エレン「解散式が始まる」(135)
教官「これより解散式をはじめる!」
全員「ハッ!」
教官「全員準備はいいか!」
全員「ハッ!」
教官「よろしい、でははじめろ!」
サシャ「お父さん」
コニー「お母さん」
マルコ「お世話になった教官方」
エレン「僕たち」
ミカサ「私たちは」
ジャン「本日を持って」
ライナー「この訓練兵団を」
全員「卒業します!」
アニ「長いようで短いような3年間でした」
ベルトルト「それはきっと素敵な思い出がたくさんつまっていたからだと思います」
ダズ「不安と期待で胸がいっぱいだった」
全員「入団式!」
アルミン「僕はキース教官に名前をバカにされました」
ミーナ「私は家畜以下と罵られました」
マルコ「あのときのキース教官はとっても怖かったけど」
ジャン「思い返せば、あのときのキース教官の言葉があったから」
サシャ「私たちは3年間くじけずに進み続けることができたのだとわかります」
コニー「キース教官」
全員「3年間、本当にありがとうございました!」
エレン「そして入団式が終わってから」
ライナー「みんなで入った」
全員「お風呂!」
マルコ「あんなに大人数でお風呂に入るのははじめてだったけど」
ライナー「なんだかとっても楽しかったです」
ベルトルト(なんだろう、このくだり)
ジャン(こんなの台本にあったか?)
コニー「お風呂に入って男子が一番驚いたのは」
男子全員「ベルトルトくんの、ちんちん!」
ベルトルト(ぶほお!何言ってるのみんな!?聞いてないよ!?)
ライナー「ベルトルトくんのちんちんはその体躯に違わずとっても大きくて」
ベルトルト(ライナーー!君まで何を言ってるんだ!?)
男子全員「ズル剥けでした!」
ベルトルト(ぶっほおおお!この場でそんな大声で言うことじゃないだろおおお!何やってくれてんのおおおお!?)
クスクス
ベルトルト(ハッ女子が笑ってる。っていうかアニまで笑ってる!?やめて!やめてー!)
ジャン(可哀想だな、ベルトルトのヤツ)
マルコ「そしてベルトルトくんのちんちんをみたジャンくんの」
ジャン(は!?俺にまでくるのかよ!関係ねえだろ!?)
エレン「普通だ・・・これが現実ってもんだろうな・・・・・・オレは夢か幻でも見ようとしてたのか?オレは知ってたハズだ、現実ってやつを普通に考えれば簡単にわかる、こんなチンコがでけぇヤツには勝てねぇってことぐらい・・・」
コニー「って感じの絶望しきった表情」
アルミン「僕たちは」
男子全員「一生忘れません!」
ジャン(忘れろやあああああ!?何言ってんだてめえらはあああ!?)
クスクス
ジャン(チクショウ、俺まで笑いものにされてるじゃねえか、ミカサは!?ミカサはどんな反応を!?)
ジャン(あ、何の反応もしてない。全然興味なさそう。よかった。いや、よかったのか?哀しい。空しいな)
ミーナ「女子のお風呂でも色々な事件がありました」
クリスタ(え?なにそれ?聞いてないよ?)
アニ「入団式のときから」
ミカサ「その可憐さで」
サシャ「一際輝きを放ち」
ハンナ「男子を魅了していた」
ユミル「クリスタちゃんの」
女子全員「乳首!」
クリスタ(えええええええええええ!?)
ミーナ「見た目の清純さからは考えられないほど」
アニ「おっきくて」
女子全員「真っ黒でした!」
クリスタ(やめてえええええええ!?なんでそんなこというのおおおおお!?)
ニヤニヤ
クリスタ(あ、なんか男の子が変な目で私のほうみてる…!恥ずかしいよお…!)
ミカサ「クリスタちゃんの」
サシャ「みためと」
ユミル「乳首の」
ハンナ「ギャップに衝撃を受けた私たちは」
アニ「しばらくの間」
ミーナ「クリスちゃんのことを」
ミカサ「陰で堕天使と呼んでいました」
クリスタ(そんな風に呼ばれてたの!?)
アニ「クリスタちゃん」
女子全員「本当にごめんなさい!」
クリスタ(やめてえええ!っていうかみんな申し訳ないと思ってないよね!?申し訳ないって気持ちが少しでもあるならこんなことしないよね!?)
クリスタ(いいよ、みんながその気なら私だってその気になっちゃうよ。いきなり私に矛先をむけられてビックリしたけど私だってイタズラに誘われてるんだから)
エレン「そして四月といえば忘れられないイベントがもう一つあります」
ミカサ「それは104期生の皆で楽しんだ」
全員「ジャンくんの誕生日パーティ!」
ジャン(え?やってないけど?3年間で一度もそんなことやってもらった覚えないけど?)
マルコ「ジャンくんの誕生日だけど」
クリスタ「あえて主役のジャンくんを呼ばないというサプライズにより」
全員「とっても楽しいパーティになりました!!」
ジャン(呼べやああああああああああ!?)
ジャン(なんだそれ、何にもサプライズになってねえよ、俺がいない俺の誕生日パーティって単なるパーティじゃねえか!そしていじめじゃねえか!?)
アニ「このパーティがきっかけで少しずつみんな打ち解けていくことができるようになしました」
ジャン(俺は全然そんなことなったけどな!?むしろ今溝ができた気がするけどな!?)
