律子「魔法をかけられた」 (31)
律子「............」カタカタ
テレビ『それでは、次のコーナーです』
律子「はぁ......」コツコツ
テレビ『夢を見せる魔女の情報が来ています。早速紹介しますね。「本当に出ました! 思いっきり伸びながら、『魔法にかけられたい』って言ったら、マジで! 魔女が、自分の本当にやりたいことを見せてくれました! そのおかげで、親の気持ちを押し切って、私は看護大学に行くつもりです」とのことですー』
律子「いいから、早く次のコーナー行かないかしら......」
テレビ『いやー、まさか本当にねー、魔女が出るなんて......ほかにも目撃情報ありますよ』
律子「んー......」カタカタカタカタ
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前スレ
春香「トランプタワー」
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テレビ『さあ、それでは! どっとっぷTVのお時間です!』
律子「きたぁ!」ガタッ
テレビ『今週のベスト100から1を、一気に見ていくどっと!』
律子「春香のデビューシングル......何位かしら」
テレビ『初週! ランクインどっと! 64位! 「太陽のジェラシー」! 765プロの天海春香が歌う、デビューシングルどっと!』
律子「64位かー! 50位以内なら、なかなかだったんだけどなー」
テレビ『第37位! ニュージェネレーションの......』
律子「え? あまり聞かないわね......」
テレビ『第1位! すごい人気どっと! ジュピターの、「恋をはじめよう」!』
律子「......ぐぬぬ」
律子(春香達は、プロデューサーと一緒にジュピターと戦って、惨敗した......それから落ち込んでた子達も、また元気を取り戻して進んでいき、プロデューサーが春香のCDデビューを決めた)
テレビ『それでは、1位の曲のダンスPVをおみせするどっと!』
律子(これから先、彼は一人ずつ、こうやって時期を見てデビューさせていくつもりでいる......でも)
律子「それは、私のやりたいことなのかしら......」
ガチャッ
伊織「あずさ、どうやったらそんなに歌声がキレイになるの?」
あずさ「うふふ、頑張ったら、伊織ちゃんは私より上手に歌えるわよ」
亜美「亜美は亜美はー?」
あずさ「亜美ちゃんも、うふふ」
亜美「でしょでしょー!? 亜美はすごいんだよ! 真美より!」
伊織「アンタ、最近急に真美と比べるようになったわね......」
あずさ「仲良しの証拠ね」
亜美「へへーん」
伊織「で、律子はどうしたの? テレビの画面に釘付けで......」
あずさ「あ、ジュピターの......」
律子「相変わらずね......非の打ち所がないわ」
あずさ「そうですねぇ?。私もあれくらい踊れたらいいんですけど」
亜美「難しい顔してないで、とりあえずコタツに入ってのんびり......」
伊織「止めときなさい。死ぬよりも辛いことが起こるわよ」
律子「ダメね......春香も64位だったわ」
亜美「え? はるるんダメだったの?」
律子「ダメってことはないわよ。最初でこれは立派なことだと思う。けど、ね」
あずさ「プロデューサーさん、言ってました。50のラインに入れば、仕事は増えるって......」
律子「そうなのよ。これから先の伸び率考えても、伸ばすための仕事が無い私達は、50なんて狙えないわ」
伊織「フェスは......思い知っちゃったからねぇ......」
あずさ「そうね。もっと上手くならないと、成功はできないから、厳しいわね」
テレビ『魔女っ娘 あべななさん はっじまっるよー!』
ピッ
律子「......魔女、か」
亜美「あー! なんで消しちゃったの!? あれ結構面白いのに!」
