咲「衣ちゃんにプールに誘われたけど、誰と行こうかなぁ~」(153)

咲自宅
プルルルルプルルルルガチャ
咲「もしもし宮永です」

衣「咲か~衣だ~」

咲「衣ちゃ衣さんどうしたの?」

衣「透華が今度龍門渕のプールに行くから、咲達も一緒にどうかなって思って」

咲「達ってことはほかにも誘ったの?」

衣「風越と鶴賀には透華に電話してもらって和にも電話したぞ-」

咲「みんな行くんだね。行くよ。」

衣「楽しみにしてるぞ-」

咲「それじゃまたね。」ガチャ

照「咲。誰から電話だったんだ」

咲「龍門渕の衣ちゃんからプールに誘われたんだ」

照「(咲がプール水着・・・)」タラ~

咲「わわっ!お姉ちゃん鼻血出てるよ。はい。ティッシュ」

照「すまない。咲ありがとう。風呂に少し浸かりすぎたようだな。」

咲「そうだっ!せっかくだしお姉ちゃんも白糸台の人達誘ってみんなで行かない?」

照「もちろん!早速電話してみる」

照「(ふふっ。最近買った高画質カメラで咲を撮影しないと)」

照「もしもし菫か。お前プールに行きたくないか?行きたいよな。」

菫「照いきなりどうした?説明してくれ」

照「咲がプールに行くから白糸台の人達もどうかって」

菫「長野まで行くのは少々疲れるがいいだろう。みんなには伝えておくがお前は大丈夫なんだろうな?」

照「大丈夫って何が?」

菫「お前が妹さんを襲わないかということだ」



照「・・・・・」

菫「なんだ。その沈黙は」

照「菫は私が咲が公の場で恥を書くようなマネをすると思うか?」

菫「そうだよな。さすがのお前も人前でそんな事するわけないよな」

照「ああ。安心しろ菫。私も咲のあられもない姿が私以外の者にみられるのは嫌だからな。」

菫「なら私達も行かせてもらう。じゃあな」ガチャ

照「・・・・」

照「これで撮影スタッフは揃えられた」

照「咲のグラビア写真集を作れる」

照「問題は原村和。我が妹にセクハラをする淫乱ピンク」

照「クソッ。あいつさえいなければ計画はスムーズに進むというのに」

照「悩んでも仕方ない。当日誰かに妨害工作させよう」

当日
ガチャ

咲「お姉ちゃん朝だよ。」

照「おはよう咲」

咲「お姉ちゃん珍しいね。私が起こす前に起きてるなんて」

照「今日は特別な日だからな。早く準備しないと思って」

咲「そうだね。龍門渕までけっこう時間かかるからね。」

照「そうだな」ニコッ

咲「お姉ちゃん朝御飯食べたら早く行こう」

照「ああ。じゃあ今行く」ガチャ

咲照「いただきます。」

咲「ってお姉ちゃん食べるの早いよ。もっとゆっくり食べないと健康に悪いよ」

照「すまない咲。あまりにも楽しみでな。ゆっくり食べるよ。」

数分後


訂正数分後× 数十分後

咲「お姉ちゃんそろそろ行こっかみんなと待ち合わせのじかんに遅れるといけないから」

照「今行くよ。(クッさすがに撮影機材が多すぎる菫には伝えておくべきだった)」

咲「お姉ちゃん凄い大きいカバンだね。」

照「ああ。せっかくだし何か買おうと思ってな」

咲「ふ~ん。まあ行こっか。」ガチャン

咲「みんな待ってるからね」スタスタスタ

待ち合わせ場所到着

和「咲さんおはようございます。お姉様も御一緒なんですね。」


咲「お姉ちゃんも行きたいっていうから、あと白糸台の人達も来るよ」

和「そうなんですか。風越と鶴賀は衣さんがお誘いになられた事をおっしゃっていましたがまさか白糸台までとは。よろしくお願いいたします義姉様」

照「ああ。よろしく。(誰が義姉様だ)」

和「それじゃあバスに乗りましょうか皆さん中で待ってるので」ギュッ

咲「うん」

照「咲待ってくれ(何手つないでんだよ)」ギュルギュル

