照「……2ちゃんねる?」(356)
照「……なるほど、電子掲示板」
照「ふむ……ちょうど菫も淡もいなくて暇だし」
照「少し使ってみようかな?」
という感じのSSらしきものを見てみたい
照「えっと……これをこうして……なるほど」
照「大体使い方は分かった。早速スレッドを……『原村和はブサイク』」
照「これで新規スレッド作成を……? 立てられない?」
照「忍法帖? ……なるほど、これじゃレベルが十になるまで立てられないということ……」
照「仕方ない、十日間一日一レスしながら待つ……」
~十日後~
こっから見てみたいです
照「……」カチカチ
菫「……何やっているんだ?」
照「……なんでもない」カチカチ
菫「……どうしたんだあいつ」
淡「一週間前くらいからずっとあんな調子ですね」
菫「……本当、どうしたんだろうな」
照(ようやくレベルが十になった。これでスレ立てできる)
~以下『咲ちゃんは姉が大好き可愛い』スレ~
照『やっぱり咲ちゃんはお姉ちゃんのてるてるが好きだよね』
照「誰も書きこんでくれない……」
照『あげ』
早速自演てるてる
咲ちゃんは寝言でお姉ちゃんと言うぐらい姉好き
支援やな
照「あ、きた……」
『早速自演てるてる』
照「……なぜばれたし」アセアセ
照『>>16自演じゃないよ』
照「あ、また来た……」
『咲ちゃんは寝言でお姉ちゃんと言うぐらい姉好き』
照「……さすが、分かってる」
照『>>17その通り。やっぱり咲の嫁はてるてる』
菫「……おい、照。早くこっち着て練習するぞ」
照「……今忙しい」カチカチ
菫「何やってるんだ?」
照「……べ、別に」
菫「ちょっと見せてみろ」
照「……」カチ
菫「どれ……なんだ、CPU相手の麻雀ゲームか」
照「そう、もうちょっとだから、待って」
菫「分かった。それ終わったらこっち混ざれよ」
照「そうする……」
照「……危なかった」カチカチ
/ '、
/ '、
/ NH '、
/ ●::::::::::● '、 *清澄高校麻雀部から大事なお知らせ*
/ '、
〈 〉 宮永咲さんは原村和さんの嫁です
ノ=- -=彡ヘ 「咲は俺の嫁」宣言は絶対駄目です
/ xヘ、___ノ 人
{/〃 ̄ /_>、 }
/ 厂 }ヽハ
|{、 / / }|
| \ / ノ'|
『照咲なんかオワコンだし。時代はキャプ池だし』
でも咲ちゃんは原村さんのほうがもっと好きだよね?
恋人繋ぎの現場を何度も発見されてるよ
照「えっと、どれどれ……」
『宮永咲さんは宮永照さんの嫁です
「咲は俺の嫁」宣言は絶対駄目です 』
照「……全くもってその通り」
照「? 次も同じようなAAが……」
『宮永咲さんは原村和さんの嫁です
「咲は俺の嫁」宣言は絶対駄目です』
照「……」
照『>>23お前はにわか。咲ちゃんはてるてるの嫁。異論は認めない!』
照ちゃんマジ可愛い
連絡しない遠くの姉より
いつも近くにいる子のほうがいいですよね
わたし見ました
宮永さんは原村さんって人とすごく仲良しです
まるで恋人ですね
照という人は諦めたほうがよさそうですね
照「……またきてる」
『照咲なんかオワコンだし。時代はキャプ池だし』
照「……」
照『>>24おい、池田。キャプは清澄の部長とできてるらしいぞ』
照「あとは……」
『でも咲ちゃんは原村さんのほうがもっと好きだよね?
恋人繋ぎの現場を何度も発見されてるよ 』
照「……」
照『>>25どこで見たか、状況、雰囲気など詳細。それと誰か銃火器の入手法知ってる?」
照「それと……」
『そんなオカルトありえません』
照「……これは、原村和? ……スルーで」
遠くの貧乳より近くの魔乳
文教堂の咲10巻についてくる宮永咲限定ポストカード最高
『照ちゃんマジ可愛い』
照「……さすがに照れる///」
照「……照だけに」
照『>>28わかってる』
照「あと……」
『連絡しない遠くの姉より
いつも近くにいる子のほうがいいですよね 』
『わたし見ました
宮永さんは原村さんって人とすごく仲良しです
まるで恋人ですね
照という人は諦めたほうがよさそうですね 』
照「……これは」
照『>>29と>>30ガセネタ流すな』
『遠くの貧乳より近くの魔乳』
照「……ガセだとわかっていても、何か心配になってくる」
照「……いや、大丈夫なはず!」
照『>>32半年ロムってな』
照「あとは……」
『文教堂の咲10巻についてくる宮永咲限定ポストカード最高』
照「咲10巻? そんな小説が……いやマンガ? いや、写真集ということも……」
照『>>33とりま文教堂行ってくる』
照「ふぅ、次は……」
菫「……なるほど2ちゃんねるか」
照『なるほど、2チャンネルか』
照「!?」
菫「何をやっているかと思えば……」
照「……ちょっとトイレに」ダッ!
