長門「私は冷静。現状を冷静に分析したうえで適切に対処しようとしているだけ」
キョン「それにしては発言が物騒すぎるだろ。どうした、そんなに同じ名前だと気になるのか?」
長門「今年の初頭まで、ネット界隈で『長門』といえば99%私のことを指していた。
しかしそれから1年と経たずにこの状況では、静観していればアニメ3期の実現も危うい」
キョン「3期……3期ねぇ……」
長門「朝比奈みくるの中の人も仕事を再開している。ローゼンにだって3期が来たのだから、可能性はある」
キョン「うん、まあなんだ、そうかもな。……いやしかしうぅむ」
長門「そのためにも障害は取り除かねばならない」
キョン「だから落ち着け長門、あっちはあっち、こっちはこっちってことでいいんじゃないか?
それにほら見ろ、Google先生で『長門』で画像検索したらお前ばかりだぞ。気にしすぎだって」
長門「ではPixivでも『長門』で検索してみてほしい」
キョン「…………」
長門「なんならTINAMIやニコニコ静画で検索してみt」
キョン「わかったわかった!長門の心配はよぉーくわかったから!でもな、潰すって具体的に何をしでかす気なんだ?」
長門「>>5」
捨て艦にする
長門「捨て艦にする」
キョン「弾除け扱いってことか?もったいないな……」
長門「紛いものには相応しい最期と思われる」
キョン「さっきから思ってたけどそんな怖いこと言うキャラだったか?」
長門「ともかくまずは鎮守府に侵入する。あなたにも同行しての支援をお願いしたい」
キョン(今の長門は何をしでかすかわからん……いざという時は俺が止めるか、できるか分からんが)
キョン「ああ分かった。しかし鎮守府ったってどこなんだ?」
長門「空間転送を開始する。しゅわっち」
キィー ガション!
長門「転送完了。到着した」
キョン「うおっ!急にやるなよ、びっくりしたぜ。……今の掛け声は何だ?」
長門「今回はある女性提督の着任している鎮守府へ侵入した」
キョン「女か……」
長門「! 提督が接近中、そこの影に隠れて。……見えてきた、あのヘアバンドが白露とかぶってる女がここの提督」
キョン「ちょっと待ってすごい見覚えあるんですけど」
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