ライナー「あまりに楽しかったのでジャンくんを呼ばないジャンくんの誕生日パーティは毎年恒例のイベントになりました」
ジャン(通りで俺の誕生日前になるとみんなソワソワしだすと思ったよ!その様子を見るたびにもしかして…って期待してたよ!そして当日になったら訓練所に俺以外誰もいないんだもんな!泣きたくなったわ!)
アルミン「二年目からはわざとパーティの準備をしてるところをジャンくんにみつかって」
サシャ「何をしてるのかと聞かれたら、なんでもないよ、と隠してジャンくんにちょっと期待させて当日にがっかりさせるという遊びも入れました」
ジャン(わざとだったのかよ!ふざけんなテメエら!俺の純情を返せ!)
ミカサ「ジャンくんの誕生日のおかげで皆が仲良くなれました」
ジャン(ミカサ…)
全員「ジャンくん、本当にありがとう!」
ジャン(いや、やっぱ納得はできねえな!)
こんな感じで誰か続けてってください
俺は寝ます
誰も書いてくれないから明日帰ってから自分で続き書きます
ユミル「新しい仲間との生活の始まりであった4月が終わり」
クリスタ「私たちは無事に5月を迎えることができました」
ジャン(やっと台本に戻ってきたか…クソ、好き放題やりやがって…!)
ミーナ「そこではじめて行われた」
全員「立体機動訓練!」
エレン「立体機動装置は」
ミカサ「私たちが思っていたよりも」
ジャン「速く、バランスも不安定なもので」
アルミン「初めてのときは怖くてたまりませんでした」
マルコ「でも、この立体機動装置をつけたときの」
ライナー「これで兵士に近づいたという実感と感動」
ベルトルト「僕たち」
アニ「私たちは」
全員「一生忘れません!」
ユミル「そして訓練が始まる直前に」
クリスタ「大丈夫俺はできるあんなに立体機動について勉強したじゃないか絶対できるできないはずがないこれができなきゃ憲兵団になれないんだだから絶対にできるんだできる俺はできる絶対できるできなきゃ嘘だできないなんてありえないんだ」
ダズ「などと呟いていた」
全員「不安と絶望と焦燥に彩られた表情をしたジャンくん!」
ジャン(あああああまた俺かよおおおおおお!?黒歴史じゃねえかあああああ!)
マルコ「僕たち」
ハンナ「私たちは」
全員「やっぱり一生忘れません!」
ジャン(だから忘れろおおおおおお!!)
エレン「あとついでに」
ミカサ「初めての訓練が思ったよりうまくいって」
マルコ「調子に乗ってみんなに自慢しまくっていたときの」
全員「完全に自惚れきったジャンくんの表情!!」
全員「これも一生忘れません!!」
ジャン(忘れてくれーーーーーー!!っていうか俺のターン長すぎだろチクショウ!!)
アルミン「6月、皆で励ましあい助け合いながら進んでいった」
全員「行軍訓練!」
フランツ「一人だったらきっと達成できなかった」
トーマス「けど、皆のおかげでゴールにたどり着くことができました」
ミリウス「辛かったけど、仲間の大切さを実感できた訓練でした」
アルミン「そして中でも特にみんなを支えてくれた」
全員「ライナーくん!」
ライナー(俺の番か、まあいい。俺もジャンとベルトルトのヤツには加担したからな、覚悟はしておくさ)
エレン「ライナーくんは」
ミカサ「時に厳しく」
マルコ「時に優しく」
ベルトルト「僕たち皆を叱咤激励してくれました」
サシャ「言葉に力なんてないと思っていたけど」
コニー「あのときのライナーくんの言葉は」
アニ「確かに、僕たちに前に進む力を与えてくれました」
ライナー(よせよ。兵士として当然のことをしたまでだ。っていうかなんだ折角覚悟したのに、これだけなのか?)
クリスタ「ライナーくん」
全員「本当にありがとう!」
ライナー(だから俺は兵士と当然の……クソ……面映いな…)
ジャン「だけど」
アルミン「幾ら励ます為とはいえ男子に声をかける度にお尻にタッチするのは」
全員「よくないと思います!」
ライナー(そうきたかああああああ!油断したあああああ!?)
フランツ「僕たちはなんと思わないけど」
エレン「入る兵団によっては問題にされたりすることもあるだろうから」
全員「ライナーくん、気をつけてくださいね!」
ライナー(なんだその半端な優しさはああああ!?俺がホモだって前提を勝手に決めてその上で勝手に受け入れて優しくする感じか!?違うからな!!)
さあ、こんな感じでみんな続けていってくれていいんですよ
今更続きを書いてみる
アルミン「だんだんと訓練にも慣れてきた七月」
ベルトルト「そんな中で皆の目をひく事件がありました」
ジャン「それは」
全員「エレンくんとライナーくんひっくり返り事件!」
マルコ「対人格闘訓練中に」
サシャ「あの目つきが悪くて好戦的なエレンくんと」
コニー「とってもガタイのいいライナーくんを」
トーマス「なんでもないような顔でひっくり返した」
全員「レオンハートさん!」
アニ(ん?)
クリスタ「小柄なレオンハートさんが」
アニ(待って、今までみんな名前+くん付けがちゃん付けだったよね?何で私だけ苗字+さん付け?)
