響「うぎゃー!いぬ美が女の子になっちゃったぞー!」貴音「はて…」 (9)

貴音「いぬ美はもともと雌ではなかったのですか?」

響「そ、そういうことじゃないの!いぬ美は雌犬だけどそういうことを言ってるんじゃないんだ!」

貴音「はて…響の言うことはいつも面妖ですが今日は一際わかりませんね…」

響「とにかく見ればわかるぞ!いぬ美!入ってくるんだ!」

いぬ美「わん!」

貴音「おや…始めてお会いする方ですね。初めまして、四条貴音と申します。お名前を伺ってもよろしいですか?」

いぬ美「わん!」

貴音「わん?…日本の方ではないのですね。響、わん殿はなぜ裸なのでしょう?」

響「うーがー!違うの!これはいぬ美なんだよー!」

貴音「…?」

響「いぬ美が人間の女の子になっちゃったのー!」

貴音「…ああ、それで先ほどの言葉につながるのですね…何と!」

響「驚くのが遅いぞ…」

貴音「面妖な…響、なぜこのような事態に陥ってしまったのです?」

響「それが…ピヨ子にもらったパンをいぬ美にあげたら…」

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