ナデナデ

ゆま「えへへー♪」スリスリ


杏子「で、どうしたのさいきなり。 何か用があったんじゃないの?」

キュゥべえ「……その通りさ、実は少し、ね」

杏子「……珍しいじゃん、難しい顔してさ」

ゆま「なにか困ってるの?」

杏子「アタシで良ければ話してよ。 もしかしたら力になれるかもしれないしさ」

キュゥべえ「ありがとう、杏子」

杏子「いいっていいって。 アンタにはいろいろと世話になってるし、迷える子羊を導くのも修道女の役目ってね」フフン

キュゥべえ(食べられる役目としての羊はそっちなんだけどね)


キュゥべえ「実は、君に話があるんだ」


杏子の両肩を掴み、彼女の瞳を真っ直ぐに見つめる


杏子「は、話? な、何なのいきなり改まっちゃってさ……」

キュゥべえ「その前に、君に今好きな人はいるかい?」

杏子「は、はあ? そ、そんなの、いるわけないじゃん……」

キュゥべえ「そうか……じゃあ……」

杏子(な、何なのこの流れ? い、いきなり好きな人とか……これって、もしかして……)ドキドキ

ゆま「……」ムー


キュゥべえ「僕のことは嫌いかい?」

杏子「へっ!? あ、いや、嫌い……とか、そんなことはないけど、でも、その……」アセアセ

キュゥべえ「本当かい? ありがとう、杏子」ギュッ

杏子「っひゃぁ! な、な、なに抱きついてんだよ!?///」

キュゥべえ「駄目かい?」

杏子「い、いや、ダメとかじゃなくてな、その、ほら、アンタにはマミさんだっているし、だから、その」アワアワ

キュゥべえ「どうしてマミが出てくるんだい? 僕は君に頼みがあって来たんだよ」スリスリ

ゆま(……)


杏子「た、たた頼みって、な、何だよ」

キュゥべえ「……杏子、僕の筆下ろしをして欲しい」キリッ

杏子「ふ、筆……?」

ゆま「下ろし……?」

キュゥべえ「つまり、童貞卒業をさせて欲しい」

杏子「童貞?」

ゆま「卒業?」

杏子「……学校にでも行きたいの?」


キュゥべえ「言い方が悪かったね。 つまり、僕とSEXをして欲しいんだ、杏子」

杏子「は?……せ、せっくす、って、あ、あれか?」

キュゥべえ「性行為そのものさ、それ以上でもそれ以下でもないよ」

ゆま「すとれーとすぎるよ」

杏子「は……はぁぁぁぁぁ!? な、何でアタシがそんなこと……///」

キュゥべえ「頼むよ杏子、(現状では)君だけが頼りなんだ」ギュウ



杏子「い、嫌に決まってんじゃん!」

キュゥべえ「迷える子羊を導くのも修道女の役目なんだろう?」サワサワ

杏子「それとこれとは、ってどこ触ってんだよ!」

キュゥべえ「お尻」

杏子「そんなこと聞いてんじゃねえよ! いいから離れやがれ!」グイグイ

キュゥべえ「杏子、僕は本当に悩んでるんだ……だから、頼むよ、ね?」

杏子「んにゃっ!? み、耳元で喋るな!」ビクッ


キュゥべえ「そう邪険にしないで欲しいな」


片手で腰を抱き寄せ、空いた方の手先を内股に這わす


杏子「ふわぁぁ……ば、ばかぁ、ここ、外だぞ……///」ゾクゾク

キュゥべえ「室内ならいいのかい」サワサワ

杏子「そ、そういうことじゃ、ねー、よ!」ピクッ



ゆま(……つまんない)ゲシゲシ

壁「ありがとうございます!」


キュゥべえ「……頼むよ、杏子。 君の手で、僕の願いを叶えてくれ」

杏子「そ、そんなこと言われても……」

キュゥべえ「……もしかして、修道女は神に純潔を捧げているから僕とすることはできないとでも言うのかい?」

杏子「へ? あ、いや、そういうわけじゃないんだけど……」

キュゥべえ「そうか、それなら良かった。 もしそうだとしてもお尻の方を使うから問題はないんだけどね」

杏子「は、はあ? お、お尻で、って……///」


キュゥべえ「興味があるかい? もしそうなら今すぐ僕と」

杏子「あ、あるわけないじゃん! バーカバーカ!!」

キュゥべえ「それもどうかと思うけどね。 君も年頃の女の子なんだから、そういった経験の一つや二つあってもいいと思うけどね」

杏子「そ、そんなもんなのか……いや、でも……」

キュゥべえ「そんなものさ。 君は確かに男性への免疫はあるが、その手の知識には疎い。 それでは今後どうなるものかわからないよ」


杏子「そ、それは……って、どさくさに紛れて胸を揉もうとすんじゃねえ!」

キュゥべえ「こんなことで恥ずかしがっていては先が思いやられるね。 僕相手なんだから気にしなくてもいいだろう?」

杏子「き、気にするって……近い、近いって! バカ!///」

キュゥべえ「杏子、君がいいんだ。 僕を受けていれてくれないか」ムニュムニュ


耳元で甘く囁き、指で彼女の身体を愛でる


杏子「やっ、まっ……ふぁ……」ビクッ


キュゥべえ「おやおや、身体の方はもう出来上がってるようだね」

杏子「……だっ」

キュゥべえ「さあ杏子、素直にな――」

杏子「だめえぇぇぇぇぇぇっ!!!」ゴシカァン

キュゥべえ「ごふぅっ!?」

ゆま「うわ……痛そう……」


杏子「え、えっちなことは……」プルプル

キュゥべえ「きゅっ……ぷい……」ピクピク

杏子「結婚してからじゃないといけないんだぞ!! ばかぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ダダダダダダ

ゆま「あ、行っちゃった」

キュゥべえ「み、みぞおち、に……」ガクッ


ゆま「きゅーべー……大丈夫?」

キュゥべえ「……心身ともに、ダメージが酷いよ」

ゆま「ダメだよ、あんな誘いかたじゃあ」

キュゥべえ「おかしいな……強く迫ればオンナは堕ちると聞いたのに……」

ゆま「きゅーべー……」ハァ

キュゥべえ「ほむらと違って杏子はそこまで僕のことを嫌ってないはず……なのに……」


ゆま「きゅーべーはキョーコのことが好きなの?」

キュゥべえ「僕の愛は平等さ、管轄の魔法少女全てに好意を持っている」キリッ

ゆま「ふーん……ゆまのことも?」

キュゥべえ「もちろんだよ。 ゆまだけ仲間外れにする理由がないね」

ゆま「そっかー……えへへ、ゆまもきゅーべーのこと大好きだよ!」

キュゥべえ「ありがとう、そう言ってくれるのは君だけだよ……」ホロリ


キュゥべえ(さて……杏子は駄目だった、次は誰にするか……)

ゆま「……ねーねー」クイクイ

キュゥべえ「何だい?」

ゆま「わたしがしてあげるよ!」

キュゥべえ「……君がかい?」

ゆま「えへへー、しゅくだい手伝ってくれたおれーい♪」

キュゥべえ「お礼、ね。 なるほど」

ゆま「キュゥべえの役に立てるなら、ゆま頑張っちゃうよ!」

キュゥべえ「だけどゆま、君はまだ小○生なんだし……」

ゆま「むー、もう大人だもーん!」


キュゥべえ「……うーん」

キュゥべえ(ゆまの体はまだ未成熟だ……)

キュゥべえ(だけどゆまも魔法少女だ)

キュゥべえ「……」

キュゥべえ(なら大丈夫か)


キュゥべえ「そうだね。 それじゃあゆま、是非お願いするよ」

ゆま「りょーかーい! 」

キュゥべえ「でも、本当にいいのかい? というか、どんなことをするのかわかってるのかな?」

ゆま「もちろんわかってるよ。 わたしときゅーべーで、えっちなことするんだよね」

キュゥべえ「うん、そうだね、その通りだ」


明るく言い放つが、その頬はほんのりと赤い
年端も行かない少女とはいえ、一応の羞恥心はあるようだ


ゆま「でもその前に、ゆまのお願い聞いてもらってもいい?」

キュゥべえ「お願い? 内容にもよるけれど……」

ゆま「うん、実はね……」モジモジ

キュゥべえ「?」

ゆま「ちゅー、して欲しい、な」

キュゥべえ「何だ、そんなことか」


ゆま「あ、ちがうよ! いつもみたいなのじゃなくて、おとなのひとがやってるのだよ!」

キュゥべえ「大人が……?」

キュゥべえ(俗に言うディープキスのことだろうか)フム

ゆま「うん、そう。 だってゆまも大人になるんだもん」

キュゥべえ「ふうん、なるほどね。 それくらいなら構わないよ」

ゆま「ほんと? やったー!」


キュゥべえ「それじゃあ、早速やってしまおうか」


はしゃぐゆまの体を抱きかかえる


ゆま「ふえっ!? い、今から!?」


キュゥべえ「君だって早いほうがいいだろう?」

ゆま「で、でも……だれか見てるかもしれないし……///」

キュゥべえ「珍しいね、君が他人の目を気にするなんて」

ゆま「わたしだって、女の子だもん……」


キュゥべえ「まあ、ご都合主義的な結界があるからね、その辺は問題ないよ」

ゆま「うーん……だったらいいのかなあ……」


まだ悩んでいる彼女を抱えたまま、手ごろなベンチへと腰掛ける


キュゥべえ「さて、と」


膝の上、若干不安げにこちらを見上げる彼女の頭に手を置く


キュゥべえ「大丈夫だよ。 ほら、力を抜いて」


少女の警戒心を解くことに特化した、柔らかな笑みを浮かべる
少しばかり緊張の取れたゆまの小さな体を抱き寄せ、頬に手を添える


ゆま「す、すとっぷ!」


腕を突っ張り、体を離したかと思うと、彼女は大きく深呼吸を始めた


ゆま「……うん、落ち着いた」


そういって再度こちらに身を預ける
先程と同じように彼女の背中に手を回し、頬に優しく触れる


キュゥべえ「大丈夫かい?」

ゆま「うん……いいよ……」


目を瞑り、少年を受け入れる態勢となった少女のちいさな唇を啄ばむ

少年の舌が小さな歯をなぞり、力の抜けた少女が彼を完全に受け入れる
開放された幼い口腔へと進入し、少女の舌に触れる


「んっ……」


ぴくり、と幼い体を震わせ、少年の服を掴む手に力が入る
自分の中に、自分以外の異物が入ってくる
そんな未知の感覚への恐怖からか、少年から逃げるように舌を引っ込める
それを追いかけるように更なる深みへと侵入し、少年のものと少女のそれが絡み合う