伊織「え? そうなの?」
亜美「うん。うさみん星からの電波にやられて、魔女になった自称17歳の女の子の話」
伊織「な、なんじゃそりゃ......」
律子「はぁーあ、魔法にかけられたーい」ノビィー
あずさ「どうしたんですか?」
律子「魔法のような力で、私のやりたいこととか、見えてくる気がしてるんですよ」
ぼわわーん
律子「え? 何? 何よこの煙! 亜美! またナニカしたんじゃないでしょうね!」
亜美「亜美なんもしてないよー! 何か急に煙がぼわわーんって......」
伊織「けほっ、けほっ、何なのこれ!?」
あずさ「あらあら、何が始まるのかしら?」
伊織「あずさはどこまでもあずさってるわね」
魔女「私を呼んだのは、そこのメガネの方ですね?」
律子「......」
亜美「すっごーい。りっちゃんこんなお友達がいたんだねー! 亜美でーす! よろよろー!」
伊織「こら! 知らない人にすぐに名前を名乗らない!」
あずさ「三浦あずさと申します~」
伊織「あずさぁ!」
律子「は?」
魔女「いや、だから、あんたが呼んだんだってば」
律子「いやいや、人違いでしょ? 人違い人違い 」
魔女「いいや! あんたは言った! 全身を伸ばしながら、魔法にかけられたいと言った! その瞬間、私と契約することになったの! 私は魔女! 貴方の心と貴方を、魔法の力でつなげることができるの!」
伊織「律子、どうするのよ。病院に連れてくの?」
律子「何科に行けばいいのかわからないわ......」
あずさ「まぁ、魔女さんですか?」
亜美「すごーい! 良くわかんないけど、りっちゃんに魔法使ってくれるんだって!」
律子「なにこれ、なんなの!? 新手の詐欺!? 企業名は? 名前は?」
魔女「現実しかわからない人だな! こうなりゃ一回かけてみるか! cast a spell on me!」
律子「きゃあ!」
亜美「うわー!」
あずさ「あらー」
伊織「なんで私までー!」
続きは明日の夜にでも書きます。
律子「……う……ん?」
伊織「……ここは?」
亜美「うーん……魔女っちの言い方だとー、夢の中っぽいよ?」
あずさ「しかも、律子さんの夢の中なんですよね?」
伊織「その割には、すごく、かわいいわね……」
亜美「わー、可愛いー! 猫ちゃんだよ! にゃーん! にゃーん!」
あずさ「本当ね~ ねこねこにゃんにゃん♪」
律子「あーもう!! 他人の夢の中で勝手に猫と戯れない!」
伊織「あずさワールド全開ね……」
亜美「なんというか、りっちゃんっぽくないね……」
あずさ「そうかしら? 私はとっても律子さんっぽいと思ったけど……」
律子「なんか急にすっごい恥ずかしくなってきたわね。というか、あの魔女はどこにいるのよ?」
伊織「それが、なんか落ちてたから拾った紙を読んでみたら……」
手紙『見たいテレビがあるので帰ります。 魔女』
律子「……………………」ブチッ
亜美「あ、やばい」
律子「うぬぉおおおおおおあぁぁぁぁぁぁああああああああ!!!!」
亜美「りっちゃんに鬼の角が!? これも夢の効果なのか!?」
伊織「いや、ちがうわ。アレは現実でもまれにしか見れない、マジギレ律子よ」
あずさ「律子さん、落ち着いてくださ~い」
伊織「私はあずさの落ち着きっぷりが怖いくらいよ……」
律子「あの魔女めぇぇぇぇええええ!! 結局何をすればいいのか見当つかずじゃないのよおおおおおおお!!」
亜美「よっと……とりあえず! スタートだにゃん!」
猫「にゃー」
伊織「猫を持ってくのね……」
亜美「名前は……女の子でりっちゃんの夢の中だから……ゆめこ!」
律子「ぜんっぜん私関係ないわね」
あずさ「ゆめこちゃん、三浦あずさと申します~」
ゆめこ「ゆめこと申す。以後、よろしくお頼み申す」
伊織「いやああああああああああ!!」