ユミル「男の二人をあっさり倒す様は」
アニ(なんで私だけ他人行儀?いや、そりゃ私はそこまでみんなと積極的に関わったりはしなかったけどさ、ジャンの誕生日パーティーとかでみんなと仲良くしたつもりだったんだけど)
全員「とってもカッコよかったです!」
アニ(カッコよかったって思ってくれるなら私のこともちゃん付けで読んでくれていいんだよ?アニちゃんって読んでいいんだよ?いや、別に寂しいわけじゃないんだけどね)
ミーナ「レオンハートさんは最初は少しとっつきにくところもあったけど」
アニ(ミーナまで!?あんた今まで普通にアニって呼んでくれたじゃないか!あれは演技だったの?ホントはレオンハートさんって距離感だったの!?)
ミカサ「一緒に話したり訓練をしているうちに、ホントはとっても優しい女の子だということがわかってきました」
アニ(わかってるならなんでレオンハートさんって呼ぶの!?アニちゃんでいいじゃん!レオンハートさんって全然打ち解けられてる風じゃないじゃん!)
エレン「僕もレオンハートさんに格闘術を教わることで、技術だけでなく兵士としての心構えを学ぶことができました」
アニ(エレンも!?いや、私達もう少し仲良かったよね!?そんなレオンハートさん、イェーガーさんで呼び合うようなビジネスライクな関係じゃなかったよね!?)
ライナー「レオンハートさん」
アニ(なんであんたまで苗字呼びなんだよ!ちょっといい加減なんか寂しくなってきたよ私!)
クリスタ「卒業して離れてしまっても」
ジャン「僕たち」
ユミル「私達と」
全員「ずっと友達でいてくださいね!」
アニ(だから友達の距離感じゃないよね!?レオンハートさんって!他人か、よくても友達の友達ぐらいだよね!?)
アニ(ああ……別に友達なんていらないって思ってたのに……なんでだろう……すっごく傷ついたような気がする……)
ライナー(うむ、アニはこういう責め方のほうがダメージを受けやすいだろうと思っていたが…計算どおりだな…)
ベルトルト(ライナーがゲス顔をしている…)
エレン「八月、僕たち訓練兵の間である噂が流れました」
ミカサ「それはにんにくを摩り下ろして頬に塗りたくると」
ジャン「そばかすが治るというものでした」
アニ「その噂が流れてからというもの」
ライナー「休日になると」
ユミル(あ、ヤバイ)
ミーナ「トロスト区で」
ベルトルト「八百屋のにんにくを買い占めて回る」
全員「ユミルちゃんの姿が目撃されるようになりました!」
ユミル(やっぱりなああああああちくしょーーーーー!)
ユミル(いや、落ち着け。これは何にも恥ずかしいことじゃない。私だって一応女なんだ。そばかすを治したいと思うぐらい全然普通さ。そう何も問題はないさ。恥ずかしいことなんてない)
ミカサ「ユミルちゃんは私達隠れてこっそりケアしてつもりだったと思うけど」
アニ「にんにくを摩り下ろして頬に塗りたくったりすれば」
クリスタ「当然凄いにおいがするのでぶっちゃけ丸わかりでした!」
ユミル(あ、どうしようやっぱり恥ずかしいかも)
サシャ「にんにくのにおいをぷんぷんさせながら」
ミーナ「クリスタちゃんに抱きついたり」
ハンナ「普段どおりのがさつな態度をとったりする姿は」
女子全員「申し訳ないけど同じ女性だとは思えないものでした!」
ユミル(あ、ダメだ!やっぱり恥ずかしい!誰か私を殺してくれ!)
ユミル(いや、大丈夫。まだ大丈夫だ。実際あれのおかげで少しそばかすがマシになったしな。無駄な努力じゃなかったんだ。私は女として私のできることをしただけなんだ」
アルミン「そして僕からユミルちゃんに謝らないといけないことがあります」
ユミル(あ?)
アルミン「ごめんなさい!」
アルミン「にんにくを摩り下ろしてそばかすに塗りたくっても別にそばかすは治りません!」
ユミル(はあ!?)
アルミン「あれは訓練兵生活に疲れた僕がつい流してしまったデマカセです!」
ユミル(はあああああああああああああ!?)
アルミン「にんにくを食べれば少しは肌にいいけど塗りたくってもくさいだけです!」
ユミル(いや、でもあれをはじめてから実際少しマシになったし!)
アルミン「もし、ユミルちゃんが今そばかすがマシになったと思っているなら」
アルミン「それはプラシーボ効果か単なる気のせいです!」
ユミル(ふっざけんなよ!この頭デッカチの金髪もやし劣等生がああああああ!私の乙女心を弄んでるんじゃねえぞおおおおお!!)
クリスタ「っていうか、間違いなく気のせいです。一番ユミルと接してきた私が保証します」
ユミル(クリスタあああああああああ!?何言ってくれてんのおおおおお!?何私に残された希望を容赦なく踏みにじってくれてるのおおおお!?)
エレン「ユミルちゃん」
ミカサ「アルミンくんもこのようにしっかり反省しています」
マルコ「ユミルちゃんには少しショックだったかもしれないけど」
全員「どうかユミルちゃんもアルミンくんを許してあげてください!」
ユミル(いや、昔のことだしな、ちゃんと調べなかった私も悪いしな)
ユミル(別に今更怒りはしないさ……なんてなるかボケエエエエ!)
ユミル(式が終わったら憶えてろよチクショウ!私のなけなしの乙女心を弄んだ罪はきっちり償ってもらう!)
