ようこそ!JK部へ~主役はJC~(40)
登場人物紹介
加納みゆき
華の女子高生を夢見る女子中学生。この物語の主人公(二年生)
中西ひなた
みゆきの幼なじみ。みゆきから離れた生活は想像できないとか(二年生)
眞壁くりす
みゆきのクラスメートでJK部部員たちを冷静なフォローで支える(二年生)
七瀬まなみ
JK部部長。みゆき達を勧誘してJK部を創部した天真爛漫な人(三年生)
加納家
加納ゆきと
みゆきの兄。常識人で得体の知れないJK部に入部した妹のことを心配している(三年生)
加納ゆきか
みゆきの姉。華の女子高生でみゆきの憧れの存在(高校三年生)
他スレが流れるから2つ立てないようにして欲しい
私、加納みゆきはこの春中学二年生になりました。私はJK部に所属していて、憧れのお姉ちゃんのような女子高生を目指して日々努力に励んでいます!
これは私の所属する素敵な女子高生を夢見るJK部の甘~い物語です。
私、加納みゆきはこの春中学二年生になりました。私はJK部に所属していて、憧れのお姉ちゃんのような女子高生を目指して日々努力に励んでいます!
これは私の所属する素敵な女子高生を夢見るJK部の甘~い物語です。
>>2 すみません、どうすれば建てたスレ消せますか?間違えて2つ建ててたみたいで失礼いたしました。
あ、消えるまでに大体30分ぐらいかかるから
ガチャッ
みゆき「お姉ちゃん、行ってきます!」
ゆきか「いってらっしゃい、気をつけてね」
今日は始業式。私もついに二年生!一年前は右もわからない新入生だったけど、これで一歩憧れの女子高生に近づいたんだね。
ガチャッ
みゆき「お姉ちゃん、行ってきます!」
ゆきか「いってらっしゃい、気をつけてね」
今日は始業式。私もついに二年生!一年前は右もわからない新入生だったけど、これで一歩憧れの女子高生に近づいたんだね。
>>7 ありがとうございます。消してきます。
さて、家を出たらまずは毎日いっしょに登校しているひなたちゃんのお家に行きます。とはいえ私の家から歩いて二分もかからないのですが。
ほら、もう見えた。
みゆき「ご機嫌よう、ひなたちゃん」
ひなた「おはよう、みゆき。待ってたわ。それでは行きましょうか」
新学期なんだから乗ってくれてもいいんじゃないかなー。
ご迷惑お掛けしました。利用するの初めてなもので。
ひなたちゃんとはご近所で親同士の付き合いもあり、いつもいっしょの時間を過ごしてきた幼なじみ。私と違って最近大人びていているような気がする。
ひなた「ところでみゆき、この前貸した小説のことなのだけど」
みゆき「ん?ああ、これでしょ?まだ読み終わってないよ。早く返したほうがいいかな」
ひなた「いいえ、良作だからじっくり時間をかけて読みなさい」
みゆき「うん、わかった」
ひなた(そう、こんなにいい幼なじみ本はないのだから・・・ふふふ)
ひなたちゃんが貸してくれた小説の内容は主人公の女の子が幼なじみの女の子と協力していろんな事件を解決していく友情ストーリー。ひなたちゃんの言うとおりなかなかおもしろい。
さて、徒歩10分ほどで学校に着いたわけですが、まずは新しい自分のクラスを探します。
みゆき「うーんと・・・二組かぁ。あ、またいっしょのクラスだね、ひなたちゃん!」
ひなた「あらあら、今年も手の掛かりそうな子といっしょなのね」
みゆき「そんな言い方はひどいよぉ」
ひなた(やったわ・・・!これで小学校から数えて四年連続同じクラス。やはり神はいるのね)
さあ、新しい私のクラス、二年二組に入ります。
すると、どこからともなく声を掛けられました。
くりす「おはよう、二人とも。またいっしょのクラスになれてうれしいよ」
みゆき「くりすちゃん!ほんとだ、またよろしくね」
彼女は中学に入ってからの友人です。前のクラスでは本当によくしてもらいました。綺麗な碧眼が特徴ですね。おばあさんが外国の方だとか。
あと、忘れてはならないのが私とひなたちゃんと同じJK部に所属していることですね。これからも仲良くしていきたいものです。