「ん、ふあ……」


くちゅ、と唾液が混ざり合う音
経験したことの無い感覚が少女の体をほとばしり、意図せずして声が漏れる

少女に回された手は彼女をなだめるように優しく背中を撫でている


「ん……む……」


しばらく舌を絡ませ合ううち、少女が自ら少年を求めるようになる

ぴちゃ、ぴちゃ、と互いに求め合う水音

少年の服を掴んでいた手は、さらに少年を求めるように彼の首へと回される
貪るようなその姿に、いつもの年相応に純粋な千歳ゆまの姿はない


絡み合う舌が解け、少年が少女の未発達な口内を、歯の裏を、頬の柔らかな部分を、なぞっていく
その間も、幼い少女は覚えたばかりの快感を求める

「……んぅ……」

彼女の求めに応えるように再度舌を絡ませる
小さな体が快感に小さく震え、少年に絡ませた腕の力がいっそう強くなる

「……んむ、れろ……ちゅぱ……」

ひとしきり堪能した後、終わり際に幼い少女の舌を吸い、口を離す

まだ物足りないとでもいう風に突き出された少女の舌から銀糸が伸びる
その表情は快感で既に蕩け切っており、女としての様相を呈していた


「……ふう、これでいいかい?」


その声にはっと我に返り、彼の首に回した腕を慌てて解く


「……う、うん……」


経験したことの無い、天にも昇るようなふわふわとした感覚
まだ幼い少女には説明できない恥ずかしさから、ゆまは顔を真っ赤にして俯く


「もし物足りないのなら、もう一度してあげようか?」

「……えっ、あっ、そ、それは……また今度、かな」


これ以上あれを経験してしまうと、自分がどこか遠くへ行ってしまう気がする
今も、自分の体が自分のものでないような錯覚を感じる


「そうか。 満足してもらえたようで僕も嬉しいよ」


ゆま(……な、なんだかへんな気分……///)

キュゥべえ「やれやれ、まだ二回目だったけどなんとかうまくいったようだね」

ゆま「え?」

キュゥべえ「ん?」

ゆま「二回、目……?」ピクッ

キュゥべえ「う、うん、まあね」


ゆま「誰と?」

キュゥべえ「……どうしたんだい? そんなこと気にしなくても」

ゆま「だ れ と ?」ズイッ

キュゥべえ「……む、昔、……マミに頼まれて……」ビクッ

ゆま「ふーん」

キュゥべえ「それがどうかしたのかい?」

ゆま「別に」ムスッ

キュゥべえ「ならいいけど…… だとすれば、君の機嫌が悪くなった理由がわからない」

ゆま「悪くない」


キュゥべえ「そうかな? もし僕が何かしたのなら謝るよ、悪かった」

ゆま「……」

キュゥべえ「……やれやれ、わけがわからないよ」

ゆま「……」ツーン

キュゥべえ「……はあ」

ゆま「……」

キュゥべえ(これじゃあ、今回も無理かな)

ゆま「……ねえ」

キュゥべえ「ん?」


ゆま「……つぎも、してくれる?」

キュゥべえ「あまり何度もするようなことじゃないとは思うけどね」

ゆま「……」

キュゥべえ「でも、たまにならいいと思うよ」

ゆま「ほんと?」

キュゥべえ「僕は嘘をつかないさ」


ゆま「そっか……えへへ、じゃあゆるしてあげる」

キュゥべえ「それはどうも」

ゆま「他の子にしちゃイヤだよ?」

キュゥべえ「それは約束できないね」

ゆま「……うわきもの」

キュゥべえ「浮気というのは、交際した男女においてのみ成立するものじゃないのかい?」


ゆま「むぅ……」

キュゥべえ「やれやれ」

ゆま「……」

キュゥべえ「……」

ゆま「ママも……」

キュゥべえ「ん?」

ゆま「なんでもない」


キュゥべえのひざからおりて、少し病的な白い腕を引っ張る


「行こ、キュゥべえ。 ゆまとえっちなこと、するんでしょ?」

「……いいのかい? もし無理をしているのなら、断ってくれてもいいんだよ」

「無理なんてしてないよ」

「わたしは、あなたの役に立ちたいから」


そうすれば、あなたもわたしのことを捨てないでいてくれるから


「そうか、君がいてくれて良かったよ」


もう片方の手が、わたしの頭を撫でる


「……うんっ」


彼の腕を力強く抱きしめる




ずっと
一生
永遠に

わたしから離れませんように


キュゥべえ「となると、問題は場所だね」

ゆま「ゆまはどこでもいいよ?」

キュゥべえ「どこでもいい、か……」フム

ゆま「?」


キュゥべえ「つまり、野外で誰に見られるかわからない興奮のもと処女喪失というのも」

織莉子「こら」ゴキャアッ

キュゥべえ「きゅっ!?」

ゆま「お、オリコ!?」

織莉子「佐倉さんが物凄い勢いで走って行ったから様子を見にきてみれば……」

キリカ「少し盛りすぎなんじゃないかな、発情期かい?」

キュゥべえ「お、織莉子……その水晶は人の頭にぶつけていいものじゃないよ……」ピクピク

織莉子「人じゃないでしょうが」


織莉子「まったく……貴方はこんな小さな子相手に何をしようとしていたの」

ゆま「ちっちゃくないよ!」

キュゥべえ「……まあ、いろいろ」

キリカ「ゆま、彼と何をしていたんだい?」

ゆま「えっと、どーてー? そつぎょーさせてほしいって言うから、ゆまがお手伝いすることにしたの!」エッヘン

織莉子「小○生相手に何吹き込んでるのよ貴方は!?」ガクガク

キュゥべえ「ゆ、揺らさないで……頭が……」


キリカ「キュゥべえ、その、何だ……さすがの私も、それには引くぞ」

キュゥべえ「いや、僕から言い出したことじゃないからね」

ゆま「きゅーべーは悪くないよ! わたしから言ったんだもん!」

織莉子「そういう問題じゃないわよ……貴方達ねえ……」ハァ

キリカ「わざわざ彼女をチョイスする必要もないな」


キュゥべえ「仕方ないじゃないか、杏子に逃げられたんだから」

キリカ「いや、他にもいっぱいいただろう」

ゆま「むー……」

キュゥべえ「確かにその通りだ。 というわけでキリカ」スクッ

キリカ「くると思ったよ。 しかし、私の貧相な体で済ませるというのも……」

キュゥべえ「そんなことはないよ、キリカ」スッ

織莉子(また厄介なことに……)ハァ


キリカ「だ、駄目だ! 人前では触らないと約束したはずだぞ!」

織莉子「おい」

キュゥべえ「そうだったね……だけど君の体はその約束を破ってしまいそうになるほど魅力的だということはわかって欲しい」

キリカ「喜んでいいのか悪いのか……」

キュゥべえ「程よい身長にすらりと伸びた足、そして大きすぎず小さすぎずの胸と尻――呉キリカ、君が思っている以上に君という女性は魅力的なのさ」

キリカ「そ、そうか……まあ、褒め言葉として受け取っておこう。 キミは正直者だしな」

織莉子「キリカー、流されちゃ駄目よー」


キリカ「安心するんだ織莉子! 私はそう簡単に流されたりしない!」キリッ

織莉子(すごいフラグなんだけど)

キュゥべえ「だったら、本気で君に頼み込めば応えてくれるわけだね、キリカ」

ゆま「……」

キリカ「えっ? あ、いや、それは、まあ……」

キュゥべえ「それじゃあキリカ、君に僕の初めての相手になって欲しい」ギュッ

キリカ「ま、待って、確かに私だって一人の女だ、そうやって迫られるのも悪くはない」


キリカ「だけど、私には織莉子がいる。 キミには悪いが」

キュゥべえ「キリカ、愛というのは過ちを繰り返して強くなるものさ」

キリカ「わ、私の愛は織莉子一筋だ! それを曲げることなんて……」

キュゥべえ「わかってるよ、キリカ。 だけど、それが僕からの愛を否定する理由にはならないはずさ」

キリカ「……そ、それは……反則だぞ……」

キュゥべえ「キリカ、一回でいいんだ。 僕を受け入れて欲しい」


織莉子(……さて、どうするのかしら)

キリカ「キ、キミは卑怯だ、そんな言い方をされたら、私……///」モジモジ

ゆま「……」

織莉子(……)

キュゥべえ「僕はただ、僕の気持ちをありのままに君に伝えただけさ」

キリカ「それは、でも……」

織莉子「はいそこまで」グイッ

キュゥべえ「ぐえ」


織莉子「まったく、貴方は本当に……」

キリカ「お、織莉子、違うんだ。 これは、その、キュゥべえには一応、恩もあるし……」アセアセ

織莉子「わかってるわよ。 誰かさんが貴女ばかり構うから、彼女が怒ってしまったのよ」

ゆま「……」プイッ

キリカ「なるほどね、それは悪いことをした」

キュゥべえ「元はと言えば君達が変なタイミングで現れるからだよね」

織莉子「ええ、間に合って良かったと思ってるわ」

ゆま「……来なくても良かったのに」

キリカ「おやおや、本格的に怒ってるようだ」


キュゥべえ「問題ないよ、ゆま」

ゆま「?」

キュゥべえ「世の中には4Pというものがあるからね」

織莉子「ナチュラルに私を混ぜないでくれるかしら」

キュゥべえ「まさかとは思うけど……織莉子、君は議員の娘でありながら未経験なのかい?」

織莉子「議員の娘は関係ないわね。 もちろん未経験、正真正銘の処女よ」

キュゥべえ「それはおかしい、票のためといって支持者に股を」

織莉子「潰すわよ」

キュゥべえ「ごめんなさい」


キュゥべえ「だけど残念だね。 マミで慣れているとはいえ、目の前にたわわに実った二房の果実があるというのに手を出せない」

キリカ(確かに)

