男「俺がハーレムをぶっ壊す」(917)

友「は?何でだよ」

男「そりゃこの学校の生徒会長がh」

友「イヤそうじゃなくて」

友「何でいきなりハーレムをぶっ壊すとか言い出し
たんだって話」

男「そりゃお前……」

男「この地球にいる男と女は一定数しかいないんだ」

男「それを一人で何人も独占するのは許される事じゃない」

男「そうだろ?」

友「その意見には賛成できるけどさ」

友「その前に自分にかかったロリコン疑惑を晴らすのが先じゃない?」

男「そんな誰が言いふらしたか分からないものは知らん」

友「漢らしいねえ」

男「そういう訳で我が校の生徒会長のハーレムを瓦解させるわけだが」

友「でもそれ噂じゃないか」

男「あぁだから調べたんだよ」

男「そしたら十人以上いるみたいだぜ」

友「どうやって調べたんだよ……つーか十人てすごいな」

男「張り込み聞き込みetc……」

男「まぁ、全員は分かんなかったけど何人かは特定できたぜ」

友「へぇ誰なんだい?」

生徒会長ハーレム構成員(現時点で判明している者)
幼(男の幼馴染み)
妹(同じく男の)
先輩
後輩
女(生徒会長の幼馴染み)
不良

友「」

男「どうだすごいだろ」ドヤッ

友「ごめん確認なんだけど」

友「妹って、あの妹ちゃん?」

男「おう」

友「幼はあれだよね僕らの幼馴染み」

男「yes」

友「先輩後輩も聞いたことあるよ」

男「あったこともあるよ」

友「……女さんは置いといて」

友「不良っていつも男に絡んでくる」

男「イグサクトリー」

友「寝とられ?」

男「何でだよ」

友「よくこんだけ知り合いばかりに……」

男「まぁ、皆美人だしな」

友(先輩と女さん以外に関しては男に気があると思ってた)

友「でどうやってハーレムから抜けさすのさ」

男「諭す」

友「」

男「さて誰からやるか」

>>7が上記から選んでね

妹からいこう。
兄として心配ですなノリで

男「よし妹から行くか」

男「身内としてハーレムなんぞにいるのは心配だ」

男「諭しやすそうだし」

男「てことで行ってくる」

友「まぁ……応援してるよ」

安価近くね?

>>9次から離します

- 妹の教室-

男「妹いるかー?」ガラッ

妹「ゲッ、ロリコン糞兄貴」

クラス一同 エッロリコン? アッウワサノアレジャネ キモチワルーイ

男「誰がロリコンだ人聞き悪いし第一デマだ」

妹「つーか何の用?」

男「いやお前が生徒会長とハーr」

妹「ちょっと待ったー!!」ギュム

男「いだいいだいつねるな!」

妹「ちょっとあっち行くわよ!」

クラス一同 ナンテイッタノ? ハーナントカッテキコエタゾ ハーレーダビッドソン?

- 廊下-

妹「いきなりなに言い出すのよバカ兄貴!」

男「いやハーレムなんて良くないもんさっさと脱け出せって言いたくてな」

妹「だからってあんないきなり……しかも教室で言い出すこと無いでしょ!」

男「でハーレムは脱け出すのか?」

妹「!」

妹「ううううるさい!」

妹「お兄ちゃん関係ないでしょ!」

妹「いちいち口出さないでよっ!」ダダダ

男「……」

男「久しぶりにお兄ちゃんって呼ばれた」ジーン

男「しかし予想以上に話を聞いてくれないな」

男「仕方無い情報を集めよう」

男「しかし誰に聞く?」

>>14
妹友1(妹の大親友)
妹友2(部活でのパートナー)
妹友3(妹に恋するレズビアン)
から選んでね

1で

男「妹友1ちゃんに聞きに行くか」

以下妹友1=妹友で

-妹友のクラス-

男「妹友ちゃんいるかな?」ガラッ

妹友「あ……男さん!」

妹友「久しぶりですね」

男「あぁ……」

妹友「どうかしました?」

男「いやロリコンって呼ばないんだなって」

妹友「あんなでまかせ信じませんよ」

男「ハハッ妹にも聞かせてやりたいよ」

男「ロリコン兄貴とか呼ばれるんだぜ」

妹友「え?」

妹友「妹ちゃんそんなこと言ってるんですか?」

男「意外だった?」

妹友「だって口を開けばお兄ちゃんお兄ちゃんって言ってるのに」

男「……嘘だー」

妹友「嘘なんかつきませんよ」

妹友「それより何か用があるんじゃないですか?」

男「あーそうそう……」

男(ハーレムの事はさっきの様子からして話して無さそうだしぼかして聞くか)

男「最近妹に彼氏ができたみたいなんだけど何か知らない?」

妹友「いやそんなそぶりは……」

妹友「!でも、最近少し付き合いが悪くなったんですよ」

男「うんそれで?」

妹友「でも、嫌そうな感じだったからてっきりただの用事かと思ってたけど彼氏が出来たのかー」

男(嫌そう、と)

男「ありがとそれと今のこと妹には言わないでくれるかな」

妹友「はい分かりました」

妹友「それと今度一緒に出掛けて貰えませんか?」

男「ごめんしばらく忙しいから」

男「機会が、あればまた行こう。ゴメンね」

妹友「あ……いいんですこちらこそ急に聞いちゃってごめんなさい」

男「それじゃあまた……ホントにゴメンね」

妹友「気にしないでください」

-教室に戻る-

男(妹友の話だと嫌そうだったと)

男(いくらハーレムとはいえ同意だと思っていたが)

男「認識を改めてなければいかんかもな」

友(頑張ってるみたいだね)

-放課後-

男「さて」

男「今日は妹の部活は無い」

男「なのに今日母さんに遅くなると伝えていた」

男「それすなわち」

男「今日はデートだ!」ドン!!

友「だからって尾行するのはなぁ」

男「仕方がないだろう」

男「妹が無理矢理ハーレムに入れられている可能性が出てきたんだ」

男「見極めなければならない」

友「妹ちゃんに話して無理矢理引き剥がすのはダメなの?」

男「それはしない」

友「なんでさ」

男「妹が本気で生徒会長が好きならかわいそうだろう」

友「ハーレムからは脱け出させるのに?」

男「それはもちろん」

男「ハーレムぶっ壊したあとに妹と会長をくっつける」

友「妹ちゃんには甘いね」

男「お、出てきたぞ」

妹「………………」

会長「………………」

男「流石に会話は聞こえんな」

男「にしても今日も一人か」

友「今日も?」

男「張り込みしてたとき唯一複数デートをしてなかったんだ」

男「だからハーレムについては知らないかと思ってたが」

男「聞いた所知ってはいるみたいだしな

妹「………………」

会長「………………」

友「商店街まで来たね」

男「まぁここらのデートスポットなぞここしか無いしな」

友「あ、裏道に入ったみたいだよ」

男「追いかけよう」スタスタスタ

男「どれどれ」チラッ

男「……」

友「どうしたの男?」チラッ

友「!」

会長「ナァイイカゲンイイダロ?」

妹「ヤメテクダサイ」

妹「コウイウノハナシトイッタデショウ」

会長「デモイロイロトミセツケラレテコウフンシタダロ?」

妹「シテマセン!」

友「ななな何かまずいよ止めた方がいいんじゃ……」

男「少し待て」

友「でも……」

会長「…………ッテイインダゾ」

妹「……ソレハハナシガチガイマス」

会長「チッ……ジョウダンダ」

妹「イキマショウカ」

会長「……クソガ」

しばらくして─

友「結局別段変わったところは無かったね」

男「……あぁ」

友「やっぱり楽しそうじゃ無かったよね」

男「さてどうするかね」

>>26
妹を問い詰める
しばらく様子を見る
どちらか選んでね

問い詰める

男「聞き出すしかないか」

友「僕もそれがいいと思う

男「友も付き合ってもらって悪かったな」

友「別にいいよ。僕も楽しかったし探偵みたいで」

男「じゃあまた明日」ノシ

友「また明日」ノシ

-男宅-

男「ただいまー」

母「おかえりー」

男「妹帰ってる」

母「部屋にいるわよ」

男「サンクス」

-妹部屋-

男「はいるぞー」コンコン

妹「……なによロリコン兄貴」

男「飯のあと話があるから俺に部屋に来い」

妹「なんであんたの言うことをきかなきゃ……」

男「わかったな」

妹「むぅ……わかったわよ!

-夕飯後 男の部屋-

妹「で、何?来てあげたんだけど」

男「単刀直入に聞く」

男「生徒会長に脅されてるのか」

妹「!」

妹「な、なんの話?」

男「悪いが今日お前を尾行させてもらった」

妹「何やってるのよ変態」

男「それについては謝る」

男「だが俺は聞いたんだよ」

~~~~~~~~~~~~

会長「…………ッテイインダゾ」

妹「……ソレハハナシガチガイマス」

~~~~~~~~~~~~

男「俺には何かをばら蒔くって聞こえた」

男「正直に答えてくれ」

男「一体何で脅されてる?」

妹「…………」

男「言いたくないのか?」

妹「…………」

妹「分かった言う」

妹「わ……私は」

すいません寝落ちしてました。

妹「お兄ちゃんがロリコンの証拠を隠すために会長さんと付き合ってるの」

男「……は?」

妹「わたしだって最初は信じて無かったの」

妹「だけど……」

~~~~~~~~~~~~~

会長「妹さん?だよね」

妹「はい?そうですけど」

会長「実はお兄さんのことで話があるんだ」

会長「後で生徒会室に来てくれないか」

