不思議図書館
みゆき「おっはよーみんな!今日も元気に・・・って」
『もっと熱くなれよ・・・熱い血燃やしてけよ!!人間、熱くなったときが・・・本当の自分に出会えるんだ!だからこそ!もっと!!熱くなれよ!!!』
あかね「う~ん、やっぱええこと言うわぁ~!」
なお「そうだね、勇気が湧いてくるよ!」
みゆき「何してるの?」
あかね「お、みゆき!おはよーさん」
なお「おはようみゆきちゃん」
みゆき「おはようあかねちゃん、なおちゃん!それよりどうしたの?2人でパソコンなんて覗き込んで・・・それにさっきの暑苦しい声は・・・?」
あかね「へ?みゆき、松岡修造知らんの!?」
みゆき「松岡修造・・・?」
みゆき「だ、誰・・・?ていうかここパソコン使えたの!?」
れいか「ポップさんが備え付けてくれたんですよ」
やよい「色々と便利だろうって」
みゆき「あ、2人ともおはよー!」
キャンディ「クル~!キャンディも使ってみたいクル!」
あかね「ちょい待ち!今ええとこなんや・・・」
みゆき「ねぇねぇ、その松岡修造って?」
やよい「テレビによく出てるけど、見たことない?」
なお「日本を代表するプロのテニスプレーヤーだよ!元、だけどね」
みゆき「テニス?」
れいか「それも、イギリスで開催されるテニスの国際大会・ウィンブルドン選手権でベスト8にまで勝ち上った過去を持つ実力者です
プロ引退後もテニス界を盛り上げるため様々な場面で活動しており、特にジュニアの指導・育成に力を入れています」
みゆき「へ~!すっご~い!」
なお「あたしは今のれいかがすごいと思ったよ・・・」
あかね「さっすがれいか、予習はバッチシやな!」
れいか「え、ええ・・・楽しみでしたので・・・」
みゆき「楽しみ?何が?」
やよい「ええっ!?明日の講演会のこと忘れちゃったの!?」
なお「その修造さんがうちの学校にきて話をしてくれるんだよ!」
みゆき「こ、講演会!?」
れいか「ずっと前から何度も連絡してあったはずですが・・・」
みゆき「講演会・・・講演会・・・あっ!」
れいか「思い出しましたか?」
みゆき「それで明日の数学の授業は潰れるんだった!ウルトラハッピー!!」
あかね「そこかーい!!」
みゆき「そっか!その講演会でお話してくれるのが松岡修造さんなんだね!」
あかね「せやせや!うちなんてもう楽しみで楽しみで仕方ないわぁ!」
なお「あたしも楽しみだな!」
みゆき「へぇ~2人ともそんなに好きなんだ・・・どんな人なの?」
キャンディ「キャンディも知らないクル」
あかね「ほんならこのサイトを見れば一発でわかるで!」
みゆき「松岡修造オフィシャルサイト・・・『心の声に聞け!』!?」
キャンディ「クル!?」
みゆき「この人が修造さんか・・・なんだか男前だね!」
あかね「中身はもっとすごいで!」
やよい「た、確かに・・・」
みゆき「?」
なお「応援メッセージを聞いてもらえばいいんじゃない?」
みゆき「応援メッセージ?もしかしてさっき聞いてたヤツ?」
あかね「せや。いくで~」
みゆき「ん~?」
キャンディ「クル~?」
修造『・・・頑張れ頑張れ出来る出来る絶対出来る頑張れもっとやれるってやれる気持ちの問題だ頑張れ頑張れそこだ
そこで諦めるな絶対に頑張れ積極的にポジティブに頑張れ頑張れ北京だって頑張ってるんだから!!!』
みゆき「」
キャンディ「」
あかね「お、おーい・・・大丈夫か?」
みゆき「ハッ・・・あまりの衝撃に気を失ってた・・・」
キャンディ「クル・・・怖い人クル・・・」
なお「でも熱い思いが伝わってくるでしょ?」
やよい「それにバラエティー番組にもよく出てる面白い人なんだよ?」
みゆき「なるほど・・・」
あかね「ちなみにみゆきが気に入りそうなメッセージもあんで!」
みゆき「わたしが気に入りそうな?どんなの?」
修造『気にすんなよ・・・くよくよすんなよ・・・大丈夫!どうにかなるって!ドント・ウォーリー、ビー・ハッピー』
みゆき「おおっ!」
キャンディ「クル~!」
みゆき「熱くて優しくていい人そう!でも何でそんな有名人がわたしたちの学校に?」
なお「もうすぐ中総体が始まるでしょ?」
れいか「それで全国の部活が盛んな学校を訪問して回っているそうです」
みゆき「す、すごいね・・・」
キャンディ「熱いクル~!」
あかね「なんやキャンディ、結局気に入ったんか?」
キャンディ「キャンディも熱くなるクル!プリキュア、もっと熱くなりクル~!!」
あかね「あはは、大丈夫やって!うちらこれまで負けなしやん!?」
なお「そうだね、プリキュアで忙しくなった生活にも慣れてきたし」
やよい「わたしたち頑張ってるよね!」
れいか「確かに右も左もわからなかったころに比べると強くなったのを感じます」
キャンディ「そりなら安心クル!」
みゆき「でもこのサイトを見てたら何だか無性に体を動かしたくなっちゃったよ!」
あかね「今日は講演会の準備で部活も休みやしな・・・」
なお「ならあたしのトレーニングに付き合わない?」
やよい「な、なおちゃんのトレーニング・・・」
なお「大丈夫大丈夫!軽く流すだけだからさ!大会前に怪我しちゃマズいしね」
