凛「私今日もギルガメッシュお兄様と遊ぶの!」 葵「あら」(117)


ギル「さぁリンよ、今日は何をして我と戯れるのだ?」

凛「私、お姫様ごっこしたい!」

ギル「良かろう、許す……では我が宝物庫から、至高の衣服を持ってこよう」ゴソゴソ

桜「あ、あの……私、派手な服は……」

ギル「サクラ、お前はこのドレスを着ろ……これは王である我の決定だ」

桜「…あ、ありがとう……可愛い///」ポッ



葵「仲良いわね」

時臣「ぐぬぬ……」

期待


ギル「―――さて、我が宝物庫から出した衣服を着たか?」

凛「わぁー…可愛いわね!桜!」

桜「うん……」

ギル「……ふむ、やはり王である我の目に狂いは無かったな」

ギル「中々に美しいではないか……サクラよ」ナデナデ

桜「あっ……///」

凛「あーっ!私は美しくないの!?」

ギル「くくッ、あっはっはっは!!そう案ずるな、リンも十分花を咲かしている」ナデナデ

凛「ほんと!?」


時臣「……英雄王よ、そろそろ聖杯戦争の準備を…」

ギル「たわけ!!」

時臣「―――ッ!」

ギル「王であるこの我に……時臣、意を述べるか?」

時臣「いえ……」


凛「ギルガメッシュお兄様!私、駄菓子屋行きたい!!」

桜「わ、私も行きたいです……」

ギル「なんだ、もうお姫様ごっこは飽きたのか?小腹が空いたのなら我が宝物庫から…」

凛「それじゃダメなの!桜と私とギルガメッシュお兄様で一緒に行くのー!」

ギル「……ふむ、まぁそれもいいだろう…さぁ、出掛ける準備をしてこい」

       |  __/ /      ヽ    \  \  ヽ! ト、
       | / / /       ヽ\\ __ \  ヽミミ!| ヽ
       | // 〃 l  |    |   | ! ><ヽミヽ\  ヽヾ.|!
       l// // .|  |  | | |   |メ|| >'T_ノ::|トミヾヽ丶l.|ヽ
      // //  |  |l l | | ||  | 川'^i::::;;;;::::}ヽ!|ヽ| ヽレi| ヽ
      // /!|  |l || L| |!||  | j/  ゞ‐'´/|| ヽレ川  _
      || / |.|  || |l'ヽレr‐、!、 |     ' 'く. /||  || | |/:::
      || | ヽ!   ||ハ| ハ:::;;;::} ヽ!      ヽ∠リ ||⌒ij::::::::: けりをつけてやる!
      || |  |   ||ヾ|\ ゞr', ,  `∠ノ   j /j|.ノ| l>':::::::::::      ポルナレフ!
      || |   ヽ. ||ヽ \ヽ-へ         /└レj /|| |:::::::::::::
      ヾ!  /ヽ|ヽ /|  | `゙''ー─ r─イ / / / }| |::::::::::::
        // /〈 /|   r‐‐'´::ト、.r// / / /|| .|ー‐イ
      //  /  /,.ィ´|  /::::::::::::(爪 ト/ / / /:::| 「 ̄|{
     / /∠彡ィ'///,ィ'  ./:::::::::///| | /‐}/ |:::::| |  ヽ
     / /彡/// |/ / |  /::::://L.jL!H .j __/:::::} |
   ,.イ / /  // / /レi /:://  |::::{|:「r'彡/ ∨ ハヽ
 /./|//  ,.イ/  / /| |/ |/ /     ト 、r'l/ /|`i、 / ヽヽー
( l/ メ/ /,ィ'||  〃|∧V /'´     |`ー、 {,ィl|ハ  ト、   ヾ!

ごめん誤爆


葵「……ごめんなさい、あの子達の我が儘を聞いてくれて」

ギル「なに…子供というのはあれくらいでないとな、張り合いが無いというものだ」

葵「……ふふっ、本当に王様なのね」

ギル「当然だ、天上天下にただ一人……人類最古の英雄王とは我の事だ」

葵「そうだったわね…それじゃ、いってらっしゃい」


凛「ギルガメッシュお兄様ー!早くー!」

ギル「ク、フハハハハッ!!そう急かすなリンよ、時間はまだまだある!!」

桜「お菓子……」


凛「桜!駄菓子屋まで競争よ!!」

桜「え?待っ……」

凛「よーい、ドン!!」

ギル「……まったく、子供というのは何時の時代も横溢よ」


凛「はぁ…はぁ……あともうちょっ―――!」タッタッタッ

ドテッ

DQN「ッ…おい!!てめえ誰に当たってんだよ!!」

DQN2「先輩wwwwwwww相手子供っスよwwwwwwwww」

DQN「ああん?女だろうが子供だろうが関係ねえだろ!詫び入れろや!!」

凛「なによ!!アンタなんてちっとも怖くないんだから!!」


桜「はぁっ……はぁっ……あ、お姉ちゃん……」


DQN「あぁ?今なら謝るだけで許してやるぞ?」

凛「だ、誰がアンタなんかに謝るのよ!!スゥー…遠坂家は如何なる時も余裕をもって優雅たれ、よ?」

凛「ふんっ」

DQN「こんの…糞ガキ……!」


桜「ど、どうしよう……悪い人達とお話してる……」オロオロ

桜「ギルガメッシュお兄様に知らせないと……!」タッタッタッ

【速報】DQNが貫通

あれ?別にDQN悪くなくね?

>>44
確かに
DQN「ぶつかったんだから謝れよ」

凛「あんたなんか怖くないんだから!」

DQN「いやそうじゃなくて謝れば許るよ?」

凛「誰が謝るもんですか!」

凛ちゃん・・・


DQN「あ……おい見ろよ、こいつ足が震えてやがるぞ」

凛「な、なに?早くどっか行きなさいよ」

DQN「うっせえっ!!」パチン!

凛「痛っ!!」

DQN2「ちょwwwwwwww子供に手を出すのはまずいっスよwwwwwwwwwww」

凛「う、うぅ……遠坂家は如何なる時も余裕をもって優雅たれ……グズッ」

DQN「こいつ、泣いてるぞwwwwwwwwwwwwww」


ギル「サクラが慌てて駆けつけてきたと思ったら……なるほど、こういう事か」


ギル「おい、そこの雑種」

DQN「……は?なんだよお前」

凛「あっ、ギルガメッシュお兄様!!」

ギル「まったく……大方、走っていたリンが貴様にぶつかったのであろう?」

凛「お兄様、やっちゃって!!」

ギル「―――凛、雑種らに謝罪をしろ」

凛「……え?」

ギル「リン……お前もぶつかった時に何か一言云うべきでは無かったか?」

凛「そ、それは……」

ギル「……」ギロッ

凛「あっ……その、ごめん…なさい」

我様・・・・ふぅ


DQN「あぁ!?土下座に決まってんだろ!!」

DQN2「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ギル「……良く出来たな、その志を忘れるな」ナデナデ

凛「あっ…」

ギル「さて――――雑種共ッ!!リンの頬が赤く腫れあがっている…まさかとは思うが…」

バビローン

ギル「子供に手を出したわけじゃないだろうな……?」

ギル「貴様らのような雑種共がリンの顔に触れた事」

ギル「そして、このような無駄な時間を王であるこの我に使った罰……万死に値するぞ!雑種ッ!!」

えーただいま入ったニュースによりますと男子高校生2名が無残な遺体の姿で見つかった模様です。どちらの遺体も何かで何度も貫いたような傷があり...

長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいました!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです(正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸れたのか、それは人それぞれだと思います。
少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちになってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にありがとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします!ではこれにて。
皆さんお疲れ様でした!

>>72
黙れクズ

まさか俺に安価付く時が来るとわ


凛「桜!どれ買う?」

桜「えっと……私は……」

ギル「まったく、道化師から薦められた練り飴という物は……なかなかどうして」


凛「お母様!ただいま!!」

桜「た、ただいまもどりました……」

葵「あら、おかえりなさい……ちゃんと良い子にしてた?」

凛「あっ…それは……」

ギル「なにを躊躇している?リン、お前はとても良い子だったぞ―――王である我が保障しよう」

葵「あら、偉いわね」ナデナデ

桜「わ、私も……」


凛「それでね、お父様!ギルガメッシュお兄様が剣とか槍とかをびゅーんって―――」

時臣「……そうか、凛、ちゃんと王に謝礼はできたか?」

凛「はいっ!」

時臣(……魔力の消費があったと思ったら……英雄王め)

桜「……」ネリネリ

桜「あ……」ボトッ

ギル「……ほら、そう涙目になるでない…我が練った練り飴を舐めて良いぞ」

桜「……いいの?」

ギル「王であるこの我の慈悲だ、心して練り飴を舐めるが良い」ナデナデ

桜「ありがと……///」


ギル「さて、そろそろ我は部屋に戻るとしよう」

時臣「―――英雄王、明日こそは聖杯戦争の準備を…」

ギル「たわけ!!」

時臣「ですが!!英雄王!!!」

ギル「口答えをするかァ!!時臣ィ!!!」

時臣「あぁ!!!英雄王!!!」



葵「あら、またやってるわね……ほんと、仲が良いわね」フフッ




とても面白かった


もしかしてキャスター組のお好み焼きの人?

>>106
YES

あああれか。キャスターが死ぬ前の日の奴

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