撫子「で、でも、暦お兄ちゃんを差し置いて、撫子ひとりがベッドで寝たりできないよ……!」
暦「ああ、大丈夫さ。」ニヤリ
暦「そのベッドなら、二人くらい寝られるから......…」
マツコ「こらっ!!」
ベキベキベキ
暦「ぐおっ!?」
ドサッ
マツコ「ちょっとちょっと!放送コードスレスレじゃない!?あんた、女の子なんだからもっと危機感もちなさいよ。」
撫子「.........?」
ガハラさんの代役?
マツコ「まあ今晩はそのベットで眠りなさいよ。阿良々木くんはアタシがホテルで寝かせとくから安心しなさい。」
撫子「......ごめんなさい。」
マツコ「ふん、よく謝る子ね。」
マツコ「でもあんたさぁ、聞いて良いかしら?
悪いと思って謝っちゃうの?そうゆう場面だから?空気を読んで謝っちゃう?
どちらかしら?撫子ちゃん。」
撫子「...........」
>>6
囮の忍
撫子「.........うぅ。」
マツコ「ダンマリこんじゃった?まあ、アタシは言える立場じゃないけどさぁ。」
撫子「............」
マツコ「なんか笑えてきちゃうわね。そうやってプルプル震えてるだけで悪口言う気が無くなってしまうようなクソガキのあんたは“楽で”いいわよねー。」
撫子「ら、楽なんてして......してないよ.......」
マツコ「ホントにそうなの?」
マツコ「撫子ちゃん。あんたさ、黙ってるだけで親切にされたりしない?
黙ってたら頭がいいとか思われたりしないの??
あたし思うんだけど、失敗してもあんた怒られたりしないんじゃない?
嘘ついても許してもらったりしてねぇ。」
撫子「そ、それが……それが…ヤなんだよ…!」
撫子「得じゃないよ、そんなの…
そ、そんなのはただの差別みたいなもので..............な、撫子は。」
マツコ「たぶんよ、あくまでもたぶんだけど、あんた困ってたら勝手に助けられちゃうじゃない?揉めていたら被害者と思われちゃったりとかさぁ?」
撫子「.............」
マツコ「ひょっとするとワザとやってるかと思ってたけどそういうわけでもないのね。」
マツコ「つまり天然で、特に特別な努力はせず。そのかわいさで、そのしぐさ…」
マツコ「『天然でかわいい』あんたみたいなクソガキをさぁ、2字熟語で表したらなんて言うかわかる?」
撫子「...........」
マツコ「黙ってちゃわかんないでしょ!?早く答えなさいよ。」
撫子「ひぃ!?わからないよ........」
撫子「.........うう。きょ.....きょうあく....かな?」
マツコ「ふん、『魔性』よ。わかる?魔界のマに性格のセイって書くの?あんたそこらのアイドルよりよっぽど化物じみてるわよ。」
撫子(帰りたい...........)
マツコ「いやいや、気にしなくて良いのよ?ただのオカマの戯言なんだから。中学生相手に何言ってるのかしらね、アタシ。」
マツコ「あんたはそのままで良いわ。
そのまま生きてなさい。アタシの知ったところじゃないわけだし。そのまま生きてそのまま死んでなさいよ。
そうやって一生暦お兄ちゃんに心配されてたらいいのよ。」
マツコデラックス「よかったわよね~、たまったまかわいくてさぁ~。」
撫子「」
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>>22
違います、すいません
翌日ー
明石家さんま「え!?撫子ちゃん暦くん好きなんか!?wwwいつからしとんねん?ww」
撫子「小学生の......時からかな.......」
さんま「ファーーーーwwwwそらえらい昔からやなぁ!?ホンマかいな!??wwww」
撫子「.......うん。」
修正
翌日ー
明石家さんま「え!?撫子ちゃん暦くん好きなんか!?wwwいつから好きになったん?ww」
撫子「小学生の......時からかな.......」
さんま「ファーーーー!wwwwそらえらい昔からやなぁ!?ホンマかいな!??wwww」
撫子「.......うん。」
さんま「でも暦くんって彼女おったんちゃうんか?知らんかったんかオマエ!?」
撫子「最初は......ただの友達と歩いていると思ってたんだけど.......明らかに違う人が1人..........」
さんま「えぇっ!?そんならお前どないするんよ!?どうにもならへんがなそんなんwwwww」
撫子「どうしよう......」
さんま「ファーーwwwおまえそんな具体的なこと言われへんかったら俺も何も助言できへんやんかw」
撫子「...............」
さんま「うわー。どないゆうたらええんやなーこれ。とりあえず女の色気みたいなん磨いたらええんちゃうんか?どや!?」
撫子「可愛くなんか......ないもん。」
さんま「えぇっ!?」ズッコケ
さんま「えらい消極的なやっちゃなーおまえ。なんでそな自信ないん!?」
撫子「......昨日、ある人に『たまたま可愛くてよかったね』とか言われちゃって.........その....得でいいよねって....撫子そんなこと思ってないのに.........」
さんま「うわぁーえらい嫌味くっさいやつやのー。どえらブサイクちゃうんか、そいつ!?」
#フトッテタカナ.......
さんま「んでお前の好きになった暦くんは例の彼女さんと上手くやっとるんか?」
撫子「仲は.....良いかな......」
さんま「ファーーーーwwwwwwwwアツアツなんか!?撫子ちゃんそりゃアカンわ。ぱっぱと諦めルート直行やな。」
撫子「でも.......暦お兄ちゃんが好き。」
さんま「」ズッコケ
さんま「お前は諦めの悪い女やわ~まったく。勘弁してくれよな~ホンマに」
さんま「そないならもう振り向かせるしかないやんか!?頑張りや撫子ちゃん!道はそれしかないでぇ。」
撫子「........それは....別に良いや.........」
さんま「ちょwwwwそんなら俺と話する意味ないやろwwアホかww」
撫子「.......ごめんなさい。」
さんま「もぉ~困るでそんなん......www」
さんま「とりあえず埒が明かへんからそのくっそ伸びてまった前髪きってしまえやwwwww」
撫子「えっ??」
さんま「さっさと切ってまえwwwちょっとは見栄えようなるわwwおまえそもそも前髪長すぎて印象暗すぎるわ。」
撫子「この流れで切るって話の流れ的にちょっと無理矢理な気が..........」
撫子「切られました。」
通学路ー
撫子ナレ
まったくあやふやです。手首に巻いた有吉さんと学校へ向かいます。
撫子「ありえないありえないありえないありえないよー。」
有吉「うるせえよバーカwwwこのでこっパゲ女www」
有吉「いやさ、俺は普通に可愛く見れるから大丈夫だと思うけど。」
撫子「か、可愛くなんてない!」
撫子「可愛くなんかないもん!!!」
有吉「声でけえよwww自惚れんなクwソガキww」
ーー学校
ダウンタウン松本「で、撫子ちゃんゆうたやつ進んどる?」
撫子「........」
ダウンタウン松本「あのクラスの雰囲気めっちゃ気まずいねんって。いややわー。」
ダウンタウン松本「僕もちょっと忙しいから撫子ちゃんに頼んだんやけど、いける?」
撫子「..........」
ダウンタウン松本「んもーなんか喋ろ~話進まへんって。」
撫子「..........」
撫子ナレ
面倒です。ここはいつも通り『ごめんなさい』から切り出して.........
撫子「
うっせえーんだよ!!!!!
」
ダウンタウン浜田「いきなり怒鳴るなや!!ドアホ!しばくぞぉー!あ"ぁ?」ゲンコツ
ポカッ!
撫子「!?」
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おもすろい