みゆき「よーしやってみようかな!」
なお「そう来なくっちゃ!それじゃあ早速・・・」グー・・・
れいか「なお、お腹が・・・」
なお「あっはは・・・」
あかね「ほんならうちに行かへん?腹が減っては戦はできぬ言うしな!」
なお「賛成!」
あかね「あ、でも今日はなんや特別なお客さんが来る言うてたな・・・」
やよい「特別なお客さん?」
あかね「ま、大丈夫やろ!暇ならみんな連れてきって言うてたし」
みゆき「誰だろ?」
修造『なんとなく生きてるんじゃないですか?迷ってるんじゃないですか!?』
みゆき(それにしても熱いサイトだなぁ・・・)カチカチ
みゆき(・・・ん?)カチカチ
『すべてを変えたいあたなに』
みゆき「本気になったら・・・すべてが変わる・・・?」
あかね「みゆき~?行くで~?」
みゆき「あ、うん!今行くよ!」
バッドエンド王国
アカオーニ「ぐるぐるかき混ぜるオニ~!」
ウルフルン「くそっ何で俺様がこんなことを・・・」
マジョリーナ「黙って薬の調合を手伝うだわさ!丸一日思いっきりかき混ぜないといけないんだわさ!」
ウルフルン「自分でやれよっ!」
マジョリーナ「年寄りにはきついんだわさ・・・ほーら本気でやれだわさー!」
ウルフルン「こんなときだけ年寄りぶりやがって・・・」
ジョーカー「おやおや皆さぁん!今日も仲睦まじいことで!」
ウルフルン「あ?何だジョーカーか」
ジョーカー「皆さんのお陰でぇ!悪の皇帝ピエーロ様を蘇らせる準備は着々と進んでおりまぁ~す!」
アカオーニ「当然オニ!」
ジョーカー「しかし?未だにプリキュアにはてこずっているようですね・・・?」
マジョリーナ「・・・何が言いたいんだわさ?」
ジョーカー「そろそろ皆さんの本気を見せて頂きたいのです・・・」
ウルフルン「本気だぁ・・・?」
ジョーカー「そうです、本気です」
ウルフルン「ちっ・・・どいつもこいつも本気本気ってうるせぇな・・・あんな奴ら本気を出すまでもないぜ!」
ジョーカー「それは頼もしい限りですぅっ!!」
ショーカー「では頑張ってください皆さぁ~ん!!10度目の正直・・・いや、20度目の正直ですか?数え切れませんね・・・
・・・期待してますよぉ?」バシュン
ウルフルン「あの野郎・・・」ギリッ
マジョリーナ「手を休めるなだわさ!」
ウルフルン「うるせぇ!やればいいんだろやれば!」
商店街
やよい「あ、見えてきた!」
れいか「店の周りに人だかりが・・・大盛況のようですね」
なお「う~ん外までいい匂い・・・」
みゆき「ん?何か聞こえるよ?」
『ほら見てよ。ジュージューいってる!あっついよねぇ~!力強いよねぇ~!!』
あかね「なんや、うっさい客が来てるみたいやな・・・いい迷惑やで」
なお「それより早く入ろうよ!待ちきれないよ!」
あかね「それもそーやな・・・おーい父ちゃーん!友達連れてきたで~!」ガラッ
修造「今日からお前は・・・」クルッ
あかね「ん?」
修造「お好み焼きだ!!」ビシッ
あかね「・・・へ?」
修造「あらっ?」
みゆき「し、修造さん!!?」
やよい「な、何であかねちゃんちに!?」
修造「君たちは?」
あかね父「修造、長女のあかねや」
修造「君が!大きくなった!!握手だ!!」ガシッ
あかね「はぁ・・・どうも・・・って昔会ったことあるん!?2人は知り合いだったん!?突っ込み切れんわ!!」
修造「元気いっぱい!いいね!!」
あかね父「驚いたか・・・実は修造はワイの古い友人なんや!」
修造「君の親父さんのお好み焼きのお陰でウィンブルドンも戦い抜けた!!友情に乾杯!!」
あかね「ホンマかいな・・・」
修造「こちらのお嬢さんたちは!」
あかね「うちの・・・あー・・・わたしの友達です・・・」
修造「いつも通りの話し方でいいぞ!では改めましてわたくし松岡修造です!!よろしく!!」
みゆき「わたし星空みゆきです!」
やよい「き、黄瀬やよいです」
なお「緑川なおです!」
れいか「青木れいかと申します」
あかね「一応うちも・・・日野あかねです」
修造「みんなかわいくてしっかりしてる!!将来が楽しみだ!!」
ザワザワ・・・
あかね父「おっと・・・修造効果で混んできたな・・・」
修造「よし、ちょっと外で話そうか!」
あかね「うちも手伝わなくてええの?」
修造「あかねちゃん偉い!!これが親子愛ですよ!!」
あかね父「ここは父ちゃんに任しとき・・・ほら、これ持ってき!外で食べ!」
あかね「おーきに!ほな行ってくるでー!」
修造「グッドラック!!」
公園
修造「君たち、七色ヶ丘中学校の生徒だったのか!!」
なお「あひはのほうへん、はほひみにひてはふ!」モグモグ
れいか「なお、お行儀が悪いですよ」
修造「いいからいいから!どんどん食べて!食いしん坊、万歳!!」
キャンディ(クル・・・お腹すいたクル・・・)グー・・・
やよい「相変わらず美味しいね、あかねちゃんちのお好み焼き!」
あかね「まっそれほどでも・・・あるでぇ?」
みゆき「ほっぺたが落ちちゃいそう・・・(ってちょっとキャンディ!?)」
キャンディ(キャンディも食べたいクル!)モゾモゾ
みゆき(で、出てきちゃだめだってキャンディ!)