キュゥべえ「知恵の実に手を出さざるを得なかった二人の気持が理解できるよ」

織莉子「原罪と貴方の性衝動を同じにしないでくれる?」

キュゥべえ「よく考えて欲しい、例えば僕がこうやって織莉子に抱きつくとする」ギュッ

織莉子「何が例えばよ……」


キュゥべえ「すると、ちょうど顔のところに織莉子の胸が来るのさ。 マミではこうならないね」ムニムニ

織莉子「……」イラッ

キリカ(確かに)

キュゥべえ「というか、君また大きくなったんじゃないかい?」ムニュムニュ

ゆま「……」ペタペタ

織莉子「……ええ、確かにそうよ、貴方の言うとおり、私は色々無駄にでかい女よ」ピキピキ


キュゥべえ「それはないね。 君の立場や性格、生い立ちを考えるにこの身体的特徴は弱点とはならないはずだ」

織莉子「……理屈では割り切れないものもあるのよ。 ほら、早く離れなさい」シッシッ

キュゥべえ「やれやれ。 別に僕は気にはならないけどね。 君個人がどうあるかにしか興味ないわけだし」

織莉子「一応、気にしてるのよ……私が女であるという事実を忘れないで欲しいわ」

キュゥべえ「異性関連の話かい? まあなんにせよ、君にはぼくがいるじゃないか」

織莉子「……はあ、貴方って本当にずるい人ね」

キュゥべえ「酷いな、僕はただ事実をありのままに話しただけなのに」

キリカ「私を放って話を進めないで欲しいね」

織莉子「まったく……」ハァ


キュゥべえ「というわけで4Pができるわけだけど」

織莉子「しないわよ」

ゆま「……きゅーべーはゆまとするんだもん」

織莉子「さすがに容認できないわね」

キリカ「刑法的に? それとも道義的に?」

織莉子「どちらでもない、としたら?」

キリカ「気になるね」

なんかダメっぽいな

飯でも食うか

【まどか☆マギカ】マミ×キュゥべえスレ3
幾多のキュゥマミSSを見たがいまだにこのネタを使ったキュゥマミSSはない
パターン1
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
パターン2
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
パターン3
マミ「あなた誰なの?」 QB「前の個体は処分した」
QB「『前の僕』、は精神疾患を『患い』かけていたからね。『僕達』にとっては、『煩わしい』存在でもあったしね」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって

SS誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
エーベルージュ
センチメンタルグラフティ2
Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
初恋ばれんたいん スペシャル
ファーランド サーガ1、2
MinDeaD BlooD 4
【シヴァンシミター】WOG【クリムゾンクルセイド】

てとす


織莉子「こんな小さな女の子に彼の初めてを奪われたくないわ」

キリカ「その心は?」

織莉子「さあ? 私の心は私のみが知るものよ」

キリカ「いじわるだね、キミも……だがわかる気がするよ」

ゆま「もー! むずかしくてわかんなーい!」ムキー

キリカ「キミも愛を知れば解かるようになる」

ヤンデレはいいなあ!


キュゥべえ「そろそろいいかい? 観念して僕を受け入れることだ」

織莉子「貴方が本気で私を愛してくれるのなら考えるわ――キリカ!」

キリカ「了解!」シャキン

キュゥべえ「えっ、ちょっ、何で変身――」

キリカ「すまないキュゥべえ、ここは退散してくれ!」ヒュッ

キュゥべえ「きゅっ!?」サッ

ゆま「キュゥべえ!」


織莉子「人の胸を弄んだお返しよ、キュゥべえ」ヒュンッ

キュゥべえ「うおっと! わ、悪かった、謝るから!」

キリカ「謝って済むなら魔法少女はいらない、よっ!!」ズバッ

キュゥべえ「危なっ!? くっ、仕方が無い……」

織莉子「あら、何か手があるのかしら」


キュゥべえ「ゆま! 今度会った時君の考えが変わっていなければその時はよろしく頼むよ!」

ゆま「えっ、う、うん!」

キュゥべえ「それじゃ!」ダッ

キリカ「あっ! 逃げた!」

織莉子「相変わらず逃げ足は速いわね……」ハァ


―――
――


ゆま「もー! どーして邪魔するのー!」プンプン

織莉子「彼が道を踏み外さないようにしただけよ」

キリカ「本当は最初に自分に頼みに来なかったのが気に入らないんじゃないかい?」

織莉子「馬鹿なことを言わないで、これが一般人の反応よ」

キリカ「それもそうだね。 さて、問題はこの子をどうするかだ」

ゆま「……せっかくわたしのものにできるチャンスだったのに」ボソッ

織莉子「恋には障害がつきものよ、小さなお姫様?」

キリカ「特に彼のようなのが相手だと厳しいね」

ゆま「……べーだ」


キリカ「やれやれ、将来が楽しみだな」

織莉子「束縛しすぎるのはよくないわよ? まあ、あれを束縛なんて無理な話でしょうけど」

ゆま「わたしはそんなことしないもん」

織莉子「強がるのはよくないわよ?」ナデナデ

ゆま「……うー」


キリカ「ま、それはともかく、どうするんだい?」

織莉子「とりあえず、皆が同じ土俵に立って勝負するべきね」

キリカ「抜け駆けはいけない、ということかな?」

織莉子「そうね。 その上で誰が彼の相手をするのか、少し見物だわ」

ゆま「……」

キリカ「残念だったね、千歳ゆま」

ゆま「……どうしてわたしは、みんなより子供なのかな」

織莉子「あら、彼がそういった嗜好を持たないとは限らないわよ」

キリカ「彼は魔法少女だったらなんでもいいんじゃないかな……」


さやか「あれ、何してんの? こんなとこで」

織莉子「あら。 こんにちわ美樹さん」

キリカ「キミには関係ない話さ」

ゆま「……」

さやか「関係ないって、それ酷くないっすか先輩。 ゆまちゃんは見るからにご機嫌斜めだし」

織莉子(そういえば、この子にはもう……)


キリカ「私を先輩と呼ぶな美樹ィ!!」

さやか「悪かったよ、キリカさん」

キリカ「気安く名前で呼ぶな美樹ィ!!」

さやか「どうすればいいのよ!」

キリカ「いいか美樹ィ! 私はキミのような」

さやか「能天気なバカが嫌いって話はもう聞きましたよ! 同じ魔法少女なんだから仲良くして欲しいんですけど!」


さやか「織莉子さんも何とか言ってよ!」

織莉子「黙りなさい庶民。 頭が高いわよ」

さやか「ひどっ!? ってかそんなキャラだった?」

織莉子「ふふ、たまにはこういうジョークも飛ばせるようになっておかないとね」

さやか「シャレになってないから止めて! 目が笑ってませんでしたよ!」

織莉子「あら、それは悪かったわ」


さやか「もー、いいですよゆまちゃんに話を聞くから……」

ゆま「……」ジー

さやか「はあ……ねえゆまちゃん、なんかあったの?」

ゆま「……」ペタペタ

さやか「?」

ゆま「知らない」プイッ

さやか「ええっ!? ゆまちゃんまで……」ガクッ


キリカ「残念だったな美樹ィ! 子供にすら懐かれないようだからオマエはアホなのだ!」

さやか「なんでそうなるのさ! それ全然関係ないじゃん!!」

ゆま「子供じゃないもん。 何でも甘くしないと食べられない誰かさんと違って」

キリカ「なぁっ!? 私は子供じゃないぞ!? あれは嗜好の問題だ!」ウガー

さやか「あはは、言われてやんの~」ヤーイヤーイ

キリカ「美樹ィ! キミには少し教育が必要なようだな!」

さやか「受けて立つ!」


織莉子「はいはい、それくらいにしときなさい……まったく

さやキリ「「はーい」」

織莉子「そういえば美樹さん、貴女鹿目さんと仲が良かったわよね」

さやか「へ? まあ、そうですけど」

キリカ「ん、まどかがどうかしたのかい?」

織莉子「ふふ、少しね」

ゆま「?」


―――
――


キュゥべえ「やれやれ……ここまでくれば安心かな」

キュゥべえ「まったく、酷い目に遭ったよ」

キュゥべえ「……まあ、あれで良かったのかも知れないけど」

 (……)ソローリ

キュゥべえ「さて、今からどうするか……」ムゥ

キュゥべえ(うーん、他には……メイスで潰されるのはいやだしなあ……)

 「だーれだ!」バッ

キュゥべえ「きゅっ!?」

 「うぇひひ♪」

キュゥべえ「……やあ、まどか」


まどか「てへへ、おおあったりー♪」

キュゥべえ「やれやれ、まるでさやかのような登場の仕方だね」

まどか「ふふ、たまにはいいかなーと思って」

まどか「キュゥべえが隙を見せることって、あんまりないんだもん」

キュゥべえ「そうかい? まあ、一応の警戒は怠っていないからね」


まどか「キュゥべえはここで何してたの?」

キュゥべえ「……ちょっとね。 逃げてた」

まどか「また誰かに変なことしたの? ダメだよ、やりすぎちゃ」メッ

キュゥべえ「……少し今回は事情があってね」ハァ

まどか「どうかしたの?」

キュゥべえ「その前に、君は何をしていたんだい?」

まどか「ん? わたしは晩御飯のお買い物だよ」

キュゥべえ「なるほど、偉いね」

まどか「そ、そんなことないよ……えへへ」テレッ



まどか「そうだ! 今日うちに来ない?」

キュゥべえ「別に僕は構わないけど、俗に言われる一家団欒というものの邪魔になるだけだと思うよ」

まどか「大丈夫、今日は家にわたししかいないんだ」

まどか「それで、一人じゃ寂しいから誰かにいて欲しいな、って……子供みたいだね///」エヘヘ

キュゥべえ「なるほど、そういうことならお邪魔させてもらうよ」

まどか「ホント? やったぁ!」

キュゥべえ(後でマミに連絡しておかないと……)