亜美「おお! さっすが夢の中の猫、ゆめこ! 喋れるんだね!」
ゆめこ「説明をしてしまうと、ここは貴殿らのおっしゃる通り、ここは夢の中なり」
律子「何で口調が侍チックなのよ……」
ゆめこ「律子嬢の夢ということもあり、何があるかわからん。夢の中にいる律子嬢の心と会話をし、律子嬢がそれを受け入れることにより、この夢から出る事ができる」
亜美「なんか、どっかのゲームで聞いたことあるような……」
伊織「もし、律子がそれを認めなかったらどうなるわけ?」
ゆめこ「律子嬢の体、夢の律子嬢に乗っ取られるやもしれん」
律子「ふふ、大丈夫よ、私の夢だもの……私の分身でしょ?」
ゆめこ「……くっ」
亜美「ゆめこ? 千早お姉ちゃんみたいだね。どうしたの?」
ゆめこ「律子嬢の夢でのお姿は……」
???「いぇーい!! きらきらきらりん☆ 私に魔法をか・け・て~ん☆★☆」
伊織「今、悪寒が……」
あずさ「……あの、フリフリのスカートの律子さんですか?」
律子「…………はい?」
夢律子「秋月律子、あだ名はリコピンです♪ ……決まらないわね……私のメガネ、好き? 嫌い? 秋月律子、どぇ~す♪ キャピッ☆」
亜美「ぶふっ」
ゆめこ「それと律子嬢、申し上げにくいが、夢の中の貴殿であるため、貴殿はあのようにふるまいたい願望が、心のどこかに1厘はあることに……なるでござるよ」
伊織「ぶっふ」
律子「アンタらは笑うな! ゆめこは口調を急に変えるな!」
ゆめこ「これはしつれいござらんした。だとしても、直ぐにおいかけなければ、これは夢の中故、何が起こるかわからないでござるよ?」
亜美「たしかに! 追いかけたもん勝ちっしょー!」
あずさ「夢の律子さ~ん! 待ってくださ~い!」
夢律子「むむむっ!」
伊織「カビラJか!」
夢律子「リコピンレーダーが激しく反応してるよー?」
律子「ああ、見たくない……なんて醜いの? この私は……」
夢律子「これは敵かなー? 味方かなー?」
亜美「夢りっちゃん! 亜美たちを元の世界に帰して――」
夢律子「ぶっぶー×」
伊織「あー! 腹立つ律子ね! 蹴飛ばすわよ!」
律子「止めてよ仮にも私の体なんだから。今殴るの我慢して拳握ったから……伊織も耐えて。やるなら先に私にやらせて」
あずさ「その……ぶっぶーって?」
夢律子「てーきなーのだー! てっきなーのだー! リコピンはこんな奴らには屈しないわよ! おとといらっしゃい! みてらっしゃーい!」
律子「いい加減にしなさい!!」
夢律子「はぅあ!」
律子「はぅあ! じゃないわよ! あーもう! 確かにアイドルに戻りたいって言う願望はあるかもしれないわよ!? でもね、それでもね……こんな、こんなことをしたいとは……さすがの私も思ってないわよ……」
夢律子「…………」
亜美「り、りっちゃん、これ以上は……ビンビンに行こうよ? ビンビンに、ね?」
伊織「穏便、ね。二度とその間違いはしないでちょうだいね」
あずさ「り、律子さん、それじゃ私達、帰れないですよ?」
律子「……わかってるわよ……でも、でも……ああああもう!!」
亜美「りっちゃん! ダメ!」
律子「あなたなんか、私じゃない!!」
夢律子「う、うふふふ……あはははは、ははは……」
ゆめこ「空気が不穏……下がれ!」
あずさ「ゆめこちゃんは?」
ゆめこ「ご存知、ここは夢の中。我もまた夢なり。何度でも復活できるが、外部から来た貴殿らは違う。すぐに逃げ、別の道を探るべし!」
亜美「了解!!」
あずさ「そうね、口調は相変わらず、安定しないみたいだけれど」
夢律子「にっげろーnぃgろぉいlpぁあいいhljp:あおhfがいあいzsdhばkljrbflkshbvs……」
律子「え? な、何?」
亜美「りっちゃん!!」
伊織「律子!!」ガッ
律子「きゃあっ!」
夢律子「りぃこぉぴぃんんびぃぃむぅぅうううう☆」ズドドドド
律子「え? え?」
