QB「その方が都合が良いからだよ」
まどか「いや、理由じゃなくて原理の方」
QB「そんなのどうでもいいじゃないか」
まどか「どうでもよくないよ。気になるもん」
まどか「普通の人ってキュゥべえに触れること出来るの?知覚できるの?」
QB「いいんだよ気にしなくて」
QB「気にしちゃ駄目だ」
まどか「キュゥべえって、才能のある人にしか見ることは出来ないんだっけ?」
QB「そうだよ。そうなんだよ」
QB「それでいいじゃないか」
QB「そんなことより早く僕と契約してよ」
まどか「よいしょ」ムンズ
QB「ちょ、ひっぱらないで」
QB「ちょちょ、耳が、しっぽがっ」
まどか「パパァ~」
知久「なんだいまどか」
まどか「今、私の両手の間には見えない何かが存在しています」
知久「何もないじゃないか」
まどか「いいからチョップしてみて」
QB「やめろォッ!!」
まどか「キュゥべえの名前ってなんなの?」
QB「何が?」
まどか「変だよ」
QB「変じゃないよ」
QB「インキュベーターをもじったんだよ」
QB「この方が可愛いだろう?」
まどか「可愛いとか可愛くないとかどうでもいいよ」
まどか「なんでカタカナとひらがなが混ざってるの?」
QB「気にするな気にするな気にするな気にするな気にするな気にするな気にするな気にするな気にするな気にするな気にするな気にするな気にするな気にするな」
QB「ドラえもんだってカタカナとひらがなが混ざってるじゃないか」
まどか「それはドラとえもんの複合語だからいいんだよ」
まどか「えもんの方は日本人男性の古名の右衛門でしょ」
まどか「ドラの方はどら焼きから取ってると思ってる人が多いみたいだけど、私はそれだけじゃないと思うな」
まどか「どら猫とも掛けてあるんだよ。ネコ型ロボットだし」
まどか「二つの単語を組み合わせたということが分かるように、ドラはカタカナなんだよ」
まどか「どらえもんじゃあ、元の言葉のイメージが湧きにくいからね」
QB「お、おう」
まどか「キュゥべえはなんなの?キュゥとべえに分かれるの?」
QB「ああ、そうだよ」
QB「キュゥとべえに分かれるのさ」
まどか「インキュベーターをもじったんじゃなかったの?」
QB「なんのことだい?」
QB「この話はこれで終わりだ」
QB「ドラえもんなんかのことより、今は別に考えなきゃいけない問題があるだろう」
QB「マミは頭を齧られてしまった。さやかは気絶してしまった」
QB「このままでは、君達二人もあの魔女に食べられちゃうぞ」
QB「そうなる前に、僕と契約して魔法少女になってよ!」
まどか「なんでキュゥのゥが小文字なの?」
QB「……」
まどか「ねえ、なんで?」
QB「駄目だよまどか」
QB「それ以上いけない」
まどか「なんでキュウべえじゃないの?」
まどか「キュウべえじゃ駄目なの?」
まどか「ねえ、なんで?」
QB「やめるんだまどか」
QB「やめてくれ」
QB「僕は悪くない」
まどか「ねえ、なんで?」
まどか「なあ答えてくれ。子供の頃『刑事コロンボ』が好きだったせいか こまかいことが気になると夜もねむれねえ」
QB「日本語は、たくさんの優れた要素を内包する言語だ」
QB「その一つが表現方法の豊かさだ」
QB「適当に文字を並べても、固有名詞として意味を見出してしまう」
QB「日本語は縛りが少ないんだ。意味不明だろうがカナかな漢字入り混じってようがなんでもアリさ」
QB「だから、キュゥべえもキュウべえもキュウべぇもキュゥべぇも、どれもおかしくないんだ」
まどか「なんでキュゥべえにしたの?」
QB「……やばいよ」
まどか「なにが?」
QB「キュの後にウがあると、そのウは弱く発声するのが自然だろう?」
QB「だから表記上も小さいウを、ゥを使っているのさ」
QB「キュとゥの間に壁があってはいけないんだ」
QB「キュゥと表記することで、キュゥのなめらかで先細りするイメージが読み手に伝わるんだよ」
QB「キュウべえじゃ色気が足りない。きゅーべーは幼稚過ぎるしきゅ~べ~
じゃゲジマユ教師だ」
まどか「なんでべえのえはぇじゃないの?」
QB「カアッッッッ!!!!」
QB「なぜなら、」
QB「キュの後にウがあると、そのウは弱く発声するのが自然だろう?」
QB「だから表記上も小さいウを、ゥを使っているのさ」
QB「キュとゥの間に壁があってはいけないんだ」
QB「キュゥと表記することで、キュゥのなめらかで先細りするイメージが読み手に伝わるんだよ」
QB「キュウべえじゃ色気が足りない。きゅーべーは幼稚過ぎるしきゅ~べ~じゃゲジマユ教師だ」
まどか「なんでキュゥべえのえはぇじゃないの?」
QB「カアッッッッ!!!!」
まどか「なんでキュゥべえは私達を魔法少女にしようとするの?」
QB「それは僕たちが紳士だからだよ」
QB「この宇宙を救うには、人間の感情の希望から絶望への相転移によって発生するエネルギーが必要だ」
QB「本当は無理矢理契約して魔女化、強制的に君達を絶望させることも出来るんだ」
QB「でも、僕たちはそんなことはしない。紳士だからね」
QB「それどころか、君たちのどうでもいい願いまで叶えてあげてる」
QB「どうだい。紳士だろう?」
まどか「私に対して紳士である必要あるの?」
QB「やめろ」
まどか「どうせ私が魔法少女になったら地球は終わるんだし」
まどか「さっさと私を強制的に魔女にしたらいいのに。」
QB「やめろ」
QB「やめろと言っているだろう」
QB「いいか、よく聞けよ小娘」
QB「お前たち人類はな、僕たちの働きかけがなかったらサルのままだったんだぞ」
QB「君たちにとって、僕たちはまさに神にも等しい」
QB「そこんところをな、よく考えてだな」
まどか「話繋がってなくない?」
QB「いいんだよ。君は何も気にしなくていいんだよ」
QB「いいから、僕と契約して魔法少女になってよ!」
まどか「なんでキュゥべえは自分たちが発生させる感情からエネルギーを回収しないの?」
QB「は?何言ってんの?」
QB「残念ながら、僕達には感情がないんだ」
QB「だから、僕たち自身はエネルギーを生み出すことはできないんだよ」
まどか「キュゥべえって感情あるじゃない」
QB「ないです」
まどか「あるよ」
QB「ないです」
QB「ないってば」
まどか「ねえ、キュゥにいちゃんちょっと聞きたいんだけど
Windows Server 2008に対して、外部からSSH(ポート22)で操作することは可能?