油断するとジャンが出てくるので抑えるのが難しい
エレンもミカサもアルミンも覚悟しといた方がいい
>>49
メインキャラは全員いじる予定ではあります
ただ俺はジャンが大好きなので油断しているとジャンいじりに走ってしまうのです
保守ありがとうございます
頑張る
ライナー「そして九月には」
ベルトルト「休日を利用して」
ジャン「同期の皆で」
マルコ「芋掘り遠足に行きました」
アルミン(あ…これ聞いてない…ついに僕の番が来ちゃったか…)
アルミン(うーん、僕何やったっけな?この頃は色々といっぱいいっぱいだったからなあ、あんまり記憶がないんだよね)
サシャ(あー、ありましたね、そんなこと)
ユミル「兵舎近くの農家の方の協力で」
クリスタ「畑の芋を取り放題食べ放題!」
*兵団からお金は出ています
ミカサ「そんなイベントで一番張り切っていたのは」
アニ「やっぱり」
全員「サシャちゃんでした!」
アルミン(あー、そうだろうね。この手のイベントでサシャが燃えないわけないよね)
エレン「野生の勘というものなのか」
フランツ「サシャちゃんの掘りだす芋は」
ハンナ「誰のものよりも大きく」
ミーナ「美味しそうなものばかりでした」
コニー「そしてサシャちゃんは畑をやたら走りまわったり」
ジャン「人の芋を奪ったり」
ライナー「芋を食べ過ぎて喉をつまらせたりと」
ベルトルト「もうホントにやりたい放題でした!」
サシャ(あはは……)
マルコ「でも」
ダズ「サシャちゃんが」
トーマス「あんまり楽しそうにしていて」
サムエル「そしてあまりにも美味しそうに芋を食べるものだから」
ミリウス「一緒にいる僕たちまで」
ミカサ「とっても幸せな気持ちになりました」
クリスタ「サシャちゃん」
全員「本当にありがとう!」
サシャ(えへへ……なんだか照れちゃいますね)
アルミン(楽しそうだなあ、僕もちゃんと覚えてたらよかったらよかったんだけどなあ)
アニ「そして」
エレン「サシャちゃんが作ってくれた」
ライナー「その楽しい雰囲気を」
ユミル「一気にぶち壊しにかかってくれたのが」
全員「アルミンくんでした!」
アルミン(僕!?)
アルミン(え、僕なにやらかしちゃったの!?)
ベルトルト「その時アルミンくんは」
コニー「誰ともしゃべらず、黙々と芋を掘っていました」
クリスタ「だけど」
ジャン「サシャちゃんの次位に一生懸命芋を掘っているのに」
マルコ「アルミンくんは一向に芋を食べようともせず」
ダズ「芋を掘りだしてはその場に置いていました」
フランツ「そんなことを何度も何度も繰り返したあと」
エレン「アルミンくんは」
ミカサ「何個かの芋を持って」
ライナー「サシャちゃんの方に歩いて行きました」
ベルトルト「そしてアルミンくんがこれをお食べと言って差し出した芋は」
全部「全部!おちんちんにそっくりでした!」
アルサシャ(えええええええええええええええ!?!?!?!?)
アルミン(いくら疲れてたとはいえ何やってるの僕!?馬鹿じゃないの!?)
サシャ(え、え、え、え、え、え!?あ、あ、あれってえ?男の人の……えと……それに……///そっくりだったんですか!?)
フランツ「屈託のない笑顔でお礼を言うサシャちゃんとは対照的に」
ハンナ「サシャちゃんに芋を渡すアルミンくんの顔は」
全員「とってもゲスかったです!」
アルミン(死ね!死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね!2年前の僕死ね!)
サシャ(アルミンが何か変な顔をしてるとは思ってはいましたけど…そういうことだったんですね……)
ライナー「そのあともアルミンくんは」
ベルトルト「芋への感謝をしめすためにもお芋さんに頬ずりしてあげないとね、とか」
アニ「こんなにおっきくなってえらいですね、って言いながらなでなでしてあげて、とか」
クリスタ「まず芋を綺麗にするために舌でペロペロしてあげようね、とか」
ユミル「この芋は先端を口に思いっきり頬張って前後に動かしながら食べるのは一番おいしいんだよ、とか」
全員「もう本当にやりたい放題でした!」
アルミン(やあああああめえええええてええええええ!?何やってるの!?ホント何やってるの僕!?)
アルミン(馬鹿じゃないの!?馬鹿じゃないの!?散々やらかしておいてその光景を覚えてないとかホント馬鹿じゃないの!?)
ミーナ「そしてそんなアルミンくんのゲスな要求に」
ハンナ「とってもいい笑顔で応えるサシャちゃん!」
エレン「あの時の場の空気は」
全員「今でも思い出したくありません!」
アルミン(だったら言わないでよおおおおおお!?何やってるんだよ、君たちはああああああああ!?)
サシャ(うう……私……気付かないうちに、なんだか恥ずかしいことをさせられていたんですね…)
サシャ(もうお嫁にいけません……)
ミカサ「アルミンくん」
アニ「訓練兵団を卒業したら」
クリスタ「色々とそういうものに触れる機会も増えると思いますが」
全員「エロスはほどほどにしてくださいね!)
アルミン(違うんだってばああああ!?僕はエロスなんじゃなくて…!あの頃はもうホント色々と限界で……もう……チクショオオオ!?)