頭がティロティロしてきた


まどか「それで、もし悩みがあるのなら、わたしに相談して欲しいな」

キュゥべえ「……ふむ」

まどか「キュゥべえの力になれるなら、頑張るよ。 魔法少女だもん」

キュゥべえ「じゃあ、お言葉に甘えさせてもらおうかな」

まどか「この魔法少女まどかちゃんが、キュゥべえの悩みを解決しちゃいますからねー! なんちゃって、うぇひひ」

キュゥべえ「やれやれ、今日は機嫌がいいみたいだね」

まどか「てへへ、だって、ね?」

キュゥべえ「何かあるのかい?」

まどか「ないしょ! さ、行こ!」



キュゥべえ「その前に、荷物を持つよ」

まどか「いいよいいよ、わたしから頼んだんだし」

キュゥべえ「いや、君に僕の悩みを聞いてもらうんだ。 これくらいはやらせて欲しい」

まどか「気にしなくていいのに……」

キュゥべえ「それに、こういうとき男はこうするものなんだろう? 君の母親がよく言ってるじゃないか」

まどか「う~ん……じゃ、キュゥべえに任せるよ」

キュゥべえ「うん、任されたよ」



まどかから買い物袋を受け取る
空いたほうの手をまどかが握り、はにかみながらこちらに笑顔を向ける


まどか「なんだか、夫婦みたいかも?」

キュゥべえ「この年じゃあ恋人にしか見えないと思うよ」

まどか「こ、恋人!?」


その言葉に、まどかは顔を真っ赤にして彼女が俯いた


キュゥべえ(言い出したのはそっちなのに……わけがわからないよ)

キュゥべえ(まあいい、なんにしてもこの状況は好ましいね。 まどかにも頼んでみよう)


少女の体温を腕に感じながら、目的地へと向かう


―――
――


まどか「はい、どうぞ」コトッ


部屋着に着替えたまどかが冷えたお茶を少年の前に置く


キュゥべえ「ありがとう」


まどか「わたしもマミさんみたいに紅茶を作れたりできれば良かったんだけど……」

キュゥべえ「あれは趣味の域を超えつつあるからね。 無理に真似することでもないと思うよ」

まどか「そっか……キュゥべえも紅茶が好きなの?」

キュゥべえ「少なくとも嫌いではないね。 飲みやすいし」

まどか「飲みやすさ重視なの?」

キュゥべえ「まあね。 炭酸飲料とか刺激の強いものはあまり好まないよ」

まどか「へ~、そうなんだ。 猫舌なくらいしか知らなかったなあ」


キュゥべえ「まあ、日常に支障をきたすほどのものではないけどね」

まどか「そっか」

キュゥべえ「……」

まどか「……」ソワソワ

キュゥべえ「どうしたんだい? 落ち着かないね」

まどか「そっ、そうかな……」

キュゥべえ「まあね」


まどか「え、えっと……二人っきりになることって、あんまりないから……」テヘヘ

キュゥべえ「……確かに」フム

まどか「ほら、キュゥべえと会う時って、みんながいることが多いし……そうでなくても、キュゥべえってマミさんと一緒にいることが多いでしょ?」

キュゥべえ「まあ、ここらを一人で出歩くことはあまりないね」

まどか「だから、その……珍しいな、って」

キュゥべえ「君が望むなら、できるだけ二人の時間をつくるけど?」

まどか「それは、キュゥべえに悪いよ……」

まどか(それに、みんなにも……)


キュゥべえ「そうかい? 君だって他の魔法少女たちに話せないようなことの一つや二つあると思うんだけど」

まどか「うーん……」

キュゥべえ「君達が僕に対して遠慮する必要はどこにもないよ。 これでもパートナーだしね」

キュゥべえ「僕にとっても、魔法少女達のことを深く知ることができるのは有益だしね」

まどか「……そっか。 それじゃあまたいつか、二人でお話しようね」ニコッ

キュゥべえ「もちろんさ」


まどか「ねえ、キュゥべえ」

キュゥべえ「何だい?」

まどか「マミさんと二人っきりの時って……その、どんな感じなのかな?」

キュゥべえ「どんな感じと言われても……」

まどか「ほ、ほら、マミさんっていつも頼れるお姉さんって感じでかっこいいから……家の中ではどうなのかなーって」

キュゥべえ「そうだね……」


キュゥべえ(最近はどうだったかな……)


―――
――



マミ『……』ギュー

キュゥべえ『……マミ』ハァ

マミ『……うう』

キュゥべえ『どうしてホラー映画なんか借りてきたんだい? こうなるのはわかってただろう?』

マミ『だ、だって……もう中三だから大丈夫だと思ったのよ……』

キュゥべえ『それは関係ないと思うけどね』


マミ『それに、夏休みはみんなで集まってホラー映画を見るものなんでしょう?』

キュゥべえ『誰に聞いたんだい、そんなこと』

マミ『美樹さんが……』

キュゥべえ(さやか……恭介に言っておくか)

キュゥべえ『事情は飲み込めたけど、わざわざ予習しなくても……』

マミ『……私ばっかり怖がってばっかで……キュゥべえの驚く顔も見たかった』ムスッ


キュゥべえ『いや、僕がこんなものにその類の反応をするわけないじゃないか。 幽霊だなんて非科学的な』

マミ『魔法少女とか言ってるあなたが言っても説得力ないの』

キュゥべえ『その気持ちも理解できないではないけど……たとえそんなものが実在したとしても、僕には脅威になりえないしね』

マミ『……どうして?』

キュゥべえ『変なことを聞くね。 君がいるからに決まってるじゃないか』

マミ『……』


キュゥべえ『それくらいには、君のことを信頼してるつもりだよ』ナデナデ

マミ『……うん』

キュゥべえ『さて、もう夜も遅いしそろそろ寝――』グイッ

マミ『……』ギュゥ

キュゥべえ『……マミ』

マミ『……ね、寝てる時に襲って来たりしたら危ないから、一緒に寝てあげる』

キュゥべえ『……やれやれ』

【まどか☆マギカ】マミ×キュゥべえスレ3
幾多のキュゥマミSSを見たがいまだにこのネタを使ったキュゥマミSSはない
パターン1
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
パターン2
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
パターン3
マミ「あなた誰なの?」 QB「前の個体は処分した」
QB「『前の僕』、は精神疾患を『患い』かけていたからね。『僕達』にとっては、『煩わしい』存在でもあったしね」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって


キュゥべえ(頼れる……? うーん……)

キュゥべえ(他には何かあったかな……)


―――
――



マミ『テストが……』

キュゥべえ『……』


マミ『……もう少し取れてると思ったのに』

キュゥべえ『はあ……理由はわかるね?』

マミ『……だって、みんなと遊ぶの楽しいから……』

キュゥべえ『……そうだね、君がそう思うのも仕方ないことだ』

マミ『うん……』

キュゥべえ『皆とはまたいつでも遊べるはずだ、彼女たちがそう簡単に君から離れていくとは考えられないしね』


マミ『うん……』グスッ

キュゥべえ『泣くほどのことでもないと思うんだけど……』

マミ『だって……夏祭り……』

キュゥべえ『ああ……成績が良かったら一緒に回る約束はしてたけど……』

マミ『……』

キュゥべえ『確かに点数は下がってるけど、それでも上位には違いないんだから。 約束自体は有効だよ』


マミ『……本当に?』

キュゥべえ『まあね。 その代わり、それまではちゃんと勉強するんだよ?』

マミ『……』

キュゥべえ『もちろん、僕もできるだけ協力はするよ』

マミ『……うん、わかった。 頑張る!』

キュゥべえ『やれやれ……』ハァ


キュゥべえ(お姉さん……? うーん……)

キュゥべえ(妹か娘のほうが適当な気もするが……)

まどか「?」

キュゥべえ「まあ、特に話すようなことは無いね」

まどか「そっか……その、夜寝るときとかはどうしてるの?」

キュゥべえ「毎日というわけではないけど、一緒に寝てるよ」

まどか「!……ふ、ふーん……」

キュゥべえ「それが何か?」

まどか「な、何でもないよ! うん、なんでもない……」

キュゥべえ「?」


まどか「それで、キュゥべえは何を悩んでるの?」

キュゥべえ「まあ、ちょっとね」

まどか「わたしにも手伝えることなのかな」

キュゥべえ「と言うより、君達以外には頼めないね」

まどか「そうなの?」

キュゥべえ「うん、実は……」

まどか「……」ゴクリ


キュゥべえ「筆下ろしをして欲しいんだ」

まどか「……へ?」

キュゥべえ(……さて、どうでる)

まどか「ふ、筆下ろしってあれだよね、その、えっと……///」カアァ

キュゥべえ「平たく言えば童貞を卒業させて欲しいんだ」キリッ

まどか「え、えっと、そ、それが悩み、なのかな?」

キュゥべえ「まあね。 他のインキュベーターは皆管轄の魔法少女で卒業してる(予想)と言うのに、僕だけ……」ハァ

まどか「そ、そっか……でも、それは……」


キュゥべえ「……まどか」

まどか「ひゃ、ひゃいっ!?」

キュゥべえ「お願いできないかな?」

まどか「え、えええっ!? で、でも……」オロオロ

キュゥべえ「やはりそうなるよね……」ハァ

まどか「ほ、他の人には頼んだの? マミさんとか……」

キュゥべえ「マミはあの性格だからね、それなりに本気で怒るだろう」


キュゥべえ「ほむらには追い出されたし、杏子には逃げられたし……」

まどか(どんな頼み方したんだろう……)

キュゥべえ「織莉子とキリカには潰されかけるし……ゆまはいいところまでいったんだけどなあ」

まどか「ゆ、ゆまちゃんにまで頼んだの?」

キュゥべえ「うん」

まどか「キュゥべえ……さすがにそれはどうかと思うよ……」


キュゥべえ「まあ、そういうことで困ってたわけさ」

まどか「そっか……」

キュゥべえ「……中々うまくいかないもんだね」ハァ

まどか(こ、これってつまり、あれだよね……)

まどか(えっちしちゃう、ってことだよね……)

まどか(ど、どうしよう……興味が無いわけじゃない、けど……)チラッ

キュゥべえ「はあ……」

まどか(本当に、悩んでるみたいだし……)

まどか(……ここでわたしが受け入れれば)

まどか(みんなより一歩先に進んだことになるのかな……)


キュゥべえ(うーん、これは無理かな)