~~~~~~~~~~~~~

会長「率直に言おう」

会長「君のお兄さんがやろうとしていたことの証拠を持っている」

妹「!」

妹「なにが……言いたいんです?」

会長「でも僕なら揉み消せる」

妹「それで?」

会長「なんだ?ばら蒔いたっていいんだぞ」

妹「!何がしたいんですか!」

会長「簡単なことだよ」

会長「僕と交際する。ただそれだけにでお兄さんの件は忘れよう」

会長「何、振りだけで構わないさ」

妹「そんなことして一体なんになるっていうんです」

会長「さぁね、君には関係ないだろう」

会長「で?どうするんだい」

妹「…………わかりました」

妹「振りだけなら……」

会長「そうか」

会長「よろしく」ニヤッ

~~~~~~~~~~~~~

妹「でもあいつ日に日に要求がエスカレートしてきて……」

妹「最近はああやって変なことさせられそうになるし」

妹「でも……!」

男「妹……」

男「でやっ」ベシ

妹「イテッ」

妹「え……」ズキズキ

妹「何でいきなりチョップしだすの酷いよ! 」ズキズキ

男「お前はアホの子か」

男「俺の信じてくれてたなら何でそんな話に乗るんだよ」

妹「え……だって」

妹「もしものこともあるし……」

男「もしもってなんだよもしもって」

男「はぁ全く」

男「誰が流したか」からんでまかせ何かに振り回されて

男「会長がもう少し悪どかったら色々とあれなことになってたかもしれんぞ」

妹「……あれってなによ」

男「性奴隷」

妹「エッフ」

>>35下から五番目訂正

男「誰が流したかもわからんデマカセなんぞに振り回されて」

妹「いきなり何言い出すのよ」エホエホ

男「……」

妹「何よ?」

男「いや性奴隷とか意味わかるんだなって」

妹「~~!///」

妹「オニイチャンノエロホンデシッタンダモン」ボソッ

男「あそ」

妹「」

男「まぁとにかく」

男「俺はロリコンじゃない」

男「あれはただ迷子になった幼女を親元に連れていっただけだ」

妹「幼女とか言ってる時点で危ない」

男「それにさ……」

男「俺がそんなことそんなこと言いふらされた程度でどうかすると思うか?」

妹「……思わない」

男「だろ?だからさ」ダキッ

妹「ふえっ!?」

男「ゴメンな……辛い思いさせちまって」ナデナデ

男「頼り無くてゴメンな」ナデナデ

妹「お……お兄ちゃん……」フニャー

しばらくして─

妹「でもいいの?大丈夫なの?」

男「しつこいな。俺は大丈夫だって」

男「それに……」

男(どうせデマカセだろうしな)

妹「分かった明日言ってくるよ」

男「おう」

-次の日-

─会長……

なんだ?ついにその気に……

もうわたしやめますこういうの

な、何いって……

もうこんなことしなくて良いってわかったから

良いのか!ばら蒔いても

私のお兄ちゃんは─そんなんじゃめげないって分かったから─

昼休み

友「で?」

男「何だよ」

妹「その……お兄ちゃん……」

妹「一緒にご飯食べない……///?」

男「おういいぞ」

友「流石だね……」

男「だろ?」

友「いやそうじゃ……いや何でもない」

男「しかし次はどうするか?」

妹「次?」

男「そういやお前には話してなかったな」

カクカクシカジカ

妹「うん分かった」

妹「私もできるだけ協力させてもらうよ」

男「いいのか?」

妹「いやもうあんなゲス野郎コテンパンにしてやりたいくらいよ」

妹が生徒会長のハーレムから脱け出した!
妹が協力してくれるようになった!

男「そう言えば妹」

妹「ん?」

男「他のハーレム構成員を知らないか?」

妹「あー……私が会長といるときにあったことあるのって」

妹「先輩さんと女さんしかいないから……」

妹「ごめんね力になれなくて」

男「いや気にするな」

男「さて次は……」

>>45
幼(男の幼なじみ)
先輩
後輩
女(会長の幼なじみ)
不良
から選んでね

幼馴染

男「幼かな」

妹「幼さんもハーレムにいるの!?」

男「あぁそうだぜ」

男「とりあえず会ってくる」スタスタスタ

妹「幼さんが……」

友「やっぱ信じられない?」

妹「そりゃそうです」

妹「あんだけお兄ちゃんにメロメロだったくせにいきなり他の男になびくなんて信じられませんよ」

妹「そもそも今でも時々お兄ちゃんを狙って家に来ますし」

友「あ、そうなんだ」

友「どうなることやら」

幼の教室

男「幼いるか?」ガラッ

幼「あ!男!」

幼「どうかした?」

男「少し話があるんだが」

男(妹の時は教室で、言おうとしたら怒られたからな)

男(他の場所へ連れ出すか)

男「ちょっと来てもらえないか?」

幼「いいよ、行こっ」

廊下

幼「で、話って?」

男「お前が生徒会長と付き合ってる……というかハーレムを、作ってるって話を、聞いてな」

幼「そうだけど……気になるの?」

男「へ?」

男(そりゃ気になるだろ)

男(ハーレムなんて害悪に我が友人が属してるんだ)

男「気になるな」

幼「ほんと?」

男「ホントホント」

幼「で?それだけ?」

男「あぁ、だからハーレムから脱けて欲しくt」

幼「分かった!!今から脱けてくるね!」バピュン

男「」ポツン

男「え?」

─会長!

どうしたの?幼さん

今限りでハーレムやめます!

……はい?

いやだから今限りでハーレムやm

うんそれは分かったからどうしていきなり?

だってやっと男が私を意識してくれたから……///

じゃあ男が待ってるんで ピューン

………………………………マジか

友「で、やめてきたと」

幼「うん!」

男「てか何でハーレムにいたんだよ」

幼「それはもちろん妹「聞かない方がいいよ」

男「んっと、じゃあ次は」

幼「次?」

男「あぁ、実はな」

マルマルシカク

男「って、訳だが」

男「どうしたんだ幼?」

幼「いやなんでもありませぬよ」ズーン

友(絶対勘違いしてたね)

妹(うっわ残念すぎ)

幼(私の作戦がぁ)

幼「あーもう、こうなったら」

幼「私もこの作戦に参加しちゃうよ!」

男「オーよろしく」

幼がハーレムを脱け出した!
幼が協力してくれるようになった!

男「幼はほかに知ってる構成員は居ないか?」

幼「1人知ってるんだけど」

幼「その子他校女って子だよ」

男「他校女……ありがとう」

男「さて……お次は」

>>54
先輩
後輩
女(生徒会長の幼なじみ)
不良
他校女←New!
から選んでね

不良

男「次は不良辺りかな」

妹「ふ……不良」ガクブル

男「あいつは良いやつだ」

友「断言するんだね」

男「パンくれるしな」

幼「男の良い人基準が低すぎる」

男「よしじゃあ、いっt」

キーンコーンカーンコーン

男「」

友「放課後にしたら?」

男「そうする」

男「そして放課後なわけだが」

友「先に情報集めても良いかもね」

男「ふむ……」

>>59
不良を尾行する
不良の友達と会う
不良と仲の良さそうな教師と会う
から選んでね

不良の友に会う

男「不良の友達に会ってみるか」

友「知ってるの?」

男「まぁな……ただ」

友「ただ?」

男「悪っぽい友達もいるんだがなんかそうでもないつーか明らかに違う友達のほうが多いんだよ」

友「どう違うの?」

男「お嬢様」

友「それはまた意外な」

男「どっちの友達に聞いてみるか?」

>>62
不良友達
お嬢様友達
どちらか決めてね

お嬢様

男「お嬢様友達のほうに行ってみるか」

友「何でだい?」

男「だって家に行けばお菓子とか出してくれそうだし」

友「食い意地張ってるね……」

男「レッツゴー!」

お嬢様友達邸

ピンポーン

男「すいませーん」

執事「はい、何でしょう」

男「お嬢様友達はご在宅でしょうか?」

執事「少々お待ちください」

男「……にしてもデケー家だな」

友「僕執事とか初めて見たんだけど」

お嬢様友達「只今変わりましたけど……

お嬢様友達「どちら様です?」

男「俺達不良の友達なんですけど?」

お嬢様友達「もしかして……男さんですか?」

男「え?知ってるの?」

お嬢様友達「不良さんからお話を……」

お嬢様友達「まずは御上がりください」

お嬢様友達の部屋

男「デカイ家だねー」

お嬢様友達「大したことありませんよ」

お嬢様友達「それで今日はどのような用件で?」

男「いくつか聞きたいことがあって」

男「まず不良とはどうしてしりあったのかな?とか

友「確かに気になるね」

友「こう言うのは悪い気がするけど」

友「お嬢様友達みたいな人と友達のイメージが無いからね」

お嬢様友達「あら?」

お嬢様友達「不良さんは話しておられないのですね」

お嬢様友達「彼女の家は地域でも有数の有力者ですよ」

男「……ウソダー」

お嬢様友達「嘘なんてつく意味ありませんわ」

友「驚きの新事実だね……」

お嬢様友達「普段はああですけどきちんとすればとても美しい方ですわ


お嬢様友達「男さんもどうですか」

男「なにがだよ」

友(既に手を回しているとは侮れないね不良さん……)

男「それで一つ聞きたいんだけど」

男「不良に付き合ってる相手がいるか知らない?」

お嬢様友達「」ジトッ

男「え、なにその目怖いよ」

お嬢様友達「いや御免なさい」

お嬢様友達「少し衝撃を受けたので」

友「とてもわかるよ」

お嬢様友達「不良さんに彼氏ができたという話は聞いていません」


お嬢様友達「ただ最近忙しいようで」

お嬢様友達「お茶に誘っても来てくれないのですわ」

男(付き合いが悪くなっている……妹と一緒だな)

男「ありがとうお嬢様友達さん」

お嬢様友達「あらこれぐらいどうってことないですわ」

コンコン

執事「お嬢様。お茶をお持ちいたしました」

お嬢様友達「ありがとう」

男「あぁすいません」

友「ありがとうございます」

お嬢様友達「遠慮せずどうぞ」

数時間後

男「なんだかんだで遅くなっちまったな」

友「あんなに美味しいご飯食べたの初めてなんだけど」

男「俺もだ」

友「で、やっぱり?」

男「あぁ」

男「妹と同じように何かで脅迫されているかもしれん」

男「だがどうする」

>>71
直接聞き出す
様子を見る
どちらか選んでね

様子を見る

男「とりあえず今日は帰ろうと思う」

友「そう、わかった」

男「また明日」ノシ

友「また明日」ノシ

男宅

男「といってもなにもしないのも嫌だし」

男「ここは我が校の裏サイトでも見てきますかね」

男「情報収集に役立つかと思って調べたけど一回も見てなかったしな」カチカチ

男「うわーいっぱいあるな」

OpうPする
生徒会長マジでくそ野郎
先輩ってビッチなの?
今年の野球部ww
不良の噂part4

男「不良のスレpart4まであんのか」カチカチ

男「フムフム」

男(どれもこれも脈絡の無い噂ばかり)

男「大した情報なんてないか」

男「つかひでえな万引きカツアゲ援交」

男「不貞行為のオンパレードだな」

男「さて寝よう」

男っていうロリコン知ってる?

男「おっふ」

男「これ俺か」

男「少し見てみるか……」

男?あぁ例の画像の
前も教室で変な顔して変なこと言ってた
変なこと?
何かハーレムが、どうとか
うわキッモーハーレム作るつもりかよあのロリコン

男「……出鱈目だとして傷つくでござリンス」グスン

男「……画像?」

男「画像ってなに?っと」カタカタ

男「おうURLが来た……」カチッ

男「ゲバッ」

男が幼女をホテルに連れ込むの図

男「こんなことしてねぇよ!」

男「多分合成だろうな」

画像といえば不良のもあったな
あー万引きの
マジで奴は社会の屑

男「不良のもあるのか」

男「それもみたいっと」カタカタ

男「来た来た」

不良万引きをするの図

男「なるぼど

男(まぁ多分合成だろうな)

男(ん?)

男(まさかこれで脅迫されているのか?)

男(自分のハーレムに加わらなければこのような写真をばら蒔くと

男(万引き程度で今はすんでいるが)

男(例えばこれがハメd)

男(いやまぁそういう類いのものになると問題になるのでは?)

男(退学とか停学とか)

男(何か良い家柄みたいだし)

男(十分その可能性はあるな)

男(まぁ明日聞くか)

男(お休みー……グゥ)

次の日 学校

男「と、いうわけで」

男「不良の所にいっt委員長「男くん」

男「ん、委員長何のようだ」

委員長「少し手伝って貰いたいの」

委員長「さすがに1人じゃ重くて」ズシッ

男「なんで俺?」

委員長「宇宙の意思かしら?」

男「全体面白くない」

委員長「ごめんなさいジョークは苦手なの」

男「分かった手伝うよ」

男「職員室までで良いんだろ?」

委員長「ええ……ごめんなさいね」

男「気にするなよ」

委員長「いや……なんでもないわ」

男「ふぅー終わった」

委員長「ありがとう」

委員長「今度何かおごってあげるわ」

男「別に良いのに」スタスタ

委員長「そっちは教室じゃないわよ」

男「用があるんだ。遅れたら代わりに先生に謝っといてくれ」

委員長「……そう」

男「じゃ」スタスタスタスタ

委員長「……私も罪深いわね」

男「不良いるか?」ガラッ

男「あれいないのか?」

男「なあそこの」

モブメイト「なんですかね」

男「不良がどこにいるか知らない?」

モブメイト「朝は来てましたが電話が来てどこかにいってしまいましたが」

男「そうか……ありがとな」

モブメイト「いえいえ」

男「また次の放課か?」

しかし次の放課になっても不良はいなかった。
電話には出ることがなく、メールも返ってこない。
そして昼休み

男「どこいったんだあいつ」

妹「サボりじゃない?」

男「にしてはメールが返ってこない」

男「何があったんだ?」

友「あと知ってそうな人といえば……」

友「あ、1人いた」

男「誰だ?」

友「会長」

男「……あー」

友「案外電話の主も会長かもね」

男「まーいいや。生徒会室行ってくる」

友「いってらー」

生徒会室前

男「おーついたついた」

男「失礼しまs」

オラッイケッ アゥアーアッアッ

男「」

男(ヘイ落ち着けチェリーボーイ)

男(生徒会室からなんか聞こえてくるよ~)

男(いわゆるエスイーエックスですねハイ)

男(学校でとかまじパネエッす会長)

アゥアゥアーヒグッエグゥ

男(……?なんか相手方の喘ぎ声に生気が無いような)

男(まぁ聞いたことないんだけどね)

マタヤリニキテヤルカラ ハーフーアーアァァ

男(まずい隠れるぜ)スッ

会長「……ケッ」スタスタ

男(会長様が通っていった)

男(相手は出てくる気配ないなぁ)

男(仕方無い)

男(覗かせてもらうっ!!)

男(やましい気持ちなどないっ!)

男(全ては情報収集のため)

男「南無三!」

生徒会室へと入り込む男。そこに漂う濃い臭いに思わずむせかえった。
そしてその眼に映ったものは。
白い白濁にまみれ息を荒げている一人の女であった。
いやそれを女と表現るのはは憚られた。
女とは人の雌に対して使われる言葉である。
それには人としての尊厳など消え失せている。
それこそ獣のように。

男「おい!大丈夫か!」
それを抱き抱える。制服に白濁がつく。
男「!……ふ、不良?!」
それは不良であった。
不良「カーヒューお、おトコか?」
発音が狂っている。それはそれの状態を顕していた。
男「と、とりあえずえぇっと……」
どうにかしなければ。しかしどうすれば良い?
男には余裕がなかった。
男「い、家に行こう」
これ以上ここに留まりたくなかった。しかし学校には居場所は無い。
男はそれを背負い、生徒会室を後にした。

校舎を抜け、町を抜け、男は自らの家に辿り着いた。男の家は共働きで、真昼のこの時間ひとはいない。
男「入るぞ」
鍵を使いドアを開ける。
まず最初にするべきことは?
男「とりあえず風呂に入ってこい」
しかしそれは動かない。
仕方無く風呂にお湯をため、その間にシャワーを浴びさせる。
服は着たままだが気にしない。
どうせ汚れているのだ。
とりあえず全身を洗い流し服を脱がせる。
裸体が露になるが興奮する余裕など男には無い。
男「落ち着いたら出てこい。わかったな?
かろうじでうなずくそれ。男は風呂場を出る。そして自らの汚れた服を脱ぎ、ジャージへ着替える。
そして彼女が出てくるのを待った。

俺も風呂入る。少し休憩。

また寝落ちしてた

しばらく後。彼女が出てきた。
男「服、妹のだけどこれ着て」
彼女がうなずく。そして男は部屋に戻る。
少しの間男は考える。
不良はどうしてああなったのかを。
不良のあの状態からして同意ではなかったことはわかる。
だがどうしたら人をああまですることが
できるのかが分からなかった。

部屋の扉が開く。
そこから入ってくる彼女。

不良「……」

何も話さない。

男「……なぁ不良」

男「一体何があったかは知らない」

男「できればそれを教えてほしいと思ってる」

男「話せるなら話してくれないか?」

不良は首を振る。

男「少し待っててくれ」

部屋を出る男。携帯を取り出す。

男(連絡しておかないとな)

携帯には既にいくつかの履歴とメールが残っていた。
その確認はせず電話帳を開き友に電話を掛ける。
が、出ない。

当然だ。今は授業中。そして友は授業をサボるような奴ではない。
メールお送ろうとしたその時男の携帯が鳴った。

チャラチャッチャーチャラチャーラチャチャラチャチャー

電話に出る。

男「もしもし」

友[男?]

男「そうだが」

友[何やってるの?授業始まってるよ]

男「お前だって電話してるじゃないか」

友[少し抜け出してきたんだよ]

少し意外だった。

男「わざわざすまんな」

友[別にこれくらい気にされても……]

友[てかそんなんことより!]

友[今どこにいるの!?]

男「家だ。多分今日はもう行けない」

友[理由は]

男「…………」

答えなかった。別に言いたくないわけではなかった。
ただ勝手に言っても良いのかと迷っただけだ。

男「……明日には話す」

友[ハァ……]

ため息をつかれる。

友[分かった……先生には僕が誤魔化しておく]

友[その代わり明日ちゃんと話してよね]

男「すまんな」

思わず謝る。

友[こういう時はありがとうって言って欲しいけどね]

男「……ありがとう」

友[どういたしまして。それじゃ]ブツッ

電話を終え部屋に戻る、とその前に

男「お茶位淹れたほうが良いよな」

キッチンに入りお茶を淹れる。
ついでに物色して見つけたカステラも持っていく。

男(お茶とカステラって合うか?)

男「まぁいいか」

部屋の扉をノックする。

男「入るぞ」ガチャ

そこではまさに今不良がカッターで喉を掻き切ろうとするところだった。

男「……は?」

呆気にとられる。
なおも近づいていく刃。

男「!……待てっ、ちょっとストップ!!」

不良からカッターを引き剥がす。

不良「離せ!どうせもう私は汚れた!!死ぬんだ!!」

暴れ抵抗する不良。
しかし女に負けるほど男の力は弱くはなかった。

男「おいっ!離せっ!ってうおっ」

無理な体勢をとっていた二人は倒れこむ。
それは傍目には男が不良を押し倒しているように見える。

男「っと大丈夫か?」

不良に聞く。しかし答えない。

男「不良?」

眼に映ったのは茫然自失とした不良だった。

不良「ゴメンナサイゴメンサイゴメンナサイゴメンサイユルシユルシテユルシテヤメテヤメテヤメテ」

ちいさく呟くその言葉に男恐怖する。

男「おい、不良?大丈夫なのか?」

震えた声で聞く。
しかし返ってくるのは、

不良「ヤダヤダヤダヤダヤメテヤメテヤメテイヤイヤイヤイヤイヤ」

男「な、何もしないから大丈夫だから!」

不良「ホント?」

男「大丈夫何もしない」

男「安心して」

不良「わかった……スゥ」

眠りに落ちた不良。
その姿はまるで、

男「子供みたいだな」

男「とりあえずっと」

不良をベッドに運ぶ。

男「風邪ひかれても困るしな」

不良をベッドに寝かせ居間へと戻る。

男(何があったのか想像はつく)

男「だからといって俺に何ができる……」

男は思考をやめ睡魔へ落ちていった。

……コ

…トコ……

男「……うっせえ」

不良「起きろってんだろが!」バシッ

男「オガッ」

男「……あー不良」

男「……おはよう」

不良「いつまでも寝惚けてんな」

不良「もう夕方だぜ」

男(頭がボーッとする)

男(なんかあったよな……?)

男「そもそもなんでお前家にいるんだっけ?」

不良「……お前が連れてきたんだろ」

男「ちょいまち、今思い出すから」

男(えっと確か不良に会おうとして会えなくて)

男(会長に聞きにいこうとして生徒……会……室で)

男「不良!!」

不良「フャイ!?」

男「お前大丈夫なのか?!」

不良「何がだよ」

男「いや……その…体とか……」

男「もしかしていままでのは全部y」

不良「夢じゃねえよ」

不良「ちゃんとおまえが覚えてる通りだよ」

男「……嘘だろ」

男「嘘だって言ってくれよ!なあ!」

不良「きちんと言うと俺はあいつらの慰みものになってたってことだ

男「………………」

不良「さらに直接的に言えば俺はあいつらの性奴隷になってたってことだな」

男「やめろよ」

不良「お?何だ」

不良「こんな美少女から性奴隷なんて言葉が聞こえたから興奮したのか?」

男「本当に大丈夫なのかよ?」

不良「私は不良だぜ」

不良「あんなもん散々やりまくってんだよww」

不良「まぁあんな粗チンで私をイカそうなんて百億万年はやいがなw」

男「でもあんなことになってたのに……」

不良「ちょっと動揺しただけだよ」

不良「それに色々とぶちこまれたしな」

男「ぶちこまれたって?」

不良「ダメ、絶対」

不良「とかなw」

男「……シャレになんねーぞおい」

男「早く警察にいくなりしてこないと……」

不良「やめろ」

不良「お前俺んちがどんな家かは知ってんだろ」

男「なんでそれを……」

不良「お嬢様友達が教えてくれた」

男「……あぁ」

不良「だからさ……まずいんだよ」

不良「こういうのが公になるのはさ」

不良「だから黙っといてくれないか」

男「……わかった」

不良「思ってたより物分かり良いんだな」

男「家のことをどうこう言える資格は無いしな」

男「だけど……」

不良「ん?」

男「辛くなったら……いや辛いに決まってる!」

男「いつでも俺のとこに来い」

男「話位聞いて、お茶位出すからさ……」

不良「…………」

男「なんだよ」

不良「いや……」

不良「ありがとな」ニコッ

男「うるせぇ……///」

不良「さて帰るわ」

男「あ……送って……」

不良「大丈夫だから」

不良「帰る位一人でできる」

男「……分かったよ」

不良「それじゃあ男……」

不良「さよなら」

ドアが閉まる。
何もできなかった。
傷ついている彼女を前に
何をすれば良いのか分からなかった。

男「結局口だけなんだな……」

さっきまで寝ていたはずなのにもう眠い。
おそらく疲れているのだろう。

男「……寝るか」

男は眠りについた。

次の日 朝

男「今日も学校か……」

男「おはよう……」ガラッ

クラス一同「ガヤガヤザワザワ」

男「なんかうるせーな」

友「男!」

男「どうしたんだよこの騒ぎは」

友「まだ知らなかったの?」

男「いいから教えろ」

友「…………」

友「…………不良さんが……自殺した」

男「……悪い友」

男「よく聞こえなかったからもう一度言ってくれないか」

友「不良さんが自殺した」

男「……ハハッ」

男「アハハハハハハハハハッ」

男「アーッハッハッハッハッ!!」

友「……な、何笑ってるんだよ男!」

男「おい不良、早く出てこいよ」

男「ドッキリなんだろ」

男「俺をからかって喜んでるんだろ?」

友「……男」

男「ん?」

友「歯食いしばって!」バキッ

男「アグッ」

友「目は覚めた」

男「わりぃ……最初から起きてたらしい」

男「すまん……今日ちょっとサボる」

友「昨日もサボったじゃん」

友「不良さんの家に行くんでしょ?」

友「僕もついてくよ」

男「いいのか?」

友「そんな状態の男一人にできないしね」

不良邸

男「やっぱデケェ家だな」リンゴーン

使用人「はい」

使用人「失礼ですがどちら様でしょうか?」

男「不良さんの友達何ですが」

使用人「……もしかして男様ですか?」

男「なんで知って」

使用人「まずはお上がり下さい」ガチャ

男「お邪魔します」

友「僕もいいんですかね」

使用人「男様の御友人でしたら」

男「いやそもそもなんで俺のこと知ってるんですか?」

使用人「お嬢様からお話を伺っております」

男「……そうなんですか」

友「……あのすいません」

友「……ご両親はいらっしゃらないんですか?」

使用人「奥様は早くに亡くなっておられますし」

使用人「主人は仕事で海外におられます」

使用人「こちらに向かっていますがまだ時間がかかるようです」

男「……不良はどうやって死んだんですか」

使用人「首を吊っておられました」

使用人「昨日は使用人のほとんどが買い物に出ていました」

使用人「その間に……でしょう」

使用人「それよりも」

使用人「あなたはどうやってと聞きました」

使用人「お嬢様が自殺した理由に心当たりがおありなのですか

男「…………」

男「……多分さぁ」

男「……俺が不良と最後に話したんだって思うとさ……」