外部からはLinuxで操作したいんだけどさ、別にWindowsでも構わないよ。Windowsサーバー側で何かLinuxのようなsshdのサービスを立ち上げる方法が知りたくてさ。
パパ達に聞いてもさっぱりわからないって言われてさ
「キュゥにいちゃんなら人類の大先生だから聞いてこい」って。
ごめんね、こんな初歩的なこと聞いて。」
まどか「感情ないの?」
QB「感情ないのよ」
まどか「洗面器のお風呂に入ってた時顔緩んでたよ?」
QB「そんなのは、感情があることの証拠にはならない」
QB「あれは君につけ入るための演技だったのさ」
まどか「ふう~ん」
QB「僕達には感情がない」
QB「だから、僕たちは君たちを求めているんだ」
まどか「魔法少女の願いを叶えるエネルギーはどこから出てきたの?」
QB「君たちが気付いていないエネルギーを利用しているんだよ」
まどか「そして、私たちの感情から生まれるエネルギーはそれ以上なんだね」
QB「そうだよ!その通りさ!」
QB「これで君のすべての疑問は解決した!」
QB「さあ!僕と契約して魔法少女になってよ!」
まどか「ジュゥべえっている意味あるの?」
QB「外伝の話とかどうでもいいよ!はやく契約しろ!」
まどか「全部キュゥべえでよくない?」
QB「あっあっ、あっあっあっ」
続きは>>45が引き継ぐ
まどかは皆に呼びかける。
「ちょっと待って!」
「どうしたのまどか…?」
ほむらは尋ねるがまどかの隣にはすでにキュゥべえが居た。
「私の願い…見つけたの!それは、VIPのキモオタたちを全て消し去ること!」
まどかは変身し光の矢を放った。全てのPCの前に座っているVIPPERのキモオタは円還の理に導かれた。
HAPPYEND
まどか「どうやってキュゥべえは感情からエネルギーを取りだす機械を作ったの?」
QB「そんなの、一口じゃ説明できないね」
QB「説明したところで君が理解できるとも思えないし」
QB「まあ、すっごい科学力で、とだけ言っておこう」
まどか「感情からエネルギーを取りだす発想はどこから出てきたの?」
QB「え?」
まどか「ないんでしょう?感情」
QB「う、うん」
まどか「どうしてないものからエネルギーを取りだそうと思ったの?」
QB「あのねそのね」
QB「ええとね」
QB「いや、僕たちの中にも感情を持つイレギュラーな奴がごく稀に出て来るんだよ」
QB「なんかそいつが持ってる感情って奴を上手く弄れば莫大なエネルギーを生まれる気がしたんだよ」
QB「エントロピーを凌駕するほどのね」
QB「だからさ。この宇宙に感情を持つ生物がたくさんいることを期待して、エネルギー回収システムを作ったのさ!」
QB「見切り発車でもご都合主義でもないんだよ!」
まどか「イレギュラーっていうサンプルがあるなら、キュゥべえの科学力で感情を持つキュゥべえを量産できるんじゃないの?」
QB「さよならだ、まどか」
まどか「どうしたらみんな幸せになれるの?」
まどか「教えてキュゥべえ」
まどか「私は、そのためならなんでもするよ」
QB「鹿目まどか!僕と契約して魔法少女になってよ!」
まどか「?」
まどか「話が繋がってないよ?」
QB「そうだね!僕と契約して魔法少女になってよ!」
まどか「キュゥべえ?」
QB「そうだよ!僕の名前はキュゥべえ!」
QB「鹿目まどか!僕と契約して魔法少女になってよ!」
まどか「キュゥべえ……どこ行っちゃったの……?」
QB「鹿目まどか!僕はここにいるよ!」
QB「だから、僕と契約して魔法少女になってよ!」
まどか「……」
まどか「キュゥべえ」
QB「ん……?」
QB「え!?あれ!?なんで!?」
まどか「そうだよ。あなたはそこにいるよ」
まどか「後悔なんて、あるわけない」
終
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