まどか「……」

キュゥべえ「無理にとは言わないさ」

まどか「いいよ」

キュゥべえ「まあ、いざとなれば膜も……え?」

まどか「わ、わたしも、その、初めて、だから……うまくできないと思うけど……」

キュゥべえ「……」

まどか「マミさんみたいにおっぱいも大きくないし、ほむらちゃんみたいに美人さんでもないけど……」

まどか「それでもいいのなら、わたしも、その、えっと……やってみたい、っていうか……」モジモジ

キュゥべえ「……本当にいいのかい?」

まどか「……///」コクッ


キュゥべえ「ありがとう、まどか。 それじゃあ早速」ガタッ

まどか「え、ええっ!? す、ストップストップ!」アタフタ

キュゥべえ「どうしたんだい? 善は急げというじゃないか」

まどか「もう……せっかちなんだから」

キュゥべえ「仕方ないさ、思春期だからね」

まどか「そういう問題じゃないと思うけど……」


まどか「とりあえず、ここじゃできないから、ね?」

キュゥべえ「確かにそうだね」

まどか「わたしの部屋なら、ベッドもあるから……///」

キュゥべえ「そのほうが都合はいいね」

まどか「うん、じゃ……行こっか」

キュゥべえ「うん、そうだね」


差し出された手を握り、彼女の先導で部屋へと向かう

終わるのかこれ


―――
――


まどか(な、何だか緊張するな……)

キュゥべえ「大丈夫かい?」

まどか「ふぇっ!? う、うんっ、大丈夫だよ!」アセアセ

キュゥべえ「ならいいけど……」

まどか「は、初めてのことだから……ちょっと、緊張しちゃってて」テヘヘ

キュゥべえ「なるほど、まあ当然だよね」


キュゥべえ「とりあえずは、僕に任せて置けば問題ないよ」

まどか「そ、そっか……」

それでも落ち着かないのか、まどかがしばし視線を泳がせる

まどか「……あ」

キュゥべえ「どうしたんだい?」

部屋に飾られたぬいぐるみを一つ一つ後ろ向けにしていく

キュゥべえ「……?」

まどか「これからすることを考えたら……何だか恥ずかしくて……///」

キュゥべえ「……よくわからないね」


まどか「これでよし、と」

キュゥべえ「なかなかの量だったね」

まどか「うん、自分でも驚いたよ……」

キュゥべえ「 君は本当にぬいぐるみが好きだね……」

まどか「てへへ……ちょっと、子供っぽいかな?」

キュゥべえ「どうだろうわ。 マミの寝室にもいくつかぬいぐるみは置いてあるし」

まどか「そうなんだ……」


「よい、しょっと」


まどかがベッドに腰掛け、きしむ音が室内に響く


「え、えっと……」


顔の前で指を絡めながら、何か言いたげな表情でこちらを見やる


「どうしたんだい?」

「……こ、これからすることは……みんなには内緒だからね! 」

「君が望むならそうするよ」

「や、約束だよ!」

「もちろんさ」


その言葉を聞いて安心したのか、ほっと胸を撫で下ろす


「え、えっと……それじゃあ、そろそろ……」


まどかが膝においた手に視線を落とし、弱々しく呟く


「うん、そうだね」

肩に手を置くと、ぴくり、と彼女の体が震える


(……予想通りとはいえ、緊張してるか)

「まどか」


姿勢を低くして、俯く彼女と視線を合わせる
不安気な彼女の顔が目に映る


「最近、髪が伸びてきたみたいだね」


何気ない仕草で特徴的な桃色の髪を掻き分ける


「う、うん……たまには伸ばすのもいいかな、って……」

「なるほど、いい考えだと思うよ」


頭を軽く撫で、その手を彼女の頬に添える


「え、えへへ……良かった」


まどかが顔を綻ばせ、頬に添えた手に触れる


彼女の緊張が解れたのを確認し、そのままベッドへと折り重なるように倒れこむ


「え、あ、あのっ……」


大きくベッドが軋み、二人の距離が吐息のかかるところまで狭まる


「……そんなに緊張しなくてもいいよ」


上ずった声をあげる彼女の肩を抑え、鎖骨に口づけをする


「ひゃうっ!」ピクッ


「僕に任せてくれれば大丈夫さ」


頭を撫でながら、言い聞かせるように耳元で一言


「……もし本当に嫌なら、僕を突き飛ばすなり何なりしてもらっても構わないけど?」

「……そ、そんなこと、しないよ。 いきなりだったから、少し、驚いただけで……」

「じゃあ、続けるよ」

「う、うん……」


空いた手でまどかの指に自分の指を絡ませ、舌先で鎖骨から首筋をなぞる


「んっ、くすぐったい……」


ぴちゃ、ちゅぱ、れろ


「んっ……や……」


舌と唇が責める音
同時に、まどかの口から漏れる吐息が艶っぽく変化していく


「……はぅ、ん……」


まどかが手を握り返す力が強くなるのを感じながら、もう片方の手をゆっくりと彼女の身体を這わし、胸へと持っていく


(……やれやれ、ほむらといい勝負だね)


服の上からその小ぶりな胸を揉む
最初は撫でるように、手のひらで


「んっ……もう、えっち……」


その言葉に、彼女の顔を覗き込む
いつもの特徴的な短い笑い声をあげる彼女は、困ったような嬉しいような表情をしていた


「……お互い様じゃないかな」

「ひゃっ……」


むにゅ、と力を入れて乳房を揉む


「……ん、あぅ……」


むにゅ、むにゅ

ゆっくりとその感触を確かめながら、手でまどかの胸を味わう


「……ん……ごめん、ね……小さくて……」


申し訳なさそうにこちらを見上げるまどかに笑いかけ、そっと顔を近付ける


「えっ……?――んむ」


唇が触れる程度の軽い口づけ


「え、あ……あぅ……///」


恥ずかしさからか、まどかが言葉を失う


「はむ」


そんな彼女をよそに、真っ赤に染まった耳たぶを啄む


「ひゃっ……! 耳、は……あっ」


彼女の小柄な身体が小さく跳ねる

ちゅぱ
れろ


「あ、や、ふぁっ……」


舌で彼女の耳を犯すたびに、まどかの身体から力が抜けていく


(……さて)