なんとかジャンを抑えることに成功
遅くなってすいませんでした
エレン「10月」
ミカサ「私たちにとって」
サシャ「初めての中間考査がありました」
アニ「考査の前は」
ライナー「皆で試験勉強をしたり」
ベルトルト「実技のアドバイスをしあったり」
マルコ「皆で助け合うことができました」
ダズ「試験前は緊張でいっぱいで」
トーマス「逃げ出したいと思うこともあったけど」
ミリウス「皆で助け合ったこと、励まし合ったこと」
ミーナ「愚痴を零しあったこと」
コニー「それらを含めて」
アルミン「今では、いい思い出です」
ジャン(ヤバいな、これは)
エレン「でも一番の印象に残っているのは」
ミカサ「試験の2週間前から連日繰り広げられていた」
ジャン(やめろやめろやめろやめろやめてー!)
全員「ジャンくんの勉強していないアピール!」
ジャン(チクショオオオオオオーーーーーーー!)
アニ「その頃のジャンくんは」
ライナー「食堂や朝の教室など」
ベルトルト「皆が集まっている場所に来るたびに」
コニー「っべー、全然勉強してねーわー、クッソー、全然勉強してねーわー、ちょっと実家のアレとか色々重なって全然勉強とか自主練とかできてねーわー、っべー試験前なのにマジやっべー」
サシャ「などとのたまうのが習慣になっていました」
ユミル「ヤッベーよ、マルコ、俺時間無くて全然勉強できてねえよ、あー、マジヤバいわ。全然勉強できてねえわ、時間が足りなくてよお」
クリスタ「と、ジャンくんに話しかけられるたびに」
アルミン「凄く困ったような顔をしていたマルコくんを」
トーマス「僕たち」
ミーナ「私たちは」
全員「忘れられそうにありません!」
ジャン(やめろー!恥ずかしいから!すっげえ恥ずかしいから!)
ジャン(っていうかまた俺かよ!クリスタとかベルトルトとか1回だけなのになんで俺だけ3回も食らってるんだよ!)
マルコ「でも、僕たちは知っています」
ジャン(お、おお、フォローをしてくれるのか、マルコ!)
ミリウス「全力で勉強していないアピールをしていたジャンくんだけど」
ナック「本当は夜中にこっそり起きて」
全員「誰にも見つからないように隠れて勉強していたことを!」
ジャン(クソがああああああああ!)
ジャン(フォローじゃねえじゃねえか!恥の上塗りじゃねえかこのくそったれがあああ!)
コニー「そして試験結果が発表されて」
エレン「あっちゃー、全然勉強とか自主練とかしてねえのに上位10人に入っちまったよー、全然勉強してなかったのによー、これちゃんと勉強する時間があればもっと上にいけたのかもしれねーなー、クッソもったないことしたぜー」
ミカサ「などど皆に自慢している時の」
アニ「ジャンくんのドヤ顔」
全員「とっても微笑ましかったです!」
ジャン(うるせえ!)
ライナー「ジャンくん」
全員「勉強を頑張った甲斐があってよかったね!」
ジャン(うるせえええええええ!バーカ!チクショウ…バーカ!)
ベルトルト「そして中間考査ではもう一人とても目立っていた人がいました」
サシャ「それは中間考査で」
アルミン「過去最高の成績とたたき出したミカサちゃん」
コニー「ではなく」
アルミン(え!?)
マルコ「ミカサちゃんの幼馴染の」
トーマス「アルミンくんでした」
アルミン(ちょっと待って、え!?そんなフェイントありなの!?)
アルミン(聞いてない、聞いてないよ!?え?もしかしてこれ僕の番になっちゃうの!?)
アルミン(ここはミカサの腹筋ネタじゃなかったの!?)
ナック「普段から見事な座学の受け答えをしていたアルミンくんは」
ミーナ「流石に筆記試験のときは余裕綽綽でこなしていました」
ライナー「しかし、体力に自信の無いアルミンくんは」
アニ「実技試験の直前になって」
ベルトルト「思いっきり手を震わせながら」
コニー「だっ大丈夫だ、こんなのすぐ治まる!し、しかし…まずいぞ、現状では僕に立体機動を完全に使いこなす技術はない!実技に活かす為と頑張って作った技術理論のノートだって結局僕の身体能力の不足で有効活用することはできなかった!立体機動装置を使いこなせない時点で僕は訓練兵団から追い出される、そうなれば開拓地で過労死するのも時間の問題…そもそも…教官はその気になれば…僕たちなんかいつでも赤点にすることができるんだ!」
マルコ「と、物凄くテンパっていました」
アルミン(う、うわあああああああああ!?)
アルミン(ちょ、恥ずかしい!やめて!やめてよ!)
ダズ「アルミンくん」
ユミル「今更遅いかもしれませんが」
クリスタ「一言言わせてください」
全員「落ち着け!」
アルミン(わかってるよ!でも仕方ないじゃないか!初めての実技試験で緊張してたんだから!
ライナー「まず、教官にそんなやりたい放題できるような権限はありません」
アルミン(わかってるよ!)
アニ「それと、最初の考査ではあくまで最低限のことを身についているかの確認なので」
ベルトルト「よっぽどのことがない限り開拓地送りにはなりません」
アルミン(わかってるってば!)
