御坂「安価で超能力者達と鬼ごっこ? 馬鹿げてる」 (31)

◇注意事項等◇

・他作品のキャラ、無理安価、連投は安価下

・時系列的には一端覧祭以降



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アレイスター『よく来たね。諸君』

アレイスター『お前達に集まってもらったのは他でもない。超能力者、六名で『鬼ごっこ』をしてもらいたいからだ』

一方通行「あ? つかよォ、ガキの世話で忙しいっつゥのに何かと思えば『鬼ごっこ』だァ? 馬鹿馬鹿しい。帰るぞ」

麦野「同意。そんなガキの遊びに付き合ってられるほど暇じゃないのよ」

食蜂「私も。ていうか、走るのとか嫌だしい」

削板「何故だ!? 超能力者全員が鬼ごっこをすれば、友情も深まり、根性も鍛えられていくというのに!」

御坂「私もねえ。嫌いじゃないけど、流石にこのメンツで……」

白垣根『私はやってもいいのですが。まあ、やらないというのなら帰らせてもらいます』

アレイスター『まあ、待て』

アレイスター『話しは最後まで聞くものだ』

アレイスター『見返りは用意している。いや、賞品と呼ぶべきか』

アレイスター『可能な限りでの願いを一つだけ叶えてやろう』

アレイスター『一週間のなかで一番、鬼になった回数の少ない人間に賞品を渡そう』


一方通行(あのガキが騒いでたアレ……チッ)

一方通行「続けろ」

麦野「……私も参加するわ」

御坂「当然やるわよ。願いを一つなんて魅力的じゃない」

食蜂「敵前逃亡なんて癪だし、私も参加するわあ」

アレイスター『全員の参加が決まったようだな。では簡単にルールを説明する』

アレイスター『期間は7日間。学園都市ならどこに逃げてもいいし、どこに追いかけてもいい』

アレイスター『仲間の手を借りる事も出来る。当然、能力の使用は認められている』

アレイスター『周囲には気をつけろ。もし怪我人が出た場合はその場で即刻、最下位決定だ』

アレイスター『だが参加者の仲間、参加者は除外とする』

アレイスター『後々に再び六人参加させる。これは能力開発の一環だと思ってくれ』

アレイスター『以上だ。なお、ゲーム開始時刻は午後二時からとする』

アレイスター『最初の鬼はじゃんけんで決めてくれ』

白垣根『じゃんけんですか』

御坂「まあ公平性においても問題ないしね」

削板「根性ならなんとかなるな」

麦野「……」

一方通行「おい第二位。オマエ余計な事すンなよ」

白垣根『ズル……ですか? しませんよそんな事』

食蜂「そんな事はどうだっていいじゃない。早く始めましょう?」


『最初はグー、じゃんけんぽん!』


御坂「鬼は>>7ね!」

麦野


麦野「チッ」

一方通行「まァ、まだ二時まで一時間くらいある。俺は家に戻る」

白垣根『では私も』

御坂「そうね、じゃあ私も一度帰ろうかしら」

食蜂「御坂さん御坂さん」トントン

御坂「?」


食蜂「手、組まない?」

御坂「アンタと?」

食蜂「御坂さんの野蛮力と私の洗脳力が合わされば敵無しだと思うんだけどお」

御坂「そうね、デメリットはともかくメリットは確かにあるわ。ただアンタは信用出来ない」


食蜂「つれないわねえ」

御坂「ま、信用できるできないは別の話よね。とりあえずは手を結んでおくわ」

食蜂「わかったわあ。とりあえず、男が侵入できない学舎の園に行きましょうか」

御坂「そうね」


麦野「堂々と手を組む話かよ。まあ関係ないけどさ」

麦野「つか私の能力に移動力はないから不利ね。誰か使えるやつはいたかしら」

麦野「うーん。>>13辺りに頼むか」

麦野「浜面しかいねえか。とりあえず、電話してみましょう」

prrrrrrr

浜面『もしもし』

麦野「あっ、浜面?」

浜面『ああ、麦野。どうしたんだ?』

麦野「実はちょっと厄介な事が起きて。浜面にも手伝ってもらいたいのよ」

浜面『厄介事? わかった。今、どこにいるんだ?』

麦野「第七学区の〇〇ビルの三階」

浜面『了解。とりあえず、>>15で待ち合わせをしよう』

人肉市場

麦野「個人サロン?」

浜面『丁度、近くを通りかかったんだ。確か、まだ借りてたよな?』

麦野「借りてたけど……まあいいわ」

浜面『じゃあすぐ向かう』

――――1時30分




浜面「で、その厄介事って?」

麦野「実は、超能力者全員で鬼ごっこをすることになったのよ。私が最初の鬼」

浜面「はあ!?」

麦野「アレイスター……学園都市の理事長公認でね。二時から開始なのよ」

浜面「確かに麦野の能力じゃちょっと厳しいかもな」

麦野「そう。……とりあえず、第三位のクソガキを狙うわ。さっき、学舎の園に行くとか言ってたから場所は分かってるし」

麦野「学舎の園へ入る方法を一緒に考えてほしいのよ」

浜面「そうだな……>>18なんかどうだ?」

ミス、>>21

麦野は学生に浜面は用務員に変装

麦野「私は学生に浜面は用務員に変装?」

浜面「どうだ?」

麦野「つか、学生にっていうけど制服どうすんのよ。それに用務員って」

浜面「俺の知り合いに制服コレクターが居るんだ。枝垂桜の制服も持ってると思うぜ」

麦野「そ、そうなのね」

浜面「一時間以内には用意出来ると思うけど。それまで麦野はどうする?」

麦野「ま、適当にブラブラしておくわ」

浜面「分かった」


…………*

御坂「ちっ、あの女……運痴の上に方向音痴か」

御坂「探すのも面倒くさいし、どこかぶらぶらするか」

御坂「さて、>>24にでも行くかな」

常盤台の自習室

―自習室―

御坂「さて、とりあえず次の定期テストの勉強でも……」

御坂「ん? あれっ、黒子?」

黒子「お姉様! どうしましたの?」

御坂「勉強だけど……アンタは?」

黒子「同じく、ですの」

御坂「じゃあ一緒にやりましょ。一年生の範囲くらいなら教えられるわ」

黒子「お姉様!」

御坂「はいはい騒がない。………何か騒がしいわね」

御坂「何かあったの?」

生徒A「さあ……?」

黒子「少し見てきますの」

黒子「これは……!」

御坂「何があったの!?」

黒子「>>26ですの!」

むぎのん

黒子「あれは一体……!」

御坂「もう始まってる……!?」

麦野「出てこい第三位ィィ!」

御坂「なんで枝垂桜の制服を……? それよりもとりあえず、ここから誘導しなきゃ……!」

麦野「見つけたぞ第三位! さあ、大人しく捕まれこのクソガキ!」

御坂「捕まってたまるもんですか!」

麦野「だが入り口は私が塞いでる。この部屋に窓はない!お前はここからどうやって逃げんのよ!」

御坂(いいえ、まだ方法はあるわ)

御坂(>>28よ!)

テレポート

御坂「黒子、外に出して!」

黒子「わ、わかりましたの!」

麦野「あぁ!?」

フッ

麦野「チィ、空間移動系能力者がいやがったか……浜面、失敗した」

浜面『そうか。まあ、アレをつけてるから大丈夫だよ』

麦野「アレ?」

浜面『第二位のカブトムシ』

麦野「味方につけたの」

浜面『フレメアのおかげだ』

麦野「パフェの一つくらいは買ってあげようかしらね。全部、終わったら」

浜面『そうだな、じゃあ、また連絡くれ』

このSSまとめへのコメント

1 :  通りすがり   2015年04月06日 (月) 17:43:24   ID: Nmv4jcVA

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続きはよはよ

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