兄「別にいいだろ」
妹「お兄ちゃんロリコンなの?」
兄「ロリコンじゃねーよ!」
妹「ふぅん、でもいつも小さい人ってことは選んでるんだよね」
兄「たまたま小さいだけだよ」
妹「ふぅん、じゃあ私くらいの子は嫌いなの?」
兄「お前は俺と同じくらいじゃないか」
妹「同じじゃないよ、拳一個分くらい私が低いよ」
兄「対してかわらないだろ」
妹「…やっぱり小さい人が好きなんだ、ロリコン!」
兄「違うって言ってるだろ!」
妹「はぁ…なんで私大きいんだろ」
友達「どうしたの落ち込んで」
妹「お兄ちゃんの新しい彼女、知ってる?」
友達「ああ、あの小さい人ね」
妹「まただよまた!」
友達「お兄さんの好みがそれなんでしょ?」
妹「絶対ロリコンよ」
友達「ロリコンっていうのとは違うと思うけど…」
妹「じゃあ変態」
友達「ある意味変態かも…っていうか、別にいいじゃん、お兄さんが誰と付き合おうが」
妹「そうだけどさ…」
友達「もしかして、あんたお兄さんの事好きなんじゃないの?」
妹「ちっ違うよ!」
友達「…シっ!」
妹「どうしたの?」
友達「ほら、見て」
兄「あの店結構おいしかっただろ?」
彼女「でも量が多くて食べきれなかったよ」
兄「君のそういうところが可愛いなぁ」
彼女「もうまたその話?」
妹「お兄ちゃん!」
兄「なんだいたのか!」
彼女「…はじめまして」
妹「なんで人間がこの町にいるの?」
兄「別にいいだろ、別に俺達巨人族は人間と争ってるわけでもないし」
妹「でも人間が町に入ったら生け捕りにして殺すのが決まり事でしょ?」
兄「何十年前の話をしてるんだよ、冗談だから気にするなよ」
彼女「…よかった、ちょっとびっくりしたじゃない」
友達「あの…失礼な事かもしれませんけど、お二人はその…付き合ってるんですよね?」
兄「そうだよ」
彼女「そうだけど」
友達「小さい人と…いえ、人間とどうやってエッチしてるんですか?」
兄「普通にしてるけど」
彼女「最初痛かったけど、最近は平気かな」
友達「はぁ…」
彼女「あなた、巨人にしては小さいわね、2.5メートルくらい?」
友達「よくチビって言われてましたね」
妹「子供のころお兄ちゃんはあなたの事好きだったのよ」
友達「え?」
兄「おい、その話はいいだろ!」
彼女「へぇ」
兄「昔の話だよ、別にいいだろ!」
妹「むかしから背の低い女の子が好きだったもんね」
兄「おい!」
友達「はぁ…なんていうか、ちょっとうれしいかな」
彼女「良かったわね」
兄「だから昔の話だって…」
彼女「別に気にしてないわよ、そろそろ私帰るから」
兄「ごめん、機嫌治してよ」
彼女「別に不機嫌になったわけじゃないわよ、そろそろ帰らないと遅くなるし」
友達「このあたり熊とかでるからね」
妹「熊?熊が出るとどうなるの?」
兄「人間は熊に襲われるんだよ、だから危ないんだ」
妹「へぇ、不思議!」
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