サシャ「何はともあれ」
マルコ「アルミンくん」
全員「中間考査、突破できてよかったね!」
アルミン(あああああああ!?もううるさいよ、チクショー!?)
エレン「11月」
ミカサ「木枯らしが肌に突き刺さる季節になりました」
フランツ「皆が寒さに備えて厚着をしているなか」
ハンナ「一人だけ異質な子がいました」
サシャ「それはコニーくんです」
ライナー「休日に外に出るときは」
ベルトルト「みんなマフラーや手袋をしているのに」
アニ「何故かコニーくんだけは」
全員「いっつも半そでと短パンでした!」
コニー(え?それっておかしいことなのか?)
マルコ「そんな格好で寒くないのか?と聞いても」
トーマス「コニーくんはいつも」
ジャン「へへっ俺は天才から全然寒くないぜ!」
アルミン「と答えるだけでした」
コニー(だって寒くねえし!)
ダズ「コニーくん」
ミリウス「この場を借りて」
ミーナ「当時から皆が思っていたことを言わせてもらいます」
全員「子供か!」
コニー(わかんねえな、寒くなかったら子供なのか?)
アルミン(くそ!わかっていたけど全然堪えてない!)
ベルトルト(コニーは普段からバカやってるし、自分がバカだって自覚が少しあるから)
ベルトルト(ネタは豊富なんだけど、逆にこういう場ではネタにしづらいんだよ!)
ジャン(クソ!俺はあんなに大恥かかされったてのによお!)
エレン「12月」
ミカジャン「」ビクッ
ライナー「12月といえば」
ベルトルト「やっぱりクリスマス」
アルミン「この年は休日とクリスマスが重なったので」
トーマス「みんなで集まってちょっとしたパーティーをしました」
アニ「あんなに大人数でパーティーをしたのは」
コニー「四月のジャンくんの誕生日パーティー以来だったので」
サシャ「パーティーはとっても盛り上がりました」
ユミル「ビンゴ大会や」
クリスタ「みんなで持ち寄ったクリスマスプレゼントの交換会」
全員「どれも大切な思い出です!」
ミカサ(いやだ……あのことに触れられるのはいやだ…)
ジャン(勘弁してくれ…マジで勘弁してくれよ……また俺かよ、俺4回目だぞ、オイ)
フランツ「そして皆が集まったパーティーで」
ハンナ「一際異彩を放っていたのは」
男子全員「ジャンくんと」
ジャン(やめろおおおお!チクショウ!怨むぞ死に急ぎ野郎!)
女子全員「ミカサちゃんでした!」
ミカサ(この世界は…残酷だ…)
アルミン「他の人たちはみんな普段着だったのに」
ダズ「ジャンくんはどこから持ってきたのか」
トーマス「高級そうなタキシードで身を包み」
ミーナ「ミカサちゃんは大人な雰囲気のドレスを身に纏っていました」
エレン「ジャンくんはカッコよかったし」
アニ「ミカサちゃんは可愛くて、キレイだったけど」
ジャン(わかってるから)
ミカサ(わかってるから言わないで)
全員「二人とも、すっごく浮いてました!」
ジャン(うっせええええええ!わかってるって言ってんだろおおおおお!)
ミカサ(こ、これは…辛い…!)
アルミン「ことの発端はライナーくんが皆でクリスマスパーティーを開こうといったことでした」
マルコ「ジャンくんの芋ほり遠足以来」
ベルトウト「みんなで集まって遊ぶということもなかったので」
コニー「僕たちは1,2もなく賛成しました」
サシャ「そして私たちはその場にいなかった人たちにも」
クリスタ「声をかけることにしました」
ユミル「そしてジャンくんとミカサちゃんに声をかけるのは」
ベルトルト「エレンくんということになりました」
ミカサ(エレンは悪くない…わるいのは私…)
トーマス「エレンくんはまずジャンくんを探しに行きました」
ダズ「エレンくんがジャンくんをみつけるとジャンくんから声をかけてきたそうです」
フランツ「なあ、エレン、今度クリマスがあるだろ?恥を承知でお願いをするんだが、なんとか、俺とミカサが(二人きりで)一緒に過ごせるようにセッティングしてくれないか?頼む!この通りだ!」
ハンナ「そしてエレンくんはこう答えました」
エレン「ちょうどよかった。俺もそのことでお前を探してたんだ。お前も(皆が集まるパーティーで)ミカサと一緒に居たいっていうならちょうどよかったな」
ミリウス「ホントか、エレン、お前……いいヤツだったんだな!」
ナック「と、ジャンくんは言ったそうです」
ジャン(ああ、そうだよ!悪いか!その時は本気でそう思ったんだよ!」
エレン「気にすんなって、じゃあ俺はミカサに声をかけてくるからさ。ここで待ってろよ」
ライナー「エレンくんはそう言うと今度はミカサちゃんと探しに行きました」
マルコ「すると、ミカサちゃんもエレンくんを探していたようでエレンくんはすぐにミカサちゃんを見つけることができました」
コニー「ミカサちゃんは言いました」
サシャ「エレン、今度のクリマスなのでだけど……私と一緒に居てくれないだろうか…?」
アルミン「エレンくんの返事はこうでした」
エレン「おお、よかった。俺もクリスマスのことでお前を誘いにきたんだよ」
ミーナ「ホントに?エレンも同じ気持ちだったの…嬉しい」
ダズ「と、ミカサちゃんは言ったそうです」
エレン「家族が大切な日に一緒に過ごすのは当たり前だろ、じゃあ細かい予定が決まったらお前にも連絡するからな」
フランツ「エレンくんはそういうと」
ハンナ「ジャンくんにはミカサがオッケーをくれたと伝え」
ナック「ライナーくんたちは二人ともパーティーに参加したいと言っていたと伝えました」
ライナー「その結果」
ベルトルト「皆で集まる気楽なパーティーに」
マルコ「二人の男女がバリバリの勝負服を着てやってくるという事態が生じてしまいました!」
ミカサ(言わないで…!お願い…!)