ひなた「こちらこそよろしくね、くりす。・・・でも、JK部で毎日顔を合わせているのだから今更こんな挨拶をするのもおかしな話よね」
くりす「まあ、これが形というものですよ」
くりす「それにしても、私たちも先輩になる日が来たのですね。なんだか実感が湧かないな」
くりすちゃんは独特な話し方をします。でもそれは何か優雅ささえ感じさせる話口調に思えます。
みゆき「一年生がJK部に入ってくれるように頑張って勧誘しないとね」
ひなた(私はみゆきさえいれば新入部員はどうでもいいわ)
放課後、私たちはJK部の部室に集まります。さて、部長はもういるかな?ガチャッ
まなみ「待っていたよ、諸君!」
部室の中、そこにはJK部部長、まなみさんの姿が。まなみさんは満面の笑みで私たちを迎えてくれました。
みゆき「今日も笑顔が眩しいですね、まなみさん」
まなみ「みゆきたん待ってたよー。一億光年くらい待ってたよー」
みゆき「まなみさん、それ距離・・・」
まなみ「細かいことは気にしちゃダメよ」
ひなた「相変わらず変な人ね・・・」
くりす「天真爛漫なんですよ、部長は」
まなみさんはこのJK部の創始者であり部長でもあります。少しおかしな言動が目立つ方ですが基本的に良い人です。
まなみ「まずはみなさん進級おめでとうございます」
ひなた「中学生なのだから当たり前なのに、なんだか恥ずかしいわね」
まなみ「さて、進級した私たちがまずやるべきことは・・・なんでしょう、くりすちゃん」
くりす「そうですね、新入部員の勧誘でしょうか」
即答するくりすちゃん。やる気満々だね。
まなみ「そのとおり!我々は何としても新入部員を入れなければならないのである」
ひなた「具体的には何をするつもりなのですか?」
まなみ「そこなんだよねー。JK部って何をアピールすべきなんだろうね」
みゆき「たしかに、難しいですね。野球部や吹奏楽部のような大会で優勝みたいな至上目的がありませんからね」
くりす「まあそこはゆるい部活なので楽しさを全面に出した紹介をして興味を引くべきでしょう」
まなみ「そうそれ、そんな感じで各々紹介文考えてきてねー」バリボリ
ひなた「適当ですね・・・。あとせんべい食べながら話さないでください」
JK部なのにまなみさんはなんだかおじさんみたいになってるなー。
まなみ「というわけで今日のまじめな話は終わりです。さあ駄弁ろうぜ!」
みゆき「あの、たまには女子高生らしさを求めて活動しませんか?」
まなみ「じゃあ女子高生らしさを考えてくるのも宿題ねー」
みゆき「わ、わかりました」
ひなた(部長・・・。反面教師としては最高なのでしょうけど)
あれから部室で何でもない会話を交わしたりボードゲームをしたり、そうしているうちにあっという間に下校時間に。
まなみ「それじゃあ帰りますかー」
遊んでいた人生ゲームを片づけ始める。
くりす「私は電車の時間なので先に失礼するよ」
みゆき「うん、また明日ね」
まなみ「あ、そうだ。私も」
ひなた「あなたは違うでしょう」
まなみ「はい・・・」
もはやまなみさんの扱いに慣れてしまっているひなたちゃん、流石だよ。
加納家
みゆき「ただいまー」
ゆきと「おう、おかえり」
家に帰るとお兄ちゃんが先に帰っていて迎えてくれました。朝はお兄ちゃんが部活の朝練で早く家を出てほとんど顔を合わせないので何か不思議な感じがします。
みゆき「お姉ちゃんはまだ帰ってないの?」
ゆきと「姉貴はスーパーに買い出しに行ってるよ。何か用事でもあるのか?」
みゆき「実は、JK部のことで・・・」
ゆきと「・・・あー、なるほどね。俺には分かんねえ内容なんだろうから話さなくていいよ」
大統領「よし、核爆弾投下」
部下「はい」カチ
みゆき「え、何が・・・」ピカッ
ドガァァァアァァアアアアアン
シュウウウウウウウウウウウウ…
大統領「貴様等のようなゴミはこの世にはいらん・・・帰るぞ、我が偉大なる大英帝国へ」
バララララララララララララララ…
完
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