菫「まぁ、待て……」
照「……何? 許してくれるの?」
菫「いや、許さんよ?」
照「」ダッ!
菫「」ガシッ!
照「……何?」
菫「まぁ、お前のせいで最近苦労させられることが多いからな」
菫「たまには罰を与えようかと思っているんだが、これで決めるのはどうだろうか?」
照「……?」
あ・ん・か!あ・ん・か!
菫「友人から聞いたところによると、2ちゃんねるには安価という制度があるらしい」
菫「その友人いわく、2chでは安価は絶対、だとか」
菫「そこで、私たちも安価で照の罰を決めるのはどうだろうかと思ってな」
照「……」ダッ!
菫「亦野、渋谷! 取り抑えろ!」
亦野&渋谷「ラジャ」ガシッ
菫「じゃあ、安価を取ろうか」
照「嫌どす」
菫「お前の意見は聞いていない」
菫『突然だけど今から安価で部活の仲間に罰を与えようと思う』
菫『とりあえず、>>60』
ドスで指詰める
暇だったけどいい感じのSSが思い浮かばなかったから
てきとうに安価SSやってるどす
>>60
スクリューでドスの刃がボロボロになるに1000ペリカ
菫「ドスで指詰める、だそうだ」
淡「ドスって何ですかね?」
照「……わ、分からないから再安価」
渋谷「……ドスって言うのは小刀のこと」
渋谷「小刀で指詰めやると、刃こぼれしたりして余計に危ないとか」ズズ
亦野「へぇよく知ってるね」
照「知らなくてよかった……」
菫「しかし、さすがにこれは……なぁ」
淡「そうですよね……」
照「……や、やっぱり再安価」
菫「でも安価は絶対だ」
淡「ですね」
照「……え?」
菫「……まぁ麻雀は人差し指と親指残っていればできそうだし、小指くらいはいいんじゃないか?」
淡「分かりました。じゃあとりあえず、ドスっていうのは分からないのでカッターナイフでいいですかね?」
照「……え? え?」
菫「よし、とりあえずカッターナイフと照の指を用意したわけだが」
菫「覚悟はおk?」
照「……菫は友達」
菫「……」
照「餌じゃない」
菫「餌だと思っていたな? 今の今まで私のことを餌だと思っていたな?」
照「違う、菫は大事な……」
菫「大事な?」
照「……処女」
菫「よし、切ろう」
照「ま、待ってほしい!」
淡「嫌ドス」
ファインディングニモとか今時誰も知らねーよwwwwww
菫「なんだ? まだ何かあるのか?」
照「……指を切られたら色々と困る」
淡「例えばどんなことですか?」
照「……咲を抱くときに、ヤりずらくなる」
菫「もうこいつ腕ごとやっちゃっていいんじゃないかな?」
淡「ですね」
照「……ま、待って」
照『>>73私も通じるやつがいるとは思わなかった』
照「さ、さすがにこれは事件。知れ渡ったら大会出れなくなる」
菫「……まぁそれもそうなんだよな」
照「で、でしょ?」
菫「ああ、さすがに冗談だよ。ああ、冗談」
照「よ、よかった……」
菫「だが、何かをやらないわけにはいかないからな。淡、爪切り持ってきて」
淡「はい、どうぞ」
菫「じゃ、爪を切ろうか」
照「それくらいなら、むしろご褒美……」
むしろ照はあっちの2ちゃんにも個人スレたってるレベルだろ
そういう感じかと思った
照「ううっ……まさかここまで深爪されるとは思わなかった」
菫「いや、さっきの安価からここまでレベル下げてやったんだから、むしろありがたく思え」
照「ううっ。でもこれ、コップとか持つだけでも地味に痛い。すごく嫌な感じ」
淡「まぁいいじゃないですか、爪はまた伸びますけど、指は戻りませんよ?」
照「それは、そうだけど……」
菫「さて、第二次安価やるか」
照「ま、まだやるの?」
菫「とりあえず、あと二回くらいな」
照「……ううっ」
菫『次>>85』
>>77それも考えたけどこっちの方が面白いかと思った
咲に電話して「死ね」を連呼
菫「咲に電話して「死ね」を連呼」
菫「だそうだ」
照「!?」ブンブン
淡「先輩、安価は絶対ですよ?」
菫「そうだ。さっきあれだけ譲歩してやったんだから、今回はきっちりやってもらわないとな」
照「そんなことするなら、指詰めた方がマシ!」
菫「いいから、ほれお前の携帯」
淡「さぁ、どうぞ?」
照「う、ううっ……」
おおおおおちつけ!