伊織「シャキッとしてよ! 765のプロデューサー! あんた死ぬわよ!」
ゆめこ「せいっ!」ピカッ
夢律子「うきゃあああああああああああああ!!」
ゆめこ「く、一時的に奴の影を封じ込めた。時間はわずかだ……」
亜美「じゃあ、どうすれば……?」
ゆめこ「数多の罠を張り巡らせ、奥地にいることだろう……あとは、貴殿らだけで進むのだ……我は、もう……」
あずさ「ゆ、ゆめこちゃん!」
ゆめこ「また会おう、律子嬢……夢の中で、くっ……」
律子「ちょ、ちょっと……ゆめこ!」
伊織「進むしかないみたいだけれど……一筋縄じゃいかなそうよ? さっきとはまるで雰囲気が違う……そして目の前には……一本の道……」
亜美「……行くしか、ないよ、りっちゃん」
あずさ「律子さん……確かに、認めづらいこともあるかもしれません……それでも、やっぱり……」
律子「……ええ、そうね……ゆめこ、ありがとう。ゆっくり休んでね。また夢の中で……」
ゆめこ「…………」
律子「皆、ごめん。行きましょう。もう一人の私のところへ」
伊織「それでこそ律子よ」
亜美「よーっし! レッツゴー!」
あずさ「ご~!」
律子「……ふふ、ゴー!!」
律子(あれ? なんだろう……この感じ……)
お風呂入ってきます
試練1:武器の間
亜美「扉ははるか遠くに……」
伊織「鉄球が、いくつもあるわね……」
あずさ「一本道って、迷子にならなくていいですね~」
律子「……鉄球かぁ……タイミングがそろった時に駆け抜けるしかないわね」
亜美「一番! 双海亜美! 参ります! それそれそれー!!」ダダッ
伊織「ちょ! なんの考えもなしに、無茶よ!」
律子「亜美! 気を付けて! 真ん中あたりにスイッチみたいなのが!」
亜美「ほえ?」ポチッ
あずさ「あらあら」
伊織「あずさ……この状況でもいつもと同じなアンタがうらやましいわよ」
律子「……って、え? 鉄球が、動きを止めた?」
亜美「皆!! 今のうち今のうち! 早く!!」
伊織「え、ええ!」
あずさ「二人とも、まってぇ~」
律子「…………思いがけない行動、踏み出す勇気は誰よりもつよい……亜美」
試練2:パズルの間
亜美「全然わかんないよー!」
あずさ「うーん……1→2→3→9→5→?……ってことは、ここの数字を求めなさいってことよね?」
律子「ええっと……うーん……」
伊織「1+2=3、12-3=9、2+3=5、なら次は……23-9のはず……答えは14ね」
ピンポンピンポン
伊織「はい、正解。通るわよ」
あずさ「すごいわ~、伊織ちゃん!」
亜美「いおりんかっくいー! このこのー!」
伊織「ちょ、ほっぺすりすりやめてよ!」
律子「…………誰よりも冷静に考えが行き、物事を客観的にとらえらえれ、皆から頼りにされてる……伊織」
試練3:爆弾の間
亜美「絶対青だって!」
伊織「何言ってんのよ! 赤に決まってるでしょ!?」
亜美「赤のキョコンは!?」
伊織「根拠でしょ! そんなのないわよ! 青だってどうなのよ!」
亜美「ないよーだ! べー!」
伊織「きーっ! 許さないんだから!」
ぎゅうううう
亜美「うむぅ」
伊織「くぎう」
あずさ「二人とも、落ち着いて……これはきっと、こうやって時間を稼ぐつもりだったのよ……本当は、ね? えいっ」チョキッ
亜美「あ、青……」
あずさ「そ~れ」チョキッ
伊織「赤も一緒に……」
あずさ「ね? 両方何も起こらないでしょ? 律子さんのゆめですもの。そんな危ない事するはずないわ」
ピンポンピンポン
亜美「あずさお姉ちゃん、気持ちいい……」
伊織「わ、私も……ほんのちょっとだけ」
あずさ「うふふ、帰ったら、たっぷりぎゅーってしたげるわよ」
律子「……どんな時でも常にペースを崩さず、慈愛に満ちた心で、周囲を調和する……あずささん」
試練4:水の間
亜美「水? どこにあるの?」
律子「扉は……どこかしら?」