修造「ん!?」
5人(ギクッ・・・)
修造「今・・・その人形動いたよね!!?」
みゆき「え!?そ、そんなまさかぁ・・・」
あかね「ね、熱気で蜃気楼でも見たんちゃう?」
修造「僕の目はごまかせない!!まさかこれは・・・」
キャンディ(ク、クル・・・)
修造「自分で動く最新型の人形!!」
みゆき「えっ・・・そ、そうなんですよ!かわいいですよねっ!」
4人(ほっ・・・)
修造「技術の進歩はすごい!!まるで生きてるようだ!!ほーらあーん・・・」
キャンディ「あ~んクル~!」パクッ
5人「!?」
キャンディ「クル~!美味しいクr・・・ハッ・・・」
修造「」
みゆき「え、え~っと!い、今のはですね・・・」
れいか「・・・食べ物を近づけるとセンサーが反応して食べてくれる仕組みなんですよ」
なお(れいか、ナイスフォロー!)
修造「・・・・・・」
修造「僕の目を見てください」スッ
キャンディ(ク、クル!?)
修造「自分が人形なのか・・・そうでないのか。はっきり言って下さい」ジッ
キャンディ(ク、クル・・・)
修造「ちゃんと・・・言えよ!!!」
キャンディ「ク、クル~!!キャンディ人形さんだクル~!!」
修造「人形が話かけんじゃねぇよ!!!」
キャンディ「クル!?」
やよい「ば、ばれちゃった!?」
あかね「アホや!!」
修造「伝説の戦士・・・プリキュア!?」
みゆき「そうなんです・・・この子はメルヘンランドの妖精の・・・」
キャンディ「キャンディクル・・・」ゲッソリ
修造「それで、この子の世界と地球の未来を守るために戦っていると・・・」
やよい「はい!スーパーヒーローなんです!」
修造「でも君たちみたいな中学生が!?大丈夫なの!?」
あかね「それなら心配いらへん!さっきも話しとったんやけど、うちら負けなしやし!」
なお「こう見えてけっこう強いんだよ!」
れいか「プリキュアになると超人的な力が出せるんです」
やよい「なんたってスーパーヒーローだもん!」
修造「・・・・・・」
みゆき(・・・?)
修造「・・・そうか!!素晴らしい!!何だか熱くなってきた!!」
れいか「このことは内密にお願いしますね・・・」
修造「もちろんだ!!何か手伝えることはないか!?何でも言ってくれ!!すぐやっちゃうから!!」
あかね「気持ちはありがたいんやけど・・・」
なお「あ、それならちょっとあたしたちを鍛えてくれませんか?」
みゆき「ええっ!?」
なお「ちょうど修造さんのことを話していて、体を動かしたいなって思ってたんですよ!」
あかね「お、それええな!」
れいか「確かにプロのテニスプレーヤーに教えを請うことが出来る機会なんてそうありません・・・」
修造「・・・・・・」
修造「・・・よしわかった!!修造キャンプ!!開幕だ!!」
やよい「ほ、ホントにやるの!?」
修造「ただし!!・・・1つ条件があります」
みゆき「条件?」
修造「僕は本気でみなさんを教えたいと思います。だから、君たちそれぞれの本気で応えてください」
みゆき「本気・・・」
あかね「そんなの簡単や!やったるで!」
なお「よし!」
やよい「み、みんながやるなら・・・わたしも・・・!」
れいか「ご指導、よろしくお願いします」
修造「よし!!じゃあまずテニスの基本からいくぞ!!!」
キャンディ「みんな頑張るクル~!!」
修造「君もやるんだよ!!」
キャンディ「クル!?」
数時間後
なお「はぁ・・・はぁ・・・」
あかね「ぜぇ・・・ぜぇ・・・」
れいか「くっ・・・」
やよい「」チーン
みゆき「な、なぜ・・・」
修造「どうしてそこでやめるんだそこで!!ダメダメダメダメ諦めたら!!メルヘンランドのこと思えよ応援してる妖精たちのこと思ってみろって!!」
みゆき「なぜこんなことにぃ!?」
修造「次いくぞ!!」
みゆき「は、はひ・・・」
修造「声を出せっつってんだ声を!!!」
みゆき「はいぃ!!!」
修造「次はこっちだ!!」パコン
みゆき「はい!!」パコン
修造「まだまだ終わらないぞ!!」パコン
あかね「鬼や・・・鬼コーチや!」
なお「これは・・・きついね・・・」
れいか「やよいさん・・・やよいさん・・・!」
やよい「」チーン
修造「君の本気を見せてみろよ!!」パコン
みゆき(も、もう限界・・・)
修造「ほら走って!!追い付けるよ!!」パコン
みゆき(・・・!)