連呼した後なら何を言ってもいいなら、いつぞやのツンデレ作戦でもいいし
そもそも口頭で名乗り出る必要もない
……よね?
照(こ、こうなったら非通知で掛けて、絶対にばれないよう声もなるべく変えつつやろう)
菫「ほら、どうした?」
照「ううっ……今やる……」
照「」ピッポパ
照「」プルルプルル
咲『はい、どちらさまですか?』
照「しねしねしねしねしねしねしねしね!(裏声)」
咲『え? だ、誰で』ブチッツーツー
照「……」
淡「……あの、これ誰に対する罰ゲームなんでしょうかね?」
菫「ああ、私も妹さんの方が可哀そうになった……」
照「私だって、心が痛い……」
菫「さて、ラスト安価か……」
照「次は性的なものを希望する」
淡「そ、そんなのきたら即再安価ですよ!」
照「安価は絶対」
淡「うっ……いいです。私はみなさんを信じていますから」
菫「そんな見ず知らずの人を信じても、向こうだって迷惑だろうに……」
菫「まぁいい」
菫『ラスト>>100』
エッチなお仕置きオナシャス!
>>100
GJ
菫「『エッチなお仕置きオナシャス!』」
菫「……これ照が書いたんじゃないよな?」
照「私はずっとここにいた」
淡「……何ですか、その推理小説で犯人が言いそうな台詞は」
菫「まぁいい。安価は絶対だ……」
淡「でもエッチなお仕置きっていったい何をすれば……」
菫「漠然としすぎていて分からないな」
照「……咲を連れてきて私にキスさせればいいと思うよ」
菫「ちょっと黙ってろ」
菫「仕方ないなぁ……亦野渋谷ちょっと……」
亦野「あ、わたしちょっと用事が!」ダッ!
渋谷「お茶!」ダッ!
菫「……あいつら、逃げやがったな」
淡「どうしましょうかね……?」
照「」ワクワク
菫「どうしようかな……」
淡「どうしましょう?」
菫「……ちょっと、トイレ行ってきていいか?」
淡「ええどうぞ」
菫「すまないな。見張り番頼む」
照「」ワクワク
~三十分後~
淡「……菫先輩、逃げましたね」
淡「ううっ……こんな怪物私に押し付けて……どうすれば……」
照「キスしてほしい」ワクワク
淡「ちょっと黙っていてくれますか?」
淡「……仕方ありません。こういう時こそ安価でしょう」
淡『すみません。もう一度安価をとります』
淡『>>125で、エッチなお仕置き(なるべくエッチ度が低い)をお願いします』
咲ちゃんと原村さんがちゅっちゅしてるのを
縛られ動けない状態で見続ける
淡とのマットプレイを咲にskype中継
てるてる\(^o^)/オワタ
淡「『咲ちゃんと原村さんがちゅっちゅしてるのを縛られ動けない状態で見続ける』」
淡「これは……なんでこう宮永先輩に罰を与えようとすると妹さんが被害を被るんでしょうか……」
淡「まぁでも、安価は絶対ですし」
淡「ね、先輩」
照「……」ブルブルブルブル
淡「せ、先輩がびっくりするくらい怯えている……!?」
淡「だ、大丈夫ですか? まだ罰ゲーム始まってすらいないのにそんな……」
照「」ブルブル
淡「先輩、失礼を承知で言いますけど、ムンクの叫びみたいになってますよ?」
照「……○▽××□!」クワッ!
淡「せ、先輩! ここは地球です! しっかりしてください!」
照「」ブルブル
てるてるぷるぷるしすぎwwwww
照「なんてこった……ここは地球だったんだ!」
淡「だ、大丈夫ですよ先輩」
淡「安価は絶対と言っても、物理的に無理なことはできません」
淡「ここは東京。今、原村和と妹さんがいるのは長野ですし、そんなこと絶対」
和「呼ばれた気がしたので!」バタンッ!