ジャン(やめろー!やめろー!チクショー!ダメだ!熱い!熱い!顔真っ赤だチクショウ!)
コニー「パーティーの最中」
サシャ「二人は常に顔を真っ赤にして」
クリスタ「なんだがぎこちない動きをしていました」
ユミル「こんなことを言うのはなんだけど」
全員「とっても可愛かったです!」
ジャン(うるせえ!バーカ!)
ミカサ(お願い、そんな死体にムチを入れるような真似はやめて)
アルミン「ここでエレンくんから二人に言いたいことがあるようです」
エレン「俺が言葉足らずだったせいで、二人にいらない手間をかけてしまったようで」
エレン「本当にごめんなさい!」
ジャン(全くだ!この野郎!マジぶっ殺してやろうかと思ったわ!あの時は!)
ミカサ(エレンは悪くない。エレンは悪くない。悪いのはちゃんと確認しなかった私、そして世界がとても残酷だっただけ)
エレン「でも、ミカサ」
ミカサ(…?)
エレン「あの時のドレス、凄く似合ってたぞ!」
ミカサ(!)
ミカサ(やはり…この世界は…残酷だ……そして……とても美しい…!)
ジャン(……)
ジャン(おい、俺!)
ジャン(俺にはなんかフォローねえのかオイ!)
エレン「一月」
ミカサ「訓練兵になって初めての雪が降りました」
クリスタ「雪が降っていてもコニーくんは普段どおりの格好をしていました」
コニー(寒くねえからな!)
ユミル「雪が降る中での立体機動は」
ライナー「手がかじかみ、視界も悪いという悪条件だったので」
アニ「最初は事故に起こさないように操作するのが精一杯でした」
ジャン「そんな中でサシャちゃんは普通に動けるどころか」
アルミン「宙を舞っている雪を笑顔で食べていたので」
コニー「流石だな、と思いました」
ベルトルト「あといつ教官に怒られるかとてもヒヤヒヤしました」
サシャ(えへへ)
フランツ「雪は何日か降り続け」
ハンナ「営庭が雪で覆われるほどになりました」
ダズ「その雪は休日まで持ったので」
ナック「僕たちは集まって雪合戦をしました」
ミリウス「その雪合戦で大活躍をしたのは」
マルコ「勿論、抜群の身体能力を誇るミカサちゃん」
エレン「ではなく」
マルコ(え!?フェイント!?僕にも!?)
ライナー「普段は落ち着いた性格をしているマルコくんでした」
マルコ(僕、そんなに変なことしたっけかな?)
ジャン「単純な身体能力ではミカサちゃんがぶっちぎりだったので」
サシャ「討伐数ではミカサちゃんが一番でしたが」
コニー「討伐した相手に与えたダメージという点ではマルコくんが一番でした」
マルコ(なんのことだろう?)
ミカサ「マルコくんの作る雪玉はとても特殊なものでした」
アルミン「それはただ他の人より固い雪玉をつくるということでなく」
全員「雪の中に馬糞を混ぜるという恐ろしい兵器でした!」
マルコ(え!?それって普通じゃないの!?)
アニ「馬糞を雪でコーティングし」
クリスタ「投げるときは馬糞が手に触れずに」
ユミル「相手に当たると馬糞が四散するという」
ベルトルト「絶妙な馬糞と雪の量」
トーマス「そして雪の固め方のバランス調整、そしてその製作スピード」
ダズ「マルコくんはまさに」
全員「うんこ雪玉の職人でした!」
マルコ(え!?あれって皆できることじゃないの!?)
フランツ「僕たちはマルコくんの雪玉に立ち向かうことができず」
ハンナ「逃げ惑うしかありませんでした」
マルコ(雪玉にうんこ入れるのって、常識だよね?)
ジャン「雪合戦が終わったあと、なんで雪玉にうんこなんか入れたのかマルコくんに聞いてみたら」
エレン「え?だって普通そうするだろ?僕の地元じゃ皆やってたよ」
ミカサ「と言っていたので」
ライナー「あの常識人のマルコがうんこを投げることを躊躇わなくなるなんて」
ベルトルト「幼い頃の環境って怖いっていうか、大事なんだなあと思いました」
マルコ(嘘!?うんこ雪玉っておかしいの!?だからあれから誰も僕を雪合戦に誘ってくれなかったの!?)
サシャ「マルコくん」
コニー「もし、今後雪合戦をする機会があったら」
全員「うんこ雪玉は自重してあげてくださいね!」
マルコ(あ、うん、わかった、ありがとう)
マルコ(でも、あれが常識じゃないって…え、嘘、どうしよう。何か僕が今まで立ってていた常識という足場が崩れていくような感じがする。僕はこれから何を信じて生きていけばいいんだろう)
エレン「二月」
ミカサ「寒さの厳しい日々が続きました」
ジャン「その寒さのせいか風邪をひいてしまう人も多く」
マルコ「体調管理の大切をいやでも自覚する季節でした」
コニー「また、寒さのせいなのか」
フランツ「ベルトルトくんの寝相がパワーアップして」
アルミン「毎晩誰かに抱きついてくることが多くなりました」
ベルトルト(え!?)