伊織「あそこ、上よ!」
あずさ「あらあら、と~っても高いですねぇ……どうしましょう……」
亜美「こんなところに、スイッチが……困った時にはプッシュスタートっと!」
ポチットナ
伊織「きゃあ! 水が! 服がぬれ……ない!」
律子「まあ、夢の中だからねぇ……」
伊織「律子が、もう突っ込まなくなってる……」
あずさ「よーし、じゃあ、扉目指して泳ぐわよ~」
伊織「あ、待って……私、浮き輪ないと泳げない……」
律子「え、ええ!?」
亜美「いおりん、手!」
伊織「え、え? 手?」
亜美「ほら、こうやって握っててね。あと、水怖いなら目を閉じて!」
あずさ「私も協力するわ。伊織ちゃん、大丈夫よ」
伊織「亜美、あずさ……」
律子「ほら、伊織、行くわよ。ここからが本番なんだから」
伊織「……律子……」
律子(手をつないで水中を泳ぐ彼女たちは、とても美しく、華麗だった。……この瞬間、私のやりたいことが、わかった気がする)
最終試練:夢律子のお部屋
夢律子「…………」
律子「……さっきは、ごめんなさい。きつく当たってしまって……」
亜美「夢りっちゃん、静かだね」
あずさ「亜美ちゃん? しーっ」
亜美「はーい」
律子「あなたは、そう、確かに私。アイドルとして活動してたステージの輝きを、実はもっと浴びていたいと思う私。それにそっくり……なの、よね」
伊織(……律子)
律子「あなたのおかげで、私のやりたいことが分かったわ。この3人で、売り出したい」
伊織「うんうん……って、えぇ!?」
夢律子「……そっか、そうすることにしたんだね」
律子「個人個人の魅力を引き出すことを、プロデューサーはやろうとしている。なら、私は、その個人がユニットとなった時に出る煌めきや輝きを、今のあなたのような輝きを、たくさんの人に見せてあげたいの」
亜美「り、りっちゃん……」
律子「この3人のためなら、ううん、この3人のためだからこそ、私はなんだってやれる気がしている。それは、あなたも私なんだし、同じでしょう?」
夢律子「……うん」
律子「夢、見せてくれてありがとう」
あずさ「律子さん……」
律子「戻っておいで。もう一人の……大切な大切な、秋月律子さん」
律子「……う……ん?」
伊織「……ここは?」
亜美「うーん……事務所?」
あずさ「ということは、戻ってこれたんですか?」
皆「よ、良かった~……」
伊織「って、よくないわよ! 律子、さっき言ってた話は本当なの?」
律子「え? ああ、ユニットの? ……もちろんです」
亜美「なんで亜美たちなの?」
律子「水の間で、水中を泳ぐ、あなたたちの姿をみて確信がついたわ。伊織、あなたがリーダーよ」
伊織「わ、私が?」
あずさ「あらあら、とっても頼りになりそうですね~」
亜美「伊織お嬢様のおおせのままにぃ」
律子「ちょっと、まだちゃんとユニット名も、企画も作ってないんだから……でも、やるわよ。ユニット名は……そうね、『竜宮小町』なんて、どう?」
あずさ「とってもいいと思います~」
伊織「悪くないわね」
亜美「竜宮小町……うん、すっごくいいと思う!!」
律子「よし、じゃあ、行くわよ……目指すはランキング50位以内! 竜宮小町ィー!!」
竜宮「おー!!!」
―END―
終わりになります。竜宮結成は絶対にこんな風には行われてはいないと思います。
でも、なんだかこうなってたらいいなあって思って書いてみました。
基本1話1話で完結させるつもりですが、前作の話もちょいちょい入ってくる仕様になっているので……
よろしければ前作
春香「トランプタワー」
も、よろしくお願いします。
次回は、雪歩のお誕生日のお話を書いていきたいと思っています。
閲覧感謝です。またよろしくお願いします。
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