照「呼んでねえよっ!!」
淡「はっ、久しぶりに宮永先輩がまともな突っ込みを……」
てるてるwwwwwwひwwwwwwwwっwwwwしwwwwwwwwwだwなwwwwwwwwwwww
淡「ってそうじゃない! 原村さん、どうしてここへ……」
和「いえ、たまたま父と一緒に買い物に来ていただけです」
淡「そ、そうですか……お父様はどちらに?」
和「全力で振り切ってきました」
照「……お父さんが可哀そうすぎる。きっと心配していると思う」
淡「確かにそうですけど、いつもいつも迷子になってる先輩にだけは言って欲しくないですね……」
和「それで?」
淡「あ、ええ。その……」
和「分かりました。つまり私と咲さんがいちゃつけばいいんですね?」
淡「まだ何も言っていないんですけど……」
照「ううっ……そんなことしたら絶対に許さない」ブルブル
和「あなたがなんと言おうと咲さんは私のものですので」
和「いつでもどこでも好きなだけいちゃつかせていただきますよ。ええ」
照「……ううっ。許さない、絶対に」ブルブル
和「ですが、残念なことに今ここに咲さんはいません」
和「ですので、今回そのようなことはできないかと」
淡「で、ですよね」
照「……」
和「ですが、代わりに私と咲さんのイチャラブ写真を大量にお見せいたしましょう」
照「……!?」
わざわざ写真を見せびらかすためだけに必死に追いすがる父親を振り切って
他校の部室に不法侵入する意欲をのどっちは
「麻雀を続けたいんです」の説得に費やすべきwwwww
和「ということで、私自慢のアルバム『和と咲結婚までの道のり』第一巻から第二十七巻をお見せしましょう」
照「そ、そんなの見たくない」
和「いえ、見ていただきますよ? これは罰ゲームですので」
照「ううっ……見たくない見たくない、私は見たくない」
和「……あ、咲さんが裸ワイシャツでそこにいます!」
照「!? ……ど、どこ! どこ!」
和「ここです」ノドサキシャシン
照「ぐはっ……」トケツ
淡「と、吐血!? 大丈夫ですか先輩!」
和「はい、次行きますよー」ノドサキシャシン
照「ぶはっ!」
和「次でーす」ノドサキシャシン
照「がはっ!」
和「はい次ー」ノドサキシャシン
照「ごはっ!」
和「あ、これは温泉での写真ですねー」ノドサキシャシン
照「さ、咲かわ……ぶふっ!」
淡(ま、まるでわんこ蕎麦のように次々と写真を見せつけている……)
~十分後~
和「次は買い物に行った時の写真でーす」
照「ううっ……もう見たくない。私はこんなの見たく……」
和「ちゃんと咲さんも写ってますよ?」
照「え? ど、どこどこ?」
和「ここです。この私と手をつないでいる人ですよ」
照「ぶはっ!」
和「次はこちら。あ、これは咲さんの浴衣が少しはだけ気味ですね」
照「さ、咲が可愛い……でも、原村が……ぶっふっ!」
淡(あ、鼻血と吐血が同時に……)
~さらに一時間後~
和「はいどうぞー」
照「あ、あ……もう、許して……」ブルブル
照「わ、私の咲を……取らないで……」ブルブル
和「あら、何だか虚ろなお顔ですね」
和「まだあと十六冊も残っているというのに……仕方ありません」
和「時間も時間ですので、残りはまた後日ということで」
和「それでは、また」バタン
淡「……だ、大丈夫ですか? 先輩」
照「咲ぃ……咲ぃ……ううっ……」
照「ううっ……もうやだ……死にたい……」ブルブル
淡「先輩……大丈夫ですよ。私が近くにいますよ」ヨシヨシ
照「ううっ……咲ぃ……咲ぃ……」
淡「大丈夫……大丈夫……」ヨシヨシ
淡(な、なんだかいつもと違って弱気な先輩は、少し可愛いですね……)
淡(変なスイッチ入っちゃいそうですよ……)
照「ううっ……咲ぃ……」ブルブル
きたかっ…!ガタッ
照「寂しいよ……咲ぃ……」プルプルウルウル
淡(……)
淡「あ、あの……先輩、よかったら私が代わりに」
菫「おーい照。教室にお前と妹さんのツーショット写真が落ちていたんだが……」
照「咲ぃぃぃぃぃぃぃ!」ダッ!
菫「うわっ! なんだこいつ、血の涙流してるぞ!」
照「咲、もう離さないよ咲ぃぃぃ!」スリスリ
菫「お、おい。エッチなお仕置き、一体何やったんだ淡……淡?」
淡「……いえ、何でもありません」
照「咲ぃ……」スリスリ
東京 宮永家
照「咲ぃ、咲ぃ……次会ったらたっぷりいじめてあげるんだからね、咲ぃ」サキチャンニンギョウ
長野 原村家
和「えっと……これはうまく合成すればツーショットにできそうですね」カチカチ
和「これは、これとあわせて……」カチカチ
和「……ふぅ。やっぱり咲さんのお嫁さんは私以外いませんよ」
和「……さて、明日のカメラの配置どうしましょうか。とりあえず、女子トイレと宮永さんの机の下と……」
和「とりあえず今日の分見てから決めましょう……ふふっ咲さん」
長野 宮永家
咲「……なんだかすさまじい悪寒がするよぅ」ブルブル
終わり
忘れてた
乙どす!
安価取りながらやるのきつすぎ……
とりあえず、飯の準備があるので終わりどす
今回は本気でここから続けられる気がしない……
次のシチュを安価すればいいのよ
>>1を待ちながら小ネタ投下
照「コークスクリューツモで髪を乾かしてたら、大変な事になった」
薫「見事に取れてるな いや、削げたのか?」
照「……私のチャームポイントが」
淡「髪に殴打(ブロー)かましてどうすんですか……かけるならヘアブローにして下さいよ……」
照「ドライヤーが壊れてて仕方なく」
薫「ドライヤーを自分の腕で代用できるのは、世界のドコを探してもお前くらいだよ……」
照「これも麻雀に対する努力の賜物」
淡(もう麻雀やめようかなぁ……)
照「薫、コレ欲しい?」つ∠
薫「いらん」
照「……あわ」つ∠
淡「いりません」
照「……」つ∠
照「なぜ!?」
薫「貰った私達になんの益がある」
照「……時代を先取りしたアクセサリー」つ∠
薫「お前は毛筆を髪飾りにでもしてるのか?」
照「毛筆? ……毛筆は毛を束ねて一本だけど、でも」
照「コレは束ねてない」つ∠
薫・淡「えっ」
薫「えっ え?」
薫「まさかお前、その∠が常人の髪の毛一本に相当する物質であると、本気で言っているのか?」
照「名付けて照テール」つ∠
淡「髪の毛ってミリ単位ですよね それ余裕でセンチいってますけど」
照「髪どす」つ∠
薫・淡(嘘付けっ!)
彡
照「……」つ∠
彡
薫「……」
淡(何か振り始めましたね……)
照「おっと手が滑った」
∠淡「ぎゃああああ!!!!!!!!!」
∠淡「え! ヤダ! 取れないよコレぇ!
先輩ぃ助けてくださぁあい!!!」
薫「待ってろ! いま引っこ抜いてやる!」
∠淡「イタタタタッ! 痛いです先輩やめて!」
薫「馬鹿な……痛覚がある、ということは――照テールが淡の神経と繋がった以外に他ならない……」
薫「どこの寄生虫だお前は……!」
照「照テールは髪の毛であり虫なんかじゃない虫を怖がる咲は可愛いけどフヒヒ」
薫「……」
薫(いやだが待て……照テールは実際に照の身体から離れた なら淡から取り除く方法もあるはず)
照「……」
照(咲、プレゼントだよ はい照テール→わぁいありがとうお姉ちゃん 早速つけてみるね→私と咲は永遠に 一 心 同 体 )
照「薫、取り除こう アレ」
薫「珍しく意見が合ったのは嬉しいけど、その邪な笑みをやめろ」
照「淡ちゃーんおいでー、痛くないですよー」コークスクリュー
薫「やはり再現こそ最善か、我慢しろ淡」
∠淡「ぎゃあああああ!!!!!! 痛い痛くない以前に、私の髪の毛先こげてますから! 早く済ませてぇえ――」
ザンッ
照「またつまらぬものを斬ってしまった」つ∠
薫「つまらないのはこっちの台詞だ!」
淡「」キゼツ
おしまい
薫誰
>>235
あ、飽きさせないための細工だし!!!!!書き手として当然だし!!!!
スイマセンがちで間違えてましてスイマセン
今帰ってきた
>>223
面白いわww
今日疲れているので、次ラストで勘弁してくれどす
菫「こんにちは、みんなきてるかー……」
照「ロン。100点」
淡「あー、また上がられちゃいましたか……」
照「私に勝とうなんて、100年は早い」
菫「ん? 珍しく照が練習参加してるじゃないか、どうしたんだ?」
菫「それに100点って、恐ろしく低いが一体どんな役を……」
淡「あ、先輩こんにちは。今、照先輩が持ってきたどんじゃらやってるんですよ」
菫「ドンジャラ?」
淡「そうですよ。ドンジャラです」
菫「……確かに牌の数も少ないし、点棒の代わりにプラスチック製のコインが配られているな」
菫「それに、牌にはドラえもんのキャラクターが書かれている……なるほどドンジャラか」
照「……そう、ドンジャラ」
菫「しかし、一体なぜそんなものを?」
菫「お前が買ってきたといって何やら新品のようだが、しかしうちは麻雀部だぞ?」
菫「そんな子供用の簡易版じゃなくても、麻雀があるじゃないか」