咲「どうしたの?お姉ちゃん。」

照「咲の隣の席に座りたいのだが駄目」

咲「うんいいよ」

照「よかっ和「ちょっと待ってください」」

和「別に咲さんの隣り同士じゃなくても良いんじゃないでしょうか?」

照「いやもしかしたら咲がバス酔いするかもしれないし逆に私が酔うかもしれないから姉妹同士の方が良いだろう」

咲「そうだね。」

和「仕方ありませんね。私は反対の席で良いです。(クッ反論できない)」スタスタ

久「咲おはよう。アレッお姉さんも一緒なのね」

咲「部長おはようございます」

照「咲に誘われてな。長野の高校の集まりに来ていいか迷ったんだかな」

久「別にこんなに大勢なら対してかわらないでしょ。高校限定して誘ったわけじゃないし」

久「じゃ私後ろの席だから」スタスタ

加治木「宮永照も来てるんだな」

久「仲直りして一緒に暮らしてるからね」

加治木「そうかそれは良かった」

桃「先輩お菓子どうですか?」ポッキー

加治木「ああ。ありがとう。どうした?桃ポッキーくわえたまま見つめて」



桃「先輩良かったらその・・・」

久ムカッ「ゆみそういえば今日はどんな水着持ってきたの?」

ゆみ「学校で普段使ってる水着だが」

久「なら私は見たことないのね。楽しみだわ。」

美穂子ムカッ「あの上埜さん」

久「美穂子何?」

美穂子「私実は今日の為に新しい水着買いに行きました。」

久「そうなの。楽しみにしてるわね。」


久「ところでゆみ」

美穂子シュン

華菜「キャプテン。華菜は楽しみだし」

未春「私もです。」

深掘「私もです。」

文堂「私もです。」

智美「ワハハ・・・真ん中辺りの席にして正解だったな」

妹尾「どうしたの?智美ちゃんの番だよ」

智美「じゃあこれで」(妹尾の練習の為に麻雀のゲームで対戦してる)

睦月「それポンです」

智美「ワハハ」

咲「そう言えば京ちゃんと優希ちゃんはいないの?」

和「須賀君は龍門渕の執事の人が迎えに来てくれたらしいです。優希は一緒に行きました」

咲「そうなんだ」

和「咲さんがこの前読んでいた小説読ませて頂きました。熱中してしまいました。」

咲「あああれ。面白い話だったでしょ」
ワイワイ

照「(話にはいれない)」

照「(!)」

照「咲、昔一緒に登った山が見えるぞ」

咲「わ~本当だ。懐かしいね」

咲「お姉ちゃん途中で疲れた私おんぶして登ってくれたんだよね。あの時はありがとう」

照「咲と一緒に頂上まで行きたかったからがんばれたよ」

和「(思い出話で話に割り込めない)」

ワイワイ

プール前のバス停到着

咲「お姉ちゃん白糸台の人達いるよ」

淡「菫先輩宮永先輩達来たみたいですよ。」

菫「ああ・・・(何故だろう。ただ遊びに来ただけのはずなのに嫌な予感しかしない)」

渋谷ズズー

誠子「それにしても珍しいですね。宮永先輩が普通に遊びに誘ってくれるなんて」

菫「まぁ、照も今までの罪滅ぼしのつもりなんだろう。今日は普通に楽しめるだろう。」

淡「そうですよね。まさか宮永先輩もこんな大勢の前で素に戻ったりしないだろうし」

照オーイ

菫「照が呼んでるな。ってなんだその大きいカバンはそれになんだその首にぶら下がってるカメラの数は」

照「カメラは撮る為にあるんだよ?菫知らないの」ププッ

菫「カメラの事を言ってるんじゃない。数がおかしいだろ。数が!」

照デジカメなんだから充電切れになるかもしれないし、咲のシチュエーション別に使い分けないといけないから」

菫「はあ。わかったから。そのカバンの中身は何なんだ?」

照「咲の着替えの水着etc」

菫「着替えって一回プール来るだけなのに着替えなんていらないだろ。それになんで妹さんの水着のサイズを知っってれんだ?

照「夜中に咲の部屋に忍び込んで咲の3サイズ測ったから」

菫「はぁ、もうわかったから。それで今回は普通に遊んでいいんだよな?」

照「うん。ただ、一つだけお願いがあるんだ」

菫「何だ?」

照「原村和を咲から引き剥がしてほしい」


訂正 菫水着のサイズを知っってるんだ?

菫「引き剥がすってずっとくっついてるじゃないか?どうやって」

照「そこを何とか頼む。それに今日は咲に大切な話があるんだ」

菫「(照が珍しく真面目な顔つきだ)」


菫「わかった。なるべくお前が妹さんと二人きりになれるように努力する」

照「ありがとう菫」ポロポロッ

菫「泣くな妹さんがこっちに来るぞ」

照「うん」オネエチャーン

照「咲どうした?」

咲「お姉ちゃんどうしたの?眼赤いよ」

照「なんでもない。中に行こうか。龍門渕の人達も待ってるだろうからな」

ワイワイ

衣「咲とノノカ達が来たぞ-」

透華「それでは早速私達も着替えましょうかパチンハギヨシ」

透華「ハギヨシ原村和より目立つ水着を選定してきなさい」

ハギヨシ「かしこまりました。お嬢様」

京太郎「それにしてもなんで俺だけ迎え来たんだろうな」

優希「もしかしたら、あの執事犬に惚れてたりしてな」

京太郎「そんなわけあるか。それに俺にはそっちの趣味はない。俺は和や風越のキャプテンみたいなオッパイに囲まれて生涯を終えたいんだよ」

優希「ふん。犬の癖してハーレム妄想だなんてガッツキ過ぎだじぇ犬は私のセクシーボディでイチコロだじぇ」

京太郎「イチコロってさっきから見てるんだけど、俺の息子はウンともスンとも言ってないぞ」
ワイワイ
優希「ふんだっ。咲ちゃん達が来たみたいだじぇ」

京太郎「おおっ!やっと妄想から抜けだせハギヨシ「京太郎様少し別館までよろしいでしょうか」」

京太郎「はい?」

優希「あ~あまた連れてかれたじぇ。きっと犬に対しての天罰だじぇ」

咲「優希ちゃんおはよう。京ちゃんは一緒じゃなかったの?」

優希「なんか今執事の人に連れてかれたじぇ」

咲「そうなんだ」ホッ

久「美穂子その・・・ずいぶん大胆な水着なのね」ドキッドキッ

美穂子「上埜さんにほめてもらいたくて大胆なの選びました・・・似合ってないでしょうか?」

久「そうじゃなくてそのなんかドキドキしちゃって」

美穂子「///」

久「良かったら向こうの方で二人きりにならない?」

美穂子「はい///」

ゆみ「久は風越の部長と一緒か私は桃「先輩」」

桃「先輩水着どうっすか?」

ゆみ「似合ってるぞ桃」

桃「///」

智美「ワハハ・・やっと明るい空気になったぞ」

妹尾「智美ちゃんさっきから加治木先輩達の事気にしてばっかりだね。」

智美「ワハハ・・・さっきからなんか重い空気だったからな。でもだいぶよくなったから今から楽しむぞ」

妹尾「うん」

睦月「私も一緒にいていいですか?」

智美「睦月もカオリも楽しむぞ」

衣「咲-」

咲「衣さん今日はありがとう」

衣「友達と遊ぶたかっだけだからな-ノノカは一緒じゃないのか?」

咲「和ちゃんはなんか白糸台の人達と遊んでるんだよね。」

衣「そうなのか-咲のお姉ちゃんも一緒なんだな-」

照「私は呼ばれてなかったのにすまないな」

衣「照も衣と遊んでくれるんだよな-」

照「もちろんだ」フフッ

咲「じゃあ3人で遊ぼっか。」

菫「照は妹さんと龍門渕のと一緒か」

和「あの~そろそろよろしいでしょうか。咲さんの方に行きたいのですが・・・」

菫「さすがにそろそろ限界か」

和「それじゃあ失礼しま菫「待って欲しい」」

菫「実は今日照が珍しく真面目な顔つきでお願いしてきたんだ。妹さんに大事な話があるんだ」

和「大事な話ですか?」

菫「もしかしたら将来の事についてかもしれない」

和「将来ってお姉さんは何を考えて菫「話を最後まで聞いてほしい」」

菫「照は麻雀の海外リーグに行きたいみたいなんだ」

和「お姉さんがですか?」

菫「ああ。照は中国などのトップの海外リーグで活躍するのが夢だと言っていたんだ。お前も知っているだろう。日本の麻雀ではまだ世界では通用しないと」

菫「もしかしたら、今日その事を咲に伝えるつもりなのかもしれない。だから、今日は照に思い出を作ってやってくれないか?」

和「・・・わかりました」

菫「わかってくれたか。すまないなありがとう。じゃあ私はこれで」

菫「オーイみんなウォータースライダーでも行こうか」

淡「はい先輩」

和「・・・」

和「仕方ありません。今日だけですよ。お姉さん」ポロッ

透華「見つけましたわ。原村和今日こそってどうして泣いてるんですの?」

和「泣いていません。それより何の用でしょうか?」

透華「いえ、その良かったら向こうで一緒にどうかと思いまして」

和「行かせてもらいます。龍門渕さん」

透華ドキッ

一「透華全く僕がいないと透華はすぐ原村和と張り合いにいくんだから」




透華「そんなことより純とトモキは何処ですの」

一「純は暇だしちょっと出掛けてくるってさ。トモキは写真撮りりまくってる」

透華「それでは原村和今日はおもいっきり楽しんでもらいますわ」

和「はい」
ワイワイ

華菜「キャプテンは清澄の部長と一緒だし暇だし」

優希「あぁっお前は風越の大将」

華菜「んっ。そういうお前は清澄の先鋒何の用だし」

優希「何の用って何か元気ないなあ。どうしたんだじぇ?」

華菜「別に元気ないわけじゃないし。ただ、キャプテンがいないから暇なだけだし」

優希「風越のお姉さんなら・・・」

久・美穂子イチャイチャ

優希「(なるほど)」

優希「仕方ないからこの私が遊び相手になってやるじぇ」

華菜「べっ別に遊んでもらわくていいんだし」

優希「まあまあここは大人の私に任せるんだじぇ」

華菜「大人ってお前私より年下だし」

ガヤガヤ

照「(さすがに写真撮ってばかりじゃ疲れてきたな)」

咲「お姉ちゃん写真撮ってばかりじゃなくて一緒に遊ぼ」

照「ああ。ちょっと疲れてきたしな。天江衣は何処へ行ったんだ」

咲「衣さんはさっき和ちゃんが龍門渕さん達と一緒にいたからそっちに行ったよ」

照「そうなのか」

照「なあ。咲」

咲「お姉ちゃんどうしたの?」

照「そのお姉ちゃん実は高校卒業したら海外リーグに参加しようと思うんだ」

咲「お姉ちゃんまた私といるの嫌になったの?」ジワジワ

照「そうじゃなくて本気の咲と戦ってる時、能力が強くなったんだ。だから強い雀士が日本よりたくさんいる海外へ行きたいんだ」

咲「そうなんだ。わかったよ。それじゃあ私もいつか海外に行ってお姉ちゃんに挑戦するね」

照「待ってるからね咲」ポロポロッ

咲「うん。お姉ちゃん」

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