男「……止められたんじゃないかって思うんだよ」

男「何もさぁ死ぬことねぇじゃんか」

使用人「……お嬢様のお葬式には来て頂けますか?」

友「……もちろんです」

男「………………はい」

分かりました>>69で直接聞き出すから再開します。
需要あって嬉しいです。

>>68から

数時間後

男「なんだかんだで遅くなっちまったな」

友「あんなに美味しいご飯食べたの初めてなんだけど」

男「俺もだ」

友「で、やっぱり?」

男「あぁ」

男「妹と同じように何かで脅迫されているかもしれん」

男「だがどうする」

男「よし」

男「今から行ってくる」

友「今から?!」

友「いい加減日も暮れてるよ」

男「思い立ったが吉日って言うだろ」

友「まぁいいや」

友「僕はもう帰るよ」

友「門限ヤバイんだ」

男「悪いな付き合わせちまって」

友「ううん」

友「美味しいご飯も食べれたしね」

友「じゃ」ノシ

男「おう」ノシ

不良邸

男「不良の家に着いたが」

男「豪邸だな」

リンゴーン

男「何かインターホンも豪華」

使用人「どちら様ですか?」

男「すいません不良……さんに会いに来た男っていうんですが……」

使用人「あぁ男さんですか」

男「え?知ってるの?」

使用人「少々お待ちください」

男「えー?」

……コ……

…オ…トコー……

不良「男?!」ドタドタ

男「おう不良」

男「慌てすぎだろ」

男「てかあれだないつもと雰囲気違うな」

男「新鮮だし似合ってる」

不良「はぅぁ」

不良「え……そうかな?」

不良「って違う!」

不良「何で俺んち知ってるんだよ!」

男「お嬢様友達に教えて貰った」

不良「お嬢様友達?」パラッパーパラパー

不良「あ、メール」ゴソゴソ

不良「」

男「どした?」

不良「まじっすか」

不良「てか、何でお嬢様友達のところに」

男「少し聞きたいことがあってな」

不良「まぁいいか」

不良「上がれよ」

不良の部屋

男「ほー」キョロキョロ

不良「じろじろ見るな」

男「いやだってよ」

男「こんだけぬいぐるみがあるとさすがに驚く」モフーン

男「百個はあんだろ」

不良「うっさい!私がぬいぐるみ好きなのがそんなに変か!」

男「別に変じゃねえよ」

男「でもこの量見るとな」

不良「で、話って何だよ」ダキッ

男(ぬいぐるみに抱きつきながら拗ねる不良かわいい)ホンワカ

男「いや少しプライベートな話なんだけどさ」

男「お前、生徒会長のハーレムにいるんだろ?」

不良「……どこで聞いた」ギロッ

男「怖いからそんな目向けんな」

不良「うるさい」

不良「それで何だよ」

不良「会長様のハーレムにいるのがそんなに不満か」

男「不満だね」

不良「え?」ドキッ

男「いやそもそもハーレム自体に不満がある

不良「は?」

最初にしたような話

男「という訳だよ」

不良「あっそ」シラー

不良「でも、俺には関係無い

不良「ハーレムをやめるつもりもないから帰れ」

男「じゃあもう一つ」

男「お前なんて脅されたんだ?」

不良「!」

不良「……なんで知ってる」

男「ということは当たりか」

不良「聞いてんのはこっちだ」

男「さっき言ったろ」

男「生徒会長のハーレムをぶち壊すって」

男「俺の妹もハーレムにいたんだ」

男「お前も知ってるだろ俺のロリコンの噂」

男「妹はそれをネタに脅されてハーレムに入れられた」

男「だったら同じように脅されてハーレムにいる奴もいるって考えるのは当然だ」

不良「……当たりだよ」

不良「俺は脅されてハーレムに入った」

男「だったら……」

不良「やめろ」

不良「お前にどうこうできる話じゃない」

不良「だから帰ってくれないか」

男「…………」

不良「どうした?」

男「俺はさ最初はただハーレムが気に食わないってだけだったんだ」

男「でも妹が脅されてハーレムに入れられてるって聞いたときさ」

男「ふざけるなって思ったんだ」

男「ハーレムってのはさ」

男「愛情が多すぎて一人に注ぎきれないから愛せる人を増やすからできるんだと思ってたんだよ」

男「そんなハーレムで皆が幸せだったら」

男「多分俺はこんなことしてない」

男「でも会長は」

男「女の子を物としか扱ってない」

男「愛がないんだ」

男「愛がないハーレムは不幸しか呼ばない」

男「だから俺が」

男「ハーレムをぶっ壊す」

男「不良」

男「俺はやり遂げる」

男「挑戦とかじゃない」

男「やるんだ!」

男「だから信じろなんて言わねえ」

男「ついてこい」

男「俺はお前をハーレムから抜けさせる」

不良「…………………………」

男「不良?」

不良「………………プッ……」

不良「アッハッハッハッ!!」ジタバタ

不良「何言ってんだオメーww」

不良「『信じろなんて言わねえ』」キリッ

不良「アハハハ!ヤベーマジスゲー!ww」

男「」

男「グスン」

数分後

不良「あー笑い過ぎた腹いてぇw」

不良「おい男ー?」

男「ムスッ」

不良「いやそんなムスッとすんなよ」

不良「ちょっと笑っただけだろ」

男「あれがちょっととかにわかには信じられん」プクー

不良「ごめんごめんwww」

不良「で?」

男「で?」

不良「ハーレムから脱け出させてくれんだろ」

不良「どうすんだ」

男「…………さぁ?」

不良「さぁってテメー!」

男「とりあえず脅かされた内容教えろよ」

男「情報が無さすぎて何も出来ない」

不良「分かった」

不良「ちょっと待ってろ」ゴソゴソ

男「……なにしてんの?」

不良「ノーパソ出してる」ゴソゴソ

男「……さすが金持ち」

不良「あったあった」

不良「んーと」カチカチ

不良「……これを見てくれ」

不良万引きをするの図

男「……お前」

不良「してねーよ!」

不良「合成だ合成!」ムキーッ

不良「何だよそんなに信用なかったのか!」プンプン

不良「そりゃ誉められたことはしてねぇけどさ」

不良「……お前にも疑われると少し辛い」グスン

男「……悪い、冗談だ」

男「だから泣かんでくれ」

不良「……泣いてなんかないやい」グスグス

男「……ごめんよ」ナデナデ

不良「…………」

男「……」ナデナデ

不良「…………エヘヘ」

数分後

不良「ゴホン……もうなでなくていいぞ」

男「あぁ、そう」スッ

不良「……で、そういうわけ

男「…………」

男「……いや分かんない」

不良「写真見せたじゃん」

男「あれを学校に見せるとか?」

男「でもしてないんだろ」

不良「……あれ以上のをばら蒔くってさ」

男「以上って?」

不良「援交とか」

男「……援交の写真って何だよ」

不良「オヤジとラブホ入る所とかだろ」

男「なる」

不良「つかお前もやられてるじゃん」

男「援交なんかしてないよ」

不良「そんなんじゃ……もしかして見てねーの?」

男「何を?」

不良「ククク……ちょっと待ってろ
カタカタカタ

不良「お……あった」

不良「見てみろよ」

男が幼女をホテルに連れ込む図

男「」

不良「ロリコンは犯罪だぞ」

男「……最近のロリコン疑惑はこれが原因だったのか」

不良(あれ?)

不良(どっちも良くできてる合成写真だし作ったの同じ奴だろうけど)

不良(何で男のロリコン疑惑写真なんか作ったんだろ?)

不良(………………)

不良(ま、いいか)

不良「うちはこういう家だからな」

不良「さすがに援交なんて噂が流れるとまずいことになる」

不良「だから逆らえなくてな」

男「でも根も葉も無い噂なんて……」

男「いや、俺のロリコン疑惑があった」

不良「わかったろ?どうしようもないんだ」

不良「こっちは逆らわずに大人しくしてるしかねえんだよ」

男「……少し考える」

男(不良が防ぎたいのは援交の噂が流れること)

男(それを防ぐにはどうする?)

男「…………」

不良「男?」

男「……よし」

男「お前にはあることをしてもらう!」

不良「なんだそりゃ」

男「まぁ聞けよ」ヒソヒソ

不良「」

不良「やだ」

不良「やだやだやだ」

不良「絶対やんねーぞ!」

男「嫌でもやってもらうぞ」

不良「やーだー」ジタバタ

今日はここまで。
一週間位あんまり更新出来ないけど
1日1レス位は進めます

次の日

モブ「なぁ昨日のテレビみた?」

モブ2「見た見たw面白かったな」

ナァミロヨ スゲー キレイナヒト ダレナンダ? シラネーデモスゲービジン

モブ「なんかさわがしいなー?」

モブ「……モブ2?」

モブ2「」ポー

モブ「どうしたん……!」

なんか凄い美人「……」サラサラキラキラ

モブ「だ、誰だよあのひと」

モブ2「ヤバい一目惚れした」ドキドキ

モブ「まじかよ」

なんか凄い美人「…………///」

モブ「なんか急に赤くなったぞ」

モブ2「俺に一目惚れしたのか!」

モブ「それはない」

なんか凄い美人「///」ダダダダダダダダ

モブ「凄い勢いで走っていった……」

モブ2「もう照れ屋さんだな」

モブ「」

少し離れて

男「……ふわぁ」

友「寝不足かい?」

男「まぁ昨日遅くまでやってたからな」

友「たいへんだねぇ」

……ダダダダダダダダ!!

なんか凄い美人「やっぱ無理だ!!」

なんか凄い美人「こんなんやってられっか!」

男「ほら不良言葉遣い」

不良「……ぅう」

不良「こんなのやってられないよ……///」

男「うむ、バッチシだ」

友「にしても見違えたねー」

友「不良さんには見えないよ」

不良「でもこんな姿してるってばれたら……」モジモジ

男「大丈夫だって不良には見えないから」

不良「!ホントか!」パァァ

男「席に着いた時点でばれるけど」

不良「ヤダー!」ウワーン

昨日 不良邸

男「そもそも何で脅しが効果を発しているか!」

不良「なんだよ」

男「それはお前が噂になるようなことをやりそうなイメージがあるからだっ!」

不良「やんねぇってんだろ!」

男「イメージだと言っている」

男「だからイメージを塗り替えるために」

男「お前にはせめて普通の女の子になってもらう」

不良「やだ」

男「なんで」

不良「俺が制服着ないのはスカートが嫌だからだ!」

不良「それ以外も女の子っぽいもんは苦手なんだよ!」

不良「ぜってーやんねえ」

男「なんだよ可愛いのにもったいねーな」

不良「かわっ!」

男「せっかく目鼻立ちしてスタイルも良くてしかもきれいな黒髪ロングなのに」

不良「か、かわ……///」プシュー

不良(ん?黒髪ロング?)

不良「え、なんで俺がウィッグつけてんの知ってるんだ?」

男「前教室行った時ずれてたぞ」

男「大丈夫俺しか見てない」

男「にしてもきれいな髪だったな」


不良「……やんないぞ」

男「えーもったいない」

男「制服も似合うだろうになー」

男「みたいなー不良の制服姿」

男「かわいいんだろーなー」

不良「///」

不良「ししししし仕方ねーしやってやるよ///」

男「OK」

男(チョロいな)

男「よしまずは言葉遣いだ!!」

不良「は?」

男「その男言葉から修正してやるっ!」

不良「え、マジで」

男「今日は徹夜だなぁ」ニヤリ

不良「ヒッ」

そして現在

不良「そんなこんなで徹夜で言葉遣いから立ち振舞いまで教え込まされました」ゲッソリ

友「……お疲れ様です」

男「しかし完璧だな」

男「これなら噂が流れても誰も信じない」

不良「そ、そうだよな」

不良「今日だけなんだ今日だけ今日だけ」

男「はい?」

不良「ふぇっ?」

男「今日だけな分けなかろう」

男「定着するまでしばらくこのまんまだぞ」

不良「……そ、そんなぁ」グスッ

男「そろそろ様になってきたな」

友(男って意外とS?)

不良のクラス

モブメイト「なぁ、あの話聞いたか?」

モブメイト2「謎の美人の話だろ」

モブメイト2「早く見たいよな」

モブメイト「やっぱり転校生なのかな」

モブメイト「だったらうちのクラスに来てほしいな」

モブメイト2「だなー」

ガラッ

不良「…………」

クラス一同「ザワッ」

モブメイト「お、おい!マジでうちのクラスに来たぞ!」

モブメイト2「やっぱ転校生だったんだな!」フンッ

モブメイト「鼻息荒いな……あれ?でも転校生って普通朝から来なくね?」

不良「……」スタスタ

チョコン

クラス一同「ザワザワッ!」

モブメイト「おいあそこって!」

モブメイト2「不良の席だ!」

モブメイト「なんであそこに座るんだ」

モブメイト2「まさかの不良とかww」

モブメイト「ないわーww」

モブメイト「きっと不良が退学になって余った席だから座ってるんだろうな」

モブメイト2「あんな席に座ったら汚れちまうよw」

HAHAHAHAHAHA

不良担任「お前ら席につけー」ガラッ

モブメイト「先生来たぞ」

不良担任「出席とる……ぞ……?」

不良担任「えーっとどちら様ですか?そこの人」

クラス一同「ザワザワッ」

モブメイト「先生も知らないだと」

モブメイト2「謎の転校生……萌えるな」ハァハァ

不良「……え…えっと…その」

不良「……ふ…不良…です……///」カァァ

不良担任「」

クラス一同「」

不良担任「……あ、巫霊さん?」

不良(……?)

クラス一同(誰だそれ)

不良(ど、どうすれば)ポワンポワン

男(いいか?不良)

男(礼儀は正しくそしてしおらしく)

男(この二つをこなせればそれは普段のお前とは真逆)

男(これぞNew不良だ!)

不良「えっと……その、いつもご迷惑お掛けしている不良です」

不良「…い……いつもすみません」ペコリ

不良担任「」

バターン!

不良「せ、先生!」

不良「大丈夫ですか?!」

不良担任「大丈夫大丈夫」

不良担任「で、不良なんだな?」

不良「?……はい」

不良担任「とりあえず出席とるぞ」アオヤマー ハーイ

不良担任「……つぎ、ふ、不良……さん?」

不良「なんでさん付けなんですか?!」

あれ?不良がゲシュタルト崩壊してきた

その頃 男の教室

ナァミタ? スゲービジンダッタゼ オレモミタイ

友「不良さんの噂で持ちきりだね」

友「……」

友「男?」

男「スピーッ」

友「寝てる」

!オイオマエラ ドシタ? アノビジンフリョウダッテヨ ナ,ナンダッテー!

ドンチャンカッチャン

友「凄い騒ぎ」

スタスタスタスタ

委員長「……」

友「ん?委員長」

友「男に用?でも今寝ちゃってて……」

委員長「……」スッ

ドガッ!!

男「ウエップ!」

友「」

友(机蹴ったよこの人)

男「なななななんだよ……」ガクブル

委員長「少し手伝ってくれない?」

男「え、いやd」

委員長「スッ」

男「喜んで手伝わさせて頂きます」

廊下

男(何で俺手伝わされてんだろ)

委員長「ねえ、男君」

男「はい、何でしょう」

委員長「その口調やめて」

男「……で、何?」

委員長「謎の美人の噂知ってる?」

男「……少し」

委員長「あれ、不良さんだったですって」

男「へぇ」

委員長「……男君」

委員長「何か知ってるでしょ?」

男(……何か勘づかれてるみたい何だけど)

男(どうする?ハーレム瓦解計画のことを話すか?)

男(それとも……)

>>176
計画について話す
しらばっくれる
どちらか選んでね

しらばっくれる

男「……何の話だよ」

委員長「男君不良さんと仲良いでしょう」

委員長「ホントに知らないの?」

男「イメチェンだろ」

男「不良が美人なのは前から知ってたし」

男「何も驚くことはねえよ」

委員長「私驚いた?なんて聞いてないけど」

男「……」

委員長「……」

男「……着いたぞ」

委員長「え?……あぁ」

男「じゃあな委員長」

委員長「……ありがとう手伝ってくれて」

男「無理矢理手伝わせてよく言うよ」スタスタスタスタ

委員長「……それもそうね」

委員長「……何してるのかしらね私」

そんなこんなで昼休み

妹「つまりあの不良さんの変わりっぷりはお兄ちゃんの仕業だったのか」

幼「そんな変わったの」

妹「見たらわかるよ」

妹「完全に別人」

幼(チッ……厄介なのが増えたわね)

幼「見に行こうかな……男も来てよ」

男「そうだな……少し話したいし行くかな」

男「友はどうする?妹も」

妹「私はパス。さっき見たし」

友「僕もいいかな」

男「そっ、じゃあ行ってくる」

不良の教室前

ザワザワザワザワザワ

男「なにこれ」

幼「凄い人」

男「とりあえず教室入ろうぜ」

幼「う……うん」

教室の中

イケメン「不良さん、放課後お茶に付き合ってよ」

イケメン2「お茶よりカラオケ行かない?」

イケメン3「俺の家に来いよ」

男「」

幼「」

モブメイト「くそーあいつら!イケメンだからって調子に乗って!」

モブメイト2「不良様に触るな」ブーブー

男(不良様!?)

幼「ねぇ男」

男「へ?」

幼「想定内?」

男「想定外」

イケメン's「誰にするの?それとも全員?」

不良「え?……いやその」アセアセ

不良(なにこれこわい)

男「……はぁ」スタスタ

幼「男?」

イケメン's「さぁえr男「はいストップ」

イケメン's「なんだい君は」

男「そこの美人さんの友達ですが」

男「行くぞ不良」

不良「う、うん」ピョコピョコ

イケメン「待て」

イケメン2「君みたいなフツ……いや少しイケメンな程度で不良さんに関わるなよ」

幼「あ?」プチッ

幼「てめえ今なんつった」

イケメン2「え?」

幼「男が少しイケメンな程度だと?」

幼「世界一イケメンだろうがぁぁぁぁぁぁ!」

イケメン's「え、えー?」

幼「お前らはぶっ潰す」

イケメン's「あの女俺達をあの程度の男より下とか抜かしやがって」

イケメン's「殺す」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

不良(なにこれ)

「こらてめえらぁっ!」クワッ

モブメイト「げっ、体育教官!」

体育教官「なんじゃこの騒ぎは!」

モブメイト2「あそこで喧嘩が勃発しそうです」

幼「調子乗んなよヤリチン包茎野郎……!」

イケメン's「このぶs……じゃなかった美人だった」

イケメン's「しかしこの屈辱は晴らす」

体育教官「おいお前ら」

イケメン's「へ?」

体育教官「女相手に複数でかかるたぁどういう訳だ」

イケメン's「え、いやその」

体育教官「お前ら後で説教」

体育教官「でそこの幼」

幼「名前覚えられてた」

体育教官「担当してるクラス」生徒の名前ぐらい覚えられるわ

体育教官「お前も後で職員室」

幼「……へい」

体育教官「てか人多いな!そんな喧嘩が見たいのか?」

モブメイト「不良さんですよ」

体育教官「不良?あいつがどうした?」

ミンナユビサス

不良「……テレッ」

体育教官「不良いねえぞ」

モブメイト「そこの美人さんが不良さんです」

体育教官「嘘つくな」

不良「……体育教官」

不良「……ご無沙汰してます」オドオド

体育教官「」

体育教官「……何があった」

不良「へ?」

不良「や、いいい加減ぐれるのも卒業かなと」

体育教官「何で髪伸びた」

不良「前のはウィッグでした」

体育教官「……不良」

不良「はい?」

体育教官「ジワッ」

不良「え」

体育教官「俺は嬉しいぞ」ボロボロ

体育教官「お前が反抗したり暴れたりするときよう」

体育教官「凄い悲しそうな目をするからさあ」

体育教官「どうにかしてやりたかったんだが」

体育教官「余計なお世話だったみたいだな」グスグス

不良「た、体育教官」ウルッ

体育教官「それにいい彼氏じゃねえか」

不良「……?」クビカシゲ

体育教官「男、お前のおかげ何だろうな」

体育教官「見込みあると思ってたが、守ってやれよちゃんと」

男「」ドウシヨ

不良「アババババババ」ボンッシュー

体育教官「仲良くやれよ、じゃあな」

パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ

モブメイト「感動したぜ」グスッ

モブメイト2「俺教官に一生ついていく」

体育教官「あ、お前ら職員室にちゃんと来いよ」

幼&イケメン's「……チッ」

少し離れて

委員長「………………」

委員長「……報告……かしらね」

放課後

男「はぁ何か大変だったな」ノビーッ

友「おつかれ。彼氏さん」

男「やめてマジやめて」

友「満更でもないくせに」

男「うるせえ」

テテテテテテケテテテテテケテテケケ

友「なにこれ」

男「メールだ」

友「着メロだった?!」

男「……はぁ」

友「どした」

男「……会長のところいってハーレム抜けるってさ」

友「いよいよ?」

男「そうでもない」

─会長

……誰だ君は

……不良です

何の用だ

あなたとの関係は今日限りで終わりです

写真をばら蒔くと言ってももう意味はないか
……好きにしろ

そうさせていただきます
では



会長「……男、か」

不良「男ー」

男「おう、どうだった」

不良「好きにしろ」キリッ

不良「だってさ」

男「……ほぅ」

不良「もしかして不安だった?」

男「そりゃ少しはな」

友「……僕少し急ぐから先帰るよ」

男「おうそうか」ノシ

不良「じゃあね」ノシ

男「に、しても」

男「いつの間にか違和感ないな」

不良「そうだね」

不良「なんか最初からこうだったみたい」

男「そうだなw」

不良「……男」

不良「ありがとね」

男「別に自分のやりたいことやっただけだからな」

不良「ハーレムから抜けさせてくれたこともあるけど」

不良「私を普通の女の子にしてくれて」

男「あれだけおモテになられて普通ですか」

不良「からかわないでよ……///」

不良「とにかくさ、逃げてただけだったんだろうね」

不良「堅苦しいのが嫌って言って」

不良「結局自分から目を逸らして」

不良「何がしたいのか知ろうともせずに」

不良「ただ漠然と過ごしてたんだ」

男「…………」

不良「でもこうやって」

不良「自分を変えようとして気づいたんだ」

不良「私は自分を知らなかったんだって」

不良「だから……ありがとう」

男「……照れるからやめろ」

不良「フフッ……自分を見つけるのが一先ず目標かな?」

男「頑張れよ……応援する」

男「あとすまんな」

不良「何が?」

男「こんなんと付き合ってる噂が立っちまって」

不良「寧ろ嬉しいけどね」

男「は?」

不良「まぁハーレム瓦解は手伝えることあればいつでも言ってね」

不良「それじゃ私こっちだから」


不良「また明日!」

男「………………」

男「また、明日か」

不良がハーレムから抜けた!
不良が協力してくれるようになった!

つぎの日

妹「お兄ちゃん朝だよー」

男「……フワァア」

男「ねむ」

学校 男の教室

ヒソヒソ ガヤガヤ

男「何でいるんだよ」

不良「別に良いでしょ」

不良「何か問題でも?」

男「……ないけど」

幼「」ズーン

男「……幼はどうしたんだ?」

友「昨日はたっぷり絞られたみたいだよ」

男「さて次は……」

男「そういえば、不良は誰か知らないか?」

不良「私一人の時しかあってないから」

男「お前もか」

男「さて……」

男「次は誰にすr」

男担任「席ついてー」

男「おっと」

不良「じゃぁね」ノシ

男担任「今日は重大発表!」

男担任「なんと転校生が来たよー!」

マジカ!! イエーイ カワイイコカナ? イケメンダトイーナー

男担任「入ってきてー」

転校生「〇〇女学園からやって来た転校生です」

転校生「よろしく」ペコリ

パチパチパチパチパチパチ

ビジンダー キレイナブロンド ハーフカナー?

転校生「えっと、ハープじゃなくてクォーターです」

幼「……ん?」

幼「あーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

男「うおっ」

転校生「へ?」

クラス一同「ビックリした」

男担任「幼さんあなたこのクラスじゃないでしょ」

幼「はっ!そうだった」

幼「すぐ出ていきます」ペコペコ

幼「後で話すから」ヒソヒソ

男「オッケ」

朝礼後

男「で?どうしたんだ」

幼「前私が話した子覚えてる?」

男「あぁいたなそういや」

幼「あの子よ」

男「……マジか?」

幼「マジマジ」

男「これはラッキーなのかね?」

幼「さぁね」

他校女は転校生になりました!

男「よしじゃあ次は……」

男「誰にする?」

>>207
先輩
後輩
女(会長の幼なじみ)
転校生
から選んでね

後輩

男「よし、後輩だな」

幼「後輩ちゃん?」

男「とりあえず教室に行ってくる」

幼「頑張ってー」ノシ

少し読み返したら誤字多いな
>>186
上から三つ目
体育教官「担当してるクラスの奴の名前ぐらい覚えられる」
>>201
下から二つ目
ハープ→ハーフ
です

後輩 教室

男「後輩いるか?」ガラッ

後輩「え?男先輩?」

後輩「ど、どうされたんですか」

男「いや、少し聞きたいことがあって」

後輩「そ、その……」

後輩「ちょっと用事あるんで!!」

後輩「ごめんなさい!」ピュー

男「」

男「え?」

キンコーンカーンコン

男の教室

国語教師「えーであるからして……」

友「それはまた露骨に避けられたね」

男「酷くね」グスン

友「前はそんなんじゃなかったよね」