照「……ふっ、これだからお子様は分かっていない」
菫「高校生でドンジャラやってるお前には言われたくない」
照「私たちは大会に向けて練習しなければならない」
菫「まぁ……そうだな」
照「そのためには、当然強い人と戦う方が練習になる」
菫「まぁな、それはそうだ」
照「しかし、大会の規定で各県代表校同士の練習試合は禁じられている」
菫「……ああ、なるほど。それでドンジャラか」
照「そう。規定で禁じられているのは『麻雀での練習試合』だけ」
照「代表校同士がサッカーで練習試合を行おうが野球で試合を行おうが関係はない」
照「当然、ドンジャラもオッケイだし、エロエロなレオタードを着ての新体操試合もオッケイ」
菫「新体操、言う必要あったか?」
照「ともかく、そういうわけだから」
照「ルールが簡単ですぐ覚えられて、麻雀に類似しているドンジャラというものは」
照「代表校同士の練習試合に持ってこいのおもちゃということ」
菫「……おお。照にしてはなんとまともな発想」
淡「ですよね。私もこれを聞いたとき少し感動しました」
照「……もっと褒めて」エッヘン
菫「ああ、すごいよ。流石宮永照だ」
菫(人の裏をかく行為に関しては右に出るものがいない)
淡「そうですね。さすが宮永先輩です」
淡(人を騙そうとするときの頭の回転はすごいですね)
照「……なんだか、あまりほめられている気がしない」
菫「まぁせっかく照が色々考えてくれたんだ。早速練習試合を申し込んでみようじゃないか」
淡「そうですね……どこがいいでしょうか?」
菫「そうだな……折角こういう方法を取ってまでやるわけだし、どこかの代表校がいいよな」
照「あ、あの……それなら長野代表の清澄高校が」
淡「千里山なんてどうですか?」
菫「ああ、いいな。ランキングでは2位だし、関西の強豪校だ。うちとしてもいい練習になるだろう」
照「……あ、あのでも」
菫「それじゃ、早速連絡してみよう」
淡「はい、よろしくお願いします」
照「……」
照「……」ショボーン
淡「……? どうしたんですか? 先輩、うかいない顔して」
淡「何かありましたか?」
照「……」プチッ∠
淡「あれ、今プチって……ちょっと先輩! 何やってるんですかそれ!」
淡「そのチャームポイント、そんな気軽に抜いちゃっていいんですか!」
照「……」スチャ
淡「あ、くっついた……。ていうかそれ、着脱可能だったんですか?」
照「こないだ間違って抜いたときからそうなった」プチッ
照「」スチャ
淡「……先輩、いじけてるんですか?」
照「……べ、別に」プチッスチャ
淡「仕方ありませんよ。先輩を長野の野にはなったら大変なことになりそうですし」
淡「第一、つい昨年まで無名校だった清澄とやるのは、うちとしてもあまり練習になるとは思えません」
淡「それなら千里山の方が数倍練習になるでしょう?」
照「それはそうだけど……私、咲に会うために必死にこの方法考えたのに……」プチッ
照「ドンジャラまで購入したのに……無視するのはひどすぎる」スチャ
淡「……そうですね。先輩が必死に考えたのに無視するのはあんまりでした。すみません」
照「じゃ、じゃあ……」
淡「はい、一度菫先輩に言って清澄の件もお願いしてみましょう
照「淡。優しい子」パアア
淡「……だからその右手の電話と、隠し持っている書類。こちらに渡してもらえますか?」
照「なんのことだかさっぱりわからない」
淡「とぼけても無駄ですよ。私も菫先輩もあなたの考えることは大体予想付いてますので」
淡「今、菫先輩がいなくなった隙に清澄に練習試合申し込もうとしてましたよね?」
淡「練習試合組むために必要な顧問の先生に出す書類まで持って」
照「そんな事実は確認されておりません」
淡「……まぁいいですよ。菫先輩が千里山と練習試合組むまで、ここに先輩くぎ付けにしておけば」
淡「そんなことはできなくなりますから」
照「……ちょっとトイレに」ダッ!
淡「」ガシッ!
照「あ、淡……トイレ」
淡「……今行くくらいなら、ここで漏らしちゃってください」ニコ
照「……」ショボーン
菫「さて、まず千里山に電話を掛けるか……」
菫「えっと、千里山高校千里山高校っと」ピッポッパ
菫「」プルルルプルルルガチャ
千里山事務局員「はい、千里山高校ですけど」
菫「あ、白糸台高校麻雀部のものですが」
千里山事務局員「あ、麻雀部な。ちょいと待ってな……」
竜華「はい、お電話代わりました」
菫「あ、白糸台麻雀部の弘世菫というものですが」
竜華「ああ、はいはい、白糸台の菫さんな。覚えてますよ」
竜華「それで、うちの学校に何か用なん?」
菫「ああ、そうだ。突然で悪いのだが、ドンジャラをやらないか?」
竜華「……あの、菫さん。うちら麻雀部やんね?」
菫「ん? ああ、すまない話をはしょりすぎたな。実は……」
菫「……ということなんだが」
竜華「なるほど……言っちゃ悪いですけど、宮永さんもせこいこと考えますなー」
菫「いや、まぁ否定はしないよ」
菫「しかしそちらも、もう地区大会も終わり、そろそろこちらに向かってくるころだろう」
竜華「まぁ……明後日くらいには東京に向かう予定ですけど」
菫「それなら、一緒に練習をしないかとおもってな」
竜華「なるほど……しかしドンジャラですか」
菫「ああ、ドンジャラだ。まぁこちらとしても本来は麻雀で勝負したいんだけどな」
竜華「しかし出来ない。だからドンジャラですか……まぁ大丈夫でしょう。分かりました」
竜華「うちとしても、どんな形であれ白糸台と練習できるのはいい機会ですし、やりましょう」
菫「そ、そうか。ありがとう、では詳しい日程についてはまた後日」
竜華「はい、ほんなら失礼します」
菫「練習試合、決まったぞ。千里山だ」
淡「良かったですね。それじゃ、早速準備しましょう」
菫「ああ、そうだな……と言っても、向こうも一軍だけでくるだろうし」
菫「こちらとしても、用意するものと言えばドンジャラくらいのものだが、それもここにあるしな」
菫「とりあえず、当日までただ待っていればそれでいいだろう」
淡「そうですね。それじゃドンジャラじゃない普通の麻雀やりましょう」
菫「そうだな」
照「……」
~練習試合当日~
淡「おはようございま……なんですかこれ」
菫「ああ、淡か……ちょっとこれはずすの手伝ってくれるか?」
淡「いいですけど……これ『千里山白糸台脱衣ドンジャラ合同練習』って、どういうことですか?」
菫「知るか! 詳しい事はそこのバカに聞け」
照「……すいませんでした」
照「う……うわあああああっ!!」ガチャガチャガチャ
淡「うっ……と。これ中々はがれませんね……」
菫「ああそうなんだ。どうやら木の板に文字を書いて、何かの接着剤で止めてあるらしいんだが……」
淡「ともかく、千里山が来る前にはずさないと大変なことにな」
セーラ「おじゃましますよー、ってうわ」
竜華「お邪魔しますー……な、なんですかこれ?」
淡「……なりましたね」
菫「いや言い訳させてもらうとだな、うちのバカがバカをやらかしてもう頭が痛くて痛くて……」
竜華「いや、何言ってるのか分かりませんけど……」
怜「……なんや、どうしたんや?」コホコホ
竜華「あ、怜。それがな……」
照「……病弱っ子、可愛い」
怜「」ビクッ
竜華「どうしたん?」
怜「い、いや……何か悪寒が」
すまん、だめだ。やっぱり疲れてるみたいだわ。
全然話が面白い方向に転換できない……
分かった。なんとか踏ん張るわ
面白くねえなと思った方はまた今度別の書くのでそのときよろしくお願いします
竜華「弘世さん、これってどういう……」
菫「いや、もうこれは気にしないでくれ。本当すまない」
照「これは、ドンジャラをやって二百点削れるごとに服を一枚脱ぐという……」
淡「はいすみませーん。ちょっと通らせてください。うちのエース説教してきますので」
竜華「……何か、大変そうですね」
菫「ああ、大変だよ……」
竜華「まぁ、いいです。とりあえず普通に練習しましょ」
菫「そ、そうだな。えっと、ドンジャラはそこにあるから。あとルールはこれだ」
菫「一人700点持ち。子供用のゲームなのであまり複雑なルールはない」
菫「半荘分ということで八回一ゲーム終了ということにする」
竜華「なるほど……」
竜華「それじゃあ、何はともあれ一度やってみましょうか」
菫「そうだな。うちからは……淡!」
淡「はいっ!」
菫「と……」
照「」ワクワク
菫「私が……」
照「てやっ!」コークスクリュー
菫「見きった!」サッ
照「からの照アタック!」ドス
菫「ぐっ……」
照「……勝った。ということで私が出る」
竜華「……本当、大変ですねぇ」
菫「き、気にしないでくれ。いつものことだ……」
竜華「うちからは、うちと……怜出れるか?」
怜「……分かった」
竜華「それじゃ、この二人で行きます」
菫「ああ、よろしく頼む」
淡「……なんだか病弱そうな人が来ましたね」
照(……喰らう)
菫「じゃあ、私たちは……まぁドンジャラの牌譜を作ってもしょうがないな」
菫「残ったメンバーは向こうに行って、お茶でも飲んでるか」
菫「じゃあ、終わったら教えてくれ。私たちは次の対戦を決めておくから」
淡「はい、分かりました」
竜華「じゃあ、とりあえずやろうか」
照(……病弱っ子、脱がす)
怜(!? ……また悪寒が)
一回戦~七巡目~
竜華「ツモ! ジャイアン3とのび太6で10点や」
淡「早速上がってられましたね」
怜「……はい、コイン」
照「」ゴウッ!
竜華「!?」
怜「!?」
淡「!?」
照(そろそろ本気でいく……)
~三巡目~
照「……」コト
淡「……」コト
竜華「……」コト
怜「……」コト
照(……意気込んだはいいけどドンジャラは点数が低い。だからだんだんと上げていくにも限界がある)
照(となると、やはり最初は低い点数から狙っていくしかない……)
照「」コト
怜(……!? 宮永照は次の一巡でもう上がるんか……まぁ子供用で牌も少ないし、そんなときもあるか)
怜(これは……三暗刻……ってこのゲームにそんなんないな)
怜(ドラえもん、しずかちゃん、のび太君を三つずつで、点数は1点か)
怜(点数は低いけど、確か宮永照は一度上がると連チャンするはずやったな……)
怜(ここは止めときたいけど……無理か。いくら簡易版かてポンしか鳴きがないと、さすがにきついわ……)
>>312
二回戦。忘れてた。
照「……ツモ。全員1点」
竜華「1点か、ほい」
淡「はい、どうぞ」
怜「……はい」
照「……次」
三回戦~五巡目~
照「……」コト
怜(次は……また宮永照や、今度はのび太君6しずかちゃん3の30点……)
怜(これはなんとしてもとめておかんと……)
怜(……また鳴けんし)
怜「」コト
照「ツモ。30点オール」
竜華「なんか、それだけ聞くと恐ろしく点が低く思えるな……」
淡「このゲームではこれでも結構いい役なんですけどね」
怜「……」
照「次々……」
三回戦 四巡目
照「」コト
怜(次は……また宮永照。しかも今度は一番高い200点の役を決めてくるんか)
怜(……いや、でも今度は鳴けるで」
怜「ポン!」
怜(これでずれて……)
照「ロン。みんなドラえもん。200点」
怜(なっ!? ずらしても上がった……)
>>317
ごめん間違った。照がやったのはツモ。
竜華「あー、またか……はい」
淡「やっぱり強いですねー」
怜「……」
竜華「じゃ、次に行きましょか」
照「……? まだ脱いでない」
竜華&淡「は?」
怜「……」ブルブル
照「これは脱衣ドンジャラ。いまので全員231点削られたから、服を一枚脱ぐ」
淡「いやいや、先輩。それはちょっと……
竜華「せ、せやで。さすがにそんなんできんわ」
怜「う、うち……病弱やし」
照「じゃあ、肌で温めてあげる、さ脱いで」
怜「そ、そんな顔近付けて言うても、いやなもんは、いややで?」
照「いやでも脱ぐのはきまり」
怜「……」
怜「い、いややあ!」ダッ!
照「逃がさない」ガシッ!
怜「う、うわ。ま、待って……」
照「……可愛い。もう限界拉致する」ダッ!
竜華「と、怜!」
淡「私は後を追いますので、あなたは菫先輩に連絡を」ダッ!
怜「た、助けて竜華!」
照「……さて、ではトイレに」
怜「ううっ……誰か、助けて……」
菫「何してるんだ? お前……」
照「……!?」
照「くっ……なんで分かったの菫。まさか、超能力……!?」
菫「違う。たまたまトイレに行った帰りに」
菫「練習試合に来た他校の生徒を肩に担いで歩くうちのエースを見つけただけだ」
菫「……あー、自分で言っていて頭が痛くなってきた。全く、どういう事なんだ一体……」
怜「ううっ……目が回る。やめて、そんなことせんといて……うちには竜華が……」グッタリ
照「大丈夫。私が竜華、今から良い事しよう」コソコソ
菫「やめい」
照「いたっ……すみません」
怜「竜華……竜華……」ウーンウーン
竜華「すみませんでした。本当、お世話になりました」
菫「いや、この件については確実にこちらに非があるから……すまないな本当」
淡「申し訳ありませんでした!」
菫「ほら、お前も」
照「……ムラムラしてやった。今は反省している」
怜「……本当に反省しとるんやろか?」
竜華「それでは、また。今度は大会で」
菫「ああ、今度こそちゃんと麻雀で勝負しよう」
竜華「ええ、楽しみにしてます。それじゃ、行こうか怜」
怜「せやな……そんならさいなら」
淡「さようなら、また」
照「……」
菫「どうした? 急に黙って……また変なこと考えていないだろうな?」
照「いや……」
照(あの竜華っていう子。面倒見がよくて、私の愛人にぴったり……)
菫「……?」
終わり
見てくれてありがとうございました。
次はもうちょっと面白いものを書けるように頑張ります。
それではおやすみなさい。
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