みゆき(駄目だ・・・あれは届かないや・・・)フッ・・・
修造「・・・!!」
スカッ
みゆき「きゃあ!?」ドテッ
あかね「あー惜しい!」
なお「みゆきちゃん大丈夫!?」
修造「・・・・・・」
みゆき(ギ、ギク・・・)
修造「・・・今日はここまでにしよう!!みんなよく頑張った!!」
みゆき(ほっ・・・)
あかね「だーっ!疲れたわー!!」
れいか「やよいさん・・・あなたとの思い出・・・忘れませんっ・・・」
やよい「死んでないよぉ!」ガバッ
あかね『(こんなにきっついなんて聞いてへんで・・・おわっ!?)』
やよい『(無理!!こんなの無理だよぉ!!・・・きゃっ!?)』
なお『(試合前に怪我したら大変だ・・・少し抑えて・・・うわっ!?)』
れいか『(このままではもちません・・・ペース配分を考えて・・・あっ!?)』
修造「・・・・・・」
あかね「み、水ぅ・・・」
なお「あ、あっちに・・・水のみ場が・・・」
れいか「立てますか、やよいさん・・・行きましょう・・・」
やよい「あ、ありがと・・・」
キャンディ「クル・・・みゆき、大丈夫クル?」
みゆき「えへへ・・・」
修造「ちょっといい?」
みゆき「あ、はい!(何だろ・・・)」
修造「君がプリキュアのリーダーかな?」
みゆき「え!?リ、リーダー!?どうかな・・・それなられいかちゃんの方がふさわしいような・・・」
キャンディ「でもみゆきが最初のプリキュアクル?」
みゆき「そうだけど・・・」
修造「じゃあみゆきちゃん・・・言っておきたいことがあります」
修造「・・・このままだと、プリキュアは駄目になります」
みゆき「え・・・」
キャンディ「ク、クル!?どうしてクル!?」
修造「それは明日の僕の講演を聞いてみてください」
みゆき「は、はぁ・・・」
5人「今日はありがとうございました!!」
修造「明日の講演、必ず聞いてね!!また会おう!!」
あかね「今日は疲れたわぁ・・・」
やよい「疲れた、で済まないよ・・・」
なお「そうだね・・・」
れいか「でも全くの素人だったわたしたちが一日であれだけ上達したことを考えると・・・やはり彼はプレーヤーとしてだけでなく、指導者としても一流なのでしょう・・・」
あかね「たしかに・・・でも運動のできるやよいは違和感あるわ!」
やよい「もー!あかねちゃん!」
なお「あはは・・・あれ?みゆきちゃん?」
みゆき「・・・えっ?あ・・・そだね?」
やよい「うー!みんなひどいよぉ!」
みゆき(修造さんの言葉・・・どういう意味なんだろ・・・)
次の日
佐々木「それでは廊下に二列で並び、校庭へ移動してください」
あかね「何で外なんや・・・体育館でええやろ」
れいか「修造さんが『是非太陽の下で!!』とおっしゃったそうです」
やよい「熱いね・・・」
なお「あ、屋上から弾幕が降りてるよ!」
みゆき「講演内容・・・『夢と本気』・・・?」
ウルフルン「ったく・・・ジョーカーとマジョリーナのせいで昨日はよく眠れなかったぜ・・・!何が本気だ・・・!」
ウルフルン「・・・ん?何だぁ?ありゃ」
れいか「・・・それでは松岡修造さんをお呼びします。拍手でお迎えください」
修造「よろしく!!!」
パチパチパチパチ
れいか「それではよろしくお願いします」
修造「・・・・・・」
修造「突然ですが・・・みなさんには夢はありますか」
修造「それを叶えるために。本気で生きていますか」
ウルフルン「何だぁ?あの男・・・本気で生きろたぁ気に入らねぇ!」
ウルフルン「こんな講演ぶち壊してやるぜぇ!」
ウルフルン「世界よ!最悪の結末、バッドエンドに染まれ!白紙の未来を黒く塗りつぶすのだ!!」
5人「!!」
みゆき「これは・・・!」
キャンディ「ウルフルンクル!!」
ウルフルン「ウルッフッフッフ・・・人間どもの発したバッドエナジーが・・・悪の皇帝ピエーロ様を蘇らせていくのだ!!」
生徒「もう駄目だ・・・」
生徒「本気なんてわからないよ・・・」
生徒「暑苦しい・・・」
ウルフルン「ウルッフッフッフ・・・いい様だぜ!!なーにが本気だ!!人生適当にやってりゃいいんだよ!!」
あかね「何やて!?」
やよい「そんなことないよ!」
ウルフルン「ハッ!だったらその男を見てみろ!さっきまで本気本気と騒いでおきながら・・・」
修造「世間はさぁ・・・冷てぇよな・・・」ガックリ
ウルフルン「他の奴らと同じように絶望してんじゃねぇか!!ウルッフッフ・・・」
修造「・・・と言うと思ってるそこのあなた」
ウルフルン「・・・は?」
修造「そんなわけねぇじゃん!!!」
ウルフルン「何ぃ!?」
ウルフルン「馬鹿な・・・こいつの中にはバッドエナジーがねぇってのか!?」
みゆき「流石修造さん!!」
修造「あいつが昨日言っていたバッドエンド王国の悪者か!!」
なお「そうなんだ!修造さんは下がってて!」
れいか「キャンディをお願いします!」
修造「わかった!!みんな頑張れ!!」
キャンディ「変身クルー!!」
レディ?
5人「プリキュア!スマイルチャージ!!」
修造「始まるぞっ!!!」
ゴー!
修造「こちらメインスタジアムの松岡です」
ハッピー「きらきら輝く、未来の光!キュアハッピー!!」
修造「希望の未来!!輝いてるよねぇ~!!」
サニー「太陽サンサン、熱血パワー!キュアサニー!!」
修造「熱血万歳!!最高だ!!次いってみよう!!」
ピース「ぴかぴかぴかりん、じゃんけん」
修造「ちょっと待ってください」
ピース「えっ」
修造「君だけ気合いが足りない!!もっと自分をさらけ出していこうよ!!変われるよっ!!」
ピース「で、でも」
修造「出来ないって言わない!!」
ピース「ひぇっ」
修造「今回は僕が協力します・・・これでいこう!!」
ピース「よ、よくわからないですけど・・・じゃあそれで・・・」
修造「じゃあサニーからもう一回!!」
サニー「ええっ!?・・・た、太陽サンサン、熱血パワー!キュアサニー!!」
修造「よし!!いける!!自分を超えろ!!」
ピース「動くこと、雷霆の如し・・・キュアサンダー!!」
サニー「渋っ!!しかも名前まで変わっとるやん!!」
修造「細かいことは気にしない!!さぁいこう!!」
マーチ「勇気凛々、直球勝負!キュアマーチ!!」
修造「直球勝負!!いい言葉だ!!正々堂々戦おう!!」
ビューティ「深々と降り積もる、清き心・・・キュアビューティ!!」
修造「心の根ですよ!!本当の美しさはぁ・・・心の美しさなんだよ!!見た目で判断すんじゃねーよ!!」
5人「5つの光が導く未来!!」
修造「導かれます!!見てよ!!」
5人「輝け!スマイルプリキュア!!」
修造「おおー!!」パチパチパチ
サニー「ぐだぐだやー!!」
ウルフルン「騒々しい奴らだ・・・出でよ!アカンベェ!!」
テニスラケット×3<ギュワン!
アカンベェ「あかんべぇ~!!」
ピース「ラケットが頭と両手に!?」
ウルフルン「いけ!アカンベェ!」
アカンベェ「あかん・・・」シュッ
サニー「何や!?口からボールを空に打ち上げた!?」
修造「!!」
ハッピー「よーし!先手必勝だよ!」ダッ
修造「危ない!!あれは・・・トスアップだ!!」
ハッピー「え!?」
アカンベェ「べぇっ!!」バコン
ハッピー「きゃぁあああ!!」ズガン
マーチ「ハッピー!!」
ビューティ「なるほど・・・今のはテニスのサーブですね・・・!」
ハッピー「く・・・この威力・・・!」
ウルフルン「ウルッフッフッフ!今日はいつもより多くバッドエナジーを集められて調子がいいぜぇ!!」
ピース「! 全校生徒分だから・・・!?」
サニー「そっちがテニスなら・・・!マーチ!いくで!」
マーチ「オッケー!!」
サニー「プリキュア!サニー・・・ファイヤーーーーッ!!」
マーチ「プリキュア!マーチ・・・シュートーーーーッ!!」
ゴォッ ゴォッ
ウルフルン「ハッ!あかんべぇ!!」
アカンベェ「あかん・・・」グッ
修造「!! ピース!!ビューティ!!」
ピース・ビューティ「え!?」
アカンベェ「べぇっ・・・べぇっ!!」バコンッバコンッ
ピース・ビューティ「きゃぁあああああ!!?」ドゴンッドゴンッ
サニー「は、跳ね返されてもうた・・・!?」ガクッ
マーチ「ピース!ビューティ!くっ・・・ち、力が・・・」ガクッ
修造「ボレー・・・!!」
サニー「何でや・・・いつも通りやのに・・・!」
ピース「ピンチだよ・・・!」
ウルフルン「アカンベェ!片付けろ!」
アカンベェ「あかん・・・べぇ!」バコン
ハッピー「みんな・・・!」
ハッピー「はぁーーっ!!」バシッ
マーチ「ハッピー・・・!」
アカンベェ「べぇっ!べぇっ!べぇっ!」バコンバコンバコンッ
ハッピー「だぁーーーーっ!!」バシバシバシッ
ウルフルン「しぶとい奴だ・・・ならこいつはどうだ?アカンベェ!」
アカンベェ「あかん・・・べぇっ!!」バシッ
ハッピー「何度でも蹴り返して・・・」
ウルフルン「・・・その打球、消えるぜ」
ハッピー「!?」
フッ
ハッピー「な・・・きゃぁあああああ!?」ズガン
ビューティ「ハッピー!?」
ハッピー「う・・・!」ガクッ
サニー「ハ、ハッピー・・・!」
ウルフルン「ウルッフッフッフ!!文字通り消える魔球だ!!」
アカンベェ「あっかんべぇ~!!」
ピース「そ、そんな・・・」
マーチ「く・・・」
ビューティ「み、みなさん・・・」
マーチ「まずい・・・!」
ビューティ「今日の彼らは・・・一味違います・・・!」
ウルフルン「ウルッフッフッフ!!止めだアカンベェ!!」
ハッピー「うぅ・・・!」
5人(も、もう・・・だ・・・)
「諦めんなよ・・・」
ウルフルン「・・・あ?」
修造「諦めんなよお前!!!」
5人「!?」
ハッピー「修造さん・・・!?」
修造「・・・ではここで講演を始めたいと思います」スッ
サニー「はぁ!?」
ピース「い、今ここで!?」
ウルフルン「おいおい俺様を無視s」
修造「黙って聞いてろよ!!!」
ウルフルン「!?」
修造「・・・みなさんには夢はありますか」
修造「それを叶えるために。本気で生きていますか」
修造「夢っていうのは・・・宇宙飛行士になりたいとか!一流のパティシエになりたいとか!そんな大きなものじゃなくてもいいんだよ!!」
修造「テストで100点取るとか!給食残さず食べるとか!そんな小さな目標だっていいよ!!」
修造「まだ夢がない人は!夢を見つけることを夢にしたっていいよ!!」
修造「でもなぁ!どんなものでもそれを達成するには!!本気にならなくちゃいけねぇんだよ!!!」
みゆき「本気に・・・」
生徒「・・・・・・」
修造「俺には夢があるよ?テニスの素晴らしさを色んな人に知ってもらいたい!!スポーツを通して未来の日本を!世界を担う子どもたちを育てたい!!」
修造「その夢を達成するために!!一所懸命!!本気で生きてるんだよ!!」
修造「だから俺は毎日楽しいよ!!なんとなく生きてちゃ駄目だ!!今の自分に満足しちゃ駄目なんだよ!!」
サニー「そうか・・・うちら・・・」
ピース「昨日も・・・今も・・・」
マーチ「どこかで手を抜いたり・・・」
ビューティ「驕りがあったのですね・・・」
生徒「・・・・・・」
修造「生徒だけじゃない!!先生方!!大人たちだってそうだよ!!」
修造「昔はあんなに教育熱心だったじゃねぇかよ!!今はどうだ!?何だよ生徒に気を使って!!これでいいって自分に無理やり言い聞かせて生きてんじゃねぇか!?」
先生「・・・・・・」
修造「そんな自分を変えたい!?簡単ですよ!!何事にも全力で取り組むんだよ!!そうすればみんな活き活きできる!!」
修造「本気になれば全てが変わる!!本気ってのはなぁ・・・生きる基本なんだよ!!!」
ハッピー「本気は・・・生きる基本・・・」
ウルフルン「さ、さっきから何をごちゃごちゃ・・・」
生徒「・・・・・・ほ・・・」
ウルフルン「!?」
生徒「ほ・・・・・・ん・・・き・・・」
ウルフルン「!?!?!?」
生徒「本気・・・」 生徒「本気・・・」 生徒「本気・・・」 生徒「本気・・・」 生徒「本気・・・」
生徒「本気・・・」 先生「本気・・・」 生徒「本気・・・」 生徒「本気・・・」 生徒「本気・・・」
生徒「本気・・・」 生徒「本気・・・」 生徒「本気・・・」 生徒「本気・・・」 生徒「本気・・・」
生徒「本気・・・」 生徒「本気・・・」 生徒「本気・・・」 生徒「本気・・・」 生徒「本気・・・」
先生「本気・・・」 生徒「本気・・・」 生徒「本気・・・」 生徒「本気・・・」 生徒「本気・・・」
生徒「本気・・・」 生徒「本気・・・」 生徒「本気・・・」 先生「本気・・・」 生徒「本気・・・」
生徒「本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気」
生徒「本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気」
生徒「本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気」
生徒「本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気」
生徒「本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気」
修造「・・・基本!!!!!」
ドン!
ハッピー「あの光は・・・!」
修造「何だこれは!?」
キャンディ「クル~!?ちみもプリキュアだったクル!?」
修造「僕がプリキュア!?」
キャンディ「キュアデコルをスマイルパクトにセットして、プリキュアスマイルチャージって叫ぶクル!」
修造「よくわからないけど・・・本気でいこう!!」ゴッ
レディ?
修造「プリキュア!!スマイルチャージ!!」
ゴー! ゴーゴー! レッツゴー!シュウゾウ!
ウルフルン「ま、まさかっ!?」
サニー「嘘やろ・・・!?」
ピース「し、修造さんが・・・」
スタッ
シュウゾウ「メラメラ燃える!熱き魂!!キュアシュウゾウ!!!」ドン
ハッピー「プリキュアになっちゃった!!?」
マーチ「どこがプリティ!?」
ビューティ「全くキュアキュアしていません!!」
ウルフルン「どうなってやがるんだ・・・」
マーチ「生徒や先生たちは!?」
ビューティ「どうやら気絶しているようです・・・バッドエナジーとぶつかり合ったからでしょうか・・・」
ウルフルン「だがもうバッドエナジーは十分集まった!!・・・アカンベェ!!」
アカンベェ「あかんべぇ!!」シュッ・・・パコンッ
ハッピー「シュウゾウさん危ない!」
シューゾウ「はっ!!」ボウッ
ウルフルン「何っ!?」
ハッピー「炎でラケットを作り出した!?」
サニー「炎被り・・・」
シューゾウ「リターンエースだ!!」バコンッ
アカンベェ「あ、あ、あかんべぇ~!?」ドゴォ
ピース「攻撃を打ち返しちゃった!!」
ウルフルン「ちっ・・・これならどうだ!!アカンベェ!!」
アカンベェ「あかん・・・べぇ!!」パコンッ
ウルフルン「その打球、消えるぜ」
フッ
マーチ「消える魔球だ!!」
シュウゾウ「・・・・・・」スッ・・・
ハッピー「修造さん!?」
ビューティ「目をつぶった・・・!?」
ウルフルン「ウルッフッフッフ!諦めやがったか!!」
シュウゾウ「・・・そこだっ!!」パコンッ
ウルフルン「な、何ぃ!?」
シュウゾウ「あかんべぇ~!?」ドゴォ
ハッピー「すごい!どうなってるの!?」
シュウゾウ「心の目で見るんだよ!!」
ピース「ホントにどうなってるの!?」
サニー「あかん、もう突っ込んだら負けや」
ウルフルン「野郎っ・・・いや、野郎・・・なのか?」
シュウゾウ「狼さん、これで終わりかよ!!」
ウルフルン「何!?」
シュウゾウ「まだまだこんなもんじゃないだろ!?本気の相手にはぁ・・・本気で来いよ!!それが礼儀だよ!!
君もその先に何か見つけられる!!できるよ!!」
ウルフルン「言ってくれるじゃねぇか・・・!!」
ウルフルン「アカンベェ!!」
アカンベェ「あかん・・・べぇ!!」パパパパパパパパパパコンッ
シュウゾウ「っあ!!」パパパパパパパパパパコンッ
アカンベェ「っべぇ!!」パパパパパパパパパパコンッ
シュウッゾウ「つあっ!!」パパパパパパパパパパコンッ
マーチ「10球同時に!?」
ビューティ「やはり本当のテニスは違いますね・・・」
サニー「突っ込まへんで、ビューティ」
ウルフルン(ウルッフフフ・・・もう1球増やしてやるぜ・・・しかも見えない打球をなぁ!!)サッ
アカンベェ(あかんべぇ!!)コクリ
ハッピー「!!」
ハッピー(今・・・!)
ウルフルン(ウルッフッフッフ・・・!!)
アカンベェ「あかん・・・べぇ!!」パパパパパパパパパパコンッ
シュウゾウ「まだまだ!!」パパパパパパパパパパコンッ
ハッピー(シュウゾウさんは気がついてない・・・!駄目、間に合わ・・・)ハッ
みゆき『(駄目だ・・・あれは届かないや・・・)』フッ・・・
修造『・・・!!』
修造『諦めんなよお前!!』
修造『本気になれば、全てが変わる!!』
ハッピー「・・・!!」
しえ
ハッピー「っ!!」ダッ
ウルフルン「なっ!?」
ピース「ハッピー!?」
ハッピー「間に合えーーーーーっ!!」
シュウゾウ「!?」パパパパパパパパパパコンッ
ハッピー「はーーーーっ!!」パコンッ
アカンベェ「あ、あか・・・んべぇ~~~~っ!!?」ズガガガガガガガガガガンッ
ウルフルン「ごわぁあああ!?」ズガンッ
サニー「何がどうなったんや!?」
マーチ「消える魔球も時間差で放たれていたんだ!」
ビューティ「ハッピーが見事その隠れた11球目をウルフルンに向けて蹴り返したのですね!?」
シュウゾウ「ありがとう!!助かった!!君の本気、見せてもらったぞ!!」
ハッピー「えへへ・・・!」
キャンディ「シュウゾウ、今クル!!プリキュアの浄化の力を使うクル!!」
シュウゾウ「どうすれば!?」
キャンディ「スマイルパクトに気合を・・・」
サニー「いや、その必要はないんちゃう?」
キャンディ「クル!?」
シュウゾウ「もちろん!!シュウゾウはいつでも気合十分・・・」
シュウゾウ「・・・いつでも本気だ!!!」ゴッ
シュウゾウ「プリキュア!!シュウゾウ・・・スマーーーーーーーーーーッシュ!!!!」ドン
ズガァァァァ
アカンベェ「あか~んべぇ~~~!!!」バシュウゥゥ
5人「やった~~~!!」
キラッ
シュウゾウ「これは!?」パシッ
キャンディ「クル~!しじみデコルクル!デコルデコールに入れるクル!」
ウルフルン「・・・・・・」ザッ
5人「!!」
ハッピー「な、何よ・・・!」
シュウゾウ「・・・・・・」
ウルフルン「プリキュア・・・」
ウルフルン「・・・やるじゃねぇか」
ハッピー「・・・え!?」
シュウゾウ「・・・・・・」ニコッ
ウルフルン「だが次はこうはいかねぇ!!俺様の本気を見せてやるぜ・・・!!」バシュン
サニー「なんやったん、今の・・・」
シュウゾウ「次会ったときは・・・もっと強くなってるぞ!!心してかかれ!!」
生徒「う、う~ん・・・」
れいか「! みなさん目を覚まし始めました!」
生徒「あれ?どうしちゃったんだっけ・・・?」
修造「すまん!!僕が大声出したせいでみなさん気絶しちゃったみたいです!!」
生徒「マジかよ!?」
生徒「流石修造さんだぜー!!」
ハハハハハハハハ
あかね「・・・一件落着やな」
なお「そうみたいだね!」
修造「よし!!講演を再開するぞ!!」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
修造「・・・以上で僕の講演は終わりです」
修造「最後になりますが」
修造「本気で生きているとその分高い壁にぶつかります」
修造「皆さんの中にも既にその困難と戦い始めている人たちがいるはずです」チラッ
5人「!」
修造「でも大丈夫!!周りを見てみろよ!!1人じゃないでしょ!!?」
修造「友達!!先生!!家族!!それに僕がいますよ!!」
修造「みんな本気で生きる君たちを応援してる!!だからこそ!!!」
修造「・・・ドント・ウォーリー、ビー・ウルトラハッピー!」
みゆき「・・・!!」
パチパチパチパチパチパチ
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
支援
5人「修造さん、ありがとうございました!!」
修造「こちらこそ!!楽しかったよ!!」
キャンディ「修造のキュアデコルは消えちゃったクル・・・」
みゆき「何だったんだろうね・・・?」
修造「もう僕がいなくても大丈夫!!君たちなら世界を守れる!!」
なお「任せておいてよ!」
やよい「頑張ります!」
れいか「ええ・・・わたしたちの・・・」
みゆき「本気で!!」
あかね「せやからなんも心配いらへん!次会うたときはうちの本気のお好み焼き、食わしたるで!」
修造「楽しみにしておこう!!また会う日まで!!!」
なお「行っちゃったね・・・」
あかね「あっつい人やったなぁ」
やよい「でも修造さんのお陰で大切なことに気づけたし!」
れいか「そうですね・・・キャンディたちのためにも、頑張りましょう!」
キャンディ「クル~!キャンディもプリキュアの力になるクル!」
みゆき「・・・・・・」
れいか「みゆきさん?どうしました?」
みゆき「・・・れいかちゃん、数学教えてくれない!?」
れいか「え・・・?」
みゆき「わたしも何事にも全力で取り組むって決めたんだ!今日の授業は講演で潰れちゃったでしょ?その分今までの復習をしようかなって!」
やよい「な、ならわたしも!」
れいか「・・・わかりました。でしたらわたしも心を鬼にして指導しましょう」ギラッ
みゆき「お、お手柔らかに・・・」
あかね「うちはバレーの特訓や!」
なお「あたしも今日は部活があるからね!」
キャンディ「みんな、頑張るクル~!」
みゆき「よーし・・・!」
みゆき「みんな本気で!ウルトラハッピー!!」
終わり
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i | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ |
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ノ Y `-- " )) ノ ""i ヽ
ノヽ、 ノノ _/ i \
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鯖が不安定な中お付き合いいただきありがとうございました
毎週日曜が楽しみで仕方ない
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