女「お兄ちゃん大好きー」 (30)

女「好き好き好きー」

男「……」

女「好き好き好き好きー抱っこしてください!!!抱っこ!!!!!」 ダキッ

男「…………」

女「お兄ちゃん本当に大好きー好き過ぎて本当に好きなのかわからない位しゅきー」ギュー

男「………………(俺、妹いたっけ?)」

兄?「(いやいや……待て待て…………アレェ?)」

妹?「……?」ギュー

兄?「(なんだこいつ、全く覚えて無い……いやいやなにこれ怖すぎ)」

兄?「(絶対こいつヤバい奴だってだって普通好き過ぎて本当に好きなのかわからない何て言うか?)」

兄?「(絶対、詐欺師かなんかだよ。こえーよ)」

兄?「(とりあえず怖いけど、ちょっと探りいれてみっか。ぼろが出たら即刻ブタ箱にポイーでいこう)」

兄?「俺もだよ妹ちゃーん」ダキッ

妹?「……え?」

妹?「(なんだこいつなんだこいつ本当に私の兄なのか?なんか知らんけど記憶がなくなって目の前にいた奴に適当なこといったのに…)」

妹?「うん私も大好きー、だから抱っこしてくださいー」

妹?「(とりあえず様子見て適当に誤魔化して情報を集めないと色々ヤバい)」

兄?「じゃあ妹ちゃん、抱っこしてほしかったら年齢をお兄ちゃんに教えてね?」ニコニコ

兄?「(これでヘマこけばもうけもんだな。見た目は俺と同い年位だから年上の年齢言ったらぶっころがしてやろう)」

兄?「(しかも 、これはもうおっきいんだから抱っこ何かする年齢じゃ無いでしょー的なついか効果でたいした違和感なくする作戦でもある)」

妹?「(えっえっえ?えー。年齢知らねーよ。どうするやんわり情報を聞き出す作戦中だったのに、ばれたら洒落にならん。つーか変に怪しまれて家追い出されたら手がかりがなくらる)」

兄?妹?「「(さあ、どうでるッッ)」」

中年男「(は~疲れた。やっと家に着いた………………アレェ?)」

中年男「(アレ?なんとなく家に入ったけど俺家ここだっけ?いやいや……待て待てここだよここ…とりあえず……)」

中年男「ただいまぁ~」

兄?妹?「「…………………」」

中年男「(誰だこいつら……泥棒?)」 ファイティンポーズ

兄?妹?「「……お、おかえり~」」ニコッ

父?「どっどちらさん?」

兄?「(誰だこのオッサン……つーか俺の家だよなここ。で、ただいまってことはこのオッサンは俺の親父?でも俺親父いたっけ?……アレェ?)」

妹?「(なにがおこってんの?てかあのオッサン誰?ただいまっていったぞおい……この男の親父か?でもどちらさんっていってるしな……わからないなんだこれ)」

兄?「(とりあえずこいつも、様子で行こう)」

兄?「なに冗談いってんだよ親父、中はいれよ」

兄?「(くっそ、よく考えたら隣のくそ詐欺師とぐるなんじゃねーかこれ。都合よく家族が増えすぎだろ!たえちゃんじゃねーぞこら)」

妹?「(やっぱ親父かよ!まあ、お陰で年齢の話があやふやで終わって良かったわ。私もあわせてこのオッサンからも情報を集めないと!)」

妹?「そうだよパパー変なこと言わないでよね!あっそうだ今日は私がご飯作るね!!!」

父?「(親父?パパ?俺が?ないない、てゆーか俺結婚してたか?)」

父?「(わかったぞ…ドッキリだな!!まったく友のやつまた俺の誕生日間違えたな……まっせっかくだしのっていこうか)」

父?「ごめんごめん 冗談が過ぎたな。悪い。それで今日はお前が飯作ってくれるのか。パパ嬉しいなー」ニッコリ

兄?「(なに言ってんだ…料理…だと……薬でも盛るのか?怖い怖い怖いやめさせねーと)」

妹?「(ミスったよ、ついいい妹的な感じにしたけど料理何てしたことねーつーか記憶に無いぞ……どおすんだこれ…………)」

兄?「妹ちゃんは偉いなーでも俺も手伝うよ!一緒に殺ろう」ニッコリ

妹?「(助かった、でも手伝うんじゃなくて全部やれや)お兄ちゃん優しいからだーいすき」ダキッ

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