「……えっ、あ……」


シャツの中に手を滑り込ませ、未発達な胸を直接弄くる


「だ、め……んっ……」


人差し指で乳輪をなぞり、乳房を弄ぶ


「……気分はどうだい?」



「ん……気持ち、いい……」


そうか、と返し、薄桃色の蕾をつまむ


「ひぁッ!?」


耳、首筋、鎖骨に至るルートを舌と唇で犯しながら、その蕾を指で弄ぶ


「は、あ……んんっ……」


ちゅぱ、れろ
むにゅ、くにゅ


「……まっ、て、なん、か……」


つつ、と首筋に舌をゆっくりと這わす


「ふぁぁぁっ……!」


まどかの身体が小刻みに震え、嬌声が一段と大きくなる

胸を弄ぶ手を速め、少し強めに蕾を押しつぶす


「あ、やっ! んんッ!」


ぴくん、とまどかの身体が小さく波打ったかと思うと、すぐに力が抜けてベッドにその身を預ける



「はぁ……はぁ……」

「……やれやれ」

「……あ、えっと……わたし……」

「まだ終わってないよ」


本日一番の出来であろう笑顔を浮かべ、身体を彼女の足と足の間に位置させる


「……ま、待って……わたし、その……」

「どうしたんだい?」

「いっ、ちゃっ……ふぁぁぁ……」ゾクゾク


彼女の言葉を遮るように、太ももを指でなぞる

時には膝から付け根までに一直線に
時には付け根の付近で円を描くように

もちろん、胸を弄る手も止めない


「もし嫌なら、僕を地平線の彼方まで突き飛ばしてね」ニコッ

「そん、なの、む、り……んんっ!」


まどかの内股をさすり、なぞり――そして


「まあ、まだここを何とかしないといけないみたいだけど」


スカートの内部、秘裂を覆う部分に触れる


「ひゃっ――だ、だめっ! そこは……」バッ


胸をいじるのをやめ、こちらの手を抑えようとするまどかの腕を逆に抑える
二本の指で割れ目のすぐ傍をなぞり、突起に軽く触れる

どろり、とショーツから染み出した愛液が指を汚す


「どこも駄目じゃないじゃないか。 むしろ心待ちにしているようだけど」

「そ、そういうことじゃないもん……うう……」


涙目でこちらを睨みつけ、何かを訴えかける


「言わないとわからないよ、まどか」


下着の中に手を挿しこむ


「い、いれちゃうの……?」

今度は目を潤せ、子犬のような不安げな表情で問う


「……やれやれ」


もう片方の手で彼女の顎に手を添え


「あ……」

唇を重ねる

「ん、む……」


先程とは違い、舌を彼女の口内に挿れる
まどかも自らこちらの舌を求め、二人の唾液が混ざり合う


「ん……ちゅ……んん……」


ぴちゃ、ぴちゃ、と淫猥な水音とまどかの艶っぽい吐息が漏れる


「……ん」

「……ふぅ」


一通りまどかの口内を犯したところで口を離す
熱に浮かされたような、蕩けた表情のまどかが目に映る


「もう、いいかな?」

「んっ……ま、って……」

「どうしたんだい?」


まどかが両手をこちらに差し伸ばす


「ぎゅっ、てして……」


潤んだ瞳をこちらに向け、頬を赤らめながらまどかがおねだりをする


「……はいはい」

「……ん」ギュゥ


空いた手をまどかの背中に回す
彼女の両腕は首に回され、抱き合う格好になる


「んっ……」


愛液を掬うように、秘裂に沿って指を動かす
まどかの腕に力が入る


「あっ……んん……」


くちゅ、くちゅ、と割れ目をなぞるたび、まどかの身体が反応する


「……はぅ、んっ……」


突起の皮を剥き、露出させたそれを親指で軽く刺激する


「んっ、んんっ……!」


彼女の入り口が何かを求めるように、ひくひくと痙攣する



「……もっ、と……して?」

「うん……わかったよ」


入口をなぞる指を止め、ゆっくりとまどかの中へと挿し込んでいく

ずぷ、ぬぷぶ……


「ん、んんんッ……」


声をあげないようにしているのか、こちらの首筋にまどかが顔を押し付ける

ぐちゅ、ずぷ……

ある程度まで入ったところで、指を止める


「……痛くないかい?」

「……うん、だいじょ、うぶ……」

「そうか……なら、いいね」


膣内に入れた指をゆっくりと折り曲げ、ざらざらとした部分を指先の感覚頼りに探し当てる


「ひあっ……!」


くちゅ、くちゅ、と徐々に指の動きを速める


「あっ、ん、んんっ!」


びくん、びくん、とこれまでより一層まどかの身体が震える


「は、ふぁ……だ、め……おかしく、なっちゃう……」


今にも泣き出しそうな彼女が唇を寄せる
それに応え、再度唇を重ね合わせる

互いに貪り合うように、激しく舌が絡み合う

ぴちゃ、ぴちゃ

くちゅ、くちゅ

上と下、両方の口から淫らな音が漏れる


「んッ……もう……!」


唇を離し、まどかの身体が強張る


「いっ……!」


彼女が僕を強く抱きしめる
同じように、彼女の膣も僕の指をきつくしめあげる


「……はぁ、はぁ……」


ぴくん、ぴくん、とまどかの身体が細かく震える
彼女の入口は今だ僕の指を離さず、別の生き物のように蠢いている


「……んっ……」


きつく咥え込まれた指を引き抜く
まどかの身体から力が抜け、ベッドにその身を預ける


「……気分はどうだい?」


汗で張り付いたまどかの髪を掻き分けながら問う


「……うん……気持ちよかった……」


てへへ、と力無くはにかむ


「まあ、そうだろうね」


指に付着したまどかの愛液を弄びながら言う
これだけの量なのだから、興奮しなかったとは考えられない


「は、恥ずかしいよ……いじわる……///」

「そうかい? それは悪かったよ」


彼女の言葉を受け、何の気なしに指の愛液を舐めとる


「ひゃぁぁぁ!? な、何で舐めてるの!!??」ガバッ

「えっ……いけなかったかい?」

「もー! ばかばかばかばか!!」ポカポカ

「ご、ごめんごめん」イテテ

(……何か気に障るようなことをしたかな……?)

「ううー……キュゥべえの変態!」プンスカ

「そう言われても……」


まどか「もう……」ムスッ

キュゥべえ「やれやれ、一応謝ったけれども、僕が何をしたというんだい? わけがわからないよ」

まどか「だ、だって……」

キュゥべえ「うん」

まどか「わ、わたしの……えっちなお汁、飲んじゃうなんて……///」カアァ

キュゥべえ「別に普通の行為だと思うけどね。 性器を直接愛撫する方法もあるんだし」

まどか「で、でも……酷いよ……すっごい恥ずかしいんだからね!」

キュゥべえ「それは悪かったよ」

まどか「もう……本当にわかってるの?」ズイッ

キュゥべえ「ま、まあね」

まどか「むー……」

QB「まどかをレイプしたら膨大なエネルギーが発生したんだ」
さやか 「返してよ返せよアタシの処女!」 QB 「くくなかなかよかったぞ」
QB「マミをレイプしたら膨大なエネルギーが発生したんだ」
さやか「QBとエッチしないと死んじゃう病!?」 QB「うん」
QB「僕とセックスして魔法少女になってよ」
QB「ほむらをレイプする」
QB「急にちんこ生えたからほむらレイプしてみた」
QB「マミは肉奴隷」
QB「マミをレイプする」
マミ 「QBにレイプされて妊娠した」
ほむら 「QBにレイプされて妊娠した」
QB「 こりゃ上物の穴だぜー! さやか 「恭介! 助けて!」
QB 「キミ達魔法少女はボクの肉家畜!」
QB「処女だったんだねマミ うれしいよ」 マミ「やめなさい!!」
QB「 こりゃ上物の穴だぜー!」 マミ 「 助けて!」
QB「 こりゃ上物の穴だぜー!」 ほむら 「 助けて!」
まどか 「QBにレイプされて妊娠した」
QB「ほむらを犯したい」
ほむら「私を犯しなさい、そのかわりまどかには手を出さないで」
QB「まどか!犯してあげる!」
QB「マミ!犯してあげる!」

お願いします


       / |: : /i:|  |: :i: : :|: : : : : : : : :|: : : : ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
     /   |: :/ |:| __、: l,: ::l: :|: : : : : : :|ヽ===、、: :l: : : :ヽ: : : : : : : : : : :|
         |:./l .l| /rミi:|、:l: : l: : : : : : :/: :v,=='_': :l: : : : :l: : : : : : : : : : :|
         V/  /;/ リ |: /: : : : : : :/: : :ヾ:つ): l: : : : :l: : : : : : : : : : |
       __. ノ  //    /:/: : : : : : /,. --、: : l: : |: : : : : : : : : : : : : : |
       |      '´   /:/: : : : : : :// i` }: : l: : l: : : : :.l: : : : : : : : :.|
       ヽ   ヽヽヽ  /:/: : : : : : :/ノ ! ` /: :l: : :|: : : : :|: : :.|: : : : : :|
       '、       l:/: : : : : : :/' __ノ /: : : : : :|: : : : :|: : :.|: : : : : :|

         >     l: : : : : : : :/ ´,, -'´|: : : : : :.l: : : : :l: : : l: : : : ii:.|
         |      l: : : : ,: : :,/ '´   |:/: : :l: : : : : : /: : : : : : / |:l
         、     l: : : : /l: :/     ,l: ,i: : /: : : : /: : : : : : /  ヽ
         `i゙ ー --|: : :,/ l: /     // |: : : : : : : : : /l: r.:/

           |: :/: :/: : :イ  l:/     /  l:/,|: : : : :.//,' /,'
          |: l ;l:./: :ィ:/} ,/    _ ,-==-''/ /: : :r'´ / /
          |:| v/:/ r,f=== -‐''´´     /:/ |
           l| レ   l|          _ '--―.ヽ   これ…とうとう
                 ll   __,. -  ,.r'´,r '´ ̄ ̄ヾ  きちゃったかな!
                | '´    //        ヽ
      七._  -/-  |    /l⌒ヽ  n 土  ノ__」_ヽ _」__\''
     (_乂 )  / こ . Lノ  V  ノ  ヒl 寸  |  |_  ノ _|


このスレにはキリカちゃんの魔法がかかっています


まどか「……キュゥべえばっかりずるい」

キュゥべえ「へ?」

まどか「わ、わたしだって、あなたのこと気持ち良くしてあげたいのに……」


ずい、とまどかが体を寄せ、その迫力に少したじろぐ


キュゥべえ「それは、嬉しい限りだけど……」


乱れた服装に、汗ばんだ肌
熱を帯びた視線がこちらを見上げる


まどか「だから……」


まどかの手が太ももをつたい、ゆっくりと付け根へと這い寄る


キュゥべえ「っ……ま、まどか?」

まどか「え、えと……これ、かな?」


服の上から、彼女の指が怒張をなぞる


キュゥべえ「っ……」


ぞぞぞ、と快感が背を這い上がり、小さく呻き声が漏れる


まどか「わ……硬い」


二、三度指が上下したところで、彼女の手が差を包む

今にもはちきれんばかりのモノを、拙い手つきで刺激する


キュゥべえ「……っ、ま、まどか……」

まどか「……ふふ、今度はわたしの番だよ」


いたずらっぽく笑い、服をずらしていく


まどか「ひゃっ……!」


勢いよく零れ落ちた竿が彼女の顔を叩く


キュゥべえ「っ……」

まどか「……わ……すごい……」


臨戦態勢のものを見るのは初めてなのか、彼女は物珍しそうにそれを観察する

生ぬるい吐息がかかり、ぴく、とそれが反応する


キュゥべえ「……まどか、見せ物じゃないんだけど……」

まどか「あ、ご、ごめんね……じゃあ……」


まどかが恐る恐る、というふうに陰茎へと触れる


キュゥべえ「っ……」

まどか(……ぴくぴくしてる……)


まどか「え、えと……こうすればいいのかな……?」


慣れない手つきで、まどかが竿を上下にしごく


キュゥべえ「っ……はっ……」

まどか「い、痛かった?」

キュゥべえ「い、いや……大丈夫さ、うん……」

まどか「そ、そう……? じゃあ、続けるね……」



ゆっくりと、まどかがペニスをしごき始める


キュゥべえ「っ……く……」


息が荒くなり、呼吸が乱れる


まどか(気持ち良くなってくれてるのかな……? わたしの、手で)ドキドキ


次第に、竿の先端が透明な液でてらてらと濡れ始める


まどか(もっと気持ち良くなって欲しいな……)


まどかが手を止め、髪をかきあげる


キュゥべえ「……?」

まどか「……ちゅぱっ」

キュゥべえ「っ……!」


吸い付くようにして、先端を濡らす先走り汁を舐めとる


まどか「ん……れろ……」


そのまま先端を下でちろちろと刺激し始める


キュゥべえ「っ……はっ……」

まどか「……はむ、んむ……」


亀頭を口に含み、吸い付きながら舌で刺激する
その一方で、陰茎を手でしごく


まどか「れろ、ちゅぱ……ん……」


生温い感触と、拙い手つきが快感を生む


キュゥべえ「っ……まどか、もう……」


何かがせりあがる感覚が下半身を蝕み、陰茎がその硬さを増す


まどか「……んふふ、だーめ♪」


まどかの動きが止まり、性器を包んでいた肉の感触が離れる
唾液と先走り汁によって淫らに濡れた先端と、彼女の口に銀糸が繋がる


キュゥべえ「……どうして、だい?」


その言葉に、まどかが普段は見せないような小悪魔的な笑みを浮かべる
唇の端に残るねっとりとした液体を指で救い上げ、それを舐めとって言葉を続ける


まどか「……どーてーのキュゥべえは、わたしのくちの中に出したいのかな?」


くにくに、指先で尿道を弄りながら、小首をかしげて可愛らしく問う


キュゥべえ「っ……それは……まあ……」


弄る手を止め、彼女が身を乗り出す
ぎしり、とベッドが軋む音


まどか「そんなことじゃ、どーてーは卒業できないよ?」


含み笑いをしながら、耳元でまどかが囁く


キュゥべえ「ま、まあ……口だと卒業したことにはならないよね……」

まどか「うん。 だから……ね?」

キュゥべえ「……もちろん、わかってるよ」

まどか「それじゃ……」


まどかが膝立ちになり、下着に手をかける
太ももに、一筋の汗が流れ落ちる

愛液でぐっしょりと濡れたパンツがゆっくりと下ろされていき、まだ毛の生え揃っていない割れ目が徐々に露わになる

ねっとりとした粘液が、布と秘裂との間に糸を引く


「まどかとえっち、しよっか?」


唇に指を添え、熱を帯びた視線でこちらに問いかける




息を呑み、彼女に手を伸ばし――


<ピンポーン


まどか「うひゃあっ!?」ビクッ

キュゥべえ「……」ガクッ

まどか「え、だ、誰だろう? こんな時間に……」アセアセ

キュゥべえ(嫌な予感しかしないよ……きゅっぷい……)

