一夏「お前らいい加減にしろよ!」(14)
箒「なっ……!」
鈴「何がよ!」
一夏「何がじゃねーよ。お前らってほんと自分勝手だよな。俺のこと
何だと思ってんだよ!」
シャル「い、一夏は一夏だよ!」
セシリア「何が自分勝手ですの!?」
ラウラ「一夏は私の嫁だからな。嫁をどうしようと夫である私の勝手だ。」
一夏「俺が他の女の子と楽しく話してたり、遊んでたら殴られたりグチグチ言われる……
お前らろくな人間じゃないよな!」
鈴「ろくでなしはあんたじゃない!」
一夏「何でだよ!」
箒「お前が悪いんだろ!」
セシリア「そうですわよ!」
一夏「他の子と話してただけで……はぁ、馬鹿じゃねえのか。」
ラウラ「嫁でありながら他の女とイチャイチャするなど許せん!」
一夏「ラウラは分かったよ。お前らは何? 俺が他の子と楽しんでるのが
気に入らない? その理由を言ってくれ。」
シャル「(だって僕は一夏のことが……ゴニョゴニョ・・・・・・だから……他の子と仲良くしてたら……)」
鈴「り、理由は……その……他の女にデレデレしてるから見ててイライラするのよ!」
箒「そうだ! 恥ずかしくないのか!」
セシリア「もっとわたくしといっぱい楽しいこと話してください!」
一夏「俺が誰かと付き合ってて、その彼女を放置して他の子とデレデレしてたとする。
それなら言われても仕方ないさ。だけどさ、お前らとは付き合ってないんだぜ?」
箒鈴セシ「「「「う……」」」」
ラウラ「当然だ、一夏と私は夫婦だからな。」
シャル「(うぜぇんだよチビ……ナチスのくせに……)」
鈴「(絶壁チビ絶壁チビ絶壁チビ絶壁チビ 私もだけどラウラほどじゃないもん……」
セシリア「(一夏さんはわたくしのこと嫌いなのでしょうか……)」グスン
箒「(うぅ、一夏ぁ……)」
>>1
続き
一夏「お前らさ……」
箒「(一夏は私の大切な……)」
鈴「(……一夏……私のことただの幼馴染とか思ってなのかな……)」
セシリア「(一夏さんはとてもかっこよくて……凛々しくて)」
シャル「(一夏は僕が生まれてはじめて好きになった……)」
ラウラ「(嫁ぇ)」
一夏「俺のこと好きなんだろ?」
一同「!?」
一夏「そうなんだろ?」
一同「(あの鈍感な一夏{さん}が!?)」
一夏「最初は分からなかったさ。難聴とか鈍感とか思ってただろうけどいい加減気づいたさ。みんな俺のことすきなんだなって。最近の“え? 何だって?”はわざとだよ。」
>>1
続き
シャル「じ、じゃあ一夏は誰が好きなの!?」
箒「おい、シャルロット!」
鈴「ちょ! ずるいわよ!」
セシリア「もちろんわたくしですわよね!?」
ラウラ「ふん。私の勝ちだな。」
一夏「・・・・・・」
シャル「ど、どうしたの?」
一夏「・・・・・・俺が誰かを好きって言ったらさ・・・・・・」
一同「・・・・・・」ドキドキ
一夏「絶対揉め事になるだろ?」
一夏「誰か一人を選んで選ばれなかった奴は怒ったり、なんでわたしじゃないとか・・・・・・」
一同「う・・・・・・」
一夏「誰かをはっきり決めたのに結局責められる・・・・・・だからだよ。だから今までうやむやにしてきたんだよ。
それもそれで悪いかと思ってるけどさ。」
一同「・・・・・・」
一夏「優柔不断で文句言われる・・・・・・ならまぁ仕方ない。だけど、ハッキリしたらしたらでまた不公平とか言われる・・・・・・
ほんと勘弁してくれよな・・・・・・」
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