真美「真美はいらない子なんだ・・・・・」(260)
亜美「今日の学校のテスト簡単で助かったYO」
真美「えっ!?う、うん・・・・そうだね・・・・」
双海家
亜美真美「ただいま~」
双海父「亜美、真美今日のテストはどうだったんだ?」
亜美「もち100点だよ、お父さん!」
双海父「うむ、さすがは父さんの子だ」
双海父「真美はどうなんだ?」
真美「えっと、その・・・・・」
双海父「どうしたんだ?黙ってたらわからないぞ」
真美「・・・・・60点・・・・です」
亜美「ま、真美・・・・・」
双海父「まったく・・・お前はそれでも私の子か・・・・?」
真美「ご、ごめんなさい・・・・」
双海父「もういい、部屋に戻りなさい」
真美「・・・・・はい」
亜美真美部屋
亜美「まったく、お父さんもあんな言い方しなくてもいいのにね→」
真美「あはは、でも真美は気にしてないから平気だYO・・・」
亜美「それじゃあ今日はもう寝るね」
真美「え、もう!?」
亜美「明日は竜宮のお仕事で朝早いんだ→」
真美「そ、そっか・・・」
亜美「それじゃ電気消すね」カチャ
真美「うん、おやすみ・・・」
夜中・・・
真美(うぅ、なんか急にトイレにいきたくなっちゃったよ→)
ヒソヒソヒソヒソ
真美(ん?何か聞こえる・・・・・?)
真美(あれは・・・・お父さんとお母さん?)
双海父「真美はダメだな、アイドル活動もうまくいってない、学校の成績も芳しくない」
双海母「医者であるあなたの娘とは思えないわね」
双海父「まったくだ、双子でも亜美とは大違いだな」
双海母「同じように育てたつもりだったのに何が間違ってたのかしら・・・・・」
真美(・・・・・)
真美(う、うぅ・・・・)ポロポロ
真美(ひどい・・・・ヒッグ・・・・お父さんもお母さんも・・・・・・真美のことそんな風にみてたなんて・・・・)
次の日
真美「う・・・・ん・・・・」
真美「・・・・・!!」
真美(うそ、もうこんな時間じゃん!!早く学校にいかなきゃ・・・・)
真美「亜美、おきt・・・・」
シーーーーーーーーン
真美(そっか、亜美は竜宮の仕事にいっちゃったのか・・・・・)
真美(・・・・・出かける前に真美に一言くらいなにかいってもいいのに)
学校
生徒A「真美ちゃん、おはよう!」
真美「あ、おっはよ→!」
生徒A「あれ、亜美ちゃんは?」
真美「あ、亜美なら今日は竜宮の仕事で学校はお休みだよ」
生徒A「そっか、最近人気でてきたもんね、竜宮小町」
真美「・・・・・うん、そだね」
生徒A「うれしくないの?」
真美「!う、うれしいに決まってんじゃん!!」
真美「ただ、これから真美の怪人劇が始まるから亜美が調子に乗れるのは今だけか~って心配してたんだYO」
生徒A「それをいうなら快進撃じゃないの?」アハハ
真美「そうともいう!」
事務所
真美「・・・・・」
春香「なんか今日は真美元気ないね~」ヒソヒソ
72「何かあったのかしら・・・・・」ヒソヒソ
亜美「たっだいま→」
P「お、竜宮小町のみんなお疲れ様!」
P「今日のライブは大成功だったな!」
伊織「この伊織ちゃんがいるんだもの、当然じゃない」
律子「大成功とはいっても大変だったんですよ?またあずささんが迷子になっちゃうし・・・」
あずさ「すいません、でも律子さんがみつけてくださって助かりました」
P「あはは、あずささんらしいや」
真美(・・・・・)
真美(みんな竜宮小町に・・・・亜美たちにばっかり構ってる)
真美(真美だって頑張ってるのにさ・・・・・)
P「・・・・でその時の・・・・・美のダンスが・・・・・」
真美「!真美がどうかしたの?」
P「えっ・・・・いや、ライブの時の亜美のダンスが特によかったって言おうとしたんだけど」
真美「え、あ・・・・そっか」
亜美「ちょっと真美→、亜美と真美は違うんだから間違えないでYO」
真美「!」カチン
真美「何が言いたいの?自分のほうが人気でてるから真美のことを見下してるの?」
亜美「え、そういうことじゃなくってあの時亜美と真美は別々に活動するって決めたっしょ?」
亜美「亜美はそういう風にいったつもりだったんだけど」
真美「つまり真美なんかと一緒にされたくないってことっしょ」
亜美「!!なんでそんな言い方すんのさ!」
真美「うるさい!!全部全部亜美が悪いんだ亜美の馬鹿!!!」
真美「亜美さえいなければ・・・・亜美なんか消えちゃえばいいんだ!!!!」
パシィーーーーン
律子「いい加減にしなさい、真美!!!!」
真美「律・・・・・ちゃん・・・・?」
律子「実の妹に対して消えちゃえばいいだなんて冗談でもいっちゃダメでしょ!!」
律子「今いったこと、亜美に謝りなさい!!!」
真美「う、うぅ・・・・」ポロポロ
律子「泣けば許されるとでも思ってるの?早く謝りさい!」
真美「っ・・・・・」ダッ
律子「あ、コラ待ちなさい!!」
シーーーーーーーーーーーン
律子「まったく・・・・」
律子「亜美、大丈夫?」
亜美「う、うん・・・・亜美は大丈夫だけど・・・」
律子「真美のいったこと、気にしないでね」
亜美「うん、真美は本当にそんなこと思ってないことぐらい亜美にはわかるよ」
亜美「真美、大丈夫かな・・・・」
律子「きっとそのうち戻ってくるわよ、その時に仲直りをしましょう」
亜美「うん・・・!」
夜10時
律子「この時間になっても帰ってこないなんて・・・」
亜美「律ちゃん・・・・」
律子「亜美、今日は遅いしもう帰りなさい」
律子「ご両親には私が話しておくから」
亜美「う、うん・・・・・」
P「それじゃあ俺は真美を探すから律子はご両親への連絡を頼む」
律子「わかりました」
夜の公園
真美「・・・・・・グスッ」
真美「真美なんて・・・・・いないほうがいいのかな・・・・」
真美「真美なんて・・・・・真美なんて・・・・・zzz」
事務所
双海父『亜美は、亜美は大丈夫なんですか!?』
律子「は、はい!亜美はいまそちらに向かっています」
双海父『よかった・・・・・』
律子「それで、真美のことなんですが・・・」
双海父『ああ、気にしないでください、きっとそのうち戻ってきますよ』
律子「え!?で、ですが・・・・」
双海父『それじゃあ私は明日も朝が早いのでこれで・・・』
律子「ちょ、ちょっと待ってくだ・・・・・」
ツーツー
律子「・・・・・信じらんない」
P「はぁ・・・・・はぁ・・・・・」
P「真美、どこにいるんだ・・・・」
prprprpr
P「ん?律子から電話だ」
ピッ
P「どうしたんだ?」
律子『実はさっき真美たちのご両親に電話したんですが・・・・・』
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
P「そんなことが・・・」
律子『おそらく今日真美が亜美にあんなことをいったのもあのご両親が関係しているかと』
P「なるほど、わかった!」
P「それじゃあ俺は引き続き真美を探す」
律子『お願いします!』
真美「・・・・・zzz」
DQN1「お?なんかあそこで女の子寝てね?」
DQN2「お、本当だ」
DQN3「しかも超かわいいじゃんw」
DQN1「あれ・・・これって・・・・!」
DQN1「双海真美じゃん!」
DQN2「え!?あのアイドルの!?」
DQN3「なんでアイドルがこんなとこで寝てんだよww」
DQN2「しらねーよww」
DQN1「どうやら俺にも運が回ってきたみたいだな・・・・・・へへっ・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・
真美「・・・・・・うぅん・・・・」
DQN1「起きたか・・・・・」
真美「兄ちゃんたち・・・・だれ?」
DQN2「誰でもいいだろ、アイドルの双海真美さん」
真美「!真美のこと知ってるの?」
DQN3「まあ、な」
真美「兄ちゃんたちは真美のこと必要としてくれるの?」
DQN1「あ?」
真美「兄ちゃんたちが真美のこと必要としてくれるなら・・・・いいよ」
DQN1「そいつは話が早くて助かるな」
DQN1「それじゃあまずは・・・・これだ!」バッ
真美「・・・・・色紙?」
DQN1「・・・・・サインください」
真美「えっ?う、うん・・・それはいいけど・・・・」キュッキュノキュ
DQN1「次はこのクリアファイル、その次はこの下敷きだ!!」
真美(なんか思ってたのと違うけど・・・ま、いっか→)
DQN2「おい、お前ばっかりずるいぞ!!」
DQN1「うるせー!!早いもん勝ちだ!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
P「おー・・・・い・・・・ま・・・・みぃ・・・・・・」
P(う・・・・日が出てきた・・・・もう6時か)
P(真美はいったいどこに・・・・・ん?)
P(あれは真美・・・・とDQNっぽい集団!?)
真美「日がでてきた暑くなってきちゃった→」ヌギヌギ
P(真美が上着を脱いでる・・・)
真美「ふわぁ・・・・中途半端に寝ちゃったから眠いや・・・」
P(真美が涙目になってる・・・・・)
P(ゆ る さ ん)
P「うおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉ!!!!」
DQN1「うわ、なんだこいつ!!」
P「よくもうちの真美をおおおおおおおおおおお」
DQN2「うわ、殴りかかってきたぞ!!」
P「真美を、真美を返せええええええええええええええぇぇ!!!!」
DQN3「ひ、ひぃ・・・・!」
ドカバキグシャァ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
P「参りまひた・・・・・」ボロォ
DQN123(こいつ弱っ!)
P「で、でも頼む!俺はどうなってもいいから真美は・・・真美だけは・・・」
真美「兄ちゃん、何か勘違いしてない?」
P「へ?勘違い?」
真美「この人たち、真美のファンだよ?」
P「は?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P「ごめんなさい・・・・」
DQN1「いえいえ、そんな・・・・」
DQN2「真美ちゃんを守ろうとしてした行為なんですから」
P「だ、だけど・・・」
DQN3「俺たちは全然気にしてないんで」
P「す、すまない・・・」
DQN123「それじゃあ俺たちは学校があるんでこれで・・・・」
P「・・・・・」
真美「兄ちゃん、あの・・・・・」
ガバッ・・・
真美「に、兄ちゃん・・・?」
P「心配・・・したんだぞ・・・」
真美「う、うん・・・・ごめんなさい」
真美「ごめ・・・・ごめんな・・・・ヒッグ・・・・」ポロポロ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
真美「それでね、お父さんが『それでもお前はうちの子か!』って怒るんだYO」
P「そんなことがあったのか・・・」
真美「真美だって一生懸命がんばってるのに・・・」
P「ああ、そうだな」
真美「・・・・・ねぇ、兄ちゃん?」
P「ん?」
真美「兄ちゃんは真美を必要としてる・・・?」
P「プロデューサーがアイドルを必要とするのは当たり前だろ、何をいってるんだ」
真美「プロデューサーとしてじゃなくって・・・・・その・・・・///」
真美「うあうあ→やっぱなんでもない!!!」
ダキッ
真美「ひゃあぅ?!」
P「俺は一人の人間として真美のことを必要としている」
真美「に、兄ちゃん・・・?」
P「プロデューサーとしてじゃなくって俺はお前を・・・・・・・」
真美「う、うん・・・・・」
P「・・・・・・・・・・・・zzz」
真美「へ?」
真美「ちょ、ちょっと兄ちゃん何真美を抱きしめたまんま寝ちゃってんの///」
真美(嬉しいけど・・・)
真美(も、もうすこしこのままでもいい・・・・かな///)
真美「・・・・・クンクン」
真美「兄ちゃんの匂いだぁ・・・・・・///」
真美「兄ちゃん・・・・・・にいちゃぁん・・・・・///」
亜美「あ、真美!!」
真美「!!」
亜美「心配しt・・・・・ってええええええええええぇぇぇぇ!!!?」
真美「ちょ、亜美声がおおきいって!」
亜美「真美、兄ちゃんとなにやって・・・」
真美「こ、これにはふかーいわけが・・・」
P「ううん・・・・・・・・はっ、亜美・・・・と律子!?」
律子「へぇ~、朝になっても帰ってこないから心配になって探してみたらあなたはアイドルに手を出していたんですか・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
P「ち、違うんだ!これにはふかーいわけが・・・」
ちょっとご飯いってくる
・・・・・・・・・・・・・・・
P「ご、ごめんなはい・・・・」ボロ
律子「真美、怪我とかはなかった?」
真美「う、うん・・・大丈夫だよ」
亜美「うあうあ→、真美の馬鹿→」
真美「うぅ・・・ごめんね、亜美・・・・・あんなこと言って・・・・」ポロポロ
亜美「ううん、亜美は最初から気にしてないよ!」
亜美「それに、亜美も真美の気持ちを考えられなくってごめんね・・・・」
真美「違うの、真美がただ亜美に嫉妬してただけで・・・」
律子「はいはい、話はそこまで!」
律子「あなたたちもうすぐ学校でしょ!」
律子「それに亜美はご両親に黙って家を出たんだからばれないうちにはやく帰りなさい」
亜美「そ、そうだった→」
真美「ねぇ、律ちゃん、兄ちゃんお父さんとお母さん心配してたかな・・・・・?」
P(うっ・・・・)
P「あ、当たり前だろ!そりゃあとっても心配してたさ!」
真美「ほ、本当に!?」
P「ああ、本当さ」
真美「そっか・・・・心配かけちゃったんだね」
真美(お父さんもお母さんも真美のこと心配してくれてたんだ)エヘヘ
律子「そ、それじゃあ真美も家に帰りましょうか」
真美「うん!」
ピーンポーン
律子「すいません、私、765プロの者ですが・・・・・」
双海父「ああ、いつも『亜美』がお世話になってます」
P「あの、この度は真美をしっかり管理できずに申し訳ありませんでした」
双海父「ああ、そのことでしたか」
双海父「大丈夫ですよ、ほら」
双海父「昨日私が言った通り放っておいても勝手に帰ってきたでしょう?」
双海父「私は最初から心配なんでしていなかったのでお気になさらず」
真美「!」
双海父「真美、学校があるんだから早くいきなさい」
真美「・・・・・はい」
P「ま、真美・・・」
真美「・・・・・兄ちゃんの嘘つき」ボソッ
真美(わかってるよ、兄ちゃんが真美を傷つけないために嘘をついたって・・・)
真美(でも・・・)
真美(それでもやっぱり辛いよぉ・・・)ポロポロ
真美(お父さん・・・真美を・・・真美をみてよぉ)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
双海父「では、私は仕事があるのでこれで・・・」
P「・・・・・・・・・待てよ」
双海父「ん?まだなにか用でも・・・」
バキィ・・・!
双海父「ぐぁ・・・・、貴様何をする!?」
P「お前は真美の気持ちを考えたことがあるのか!!!!」
双海父「なに?」
P「いつもいつも亜美ばかりを贔屓にして・・・!!」
P「真美が家に帰らないのに心配してないだと!?」
P「ふざけるのも大概にしろ!!!」ドカッ
双海父「ぐはっ・・・・!」
双海父「秋月さん、君の同僚だろ!この男を止めろ!!!」
律子「すいません、今日はずっと真美を探してて寝てないのもう家に帰って寝ます」
律子「それじゃあプロデューサー殿、あとはお好きにどうぞ」
P「ああ、ゆっくり休んでてくれ」
双海父「ふざけるなああああああああああああ」
P「これからは真美の気持ちも考えろ!!」
双海父「ふん、あんな不出来な娘・・・」
P「なに・・・?」
双海父「あんなのは私の娘ではない!!!」
P「・・・・・そうか」
スタスタスタ
双海父「おい、何勝手に人の家に入ってる!おい!!」
P「こい、真美!」
真美「え?ちょっと兄ちゃんどしたの?」
P「今からお前を誘拐する」
真美「ゆう・・・ってええええええぇぇぇぇぇ!?!?」
真美「ちょっと兄ちゃん、何言っちゃってんの!?」
P「真美を返してほしかったら本気で真美を愛すると誓うんだな」
双海父「ふん、そんな娘欲しければくれてやる・・・」
真美「・・・・・」ズキッ
P「だ、そうだ・・・・行くぞ真美」
真美「・・・・・うん」
双海母「真美は風邪をひいてしまったので今日は学校を欠席するということで・・・・」
双海母「はい・・・・・はい・・・・・失礼します」
双海母「どうするんですか、あなた」
双海母「警察に言えば真美も戻ってくるしあの男をクビにすることだってできますよ」
双海父「いや、それはまずい」
双海父「あの男が765のプロデューサーである以上訴えれば間違いなく765の評判に響く」
双海父「それはつまり亜美のアイドル活動にも支障がでてします」
双海父「それだけはなんとしても避けねばならない」
双海母「じゃあどうするんですか?」
双海父「・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
律子「このロリコン」
P「いや・・・」
律子「変態」
P「その・・・」
律子「誘拐犯」
P「・・・すいません」
律子「私はあくまであの男を殴ったりするのを好きにしろって言ったけど誘拐してもいいって言ったわけじゃないんですけど?」
P「おっしゃる通りです・・・」
律子「で、真美は今どこですか?」
P「今は俺の家にいる」
律子「はぁ、社長に報告しないと・・・」
P「お願いだ!!社長にだけは言わないでくれ!!!!クビになっちゃう!!」
律子「自分の所属アイドルの父親の顔面なぐっといていまさらなにいってるんですか・・・」
律子「とにかく、真美には手をださないでくださいよ」
P「も、もちのろんだ・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
真美「ここが兄ちゃんの部屋・・・・・」ドキドキ
真美「男の人の部屋、初めてだな・・・・」
真美「なにこれ?こんどー・・・・?」
真美「うわ、なんか細長いゴムみたいなのがでてきた!」
真美「なんだろーこれ?」
真美「そういえばこの前ぴよちゃんが・・・・」
小鳥『男の人の部屋にいったらベットの下を探したら面白いことが起こるピヨ』
真美「って言ってたような・・・」
ガサゴソガサゴソ
真美「むむむっ・・・なんかの雑誌発見!」
真美「えぇっと・・・爆乳ぱらだいす・・・?」
真美「んっふっふ→、兄ちゃんもエロよのう」
真美「・・・・・」ペラペラ
真美「・・・・・///」ドキドキ
真美「・・・う、うわぁ・・・・///」
真美「これ・・・入ってるよね・・・・?///」
真美「痛くないのかな・・・・///」
ガチャ
P「ただい・・・・・・・ってうわああああああああああああああああああ」
真美「ぎゃあああああああああああああああ」
P「ま、ままっまままま真美!!!!」
真美「に、兄ちゃん!?」
P「お、お前なに勝手に部屋に入ってるんだ!!!」
真美「だ、だってぇ・・・・」
P「まったく・・・」
真美「兄ちゃんは大きいほうがいいの・・・?」
P「大きいって・・・・なにがだ?」
真美「その・・・・胸が・・・」
P「なっ、なに言ってるんだ真美」
真美「だって・・・その雑誌の女の人、みんなおっきかったんだもん」
真美「でも、真美はまだ中1だからこれからどんどんおっきくなるよ?」
真美「それに、中1にしてはけっこうおっきいほうだと思うよ?千早お姉ちゃんより大きいし・・・」
P「比べる対象がおかしい」
真美「真美じゃ・・・ダメ?」
P「いや、そもそもプロデューサーとアイドルってのがまず・・・・」
真美「誘拐したくせに・・・」
P「う・・・」
真美「でももういいんだ、真美はお父さんにとことん嫌われてるから」
P「真美・・・」
真美「ねぇ、兄ちゃん」
真美「兄ちゃんは真美の新しい家族になってくれる・・・?」
P「それは・・・」
P「それは俺が真美の父親になれってことなのか?」
真美「!・・・・・兄ちゃんのにぶちん!!!」
P「あ、おい真美!」
P「なに怒ってるんだ・・・・?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
亜美「ただいまー」
双海父「おお、おかえり亜美」
亜美「あれ、真美は?」
双海父「そのことなんだが実は・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
亜美「ぇえ!?真美が兄ちゃんに誘拐された!?」
双海父「そうなんだ、だから真美を連れ戻してきてくれないか?」
双海父(あの時はあんな娘どうでもよかったがよく考えたら近所の評判とかにもかかわるからな・・・)
亜美「ん~、でも兄ちゃんだったら平気じゃないかな?」
双海父「な、何を言ってるんだ・・・この傷をみてみろ」
双海父「あの男にやられたんだぞ」
亜美「・・・・・お父さんなにか悪いことしたの?」
双海父「私がそんなことするわけないだろ!」
亜美「兄ちゃんだってなんの理由もなくそんなことするひとじゃないよ!」
亜美「もういい、明日兄ちゃんに聞いてみる!」
次の日
亜美「兄ちゃん真美が誘拐されたってどういうこと!?」
P「ちょ、亜美声でかい!!」
真美「真美ならここにいるよ!」
亜美「あ、真美!!」
真美「兄ちゃんは事務所なら来てもいいって言うから」
亜美「ちょっと・・・・これってどういうこと・・・?」
P「実は・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
亜美「嘘・・・・それって本当?」
P「ああ、全部事実だ・・・」
亜美「・・・・・それで、兄ちゃんはどうするの?」
P「あの人が真美に謝るまで真美は返さないつもりだ」
亜美「そっか・・・」
P「ごめんな、亜美」
亜美「ううん、悪いのはお父さんだから・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
亜美「ねぇお父さん・・・・」
亜美「今日真美に会ってきたんだけど・・・・」
双海父「ほ、本当か!?連れ戻したか!?」
亜美「その前にひとつ聞いていい?」
亜美「なんで真美を連れ戻したいの?」
双海父「なんでって・・・・それは連れ戻さないと近所の方からなにを言われるかわからないし・・・」
亜美「!お父さんは真美が心配じゃないの!?」
双海父「いったいどうしたんだ、亜美・・・」
亜美「それはこっちのセリフだよ!!」
亜美「お父さん昔は亜美にも真美にも優しかったのにどうしてそんな風になっちゃったの?」
亜美「そんなお父さん大っ嫌い、もう知らない!!」
双海父「亜美・・・・・」
双海父「・・・・・」
お父さんなんか大っ嫌い!
双海父「対っ嫌い・・・・か」
10年前・・・
真美「おとーしゃん、たかいたかーいしてー」
亜美「まみだけずるいー、あみにもしてよー」
双海父「こらこら、順番だ順番」
双海母「あらあら・・・・」
真美「まみねーおっきくなったらおとうしゃんのおよめさんになるのー」
亜美「だめー!あみがおよめさんになるのー」
双海父「おいおい、父さんには母さんがいるだろう?」
亜美「えー」
真美「おかーさんずるーい」
双海母「うふふ・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>>238
双海父「対っ嫌い・・・・か」×
双海父「大っ嫌い・・・・か」○
双海父「・・・・・そういえばそんなこともあったな」
双海父「ふっ、今頃になってこんなことを思い出すなんて・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P「え、真美のお父さんって医者だったのか?」
真美「そだよー、すっごいお医者さんでいろんな人から信頼されてるんだ!」
P「へー、それはすごいなー」
真美「でも、一回だけ手術に失敗しちゃって・・・・・」
真美「それからなんだ、お父さんが少しずつ変わっていったのは・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
患者母『あなたのせいよ!!あなたが私の子を殺したのよ!!!!』
患者母『ねぇ、返して、あの子を返してよ!!!!!』
双海父『・・・・・申し訳ありません』
患者父『ふざけるな!!!この人殺し!!!』
患者『お前の娘も同じ目に会えばいいんだ・・・・・!!!』
患者『お前の娘も同じ目に会えばいいんだ・・・!!!』×
患者父『お前の娘も同じ目に会えばいいんだ・・・!!!』○
患者生き返っとるがな
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
双海父(それからというものあの二人の恐ろしい形相が私の頭に焼き付いて離れない・・・)
双海父(そして私はあの二人への謝罪としてあえて亜美を贔屓して真美に対して冷たく接してきた・・・)
双海父(確かにどうかしているかもしれないが、手術に失敗して一人の命を奪ってしまいその両親に責め立てられた
私はもはや正常ではなかった・・・・・)
双海父(そして気が付いたら私は本心から真美を嫌っていた・・・・・)
双海父(・・・・・いや、これが私の本心なのか?)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P「・・・・・もしかしたら真美の父さんがおかしくなったのはそれが原因なのかもな」
真美「それじゃあ・・・・・また真美もお父さんと仲良くできるかな?」
P「すぐに仲良くなれる・・・・とはいかないかもしれないけど」
P「大丈夫、きっと元通りになれるさ!」
P「だからそれまでは俺が真美の父親だ!!」
真美「!兄ちゃんのにぶちん!!!馬鹿!!」
P「へ?なに怒ってるんだ・・・・?」
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