まどか「ど、どうしよう……」

キュゥべえ「……仕方ないよ、無視するわけにもいかないだろう?」

まどか「そ、そうだね……」


服を整えて玄関へと向かう彼女に着いていく


まどか「はいはーい」

キュゥべえ「……」

まどか(うう……パンツがぐしょぐしょで気持ち悪いよ……)

さやか『やっほーまどか、ちょっといいかな?』

まどか「さ、さやかちゃん? どうしたの、こんな時間に」

飯でも食うか


キュゥべえ(さやかか……そういえば今日は彼女に会ってないな)

さやか『いやー、実はキュゥべえのこと探しててさー』

まどか「キュゥべえを……どうして?」

さやか『織莉子さんがここにいるんじゃないか、とお得意の予知でね』

まどか「織莉子さんが……」

キュゥべえ(これは……まずい、ね)


ほむら『とりあえず、上がらせて貰えないかしら? あいつには少し話があるし』

まどか「ほ、ほむらちゃんまで?」

キュゥべえ(あ、これは駄目だ、駄目なパターンだね。 よし、逃げよう)スッ

さやか『ま、そういうこと』

まどか「ちょ、ちょっと待ってね」

まどか(と、とりあえずパンツを替えないと……)


―――
――


さやか「おじゃましまーすっと」

ほむら「お邪魔します」

まどか「え、えっと、どうしてキュゥべえを探してるの?」

ほむら「後から話すわ。 あいつはどこ?」

まどか「あ、あれ……さっきまでいたのに……わたしの部屋かな?」


ほむら「あなたの……? まどか、そうやって男を部屋に連れ込むのはあまり感心しないわ、特にあいつはね」

まどか「そっ、それは……でも、ほむらちゃんだってよくキュゥべえを家にあげてるじゃない……」

ほむら「あいつが勝手に入ってくるからよ。 今となっては追い出すのが面倒なだけ」ファサッ

まどか「本当かな……ご飯作ってあげたりしてるって聞いたけど……」

ほむら「うっ……そ、それは、あれよ……人柱にちょうどいいから使ってるだけで、その……他意はないわ、本当よ」

まどか「……ふ~ん」ジトー


さやか「はいはいそこまで。 そんじゃ、まどかの部屋にでも行こうかしらね」

まどか「わーっ!! ダメダメっ!」

さやか「ええっ? ど、どうしたのさいきなり」

ほむら「……まあ、自分の部屋なんてあまり他人に入られたくないでしょう」

まどか(い、今あの部屋に入られたら……何してたのかまるわかりだよ……///)

さやか「えー、いつもはすぐに入れてくれるじゃん」

ほむら「……そう、幼馴染の特権かしら?」

まどか「い、今はダメなの! えっと、その、すっっっごーい散らかってるから!」

まどか「だから、わたしが見てくるから二人はここで待っててね! それじゃっ!」タッ


さやか「ちょっ……行っちゃった。 なーんか怪しいね」

ほむら「……」

さやか「あの白いのとまどかの間で何かあったかな。 これは調査が必要だね」

ほむら「……」

さやか「……」

ほむら「……」


さやか「いや、何か喋ってよ」ビシッ

ほむら「……あなたは、まどかの部屋に入れるのよね」

さやか「ん? まあね」

ほむら「でも今は入れない」

さやか「それで?」

ほむら「もしかして……私のこと、部屋に入れたくないのかしら……」


さやか「いや、何でそうなるのよ」

ほむら「だって、あなたと違って私はまどかとあまり仲が良くないし……」

さやか「いやいや普通に仲いいでしょ。 だから泣きそうな顔してこっちみないで、心がとてつもなく痛いから」

ほむら「……うう」

さやか「ちょ、ちょっと、マイナス思考すぎるだろ!」ビクッ

ほむら「だって……」グスッ

さやか「あーもう! まどかー、はやくきてくれー!」


―まどかの部屋―


まどか「キュゥべえ……?」ガチャッ

まどか「あれ……いない……」キョロキョロ

まどか「……やっぱり、帰っちゃったのかな」

まどか「でも、どこから……」

まどか「……ん?」

まどか「窓の鍵が空いてる……」

まどか「……」

まどか「窓か!」ティローン

まどか「……」

まどか「はあ……」

まどか「……何も言わず帰っちゃうなんて」

まどか「ひどいよ、わたしをその気にさせたのに……」

まどか「……いじわる」ボソッ


まどか「……」トボトボ

さやか「おっ、どうだった?」

まどか「うん……居なかった」

さやか「くそう……逃げやがったな……」

ほむら「相変わらず逃げ足だけは完璧ね」ファサッ

さやか(復活速いな)



さやか「まあいいや……いないんなら仕方ない。 まどか、あいつに変なことされなかった?」

まどか「ふえっ!? さ、されてないよ! 何も、これっぽっちも!!」

ほむら「まどか、もし何かされたのなら遠慮なく言って。 潰すから」

さやか「ま、あたしの嫁に手を出したらどうなるかくらいはわかってもらわないとね」

まどか「ほ、本当だよ……本当に何もされてないってば……」

ほむら「……なら、いいけれど」

さやか「うーん、怪しいなあ……」

まどか(そっか……ほむらちゃんや織莉子さんは私より前にキュゥべえに頼まれてたから……)

まどか(それでわたしのところに来たんだね……わたしが抜け駆けしないように……)


