Ρ「今日はファッション誌の撮影の仕事だ。凜も智恵理も気を抜かないようにな」
凜「わかってるよ、任せて」
智恵理「精一杯、がんばります」
Ρ「それじゃ出発するぞ」
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~撮影中~
カメラマン「今日の凛ちゃんはちょっといつもと雰囲気違うね?」カシャカシャ
凜「そうかな?」
カメラマン「うん。智絵里ちゃんも、普段より明るいって言うか」カシャカシャ
智恵理「そう言って貰えると嬉しいです」
カメラマン「うんうん、今までとはまた違った魅力がある!今回は一味違う写真が取れそうだよ!」カシャカシャ
アシスタント「確かに今日は二人とも何か違いますね。何かあったんですか?」
Ρ「ええ、まあ色々と。詳しいことは企業秘密なので言えませんが」
アシスタント「僕パッションの子の方が好きなんですけど、今日の二人は凄く魅力的に見えますよ!」
Ρ「褒めて頂いて光栄です。ところで今度のライブはどうします?いつも通りチケット用意しましょうか?」
アシスタント「いつもすいません。今回もお願いしますね!」
カメラマン「OK!これで撮影は終わり!お疲れ様!」
凜&智恵理「お疲れ様でした!」
Ρ「二人ともお疲れ。すぐ出るぞ」
アシスタント「あれ?今日は食事会来ないんですか?」
Ρ「はい。この後にも用事がありまして」
アシスタント「二人とも売れっ子ですもんね。わかりました、他の人にも伝えておきます」
Ρ「お願いします。次の撮影の時には参加させてもらいますね」
アシスタント「はい!お疲れ様でした!」
三人「お疲れ様でした!」
~事務所~
Ρ「P・凛・智絵里、只今戻りましたー」
ちひろ「!?」
智恵理「ちひろさんどうしたんですか?」
ちひろ「え、え?三人ともさっき帰って来ましたよね?」
凜「……あー、予定より早いなぁ」
P「ちひろさん何かあった……誰だお前!?なんで俺と同じ顔をしてるんだ!?」
凛「……あれ?私がもう一人?あれ?あれ?あれ?」
智絵里(無言の失神)
Ρ「……最悪の事態だな」
Ρ「こうなったら仕方ない、二人とも!」バサッ
凜&智恵理「はい!」バサッ
Ρ→のあ「これが種明かしよ」
凜→裕子「他人のフリは疲れますね!」
智恵理→あやめ「演技の練習になりました!」
P「!?」
のあ「変装よ」
裕子「正確にはサイキックパワーと」
あやめ「忍術ですけどね!」
P「え?どういうことです?ちょっと頭が事態について行かないんですが」
のあ「それはこれから説明するわ」
時は1週間前に遡る
のあ(……スケジュールの確認をしましょう)
X月X日 智絵里・凛:年末特別ドラマ撮影
のあ(……?)
のあ(……二人はこの日別のレギュラーの仕事があるはず。……少し調べてみましょう)
のあ(……やっぱり仕事はある。ダブルブッキングね)
のあ(……Pに知らせましょう。彼ならすぐにキャンセルの連絡を……いや)
のあ(このドラマ撮影は彼女たちの未来に繋がる。けれどそのために今までの仕事を蔑ろにすれば築いてきた信用を失う)
のあ(……どちらの仕事をキャンセルしても彼女達、そしてPは辛い道を歩むことになる)
のあ(……仕方が無いわね)
のあ「……来たわね」
裕子「のあさんから呼び出しなんて珍しいですね!何かあったんですか?」
あやめ「それもレッスン場に。ただならぬ雰囲気を感じます」
のあ「……あなた達に本物の超能力と忍術を教えるわ」
裕子「え!?私もついにサイキックパワーを使えるようになるんですか!?」
あやめ「なんと!何故いきなりそのようなことを?」
のあ「……頼みたいことがあるの。あなた達以外には成し得ないことよ」
裕子「そういうことならなんでもしますよ!」
あやめ「あやめもです!」
のあ「……ありがとう。説明するわね」
のあ「……こういうことよ。それで姿を変える手段を与えて、代役として撮影に向かわせたの」
P「……まさか、俺の知らない間にそんなことになっていたとは」
のあ「……彼女達を責めないであげて。全ては私が考えて実行したことよ」
P「いえ、特にそういうことは考えて無いです。のあさん主導なら仕事は完璧だったんでしょうし」
P「ただ、何かするにしても一声掛けて欲しかったです」
のあ「……これからはそうするわ」
P「……それとすごく言い辛いんですが、レギュラーの仕事なら時間や日程は変えてもらえます」
のあ「……」
P「……」
のあ「……」
P(言わなきゃ良かった)
おしり
オチが思いつかなかったから投げっぱなしジャーマン
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