ダズ「基本的にはライナーくんが多いのですが」
トーマス「日によっては深夜に違う人に抱きついて」
ミリウス「起床時間前には帰っていくところから」
ナック「僕たちは影でベルトルトくんのことを」
男子全員「無差別ホモ野郎と呼んでいました!」
ベルトルト(ちょっ!)
ヤダー ベルトルトッテソウダッタノ?
ベルトルト(はっ!女子がなんか囁き出してる!)
ベルトルト(違う!誤解だ!誤解なんだ!僕はちょっと人より寝相が悪いだけなんだ!)
エレン「ベルトルトくん」
コニー「僕たちは今までキミのあれを寝相だと思っていたけど」
ジャン「安心してください」
マルコ「仮に寝相じゃなくてガチだったとしても」
男子全員「僕たちはずっとベルトルトくんの友達だよ!」
ベルトルト(ちがああああああう!僕はホモじゃない!勝手に人をホモ認定してくれてるのさ!そして何それでもいいよって肯定してくれるの!違うから!)
ベルトルト(ホントに違うんだ、ライナー!キミからも何か言ってやってくれ!)
ライナー「……」
ライナー「」ササッ
ベルトルト(何ちょっと距離とってんだ、ライナー!なんかホントっぽくなっちゃうじゃないか!)
ライナー(すまん、ベルトルト、これが今回俺に課せられた使命なんだ)
ベルトルト(な、なんかライナーがムカつく顔をしている!)
エレン「3月には期末考査があったけど」
ミカサ「私たちはみんなで協力し合って」
ジャン「なんとか乗り越えることができました」
マルコ「期末考査でもジャンくんは勉強してないアピールをして」
ライナー「アルミンくんは実技前はまたテンパっていたけど」
クリスタ「私たちも」
ユミル「それを考査前の風物詩と思えるほどに成長することができました」
ジャン(うるせえ!)
アルミン(誰が風物詩だ!)
サシャ「こうして、長いようで短かった一年が過ぎていき」
コニー「僕たちは2年目、3年目と訓練兵としての過ごしてきました」
フランツ「どんな日々も決して同じ日はありませんでした」
ハンナ「それは、私たちが」
ミーナ「毎日、ほんの少しずつですが」
ミリウス「成長をしていてからだと思います」
トーマス「そして僕たちが成長できたのは」
ダズ「ご指導をしてくださった教官方と」
ナック「そして」
全員「今、ここにいる素敵な仲間たちのおかげです!」
クリスタ「私たちの道は一旦ここで別れてしまうけど」
ユミル「私たちが、この104期の仲間だということは一生変わりません」
全員「皆、今までありがとう!」
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
教官「一同、礼!」
全員「ハッ」
教官「うむ!素晴らしい式であった!」
教官「では卒業生は順次退場していくように!」
全員「ハッ」
エレン「なあ」
ミカサ「どうしたの?エレン」
エレン「なんか、俺だけ上位10人の中で一回もいじられなかったんだけど、なんでだ?」
ミカサ「私は全て拒否した。エレンを笑いものにするなんてもってのほか、許されることはでない」
エレン「ふざけんな、この野郎!お前の差し金だったのかよ!あれじゃあなんか俺だけ友達いないみたいじゃねえかよ!」
ジャン「何言ってやがんだ死に急ぎ野郎!ミカサに感謝しやがれ!」
ジャン「いじられてもいいことなんか何もねえんだぞ!」
エレン「はあ?てめえに何がわかんだよ」
ジャン「分かるわ!俺だけ4回もやられたんだぞ!なんでだ!おかしいだろ!クリスタやライナーは1回だけなのによお!」
エレン「いいじゃねえか、美味しい思いしてんじゃねえか!」
ジャン「あれが美味しいと思えるか!バカ!」
ライナー「まあまあ落ち着けよ、二人とも。なかなか楽しかったんだからいいじゃないか」
ジャン「うるせえ一回しかいじられてねえくせに!」
エレン「ライナーはいじられたからいいじゃないか!」
ライナー「同時に正反対なことを言うなよ」
アニ「待ちな、友達うんぬんっていうなら私にも文句を言う権利はあるはずだよ」
アニ「なんだ、私のときだけレオンハートさんって、あれは完全におかしいだろ」
ジャン「あ、レオンハートさん、おつかれまです」
エレン「レオンハートさん、ちぃーす!」
ライナー「お疲れ様です。何か飲み物でも持ってきますか、レオンハートさん」
アニ「あんたらねえ」
ジャン「な、なにマジなってんだよ、冗談じゃねえか」
エレン「そうそう、軽いジョーク」
ライナー「そうだぞ、レオンハートさん、そんな怒ることないだろ」
アニ「うるさいよ!」
バシッ
ライナーに蹴りを入れて終わり!
これで終わりです。
レス、保守をしてくださった方ありがとうございました。
このSSまとめへのコメント
クッソワロタ
このssは…面白い…
凄く面白い…(ry
ので…次も期待する
このSSは…残酷だ。
そして…とても、面白い