八幡「俺の周りがこんなに病んでる訳がない」 (4)

雪ノ下「ねえ、比企谷君」

八幡「なんだ?」

雪ノ下「由比ヶ浜さんは?」

八幡「教室の掃除だ。少し遅れるそうだ」

雪ノ下「そう……じゃあそれまで二人きりね」

八幡「んだよ。嫌なら帰るが……」

雪ノ下「いえ、そういう事じゃないわ。ただ、二人きりだと思い出すわね、最初の頃を」

八幡「そうだな。つっても直ぐに由比ヶ浜が入ってきたじゃねえか」

雪ノ下「ええ。彼女が直ぐに入ってきたわ」

雪ノ下「そう、彼女が入ってから……それまでは、あなたと二人きりだったのに。彼女が、入ったから……彼女が入らなければ」ブツブツ

八幡「……」

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