~~~~~~

後輩「男先輩!」

男「ん?どうした」

後輩「アイス奢ってください!」

男「え……何で……」

後輩「キラキラキラ」

男「………………」

男「……安いのならな」

後輩「ワーイセンパイダイスキー」

男「心が籠ってないな」

後輩「籠めてませんし」

男「……あそ」

~~~~~~

友「こんなんだったのに」

男「おい待て何でそれ知ってるんだよ」

友「でもどうするのさ」ムシスルナ

男「話は聞けそうにもないしな」

男「……うむ」

男「……取りあえず昼休みに」

>>218
あとをつけてみる
仲の良い奴に話を聞く
どちらか選んでね

仲のいい奴に聞く

男「仲の良い奴に話を聞こう」

友「……所でさ」

男「何だよ」

友「後輩さんの仲の良い人知ってるの?」

男「」

男「……善処します」

転校生「同性愛です」

国語教師「正解」

昼休み

妹「で」

妹「私に聞きに来たのね」

男「いぐざくとりー」

妹「確かこのクラスの後輩友さんと仲が良かったと思うよ」

妹「それと」

妹「今日は早く帰ってきてよ」

妹「最近一緒に夕飯食べれてない……」

男「うん、分かった」

男「今日は早く帰るよ」

妹「うん」

男「後輩友さん?」

後輩友「イエス」

後輩友「何のようですかな?」

男「少し友さんn後輩友「ストップ!!」

男「あい?」

後輩友「私としたことが失念していました」

後輩友「あなたはまだ名乗っていませんね」

後輩友「誰ですあなたは!」キリィ

男(なにこの子めんどくさい)

男「……男っていうんだけど」

後輩友「!男さんだと……」

後輩友「いつも後輩がお世話になってます」

男「え……あぁうん」

後輩友「そして……」

後輩友「………………」

男「………………」

後輩友「私は後輩友ですっ!!」キリィ

男「うん知ってる」

後輩友「それで私に聞きたいことがあると」

男「うん」

後輩友「スリーサイズですね分かります」

後輩友「うえから9……」

男「違うぞ」

後輩友「何でですか!」

後輩友「これでも体には自信があるんですよ!」ボンキュッボン

男「いやだから後輩について聞きたいことがあって」

後輩友「………………」

後輩友「それならそうと早く言ってくださいよ」シラッ

男(なにこいつめちゃむかつく)

後輩友「で、後輩ちゃんのスリーサイズですか」

後輩友「上から7……」

男「誰もそんなこと聞いてない」

男「実はさ……」

カクカクシカジカ

後輩友「へぇハーレム……」

後輩友「楽しそうですねぇ」ウヘヘ

男「何か知ってることは無いか?」

後輩友「そもそも最近後輩ちゃんと会ってないんですよ」

後輩友「遊びに誘っても反応スルーされるし」

後輩友「強いていえば変わったのはそれくらい?」

>>222上から四つ目
友さん→後輩友
です

男「スルーってどの程度?」

後輩友「廊下ですれ違うと目を逸らして逃げ去ります」

後輩友「もう照れ屋さんなんだから」クネッ

男(それガン無視じゃないですか)

男「まぁいいやありがと」

男「それじゃ……」

後輩友「待たれよ!」ビシッ

男「何?」

後輩友「アドレス交換しようぜい」ウヘヘ

男「やだ」

後輩友「お願い!」

男「断る」

後輩友「パイ乙触らせてあげる!」グイ

男「知るか」

後輩友「命でも何でも捧げるよ!」

男「そんなもん要らん」

後輩友「………………」

後輩友「お願いします。私にアドレスを教えてください」ドゲザ

男「うむ良いだろう」

男は後輩友のアドレスを手にいれた!

キンコーンカーンコン

男「あ、やべ」

男「それじゃ」ノシ

後輩友「愛してるよダーリン」チュッ

ガラッ

男「なんなんだよあいつは」タッタッタッ

男「恐怖すら覚える」タッタッタッ

ドズッ!

男「ウベッ」鳩尾直撃

「キャッ!」

男「あ……あぐぅ」プルプル

男「お、おい大丈夫……?!」

後輩「い、痛い」グスン

男「後輩!?」

後輩「へ?」

後輩「!?お、男さん」

男「ちょうど良かった……少し話がしたいんだが」

後輩「……え、いやあの、そのぉ」ワタワタ

後輩「い、急いで教室行かなky」ガシッ

男「行かさんぞ」

男「何で俺を避ける」

男「何か気に食わないことでもしたのか?」

後輩「いやそうわけでは」

男「じゃあどういう訳だ」

後輩「え………………」

男「……後輩」

教師「こらそこっ!」

男「あ?!」

教師「ヒッ!」

教師「いや、授業は始まっとるぞ!」

男「チッ」

男「後輩、後で話だけでも聞かせてくれないか?」

後輩「え、とその」

後輩「ご、ごめんなさい!」ダダダダダダダ

男「………………」

教師「えっと、ドンマイ?」

男「なんでだよ」

放課後

友「なるほど」

友「それは完全に避けられているね」

男「後輩友とも疎遠になっているし」

男「何かあるんだろうな」

友「で、今日はどうするの」

男「いや、たまには早く帰ろうかなと」

友「妹ちゃん?」

男「yes」

友「といっても今からじゃ流石に早すぎない?

男「じゃあ久しぶりにどこかよって帰ろうぜ」

>>236
図書館
ゲーセン
カラオケ
ブック◯フ
公園
から選んでね

ゲーセン

男「ゲーセンでも行くか」

友「久しぶりだね」

男「そうだな、最近は忙しかったしな」

ゲームセンター

男「よし何をやる?」

友「峠を攻めにいこう」

男「オッケー、負けた方がジュース奢りな」

友「フッ、無謀な賭けだね」

ブゥゥゥゥゥン キィィィィィイ

男「ま、負けた……」ガクッ

友「まいどあり~」フフフ

男「く、なら次は」

男「ガンダムで勝負だ!」

男「と、言いたいところだが」

ウェェェェイイイ アギャャャギャャャ ブスコフアマー

友「やめておこっか」

男「そうだな」

UFOキャッチャーコーナー

友「このUFOキャッチャーの鬼にかかれば」

友「取れぬものなどない」キリッ

友「というわけであのぬいぐるみとってくるね」トタトタトタ

男「あいつはゲーセン来るとテンション変わるなぁ」

男「じゃあ俺も妹にお土産でも持っていってやりますか」

「男!」

男「?」クルッ

サングラスにマスクの怪しいパーカー女

男(え、なにこの人)

男(怪しすぎる)

謎の女「め、珍しいね男がゲーセンに来てるなんて」

男(てかなんで俺のことしってんの?)

男「まさかストーカー!」

謎の女「は?!」

男「あ、口に出ちゃった」

謎の女「それは酷くない」グスン

男「いやだってこんな姿した人知り合いにいませんし」オロオロ

謎の女「お前がさせたんjyあ」

謎の女「変装してるの忘れてた」

マスクとサングラス外す

男「!」

男「不良?!」

不良「声でかい」

不良「バレないようにしてるんだからやめて」

男「というかなんであんな不審者みたいな格好してるんだ」

不良「いやそれがさ」

不良「なんか知らないけど街を出歩くだけでさ」

不良「なんか変なのがいっぱい話してかけて来るようになってさ」

~~~~~~~~

イケメン4「僕と付き合ってよ」

チャラ男「君カワウィーネ」

富豪「ペラペラペラ」

従者「主人が貴女を妻に迎えたいと」

王子「貴女に一目惚れしました。我が妃になってください」

不良「」

~~~~~~~~

男「そりゃすごいな」

男「でもそれなら不良スタイルでよかったんじゃ?」

不良「いやそれがさ……」

~~~~~~~~

不良スタイルの不良「~♪」

モブ「あれ?あの人不良さんじゃね?」

モブ2「ホントだ!不良の格好した不良さんだ!」

ナンダッテ! フリョウサンガイタノカ オレトツキアッテー

不良「」

~~~~~~~~

不良「と、なりまして」

男「まぁなんというか……お疲れ」

不良「ところで……男は一人なの?」

男「いや、友と一緒だ」

男「ぬいぐるみ取りにいった」

不良「あー似合いそう」

男「そうか?」

男「お前こそ今日は一人か?」

不良「待ち合わせしてるんだけど……」

???「あ!男さーん」

男「ん?不良後輩か」

不良後輩「久しぶりです男さん」

不良後輩「それで不良先輩見てませんかって」

不良後輩「なんすかこの不審人物!?」

不良後輩「見るからに怪しいっすよ!」

不良「」ピキッ

男「……いやそいつ」

不良「不良後輩?」

不良後輩「へ?なんで名前……」

不良「少しお仕置きが必要かしら」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

不良後輩「え、先輩?」ガクブル

不良「フフフフフフフフ」ガシッ

不良後輩「え、ちょっやめ」ズルズル

ギャー

男「ナンマンダブ」ガッショウ

友「男~?」

男「お帰り友……似合うなそれ」

友「そう?」クマノヌイグルミ

友「誰かいたの?」

男「不良が来てた」

友「へー」

男「そろそろ帰るか」

友「そうだね」

男宅 夕飯後

コンコン

妹「お兄ちゃん入っていい?」

男「んー」

妹「入るよー」ガチャ

男「で、何の用だ」

男「ちゃんと帰ってきただろ」

妹「いや、そうじゃなくて」

妹「後輩さんどうなったのか気になって……」

男「おう、それがな……」

シカシカカクカク

妹「……お兄ちゃんなんかしたんじゃない?」

妹「あのこ言っちゃ悪いけどロリ体型だし」

男「してねーしロリは濡れ衣だ」

>>250下から2番目


妹「あのこれ言っちゃ悪いけどロリ体型だし」

>>251
間違ってないですよ。
正確に言えば
「あの子言っちゃ悪いけどロリ体型だし」
です。
あと更新遅れて申し訳ないです。

妹「じゃあ何でそんなに避けるのよ」

男「理由としては俺に対して後ろめたいことがある」

男「そういうことも考えられる」

妹「……例えば?」

男「知らん」

妹「んもう」

男「とにかくもう少し調べてみるしかないさ」

男「話は聞けそうにないし」

妹「まぁ、頑張ってね」

妹「私にできることがあったら言ってね」ガチャ

男(さっき俺に対して、と言ったが)

男(正確には俺と後輩友に対して、だ)

男(しかしそんなものあるのか?)

男(……情報が足りない……スースー)スヤッ

次の日 学校

男「というわけでどうしよう」

友「……僕に聞かれても」

男「だってあと話聞けそうなやついないじゃん」

友「そういえば調べられることあるよ」

男「何だ」

友「会長のこと」

男「……そういやそうだ」

男「会長なら全部知ってるわけだし」

男「とりあえず昼に……」

>>257
後輩を尾行する
生徒会室で張り込み
どちらか選んでね

後輩を尾行する

男「後輩を尾行するか」

友「どうしてだい?」

男「……話聞けそうなやついないし」

友「会長は?」

男「怖い」

友「」

昼休み

男「飯食い終わったし行ってくるぜ」

妹「ちょっと待って」

男「ん?」

幼「私達も行きたい」

不良「つれてけ」

男「えー……」

男「そもそもこんなに居たらバレるわ」

妹「じゃあ一人ならいい?」

男「……いいけど」

不良「よしじゃあ……」

三人「じゃんけん……」

三人「ぽん!」

>>261
誰が勝ったか選んでね

後輩友

妹 グー
不良 グー
幼 グー
後輩友 パー

三人「?!」

後輩友「わーい勝ったー♪」\(^-^)/

後輩友「というわけで私がついていきまーす」

妹「そ、そんなのなしよ!」

不良「流石にずるいよ」

幼「ノーカンノーカン!」

後輩友「だって後輩ちゃんがどうしたのか知りたいの!」

後輩友「お・ね・が・いは」ハァト

男「もう誰でも良いし早くいくぞ」

後輩友「レッツゴー!」

後輩教室前

男「さっき覗いたらまだ弁当食べてた」

後輩友「出てこなかったら?」

男「諦める」

後輩友「突撃しないの?」

男「するか……!隠れろ」サッ

後輩「……」スタスタスタ

後輩友「本校舎に向かってるよ」

男「後をつけるぞ」コソコソ

本校舎

後輩友「こっちって……」コソコソ

男「生徒会室がある方だな」コソコソ

後輩「……」スタスタスタ

男「生徒会室前で立ち止まったな」

後輩友「何のようなの?」

後輩「……」コンコン

\少し待ってくれ/

男「何しに来たんだ?」

後輩友「案外そーゆーことかも」

男「どういうことだ?」

後輩友「校内性行為」

男「……マジかよ」

ガチャ

後輩友「あ、開きましたね」

男「!? 誰か出てきた隠れろ」グイ

???「フフッ」スキップ

後輩友「誰あれ?」

男「知らん見たこと無い」

後輩友「後輩中に入っていっちゃったよ」

後輩友「どうするの?」

男「聞き耳たてる」サササ

後輩友「OK」ススス

……モ………………イ……

………………デ…………ス

後輩友「聞こえないよ」

男「そうだな」

後輩友「どうするの?」

男「どうしよ」

…………ニ…………

…………タ…………マ…

ガチャ

後輩友「どっか行っちゃいましたよ」

男「そういや中に部屋あるんだっけか」

男「ともかく出てくるまで待とう」

30分後

ガチャ

男「お、出てきた」

後輩友「着衣の乱れ確認できず」キラン

男「あそ」

後輩友「で?何かわかりましたかw」

男「うるせぇ」

男「昼休みも終わるし戻るぞ」

後輩友「アイアイサー」(^-^ゞ

放課後

友「で、何もわからなかったと」

男「おう」

友「まずくない?」

男「……情報が足りないんだ」

男「やっぱりもう一度問い詰めるか?

>>273
問い詰める
様子見
どちらか選んでね

問い詰める

男「よし、今から問い詰めてくる」

友「いってきな、って言いたいところだけど」

友「話聞いてくれないんじゃないの?」

男「フフフフフフフフフ」

友「何?怖いよ」

男「ちゃんと考えたさ」

男「後輩に話を聞かせる方法をなぁ」

友「どんなの?」

男「家に押し掛ける」

友「うわ」

男「これなら話を聞くに違いない」

友「まぁ、応援してるよ」

後輩宅

ピンポーン

\ハーイ/

ガチャ

後輩「どちら様……?」

トビラシメル

ガッ

後輩「……足挟まないでください」

男「こうでもしないと話聞かないだろ」

後輩「人呼びますよ」

男「呼んだところでまたくるぞ」

後輩「……何の話ですか」

後輩「どうせ大したことじゃないでしょうし早く話してください」

男「会長になんて脅されてるんだ」

後輩「……っ」

後輩「……何の話ですか」

男「別に隠さなくていい」

男「言いふらすつもりもない」

男「だから話してくれないか?」

後輩「…………」

後輩「…………イ」

男「え?」

後輩「…ル…イ」

後輩「……ウルサイ」

後輩「うるさいっ!黙れっ!!」

後輩「何なんだ!何も知らないくせにっ」

男「え?ちょ、後輩?!」スッ

後輩「気安く触るな!」ガリッ

男「っ!」イタイ

後輩「帰れ……帰れよっ!」

男「わ……分かった帰るっ…帰るからっ」

後輩「だまれ……早く消えろ……!」

男「じゃ、じゃあな」ダッ

後輩「ハーッハーッ」

後輩「…………先輩……」ガチャ

男宅

ガチャ

男「ただいま……」ヨロヨロ

妹「お帰りお兄ちゃん、って」

妹「どうしたの?!そのけが!」

男「え?いやちょっとね」

妹「めっちゃ血出てるじゃん!」

妹「お母さーん救急箱持ってきて」

男「いや大丈夫だって……」

妹「はいはい部屋行って」グイグイ

男「えー……」

男の部屋

妹「全く何やったの?」消毒液ドパッ

男「っ……別に何も」シミル……

妹「うーん、絆創膏じゃ無理っぽい」

妹「包帯巻こう」グルグルマキマキ

男「……上手いな」

妹「まぁね」エヘン

グルグルマキマキ

妹「よし出来た!」

妹「さて何があったの?」

男「言わなきゃ駄目?」

妹「ダーメ」ニコッ

男「ハァ……それがさ」

カクカクシカジガ

妹「へぇ……後輩ちゃんこわっ」

男「だろー?」

妹「まぁお兄ちゃんが悪いけど」

男「なんでだよ」

妹「避けられてんのに家に押し掛けるから」

妹「嫌がるのわかってんでしょうに」

妹「まぁ、でもこれで後輩ちゃんから話を聞くのは不可能ってことね

男「あぁ……どうしよう」

妹「……とりあえず後輩ちゃんは置いといたら?」

男「いや、でも放っておくと取り返しがつかなくなるような?」

妹「なにそれ」

男「何となく?」

男「まぁ、俺は自分の出来ることをやるだけさ」

妹「うん、お兄ちゃん」

妹「何度も言うけど出来ることあるならいつでも言ってよね」

男「おう、ありがとな」

妹「……別にこのぐらいどうってことないよ」ガチャ

男「……さてどうするかね」

次の日

男「ふわぁ~」ゴシゴシ

男「……今日は土曜」

男「しかし学校に行く!」

男「ってことで行ってきます」

妹「何しに行くの?」

男「出来ることをやりに」

妹「あそいってら」ノシ

学校

男「さてまずは……」

お昼頃

男「さて、やれることはやったけど」

男「暇だな」

男「誰か遊びに誘おう」ケイタイシュチャ

>>288
登場した人から選んでね

後輩

男「そうだ後輩を遊びに誘ってみよう」

男「話は聞けなくても遊びになら付き合ってくれるかもしれないし」ピポパ

プルルルルルルルプルルルルルルルブチッツーツー

男「……」

>>291
登場した人から選んでね

男「幼を誘ってみるか」ピポパ

プルガチャ

幼「もしもし!幼だよ!」

男「おう、幼。今日暇か?」

幼「暇だけど?」

男「よかったらどっか遊びに行かね?」

幼「いくいく!どこにいけばいい?」

男「今は学校にいるけど」

幼「OKちょっと待ってて」ブチッツーツー

20分後

幼「きたよー!」ハァハァ

男「早いな」

幼「全速力で来たからね」

幼「それでどこいくの?」

間違えて送ってしまったorz

>>296
どこにいくか選んでね

映画館

男「映画でも観に行くか」

幼「映画かー久しぶりだなー」

男「何か見たいのあるか?」

>>300
どんな映画か(種類でも内容でも実際の映画でも可)
選んでね
後しばらく更新滞ります。
ごめんなさいm(__)m

マリと子犬の物語

幼「今近くの映画館でマリと子犬の物語がやってるから見に行きたい」

男「なにそれ」

幼「何か地震で犬が取り残される話だってさ」

男「分かったいこう」

映画館

男(あまり人はいないな)

男(人気がないのか単に昔のやつだからなのか……)

幼「ポップコーン下さい。キャラメルで」

そして映画が始まる

プー

ワンワンワンワン

男「犬かわいいな」ヒソヒソ

幼「そうだね」ヒソヒソ

女の子「マリ~」

マリ「ワンワン」

ホノボノー

男「しかし眠いな」フワァ

男「……zzz」

~~~~~~~~

ガチュグチュベキュゴチュ

辺りに不快な音が鳴り響く。

少女は震えながらもそちらを向いた。

「ハァハァハァハァ」

そこにいたのは口元を赤く濡らし、

眼を血走らせたマリであった。

少女「……ぁ…ぁ」

後ろに見えたのは原型を残していない
子犬の無惨な姿。

少女「や、やめてぇ……」

しかし少女の懇願もむなしくマリは襲い掛かる。

~~~~~~~~

男「タスケテ……タスケテ」

幼「男ー?終わったよ」ユサユサ

男「ハッ」

幼「いつまで寝てるの」

男「ん?あれ……?」ボー

幼「ほら、出るよ」

男「お、おう」

男(さっきの何だったんだよ)ガクブル

今日は眠いしここまで。

幼「いい話だったね」グスン

男「そうだな」

男(やべぇ何も覚えてない)

幼「まだ時間あるしどこかよってく?」

男「ん、そうだな」

幼「じゃあ、どこに……」クー

男「…………」

幼「……///」

男「何か食べに行こうか」

幼「……うん」

安価忘れた

>315が
何を食べに行くか選んでね。
(料理の種類でも店の種類でも可。
ただし料亭みたいにただの高校生が入れなさそうなところは安価下)

子犬

が無理ならモス

これ安価の意味あんの?

>>316
一応どこに行くかで出てくるキャラは帰るつもりですけど
まぁたいした意味は無いですww
>>315
子犬……は無理なんでモスでやります

男「子犬でも食べるのか?」

幼「え?」

男「いや……なんでもない」

男「何がいい?」

幼「うーん……あ、そこにモスあるからそうしよう!」

男「そうだな」

モス店内

店員's「いらっしゃいませー」

男「俺はモスチーズのオニポテセットで、ドリンクはジンジャーエールを」

幼「テリヤキバーガーのサラダセットで、飲み物はコーラを下さい」

店員「かしこまりました、席についてお待ちください」

しばらくして

男「~~それで」

???「お待たせ致しました」

???「こちらモスチーズのオニポテセットとテリヤキバーガーのサラダセットになります」

男「」、どうも……ってあれ?

幼「先輩さん?」

先輩「イグザクトリー!って男君に幼ちゃんじゃない」

先輩「久しぶりー」

男「ここでバイトしてるんですか?」

先輩「そうよー最近金欠でさー」

先輩「それよりーそっちはなに?デート?」

幼「もちr

誤送信してしまったorz

幼「もちr男「違いますよ」

男「暇だったんで映画を観に行ってたんです」

幼「むー」

先輩「へーなんて映画?」

幼「マリと子犬の物語」

先輩「ふぅん知らないわね」

先輩「二人とも少し待ってて?私そろそろバイト終わるから」スタスタ

男「わかりました」

幼「男ー?」ツンツン

男「何だ?」

幼「先輩さんって確かハーレムの……」

男「構成員だな」

幼「どうするの?」

男「情報を引き出せればいいけどな」

男「ま、警戒することもないだろ」

先輩「お待たせー」

先輩「でも、良いよねー遊びに行ける彼氏がいて

幼「本当そうd男「彼氏じゃないですよ」

男「それより、先輩こそ彼氏はいないんですか?」

先輩「いないわよー」

幼「意外ですね」

男「先輩美人ですしたくさん相手いそうじゃないですか」

先輩「そういう彼氏みたいに付き合ってる人はいないかな」

先輩「んーでもね……あまり人には言わないで欲しいんだけど」

男「はい?」

先輩「実際セフレはいるんだ」

男「セ、セフレ?!」

幼「セ、セフレってセックスフレンド?!」

先輩「ちょっと声大きいわよ」

先輩「別にそんな驚くことでもないわよ」

男「いや、驚きますよ」

幼「ま、まさか援交とか?」

先輩「違うわよー」

先輩「キモいおっさんなんて嫌だし」

先輩「ちゃんと同級生だし同意もあるわよ」

男「誰なんですか?」

先輩「それは内緒」

先輩「向こうにも立場ってものがあるしね」

先輩「って、もうこんな時間じゃん」

先輩「じゃねー」フリフリ

男「……」

幼「……」

男「……先輩が実はビッチだった件について」

幼「……知らないよ」

男「うむ生徒会長もその、セフレの一人なのだろうか?」

幼「さぁ?でもハーレム構成員であることにはかわりないよね」

男「……」

幼「……」

男「食べよっか」カサカサ

幼「うん」モグモグ

幼「さて、お腹も膨れたことだし」

幼「どうする?私はまだ時間あるよ」

男「うん」

男「どこでも付き合うよ」

幼「むぅ、だったら買い物付き合ってよ」

男「任務了解」

ショッピングモール

幼「~♪」ルンルン

男「ご機嫌だな」

幼「女の子は買い物ってだけでテンション上がるの」フンフーン

幼「とりあえず下着見てくるから待ってて」

男「……分かった」

男「ふわぁ」

男「眠くなってきた」ボー

男「にしても何であいつは俺が居るときに下着なんぞ買うんだ」

男「ふわぁ」

男「ん?」

転校生「か、会長は良くこういうところに来るんですか?」テクテク

会長「いや、そうでもないかな」スタスタ

男「あれは転校生と会長?!」

男「なるほどデートって訳か」

男「後を尾けるか」

男「幼にメールしてっと」ポチポチ

男「っていかん見失う」コソコソ

その頃

幼「~♪」

ピロピロリン

幼「?」パカッ

会長と転校生見つけたから尾行してくる。
先帰っててくれ。

幼「なん……だと……」

幼「会長と転校生ちゃんを見つけたから尾行?」

幼「私を何故誘わない?!」

幼「よっしゃあ、まずは会計だ!」ダダダダダ

会長「何か食べるかい?」

転校生「い、いえ大丈夫です」

コソコソ

男(フフフフ……声が聞こえるほど近づいているのに気付いていない)

男(偶然ニット帽とサングラスとマスクを持っててよかったぜ)

ナニアレ? フシンシャジャナイ? ダ,ダレカツウホウ!

会長(なんだあの怪しいやつ)チラッ

男「フフフフ」

ナニアレコワイ ストーカーヨゼッタイ タイホシロー

男「にしても」

転校生「えっとその……向こうの方も見たいんですけど」

会長「あぁ良いよ」ニコッ

転校生「あ、ありがとうございます///」

男「あまりハーレム感がないな」

男「そもそも付き合ってるカップルには見えんな」

転校生「その……今日はすいません」

転校生「街を案内してもらって」

会長「別に気にしなくていいさ」

会長「君もこの街には慣れておくべきだろうし」

会長「生徒会長として当然の事をしているまでさ」

転校生「会長……///」ポー

男「なるほど攻略中なのか」

会長「少し疲れたし休憩しようか?」

転校生「あ、はい」

男「向こうに行ったな、追いかけなければ」

会長「こっちの方に喫茶店が……」

幼「男どこー」グスッ

会長「うおぉい!」

転校生「キャッ」

男「え、幼?」

幼「あれ?転校生ちゃんに……会長じゃん」


会長「よ、幼さん久し振り」

転校生「あれ?お知り合いなんですね」

幼「え?あ、うんそうだよ」ニヤリ

会長「昔少しね」

幼「それで会長」

会長「な、なんだい」

幼「男、見てません?」

会長「男?」

転校生「男君のこと?」

会長「見てないなぁ」

幼「一緒に買い物に来てたんですけどはぐれちゃって」

男「何やってんだ幼」コソコソ

男「取り敢えず合流するか」ポチポチ

幼「ほんとどこ行ったのか……」ピロピロリン

幼「あ、メールが……」

幼「え、そこにいるの?」

会長「え」フリムク

転校生「ん?」フリムク

男「げ」カタマル

今日はここまで

幼「って不審者しかいないじゃない」

会長「な、あいつこっちに来てたのか」

幼「えーっとそこの人?」

幼「こんぐらいの心はイケメン体はちょいイケメン見なかった?

転校生(心はわからないんじゃ……)

男「み、見てないぞ」ウラゴエ

幼「そーですか……どこ行ったんだろ?

会長「ん?」

会長「ちょっと待てお前」

男「はい?」ウラゴエ

会長「その帽子とマスクとサングラスを外せ」

転校生「か、会長?」

幼「それは失礼なんじゃ……」

会長「ほら、早く」

男「…………」

スッ

転校生「あ……」

幼「男?!」

会長「何でそんな格好をしていた」

会長「そもそも俺達の後をつけていたのか?」

会長「答えろ」

男「えっとその……

男「二人を見かけて……何か仲良さそうだったから」

男「たまたま持ってた帽子とマスクとサングラス使って尾行してました」

会長「つまり……」

男「好奇心です……ごめんなさい」ペコ

会長「……全く好奇心が過ぎるぞ」

会長「正直厳罰に処したい所ではあるが」

会長「まぁ、今日は見逃してやる」

会長「もうするなよ」

男「はい、すいません」

会長「それと、私と転校生さんは特別な関係にあるわけではないからな」

男「そうですか」

幼(良く言うよハーレム志望が)

転校生「……」ムー

会長「それじゃあな」

会長「くれぐれ言うが後なんか尾けるなよ」

男「はい、本当すいません」

転校生「じゃあね幼さん……お、男君」

幼「じゃねー」フリフリ

男「…………」

男「グッ」ガッツポーズ

幼「……全く何やってんだか」

男「何だよ上手く誤魔化しただろ」

男「そもそもお前が原因だろ?」

男「先に帰ってろって言ったのに」

幼「私を放って面白そうなことしだすのが悪い」

幼「それでどうだった?」

男「ほぼ確実に交際には至ってない」

男「でも転校生は着実に堕ちてる」

男「一週間位たてば晴れてハーレムの仲間入りじゃないか?」

幼「それじゃ早くしないと……」

男「出来れば……だな」

男「まずは後輩をどうにかしないと」

男「まぁ、手は打ったけどな」

幼「?」

男「あ~あ疲れたし帰るか」

幼「そーだねって買い物は?」

男「バレたか」チェッ

幼「自分で言ったんだから手伝ってよね」

男「ハイハイ分かったよ」

その頃

転校生「ンー!美味しいですこのケーキ」パクパク

会長「そう、それは良かった」ズズー

会長(やはりあいつが言っていたことは本当のようだな)

会長(男か……気を付けなければ)

転校生「会長?どうかしました?」

会長「いや、何でもないよ」

夜遅く

男「さて、飯も食ったし風呂も入ったし……」

男「寝るか、と言いたい所だがその前に」

ピポパポ トゥルルルル トゥルルルル トゥルガチャ

友「もしもし、友だけど」

友「どうかした?」

男「あぁ、明日予定はないか?」

友「なにもないけど」

男「じゃあ10時頃に学校の正門前に来てくれ」

友「え、ちょっと何のy」

ブチッ

男「よし、寝よう」

次の日 10時前

男「ふわぁ寝み……」

友「男~」タッタッタッ

男「おう来たか」

友「来たかじゃないよ全く」

友「何するのか教えてくれないままに切っちゃうんだもん

友「それで、何すればいいの?」

男「生徒会室に忍び込む

友「」

友「それ本気で言ってる」

男「もちのろん」

友「はぁ、方法は?」

男「昨日のうちに鍵くすねといた」

友「よくばれないね」

男「生徒会室の鍵って教師用が一本と生徒管理のが何本かあるんだよ 」

男「で、教師用は滅多に使われない」

男「だから昨日職員室から堂々」持ち出せたぜ」

>>348一番下途中の 」→と です

友「忍び込んでどうするのさ」

男「いやなんか手がかりはないかな~なんて」

友「つまり確証はないのね」

友「でも会長と鉢合わせしたらまずくない?」

男「大丈夫」

男「下調べしてたとき奴は日曜のデートを欠かしていない」

男「今日もデートだろ」

友「分かった」

友「けど僕を誘う必要なくない」

男「一人じゃ寂しいし」

友「……そっか」

男「じゃ行くぞ」

校内

友「学校にはすんなり入れたね」

男「まぁ部活もやってるしな」

男「着いたぞ」ゴソゴソ

ガチャ

男「よし」キィー

友「うわぁ汚い」

男「ゴキブリでも沸きそうな部屋だな」

友「何を探せばいいの?」

男「何か証拠になりそうなものを探そう」

友「分かった」

一時間後

男「……見つからないな」

友「というか物が多すぎるんだよ」

男「後は……パソコンとか?

友「確かに」

友「今時何でもデータだろうしね」

男「よいしょっと」トスッ ポチッ

男「えーっと……」ウィーン

男「パスワード?」

男「えっと……どうしよ」

友「分かる?」

男「は、ハーレム大好き?」

友「何でやねん」

男「だってわかるわけないじゃん」

友「何かヒントは……」ゴソゴソ

友「あ」

男「友?」

友「これ見て」ピラッ

男「メモ?」

パソコンのパスワード
iloveharem

男「」

友「分かって良かったね」

男「いやいやいや」

男「まさかこんなやつのわけ……」カタカタ

男「通っちゃったよ」

男「わけがわからかいよ」

友「にしても不用心だねー」ケラケラ

男「パスワードメモった紙その辺に放置するなよ」

男「そもそも何でメモってるんだよ」

友「見たところ共用ぽいし忘れたときの為じゃない」

友「それより早くしないと」

友「これ一応不法侵入だよ」

男「えーっと」カチカチ

男「kohaiフォルダ……」

友「まんまだね」

男「なぁこれって共用何だよな」

友「多分」

男「こんな堂々と大丈夫なの?」

友「心配しとんな」

男「でもさぁ」

友「もしかしたら」

友「生徒会の人は知ってるのかもね」

友「ハーレムの事」

男「共犯?」

友「さぁ知らない」

……トス…………トス

男「……とりあえずこのUSBにコピって」

…トス……トス………トス

男「えっと……」カチカチ

トス…トス…トス……トス……トス

友「!、男」

男「ん?」

友「誰かきた」ヒソヒソ

男「何!?」

トストストストストストス

友「ヤバいどうしよ」

男「まずkohaiフォルダだけコピーして……」カチカチ

トストストストストストストストス

男「……よし出来た」チャッ

トストストストストストストストス

友「パソコンの電源は?」

トストストストストストストストス

男「モニターだけ消しとけ……物置部屋に逃げるぞ」スタコラ

友「おーけー」サッサ

トストストストストスガチャ

???「……はぁ」

???「何で日曜に作業なんてしなきゃいけないんだろ」

男「あいつは……」

友「副会長!」

副会長「全くこれも会長のせいだね」

副会長「デートするからって仕事押し付けてきて」

副会長「埋め合わせはしてもらわないと」プンスカ

男「何か……可哀想だね」

友「あ、男」

友「向こうから出られるみたいだよ」

男「よしじゃあ今のうちに……」

副会長「あれ、パソコン点いてる」

男「」ギクッ

副会長「全く電気もタダじゃないのに……」カチカチ

副会長「シャットアウトっと」

男「ホッ」

友「男、今のうちに」コソコソ

男「わかってる」コソコソ

カチャ キィー パタム

駄目だ眠い今日はここまでおやすみ

あけおめー

>>361
あけおめ

男「ふぅーあぶねー」

友「スリル満点だったね」ドキドキ

男「余裕だな」

男「家に帰るけど友はどうする」

友「kohaiフォルダ気になるし着いてくよ」

男「おっけー」

男宅

男「ただいまー」

妹「おかえり」

友「お邪魔しまーす」

妹「友さんいらっしゃい」

妹「家に来るのは久し振りだね」

男「あれ?母さんは 」

妹「知らない」

男「まずは部屋に……」クゥー

男「……」

友「……///」

男「……昼飯ある?」

妹「……チャーハン作るよ」

友「……ハズカシイ」

男「ご馳走さま」テアワセ

ゴチソウサマデシタ オソマツサマ

男「よし部屋に上がるか」

妹「そういえば友さん何しに来たの?」

友「それがね……」

カクカクシカシカ

妹「kohaiフォルダね…… 」

妹「私も見たい!」

男「まぁいいけど」

男の部屋

男「皆揃ったか?」

妹「はーい」

友「揃うほどいないよね」

男「USBセットかカチッ

男「…………」カタカチ

男「よしお前ら準備は良いな?」

妹「だ、大丈夫」

友「問題ないよ」

男「行くぞ……」

kohaiフォルダオープン

男「…………」

妹「……うわぁ///」

友「これは……覚悟はしてたけどくるものがあるね」

友「男?」

男「…………」

妹「お兄ちゃん前屈みになってどうしたの?」

男「……俗に言うハメ撮りというやつだな」

友「やっぱりこれを脅迫のネタに?」

妹「ねぇねぇどうして?」

男「合成だと思うがな」

男「ばら蒔かれるのは嫌だろ

友「決めつけるのは早いよ」

友「合成じゃないかもしれない」

男「お前……後輩がこんなことしたとでも?」

友「気を悪くするなよ……あくまで可能性の話」

友「疑ってかかるのは悪いことじゃない」

男「それはそうだが」

友「ま、合成だろうけど……」

友「にしてもよくできてるよね」

友「男が反応しちゃうぐらいには」ニヤッ

男「うっさい」

妹「ねぇなんで?」

男「計20枚。ハメ撮り写真がありました」

友「なかなかの枚数だね」

友「作るのも手間だろうに」

友「でも、どうするんだい」

友「いくらネタが分かったからって後輩ちゃんの問題は解決してないぞ」

男「だろうな」

男「写真のデータもバックアップ位とってるだろうし」

男「まぁ簡単にはばら蒔かないとは思うけど……」

男「それでも後輩を説得できるとは思えない」

妹「あれだけ嫌がってるしね」

男「……まずはあの写真を調べられないか?」

友「というと?」

男「合成かどうか位はわからないかな?」

友「でも誰に聞く?」

男「学校に写真部ってあったよな」

男「聞けないかな?」

友「いい案たも思うけど……ちゃんと事情を話さないといけないな」

男「そこは……まぁ秘密の守れるやつに聞くよ」

男「今から行くか」

友「でもさ今日は日曜」

友「いるとは限らないよ」

友「明日にしたら?」

男「そうだな……」

>>373
とりあえず今から行ってみる
友の言う通り明日にする
どちらか選んでね

今でしょ

男「いつ行くか?今でしょ」

友「もう古くない……」

男「因みに>>1の学校のOBらしいぞ」

妹「どうでもいい」

男「つー訳で行くぞ」

友「僕もついていくよ」

妹「私はパス。メンドクサイ」

男「じゃ、行くか」

学校 写真部部室前

男「居るかな?」

友「いるといいね」

コンコン ハーイ

???「どちら様ー」

友「実はおきk男「写真部を見学させてもらえませんか?」

友「は?!」

???「見学?入部希望?」

男「いや僕ら帰宅部なんですけど」

男「やっぱり部活はやった方が良いかなと思って」

男「それで興味ある部活を見て回ってるんです」

???「へー、まぁ入りなよ」

友「ちょっと男」ヒソヒソ

友「なに考えてるの?」ヒソヒソ

男「今の人」

男「後輩を尾行したときに生徒会室から出てきた人なんだよ」

友「……なるほど」

男「もしかしたら会長と繋がってるかも知れないし」

男「すまんが乗ってくれ」

友「ん、了解」

友「報酬は今度何か奢ってね」

???「どーぞー」

写真部員1「部長誰ですかその二人」

写真部員2「そこそこのイケメンにボーイッシュ美人……被写体ですかね」

写真部員3「あら、いい男(ハァト)」

男「」

???「ハイハイ退いた退いた」

???「ただの見学希望だよっ」

???「んっとまずは自己紹介」

部長「私が写真部部長、部長だよっ、よろしく!」

部長「他のはまぁ写真部員だよ」

写真部員1「あれ?俺ら適当」

写真部員2「モブですから仕方ないですね」

写真部員3「もう、失礼しちゃう」

男「あ、男ですよろしくお願いします」

友「と、友です。よろしく」

女装オナニー先輩オッスオッス

部長「えっと部活の説明……と言ってもまぁ写真撮るとかだし……」

部長「まぁとりあえずやりながら説明するよ。ついてきて」

男「はい」

友「ちょ、待って……」

ここからは>>1が写真知らないので割愛

林修の母校は男子校なんだよなぁ……つまりハーレムってホm……

部長「……とまぁこんなとこかな」

男「へー」

男(正直ただの言い訳だったけどためになるな)

友(写真って楽しいなぁ。ハマりそう)

部長「で、どうだった?」

男「写真って面白いですね」

友「楽しかったです!」

部長「ほほう、じゃあ入部決定?」

男「あー」

友「えっと……」

部長「まぁ即決はできないよねー」

部長「存分に考えて決めると良いよ」

これはホモですね……間違いない

部長「お茶でも飲んでく?安いやつだけど」

男「いいんですか?」

部長「もちろん」

友「じゃあ甘えさせて頂きます」

写真部室

部長「どーぞー」コトッ

男「あ、すいません」

友「ありがとうございます」

>>381
いや共学設定だから……
うちはホモ多い気もするけど
あ、>>1はノーマルです
>>379
大丈夫?

男子高生は共学の環境を再現できるのか

>>1 の学校の写真部ってどんな感じよ?

部長「じゃあ何か質問あったら聞いてよ」

男「部員はあの三人だけなんですか?

部長「いや他に二人居るよ」

部長「そもそも写真部日曜は活動予定ないし」

写真部員1「要するに」

写真部員2「皆」

写真部員3「暇なのよ」

>>383
だから違うって……
>>386
ごめんよく知らない。写真部は一応あるはず。
>>385
男子校生なんでどこかおかしいところあると思いますが
容赦なく突っ込んで下さい。善処します。

部長「あはは、他に何かある?」

友「えーっと……」

>>390が質問してね。
(基本的に何でも良いけど会長、ハーレム絡みはやめてくれると嬉しいです。そうなると安価下にするかも……

物理の単位は取れましたか?

友「ぶ、物理の単位はとれましたか?」

部長「はい?」

男「何でそれ聞いた?」

友「何となく?」

部長「うわー私馬鹿にみえるのかー」

友「いや!別にそういうわけで」あアセアセ

部長「でも私これでも頭良いんだよ 」

写真部員1「へぇ、じゃあ中間の席次何位だったんですか?」

部長「…………」ソッポムク-

写真部員1「目をそらすな」

男「つぎは……」

>>395が質問してね

女装オナニーは気持ちいいですか?

男「女装オナニーは気持ちいいですか?」

部長「わっつ?」

友「ななななにきいてんの?!」

男「イヤなんか天啓が下って」

友「だからって聞く?!」

部長「いや私女だから女装オナニーできないや」

部長「オナニーは気持ちいいと思うけどね」

友「えっとじゃあ」

>>399が質問してね

kskst

安価下ね

kskstは、加速+安価下って意味だよ

安価なら盗撮のやり方について

友「盗撮ってどうやるんですか?」

部長「盗撮?したことないから分かんない」

男「そりゃそうでしょ」

>>401
そうなんだサンクス

部長「もう、なんかさっきからワケわからんことばかり聞いて!」プンスカ

部長「もう少しまともなこと聞いてよ」

男「あ、カメラとかって高いんですか?」

部長「まぁそこそこにはね。今私が使ってるこれ」

部長「10万はするし」

友「うわぁ……」

男「やっぱり値は張りますね」

部長「まぁ別に高いのじゃなくてもいいしね」

部長「それにうちはお金には困らないし」

写真部員1「ちょっ……」

写真部員2「部長それは……」

写真部員3「あまり言わない方が」

部長「あ、まぁ良いじゃん」

男「……何かあるんですか?」

部長「うちの活動って文化祭の時の写真展だけなのよ」

部長「それで昔の部長が色々と始めたのよね」

友「色々?」

部長「有名所だと人気のある生徒の隠し撮りとか」

部長「それ以外も割りと黒いことやってるわよ」

部長「コラージュ写真とかも作ってるし」

部長「最近じゃ尾行とか探偵紛いのこと始めたしね」

部長「それで稼ぎがあるのよね」

部長「まぁ、高校生相手だから額はしれてるけど」

男「それアウトじゃ」

部長「だから言わないでよー」

部長「それとも口止め料でもいる?」

男「要りませんよ!」

部長「まぁこういうのがいやならうちに入らないことね」

部長「別に写真部に来なくても写真は撮れるし」

部長「もう遅いし今日は帰んな」

部長「返事は今度でいいからね」

男「はい……ありがとうございました」

友「お邪魔しました」ガチャ

部長「じゃねー」

部長「うーむ」

写真部員1「どうかしました?」

部長「いやどっかで見たことある子だと思ってたんだけどさ」

写真部員2「誰だったんです?」

部長「ん、いや気のせいかな」

部長(男君会長に目をつけられてるのかしら?)

部長「……悪いことしたかな?」

友「男、やっぱり……」

男「ああ、コラ作ったのは写真部だろうな」

男「まぁ、これであれがコラってことはきまったよう」

>>410ミスったorz

男「まぁ、これであれがコラってのは決まったようなもんだな」

友「出所は分かったしね」

友「でも後輩はどう説得するんだい?」

男「根気強くやるしかないだろうな」

男「いざとなれば部長にも動いてもらうか」

友「そうだね」

男「じゃあまた明日」ノシ

友「うん、バイバイ」ノシ

次の日

男「今日は学校だな」

妹「というわけだから起きなさい」

男「あと五分!!」

妹「問答無用!!」グイッ

男「ギャー」ゴロゴロドスン

学校 朝礼前

男「痛い……」グスン

友「どうしたの」

男「妹のお越し方が激しくて朝が辛い」

友「売れなさそうなラノベのタイトルだね」

男「そんなことより」

男「昼はどうしようか」

友「後輩の説得するんじゃないの?」

男「あれを学校で見せろと」

友「あー……」

男「それに時間がかかると思うしな……」

男「だから同時進行で他の奴の説得も進める」

友「へぇ、誰にするの?」

男「そうだな……」

>>417
先輩
女(会長の幼なじみ)
転校生
から選んでね

モアイ

正直女と転校生は説得する必要ある?
直接的なつながり無くない?

3年G組女装オナニー先輩

男「よし女さんだな」

友「そういえば僕女さんってよく知らないんだけど

友「去年同じクラスだっただけだし」

>>420
男の目的はハーレム潰すことたから……
>>418-419
お主らまさか……
>>421-424
他所でやれ

男「ん?まぁ俺も特に親しくはないぞ」

男「去年委員会が同じだったくらいだ」

男「だから今でも会えば少しくらい話すけどな」

友「ふぅーん」

男「とりあえず昼に……」

>>428
女に話を聞く
女の友人に話を聞く
女を尾行
どれか選んでね

嵌頓包茎は治りそうですか(小声)

治らないなら早めの受診をおすすめします。

女に話を聞く

ネカマして男を釣ろう

男「女さんに話を聞いてこよう」

友「僕は遠慮しておくよ」

男「そうか」


>>427>>429-431
何なんだよお前ら
嫌がらせか(;_;)

昼休み

男「……ふぅ、ごちそうさま」

友「食べるの早いね」

男「よしじゃあいってくらあ」

友「いってらー」ノシ

女の教室

男「女さんいる?」ガラッ

女「あら?男君」

エ?オトコ? フリョウサンノカレシノ? オンナサンニナンノヨウダ? マサカウワキ?

女「何のよう?」

男「少し話がしたいんだけど」

女「分かった。手短にね」

モブ「何だよアイツばかり!」グスン

モブ2「諦めろ。どうせ奴は俺達とは別次元の人間なのさ」フッ

廊下

女「それで話って?」

男「もう単刀直入に聞くけど」

男「女さんは会長のハーレムに入ってるよね」

女「………………」

男(え?沈黙?)

男(まさかハーレムのこと知らなかった?!)

男「ご、ごめん女さん!そんなつもりは……」

女「?何で謝るのよ」

男「え?」

男「だって女さん急に黙るし」

男「もしかしてハーレムのこと知らないのかと……」

女「知ってるわよ」

男「じゃあ……」

女「でも私ハーレムには入ってないわよ」

男「へ?」

女「そもそもあいつとは別にそういう関係ではないわ」

男「な、でも会長とデートとかしてたんじゃ」

女「ええ、あれは私から誘ったの」

男「ええ?」

女「うーん何て言えば良いのかしら」

女「私はね会長のことが好きなの」

男「はい!?」

女「でもね好きな人には自分だけを見てもらいたいの」

女「あいつには誘われわよ。ハーレムに入らないか?ってね」

女「でも断ったのよ」

女「だから私はハーレム構成員ではないの。分かった?」

男「いや、でもデートとか……」

女「そりゃ好きな人にアタック位するわよ」

男「成る程」

女「聞きたいことはそれだけ?」

女「男君はハーレムを潰したいみたいだけど」

男「何でそれを」

女「そりゃ色々とやってるしね」

女「会長も勘づき始めてるわよ」

男「……女さん」

女「ん?」

男「女さんは良いのか?」

男「あんな悪どいことまでして女の子を侍らせている奴なんか好きで」

女「随分なこと言うわね」

男「……ごめん」

女「事実だし良いでしょ」

男「でもあいつは……」

女「それでも好きなのよね」

女「恋は盲目というかさ……」

女「だから私は諦めないわ」

女「私に振り向いてくれるまで……」

男「女さん……」

女「そう、私はね……あいつの一番になりたいのよ」

女「一番になれればハーレムなんかやめるだろうしね」フフッ

男「……分かった」

女「良いの?目的は知らないけどハーレムを潰すんでしょ?

男「それが目的なんだけどね」

男「女さんはハーレムじゃないんだろ?」

男「だったら俺にすることは無いよ」

男「わざわざありがとな」

女「このぐらいでお礼を言われてもね」

女「何か手伝えたら遠慮なく言ってね」

女「私もハーレムは無い方が良いしね」

男「ああ、分かった」

男「それじゃ」

女「うん、じゃあね」

女「ふぅ」

女(男君がいきなり来たのにはビックリしたけど)

女(中々格好いいわね……男君も)

女「って何言ってんだか」

女「まるでビッチね」ハァ

男「女さーん!」ドタドタ

女「はぇっ!?」

男「ごめん一つ聞きたいことがあって」ハァハァ

女「あ、うん何?」

男「ハーレムに入ってる人に心当たりはない?このリスト以外の人で」カサッ

女「うん?少し待って」フムフム

女「うーん私の知ってる人は大抵リストに載ってるわね」

男「そう……」

女「でも確か購買のお姉さんがいたはずよ」

女「どうも体だけの関係だけど」

男「購買のお姉さん?ありがとう」

男「じゃあ今度こそ。またね」ノシ

女「うん、また」ノシ

男の教室

男「はぁ……」テクテク

友「おつかれー」

友「どうだったー」
お男「それがさぁ」

シカジカカクカク

友「へぇ好きだから、ねえ」

男「というわけで女さんはどうもできないしな」

友「無駄足だった?」

男「いや?そうでもないぞ」

男「良いことを聞けたよ」

男「あ、それとハーレム構成員が新たに分かった」

友「今度は誰だい?」

男「購買のお姉さんだとさ」

友「購買のお姉さん?それはまた……」

男「だろ?」

友「というかどうするのさ」

男「体だけの関係らしいしまずは正面からしか無いさ」

キンコーンカーンコン

男「鐘がなったな」

友「そうだね」

男「放課後は後輩の所に行くがお前はどうする?」

友「僕は良いよ。そもそも今日幼と約束があってね」

男「そうか。じゃあ一人で行くよ」

友「うん、頑張れ」

男「おう、頑張るさ」

放課後

後輩「……はぁ」トボトボ

後輩(今日はあいつからの呼び出しは無かった)

後輩「……良かった」

男「何が良かったんだ?」

後輩「…………」

男「無視は酷くないか」

後輩「……何のようですか男先輩」

後輩「早くどっか行ってください」

男「まぁまぁ。少し話そうよ」

男「奢るしさ」

後輩「いや、だから……」

男「いいからいいから」グイグイ

喫茶店

後輩(……押しきられてしまった)

男「ミルクティーとモンブラン」

男「後輩は?」

後輩「あ、じゃあコーヒーに苺のショートケーキを……」

ウェイトレス「かしこまりました」

後輩「……ごめんなさい奢ってもらちゃって」

男「別に遠慮するなよ。前に無理矢理押し掛けた詫びさ」

後輩「その、ごめんなさい手の怪我……」

男「これか?唾つけときゃ直るわ」

ウェイトレス「お待たせしました」

寝落ちしたーorz

後輩「それで話とは……」

男「んーっとなー」

>>450
いきなり本題に入る
まずは世間話
どちらか選んでね

そりゃあ本題でしょ

男「もういきなり言うが俺はハーレムを無くしたい」

男「だからお前にハーレムから抜けて欲しい」

後輩「……先輩には関係ないことでしょう」

後輩「私には私の事情があるんです」

男「……それはこれか?」っUSB

後輩「……それは?」

男「中にはこれが入ってる」スマホ

後輩「!!」

後輩「み、見たんですか……」プルプル

男「いや、その後輩が何でハーレムにいるのか調べようとして」アセアセ

後輩「ぅ……うぇぇん……」グスッ

男「え!?後輩?!」オロオロ

後輩「ひぐっ……うわぁぁぁん」ポロポロ

ウワアイツオンナノコナカシテルゼサイテー オンナノテキネ

男「え、えぇえ?」ワタワタ

後輩「うぇぇぇぇん……」ヒグッ

30分後

後輩「ぅぅ……」

男「お、落ち着かれましたか?」

後輩「……ごめんなさい」

男「いや、いきなりあんなもの見せた方もわるいし……」

後輩「……すいません、今日は失礼します」ガタッ

後輩「ケーキ御馳走様でした」ペコッ タタタッ

男「お、おう、また……な……」

男「……やっちまった」ショボーン

商店街

男「はぁ、なにやってんだか」トボトボ

???「あれ?男?」

男「……ダメだ死にたい」

???「死にたい?!なに言ってんの?!」

男「どこかで首吊ろう。それがいい」

???「ちょ……ダメだって!」バキン

男「うげふっ」ドサン

???「あっ……思わず殴っちゃった」

???「あー、大丈夫?」

男「いてて、不良か……流石だな」

不良「昔の癖は抜けないわ……」

不良「思いっきりいったけど怪我とかしてない?」

男「おう、お陰で目が覚めた」

不良「そういえば、死ぬとか言ってたけど、どうしたの?」

男「実はな……」

省略

不良「うん、まぁデリカシーが無いって言われるわね、それ」

男「ですよねー……」

不良「でも、後輩さんも不自然ね」

男「なにがだよ」

不良「たかがコラでそこまで泣くかしら?」

男「お前みたいに図太く無いんだろ」

不良「そういうのがデリカシー無いって言われるのよ」

男「はうっ」グサッ

不良「ま、人の感じ方はそれぞれ違うものね」

不良「私も嫌だしね」

男「意外」

不良「……潰すぞ」ギロッ

男「ハイスイマセン」

不良「よろしい」

不良「でも、何でも言ってよね。力になるからさ」

男「…………」

不良「ん、どうかした?」

男「もう自然体だな。それ」

不良「そう?ありがとう」

不良「これでも油断すると出ちゃうけどね」

男「でも見違えたよな」

男「本当綺麗になったというか」

不良「むぅ、お世辞はいいよ」

男「いやいや、お世辞じゃないって」

男「まぁ、不良は昔から可愛かったけどな」

不良「(゜ロ゜)?!」

不良「ななななななにいってんだよ」アバババ

男「戻ってるぞー」

不良「くっ……殺せ!」

男「女騎士か」ビシッ

不良「むぅ……男って天然ジゴロよね……」

男「なに言ってんだか」

不良「自覚が無いのが怖い」

不良「じゃあ帰るか?何なら家来てもいいぞ」

男「何でだよ」

不良「いや、お礼もしたいし……」

不良「ダメか?」ウワメヅカイー

男「うぅむ……」

>>461
行くか
行かないか
選んでね

行く

男「じゃあ行かせてもらおうかな」

不良「オッケーじゃついてきて」

不良邸

男「相変わらずでけーなぁ」ホォー

不良「やっぱそうなのか」ヘェー

男「お邪魔しまーす」

不良「ただいまー」

使用人「おかえりなさいませお嬢様」

使用人「と、これはこれは。いらっしゃいませ男様」

男「お久し振りです」

不良「今日の夕飯男の分も用意してもらえる?」

使用人「かしこまりました」

男「何か悪いな、ご飯までお世話になっちゃって」

不良「気にしないでよ」

不良「それよりどうする?ご飯までしばらくあるし何か遊ぼう」

男「不良の好きなので良いよ」

不良「そうだな……」

>>466
何で遊ぶか決めてね
(但しあくまでも健全なもので、場合によっては安価下)

男が不良に女装オナニーを見せる

不良「桃鉄やろう」

男「桃鉄か、久しぶりだな」

不良「ついてきて」

男「あれ?部屋じゃないのか?」

不良「うん、ゲーム部屋があるんだ」

男「流石お金持ち」

ゲーム部屋

不良「ここだよ」

男「おー」

不良「オープン」ギィィ

男「……なんかすげえな」

男(格ゲーの筐体まであるよ)

不良「えっとここに~」ゴソゴソ

不良「あったあった」

不良「男ー始めるよー」

男「テレビもデカイ」

~~~~~~~~

よっしゃあまた一位♪

な!目的地遠いな?!

特急カード~(ダミ声)

……いつからそれがただのボンビーだと錯覚していた?

トイレいってる間に物件売るなよ!

~~~~~~~~

コンコン

不良「ハーイ」

使用人「お嬢様」

不良「ごめん、少し待ってて 」

男「分かった」

不良「あと仕返しに物件売らないでね」

男「それは振りかな?」

不良「ちーがーう」ガチャ

不良「お待たせ」

使用人「お食事の準備ができましたので大食堂へお越しください」

不良「あ、それなんだけど」

不良「もう片方に運んでくれない」

使用人「しかしあちらは大食堂より手狭でございますが」

不良「二人なら十分」

不良「それに……男の近くが良いし」

使用人「……かしこまりました」

不良「お願いね」

不良「男ー」

不良「ご飯できたって~」

男「んー」

不良「こっち来て」

男「分かったー」

男「……そういえば親御さんは?」

不良「今日も仕事で飛び回ってるんじゃない?」

男「寂しく……ないのか?」

不良「え?何心配してくれてんの?」

男「うっせぇ……」

不良「フフッ……寂しくないよ」

不良「滅多に親とは会えないけどさ」

不良「ここには使用人さんもメイドさんもシェフさんもいる」

不良「それにしても何より男がいるしね」

男「……そっか」

不良「照れるなよ」

男「照れてねえよ」

不良「ここだよー」

メイド「あ、お嬢様」

メイド「てことはお隣が……」

男「男です、始めまして……えーっと?」

メイド「メイドです♪いつもお嬢様がお世話になってます♪」

不良「メイド?男は私が世話してるんだけど」

メイド「まっさかー、お嬢様のことだし男さんにお世話になりっぱなしでしょう」

メイド「だから家に呼んだ癖に」

不良「くぅ……」

メイド「ほらほら、早くしないと冷めちゃいますよー」

不良「あっ、男入って」

男「ほえー広いな」

不良「そう?これでも狭い方何だけど」

男「お金持ち怖い」

男「というか豪華だなー」

メイド「うちのシェフが「未来のご主人に適当なもんは出せねえな」って無い腕振るった料理です」

シェフ「誰の腕が無いって?」

メイド「げ」

メイド「何で来てるんですか」

シェフ「未来のご主人の顔を拝みにな」

男「いやだから……未来のご主人って」

不良「ボフー」

シェフ「……チッ、イケメンカヨ」

男「えっ?!今舌打ちされた!?」

メイド「全く品がないですね」

シェフ「オメーにゃ言われたくない」

メイド「黙れ魔法使い」

シェフ「」

男「」

不良「ゴホン」

不良「冷めるんじゃなかったの?」

メイド「あ、そうですね」

シェフ「後で感想教えてくれや」

メイド「それじゃあ……」

二人「邪魔物は退散しまーす」ピュー

メイド「あんな二人の近くにいたら熱中症になっちゃいますよーww」

シェフ「冬だったら暖房要らずだなーww」

男(仲良いな)

不良(使用人に言って給料減らしてやる!)

>>475訂正
使用人以下さん取って読んでね

男「とりあえず食べようぜ」

不良「うん」

モグモグパクパク ムシャムシャ

男「うっめ!何これマジうまい!!」ムグムグ

不良「そ、そんなに?」

男「うんうん!今まで食べたもので一番ウメェ!」ハグハグ

不良「シェフに言ったら喜ぶよーあの人人格破綻してるけど」

男「酷いな!」ハムハム

不良「何せ30過ぎても童貞だしね」

男「The・魔法使いだな!」アムアム

不良「もう、いっそのことメイドと結婚しちゃえば良いのに」

男「お似合いだよな!」ホムホム

部屋の外

メイド「な、何言ってるんですかお嬢様!」ヒソヒソ

シェフ「ご挨拶だな」ヒソヒソ

シェフ「まぁ嫁の貰い手が無ければ貰ってやるよ」ヒソヒソ

メイド「もう……何で上から何ですか……バカ」

男「はぁー美味しかった」

不良「ほんと男は美味しそうに食うなぁ」

男「そりゃ美味しいもの」

男「……さてそろそろ帰るかな」

不良「……なぁ男?」

男「ん?」

不良「泊まって……いかないか?」

不良「ほら!もう遅いし」

不良「それに……お礼もし足りないし……」

>>484
泊まっていく
今日は帰る
どちらか選んでね

泊まってく

男「じゃあそうするよ」

不良「そうか!良かった!

不良「少し使用人に言ってくるよ」

男「いってらー」

不良「使用人ー」

使用人「どうしましたか?お嬢様」

不良「今日男泊まっていくから」

使用人「ほう、そうですか」

不良「うん、色々お願いね」

使用人「かしこまりました」

不良「というわけで遊ぼう!」

男「どういうわけか知らんが賛成だな」

>>489
何で遊ぶか決めてね
(但し同上)

野球拳

男「ブラックジャックやろう」

不良「ブラックジャック何それ」

男「え?」

不良「他のにしよう」

>>493
何で遊ぶか決めてね
(ごめんなさい俺がブラックジャック知らないだけです。
あと野球拳はなしで。あとは同上)

姫初め

不良「よしツイスターゲームやろう」

男「ツイスターゲーム?まぁ良いけど」

遊戯王詳しくないだけですごめんなさい

男「でもあれって二人でやるもの?」

不良「え?いや、それは……」

メイド「ハッハッハッ、お任せください」

メイド「このメイドが見事なツイスターtechniqueをお見せしましょう」

不良「そう?じゃあ審判やって」

メイド「」

メイド「やだいやだい、私も二人とくんずほぐれたいです!」

男「くんずほぐれたい?」

不良「じゃあ他の人呼んだら?」

メイド「オーキードーキー!」ピポパ

メイド「シェフさん!早くお嬢様の部屋に来てください!

シェフ「は?無理だろ。片付けしてねえし」

メイド「んなもん後で良いでしょ!」

メイド「私が頼んでるんですよ!」

シェフ「知らねえよ……終わったら考えてやるよ」

メイド「あっ、ちょ……あのやろう」

メイド「はっ!そうだ使用人さん!」ピポパ

電話「お掛けになった電話番号は現在使われておりません」

メイド「あれー?」

不良「……」ポン

メイド「お嬢様……!」パァァァ

不良「諦めろ」

メイド「…………ハイ」

友って女?

不良「というわけで準備した」

メイド「ほらほら早く上に立って」

男「ツイスターゲームとか初めてやるんだが」

不良「大丈夫私も初めて」

男「じゃあ何で家にあるんだよ」

メイド「はいじゃーやりますよ……右手青~」

>>502
そうですよ

10分後

メイド「ハイ次~左足緑~」

不良「えッ?!ん~ッと、えいっ」

男「ちょ、近いんだけど」

不良「しししししかたないじゃない」

不良「我慢して!」

男「は、はい」

男(やべぇ良い匂いする……クラクラしてきた)

不良(男が近くに近くに近くに近くに近くに近くに)

不良「ハァハァ」

男「だ、大丈夫か?」

不良「う、うん平気」

メイド「チッ、はい次~左手赤~」

コンコン

メイド「ん?」

不良「え?」ズルッ

男「うおっ」

ズターン

使用人「お風呂のご用意が出来ましたが」

使用人「どうなされました?」

不良「うーん……」

男「あたた……ん?」ムニッ

メイド「わーお」

使用人「あらあら」

不良「あ、あばばばばばば」ドガッ

男「ウゲシ」バタン

メイド「うわっ痛そう」

不良「(゜ロ゜)?!男?!」

男「あれ~お祖母ちゃんか手招きしてるよー」

不良「わー!帰ってこい男ー!」ビシバシ

しばらく後

男「何か綺麗な川の夢を見ていた」

不良「ごめんなさい……」

男「いやまぁ平気だし

メイド「所で覚えてます?」

不良「……///」

男「……何がです?」

メイド「あらそう?残念」

不良「……ハァ」

メイド「ニヤニヤ」

男(覚えてますけどね)フヨフヨ

メイド「で、お風呂はどうする?」

不良「男先入ってきなよ」

男「いやそれは悪いし……」

>>510
先に入る方を選んでね

不良「良いから良いから」

不良「メイド、連れてって」

メイド「あいあいさー」

メイド「男様、こっちです」

男「あ、はい」

不良「いってらっしゃーい」

不良「…………」

不良「……行ったかな?」

不良「よし、今からオペレーションエデンを開始する!」

シェフ「なんだそれ」

不良「簡単に言えば覗き」

シェフ「え?」

不良「へ?」

二人「え?」

不良「な、何でシェフがここに?」

シェフ「いやさっきメイドに呼び出されてさー」

シェフ「でも片付けあるから後でって言っといたのに」

シェフ「何でいないんだよ」

不良「なんだメイドの言うことなら何でも聞くのか」

不良「今から尻にしかれてるんだな!」

シェフ「いや誤魔化されねえぞ」

不良「お願い!見逃して!」

不良「何でもひとつ言うこと聞くから

シェフ「ホントに何でもか?」

不良「……操以外なら」

シェフ「要らねえよ」

シェフ「そもそも何で覗きなんかしたいんだよ」

不良「シェフだって見たいでしょ!メイドの裸」

シェフ「見たくないと言えば嘘になる」

シェフ「しかし俺は見ない」

不良「何でよ!」

シェフ「俺には刺激が強すぎる」

不良「……ごめんなさい」

シェフ「分かれば良い」

シェフ「まぁ邪魔はしねえよ」

不良「本当?」

シェフ「好きなだけ覗いてこい」

不良「うん!行ってくる!」ダダダダダ

シェフ「……はぁ」

シェフ「メイドの所にでも行くか」

大浴場

男「つー訳で風呂な訳だが」

男「でかい……」バシャ

男「お金持ち怖い……」ザブーン

男「…………」

男(そういやここって不良が毎日入ってるんだよな?)

男「…………」

男「いかん落ち着くんだ俺」

男(さっきのツイスターゲームから色々とまずいな)

男「……そういや後輩のことがあった」

男(やっぱり何かあるのだろうか)

男「……ハァ、体洗うか
ザバァ

大浴場前

不良「……ついたな」

不良「……お邪魔しまーす」コソコソ

メイド「どうしたんです?お嬢様」

不良「げ、メイド」

不良「いやーちゃんと男は着いたかな~?って」

メイド「失敬な。そんなこと間違ませんよ」

メイド「ここに来て何年たってるんですか」

不良「ハハハ、だよね」

不良「そういえばシェフが探してたよ」

不良「呼び出したんでしょ」

メイド「あ、忘れてた」

メイド「行ってきてあげますか」

不良「いってらー」

不良「よし、邪魔者は消えた」

不良「いざ行かん!我が楽園へ!!」

使用人「どうされましたお嬢様」

使用人「浴場のドアなど触れまして」

不良「ひえっ!」

不良「いや、男の背中でも流そうかなぁって?」

使用人「あら、それはそれは」

使用人「しかしそのような格好で?」

不良「ん?あぁ……」

使用人「少しお待ちくださいませ」

明後日始業式だぞ。こんなことしてる暇あるのか

使用人「お待たせしました」シュパッ

不良「早いな……これは?」

使用人「水着でございます」

不良「……なんか布面積狭くない?」

使用人「正式名称あぶない水着でございます」

不良「着れるかっ」ポーイ

使用人「仕方ありませんね。こちらをどうぞ」

不良「今度は普通のワンピース……純白だな」

使用人「さて、いってらっしゃっいませ」

不良「むぅ……」

不良がここで怖じ気づくなら
風呂から出てくるまでにレスしてね。
風呂から出てきてレスが無ければ続行するよ。
>>519同じ学校?

というわけで続行しますけど、
俺高一やから物理無いんだなw
来年から楽しみ

不良「よし!行くぜ!!」ガラガラ

不良「男~?」

男「ん?不良か……」

男「不良?!」

男「何でいんの?!」

不良「背中を流してあげよう」

ローソンの尻

男「はぁ!?別に良いよ」

不良「え、遠慮するなよ」ガシッ

男「わ、分かったからせめてタオル巻かせて」マキッ

不良(なに!?巻かせてってことはタオルつけてなかったのか)

不良「チッ」

男「何で!?」

もう寝る
>>526エロ本だっけ?

おいwwwwwいつものあれやってみろよwwwwwほら早くwwwwwww……っ....唐土我がてうに諸々の智者のさたし申さるゝ觀念の念ニモ非ズ。叉學文をして念の心を悟リテ申念佛ニモ非ズ。たゞ往 生極楽のタメニハ南無阿彌陀佛と申て疑なく往生スルゾト思とりテ申外二ハ別の子細候はず。但三心四修と申事ノ候ハ皆決定 して南無阿彌陀佛にて往生スルゾト思フ内二籠り候也。此外におくふかき事を存ゼバ二尊ノあはれみニハヅレ本願にもれ候べし。念佛を信ゼン人ハたとひ一代ノ法を能々學ストモ一文不知ノ愚どんの身ニナシテ尼入道ノ無ちノともがらに同して ちシャノふるまいヲせずして只一かうに念佛すべし。
爲證以両手印
淨土宗の安心起行此一紙二至極せり。源空が所存此外二全ク別義を存ゼズ。滅後ノ邪義ヲふせがんが爲メニ所存を記し畢。
建歴二年正月二十三日
大師在御判 ……っ…… ギャハハwwwwウケルwwwキモwwwwww

明日って普通の授業だっけ?

不良「まぁ良いや。早く出てでて」

男「分かったから引っ張んな」ザバァ

不良「と、とりあえず頭から洗うぞ?」

男「はいはい、どうぞ好きにやってくれ」

>>530
黙れ割とマジで黙れ
>>531
何でここで聞いた?

ワシャワシャ

男「あーそこそこ」ポケー

不良「か、痒いところはないですか~?」

男「あーもうちょい右」

不良「ここか?」

男「うんそこそこー気持ちいいわー」

不良「そろそろ流すぞ」

男「んー」

ザバァ

男「ほい次」

不良「ハイハイ」

不良「そんなに良かったの?」

男「yes!」

不良(私もやってもらおうかな……)

不良「いや、無理。恥ずかしい」

男「まだか?」

不良「ほいほい」

ゴシゴシ

男「んー」

不良(背中大きいな……)ゴシゴシ

男「なんか変な感じだな」

不良「何が?」ゴシゴシ

男「いや、人に洗ってもらうとかあんまないしさ」

男「うん恥ずかしいけど、落ち着くというか」

不良「ふぅん……」ゴシゴシ

不良「背中は終わったあとは自分で……」

男「え?やってくれないの」

不良「は?!なにいってんの!」

男「何だよ気にしてんのか」ニヤニヤ

不良「せ、セクハラで訴えるぞ!!」

男「ニヤニヤ」

不良「むぅー」ジロッ

男「ニヤニヤ」

男「ほら、前もやんないのww」ニヤニヤ

不良「うぅぅぅぅ」

不良「わかったわよ!!こっち向け!」

男「え!ちょ冗談だって!!」

不良「うっさい!黙れ!」

不良「じゃあこっちからいってやる」

男「いや、やめて!」

不良「問答無用!」バッ

ゴシゴシ

不良「…………」

男「…………」

不良「……///」

男「……照れる位ならやるなよ」

不良「て、照れてないもん」ゴシゴシ

男「じゃあなんでそんな顔赤いんだよ」

不良「お、男だって赤い癖に」

男「お、俺はあれだ。のぼせたんだよ」

不良「嘘つくなー!」

男「嘘じゃねーよ」

ワーワーギャーギャー

使用人「ふふ、仲のよろしいことですね」

そんなこんなで

男「よしじゃあ寝るか」

不良「そうだね」

男「で、俺はどこで寝れば」

不良「もちろん私の部屋だよ」

男「……いやいや」

男「流石に年頃の男女が同じ部屋に寝るのは……」

不良「別に良いじゃん」

>>540
一緒の部屋で寝る
やっぱり別々
どちらか選んでね

いっしょ

不良「だめ、なの?」ナミダメウワメヅカイ

男「……分かったよ」

そんなこんなで

男「もう遅いし寝るぜ」

不良「う、うん」

男「おやすみー」

不良「おやすみ……」

男「……」

不良「……」

男「……zzz」

不良「……」

不良(寝れるか!)

不良「だめだ、男がいるってだけで余計頭が冴えてきちゃう」ウー

不良「……何かしてよう」

>>545が不良が眠くなるまで
ゲームをやる
映画を見る
本を読む
どれか選んでね

ほん

不良「本でも読もう」ガサゴソ

不良「………………」ペラペラ

不良「…………」ペラペラ

不良「……zzz」

次の日

男「おはよう」

不良「おはよー」ポケー

使用人「お嬢様男様」

使用人「妹様がお見えになっておりますが」

男「妹が?」

不良「とおしてあげてー」ボケー

使用人「かしこまりました」

使用人「妹様をお連れしました」

妹「お邪魔してます」

妹「はい、お兄ちゃん」

妹「学校の用意」

男「おう、ありがと」

不良「妹ちゃんも一緒にどう?朝ごはん」

妹「食べてきたので……」

使用人「では、お茶などを」

妹「あ、ありがとうございます」

男「うめー」ムシャムシャ

妹「美味しい」コクコク

不良「ふぁー」モグモグ

男「眠そうだな」

不良「ちょっと寝不足でね」

男「……やっぱり別の部屋で寝た方が良かったんじゃ……」

不良「いや、男は関係無いよ」

不良「多分……」

妹(え?別の部屋で寝た方が?)

妹(一緒の部屋で寝てたような言い方じゃない!)

男「ごちそうさまでした」

不良「ごちそうさま」

男「そろそろいくか」

男「皆さんもお世話になりました」ペコリ

メイド「またいつでも来てくださいね」

シェフ「来たらまた旨いもん作ってやるよ」

男「ハハ、ありがとうございます」

メイド「ところで」ヒソヒソ

メイド「昨日は何が進展はありましたか?」

男「進展?何の」

メイド「分かんないなら良いです」

不良「男ー遅刻するぞー」

男「じゃあ、皆さんまた会いましょう」ノシ

一同「またねー」ノシ

不良「何話してたんだ?」

男「何でも良いだろ」

不良「ふーん……あ、ちょっと待って」

不良「コンビニ寄っても良いか?」

男「良いよ、外で待ってるわ」

不良「ありがと」ピロリンピロリン イラッシャイマセー

妹「ねぇお兄ちゃん」

男「どうした」

妹「不良さんと一緒の部屋で寝てたの?」

男「え?」

妹「ねぇ?」

男(何でそんなこと聞くんだよ)

男(正直に言っても何か嫌な気がするし)

男(誤魔化してもばれたらヤバいような……)

>>556
正直に話す
誤魔化す
どちらか選んでね

正直に話す

男「同じ部屋で寝てました」

妹「へぇ……」

男「はい」

妹「……まぁいいや」

妹「どうせなにもなかっただろうし」

男(なんかよくわからんが助かった)

不良「お待たせー……なんかあった?」

男「何も」

学校

男「おはよー」

友「おはよ」

友「どうだった後輩ちゃん」

男「それがよ……」

カクカクシカシカ

友「女の子泣かすなよな」

男「面目ないです」

男「それで今日の昼なんだけどさ」

>>558
後輩のところにいく
先輩のところにいく
転校生のところにいく
購買のお姉さんのところにいく
どれか選んでね

安価ミスった
>>562に変更

後輩

男「後輩の所行ってくる」

男「やっぱり気になるしな」

友「そうするべきだね」

男「しかし何か手土産持ってった方がいいかな?」

友「それもいいかもね」

>>567
手土産を持っていくか持っていかないか
買う場合は
>>569
が指定してね

もっていく

オナホ

男「よし!オナホだな!」

友「え?何言ってるの」

男「買ってくるぜー」ピュー

友「目がイッテたよ……」ガクブル

担任「授業だぞ~席つけ~」

担任「あれ?男は?」

モブメイト1「飛び出して行きました」

担任「あっそサボりな」

昼休み

男「後輩~!!」ガラッ

後輩「また来たんですか……ストーカーですか?」

男「後輩!お前に渡したいものがある!」

後輩「大丈夫ですか?何かいつもと様子が違いますよ」

男「これだ!」っオナホ

後輩「」

男はそれを自信げに取り出した。
それを渡せばなんとかなる。
その様な気がしていたのだ。
しかし彼女の目に浮かんだ涙を目にし
それは間違いだったと悟った。
後輩「なんのつもりですか……」
男「いや、そのジョークだよジョーク」
咄嗟に取り繕う。
しかしその様なものに効果は無かった。
後輩「あなたは私のことを想って行動してくれていたのでは無かったのですね」
後輩「だからそんな悪ふざけもできると」
男「ち、違う!」
後輩「違いませんよ。あなたはあれを見たんでしょう」
後輩が教室を出ていく。
男「ま、待って……」
それを止めようとする、しかし
後輩「触らないでください」
その手は振り払われた。
後輩「私に関わらないでください……あなたには失望しました」
男は立ち尽くし自らの選択を、そして無力さを呪った。

Bad end

というわけでBad endです。
需要があればどこか適当な場所から再スタートします。

>>565からでお願いします

学校

男「おはよー」

友「おはよ」

友「どうだった後輩ちゃん」

男「それがよ……」

カクカクシカシカ

友「女の子泣かすなよな」

男「面目ないです」

男「それで今日の昼なんだけどさ」

>>590
後輩のところにいく
先輩のところにいく
転校生のところにいく
購買のお姉さんのところにいく
どれか選んでね
>>587
ごめんね

後輩のところ

男「後輩の所行ってくる」

男「やっぱり気になるしな」

友「そうするべきだね」

男「しかし何か手土産持ってった方がいいかな?」

友「それもいいかもね」

>>593
手土産を持っていくか持っていかないか
買う場合は
>>595
が指定してね

持って行かない

男「いややめておく」

友「どうして?」

男「神経逆撫でる気もする」

友「なるほど」

昼休み

男「後輩~」ガラッ

後輩「また来たんですか……ストーカーですか?」

男「酷いなお前」

男「それでさ」

>>597
いきなり本題に入る
デートに誘う
弁当一緒に食べる
プロポーズする
どれか選んでね

>>596

男「ん、いや……隣良いか?」

後輩「好きにしてください」

男「…………」モグモグ

後輩「…………」モグモグ

後輩「……先輩は」

男「ん?」

後輩「先輩はどうして私に構うんですか」

男「どうしてって」

男「ハーレムを無くしたい、そう言ったろ?」

後輩「そうですね……あんなものなくなった方が良いです」

後輩「先輩……今日私の家に来てくれませんか?」

男「うん?良いぞ」

後輩「……ありがとうございます」

男「というわけで後輩の家に行くことになった」

友「へぇ、ま、がんばれ」

男「おう、任せろ」

友(いきなり呼び出し……怪しい気もする)

男「に、してもだ」

友「なに?」

男「俺はどうしてハーレムを無くそうとしているのだろうな」

友「自分で言い出したんでしょ」

男「だけど決定的な理由が無いんだ」

男「さっき言われて気づいたよ」

友「そう?」

友「でもさ、理由なんて必要ないんじゃないかな」

男「どうしてだ」

友「やりたいと思ったことをやればいい」

友「為すべきと思ったことを為せば良いんだよ」

男「……難しい話は苦手だからな」

男「でも……ありがとう」

友「どういたしまして」フフッ

放課後

男「待たせたな」

後輩「いえ、いま来たとこですし」

後輩「それじゃあ行きましょう」

男「…………」

後輩「…………」

男(気まずい)

後輩「…………」

後輩宅

後輩「ここが私の家です」

男「学校から近いんだな……お邪魔します」

後輩「どうぞ……親は今日いないので気にしないでください」ガチャ

男「そうか」

後輩「部屋に行って待っててください。二階に上がれば分かると思います」

男「…………」テクテク

ガチャ

男「……普通の部屋だな」

男「……………………」

男「暇だ」

>>306
部屋を漁るか
漁らないか
選んでね

男「……少し位なら漁っても」

男「いや!ダメだダメだ」

男「全くなに考えるんだ俺は」

男「………………」

男「…………」コソコソ

後輩「お茶持ってきました」

後輩「……何してるんです?」

男「……ナンデモナイデス」

後輩「全く……何してたんですかね」カチャ

男「すいません……ズズッ」

後輩「まぁ、いいですけど」

男「それで話って?」

後輩「ううん、実はですね」

後輩「やっぱり後でいいかなって?」

男「は?なに言って……」クラッ

男「え?」フラフラ

後輩「お、なかなか効くの早いですね」

男「あ、あにいっえ……」

男(まずい、上手く言葉が)

後輩「ふにゃふにゃじゃないですか……フフッ」

男「いっあいあいいえ……」

男(意識が……)

後輩「先輩……」

「おやすみなさい」

「…………ぅう……」

男「……知らない天井」

男「いや、そんなこと言ってる場合じゃなかった」

男「一体どうなって」ガチャ

男「…………」ガチャガチャ

男「手錠かよ」

男「どうやら俺は監禁されたらしい」

男「……多分後輩だろうがどうしてだ」

スタスタスタ

男「足音、人がきた」

ガチャ

後輩「あ、先輩。起きました?」

男「!」

男「ちょおま!なんて格好!!」ソッポムク

後輩「何って下着ですが?」

後輩「先輩もパン1のくせしてなにいってんですか」

男「なに!……気づかなかった」

男「いや、尚更分かるか!」

後輩「全く、若い男女が同じ屋根の下」

後輩「下着姿なんて相場は決まってますよ」

男「そうか!相撲だな?」

後輩「性交に決まってるでしょう!」

後輩「別の言い方すればsex、エッチ、ファック!」

後輩「純情ぶってるんじゃないですよ」

男「」

男「な、なに言ってるんだ」

後輩「うるさいなぁ、もうやっちゃいますよ」ハミッ

男「ひゃっ!耳たぶをハムな!」

後輩「やっぱり先輩耳弱いんですね……」ハミハミ

男「ちょ、はうっ!ヤメッ!!」

後輩「ほらほら」クリクリ

男「どこ、触って……うっ」

後輩「我慢は毒ですよ」クリクリ

男「やめろって……言ってるんだっ!!」ガンッ

後輩「いだっ」ドスッ

男「何を考えている」

男「家に呼んだと思ったら?」

男「お茶に薬もって逆レイプ?」

男「ふざけてるのかっ!!」ガンッ

後輩「ヒッ!」

後輩「な、なんですか!」

後輩「今の先輩は繋がれているいわば奴隷なんです!」

後輩「逆らわないでください」

男「やめろと言っている!」

後輩「うるさい!さっさとイカしてやれば……」ズルッ

男「……マジでやるのか」

後輩「て、手で擦って……」シコシコ

30分後

後輩「ま、まだですか?」ヘロヘロ

男「はっ!所詮この程度か……諦めたならさっさと手錠を外せ」

後輩「くっ、この……」シコシコ

男「……マッサージのが気持ちいいけど?」

後輩「ううっ……こ、これなら」パクッ

男「え?」

後輩「チュパ……チュブ……プハッ」

男「なん……だと」

後輩「……!少し大きくなった。気持ちいいんですね」

後輩「が、がんばります」チュパジュル

男「あ、やめ」

後輩「ヂュルチュパ」

男「手錠に繋がれてるからって調子に乗るなぁ!!」グオッ

後輩「ひゃん!」ガンッ

男「はぁ……はぁ……危なかった」

後輩「ま、まだですよ」

男「いい加減にしろっ!」

後輩「…………」

男「何が狙いか知らないがいきなりなんだ!」

男「薬で無理矢理眠らせて監禁行為」

男「挙げ句の果てはいきなり性行為!?」

男「どこの痴女だ!?」

後輩「…………」

男「黙ってないで何か言ったらどうだ」

後輩「……ジワァ」

男「!!?」

男「え?何で泣くの?泣きたいのこっちじゃない?」

後輩「ご、ヒグッ……ごめんなっ、さいっ」

後輩「でもっ、わっ、たし……けがれっ、ちゃってる、から」

男「け、けがれてる?」

後輩「おねっ、がいです……今はっ、なにもっいわないでっ、だいてっ!」

男「は、はぁっ!」

>>619-623までが
抱くか抱かないか
多数決で決めてね

抱かない。説得する。

男「だめだ!」

後輩「なっ、んで」

男「何でもくそもあるか」

男「こんな時に抱いてなんて言われても困るだけだぞ」

後輩「ひぐっ……やっ、ぱりわたっしがけがれて、るからっ」

男「あーもーこれ外せ!」ジャラ

後輩「ひぐっ、うえっ」

男「逃げやしないから」

後輩「うっ、すずっ」カチャ

男「よし、大人しくしてろよ」

ギュッ

後輩「ひえっ!」

男「とりあえず落ち着け……な?」ナデナデ

30分後

男「……なぁそろそろいいか?」

後輩「………………」

男「後輩?」

後輩「はっ!?」

男「もういいか?」

後輩「ごっ、ごめんなさい!」ソソクサ

男「うん、まぁとりあえず服を着てくれないかな?」

後輩「はっ、はいぃぃ……」イソイソ

男「あと、俺の服は?」

後輩「そ、そこです」

男「ん、あったあった」

少し経って

男「さて、説明してもらおうか」

後輩「……どうしても?」

男「あんなことされて何も教えて貰えないんじゃな」

男「さすがに怒るぞ」

後輩「ううっ……分かりました」

男「そもそもなんでこんな逆レイプなんて……」

後輩「……全部話すつもりだったんです」

後輩「でもっ……!本当のこと言ったら先輩に嫌われるから」

後輩「既成事実を……」

男「それでいきなり襲うのか」

後輩「返す言葉はありません……」

男「はぁ……」

男「別に何を話そうが嫌わないぞ」

男「まぁどんな話か知らんが」

後輩「それでもっ……」

後輩「不安だったんです……」

男「…………悪い」

男「そうだよな」

男「その、話したくないなら話さなくていいからな?」

男「無理するな」

後輩「いや、話させてください」

後輩「…………」

後輩「少しまってもらっても?」

男「いくらでも待つよ」

後輩「…………」

男「…………」

男(気まずい)

後輩「……先輩は見たんですよね」

男「何を」

後輩「あの写真」

男「……あぁ、見たぞ」

後輩「あれ、本当何ですよ」

男「…………………………」

男「……ごめん何て?」

後輩「先輩が見たあの写真は本当なんです」

男「…………マジで?」

後輩「はい」

男「ちょっと待てよ」

男「あの写真は真っ正面から……その」

男「……最中の場面を撮ってる」

男「彼氏とのそれが会長に見つかった?」

後輩「違います」

後輩「あれをとったのは生徒会会計です」

後輩「そして……相手は」

後輩「生徒会長ですよ」

男「え、ごめん整理させてくれ」

男「あの写真は本当のことで」

男「あの相手は会長で撮ったのは会計」

男「……どういことだ」

後輩「……………………」

男「後輩?」

後輩「……ウプッ」

男「後輩!?」

後輩「ウッ……すいません少し……」ヨタヨタ

男「後輩……」

少しして

後輩「お待たせしました」

男「お前……まさか妊娠とかしてるんじゃ」

後輩「大丈夫ですよ、生理は来てます」

後輩「……多分精神的なものからくるんでしょうね」

男「……やっぱりお前」

後輩「はい、先輩が考えている通りかと」

後輩「……私は元々会長に言い寄られていたんです」

後輩「でも私は会長のことが好きではありませんでしたし」

後輩「そもそも好きな人がいたので……断っていました」

後輩「多分それが気に入らなかったのでしょうね」

後輩「そして先週……生徒会室に呼ばれました」

後輩「バカですよね……向こうはその気なのに」

後輩「私はノコノコ入っていったんですから」

後輩「生徒会室に入った途端……スタンガンで気絶させられました」

後輩「目が覚めたらどこかの工場の様なところで裸にされていました」

後輩「その時点ではまだ、何もしていなかったみたいですよ」

後輩「あとは……写真の通りです」

後輩「ことが終わったらまた気絶させられて……気づいたら家の前でした」

後輩「そして次の日直接来て言いに来たんですよ」

会長『ばら蒔かれたくなければ言うことを聞くんだな』

後輩「立派な脅迫ですよね」

後輩「もうね、笑うしかないですよ」

後輩「ただ付き合うのを断るだけでここまでされるんですから」ハハハ……

ダンッ!!

後輩「え?」

男「ふざけるなよ……」

男「何がばら蒔かれたくなければ言うことを聞くんだな?だ!」

男「何で後輩がこうまで無茶苦茶にされなければならない!」

男「……ふざけるなっ!!!」

男「今から会長の所へ行く」

後輩「待って!」

男「待ってられるか!あいつは今も平気な顔して会長なんぞやっているんだぞ!」

男「そんな理不尽、許しておけるか!」

後輩「だめです先輩、会長のバックには何かあります」

後輩「下手にしたら危ないです」

男「じゃあどうしろと!このまま指をくわえて見てろと言うのか!」

後輩「先輩が、今やっていることは?」

男「会長をぶっ飛ばす」

後輩「違います!会長のハーレムを潰そうとしていたんでしょう!」

男「そんなこと……自己満足でやっていただけだ」

後輩「自己満足でも助けられます」

男「何を言って」

後輩「会長はハーレムを抜けた人に対して何も仕掛けていません」

後輩「現に妹ちゃんに不良さん、幼さんは無事です」

男「……!つまり」

後輩「はい……ハーレムから皆を救い出す」

後輩「これが先輩のやるべきことです」

会長死ね会長死ね会長死ね会長死ね会長死ね会長死ね会長死ね会長死ね会長死ね会長死ね会長死ね会長死ね会長死ね会長死ね会長死ね会長死ね会長死ね会長死ね会長死ね会長殺す会長殺す会長殺す会長殺す会長殺す会長殺す会長殺す会長殺す会長殺す会長殺す

男「でも、俺にできるのか?」

後輩「今までやって来ているでしょう」

男「でもそれは、皆知り合いだったから」

後輩「……お願いです先輩」

後輩「……私みたいな女の子を増やしたくないんです」

後輩「こんなこと……先輩にしか頼めませんから」

男「………………」

後輩「……私明日会長に言ってきます、もうやめるって」

男「!」

>>641
恐ぇよ

男「でもそしたら……」

後輩「ばら蒔かれるでしょうね」

男「それなら……」

後輩「でも先輩は信じてくれるでしょう?」

後輩「だから平気です」ニコッ

男「……何で笑って」

後輩「いきなりこんなこと言っても決められませんよね」

後輩「もう今日は帰ってください」

男「……後輩」

後輩「ほらほら、女の子の言うことを聞かない男の人は嫌われますよ」

男「…………」

後輩「それじゃあ先輩」

「また明日」

パタン

次の日

「会長……」

「珍しいな、君の方から話しかけてくるのは」

「てっきり避けられているものだと……いやあんなことをしたのだから当然か」

「まぁいい、今日の昼部屋に来い」

「いえ……」

「ん?」

「もうあなたの言うことは聞くことはしません」

「……新手の冗談か?」

「まさか、あなたの言いなりにはもうならないと言ったんです」

「あれをばら蒔くと言ったのは、口だけではないぞ」

「ばら蒔けばいいです」

「…………………………」

「私には……信じている人がいるから」

「……そうか」

「それじゃあさようなら……もう会うことがないといいです」

タンタンタンタン……

「………………フッ」

ビポパポ トゥルルルルル ガチャ

「お前か?後輩の件について……実行してくれ」

男の教室

ガラッ

男「………………」

友「あ、おはよう男」

男「……………………」

友「お、男?」

友「できれば昨日のこと話して欲しいんだけど」

男「……悪い、そんな気分じゃない」

友「そ、そう……無理しなくていいからね」

男「……わかってる」

「おい、これ見ろよ」

「なんだ?……おーエロいな!」

「バッカ!そんなんじゃねえだろ」

「こいつうちの制服じゃん!」

男「………………」

「えーなにこれ?援交なの?」

「援交にしてはなんか地味だし……案外レイプとか!?」

「まっさかー、これもどうせコラだって」

男「…………………………」

ごめん訂正
>>655上から六つ目
信じている→信じてくれる

「ん?おいこれ!?」

「マジか、実名でてんじゃん」

「なになに」

「一年D組後輩……これ本当かよ」

「あ!この子見たことあると思ったら後輩さんだ!」

「こんなことする子だったなんて……俺ファンだったのに」

「金目当てかなんか知らないけど……結局清純そうな子でもやることやってんのね」

男「………………………………ッ!!」

ガァン!!!

男「………………」

「………………ビックリしたぁ」

「いきなり机蹴飛ばしたんだけど」

「え、何?キチガイなの?」

友「お、男?」

男「…………わりぃ、外の空気吸ってくる」フラフラ

友「え、男?待って……」

ガラッ

友「……行っちゃった」

男(何も……できなかった)

男(後輩が馬鹿にされ貶されて貶められてるのに)

男(何も……………………しなかった)

男(……俺は結局)

男(口だけの屑)

男(そんな俺に会長を……どうこう言うことはいいのか?)

男(俺も同類じゃないのか?)

男(いや、むしろ奴の方が世のためになっているんだ)

男「俺は……何をしていたんだろうな」

ガチャ

後輩「ーーーーーあ、先輩」

男(何も……できなかった)

男(後輩が馬鹿にされ貶されて貶められてるのに)

男(何も……………………しなかった)

男(……俺は結局)

男(口だけの屑)

男(そんな俺に会長を……どうこう言うことはいいのか?)

男(俺も同類じゃないのか?)

男(いや、むしろ奴の方が世のためになっているんだ)

男「俺は……何をしていたんだろうな」

ガチャ

後輩「ーーーーーあ、先輩」

重複したorz

男「後……輩…………」

後輩「先輩も外の空気吸いにきたんですか?」

後輩「お揃いですね」

男「……おまえはっ………」

後輩「あ、はい。ハーレム抜けてきました」

後輩「わりとすんなりいきましたよ」

男「これのどこがすんなりだっ!!」

後輩「先輩?」

男「すんなりとかそういうのじゃないだろ……」ポロポロ

後輩「え、ちょ何で先輩が泣いてるんですか」

男「なぁ、後輩」

後輩「なんですか?」

男「俺はどうしたらいい」

男「結局俺は何もできない」

男「今目の前で傷ついてるお前すら助けることができない」

男「そんな俺にっ……何がッ!」

後輩「…………先輩が何もできないわけないでしょう」

後輩「先輩は私を救ってくれたんですよ」

男「何を……言って」

後輩「私を信じてくれたじゃないですか」

男「そんなの当然だろ!」

後輩「それに忘れたんですか?私達が初めて会ったときのこと」

半年前

後輩「や、やめてください」

チンピラ「あぁん!ぶつかってきたのそっちだろ」

チンピラ2「1日付き合ってくれたら許してやるっていってんだろ?!」

後輩「い、いやです!」

チンピラ「いいから来いやっ!」

男「おい、そこっ!」

チンピラ「あぁ!」

チンピラ2「何だてめっ!?ぶっ殺すぞ!!」

男「……あっUFO!!」ユビサシ

チンピラ「えっ!?」

チンピラ2「どこだどこだ」

チンピラ「おいどこだ……」

シーン

チンピラ「あれ?いない」

タッタッタッタッ

男「おい大丈夫か?」

後輩「はっはい、大……丈夫です」

男「ここまで逃げれば平気か?」

後輩「はぁ……はぁ……」

後輩「助けてくださって……ありがとうございます」

男「気にすんな、困ったときはお互い様だ」

男「にしても災難だな……変なのに絡まれて」

後輩「変なのって酷いですね……フフッ」

男「いや、絡まれたの君だからね」

後輩「いやだって変なのって……クスクス」

男「奴らも可哀想に」

チンピラ「見つけたぞ!」

二人「!?」

チンピラ2「お前らこっちだ!」

チンピラ38「まかせろ」

チンピラ47「久々の女だ!」ゲヘヘ

後輩「めっちゃ増えてる!?」

男「おい、こっちだ!」ギュ

後輩「え?!あ、はい」

現在

後輩「あのときから先輩は私にとってヒーローなんです」

後輩「ヒーローだったら人を救ってみせてください」

男「俺に……できるのか?」

後輩「できるかじゃなくてやるんだ!」

後輩「……っていつもなら言いますけどね」

ギュ

後輩「先輩なら出来ます!!」

男「……後輩」

ピンポンパンポーン

放送「一年D組後輩、至急職員室に来てください。繰り返す……」

後輩「……呼び出されちゃいました」

男「……大丈夫か?」

後輩「平気です……ちゃんと信じてくださいよ」

男「……あぁ」

男「後輩」

後輩「ん?」

男「辛かったり、もう駄目って時は……いつでも頼ってくれ」

男「約束だ」

後輩「………………はい」

後輩「じゃ、いってきます」ガチャ

ギィー バタン

男の教室

教師「つまり三角関数……」

友「男、どこいったんだよ」

ガラッ

教師「!?」

友「!?」

クラス一同「!?」

男「……すいません遅れました」

教師「なんだサボりか?まぁいい……この問題解いてみろ」

男「知らん」

教師「…………ヒドイ」グスッ

友「……男?どうしたの……」

男「あとで話す」

友「わ、わかった」

放課

友「で、話して」

友「後輩ちゃんのことも知ってるんでしょ」

バンッ

後輩友「男先輩ッ!!」

男「……え?」

後輩友「どういうことですかっ!」

後輩友「何で後輩がこんなことに!」ガシッ

後輩友「あんたがやったのか!」グイイ

男「ちょやめ」ウググ

不良「男!」

男「今度はなんだ!」

不良「後輩さんが停学に……」

男「!?」

不良「二週間の謹慎処分だってさっき……」

ダッ!

友「え、男?!説明は……?!行っちゃった」

正門前

後輩「………………」

男「後輩!」

後輩「ウワッ!!……ビックリさせないでください」

男「悪い……でもこれだけは伝えておきたくて」

後輩「なんです?」

男「……失敗するかもしれない、うまくいかないかもしれない」

男「またお前みたいなことになるかもしれない」

後輩「……………………」

男「それでも……俺が」


「俺がハーレムをぶっ壊す」

後輩「……フフッ、期待してます」

後輩「お願いしますね……先輩」

男「あ、あと」

後輩「え?」

男「お前のことを少し……話すかもしれん」

男「良いか?」

後輩「先輩が良いと思うなら」

後輩「私の信じる先輩が信じてる人なら大丈夫です」

男「……そうか、またお土産持ってってやるよ」

後輩「楽しみですね、それじゃ」

男「……おう」

教室

友(もう!男は何でああも勝手に動くかな!)

友(人に手伝ってほしいならそれ相応の態度ってのがあるでしょ!)

ガラッ

男「遅れてすみません」

生物教師「全く……気を付けろよ」

友「男、話は?!」ヒソヒソ

男「放課後に全員集める、その時にする」

友「んもう プンスカ」

放課後

不良「どうしたの?全員に話って」

妹「なんか大事なことみたいだけど」

幼「なんか私すごい久々な気がする」

男「……今から後輩……そしてこれからのハーレム壊滅作戦について話す」

男「正直もうお遊びじゃなくなってる」

男「まずは話を聞いて……それで無理なら聞かなかったことにしてくれ」

友「……どんな話なの?」

男「……あぁ」

話終えて

男「以上だ」

妹「……そんな、後輩ちゃんが」

幼「そんなことがあったなんて……」

友「一体なんでそこまで……」

不良「………………」

男「どうした?不良」

不良「……一歩間違ったら、私達だったかも知れないんだよな」

妹「……そうだよね」

男「多分これからはやることも危なくなってくる」

男「話を聞くと会長の裏にも何か後ろ楯がある」

男「だから、付き合い切れないやつは帰っていい」

男「聞かなかったことにしてくれ」

妹「……はぁ、私達にこの話聞かせて、ハイそうですかで帰ると思う?」

不良「私達は皆会長の被害者なんだ」

幼「明日は我が身、ってね」

友「僕は手伝うっていっただろ」

男「皆……」

男「ありがとう……」

不良「それでこれからのプランは?隊長」

男「俺……俺達の最終目標はハーレムの崩壊、もといハーレム構成員の全救出だ」

男「そのためにまず……」

男「一つ、当然ではあるが現在判明している構成員の救出」

男「二つ、俺達は人手がない。戦力、協力者が必要だ」

男「三つ、まだ俺達はハーレムの全容を把握していない。全てのハーレム構成員を明らかにする必要がある」

男「そしてこれをしながら更に会長に行っていることを悟られる訳にはいかない」

男「気づかれればたちまち潰されるだろうな」


というか不良の家が本気になれば会長普通に潰せるんだよな

不良「というかなんで直接いかないんだ」

不良「なんだったら力貸すよ」

男「向こうのバックの力がわからない」

男「慎重にいくべきだと思う」

>>686
少しネタバレな気もするけど会長の後ろ楯は
不良の親の会社に匹敵します。

男「だからまずは手の届く所からやるべきだと思う」

男「またあのようなことにしないためにも」

妹「分かった」

幼「うん」

不良「……おう」

友「…………そうだね」

男「まずはこれから……」

>>690
先輩に会いに行く
転校生に会いに行く
購買のお姉さんに会いに行く
女さんに協力を求める
写真部部長に協力を求める
どれか選んでね

女に協力を求める

男「女さんに手伝ってもらう」

男「というかこちらに引き込む」

男「俺達が接触出来るなかでは今一番会長に近い人だしな」

友「でも女さんは……」

男「分かってる……それでもあの人は会長のことをよく知ってる」

男「俺達にとって必要だ」

妹「大丈夫なの?」

男「ま、女さんもハーレムに良い感情持ってないしな」

男「説得してみせるさ」

男「じゃ、行ってくる」

女の教室

女「………………」

ガラッ

男「女さんいたらいいけど……お、いたいた」

男「女さん」

女「………………」

男「女さん?」

女「………………zzz」クークークー

男「寝てた?!」

女「……うにゅ…zzz」

男(すげー起こしづらい)

キンコーンカーンコン

女「……ぅふぁぁ」ノビー

女「……寝ちゃってたー……ん?」

男「やっと起きたか」

女「え、男君?」

男「用事あったんだけど……寝てるからね」

女「え……ごめん。起こしてくれれば良かったのに」

男「いやー気持ち良さそうだったし」

女「むぅ……///」

男「で、話なんだけど」

見回り「おーいお前ら早く帰れよー」

男「……少し付き合ってくれる?」

喫茶店

カランコロン

女「へぇー……お洒落なお店知ってるのね」

男「二名で……趣味だけどな」

女「やっぱり彼女と来たりするの?というか彼女は良いの?ほっといて」

男「は?」

女「え?不良さんとつき合ってるんじゃないの?」

男「いや、そんな話どこから……あったな」

女「え?違うの?」

男「いや、それは……」

説明中……

女「不良さんも会長の……へぇー」ホットコーヒーデス

男「うん、まぁあんな騒ぎになるとは思って無かったし」ロイヤルミルクティーデス

女「ゴク……それで話逸らしちゃって悪いけど」

女「話って?」

男「うんまぁハーレムの事なんだけど」

女「というか君が私に用事ってそれくらいしかないからね」

男「その通り……で女さんには」

男「協力……というよりこちら側についてほしい」

女「協力はわかるけどこちら側って?」

男「端的に言えば会長のハーレムだけでなく会長を再起不能にする」

男「二度と悪事出来んようにな」

女「……それに私が乗るとでも?そもそも悪事って……」

男「悪事さ。いや会長自体も悪人……というか屑だな」

ガタンッ

女「あなたねぇっ!私をおちょくってるの?」

女「そんな悪口聞かせる為にここに連れてきたの?バカじゃない!」

男「別に悪口じゃない。事実だ」

男「もう正直余裕がない」

男「これ以上傷つく奴を見たくない」

男「皆を助けたい……その皆には女さんも入ってる」

女「何が言いたいのよ」

男「……あまり話したくないんだ、女さんには」

男「それでも聞くのか?」

女「……ここまで聞かせといてお預けって訳にはいかないでしょ」

女「分かった覚悟決める。何でもきなさいっ!」

男「……分かった」

男「……て以上だ」

>>707ミスったorz

男「…………以上だ」

女「……………………そんな」

女「嘘でしょ!嘘なんでしょ!?」

女「嘘って言ってよ」

男「………………嘘じゃない」

女「…………何でそんなこと」

フラッ

男「女さん?」

女「……直接聞いてくる」

男「なっ!?そんなことしたら……」

女「大丈夫あなたのことは言わないから」

男「そんなんじゃない……会長が何をするか…………」

女「それでも、直接確かめないと納得できない」

男「……女さん」

男「分かった……でも俺もついていく」

男「何かあったらすぐ呼んで」

女「……分かった」

会長の家

女「……着いたわ」

男「俺はここで待ってる。何かあれば絶対に連絡してくれ」

女「…………うん」

ピンポーン

ガチャ

会長「女?どうしたんだ」

女「少し話があって……入って良い?」

会長「……分かった、入れ」

バタン

会長「何か飲むか?」

女「ううん、すぐ終わるから……」

会長「そうか……それで話とは?」

女「…………後輩さんのこと」

会長「後輩……知り合いだったのか」

会長「彼女を停学にしたのは教師側だ」

会長「それとも犯人の話か?わるいがまだ検討もついていない」

会長「それとも他の件か?」

女「……うん」

女「私ね……聞いちゃったんだ」

女「……あの写真に写ってる男の人は会長で今回の件は全部会長が起こしたんだって」

女「ねぇ、やってないよね?」

会長「…………何で噂なんか信じてるんだ?」

会長「それも一々本人に聞くなんて……」

女「……私わね安心したいの」

会長「安心?」

女「そう…………ここ最近の会長は何か怖くて」

女「そんなわけないのに……噂を聞いてもそんなの嘘だって思えなくなっちゃってる」

女「お願いだから……嘘だって、出鱈目だって言ってよ」

会長「………………」

会長「………………今からする話は誰にも話さないでくれ」

会長「お前だから……お前を信じているから話す」

会長「俺が……やった」

女「…………なんで」

女「なんでっ!?」

会長「それが俺の夢だからだ」

会長「全てを擲ってでも叶えたい……そんな夢」

会長「……そして復讐」ボソッ

女「え……?」

会長「それが理由だ……質問があるか?」

女「……そんな自分買ってな夢のために色んな人を傷つけて!」

女「そんなの間違ってる!」

会長「端から承知だ」

会長「それでも……なんだ」

女「…………じゃあ何で?」

女「何で私には何もしてくれなかったの?」

女「何で?私にはてを出さないの?今も腫れ物みたいに扱うの?」

会長「…………お前は巻き込みたくない」

会長「お前は大切な……家族みたいなものだ……手は出せない」

女「…………そう」

女「……帰る」

会長「送っていく」

女「いい」

会長「だが……」

女「いいっていってるでしょ!」

女「…………さよなら」

バタン

会長「…………さよなら、か」

男「………………ふぁぁ」

ガチャ

女「………………」

男「あ、女さん……大丈夫だった?」

女「………………」

男「……女さん?」

女「…………ウッ……ヒグッ」

女「……うわぁぁぁぁぁん」

男「……お、女さ」ギュー

男「へっ!?」

女「うぇぇぇぇん……ウッ……グスッ」

男「え、えーと?よしよし」ナデナデ

女「ヒッ……エグッ……うぅ……」

男「ちょっとここ目立つし……向こうの公園にいくよ?」

公園

男「お、落ち着きになられました?」

女「……グスッ…………うん」

男「えっと何があったの?」

女「………………ヒグッ」

男「えっと無理して話さなくて良いからね」

女「……話す」

男「…………大丈夫?」

女「…………ちょっと待って」

女「…………本当だった」

男「うん」

女「…………振られちゃった」

男「うん?」

女「……私は家族なんだってさ」

男「…………そう」

女「……夢だって」

男「え?」

女「ハーレムは夢だって言ってた」

男「………………夢」

女「おかしいよ……夢だからって」

女「人を傷つけてまで叶える価値はあるの?」

男「…………そうかもしれない」

女「……何で」

男「夢……全てを賭けて叶えたい夢なのかもな」

女「……そんなもの」

男「でも、許せる訳がない」

女「え?」

男「自分の為に人を傷つけて捨てる」

男「そんな理不尽……あってたまるか…………」

女「男君…………」

男「…………………………」

女「…………………………」

しばらくして

女「……ごめんね、付き合わせちゃって」

男「…………いや」

女「協力、させてもらう、いやさせてください」

男「……ありがとう」

女「でもさ、おかしいよね」

男「…………何が?」

女「あれだけ酷いことして尚且つ今までの憧れも否定されたのにさ」

女「まだ、救ってあげられないか、なんて考えてる」

女「……あんなことして救いなんてあるわけないのに」

男「それは違う」

男「悪い事をしても、反省して」

男「それをされた人が許すなら救いはあるさ」

女「……そうかな」

男「まあ、許すとは思えないけど」

女「……意味ないわね」

男「そうか?」

女「……帰るわ」

男「送ってくよ」

女「気にしなくていいわよ」

男「さすがにこの時間に女の子一人にはできないって」

男「あと寄りたい所もあるし」

女「こんな時間から?」

男「ちょっとケーキ屋にね」

女「あぁあそこ美味しいわよね……って」

女「何でうちの近くにケーキ屋あるって知ってるの?」

男「あ」

女「教えなさい」

男「下調べの時に尾行させていただきましたごめんなさい」

女「……しょうがないからケーキ奢りで許してあげるわ」

男「……ありがたいです」

女「ほら、いきましょ」

男「現金だな」

ケーキ屋

女「これと、あれとそれに~♪」

男「どんだけ食うんだよ」

女「いいでしょ、やけ食いしたい気分なの」

男「……仕方ないから全部奢ったる」

女「え、いいの?」

男「もう財布食べる勢いで来い」

女「\(^o^)/」

男「まさか、樋口持っていかれるとは」

女「二言は無かったわね」

女「じゃ、ここだから」

男「うん、また」

女「…………男君には恥ずかしい所見せちゃったな」

男「…………かわいかったぞ」

女「…………バーカ」

女「……じゃあね男君」

「ありがとう」

ピンポーン

後輩母「……どちら様ですか?」

男「あーっと後輩……さんの友達?です」

後輩母「そう……少し待っててください」

男「はい」

男(というわけでお見舞い?に来た。何て言うんだこれは)

ドタドタドタ

後輩「先輩!?どうしてここに……」

男「行くっつったろ。はいお土産」

後輩「えっ……ケーキだぁー」

後輩「ありがとうございますっ!えっと、部屋にどうぞ」

男「お邪魔しまーす」

男「……そういや来るの二回目だったな」

後輩「うぐっ……わ、忘れてくださいよ」

男「あれを忘れる訳にはいかんなぁ……ん?」

後輩担任「おぉ男じゃないか」

後輩担任「知り合いか?」

男「どっちかといえば友達じゃないですか?」

後輩「先輩先生のこと知ってるんですね」

男「去年の担任」

後輩「そうだったんですか……お茶持ってきます……先輩は紅茶にモンブランでしたね」

後輩「先生は?」

後輩担任「何ある?」

男「ティラミス、フルーツタルト、チーズケーキから選べ」

後輩担任「ティラミス持ってきてー」

後輩「わかりましたー」トタトタ

後輩担任「…………おい」

男「なんすか?」

後輩担任「付き合ってんのか?」

男「は?」

後輩担任「隠さなくていいぞ」

後輩担任「健全なお付き合いをしてるならな」

男「別にかわいい後輩ってだけですよ」

男「変な勘繰りはやめてください」

後輩担任「そうか……でもホントに何か知らないか?」

男「……写真のこと?」

後輩担任「あぁ仲良いなら思い当たりがあるんじゃないか?」

男「……知ってるなら殴りにいってますよ」

後輩担任「……そうか」

男「……まぁ殴るけどな」ボソッ

後輩「二人とも何の話してたんですか?」

後輩担任「男が後輩かわいいってさ」

男「ちょ!」

後輩「え!?ええええええええ!?///」アタフタ

後輩担任「良かったな……脈アリだぞ」

男「趣味悪いですよ」

後輩担任「へっへ……まぁ元気そうで安心したぜ」

後輩担任「いい先輩を持ってるみたいだしな」

後輩「……えっへへー」

後輩担任「笑い事じゃねぇだろ」

後輩担任「あれのこと話してくれればどうにかしてやれるだがな」

後輩「うっ……でも」

後輩担任「まぁいい……話したくないんだろ」

後輩担任「邪魔したな……男」

男「何です」

後輩担任「ちゃん後輩をと支えてやってくれ」

後輩担任「後輩も無理すんなよ……じゃあな」

後輩「先生……………………ケーキ」

後輩担任「………………イタダキマス」

次の日

男「…………zzz」スヤスヤ

カチャ

妹「…………」ソロソロ

妹「……フゥー」スー

妹「チェストー!!」ドゴッ

男「うぼっ……エフッ ゲフッ」

妹「目覚ました?」

男「」チーン

妹「お兄ちゃん!」グラグラ

男「死ぬかと思った」

妹「起こしてって言ったのお兄ちゃんじゃん」

男「あんな起こし方頼んでねぇよ」

妹「むー、それでどうするのよ。5時なんかに起きて」

男「うん、まぁ、ね」

男「お前も来るか?」

妹「いや、もう一度寝るから」フワァ

妹「いってらー」

学校前

男「ついたけど……少し早かったか?」

プップー

男「ん?」

黒塗りの車

男「………………」サッ

???「身構えなくてもいいだろ……」

男「え?シェフさん?」

シェフ「よー少年。お嬢様連れてきたぜ」

男「……どこ?」

シェフ「後ろだ、後ろ」

不良「zzz」クー

シェフ「こんな朝早くに呼び出しやがって」

シェフ「結局起きれなくてこのまま連れてきたけど」

男「いや着替えてるし」

シェフ「メイドがやったんだよ……ったくめんどくさいこと押し付けやがって」

男「あー、すいません」

シェフ「気にすんな、ほら起こせよ」

男「何で俺が」

シェフ「俺じゃ起きねーからだよ」

男「……不良おきろー」ユサユサ

不良「……んー、ふわぁ……」

不良「あーおとこーおはよー」

男「相変わらず朝弱いな」

不良「うんー」イソイソ

シェフ「じゃあな……っと。ほれ」ポイッ

男「へ?」キャッチ

男「なんすかこれ」

シェフ「サンドイッチだ……どうせ朝食ってねえだろ?適当だから味の保証はねえぞ」

男「……ありがとうございます」

シェフ「気にすんな~」ブロロロ

男「朝イチで来たもののこんな早くなくても良かったな」モグモグ

不良「……何で私呼んだの?」モグモグ

男「お前も関係あるしな……あn」

???「朝早くからどうしたのよこんなところで」

男「……来ましたか、実は少し話を聞きたくて」

不良「…………誰?」

???「まぁそろそろ来ると思ったわ……そこの子も見覚えあるしね」

男「そうでしたか……写真部部長」

部長「とりあえず部室来なさいよ」

部長「何か飲む?」

男「あぁ、いいd」

不良「コーヒー欲しい……」

部長「男君は?」

男「……」

ミスった……

部長「何か飲む?」

男「あぁ、いいd」

不良「コーヒー欲しい……」

部長「男君は?」

男「……同じく」

コボボボボ……

男「それで、話なんですが……」

部長「うん、分かってる。だからひとつだけ言わせて欲しいの」

男「?、どうぞ」

部長「本当にごめんなさい!」ガンッ

男「……え?」

部長「へ?」

不良「ねむー……」ズズ

男「なんで急に謝るんですか?」

部長「だって写真のことでしょ?そこの女の子も連れてきたし」

男「いや不良についてはそうですけど……俺に謝る理由はないんじゃ」

不良「……ロリコン疑惑」

男「あ」

部長「……それです」

男「え?あの写真ってまさか……」

部長「はい、私が頼まれて作りました」グリグリ

男「マジか……ってか頭机に擦り付けるのやめて」

部長「いやほんとすいません」

部長「まさかあんなことに使われるなんて」

男「……誰にたのまれたんです?」

部長「書記です……生徒会の」

男「……なるほど」

部長「まだあるんですが」

男「まだあるのか……あと敬語やめて」

部長「あ、うん……その会長に頼まれて男君の近辺探ってました」

男「……気づかれた!?」

部長「いや、多分大丈夫」

部長「男君が何かしていることには気づいてるけど」

部長「まだハーレムを瓦解させようとしてることには気づいてないはず」

男「よかっ……部長は気づいて?」

部長「調べれば分かるよ」

部長「でも写真のことじゃないとすると?」

男「ハーレムのことです」

部長「まぁそれしかないよね」

部長「でも、何で私に?会長から仕事もらってるなんて言ってないけど」

男「前に生徒会室から出てくるのを見たんです」

部長「なるほど……で、ハーレムのなんの話なんだい?」

男「ハーレムについて、知っていることを教えてください」

部長「……それで、何を教えて欲しい」

男「ハーレム構成員です」

男「俺は絶対にハーレムを潰す」

男「そして全員助ける」

男「そのためにはまず相手を知らなければ……」

部長「……あなたが知らない人を二人知っている」

男「それは誰です」

部長「……タダじゃ無理」

男「……どうしてです」

部長「情報料」

男「………………いくらですか」

部長「……でも、あなたたちには迷惑かけたので無料でご奉仕させていただきます」

男「…………ふざけないでもらいます」ピキッ

不良(私いる意味ないんじゃ?)

部長「ごめんなさいごめんなさいキレないで」

部長「ちょっと待って」

ゴソゴソ

部長「あった~」ピラッ

男「……えっとこの人たちが」

不良「…………幼女にこいつ見たことあるな」

部長「その二人の情報はこのファイルに入ってる」

部長「コピるから待ってて」スタスタ

男「おい、会長は見たとこ一桁少女をハーレムに入れてるのか。ロリコンだろ」

不良「どっちも見たことあるような……どこでだろ」

部長「幼女ちゃんに関しては知ってるはずよ」

部長「例のロリコン疑惑の写真のあの子だもの」

男「なん……だと」

不良「あーそういやそうだ」

部長「はいこれ」ピラッ

男「どうも……じゃあそろそろ」

部長「それと……来週の月曜よ」

男「何がです」

部長「会長に頼まれた調査の期限よ……お金を受け取った以上嘘はつけない」

部長「ある種のリミットだと思ったら良いわ」

部長「……そのもう一人の彼女が会長の後ろ楯」

部長「まずは彼女をどうにかすべきかもね」

男「……ありがとうございます」

部長「ま、調べて欲しいこととかとって欲しい写真とかあれば来なさい」

部長「特別に格安でやってあげるわ」

男「じゃあそのときはお願いします」

キーンコーンカーンコーン

朝礼後 男の教室

男「と、いうわけだよ」

友「コラ写真作ってたのはやっぱり写真部だったんだね」

男「まぁ謝ってたけどな」

友「それで?新しい二人についてはわかったのかい?」

男「おう、バッチしだ」

男「片方の縦ロールが隣のクラスのお嬢様」

男「そしてこの幼女は近くの小学校に住んでる四年生だ」

友「へぇ、また変な組み合わせだね」

友「会長の趣味がわからないよ」

友「それでやっぱり今日は二人に会いに行くの?」

男「そうだけどな……他にもまだいるしどうしようか」

男「とりあえず時間がない」

男「空いた時間をフル動員しないと……」

男「まずは学校にいる……」

>>761
先輩
購買のお姉さん
転校生
お嬢様
から誰に会いに行くか選んでね

転校生

男「転校生に会いに行ってみる」

友「僕も付き合おうか?」

男「いや、一人で行く」

男「取り敢えず説得しないと……」

友「うん……まぁ、気をつけて」

男「分かってる」

昼休み

転校生「おべんとおべんと~♪」フンフーン

男「転校生さん」

転校生「ん?なに?」

男「すこし話があるんだけどいいかな?」

転校生「いいけど……?」

廊下

転校生「それで、話って」

男「うん、それは……」

男(転校生はハーレムのことを知らない)

男(となると正面から行くしかないわけで)

男「その……会長とよく一緒にいるでしょ?」

転校生「うん」

男「でも、会長ってあまりいい噂聞かないし」

男「あまり良くないんじゃ……って」

男(これ完全に会長に嫉妬してるキモヲタの告げ口じゃないか)

転校生「…………例えば?」

男「……生徒会にハーレム作ってるとか…………」

男(あまり言いたくないけど……)

男「前の写真の相手は会長だとか」

転校生「…………そう」

男(どうだ?)

転校生「はぁ、バッッッッッカじゃないの?」

男「へ?」

転校生「一体会長のどこが気にくわないか知らないけど」

転校生「そんなでまかせで私を騙せるとでも?」

男「でまかせなんかじゃ……!」

転校生「うっさいだまれ」

転校生「情けと慈悲でこの事は誰にも言わないであげる」

転校生「分かったら二度と私に話しかけるな屑」スタスタ

男「あ………………」

男(やばい……これは)

教室

友「しくじったね」

男「まさか一考もしてもらえないとは」

友「それだけ彼女の前では完璧な『会長』を演じているんだね」

男「このままだとまた……」

友「彼女がその事を信じる方法ならあるよ?」

男「!?なんだそれは」

友「彼女が会長の被害に会えばいい」

友「そうすれば信じるしかないよね」

男「……それじゃダメだろ」

友「そうだね」

男「さっきので完全に信用なくしてるからなぁ」

友「決定的な証拠はないの?」

男「…………持ってない」

男「精々仲良く女の子と歩いてる所写真位だよ」

友「そう……か」

男「……助けないといけないのに」

友「…………そうだね」

放課後

友「今日の授業も無事終わったけど」

友「どうするの?また転校生にアタック?」

男「悪いがさっきの状態で再突撃できる程心は強くない」

友「何事も挑戦だとは思うよ?」

男「……やんねぇぞ」

男「でも少し考えをまとめたい……今日は帰っていいよ」

友「そう、分かった…………男」

男「なんだ?」

友「力になれるなら遠慮せず呼んで」

友「僕はいつでも男の味方だよ」

男「…………ありがとう」

友「どういたしましてっ、じゃあね」

男(友が帰る後ろ姿を見ながら考える)

男(転校生をどうするべきなのか)

男(そもそも転校生だけ気にしていてはいけない)

男(他にもハーレム構成員はいるのだ)

男「……あぁぁぁ!くそっ!」

男(もう少しやりようはあったはずだろ!)

男「…………馬鹿みたいに真っ正面から言ったところで信じてもらえる道理はねえもんな」

男「…………はぁ」










空が青い。…………突然、自分が屋外にいることに気付く。
周りを見ればそこは、

男「屋上か……」

学校の屋上。別に用もないはずなのに。

「先輩」

自分を呼ぶ声がする。
その言葉は「先輩」ではあったけれど
「男」とか「お兄ちゃん」にも聞こえたような気がした。

男「…………どうした、後輩」

先輩、と自分のことをそう呼ぶのは彼女だけだ。
声がした方へ首を向ける。
後輩が立っている。
屋上の、フェンスの向こう側に。

「どうもしませんよ?」

その姿は後輩ではあったけど
他の人のようでもある。
危ない、とか、落ちるぞ
声をかけた。

「ただ私は今から落ちて」

この会話をどこかでしているような気がする。

「死ぬだけです」

男「死ぬ?ふざけてるのか?」

そうだ、ふざけているんだ。

「まさか」

「おふざけや冗談で死ぬなんて言いませんよ」

その後輩のような彼女はそうして身を翻し

「さよなら」

それだけ言って落ちていく。
急いで駆け寄って、てを伸ばす。
それでも掴むことは叶わず

ぐしゃ

重いものが落ちる音がした。

叫びたいのに声が出ない。
下を見る。

男「ぁ……………………ぁあ…………」

その血にまみれた姿は
間違いなく後輩のはずなのに
それは他の人の姿に見える。
血にまみれているのに
包丁が突き立って見える
首を吊っているように見える。

「皆死んだんです」

下にいる……あるはずの彼女の声が隣からする。

男「なんで…………死ぬんだよ……」

「傷ついたから」

「穢されたから」

「助けてもらえなかったから」

男「……………………………………」

声が出ない、いやならない。

「先輩も死なないんですか?」

…………意味が分からない。

男「……俺が死ぬ意味なんて」

「生きてる意味があるとでも?」

どきり、とした。

「口だけで、何も守れず何も救えず」

「そんな先輩に生きてる意味があるんですか?」

男「…………それは」

言い返せない。全てその通りだ。
自分がハーレムを壊すと言っても
その前に後輩は、穢された。













男「……ぁぁぁぁああああ!!」

……………………ここは教室。

男「…………夢、か」

なんて悪夢だ。
思わず伸びをする。ボキボキッと間接が鳴った。

男「うぅ……寝てたのか」

別に寝不足な訳でもないのだが。
精神的な疲れが出ているのだろうか。

既に夕方になっていて、空は赤……茜色に染まっている。

男「………………はぁ」

ため息がでる。
ただでさえ時間が無いのに夢など見ている場合か。

に、しても
変な夢だった。
後輩なのに後輩じゃないって何なんだ。
その時

???「男?」

思わずどきりとする。
しかしこの声は

男「……不良か?どうしたんだよ」

不良「いや、少し話がしたくてさ…………」

不良「でもメールもラインも返ってこないし電話も出ないし」

不良「こんなところで寝てたのか」

男「待て、何で俺が寝てたこと知ってるんだよ」

不良「何でってそりゃ」

不良が俺の頬を指差す。

不良「跡、ついてるよ」

男「へ?」

不良「ほら」

不良が手鏡を差し出してくる。
そんなもの持ち歩いているあたり女の子なのだと思う。

男「あ……」

鏡を見るとくっきりと後がついている。

不良「寝るときに腕を枕にしてるからそうなるんだぞ」

男「今度から気を付ける」

不良「そうしろ」

流石にこんなものつけていたら恥ずかしい…………
というか

男「話あるんじゃないのか 」

不良「あ」

男「忘れてただろ」

不良「忘れてないよっ!」

男「で、忘れる前に話せよ」

不良「真面目な話だから茶化すな!」

不良が少し苛立った視線を向けてくる。

男「お、おう……悪い」

不良「…………男はさ」

不良「何のためにハーレムを無くそうとしてるんだ?」

は?

男「決まってんだろ。皆を助けるた……」

不良「本当にそうなの?」

え?

不良「本当は後輩ちゃんの復讐なんじゃないの?」

何を言ってるんだこいつは?

男「そんなわけない………………」

本当にそうだろうか。
復讐したいと一切思って無かったのか。
本当に皆を助けたいと思っていたのか。

男「お、俺は…………」

不良「ご、ごめん変なこと聞いて」

不良「忘れてっ!それじゃ」

男「待ってくれ!」

駄目だ、誤魔化すな。
自分に向き合え。
本当はどうしたい。
復讐か?それとも助けたいのか?

男「俺は………………」

安価↓下5が
後輩の復讐
皆を助ける
どちらか選んで多い方が男の選択となります

……そうだ、約束したじゃないか。
後輩に。
悩むことなどない、胸を張れ。
そして言うんだ。

男「俺が、ハーレムをぶっ壊す」

男「皆を助けたい…………いや、助けるために」

不良「………………そう」

不良が笑顔を向ける。

不良「それでこそ、男だなっ」

男「そんなことない」

案の定ぶれぶれだ。でも

男「もう迷わない。ありがとな不良」

不良「へ?う、うん」

不良「ってもうこんな時間じゃん!じゃあね男!また明日!!」

不良が走り去っていく。

その姿を見送って、息をつく。
復讐じゃないのか、と聞かれて今の俺には否定できない。
それでも、助けたいと、助けると思っていれば

男「俺も帰るか」

荷物をまとめて教室、そして学校を出る。
たまには早く寝よう。そう思った矢先だった。

ぐぎっ

男「あがっ!いだいいだだだだだだ!!!」

後ろからいきなり腕を捻られる。
滅茶苦茶痛い。

???「あなた、会長のことについて知ってることを全部話しなさい」

この声……女のようだ。痛い。

???「ほら早く!」

男「痛いってんだろが!」

思わず投げ飛ばしてしまう。

???「あったた……ちょっと女の子は大事に扱いなさいよ」

男「いきなり喧嘩売ってきたのはそっちだろうが、てめぇ一体…………」

と、頭をぶつけて呻いているその顔には覚えがあった。
というか

男「委員長?なにやって……」

委員長「隙あり」

いきなり飛びかかってくる。
しかしかわせないものでもない。

男「会長がどうのって……まさか会長の手先か!?」

委員長「違うわ」

男「じゃあ一体……」

委員長「質問してるのはこっち、答えて」

男「嫌だ」

委員長「だったら無理矢理でも聞き出す」

そう言うと、委員長はポケットから黒光りした機械を取り出した。

男「それは…………」

委員長「スタンガン」

バチバチバチ
爆ぜるスパークに身を竦める。

男「まじかよ」

委員長「さっさと落ちて!」

スタンガンを構えて突進してくる委員長。

男「うおおぉ?!」

委員長「ちっ、かわされた。」

男「いきなり何すんだよ!!」

スタンガンは喰らったことないけど
痛そうだ。痛いのは嫌なんだが

男「何がしたいんだよあんたは!」

委員長「だから質問には答えない!」

スタンガンを構える。
どうやら覚悟は決めた方がいいらしい。

男「ちっ……チェストー!!」

委員長「はっ?キヤッ……」

先手必勝の飛び蹴り。
委員長がスタンガンを取り落とす。

男「オラァ!!」

そのままスタンガンにサッカーボールキック
壁にぶつかりスタンガンがバラバラになる。

男「これで、武器は無くなった。続けるか?」

委員長「……………………はぁ」

委員長の溜め息。そしてポケットから……

男「え、ちょっ」

委員長「いつから1つだけだと錯覚していた?」

出てきたのは二つ目のスタンガン。

委員長「次は当てる」

鋭い眼光が俺を射抜く。
あの目はヤバい。
やらなきゃ殺られる。

委員長「おやすみなさいっ!!」

男「くっ、おりゃあ!」

バキッ

委員長「はっひ……!」

男「あ」

ドサッ
委員長が倒れる。
なんとも綺麗にクロスカウンターが決まったのだが

男「おーい大丈夫か?」

委員長「」

返事がない。仕方なく近づいて確認する。

男「息はあるな…………」

生きてはいたようでほっとする。
でもどうすれば良いのか…………
こんなところに女の子を放置しておくのは
流石に抵抗がある。

プルルルルルル

男「うおっ……?」

電話の着信音だ。
しかし自分のとは違う。

男「委員長のか」

しかし件の委員長は気絶してしまっている。
ここは電話をとるべきか?

>>810
電話に出るか出ないか
選んでね

でる

出ておこう。
もし重大な連絡だと困るだろうし
それに、もしかしたら会長について
何か繋がるかもしれない。
電話をとった。

ピッ

『委員長か?』

女の人の声だ。

男「いや、あの…………」

『へっ!?男の声!?』

男「えっとその」

『なんで委員長の携帯に出るの?あんた誰よ!?』

男「い、いやぁ…… 」

『あ、ちょっと待て。もしかしてあんたは男、という名前か?』

男「え?何で知って……」

何者だ。

『何があったか話してくれないか?』

男「………………………………」

俺はこと細やかに話した。
特にスタンガンのくだりを。
案の定、

『あのアホ垂れが…………』

女の人は呆れ返っている。

『迷惑かけた所悪いんだけど一つ頼まれてくれない?』

男「…………なんですか?」

『気絶してるアホをここまで運んでもらえない?住所は▲◯町2-6-24の1701号室ね』

男「え、ちょ」

『よろしくね』

プチッ

……切られてしまった。

しかしどうする?
気絶している委員長を見る。

委員長「」

こんなところに放っておくのも心苦しいが
運ぶ義理が無いのも事実。
しかもこれは罠であることもあり得る。

男「さて、どうするか…………」

>>816
運んであげるかあげないか
選んでね

運んでいく

運んでやろう。
こんな場所に放って風邪でも引かれたら気分悪いし。
罠だとしてもだ、気絶は予想外な筈だし大丈夫だろ。

男「よいしょっと」

委員長をおんぶする。
流石に女の子、軽い。
それにしても

男「色々と柔らかいことで」

………………先を急ごう。

委員長をおぶって聞かされた住所の場所へ。
途中じろじろと見られたけど気にしない。

男「デカイマンション…………」

ついた場所は高層マンション。
この町じゃ一番高い建物だ。

聞かされた部屋番号をインターホンで呼び出す。

『はいはーい。来たね見たいね』

さっきの女だ。

『さっさと上がってきてねー』

男「……何様のつもりだよ」

『ごめんねー』

プチッ

切れた。

男「何なんだよあいつは……」

文句を言いながらもすでに部屋の前。
チャイムを鳴らした。

ピンポーン

扉はすぐに開いた。

謎の女「お疲れ~悪いね面倒なこと頼んじゃって」

見た目は大学生位だろうか?
髪の長い人だ。

男「別にいいですよ。それじゃこれで…………」

謎の女「ちょっと待って。コーヒー位飲んできなよ」

…………いただくことにする。

謎の女「……どうぞどうぞ」

彼女がわざわざメーカーを使って淹れてくれたコーヒーが
その良い香りをたてる。

謎の女「砂糖とミルクは?」

男「マシマシで」

謎の女「……へぇ?」

男「……何か問題でも」

謎の女「いや、見た目に合わず以外だなって」

…………失礼じゃないか?

謎の女「はい、あまーくしておきました」

男「……ありがとうございます」

まずは一口。うん甘い。

謎の女「私はブラック派だけどね」

謎の女「それにしてもごめんね、変なことさせちゃって」

謎の女「重くなかった?」

男「いや、委員長は軽かったですよ」

そう、軽かった。ついでに役得もあった。
何も損はしてないね。

謎の女「ま、役得もあったでしょうし……クックック」

男「…………ナンノコトデスカ?」

しらばっくれる。
そんなことより俺には聞くことがある。

男「すいません、あなたは」

謎の女「ん?」

男「一体何者…………」

そのときだった

委員長「……ん、うぅん、ふわぁ」

委員長が目を覚ましたのは。

委員長「……ぅぅん、あ、ししょー」

委員長「おはよう……」

誰だししょーって。いや、こいつか。

謎の女改め師匠「おう起きたか」

委員長「あれ?わたしがっこうからかえって…………」

委員長と目が合う。

委員長「!?……っなんであなたがここにっ!」

師匠「わたしが呼んだ」

委員長「え?師匠が?なんでまた……」

師匠「気絶してるところ運んでもらったんだから感謝しとけ」

委員長「き、気絶?……思い出せない…………」

忘れたのならちょうどいい。もう思い出すな。
あんまり女の子を殴ったなんていいことじゃないし。

委員長「ううん?尾行してた気がする」

男「別にその辺はいいから」

そんなことはどうでもいい。

男「あなたたちの目的は何なんです?」

こいつらが会長に関係があるのは明らかだ。
問題はどのように関与しているかだ。
場合によっては敵になりうる。
というか襲ってきたし敵じゃないだろうか?

委員長「……私達は」

師匠「待って、私が説明するよ」

話し出した委員長を止める師匠とやら。

師匠「あなた……男君は会長のハーレムを阻止したいのよね?」

男「阻止……というか瓦解じゃないですか?もうハーレムは出来上がってそうですし」

師匠「確かにそうね……そう、私達もあなたと同じ」

師匠「会長のハーレムを瓦解させようとしてるの」

自分と同じ?
それにしては……

男「随分と物騒なことしてきましたね」

委員長「物騒……?」

男「お前は疑問持つなよ」

少し苛つく。
一番物騒なのは間違いなく委員長だ。

師匠「ごめんなさい。この子に関しては私の責任……少し位手荒にしても良いって言っちゃったし、本当にごめんなさい」

そうすると師匠とやらが床に頭をつけて……土下座をする。

男「あ、いや……頭上げてくれません?」

師匠「スタンガンまで持ち出すとは思ってなくて……私の監督不届きよ」

まぁ、普通スタンガンなんて考えないよね。

男「わ、わかりました、それより!」

男「自分と同じって言いましたけど、何で会長のハーレムを瓦解させようと?」

この人は見た感じ大学生。
会長との関係はあまりないのでは?

師匠「あー……えっとねぇ」

彼女は罰の悪そうな顔をすると、こう言った。

師匠「私会長のお姉ちゃんなんだよね、アハッ」

男「……へぇ」

思わず声が出た。
それは確かに言いづらい。
ましてや肉親や幼馴染が狙われて、後輩に至っては既に……
何か変な笑い声してるし。

師匠改め会長姉「と、いうわけで、姉としては愚弟の行いを止めたいわけでして」

男「姉弟だったんですか、あまり似てないんですね」

が、それを言ったのは失敗だったようだ。
会長姉の表情が少し強張る。

姉「ハハ、よく言われるよ」

男「そう、ですか」

なにか、あるのだろう。
あまり、触れないでおきたい。
でも、一つだけ聞きたかった。

男「……姉弟なら、直接言えなかったんですか?」

もしこの人が会長に直接注意することができたら
もしかしたら後輩は無事で済んだかもしれない。
彼女も自分と同じ事を思ったのだろうか。

会長姉「……ごめんなさい、ごめんなさい」

謝るだけだった。

男「姉弟だったんですか、あまり似てないんですね」

が、それを言ったのは失敗だったようだ。
会長姉の表情が少し強張る。

姉「ハハ、よく言われるよ」

男「そう、ですか」

なにか、あるのだろう。
あまり、触れないでおきたい。
でも、一つだけ聞きたかった。

男「……姉弟なら、直接言えなかったんですか?」

もしこの人が会長に直接注意することができたら
もしかしたら後輩は無事で済んだかもしれない。
彼女も自分と同じ事を思ったのだろうか。

会長姉「……ごめんなさい、ごめんなさい」

謝るだけだった。

>>839ミスった……orz

会長姉「家庭の事情で会長とは疎遠で……いや、何を言っても言い訳よね、ごめんなさい」

男「あ、いや……すいません」

こちらもなんとなく謝る。

委員長「えっと……お菓子持ってくるね」

空気に耐えられなかったのか
委員長が部屋から出ていく。

男「……………………」
会長姉「……………………」

嫌な沈黙だな。

沈黙を破ったのは彼女の方からだった。

会長姉「ねえ、聞いても良い?」

男「何をです」

会長姉「あなたが会長のハーレムを壊したい理由」

そんなもの決まってる。

男「知り合いが変なものに入ってたら辞めさせたいのは普通じゃないですか?」

会長姉「でもあなたの知り合いはもう全員辞めてるじゃない」

男「……そうですね」

その通り、既に自分の知っていた人はハーレムから抜けている。
まぁ他にいることもあり得るけど。

会長姉「他に理由があるんじゃないの?」

男「……後輩と約束したんです」

会長姉「約束?」

男「ハーレムを無くすんだって」

会長姉「…………自己満足なの?」

そう聞かれると……

男「そうかもしれないですね」

会長姉「……ハーレムを無くしても全部が無かったことにはならないわよ」

男「わかってますよ」

そう、俺は後輩を助けられなかった。
だからこそ……

会長姉「……何の罪滅ぼしにもならないのにね」

小さく呟いた言葉はそれでも自分に届いた。

委員長「これ、クッキーだけど」

委員長が戻ってくる。

委員長「あとちょっと出掛けて来るね」

会長姉「どうしたの?」

委員長「夕飯の材料足りなくて、スーパーで買ってきます」

会長姉「わかった、留守番してる」

さて、ここに長居する理由もない。

男「自分もそろそろ帰ります、お邪魔しました」

委員長「いや、気にしなくていいよ」

何故か委員長が答える。

会長姉「男君」

玄関の前で呼び止められた。

会長姉「敵の敵は味方っていうし、何かあったらいつでも相談して」

男「……はい、ありがとうございます」



マンション下

委員長「私、こっちだから」

そう言い進んでいく。
聞きたいことはあるんだけど
明日学校で聞けば良いようなことだし……
どうする?

>>847
買い物についていくかいかないか
選んでね

ついてく

男「あ、待って」

声をかけて呼び止める。

委員長「……何?」

男「スーパーまで着いていっていい?」

委員長「何で?」

男「あー……」

何かそのまま答えるのは憚られて、思わず言い訳を考える。

男「おやつ、買いに行きたいなって」

委員長「ご飯前のおやつはやめた方が良いよ?」

男「ご飯の後だから問題ない」

委員長「そう、別に良いけど」

許しを得たので少し後ろを着いていく。

委員長「……ごめんね」

男「え?」

いきなり何を。

委員長「いや、いきなり襲いかかっちゃって……」

男「あー、いや気にしないで。反省してくれればいいから」

委員長「うん、反省」

流石にもうスタンガンを突きつけられたくない。

男「そういえば……」

委員長「?」

男「委員長と会長姉さんってどんな関係なんだ?」

二人は年も離れている。
知り合う機会はそう無いと思う。

委員長「……あの人は私の恩人、かな」

男「恩人?」

委員長「うん、昔助けてもらってね。その時からだよ」

男「へー……でも家にまで居候させてもらうって凄いな」

委員長「あ、違う違う。あそこは私の家だよ」

男「は?いやでもあそこここらじゃ一番凄いマンションじゃ……」

いわゆる高級マンションだ。

委員長「自分で言うのもなんだけど、私の家って結構お金持っててさ」

委員長「しかも親がその……少々過保護っていうか、ね?」

委員長「それで今の高校実家から遠くて、車でも少し厳しいから一人暮らしさせてって言ったらあそこに契約してきてさ」

なんか、凄い話だ。
なんというのか家庭の事情というやつだろう。

家庭の事情といえば、

男「結局会長と会長姉さんはどういう関係なんだ?」

委員長「……気になる?」

それはもちろん。
首を縦に振る。

委員長「私から聞いたって言わないでね……」

委員長「会長は師匠のお父さんの再婚相手の連れ子なんだって」

……なるほど。

男「仲悪いのか?」

委員長「分かんない、でも話してる所見たことないよ」

やはり連れ子同士だと気まずいのだろうか。

そんなことを話している内にスーパーに着く。

テキパキと手際良く食材を買いそろえる委員長。
今日はパスタらしい。

男「よし、プリンにしよう」

委員長「牧瀬プリン……好きなのプリン?」

男「甘いものは大抵好きだけど」

委員長「うん、よし買ってあげよう」

男「いや、いいよ」

別に買ってもらうつもりは無い。

委員長「さっきのお詫びってことでさ、ほら貸して」

持っていかれてしまった。

会計を終えて店から出てくる。
本当は帰りも着いてい来たかったのだけれど

委員長「いや、大丈夫だから。家すぐそこなんだから帰りなよ。夕飯の時間だよ」

と、断られてしまった。
仕方ないので帰途につく。

テレビ「11月も中頃を迎え、かなり冷え込んできました……」

店頭のテレビが明日の天気を伝える。
午後から雨が降るそうだ。

男「明日は傘持っていかなきゃな」

家に帰ると既に家族は夕飯を終えていた。
自分の分をレンジで温める。

妹「今日は遅かったね。後輩ちゃんの所?」

男「いや、違う」

妹「あ、そうなの。……私も今度行ってみようかな」

男「別に仲がいいわけでもないんだろ?」

妹「だって心配だし」

善き妹だ。

男「そうだな、明日辺りにでも一緒に行くか?」

妹「うん、ありがと」

後輩に連絡しておかなければ。

夕飯を食べ、色々していたらいつの間にか夜も更けてくる。

男「ふわぁ……眠いな」

最近の疲れが溜まってきたのか、体が重い。

男「寝るか……っと」

その前に後輩にメールを送る。
明日の朝には見るだろう。

男「うん、おやすみ」

寝間着のジャージに着替え眠りに落ちる………………














…………………………………………っ

男「あっつい!!!」

ガバッと布団をはね除ける。
何だこの暑さは……、まるで真夏の熱帯夜だ。

男「地球温暖化の影響か?」

Tシャツの裾で汗を拭う。

窓の外を見やると真っ暗だ。
人の気配もない。

男「今何時だよ……」

枕元の時計を手に取る。

9月1日午前4時8分

男「まだ4時かよ。寝るか」

そして布団をベッドから追いやって目を瞑る。











男「………………あれ?」

今なにかおかしくなかったか……
もう一度時計を見る。

9月1日午前4時9分

男「…………くがつ?」

時計が狂っている。
やはり電波時計にすべきだったか。
正確な時間に合わせるためにスマホを手に取った。
が、

男「…………は?」

そこには同じく
9月1日午前4時9分
の表記。
もちろんインターネット同期で設定している。

………………いやいや、まさか
そんなわけないから。

男「夢か寝ぼけてるんだな、寝よう!」

わざとらしく大声を出して布団を被る。
その時

チャランチャンチャラー

スマホに着信が来た。
こんな時間に誰だ?

男「ん?知らない番号……」

>>863
電話にでるかでないか選んでね

出る

この状況で知らない番号からの着信。
何か予感めいたものを感じ、電話を取る。

男「……どなたです?」

???『無事繋がったようだな』

その声には聞いた覚えが無い。
が、なぜか親近感を覚えた。

男「こんな時間に何の用です?」

???『その前に一つ。まぁ声で解るが一応な。男だな?』

男「……そうですけど」

名前を知っている、間違い電話では無さそうだ。

???『すまないな、いきなりで困惑していると思うが聞いてくれ。お前に希望を繋ぐ』

男「は?」

……いきなり何を言い出すんだこいつは?

男「宗教か何かの勧誘ですか?迷惑なんでやめてくれませんか」

???『違う、宗教なんて信じても意味ないぞ……じゃなくて』

男「切っていいんですか?」

そうして電話を切ろうとし……

???『待て待て、今お前の主観は過去に戻っているはず。違うか?』

男「……!?」

こいつ、何か知ってるのか?

男「何か分かるのか」

???『そりゃ俺がやったからな』

男「……なっ!?」

つまり今過去に戻っているのは現実……?
思わず頬をつねる。

男「いてっ」

???『どうした、頬でもつねったか?』

図星です。

男「いや、そもそも何で過去に戻って……というかどうやって、つーかお前は誰だ!」

???『いや誰って……まだ自己紹介してなかったか?』

男「してねーよ!」

???『ハハッ、すまんな……しかし何て言えば良いのか』

男「普通に名前を言えよ!」

名前を言わない自己紹介ってあるのか?

???『……男だ』

男「は?それは俺の名前だぞ」

???『自分の名前だよ、男だ』

何を言ってるんだこいつは。

男「ふざけてるのか?」

???『察しが悪いな。俺は15年後のお前……15年後の男だ』

男「……なぁ」

未来男『なんだよ』

男「黄色い救急車の番号って知ってるか?」

未来男『お前信じてないな』

信じられる訳がなかろう。

男「何の証拠も無いのにそんなこと言われてもな」

未来男『……箪笥の四番目の引き出しの裏』

男「!?!!???!?!?」

未来男『ふふっ、信じる気になっただろう?』

こいつ、俺の'あれ'を……

未来男『まんb』

男「ごめんなさい、信じたのでやめてください」

未来男『まぁふざけるのはこの辺にして、本題に入るぞ。時間もない』

男「そうしてくれ」

未来男『うむ、少し急ぎたい』

男「急を要するのか」

未来男『電話代がヤバい』

……………………………………………………。

未来男『いや、しょうがないだろ!仕組み的にそうなるんだよ!』

男「分かったからはやくしろ」

未来男『あぁそもそもお前を過去に飛ばしたのは……まぁ察しはつくだろ?』

察しがつくようなことなんて、

男「会長のハーレム……」

未来男『Exactly』

やけに発音がいいな。

男「いやだけど過去に飛ばすようなことって何があったんだ」

未来男『………………すまない』

未来の俺が黙り混む。
話したくないことなのだろう

>>871ミスった

未来男『……俺は救えなかった。約束までしたのにな』

未来男『だからこそこの15年間がむしゃらに考えた、皆を後輩を救う方法を』

後輩…………。

男「……何があったかは聞かない」

男「過去に戻れたってことはまだ取り返しがつく……そうだろう」

後輩が傷つく前に救える、その最高のチャンス。

未来男『あぁ、頼む。俺は二度も救えなかった』

男「……俺はどうすればいい?」

未来男『その前に戻るの前の日時と今の日時を教えてくれ』

それぞれ未来の俺に伝える。

未来男『うむ、最良ではないがベターだな』

男「狙った結果じゃないのか」

未来男『まだ技術が未完成でな、記憶の読み取りと過去への通信技術は精度が粗い』

うむ、よくわからない。

未来男『正確に言えばな、お前の主観ではタイムトラベルしたように感じるだろうが、違う』

未来男『あくまでも記憶のみを過去のお前に励起させているだけだ』

未来男『分かりやすく言えば……シュタゲのタイムリープだな。あれと違ってこっちは記憶すら過去へは飛ばしてないが』

シュタゲとは懐かしい。
初めてやったときは泣いた。

未来男『その時点ではハーレム構築はまだ本格的には始動していない。十分に防げる……ただ』

男「何かあるのか」

未来男『確定では無いがおそらくお嬢様に関しては協力態勢にあると思う。すなわち後ろ楯もだ』

お嬢様、結局何もしてなかったな。

未来男『あれは厄介だ。下手に動けば消されかねん』

男「そ、そんなヤバいのか」

未来男『一般庶民一人や二人なら軽く消せる』

それは怖すぎる。
下手したら海に浮かぶ羽目に……

未来男『海に浮かべたら死体が上がるかも知れんから多分焼くなりして完全に消してしまうだろうよ』

もっと怖い。

未来男『更に会長の後ろ楯……お嬢様の家の企業だけじゃ無いようなんだ』

男「な、まじかよ」

未来男『しかもあれだ、やのつく方々』

それは、洒落にならない。

未来男『一体誰からそんなコネが出来たかは分からなかったんだ。ちょっと危ない目に合ってな』

男「大丈夫なのかよ」

未来男『一発鉛弾が脇腹に』

ふぇぇ、痛そうだよぅ……

男「未来の俺がそれなら俺も将来……」

未来男『それなら安心しろ』

未来男『お前が過去に飛んだ時点で歴史は変わるからな、大丈夫だろ…………多分』

男「多分って」

しかし歴史が変わるとは……

男「その、シュタゲみたいな収束?みたいなことは起きないのか?」

未来男『わからん、ただ起きないとは思ってる』

男「どうして」

未来男『合理的じゃない、結果だけが決まっているなんてことあってたまるかよ。まぁそちらの行動の結果が反映こっちに反映されるかはわからんがな』

男「えっ、何で」

未来男『おそらくパラレルワールド化するだろうな。ハーレム構築を阻止すればザザザッ……未来に送ることも無いからな』

雑音が入る。

男「もしかして今のも」

未来男『まだ大丈夫だ、ただお前が行動すればするほどに世界は別れていく』

未来男『電話を繋げることができるのは今のうちだけだ』

男「……一つ聞いていいか?」

未来男『自分に遠慮しなくてもいいぞ』

男「自分を過去に送ろうとしないのは何でだ?」

未来男『……色々と理由はあるが大きいのは二つだ』

未来男『まずはあくまでも記憶のそして主観の励起だからな』

未来男『今の自分だと肉体と精神の齟齬によりどうなるかわかっていないんだ』

男「……成る程」

シュタゲでも、そんなこと言ってたな。

未来男『それと……』

男「なんだよ」

未来男『いや、過去に行けたら平和な感じに満足しちゃってまともに動けないような気がしてさ』

未来男『後輩ザザァザッからな』

男「え、何?」

未来男『……というか不味いな』

男「何か問題が!?」

未来男『電話代がぁ……』

男「お、おう」

未来男『結構ヤバいことなるからかぁ、バイト増やすか……』

男「ちょっと待て15年後ってことは30過ぎてるだろ。定職についてねーのかよ!」

未来男『失敬な!これでも高給取りだぞ!』

男「じゃあ何でバイトしてるんだよ!」

未来男『ほとんど研究費に消えるんだよ!』

男「あ、……悪い」

未来男『自分に謝られても』

男「でもこの技術を売り出せばかなりの金に……」

未来男『なるだろうな、やんないが』

男「なんでだ」

未来男『悪用しようと思えばやりたい放題だからな。これが終われば封印だ』

確かに、未来の情報を過去に持ち込めるというだけでそれはすごい価値だ。

未来男『名残惜しいがこれでさよならだな』

男「……おう」

未来男『頼んだぞ、俺』

男「……任せろよ、俺」

ピッ

電話が切れる。
時計を見ると5時少し前だ。
でも全く眠くない。
気分は最高。
明日から、いや朝からまた忙しくなるだろう。
それでも……

男「今度は……皆を無事に救って見せる!!」

最後に空白入れ忘れたorz
これで一旦区切りなんですけど
どう考えてもこのスレで終わりそうにないから次スレ行きます
安価の仕様変えたいし……
ただまだこのスレ100以上残ってるし何か勿体無いので
番外編か何かで埋めた方が良い?

とりあえず前過ぎて最初の方誰が居たか忘れた件

番外編 男の日常?

am6:00

ピピピピピピ

カチャ

男「…………」ボー

am6:30

男「……ふゎぁ、起きよ」モソモソ

男宅 食卓

ガチャ

男「ん、今日は朝飯あるな。BLTサンド」ピッ

ジップー

男「…………」モグモグ

am7:00前

妹「おはよー、ご飯ある?」

男「冷蔵庫ん中」

妹「んー」ガチャ

ジップデポン

男「赤だっ!」

キョウハアオー

男「なん……だと……」

妹「どんまい」モグモグ

am7:30

男「行ってくるわ……お前も遅れんなよ」

妹「遅れたことないから!」バタバタ

男「はいはい」ガチャ

通学路

男「……ふわぁ」

幼「おはよー!」バーン

男「うわっ、お前は朝から元気だな」

幼「男のテンションがいつも低いだけだと思うな」

男「そうでもないだろ」

幼「確かに」

男「納得するのかよ」

幼「てへっ」

am8:00

男のクラス

男「おはー」

友「おはよう、男」

男「なぁ、俺ってそんなにテンション低いか?」

友「うーん、普段はクールぶってるけど別にテンションは低くないと思うよ」

男「ちょっと待て別にクールぶってねえよ」

友「じゃあかっこつけ?」

男「ひでぇ」

am10:00

男「グスカー」スピー

友「男ー?起きなよ」ユッサユサ

担任「んでここはこうなる……男?いい度胸してるねぇ」ボキッバキッ

男「……イキオクレ……クー」スピー

担任「オラァ!!」ドゴン

男「アヒュッ!?」

友「南無ー」

am10:30

男「いだい……」

友「自業自得でしょ……」

男「いきおくれてんのは事実アベシッ」

担任「フンッ」

友「ち、チョークが眉間に……」

幼「男ー教科書貸して……どうしたの?」

友「ちょっとね」

幼「えー……じゃあ友でいいや」

友「で、ってさぁ。まぁいいや、何の教科?」

幼「数B」

友「はい」

幼「ありがとー!今度クレープでも奢るよー!」

友「じゃあねー」

男「」

pm12:30

キンコンカーンコン

友「男ー弁当食べよって今日学食?」

男「今日なんか作る気しなかった」

友「わかった。席とっとくよ」

男「さんくす」

学食

男「日替わり定食一つ」

おばちゃん「あいよー」

後輩「あ、先輩」

男「ん、よう後輩」

後輩「学食って珍しいですね」

男「まーな」

後輩「天ぷらうどんください。……先輩定食ですか」

男「何かそれだと俺が食われるみたいじゃないか」

後輩「不味そうなんで要らないです」

男「酷い」

おばちゃん「日替わり定食の人。お待ちー」

後輩「ほら来ましたよ、さっさと行ってください」

男「さっきから後輩が酷い」

後輩友(照れ隠しで酷く当たっちゃう後輩かわいい)

pm13:30

体育教官「よし!お前ら今日はドッジやるぞ」

ウリィィィィィィィィィィィ エーメンドイ キエルマキュウ! ソレハヤキュウジャネ?

体育教官「ほら奇数偶数に別れろー」

クラスメイト「さぁお前の罪を数えろ」

クラスメイト2「今からお前にぶち当てるから1つだな」バコォン

クラスメイト「アヒン!?」

体育教官「クラスメイトアウトー」ピッ

友「ドッジとか久しぶりだなー、所で男は変なポーズしてんの?」

男「何となく」

友「そ、そう……」

クラスメイト2「さぁくらえっ!」ヒュン

男「秘技!完全なる逃避(パーフェクト・エスケープ)!!」クルリンパ

友「な、ボールに合わせて回転することで移動せずにボールを躱した!?」

男「ドッジの妖精と呼ばれた俺の力、舐めるなよ」

クラスメイト2「くっ、やるな……」

しばらくして

体育教官「お互いに残り一人か」

男「ふっ、簡単に当てられると思うなよ」

クラスメイト2「……行くぜ!おらぁ!!」ヒュン

クラスメイト2「躱しつづけてるだけじゃ勝てないぜ!」

男「……奥義!上昇受球(オーバーノット・レシーブ)!!」バイーン

友「バレーのレシーブ!?」

男「よっと」キャッチ

クラスメイト2「……さぁお前のターンだぜ」

男「俺は投げるのは苦手だ……でも負けない!」

男「くらえっ!必さってうおっ!?」ズルッ

バターン!

男「いてぇ、今日は厄日か……」

友「男大丈夫って血が出てるよ!」

男「あ、本当だ」

体育教官「すまん、誰か保健室に連れて行ってやってくれないか?」

委員長「私がやります」

体育教官「おお、すまんな」

委員長「いえ、ほら、立てる?」

男「おう、……っ 」

委員長「……肩貸すわよ」

男「悪い」

委員長「どうも」

pm15:30

男「ふう、今日も1日終わった」

委員長「軽い怪我立ったけどちゃんと養生しなさいよ?」

男「おう、わかったわかった」

友「今日は僕塾だけど男は?」

男「ゲーセン行くぜ」

委員長「おとなしくしてなさいよ……」

男「てへっ」

pm16:00

男「さて、何をやろう……お?」

不良「と、取れぬ」グヌヌ

男「不良ー」

不良「ふえっ!?お、男か!?どうした!?」

男「何でそんな慌てふためいて……ん?」

ヌイグルミーン

男「……欲しいの?」

不良「べっ、別に欲しくなんか……」

チャリン ウィーン ガシッ ポトッ

男「ほい」ポスッ

不良「へっ?あ、取れたの!?」

男「ほら、やるよ」

不良「う、うん、あ、ありがと」

男「どうも」

不良「えへ、えへへへ……///」

男「何かやらね?」

不良「はっ、お、おう!何でもいいぞ!」

男「じゃあマキブ……いや連ザだな」

不良「俺のウィンダムの核を舐めるなよ!」

男「ふっ、Fインパルスでぼっこぼっこにしてやんよ!」

pm18:00

男「ただいまー」

妹「おかえりー、遅かったねー」

男「ゲーセン行ってきた」

妹「友さんと?」

男「いや、不良とだ」

妹「不良さんってなんで不良やってんだろうね」

男「さぁ?ご飯出来てる?」

妹「うん」

男「おっけ。着替えたら食べるわ」

妹「了解ー」

pm21:30

男「…………」

ナンデヤネン!

妹「お風呂でたよー」

男「よし、コンビニ行ってくる」

妹「どうしたのいきなり」

男「アイス食べたくなった」

妹「じゃあ私もお願い。白くまね。期間限定のマンゴーの奴」

男「おっけー」スタスタガチャ

コンビニ

カワシタヤクソクワスレナイヨ-♪

男「何にしよう」

先輩「あ、男君。久しぶりー」

男「先輩ですか。……お菓子買い込みますねー」

先輩「なんか食べたくなっちゃって」

男「太りますよ?」

先輩「ふっ、私はカロリーコントロールも完璧なのだよ」ガチャガチャ

男「と、言いつつコーラをゼロカロリーのに変えないでください」

先輩「べ、別にゼロカロリーのが好きなだけだし。あの舌に残るベタつく甘さが気持ち悪いんだし」

男「気持ち悪い言っちゃってますよ」

先輩「そんな男君は?」

男「アイス食べたくなって」

先輩「ここならワッフルコーンじゃない?」

男「高いじゃないですか」

先輩「うむ、じゃあ……安納芋もなかだ!」

男「美味しいんですか?」

先輩「旨いよ」

男「じゃあそれにしてみます」がさがさ

先輩「白くまも?」

男「妹のです」

先輩「妹ちゃんとは気が合いそうね」

男「それじゃ」

先輩「またねー」フリフリ

pm22:30

妹「アイスも食べたし寝るねー」

男「おう、おやすみ」

男「さて、俺は」

安納芋もなか

男「……よし」ドキドキ

モグッ

男「………………!」



男「う、旨いっ!」

男「芋あんの圧倒的な芋感がありつつも焼き芋アイスの優しい甘さがそれを取りまとめている!?」

男「これは当たりだなぁ」モグモグ

男「また、買ってこよう」パクゴックン

pm23:30

男「……ふわぁ、眠」

男「寝るか」

ゴソゴソ

男「…………おやすみ」

男「zzzzzz……」






山も落ちもなんもないけど番外編終わりです
というかあと90……もう一個いけるかな?
なんかアイデアあったらください
あと引っ込みつかなくするために次スレそろそろ建てます

建てました
タイトルは
男「ハーレムをぶっ壊す」・続
です
捻りも何もないです

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年03月11日 (火) 05:28:04   ID: UA-nX_vv

あれ、続きは?

2 :  SS好きの774さん   2015年06月24日 (水) 05:09:44   ID: WvWMUyQI

面白いけどだいぶ本編から逸れていくことがあるからもやもやする

3 :  SS好きの774さん   2015年11月10日 (火) 00:12:32   ID: Xw8FYzoa

 青臭すぎて見てる此方が恥ずかしくなった。
 見てる奴等も女性への配慮解ってないし、俺には合わんかったな。

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