まどか「と、とにかく二人とも、今日は遅いから早く帰ったほうがいいよ!」グイグイ

さやか「えっ? ちょ、ちょっとまどか!」

ほむら「ま、まだ話は……」

まどか「明日すればいいと思うんだ。 だから、今日はこれで終わり、ね?」ニコッ

さやか「そ、そんなこと言われても……」

ほむら「……そうね、あいつがいないのなら無理に留まる必要は無いわ」

さやか「え、いいの?」

ほむら「わたしはあなたと違って図々しくないの」

さやか「ちょぉっ!? それどういう意味!?」

まどか「ごめんねわざわざ来てくれたのに。 それじゃ!」バタン


―――
――


さやか「追い出された……」

ほむら「……」

さやか「……良かったの?」

ほむら「ええ」

さやか「……ま、あの白いのがいないんじゃ意味ないか」ハァ

ほむら「……」

さやか「ほら、ぼーっとしてないで帰るよ」

ほむら「ええ」

さやか「どしたの? 何かさっきから元気ないけど」


ほむら「……やっぱり私、まどかに避けられてるのかな」

さやか「へ? なんでそうなるのさ」

ほむら「だって……」

さやか「何? まだ部屋に入れなかったこと拗ねてんの?」

ほむら「拗ねてなんかないわよ……」

ほむら「でも、まどかの様子が変だったのは、私が押し掛けたからじゃないかと思って……」

さやか「いや、どう考えても違うでしょ」

ほむら「……」


さやか「まどかとあいつとの間にあたしたちに言えないような何かあった、とかさ」

ほむら「……根拠は?」

さやか「勘に決まってるじゃん」

ほむら「はあ……」

さやか「ため息つきたいのはこっちだよ……あたしが織莉子さんから話を聞いて、ついでだからあんたに話しただけなのに……」

ほむら「……まどかをあいつの毒牙にかけないためよ」

さやか「だったらもっと頑張りなよ……あんた、意外と根性ないよね」

ほむら「……」


さやか「はあ……まあ、今日は帰りますか。 マミさんのほうはゆまちゃんに任せてあるし」

ほむら「……ねえ。 まどかと彼の間に何があったか予想できる?」

さやか「えっ……そりゃ、まあ、あれでしょ、うん」

ほむら「……あれって……あれよね」

さやか「ま、まあね」

ほむら「……」

さやか「……」


ほむら「……痛いのかな」

さやか「いや、そんなには」

ほむら「……」

さやか「……」

ほむら「えっ?」

さやか「あっ」

ほむら「……あなた、もしかして」

さやか「よーっしお腹空いてきたしお家に帰るぞー!」

ほむら「美樹さん、少し詳しく話して貰えませんか?」

さやか「なんで敬語になってんの!?」


―――
――



―まどかの部屋―


彼の残り香を求め、ベッドに寝転がる


「はあ……」


熱を帯びた身体は、未だ疼きが止まる気配はない
先程の行為が脳裏に焼き付き、変えたばかりの下着にじわり、と染みを作る


「……二人とも、タイミングが良すぎるよ」



寝返りをうち、仰向けになる
下半身に手を延ばし、秘部へと触れる


「ん……まだ、こんなに……」


ぬるぬるとした液が指を汚す

下着を脱ぎ捨て、もう一度大切な部分へと触れる


「んんっ……」


くちゅ、といやらしい水音
親指で豆を刺激しながら、中指で膣内をかき回す


「ふぁ、ん……」


白く細長い指の感触を思い出すように、性器を刺激する

くちゅ、くちゅ……


「ん、んんっ……」


空いた手で胸を弄り、乳首を刺激する


「あっ、ん……もっと……」


ここにはいない彼に語りかけるように声をあげる


「はっ、あぅ……んんっ!」


胸を弄る手にも、あそこを責める手にも、力が入る
ぐちゅぐちゅ、肉と愛液のたてる音が一層はげしくなる


『まどか、少しいいかい?』

「―――っ!?」


突如脳内に澄み切った声が響いて、心臓が跳ね上がるほど驚く


『まどか?』


再度かけられた声にはっと我に返り、できるだけ平静を装って返事をする


『うん、大丈夫だよ』


自分の行為を思い出し、ここに彼がいなくて本当に良かったと思う


何も知らない彼が遠くから自分に話しかける
その一方で、自分はその声を聴きながら自らを慰めている


これまでにない背徳感が全身を包み込み、大きな快感が襲う


「んっ、ふあ……」


じゅぷ、じゅぷ、くちゅ

艶やかな吐息と、愛液の混ざる音は彼に届かない


『ほむらとさやかに、何か聞かれたかい?』

『うん、いろいろね』

『そうか……』

『大丈夫だよ、秘密にするって言ったじゃない』

『そういえばそうだったね。 ありがとう、まどか』


名前をよばれたことに身体が反応する
きゅぅ、と肉襞が指を咥え込む


『……続き、してくれるよね?』

『まあ、君がそう望むのならね』



「は、あ……んっ」


指の動きが速まり、全身を電流のようなものが断続的に駆け巡る



『それじゃ、そろそろ』

『最後に、いいかな?』

『何だい?』

『わたしのこと、好き?』

『嫌いなわけないじゃないか』


今にも飛んでしまいそうな浮遊感
意識を必死に繋ぎとめながら、意思を彼へと送る


『そういうと思った』

『それがどうかしたのかい?』

『わたしのこと好きって、言ってくれないかな』


今だからこそ言える、一つの願い


『別に構わないよ。 僕が君に好意を抱いているのは確かだし』

『ふふ、ありがとう』

『やれやれ』




胸の突起を押しつぶすように弄くり、指を自らの一番奥まで挿し込む
脳が蕩けてしまうような、少年の甘い囁き

全身をこれまでで一番強い電流がほとばしり、身体が大きく仰け反る
嬌声をあげながら、絶頂に達する


まどか「……はあ」


全身を気だるさが包み、ベッドに身体を預ける

少年との繋がりは既に切れた、言葉はもう届かない


まどか「何やってるんだろう……わたし」


先程の会話を思い起こす
最後のほうは自分が何を言ったのか、彼が何を言ったのかほとんど覚えていない

ただ、奇妙な充足感だけがあった


まどか「ううー……」

まどか(恥ずかしい……こんなことしてるってばれたら、エッチな子だって思われちゃう……)


火照った顔をかくすように、枕にうずめる


まどか「……晩御飯作らないと」


―――
――



キュゥべえ「……やれやれ、まどかも良くわからないことを言うものだ」

キュゥべえ「はあ……結局卒業できないままか」

キュゥべえ「いざとなれば魔法少女の卒業生にでもたのんでみるかな」

キュゥべえ「その前に……」ガチャ

キュゥべえ「ただいま」

マミ「お帰りなさい、あなた。 遅かったわね、何かあったの?」

キュゥべえ「まあ、色々とね」


マミ「ふうん……」

キュゥべえ「?」

マミ「……」クンクン

キュゥべえ「どうしたんだい?」

マミ(……いつもより、濃いわね)

キュゥべえ「マミ?」

マミ「……ね、どこ行ってたの?」ニコッ

キュゥべえ「皆のところを回ってたのさ、とある事情があってね」

マミ「ふうん……どんな事情?」

キュゥべえ「それは、まあ……」

ゆま「きゅーべー、おかえりー!」ヒョコッ


キュゥべえ「おや、来てたのかい?」

ゆま「うん。 だって、ね?」

キュゥべえ「?」

マミ「……」

ゆま「それよりばんごはん食べちゃおーよ! ゆまお腹ぺこぺこだよ!」

マミ「そうね。 ゆまちゃんの言うとおりだわ」

キュゥべえ「はいはい」

キュゥべえ(ゆまがいるなら、少し無理がありそうだね……今日は諦めるか)

―――
――


マミ「はい、手を合わせて」

ゆま「いただきまーす!」

キュゥべえ「いただきます」

マミ「今日はゆまちゃんが手伝ってくれたのよ」

ゆま「えへへー」

キュゥべえ「なるほどね。 いいお嫁さんになれると思うよ」モグモグ

ゆま「きゅーべーのおよめさんになる!」

マミ「ふふ、それは無理よ。 先約が入ってるもの」

ゆま「選ぶのはきゅーべーだけどね」ニコッ

マミ「ふふ、同じことよ」ニコッ

キュゥべえ「きゅっぷい」ゴクン

キュゥべえ(はあ……僕にも上条恭介のように特定のパートナーがいれば良かったんだけどなあ)

キュゥべえ(ま……仕方ないね)


―翌日―

ほむら「――さて」

さやか「話を聞かせてもらいましょうか」

キュゥべえ「……」

杏子「ゆまにも手を出そうとしたのはさすがに許せないよね? 変態童貞野郎」

キュゥべえ「きゅっぷい……」

ゆま「もー、きゅーべーをいじめちゃダメだよ!」

ほむら「そいつの膝から降りなさい千歳ゆま。 その変態がまどかに何をしたのかいってもらう必要があるの」ジャキッ

まどか「な、何もされてないよ……ほ、ほんとだよ……///」

さやか「どう考えても何かあったよね」

マミ「え、えっと……話が見えないのだけど……」

仁美(お、修羅場か?)


杏子「マミさんさあ、コイツに首輪でもつけちゃったほうがイイんじゃないの?」

マミ「わ、私は付けられるほうが……///」ボソッ

さやか「ん?」

ほむら「そうね、こいつが昨日私たちに何をしたのか聞かせてあげるわ巴さん」

キュゥべえ「べ、べつにいいんじゃないかな? 今回のことにマミは関わってないわけだし……」

まどか「そ、そうだよ……わざわざ話さなくても……///」モジモジ

仁美「わたくしも是非聞きたいところですわ」キリッ

さやか「実はですね」

キュゥべえ「ちょ、待っ」

―――
――


マミ「そう、そんなことが……」

キュゥべえ「……」ダラダラ

杏子「マミさんからも何か言ってやってよ。 さすがに今回のは度が過ぎてんじゃない?」

マミ「そうね……キュゥべえ、ちょっといいかしら?」ニコッ

キュゥべえ「な、何かな……」

マミ「少し、話があるわ」ニコニコ

キュゥべえ「……そ、そうか」

マミ「ゆまちゃん、少しキュゥべえの膝から「やだ」」

ゆま「ここはわたしの席だもん」プイッ

杏子「お、おい、ゆま……」

仁美(小○生であの独占欲。 将来が楽しみですわ)

マミ「……そう、ならいいわ」

まどか「わ、わたしも一緒に話していいかな……その、昨日最後までいたのはわたしだし……」


マミ「……」

キュゥべえ「……」ダラダラ

マミ「キュゥべえ」

キュゥべえ「な、何かな」

マミ「自分が何をしたのかわかってるのかしら」

キュゥべえ「ま、まあね……」

まどか「で、でもキュゥべえは本当に悩んでて……」

マミ「だからって、もっとやり方があるでしょう?」

まどか「そ、それは……」

キュゥべえ「……確かにマミの言うとおりだね。 もう少しいいやり方があったとは思うよ、反省する」

まどか「キュゥべえ……」

ゆま「きゅーべーはわるくないよ」ナデナデ

キュゥべえ「ありがとう、ゆま」


マミ「……はあ。 ねえ、どうして私に言ってくれなかったの?」

キュゥべえ「それも考えたけど、もし君が怒って家を追い出されたりしたらたいへんだからね」

マミ「どうして怒るのよ……むしろ、ずっと待ってたんだから……///」モジモジ

ゆま「……」

まどか「……」

キュゥべえ「……怒らないのかい?」

マミ「今回のことは、あなたの気持に気付けなかった私にも責任があるわ」

マミ「だけど、迷惑をかけたみんなには謝ること、いいわね?」

キュゥべえ「……うん、わかったよ」

まどか「そ、そんな、迷惑だなんて……」

ゆま「ぜんぜん思ってないよ」


マミ「と、ともかく」コホン

マミ「もうこんなことが起こらないように、私で何とかします」

キュゥべえ「マミ、それは僕の筆卸しをしてくれると受け取っていいのかな?」

マミ「し、仕方が無いでしょ……///」

ゆま「仕方が無くないよ! ゆまがやってあげるもん、ねー?」ギュッ

キュゥべえ「……確かに」

マミ「だ、駄目よ! ゆまちゃんはまだ早いわ!」

まどか「マミさんの言うとおりだよ。 だから、わたしに任せて、ね?」

マミ「ちょ、ちょっと! どうして鹿目さんになるのよ!」

まどか「だ、だって……昨日続きをしてくれるってキュゥべえが……///」

キュゥべえ「……そういえばそうだったね」

マミ「ダメよ! ダメったらダメ! キュゥべえは私とするの!」バンッ

ゆま「最初に約束したのはゆまだもん!」ギュッ

まどか「わ、わたしなんて……ぺろぺろしたのに……///」モジッ


マミ「む……」

ゆま「むむ……」

まどか「むむむ……」

キュゥべえ(……どうしてこうなるんだろう)

マミまどゆま「「「キュゥべえ!!!」」」

キュゥべえ「は、はいっ!?」

マミ「もちろん、あなたと一番いっしょにいるこの私よね?」

ゆま「ゆまとちゅーしたの、忘れたなんて言わさないよ」

まどか「あ、あそこまでやったんだから……最後までして欲しいなって」

キュゥべえ「い、いや……」

キュゥべえ(……わけがわからないよ)





マミ「誰にするか」

ゆま「こたえてもらうよ」

まどか「キュゥべえ!」

キュゥべえ「……えっと……」

マミ「……」

キュゥべえ「その……」

ゆま「……」

キュゥべえ「きゅっぷい……」

まどか「……」

キュゥべえ「……そうだ、4Pにしよう!」

マミ「……」

キュゥべえ「これならみんなでできるね」

ゆま「……」

キュゥべえ「あれ?」

まどか「……」


マミ「……本当に、あなたは」

ゆま「それはダメだよ……」

まどか「……ばか」

キュゥべえ「えっ、ちょっ」

マミまどゆま「「「はあ……」」」

キュゥべえ「……わけがわからないよ」






ほむら「あいつが馬鹿で良かったわ」

杏子「とりあえず、後からさくっとやっとくか」

さやか「一件落着、かな?」

仁美「ふふ、ここでわたくしが……」

あんさやほむ「「「やめい」」」

仁美「冗談ですわ、ふふ」

ほむら「冗談に聞こえないのよ、特にあなたは」


おわり


ちょうどいいレス数で終わったんじゃね
大量に支援してくれた奴には感謝しないとな

落ちないのってきっついなこれ

頭がティロティロしてきたわ

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom