亜美「ここんところ忙しくて毎日4時間くらいしか寝れてないって言ってたもんね」
真美「やっと仕事が落ち着いたら気が抜けたんだろうね」
亜美「起きないかな」
真美「うーん」
ぺちんぺちん
P「ぐぅー…」
真美「起きないね」
亜美「兄ちゃん!」
パーン!!
真美「わっ!?」
P「むぅー…」
亜美「亜美のマジビンタでも起きないか…ということは」
真美「ということは?」
亜美「兄ちゃんは何をしても起きない!」
真美「な…何をしてもだってぇ!?」
亜美「そう、何をしても!」
真美「じゃ、じゃあさじゃあさ、例えば何するのさ!」
亜美「んっふっふ~、例えば…ほいっ!」
ぎゅっ
P「んぐ…んぐ、んがあ…」
真美「あはは!兄ちゃん鼻つままれて苦しそうにしてる~!」
亜美「おお兄ちゃんよむこきゅうしょうこうぐんとはなさけない」
真美「真美も!真美もやるー!ほりゃ!」
ぐっ
P「…ッ…っか…ぅ」
真美「あはは!鼻も口もふさいじゃったよ~!」
亜美「兄ちゃん超苦しそう!ていうか兄ちゃん死んじゃうよ!」
真美「うわぁっ!?」
パッ
P「っはー…はー…ぐぅ…」
真美「あ、あぶなかったね…」
亜美「ま、真美のせいだかんね」
真美「わかってるよぅ。次はもうちっと安全なことやるよ~」
亜美「あれ、まだなんかやるの?」
真美「あれ、もうなんもやんないの?」
亜美「…」
真美「…」
亜美「…やるか」
真美「…やるか」
亜美「うーん…でも何やればいいかな」
真美「…チューでもしてみる?」
亜美「…真美が?」
真美「…うん」
亜美「…亜美と?」
真美「…は?」
真美「兄ちゃんとだよ!」
亜美「…あ、そーだよね!そりゃそうじゃえええええええ!?」
真美「わぁ!?こ、声が大きいよ亜美!兄ちゃん起きちゃうよ!」
P「んすー…」
真美「よかった起きてない」
亜美「ま、真美ってば兄ちゃんとチューするの!?」
真美「え!?いや、そのー…なんちゅーかほんちゅーか…じゃあ他にすることあるわけ?」
亜美「…メガネに指紋つけるとか?」
真美「それは面白いのかね?」
亜美「りっちゃんにやったらすごい怒らりたけど」
真美「…」
亜美「で、でもさ、チューとかは、ほんとに好きな人としなきゃダメなんじゃないの!?」
真美「…真美は…本気で好きだよ」
亜美「…亜美を?」
真美「…は?」
真美「兄ちゃんをだよ!」
亜美「そんな怒んないでよーお約束じゃーん!…ていうか真美、兄ちゃんのコト好きなの!?まじで!?」
真美「わーっ!あ、あんましおっきい声で言わないでよー!」
亜美「あぁメンゴメンゴ。しかし…真美さんも隅に置けませんなあ」
真美「べ、別にいいっしょー!亜美が竜宮小町でいろいろやってる時に真美も兄ちゃんといろいろあったんだよー」
小鳥「そのいろいろについて詳しく」
亜美「ピヨちゃん!?いつの間にそこに!?」
小鳥「真美は兄ちゃんを愛しているんだよ!のところからよ」
真美「真美そんなこと言ってないよ!」
小鳥「細かいことはいいのよ。それでどうなの?まさかもうプロデューサーさんと…」
亜美「亜美がお仕事がんばってる時に…真美はもう大人の階段を上ってたんだね。なんだかやるせないや…」
真美「もー!な、なんにもないよ!真美の片恋なだけだってば!」
亜美小鳥「なーんだつまんないの」
真美「いいから話戻そうよー!」
亜美「何の話だっけ」
真美「真美が兄ちゃんにチューするって話!」
小鳥「キャー!真美ちゃんってばおませさん!」
亜美「キャー!」
真美「話戻しても結局これだよー」
亜美「まあいいや。そいじゃ真美、ブチュッと行っちゃいなよ」
真美「え?マジで?」
亜美「え?チューしないの?兄ちゃんとチューしたくないの?」
小鳥「だったらこの際だから小鳥さんとチューする?」
亜美「チャンスは今しかないよ真美。ほらガッと!」
真美「う、うん、わかったよ…双海真美、いきます!」
P「すー…すー…」
真美「に、兄ちゃん…ごめんね!」
チュッ
小鳥「ふおおおおおおおおおおお!」パシャッ!
真美「えっ!?ちょっとピヨちゃん何写メ撮ってんの!?」
小鳥「え?記念…」
真美「やめてよー!さ、削除!その写真消して!リライトして!」
亜美「兄ちゃんちゅー」
ちゅーっ
真美「亜美何やってんの!?」
亜美「え?キスだよ」
真美「何で亜美もしてんの!?」
亜美「亜美も兄ちゃんのコト好きだし真美だけファーストキス経験済みってのもずるいかなーって」
真美「何それぇ!?」
小鳥「ずるーい!私だってちゅー!」
ちゅーっ
真美「えーっ!?な、何で!?何それ!?」
小鳥「プロデューサーさんとキスできたうえ亜美ちゃん真美ちゃんと関節キス!なんという豪華フルコース!」
真美「もー!何これー!?」
真美「うぅ…なんか真美のファーストキスの思い出ボロボロだよー」
小鳥「苦い思い出のほうがお酒の席じゃ盛り上がるものよ」
真美「真美そんなの知らないもん!」
亜美「さて…こんだけ騒いで立て続けに唇奪われても兄ちゃんは起きないかー」
P「むにゃむにゃ」
亜美「ねねね、次は何しよっか?」
真美「亜美サクサク進めすぎだよー!」
小鳥「まあとりあえず脱がせましょうか」
亜美「えっ」
真美「ええっ!?」
小鳥「…えっ?」
亜美「ぬ、脱がせてどうするの?」
小鳥「どうするって…それはやっぱり」
真美「言わなくていいよ!言わなくていいって!」
小鳥「あらあらこの人ったらネクタイしたまま寝ちゃって…よっぽど疲れてたのね…」
P「ぷすー…」
真美「勝手に脱がし始めた!」
亜美「しかも何やら奥さん設定くさいよ!」
小鳥「うふふ~…あら?えーと…よいしょ…あれ?」
キュッ
P「く…っか…っふ」
亜美「ピヨちゃん締めてる締めてる!」
真美「兄ちゃん死んじゃうよ!」
小鳥「あ、待ってちょっと、ヤダ、かたぁい!」
P「…か…っ…」
真美「顔色が!兄ちゃん紫色になってきたぁ!」
亜美「亜美ハサミとってくるー!」
ガチャッ
小鳥「うぅん…結んであげるシミュレーションなら何回もしてるんだけどなあ…」
ジョキッ
P「っはー…すはー…すー…」
小鳥「助かったわ亜美ちゃん…あやうく希代の悪女として新聞紙面を賑わすところだったわ」
真美「兄ちゃん無事でよかったよー!」
亜美「この短時間で2回も死にかける人はそういないでしょう」
小鳥「亜美ちゃんフラグ立ててない?」
真美「もうピヨちゃんに任せてらんないよ!真美が兄ちゃん脱がすかんね」
亜美「おんやぁ~?おやおや~?」
小鳥「真美ちゃんも大胆になってきたわねぇ~」
真美「…」
キッ
亜美「真美にすごい睨まれたよ…」
小鳥「レア顔ゲット。まあからかうのはこの辺にしておきましょうか」
真美「じゃ、じゃあ行くよ兄ちゃん…まずはワイシャツのボタンを…」
P「すー…」
真美「(な、なんかドキドキしてきちった…兄ちゃん起きないよね…?)」
P「ぐー…」
真美「(うん、よく寝てるね…そういえば真美、こんなに兄ちゃんの顔を近くで見んの初めてかも…)」
P「むにゃむにゃ」
真美「(うわぁ…やっぱ兄ちゃん超カッコいい…こんなカッコいい兄ちゃんと真美…キスしちゃったんだよね)」
真美「にゃー!!///」
亜美「わっ!?真美が急に叫んだよ!?何!?何なの!?」
小鳥「落ち着きなさい亜美ちゃん。心配はいらないわ、あれは妄想よ」
亜美「もうそう?」
小鳥「真美ちゃんもやっと私の世界に足を踏み入れたようね…」
亜美「とりあえず真美にとってよくないことだってのはわかったよ」
P「う…ん…」
真美「わぁ!…急に動くからびっくりしちったよ~」
P「すー…」
真美「(あ、汗のニオイ…兄ちゃんのニオイだ…)」
スンスン
小鳥「嗅ぎだしたわね」
亜美「真美ー、どったの?兄ちゃん寝っ屁でもした?」
真美「兄ちゃんはそんなことしないよ!あ、汗のニオイがしただけ!」
亜美「あー、シャワーも浴びないで寝ちったからねえ」
小鳥「ほほぅ…プロデューサーさんの汗のニオイをくんかくんかしていた、と」
亜美「汗臭いのー?」
真美「うん…汗臭いけど…でも真美、このニオイ…好きかも」
亜美「じゃあ亜美も嗅ぐー!」
小鳥「ピヨもー!」
スンスンスンスン
亜美「うーん…確かに汗臭いけど…なんか落ち着くね」
真美「だしょだしょ?いいニオイってわけじゃないんだけど…なんかイイよね」
小鳥「スーッ、ハァー、スーッ、ハァー」
亜美「ねぇねぇピヨちゃん。何で兄ちゃんの汗のニオイはいやじゃないニオイなの?」
小鳥「良い質問ですねぇ。これはフェロモンのなせる業なのよ」
真美「へろもん?」
亜美「焼肉のやつ?」
小鳥「それはホルモン。おなかが減ってきたわね」
亜美「後で兄ちゃんにオゴってもらおーね」
真美「それよりへろもんだよ」
小鳥「まあざっくり言うと男の人のニオイを嗅ぐと女の人は気持ちよくなっちゃうのよ」
亜美「へぇ~。だからピヨちゃんの汗のニオイはいやだけど兄ちゃんのは平気なんだね」
真美「納得だね」
小鳥「今私ひどいこと言われなかったかしら」
小鳥「まあいいわ。ほらほら、くんかくんかもいいけど今は脱がすのが先よ。ニオイならいつでも嗅げるわ」
亜美「それもそうだね。そんじゃ真美引き続きよろしく」
真美「わ、わかった!そ、そいじゃボタンを…」
真美「(あ…兄ちゃんの体、ちょっと汗ばんでる…?)」
サッ、サッ、サッ
真美「(わわわ!兄ちゃんの肌が見えてきちったよぉ…)」
P「ふがー…」
真美「ん…よし!全部外れたよ!」
亜美「でかした!」
小鳥「それじゃあ見せてもらいましょうか、プロデューサーさんの鍛え抜かれた肉体を…!」
亜美「生まれ変わった鋼の体を…!」
真美「兄ちゃんのハダカ…///」
小鳥「さあ行くわよ!カウントダウン!3!」
亜美「にー!」
真美「いち!」
小鳥「御開帳!」
バサッ
小鳥「こ…これが…!」
真美「兄ちゃんの体!」
亜美「…割と普通だね」
小鳥「見事な中肉中背ね。まあ、予想通りっちゃ予想通りだけど」
真美「え!?二人ともそんな反応なの?真美すごくカッコいいんだけど」
亜美小鳥「…」ニヤニヤ
真美「…///」
P「ンガッ…ンガッ…」
小鳥「さて、と…」パシャッ!
真美「あー!ピヨちゃんまた撮った!」
小鳥「今回はプロデューサーさんだけよ?」
亜美「いーなー!亜美も写メ撮る!そんで待ち受けにするー!」
真美「じゃあ真美も撮るよぅ!ケータイケータイ…」
パシャッ!
パシャッ!
真美「亜美、もっとこう、けだるい感じでー」
亜美「こんな感じー?」
真美「もちょっと右手下げてー…うんそれくらい」
パシャッ!
小鳥「二人ともノリノリねー」パシャパシャパシャパシャッ
P「ホゲー…」
亜美「さてと!ピヨちゃんこのあとはどうすんの?」
小鳥「乳首でもいじってみる?」
真美「ち…くび…」
亜美「なんかいきなりレベル高いねぇ」
小鳥「でも乳首以外でするかっていうと…ワキのニオイ嗅ぐとかおへそに綿棒突っ込むとか肋骨」
真美「乳首にしよう!」
亜美「それがいいね」
小鳥「満場一致かしら。それじゃあワイシャツをもっとはだけさせて~っと」
P「すー…」
亜美「うおぅ!?こ、これが…」
真美「兄ちゃんの乳首…」
亜美「…やっぱ亜美たちのと違うね」
真美「そりゃ大人だしねぇ」
小鳥「…よかった、乳首毛は生えてないわ」
亜美「そんなん生えんの!?」
小鳥「さてと…真美ちゃん、触ってみる?」
真美「うえっ!?さ、触んの!?」
小鳥「それは触るでしょう。乳首は触るためにあるのよ?」
亜美「触ってみなよ真美~」
真美「わ、わかった…でも触ったら気持ちよくて起きちゃうとかないよね?」
小鳥「それは大丈夫でしょう。男の人はあまり乳首では感じないはずだから」
亜美「そーなの?ピヨちゃんよく知ってんね」
小鳥「2X歳の読書量を舐めてもらっちゃあ困るわね」
真美「じゃ、じゃあ…触るね?と、とりあえずやさーしく、やさーしく…」
つんっ
P「んっふ!」ビクン
真美「うひゃあ!?」
亜美「うえっ!?」
小鳥「ええっ!?」
P「ん…んふぅ…んー…」
真美「びびびびっくりしたー!」
亜美「お、起きてない…よね?」
真美「…うん、だいじょぶみたい」
亜美「ちょっとピヨちゃーん?すごい感じてるんじゃん!うそつき!」
小鳥「いや…そんなはずは…まさか!」
真美「どったのピヨちゃん?何か気付いたの?」
小鳥「…」
ふーっ
P「んんん!」ビクン
亜美「わぁあ!」
小鳥「…やっぱり」
真美「さっきから何なの!?教えてよー!」
小鳥「…考えたくはないけれど…プロデューサーさんの乳首は…おそらく開発されているわ」
亜美「な、なんだってー!?開発って何?」
小鳥「そもそも乳首が感じるというのは、母親が母乳を我が子に与える行為が苦痛にならないためのメカニズムなの」
真美「なんか急にむづかしい話になってきたよ」
小鳥「性交渉の場で乳首を攻めるのは、それをうまく利用しているにすぎないの」
亜美「あー、なるほど…よぐわがんね」
小鳥「だから女性は乳首の感度が良いけれど、授乳することがない男性は乳首の感度が女性より大きく落ちるのよ」
真美「さっきそんなこと言ってたね」
小鳥「…なのにプロデューサーさんはほんの少し乳首を突かれたり息を吹きかけられただけであの反応を示した。しかも熟睡中に!」
真美「そっか、感じ過ぎなんだね兄ちゃん」
小鳥「ええ。明らかに異常よ。これに合理的な理由をつけるならば…」
小鳥「プロデューサーさんは乳首で感じるように調教されている!もしくは自らそうしている!」
真美「…つまり兄ちゃんは変態さんってコト…」
亜美「…真美、たとえ変態でも兄ちゃんは兄ちゃんさ。愛しておやり」
真美「うぅ…」
小鳥「違うわ。性に対して貪欲なことは、決しておかしいことではないの。変態なんかじゃないわ」
真美「ピヨちゃん…」
真美「…わかった。ピヨちゃんがそう言うならそうなんだろうし…もし兄ちゃんが変態さんでも真美はやっぱり兄ちゃんが好きだもん!」
亜美「真美…」
小鳥「偉いわ、真美ちゃん。あなたは立派なレディーに成長しつつあるようね」なでなで
真美「…えへへ」
亜美「なんか知んないけど大きく水をあけられた気がする」
小鳥「じゃあ気を取り直して寝ながらも乳首で感じまくるプロデューサーさんを記録しましょう。動画で」
真美「動画で!?」
亜美「もし真美が兄ちゃんと結婚したら披露宴で流そう」
真美「やだよそんな披露宴!」
亜美「変態な兄ちゃんが好きなんじゃないの?」
真美「変態でも好きってだけで変態だから好きってことじゃないってば!」
ピピッ
小鳥「ふーっ、ふっふっふっふーっ」
P「んはっぅ…んん!んん!んっふ…」ビクンビクンビクン
真美「こんな時だけ仕事が早い!」
小鳥「でもどうしようかしら…つねったりコリコリしたりしてみたいけど…さすがに刺激が強すぎて起きちゃうかも」
亜美「もうこの際起きてもいいから両方いっぺんにぎゅーってしちゃおーよ!そんでそっは結婚式の二次会で流そう」
真美「流さないよぅ!披露宴でも流さないかんね!」
小鳥「うーん、リスクを冒す蛮勇も素敵だけど今はまだ狡猾でいたいわ。刺激強くするのはやめておきましょう」
亜美「ちぇー」
真美「ちぇーじゃないよもう!」
小鳥「それじゃあ味も見ておきましょうか」
真美「うそぉ!?」
亜美「この事務員容赦しないね…」
小鳥「それじゃあ亜美ちゃん真美ちゃんお先にどーぞ」
真美「えぇ!?で、でも舐めたら起きちゃうんじゃ…」
小鳥「刺激を与え過ぎないように様子を見つつねぶれば大丈夫よ」
真美「で、でもさー」
亜美「亜美やるー!」
真美「うえぇっ!?…あ、亜美がやるなら…真美もやるよぅ」
真美「それで…どう舐めればいいの?」
小鳥「うーん、ソファーの上だから…一人はプロデューサーさんの体の上に寝て、もう一人は床に膝をついて、かな」
真美「兄ちゃんの体の上に寝るの!?」
亜美「…亜美が兄ちゃんの上にな」
真美「亜美ちょっと待っ」
亜美「らなーい!亜美は床のほうでいいよん」
真美「じゃ、じゃあ真美が兄ちゃんの上…だね」
亜美「んっふっふ~」
小鳥「ふふっ、それじゃあ各自持ち場についてね。私デジカメ持ってくるから」
真美「うぇ?何で?」
小鳥「より高画質で残したいのよね」
真美「…亜美、やっぱやめない?」
亜美「やめないよ?絶対」
真美「だよねー」
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません