一方「おいッ!」ガラッ
一方「入部希望だ。」
京子「お!?ま、まさかの新入部員!?」
結衣「珍しいなー。」
京子「へぇー男の子かー。すごい髪の色だねー。」
一方「体質だ。」
結衣「なんかスラッとしててカッコいいなー。」
ちなつ「!!」
一方「うッせーよ。」
ちなつ「・・・。」
ちなつ「ちょっと、帰ってよ!」
一方「あァ!?」
京子「!?ちょっと、ちなつちゃんどうしたの?」
結衣「おいおい、せっかく新入部員が来てくれたってのに、いきなりどうしたんだよ・・・」
ちなつ「帰ってよ!どうせ冷やかしでしょ!」
一方「冷やかしじャねェよ!部活紹介をじッくり見て決めたんだよこら!」
ちなつ「良いから帰って!」
一方「なんなんだこいつ・・・!」
結衣「おい、ちなつちゃんいい加減にしなよ?せっかく来てくれた人にそんな仕打ちはないだろ?」
京子「そうだぞー。」
ちなつ「・・・!」プクーッ
ちなつ「じゃあちょっと、私が入部の面接しても良いですか?」
一方「はァ!?」
結衣「面接・・・?」
ちなつ「この部活でやっていけるかってのをしっかり見定めるって事はした方が良いと思うんですよ!」
結衣「(やってけるかってなんだ・・・)まぁ・・・別に良いけど・・・」
京子「でも、だったらそれは私達上級生がやるもんじゃないか?」
ちなつ「良いから私にやらせて下さい!」
一方「・・・。(なんなんだこのガキ・・・)」
ちなつ「じゃあ、お二人は、外で待ってて下さいね!」
京子・結衣「「はーい・・・」」
ガラッ パタン
ちなつ「・・・。」
一方「・・・。」
ちなつ「・・・ねぇ。」
一方「あァ?」
ちなつ「最初に聞いて良い?」
一方「なんだよ・・・」
ちなつ「結衣先輩の事、どう思ってるの?」ギロッ
一方「はァ!?(まず結衣ってどッちだよ!?)」
ちなつ「ねぇ!ねぇねぇ!ねぇねぇねぇ!」グイッ
一方「なんとも思ッてねェよ!(なんなんだこいつ・・・)」
ちなつ「本当・・・?」
一方「3分前くらいに初めて会ッた人間をどう思えッて言うんだよ・・・」
ちなつ「本当だね・・・?」ギロギロッ
一方「本当だッつッてんだろ!」
ちなつ「あかりちゃんはどう思う?」チラッ
あかり「えぇ!?えぇっと・・・」
一方「!?(あれ置物じゃなかッたのか・・・?)」
あかり「さっき初めて会っただけだから、さすがに好きとかはないんじゃないかな~?」アセアセ
ちなつ「・・・んじゃあ、そこは信じるわ。」
一方「だいたい何歳なんだよ?」
ちなつ「結衣先輩?13歳か14歳じゃない?」
一方「はッ!・・・馬ッ鹿じャねェの?興味持つわけねェじゃん!」
ちなつ「そ、そう・・・。」
あかり「(きっと大人な女性がタイプなんだね。)」
一方「(待てよ。あの二人を先輩って呼んでたッて事は、このピンク髪のクズは年下か・・・)」
ちなつ「・・・?」
あかり「(どうしたんだろ・・・いきなり黙っちゃって・・・)」
一方「(そんで、この置物の所は呼び捨ててたからこの2人はタメか・・・)」
ちなつ「(どうしたのよ・・・?)」
あかり「(緊張しちゃってるのかな・・・?)」ニコッ
一方「(あァ・・・?)」チラッ
一方「(ちッ・・・)」
一方「(悪くねェじゃん・・・)」
ちなつ「な、なによ・・そんなにジロジロ見て・・・!」
一方「はァ?(おめエじャねェよカス。)」
あかり「(いきなり面接するなんて言われて、驚いちゃったんだろうな・・・)入部で良いよね?ちなつちゃん!」
ちなつ「うーん・・・(まぁ、利用出来そうではあるわね。)」
ちなつ「じゃあ、最後に一対一で面接するから、あかりちゃん、ちょっと外出てて。」
あかり「?・・・良いけど・・・」
あかり「じゃあ、お外で待ってるねー。(ちなつちゃん、意地悪しちゃわないかな・・・)」
ガラッ パタンッ
一方「・・・ンで、なにをまだ聞きたい事があるンだよ?(なンで残るのがこッちなンだよ・・・)」
ちなつ「えぇっと・・・」
一方「・・・?」
ちなつ「私のサポートしてくれる?」
一方「はァ!?」
ちなつ「単刀直入に言うわね。私、実は・・・」
一方「あァ?」
ちなつ「結衣先輩の事、好きなんだ・・・」カァッ
一方「・・・。(ここまでの言動でバレバレな事なんで照れながらカミングアウトしてんだコイツ・・・)」
ちなつ「わかった!?(でも、結衣先輩がこいつの事をかっこいいって言ってたのは事実・・・)」
一方「わかッたけど・・・だからなんなんだよ・・・?」
ちなつ「だから、サポートしてって言ってんの。(後顧の憂いは先に摘み取っとくためにも、同時進行で・・・)」
一方「具体的になにしろッて言うんだよ・・?」
ちなつ「うーん・・・(こいつも他の誰かとくっつけちゃえば良いわけよね。誰にしようかしら・・・)」
ちなつ「それは、おいおい決めていきましょう。(適当に・・・あかりちゃんとかで良いや。)」
ちなつ「ねぇ。」
一方「あぁ?」
ちなつ「あかりちゃんの事、どう思う?」
一方「あ・・・あぁ?(・・・!?)」
ちなつ「あかりちゃんよ。(どうしたんだろ・・・?)」
一方「はァ?どう思ッてねェよ!はァ?はァ?」
ちなつ「そ・・・そう・・・。(なにこのきょどり・・・)」
ちなつ「・・・まぁ良いわ。」
一方「・・・。(ちッ・・・なんなんだよ・・・!)」
ちなつ「終わりましたよー。」
ガラッ
京子「んで、結局どうする事に決めたんだー?」
ちなつ「入部させる事にしました!」
結衣「お~!良かった良かった!」
ちなつ「・・・。」ムッ
京子「これで娯楽部も5人かー!」
あかり「良かったねー!・・・ってあれ?」
一方「・・・?」
あかり「そういえば、まだお名前聞いてなかった!なんていうの?」ニコッ
一方「・・・!」ドキッ
京子「そうだなー。まずは自己紹介してくれよー!」
一方「(ちっ・・・アクセラレータなんつー痛い二つ名言えるかよ・・・)」
結衣「なんか名前もカッコ良さそうだなー。」
ちなつ「・・・!」ムカムカッ
あかり「なんていうの?」ニコッ
一方「・・・しゅ、俊介だ。」
結衣「お、やっぱカッコいい名前だな~!」
ちなつ「・・・」ムカムカムカムカ
京子「じゃあ我々先輩は、俊介って呼ぶからなー!」
一方「勝手にしろ。」
あかり「じゃああかり達は、俊ちゃんで良いかな?」ニコッ
一方「・・・!べ、別に・・・その・・・好きにしろ。」
京子・結衣「「・・・?」」
ちなつ「・・・。(この反応・・・こいつ・・・まさかマジで・・・)」
京子「おい俊介ー!」
一方「・・・。」
京子「おい俊介ってば!」ポンッ
一方「!(あっ俺の事か・・・)あァ?なんだよ?」
結衣「俊介はさ、趣味とかあるのか?」
一方「趣味だァ?(・・・缶コーヒー集めとか言っておけば良いのかァ?)」
あかり「なんか俊ちゃん、お洒落な趣味とか持ってそうだよねー!」
一方「・・・。」
京子「ほら、恥ずかしがらずに言えよー!」
一方「ふ、古着屋巡りだ。」
ちなつ「(いよいよ都合が良いわ・・・!)あ!そうだ!」
結衣「どうしたんだ?」
ちなつ「私、宿題でわかんない所あったんですよねー!」
京子「宿題で?」
ちなつ「だから、先輩に聞こうと思ってたんですよー。」
結衣「おぉ、良いぞー。」
ちなつ「だから、今から三人で結衣先輩のお部屋行きませんー?」
京子「結衣の部屋に?なんでわざわざ?」
ちなつ「いや、そのー結構量があるんで、下校時間に間に合わなかったらあれだなーって。」
結衣「そうか。じゃあ、みんなで行くか。新入部員歓迎も兼ねて。」
ちなつ「ダメですよー!明日までに宿題終わらなかったら留年なんですよ!」
京子「そ・・・そんな重い宿題あるのかよ・・・」
ちなつ「さぁ行きましょ!さぁさぁ!」グイグイ
ちなつ「(京子先輩が邪魔だけど・・・とりあえず、結衣先輩と俊介を離れさせる事が先決ね)ほらほら!」
結衣「二人は良いのかー?」
あかり「(そんな宿題出てたっけ・・・?)う、うん!あかりが行っても、多分邪魔にしかならないだろうし・・・」
京子「よーしじゃあ、行くか!俊介もまた今度、結衣ん家行こうなー!」
一方「・・・。(おいおい・・・このままじャ・・・)」
ちなつ「じゃあねー。」チラッ
あかり「また明日ねー!」
バタンッ
一方「・・・!」
あかり「・・・。」
一方「・・・。」
あかり「・・・。」
一方「・・・。」
あかり「・・・。(なんか申し訳ないな・・・)」
一方「・・・。(ちっ・・・どうしたら・・・)」
あかり「・・・。(あかりと二人じゃきっとつまらないだろうし・・・)」
一方「・・・。(コミュ力ってのはベクトルじゃ操れねェのかよ・・・!)」
あかり「(俊ちゃん・・・やっぱりなんか嫌そうな顔してる・・・本当ごめんね・・・)」シュン
一方「!!(・・・なんだあの顔・・・クソ・・・)」
あかり「(話かけなきゃ・・・!)あ、あのさ。」
一方「(!!!)あ・・・あァ!?」
あかり「(!!)あ・・・いや・・・」シュン
一方「(ちっ・・・クソクソクソ・・・!)」
あかり「(あかりと喋っても楽しくないだろうし・・・)」
一方「(ちっ・・・趣味とか聞けば良いのかァ?でも・・・)」
あかり「(あかりの唯一の人とは違う特徴って言ったら・・・)」
一方「(・・・そこから広げられなかったらどうすんだよ・・・くそ!)」
あかり「(よーし!)」
あかり「俊ちゃん、見て見て!このお団子!」
一方「(!?)あ・・・あァ!?」
あかり「これね、どうなってんのかわからないでしょ?長さ的にもさ!」
一方「あ・・・あァ。」
あかり「(こんなの面白くないかぁ・・・。)んじゃあ・・・触ってみても良いよ!」
一方「!!!!!!」
あかり「?どうしたの?」
一方「いや・・・(くそッ・・・!理性が・・・)」
あかり「ほら。」クイッ
一方「・・・。」サワ サワ
あかり「なんかすごいでしょー?(やっぱりつまんないかな・・・ごめんね・・・)」
一方「・・・。」サワ サワ
あかり「・・・。」
一方「・・・っ。」ガンッガンッ
あかり「しゅ・・・俊ちゃん!?(壁に頭を打ち付けてる!?)」
一方「いや・・・なんでもねェ・・・。(危なかった・・・)」
一方「あァ・・・もう顔上げろよ。」
あかり「う、うん。(やっぱりつまんなかったのかな・・・。)」
一方「・・・。(・・・ふぅ。)」
あかり「な、なんか不思議じゃない?あの・・髪の長さに対するボリュームというか・・・」
一方「(ちっ・・・話題提供してくれてんのに・・・リアクションでつぶしてんじャねェよくそっ・・・)」
あかり「・・・。」シュン
一方「そ、そ、そうだな。ふ、ふ、不思議だな。」
あかり「あ、本当!?」ニコッ
一方「!!(・・・ぐはっ)」
一方「・・・ふぅー。(なにやってんだか俺は。)」
あかり「(俊ちゃん・・・ため息ついちゃった・・・)」
一方「(学園都市一位がなにこんな糞ガキに・・・)あのよォ。」
あかり「ん?どうしたの?」
一方「気ィ使ってんじャねェーよ。」
あかり「あっ・・・」
一方「別にこっちだって好きでこの部活入って来たんだからよ。」
あかり「う、うん。」
一方「その・・・なんつーか・・・」
あかり「・・・?」
一方「嫌ではないっつーか。」
あかり「え!本当!?」グイッ
一方「ちっ・・・おい、調子には乗んなよ!?(ぐっ・・・)」
一方「・・・ふぅ。(一種の戦闘中だと考えれば、割と普通に行けるな・・・。)」
あかり「(良かった・・・嫌では無かったんだね・・・)俊ちゃんはさ、どうしてこの部活に入ろうと思ったの?」
一方「あァ?なんつーかその・・・面倒なのが嫌だったからだ。」
あかり「そうなんだ。でもやっぱり部活はやりたかったみたいな感じ?」
一方「あァ?そもそも部活は強制だろうがァ。」
あかり「え?そんな事無いよ!入って無い人もいっぱいいるよ!」
一方「なっ・・・(あのくそ黄泉川ァ・・・・!)」
あかり「部活入らなきゃいけないと思ってたって事?」
一方「・・・あァ。」
あかり「そっか・・・。でも・・・」
一方「・・・?」
あかり「娯楽部やめないでね!あかり、俊ちゃんが娯楽部に入ってくれて本当嬉しいから!」ニコッ
一方「!!」
一方「ちっ・・・(・・・顔を見てなければなんて事はねェ。)」
絶対に書ききれよ
面白いから///
書き切りたいけどもう一個の糞スレも収集つかなくなってきてきつい・・・
一方「ってか・・・もう結構おせェぞ。」
あかり「あ、本当だね。・・・じゃあ、帰ろっか。」スッ
一方「・・・。」スッ
あかり「電気消して。」パチッ
あかり「荷物持った。」
一方「・・・あァ。」
あかり「よし、じゃあ帰ろう!」
ガラッ
一方「・・・。」トットット
あかり「俊ちゃんはどっち?」
一方「こ・・・こっちだ。」トットットット
あかり「一緒だね!途中まで一緒に帰ろうー!」
一方「・・・!(ちっ・・・!)」ドキドキドキドキ
一方「・・・。」トコトコ
あかり「・・・。」トコトコ
一方「・・・。」トコトコ
あかり「・・・。」トコトコ
一方「・・・。(ちっ・・・)」
あかり「・・・。(あれ・・・なんか・・・)」
一方「・・・。(くそっ・・・・)」
あかり「・・・。(また最初の時みたいになっちゃった・・・)」
糞スレ終わらせてきた
あかり「(頑張れあかり・・・!)俊ちゃんはさ、兄弟とかいるの?」
一方「(また気ィ使わせちまったじャねェかくそっ・・・)いねェよ。」
あかり「あ、そうなんだ。(話題振り、失敗しちゃった・・・)」
一方「(ちっ・・・振られた話題を一言で終わらすんじャねェよ・・・)お前はどうなんだよ?」
あかり「あ、あかり?お姉ちゃんがいるよ!」
一方「へェ・・・。(姉か・・・)」
あかり「あ・・・(話終わっちゃう・・・なんか言わなきゃ・・・でも兄弟はいないんだったよね・・・あぁ・・・)」
一方「(くそっ・・・姉と言ったらなんだ姉と言ったら・・・よく考えろよ、よく考えろよ一位!)」
一方「そ、その姉ってのは・・・お、女なのか?(くそっ・・・なに言ってんだ・・・くそっ!)」
あかり「あははは。俊ちゃんが初めて冗談言った!俊ちゃん面白いね!」ワラワラ
一方「・・・!(ちっ・・・怪我の功名ってやつか・・・)」
あかり「(大人な女性がタイプみたいだったから、まさか・・・)俊ちゃん、お姉ちゃんに会ってみたいの?」
一方「あァ?そんなわけ・・・(いや待て。ここで否定したら話が続かねェし・・・)」
一方「・・・まァ、見てやっても良いって感じだな。」
あかり「おぉ!(やっぱりお姉ちゃんに興味があるんだねきっと!)」
あかり「あ!」
一方「・・・?」
あかり「お姉ちゃん!」
あかね「あかりー。」
あかり「ほら、あそこにいるのがお姉ちゃんだよ!(丁度良かった・・・!)」
一方「へェ・・・。(・・・もう後期高齢者じャねェか。)」
トコトコ
あかり「おねえちゃん、こんな所でどうしたのー?」
あかね「アルバイトの帰りにね、この辺にいればあかりとはち合わせるかなって思って待ってたんだよ。」
あかり「そうなんだー。」
あかね「うん。・・・ところで。」ギロッ
一方「!」
あかり「あ、紹介するね!今日からあかりと同じ娯楽部に入った、俊ちゃんだよ!」
あかね「あ、娯楽部のメンバーなんだ。よろしくね。」ニコニコッ
一方「・・・あ、あァ。(なんだこいつ・・・)」
あかり「ちょっと恐かったり、敬語使えなかったりするけど、本当に良い人だからね!(これでお姉ちゃんと仲良くなって・・・)」
あかね「そうなんだ。良い人入って良かったわね。(入った初日にあかりと部室から二人きりで出て来て、一緒に帰宅・・・。)」ニコニコッ
一方「!」ゾゾゾゾ
あかり「うん!(ゆくゆくは・・・ふふ。)」
あかりちゃんhshs
あかね「うーん・・・どうしようかしら。」
あかり「・・・?どうしたの?」
あかね「ちょっと俊君と二人でお話したいなって。」
あかり「え?(おぉぉぉ・・・・!)」
一方「!?」
あかね「ちょっと今やってる大学の研究でね、年頃の男の子にインタビューして資料に使いたい部分があるのよね。」
あかり「あ!そうなんだ!」
あかね「俊君、良いかしら?」ニコニコッ
一方「いや・・・あァ・・・(絶対嘘だろ・・・!)」
あかり「ほら、良いじゃん良いじゃん俊ちゃん!」グイッ
一方「なっ・・・」
あかね「じゃあ、あそこの喫茶店で話しましょっか。あかりはもう家近いから、一人で帰れる?」
あかり「うん!大丈夫だよ~!(あかり・・・)」
あかね「じゃあまたあとでね。」
あかり「うん!俊ちゃんもまた明日~!(・・・恋のキューピットの才能あるかも!!)」
カランコロン
あかね「・・・ふぅ。」
一方「・・・。」
あかね「好きなもの頼んでね。」
一方「・・・あァ。」
あかね「・・・。」
一方「おい。」
あかね「・・・?」
一方「用事はなンなンだよ。研究云々とか言うのはどうせ嘘なんだろ?」
あかね「えぇ。(・・・勘は良いわね。)」
一方「けっ・・・即答かよ。」
あかね「じゃあ、単刀直入に聞いて良いかしら?」ニコッ
一方「なんだよ・・・。(今の段階でなにを聞く事があンだよ・・・?)」
あかね「部室でなにやってたの?」
一方「!?・・・あァ!?」
あかね「部室から二人で出来たわよね?」
一方「なッ・・・(なんでそれを知ッてんだよ・・・!?)」
一方「お前・・・あそこで待ッてたンじャ・・・」
あかね「あかりの下校は、いつも少し離れた所から見守ってるのよ。」
一方「はァ!?なんでだよ!?」
あかね「姉だもの。」
一方「(姉妹ってものはよく知らねェけど・・・絶対違ェだろ・・・)」
あかね「ただ誤解しないでね。あなたの事をそんなに疑わしい目で見てるってわけじゃないの。」
一方「・・・?」
あかね「これ見て。」
一方「!?(デジカメ・・・!?)」
あかね「このフォルダの・・・確か、34枚目だったかな?」
一方「!!!(さっきの俺達の・・・下校の盗撮・・・!!)」
あかね「あ、これね。拡大っと。」
一方「(な・・・なんなんだこいつ・・・!?)」
あかね「ここの君の表情。」
一方「・・・!」
あかね「怒ってるようで・・・」
一方「・・・!」
あかね「実は、単に奥手な男の子が困った時によく見せる表情よ。」
あかね「あなた、あかりの所ちょっと気にしてるでしょ?」
一方「!!!!!!!!」キョドキョド
あかね「わかりやすいわねー。本当に大学の研究サンプルに使いたいぐらいだわ。」
一方「けっ・・・研究サンプルになんかもう何度も使われてるッての。」
あかね「?」
一方「なんでもねェよ。・・・んで後、あのガキの事はなんとも思ッちャいねェよ。けっ」
あかね「ふーん。(・・・私の髪より赤い顔しながら何言ってんのかしら。)」
あかね「別に良いのよ。清い交際であってくれれば。」
一方「だからそういうんじャねェっつーの!」
あかね「本当言葉使いは悪いけど、写真の表情は嘘つけないからね。あなたがあかりをたぶらかすような子じゃないって事はわかってるわ。」
一方「だからちげェっつーの!」
あかね「行きましょ。」スッ
一方「ちっ・・・」
あかね「出る前に、おしぼりで顔冷やしておいた方が良いわよ。」ポンッ
一方「あァ!?」
あかね「あかりの髪みたいに真っ赤よ。」ニコッ
一方「ちっ・・・!」
ツンデレータ可愛い
俊介って>>1の名前?
>>1
俺がイメージする一番リア充っぽい名前
アンカーミス
>>186
俺がイメージする一番リア充っぽい名前
帰宅
一方「・・・。」
ボフッ
一方「・・・。」
一方「あァー・・・今日は色々ペース乱されたぜ・・・」
一方「なんなんだよ・・・!」ドカッ
一方「くッそ・・・・」
一方「あの糞ババア・・・!」ドカッ
一方「くっそ・・・!」ドカッ
一方「・・・。」ドカッ
一方「なんなんだよ・・・」ドカッ
一方「(あの糞ガキ・・・!)」
あかね「ただいまー。」
あかり「お姉ちゃんお帰りー!」
あかね「・・・ふぅ。」
あかり「俊ちゃんどうだったー?」ニヤニヤ
あかね「うん。あかりの言う通りとっても良い子ね。」ニコッ
あかり「だよねー!(よーしよし・・・ふふふ)」
あかね「・・・。(この表情・・・やっぱりあかりも、まんざらではないようね。)」
あかね「あかりも・・・」
あかり「・・・?」
あかね「頑張ってね。」ポンポンッ
あかり「・・・」
あかね「じゃあ、お姉ちゃんちょっと部屋で休むわね。」
あかり「・・・う、うん。(お姉ちゃん・・・)」
あかね「・・・。」トコトコ
あかり「・・・。(泣いてた・・・)」
パタンッ ガチャッ
あかね「(いつかはこういう時が来るとは思ってたけど・・・)」
あかね「(やっぱ辛いわねー・・・。)」抱き枕ギューッ
――次の日――
ガラッ
京子「お、おっはよう!俊介!」
結衣「おはよー!」
一方「・・・あァ。」
京子「相変わらずムスッっとしてんなー!」髪の毛クリクリ
一方「おい!やめろ」パシッ
京子「おっと、先輩に向かってそれはないだろー!」
結衣「まぁでも、昨晩京子と話したんだけど・・・」
一方「あァ?」
結衣「わざわざ望んでこの娯楽部に入って来たって時点で悪い奴ではないって事はわかってるからさ。」
京子「そうそう。だからどんどんいじっちゃうぞー!」髪の毛クリクリクリクリ
一方「・・・。(ちっ・・・)」
ガラッ
京子「お!」
タッタッタッタ
京子「ちなつちゃーん!」ピョーンッ
ちなつ「・・・。」スッ
あかり「!!」バスッ
一方「・・・!(あの糞金髪・・・!)」
ちなつ「結衣先輩~!」タッタッタッタ
結衣「お、ちなつちゃんおはよう。」
ちなつ「よう、俊介。」
一方「あァ?(こいつも相変わらずむかつくな・・・・)」
京子「さて、今日はなにするかー。」
結衣「まだ出会って二日目だし、俊介をもっと掘り下げるのが良いんじゃないか?」
ちなつ「!」イライラ
一方「あァ?」
あかり「そうだね!」
京子「んじゃあなに聞くか・・・そうだ!」
結衣「ん?」
京子「好きな女の子のタイプは?」
あかり「おぉ!」
ちなつ「良いですね!(・・・・なんて言うのかしらね。)」ニヤッ
一方「なっ・・・!?」
京子「さぁ、恥ずかしがらずに言ってみよー!」
一方「あァ・・・?」
結衣「なんかちょっと緊張するな・・・。」
ちなつ「!!」
ちなつ「・・・。」イライラ
ちなつ「私知ってますよー!」
京子「えぇ!?」
結衣「なんでちなつちゃんが知ってんだー!?」
一方「はァ!?」
ちなつ「いやいや、なに言ってるんですか?俊介の入部面接したの、私じゃないですか!」
京子「あぁ。そっかそっか。」
結衣「その時に聞いたのかー。」
ちなつ「俊介の好きなタイプはですね・・・(ちょっと結衣先輩の様子がどうもあれだから・・・)」
三人「「ゴクッ・・・・」」
一方「(こいつ・・・)」
ちなつ「ずばり・・・(ちょっと強引に、時計の針を一気に進めちゃうぞ★キラッ)」
三人「「ゴクッ・・・」」
一方「(なにを言う気だ・・・)」
ちなつ「赤い髪でお団子ヘアーの女の子らしいですよ!」
三人「「!!!!」」
一方「!!!!」
三人「「(それって・・・)」」
京子・結衣「「(完全にあかりじゃん!!)」」
あかり「(完全にお姉ちゃんじゃん!!)」
一方「(放心状態)」ボケーッ
京子「(え、なにこれなにこれ、弄って良いの?どうなのこれ?)」
結衣「(そっかー・・・なんかちょっと残念だなぁ・・・)」
ちなつ「昨日、はっきりと言ってましたよ!(ふふん。結衣先輩、ごめんね。)」
京子「(ってか、それより・・・)」
結衣「(あ・・・あかりの・・・)」
ちなつ「(リ・・・リアクションは・・・)」
三人「「・・・。」」バッ
あかり「そうなんだ俊ちゃん!良かったよ!!」
三人「」
一方「」
京子「(なんだこれ?なんだこれ?・・・今ここでカップルが生まれたって事なのか!?)」
結衣「(でもなんか・・・むしろ、救われた気がするなぁ・・・)」
ちなつ「(なによこれ!?・・・私が進めるよりずっと前に・・・もう時計の針はずっと先に行ってたって事!?)」
あかり「良かった良かった。」ニコッ
三人「「!!」」
一方「・・・。」パタンッ
京子・結衣「「しゅ、俊介ー!」」
一方「・・・んあッ」ムクッ
京子「お、気が付いたか!」
結衣「大丈夫かー?」
一方「あ・・・あァ。」
ちなつ「(俊介が倒れてから、誰もその前の流れに触れられなかった・・・。)」
京子「(聞けない・・・色々聞きたいけど、どっちにも聞けない・・・)」
あかり「大丈夫だった?」スッ
一方「!!ンあッ・・・んっ・・・んあッ・・・」キョドキョド
あかり「ど、どうしたの?まだ具合悪いの・・・?」
一方「いや・・・その・・・」
京子・結衣・ちなつ「「(私達はこの二人をどうやって見てれば良いの・・・)」」
>>227
>一方「・・・んあッ」ムクッ
ふむ
京子「そ、そろそろ遅いし、帰ろっか。」スッ
ちなつ「そ、そうですね。(まぁ・・・私にとっちゃ追い風にしかならないけど・・・)」スッ
結衣「ふ、二人も行くぞー。」スッ
あかり「うん!」スッ
一方「・・・。」ムクッ
ガラッ
京子「よし!帰ろうかー!」
結衣「お、おぉ!」
ちなつ「は、はい!(いざ本当にこうなると、戸惑うわね・・・)」
あかり「・・・?(みんなどうしたんだろ・・・?)」
一方「・・・。(・・・もう全部帰ってからだ。・・・帰ってから頭ン中整理すッぞ。)」
京子「じゃあ、ここで。あかり、また明日な!」
あかり「うん、ばいばい~!」
結衣「しゅ、俊介はどっちなんだ?」
あかり「俊ちゃんはもうちょっとあかりと同じ方向だよ!ね!」
一方「あ・・・あァ。」
京子・結衣「「!!」」
あかり「じゃあ、行こっか!」
一方「あ・・・あァ。」
トコトコ
京子・結衣「「(・・・完全なカップルじゃないか。)」」
あかり「(頑張ってお姉ちゃんの所、宣伝しなきゃ!)お姉ちゃんってね、お料理とかもすっごく上手なんだよ~。」
一方「・・・へェ。」
あかり「勉強もあかりよりずっと出来てね!いっつも教えてくれるし~」
一方「・・・。(あんなわけのわからない姉貴の事・・・)」
あかり「それでね、それでね、それだけじゃなくて、本当に優しくて、あかりの事いつも助けてくれるんだよ!」
一方「・・・。(こんな風に言えるのか・・・)」
あかり「あ~・・・。(今日はお姉ちゃん、昨日の場所にいないや。残念だな~・・・。)」
一方「・・・あァ?」
あかり「いやいや、なんでもないよ。じゃあ、また明日ね!!」
一方「・・・あぁ。」
タッタッタッタ
一方「・・・。」
帰宅 バタンッ
一方「・・・ふぅ。」
ドスンッ
一方「・・・。(頭ン中を・・・)」
一方「・・・。(整理・・・)」
一方「・・・。」
一方「・・・。」
一方「・・・。(すんのが・・・)」
一方「・・・。(・・・恐ェんだけど。)」
一方「・・・。」スッ
ドカッ バキッ
一方「・・・。(なんなんだよ・・・)」ドカッ
一方「・・・。(なんなんだよ・・・)おいっ!」ドカッ
一方「なんなんだよこの感情!」
俊介とあかりって同い年?
>>238
禁書本編と同じで年齢不詳って事でお願い
年齢はよくわからないけど、扱いとしてはあかり達と同学年って感じで
ほ
俺は俊介良いと思うぞwww
ここまできたら俊介で貫いて欲しいwww
さほど俊介ってよばれててワロタ
h
もうだれでもいいから
ほ
俊
一
もう誰でも良いから書いてくれ
そのうち1が書き出すだろ
>>341
待っていても始まらぬ
もうだれでもいいよ
の
ごめんなさい
保守本当にありがとうございました
上条「失礼しまーす。」
ガラッ
上条「ここが生徒会室ですよね?」
綾乃「はい、そうですけどー?(なによこのウニみたいな頭の男・・・?)」
千歳「あ、まさか今日から生徒会に入るっていう・・・」
上条「はい、上条です。よろしくお願いします!」ペコッ
千歳「よろしくなぁ。」ペコッ
綾乃「・・・ふぅん。」
上条「それ、重そうですね!俺、持ちますよ。」
綾乃「別に良いわよ。・・・あっ」
上条「あっ・・・」カシッ
綾乃「・・・。」カァッ////
上条「だから俺、持ちますって!」
綾乃「だったら、は、始めから持ちなさいよね!」プイッ
上条「・・・・。(なんか態度が御坂によく似てるな・・・)」
千歳「はっ・・・!」
千歳「・・・。」スチャッ
千歳「(やっぱ男女もえぇなぁ・・・)」ブシュー
上条「!?(な・・・なんだあの眼鏡の子!?)」
ガラッ
??「おい。」
上条「!?」
上条は御坂の事ビリビリって呼ぶべ
一方「・・・。」ボケーッ
京子「お、おいどうしたんだ俊介の奴?話し掛けてもあの調子だし!」コソコソ
結衣「いやー男の子は、彼女出来るとあぁなっちゃうもんなんじゃないのか?」コソコソ
京子「まだ部室に来てないあかりの事をずっと考えてるってわけか!憎たらしいねー!」コソコソ
結衣「でもなんか良いな~恋人いるって・・・一緒に学校帰るって憧れる・・・ポケー。」コソコソ
京子「結衣ってなんだかんだ娯楽部で一番ロマンチストだよね・・・」コソコソ
キタアアアアア
上条「な・・・なんだ・・・お前ら!!(目深に被った帽子に、サングラスの10人くらいの集団・・・明らかにおかしい・・・!)」
強盗「強盗団だよ。見ればわかるだろ?」
綾乃「な・・・(強盗って自分でそうやって言うんだ・・・)」
千歳「ここには金目のもんなんかありませんよー。」
強盗「ここそのものが目的じゃねぇよ。」
上条「・・・んじゃあ、なにが目的なんだ!」
強盗「ここに放送設備あるんだろ?今すぐ校内にいる生徒を全員校庭に集めろ。」
綾乃「な・・・なんでよ!」
強盗「黙ってやらねーっと・・・」カシッ
千歳「あれあれ~」
上条「池田さん!」
綾乃「千歳!」
強盗団「こいつがどうなっても知らねぇぞ?」カチャッ
上条「!!(銃・・・!?・・・しかも・・・全員持ってるみてーだな・・・)」
綾乃「学校のみなさんを武装集団の前に連れ出すわけにはいきません!」グイッ
千歳「そやね~。」
強盗「あぁ!?」カチャッ
上条「・・・待て。」パシッ
綾乃「!?」
上条「ここは言う事を聞いておこう。(・・・異能の力を使う相手とタイマンじゃねぇ限り、俺の能力じゃあどうにもならない・・・。)」
綾乃「え・・・でも・・・学校のみんなが!」
上条「大丈夫だ。(この学校には・・・あいつがいる・・・!)」
俺「呼んだか?」
そらき「参上」
放送「校内にいるみなさんは、至急校庭に集合してください。繰り返します。校内にいるみなさんは、至急校庭に集合してください。」
上条「これで集めて・・・どうする気なんだよ?」
強盗「あぁ?」
上条「言う通りにしてやったんだから、目的ぐらい教えろよ。」
強盗「・・・お前馬鹿か?・・・さっきも言ったけど、俺たちは強盗だぜ?」
強盗「金を奪うに決まってんだろ!」ワラワラ
上条「か・・・金?み、みんな中学生だぞ・・・?」
強盗「あぁ。でも学校っていっぱい人がいるんだろ?」
強盗「んじゃあ、みんなから集めればパパッと1億くらい集まるだろ!」
上条「!!(・・・やばい・・・こいつら・・・)」
綾乃「!!(・・・一線越えてる馬鹿だ・・・)」
千歳「一億って夢膨らむな~」
強盗「だろ?」
綾乃「慣れ合うなー!」
俺「粉塵爆発って知ってるか?」
俺「銃の使い方をなんで知ってるかって?あぁ前の組織でちょっとな…」
俺「舌ァ噛むなよ!」キキィ
俺「俺が弱くなったところで、別にお前が強くなった訳じゃァねェだろうがよォ、あァ⁉」
俺「野郎!再生しやがった!」
俺「キミの敗因は容量のムダ使い」
京子「校庭に集まれだってー?」
結衣「そう聞こえたな。」
京子「行く~?」
結衣「行かなきゃダメだろ。」スッ
京子「えぇ~」ズルズル
結衣「俊介は・・・」
一方「・・・。」ポケーッ
京子「ありゃ駄目だな・・・。」
結衣「・・・あぁ。」
ガラッ バタンッ
俺「・・・。」ポケー
俺「手を汚すのは俺だけでいい…」
――校庭――
あかり「どうしたんだろうね~?いきなり放送入ったけど・・・」
ちなつ「どんどん集まって来るねー。」
ガヤガヤ ガヤガヤ
京子「おーい!あかりとちなつちゃん!」
あかり「あ、京子ちゃんと結衣ちゃん!」
ちなつ「わーい結衣先輩~!」カシッ
結衣「しかし・・・一体どうしたんだろうな・・・?こんなに人集めて・・・」
ガヤガヤ ガヤガヤ
京子「おっ?なんだ・・・?あの見るからに怪しい連中ー?」
結衣「なんだあれ・・・?」
強盗「こっちの校舎、誰も残っていませんでした!」
強盗「こっちもっす!」
強盗「こっちもっす!」
強盗「よーし、ふふふふ。」
俺「こっちもっす!」
俺「1・2・3で逃げてくれ、奴らは俺が止めておく」
おもしろすぎワロタ
俊介頑張れ超頑張れ
ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ
一同「(なんだあいつら・・・)」
結衣「仮装大会かなにかか?」
京子「強盗団だったり!んなわけ!」
四人「「あはははは」」ワラワラ
強盗「・・・。」スッ
強盗「お前ら聞けー!俺たちは強盗団だ!」
一同「・・・。」プッ
ワラ ワラ ワラ ワラ
京子「まんかい!おい!」ワラワラ
結衣「しかも拡声器で喋ってる!」ワラワラ
ワラワラ ワラワラ
あかり「あれでお互いに誰だかわかるのかなー?」
ちなつ「全員モブだから関係無いでしょ。」フフンッ
ワラワラ ワラワラ
強盗「おいうるせーぞ!」空にバキューン
一同「・・・!!!」
シーーーーーーーーン
結衣「(おいおい・・・あれ・・・)」
京子「(本物じゃんか・・・!)」
上条「(くそっ・・・)」キョロ
上条「(どこだ・・・!)」キョロ
上条「(くそっ・・・一方通行の奴どこにいる・・・?)」キョロキョロ
綾乃「(大丈夫とか言っておきながら、なんなのこの焦り具合・・・?)」
千歳「初めての人質、緊張したわ~。」
綾乃「・・・。」
上条「(まさか・・・校庭に来ていないのか?)」
俊介ェ!
力学的エネルギー保存則って知っているか?
一度何もない空に銃弾を放つと地面に帰って来る頃には初速度と同じ速さになって落ちてくるんだぜ?
俺「そろそろ俺の出番かッ」ゴキゴキッ
俺「任せろっ!!」
俺「悪ぃな俺の右腕はちょっとばっか手加減出来ねぇんだ」
俺「あかり大好きだぞ」
あかり「私も好き...だよ?」
強盗「もう一回言うぞ。俺たちは、強盗団だ。」
強盗「見てわかる通り、十人とも拳銃で武装してる。」
強盗「それでも騒ぎたい奴がいるなら騒ぎな。」
一同「・・・。」
シーーーーーーーーーーン
強盗「よし、良い子だ。」
強盗「んでまぁ、強盗っていうからには金を奪いに来た。」
強盗「一人一人、ありったけの金を出せ。」
ザワザワ ザワザワ
結衣「??(中学生になに期待してんだ・・・?)」
京子「??(持ち合わせないっつーの!)」
俺「目覚めよ!うおおおおおおおおおおおお!」
俺「悪ぃがこれで勘弁してくれねぇか?」つ50円
強盗「んで、今から、お前らから金を集めたいんだけど・・・」
強盗「途中で警察が来たり、逃げ出したりする奴とかがいるとあれだから・・・」
強盗「この中から1人、人質になってもらいまーす!」
強盗「ど~れ~に~し~よ~か~な。」トコトコ
強盗「こいつで良いや!」ガシッ
あかり「きゃっ!」
京子「あかり!」
結衣「あかり!」
ちなつ「あかりちゃん!」
強盗「おら、こっち来いよ!」グイッ
あかり「きゃっ・・・」
「あかりー!!!!」
バッ
俺沸きすぎだろ
俊介支援
俊介出番だ
>>421
俺「あまり干渉しないほうがいい、奴らに消されるぞ」
上条「!?(・・・生垣の陰から・・・女の人が出て来た・・・!?)」
京子「あれって・・!?」
結衣「あかねさん・・・!?(・・・なんでこんな所に!?)」
あかね「うちの妹に・・・」
あかね「なにしてくれてんのよ・・・!」バッ
強盗「なんだこいつ?」カチャッ
あかね「・・・!」
あかり「お姉ちゃん、危ない!!」ガバッ
バキュン ブシュッ
あかね「 あ か り ! ! ! 」
あかね「あかり!あかり・・・!」
あかり「だ・・・大丈夫だよ。ちょっと・・・二の腕に・・かすっただけだから・・・。」ポタッ ポタッ
あかね「あかり・・・!(全然・・・ちょっとじゃない・・・!)」
強盗「人質は二人以上いると邪魔なだけだ。片方は殺せ。」
強盗「了解。」カチャッ
あかね「・・・。」スッ
強盗「お?意外と薄情だな。どっちか殺されるってなったらあっさり見捨てるんかい。」
あかね「なに言ってるの?・・・私を殺せって事に決まってるじゃない。」ニコッ
強盗「・・・!」
俺「持っていけ…この命ごと…」
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ貼る順番間違えたーーーーーーーーーー
>>436
どんまい
>>434の前にこれお願い・・・
一方「・・・!!」パッ
一方「(今の・・・)」
一方「・・・。(しかも・・・あの声・・・。)」
スッ
一方「・・・。」
ガラッ
あかり「お姉ちゃん、ダメだよ・・・!!!」
強盗「ふふ。良いんだな?」
あかり「えぇ。」ニコッ
強盗「良いお返事で。んじゃあ、お構いなく・・・」カチャッ
あかり「その代わり・・・」
強盗「・・・あ?」
あかり「もし、あかりを殺したら・・・」
強盗「・・・。」
あかり「あんた達全員、呪い殺してやるから。」
強盗「ふふ。楽しみに待ってるよ。」ギュッ
あかり「お姉ちゃん!!!」
あかり「・・・。(ごめん・・・あかり・・・!)」
ビュンッ
一同「!?」
あかね「(て・・・鉄棒・・・!?)」
強盗「!?」
カーン!!
強盗「ぐおっ・・・!」
「おいおい、最高じャねェかよ・・・おい!!」
ヘタレ俊介が覚醒した⁉
俺「ついに奴らが動き出したな…」
俺2「ま あいつなら大丈夫でしょ~♪」
俊介キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
下手に反射したら周りに密集している中学生が危ないんだが
俺「さぁ、行けッ、お前の出番だ」パタッ
>>443
あかりwww
京子・結衣・ちなつ「「しゅ、俊介!?」」
あかり「しゅ・・・俊ちゃん・・・!」
上条「一方通行・・・!」
一方「・・・。」
コツ コツ コツ
一方「なァ、聞いてくれよ悪党。」
強盗「あぁ!?」
一方「俺も中々の悪党なンだけどよォ。」
コツ コツ コツ
一方「なンか最近よォ、えッらい甘ッたるい環境の中に置かれちッてよォ。なンか怒り足りねェなァと思ッてたわけよ。」
強盗「な・・・なんだなんだお前!?」
やだ・・すっごいかっこいい・・
>あかり「もし、あかりを殺したら・・・」
>強盗「・・・。」
>あかり「あんた達全員、呪い殺してやるから。」
こんなの俺の知ってるあかりじゃない…
これが……
ギ
ャ
ッ
プ
か
俺「フッかなわねぇな、アンタには…行ってこいよ…英雄!」
中学生「俺も中々の悪党なンだけどよォ。」
おぉぉおぉぉぉぉぉあかりとあかね全部間違えてたかぁ・・・・
一方「そしたらよォ、暇つぶしにちょっと校庭に来て見たら・・・おいおい、思う存分怒れる環境が揃ッちャッてンじゃねェかよおい!」
強盗「はぁ!?」
あかり「俊ちゃん、ダメだよ・・・」ポタッ ポタッ
一方「・・・。」
一方「ヒャハハハハ!・・・お前らは、やッちャいけねェ事をしたみてェだ。」
強盗「!!・・・全員で打てー!」
強盗「「おっす!」」
バキュ バキュン バキュン バキュン バキュン バキュン バキュン
一方「周りに人もいるからな。ぜーンぶまンま銃口に返してやるよ。」アクセラ!
強盗「「!?」」
十個の銃「「ボフッ!」」
強盗「「!!」」
強盗「くそっ!銃が使えねぇ!」バフッ バフッ
強盗「なんかあいつやべぇぞ・・・!」
強盗「一回引くぞ!」ダッ
一方「おいおい逃げんなよ?」ダンッ
メリ メリ メリ メリ
あかね「(地面が隆起して・・・壁になってく・・・!?)」
メリ メリ メリ メリ
強盗「「・・・!」」
一方「さァて、どう料理するかなァ?ヒャッハハ!」
バッ
上条「おい、待て!」
一方「・・・あァ!?」
>>476
本来なら銃が使えないどころか
銃弾が拳銃を貫通してサヨナラだろ
上条「もう全員、武器は使えない。お前が隆起させた地面のお陰で、逃げ場もない。そして、機動隊が今ここに向かってる。」
一方「あァ?だからなンだよ?三下ァ・・・」
上条「もう勝負は決まってるんじゃねぇのか?」
一方「はっ!・・・馬ッ鹿じゃねぇの?」
上条「・・・?」
一方「勝負なンてのは、始めから決まッてンだよォ!」
上条「・・・!」
一方「今からすンのは、勝負なンていう対等のもンじャねェ。」
上条「・・・。」
一方「お仕置きッつー、一方的な痛めつけなンだよ!」アクセラ!
バリバリバリ
バッ
上条「・・・!」ソゲブ!
打ち止め「そうか…あなたには好きな人が…ってミサカはミサカはしょんぼりしてみたり……」
よくも俺のあかりの目の前でっ!
一方「おいおい、なに邪魔してくれてンだ?正義のヒーローさんよォ。」
上条「・・・。」
一方「事もあろうに、悪党共をかばッて立ちはだかちャッて。カッコいいねェ~!」
上条「・・・。」
一方「どけよゴラァッ!!」
上条「どかねーよ!」
一方「ちっ・・・んじゃあ・・・」スッ
上条「・・・!?(右手を挙げた・・・?)」
一方「・・・。」バリバリバリバリ
上条「(俺と戦った時と同じように・・・プラズマボールを作ってる・・・!)」
これあかりとか見てるんだよな・・・
一方「・・・こンぐらいで良いか。」スッ
上条「(片手なのに・・・かなり特大のが出来上がってやがる・・・!)」
一方「・・・。」スッ
一方「・・・。」バリバリ
上条「(・・・左手にも・・・プラズマを集める気か・・・?)」
一方「・・・こンぐらいで良いか。」スッ
上条「・・・?(・・・こっちはやたら小さい・・・?)」
一方「・・・ふぅ。」
一方「・・・おい。」
上条「な・・・なんだよ。」
一方「・・・選べよヒーロー。」
上条「・・・?」
一方「今から、こッちの特大プラズマボールを強盗団に投げる。同時に、こッちの野球ボール大のプラズマボールを・・・」
上条「・・・。」
一方「・・・後ろに向かって投げる。」
上条「なっ・・・!!(生徒達がいる方じゃねぇか・・・!)」
一方「このサイズでも、一人は死ぬわな。」
上条「・・・!」
一方「触ッたもンは打ち消せるッて事は、言い換えれば、触ンなきャだめなンだよな?」
上条「・・・。」
一方「逆方向に飛んでいく2つのプラズマボール。触れられるのは片方だけだ。」
一方「選べよヒーロー。」
一方「大量の悪党共か、善良な生徒1人。」
一方「お前はどッちを守るんだよ?」
上条「・・・!」
答えは……沈黙だッ!
展開が面白いな
ごめんこっから超王道展開だから期待しないでね
一方「答えは聞くまでもねェよな?」
上条「・・・。」
一方「しッかり生徒を守ってくれよォ?・・・正義のヒーローさんよォ!」
上条「くっ・・・」
一方「・・・。」スッ
一方「ほら行くぜェ!!・・・5、4、」
上条「くそっ・・・(どうしたら・・・!)」
一方「3、2・・・」
「やめて・・・!」
一方「・・・あァ?」
あかり「やめてよ、俊ちゃん・・・!」
あかりちゃんぺろぺろ
その時、天使が舞い降りた
一方「・・・。」
あかり「俊ちゃん・・・」
一方「おい。」
あかり「・・・?」
一方「・・・お前の二の腕から出てるのはなンだ?」
あかり「え・・・?」
一方「そのお前の二の腕から出てるのはなンなンだッて聞いてンだよ。」
あかり「えっと・・・血・・・だけど・・・」
一方「見てみろよ。向こうの悪党共は、まだ一滴も血を流してねェ。」
あかり「後で俊ちゃんのちんちんぺろぺろしてあげるからやめて」
上条 「(俊ちゃん?)」
>>516
一方「!?(こいつ…直接俺の脳に…)」
打ち止め「あかりちゃん、それは私の役目だよ…ってミサカはミサカは主張してみたり」
一方「このまま警察に捕まりャあ、あの連中には刑罰なンていう甘いもンしか待ッてねェ。」
一方「納得出来ねェよなァ・・・!少なくとも・・・」
一方「俺は納得出来ねェんだよォ!!」
一方「おら行くぞ悪党共!三下も構えろや!」
上条「・・・!」バッ
一方「・・・3、2・・・」
ダッ
一方「!?」
あかり「・・・お願い。」ギュッ
一方「!」
あかり「俊ちゃん、やめて・・・!」ポロ ポロ
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
かわいいぺろぺろ
一方「・・・。」バリバリ・・・
上条「!!(・・・右手のプラズマボールが・・・小さくなっていく・・・)」
一方「・・・。」バリバリ・・・
上条「(・・・二つのプラズマボールが・・・同じくらいの大きさに・・・)」
あかりちゃんマジ天使
一方「・・・。」ギロッ
強盗団「・・・!」
一方「・・・。」スッ
強盗団「!!」
上条「(手を上げた・・・!やっぱりまだやる気か・・・!)」バッ
一方「・・・。」スッ
上条「(・・・両手のプラズマボールを・・・自分の頭に・・・?)」
一方「お団子。」
一同「!?!?!?!?!?!?!?!」
あかり「!!・・・あっははは!」ニコッ
一方「!!(こ・・・この至近距離で・・・満面の・・・)・・・ぐふっ」パタッ
あかね「!!(な・・・なにあのいじらしい笑顔・・・!)・・・ぐふっ」パタッ
一同「「!?(・・・な・・・なんで!?)」」
クソワロタwww
ハイレベルすぎてやばい
これラストオーダーに対してよりも優しいんじゃね
続けたまえw
さらにシリアスな展開を予想したらまさかのお団子である
俊ちゃん抱き締めたいぃぃぃ
>>539
打ち止め「」
ニュース「一昨日、七森中で起きた強盗事件ではー」
京子「よーし、お見舞い行くぞー!」
ニュース「けが人が一人、原因不明の失神者が二人出ましてー」
結衣「そう言えば、三人の病室知ってんのかー?」
ニュース「現在は、生徒達がグラウンドに出来た正体不明の隆起を直してる所です。」
ちなつ「同じ病室で入院してるらしいですよー。」
結衣「あ、そうなんだ。」
京子「・・・ってか、だいたい、俊介とあかねさんは入院する必要あったのかー・・・?」
ちなつ「まぁ、一種の病気である事には間違いないでしょうからね。(どうせなら京子先輩も入院してくれれば良いのに・・・!)」
終
保守っててくれたみなさん、本当ありがとう
俺「じゃあな結構楽しかったぜ」
第二部はよ
俺「(これからもこの闘いは続いていく)」
ノ´⌒`\ ∩___∩ ━┓ /
γ⌒´ \ | ノ\ ヽ. ┏┛ /
.// ""´ ⌒\ \ / ●゛ ● | ・ /. ___ ━┓
.i / \ ,_ i )\ | ∪ ( _●_) ミ / / ― \ ┏┛
i (・ )゛ ´( ・) i,/ \ 彡、 |∪| | / / (●) \ヽ ・
l u (__人_). | . \ / ∩ノ ⊃ ヽ / / (⌒ (●) /
_\ ∩ノ ⊃ / ━┓\ ∧∧∧∧∧∧∧/ /  ̄ヽ__) /
( \ / _ノ | |. ┏┛ \< > /´ ___/
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/´ `\/ > く \ /´ (,_ \.\
| / _/ ,/⌒)、,ヽ_ \ | / \_ノ
| / ヽ、_/~ヽ、__) \ \
俊介の闘いは、これからだ!
>>1乙
俊介は何で入院したんだ?
プラズマ頭に浴びたからで良いかな
え?
え?
乙!
乙だな
キャラの特徴をうまく捉えてるな
んで、第二部はいつなの?
打ち止め「これが俗に言うジェラシーって感情? ってミサカはミサカは胸に手を当てて考察してみる」
>>1のせいでこれから一方通行のこと俊介って呼ンじまいそうになっちまったじゃねェかァ!!
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