まどか「なんでも言って!私にできることがあるならそれはとっても嬉しいなって」
ほむら「ありがとう、まどか」
まどか「それで相談って何かな?」
ほむら「あ、あのね……その……」
ほむら「まどかと付き合えた時のために練習がしたいの」
まどか「え?」
ほむら「だ、だからまどかと付き合えた時のために練習をしたいの」
まどか(こ、これってほむらちゃんなりのこ、告白なのかな///)
まどか(ど、どうしよう、こんな事言われるなんて思ってなかったよ///)
まどか「え、えと……ど、どういうことをするの?」
ほむら「え?そ、それは……その……」
ほむら「ふ、二人でショッピングにいったりとか」
ほむら「ゆ、遊園地に遊びに行ったりとか」
ほむら「や、やっぱり一緒にいてまどかが楽しいようにデートの練習をメインにしたいと思っているのだけど」
まどか(二人でお出かけをしたいってことなのかな?)
まどか(こ、告白に関してはや、やっぱり女の子どうしだしちょっと考えたいかな……でもお出かけなら……)
まどか「えと、つまりお出かけを一緒にしたらいいのかな?」
ほむら「え、えぇ!」
まどか「えと、そういうことならいつでも言ってくれれば」
ほむら「本当!」
まどか「うん!ほむらちゃんと二人でお出かけって楽しそうだし」
ほむら「ありがとうまどか!」
ほむら「じゃ、じゃあ早速今日の帰りに一緒にお出かけしない?」
まどか「うーん、一度帰って着替えた方がよくないかな?」
ほむら「あ、そうよね、デートの練習なのにおしゃれをしないなんてダメよね」
ほむら「じゃ、じゃあ一度帰ってから待ち合わせを……」
まどか(なんだかこんなに表情がコロコロかわるほむらちゃんって初めてかも)
―――――
―――
―教室―
ほむら「やったわ、まどかが練習に協力してくれるって!」
さやか「え?」
ほむら「あなたの言うとおりだったわ、まどかのことはまどかに聞くのが早かったってことね」
さやか(じょ、冗談だったのに……言った後でなんちゃってって言ったのに……)
ほむら「さやか、ありがとう!これでまどかに告白する前にまどかのことを知ることができるわ」
さやか「え、えーと……まどかになんて言って協力を?」
ほむら「え?正直にまどかと付き合えた時のために練習がしたいって言ったのだけど」
さやか(告白しちゃってるじゃん!ってことはまどかはOKしたってこと!?)
さやか(脈なしとは思ってなかったけどこんなにあっさり行くとは思わなかったなぁ)
さやか「え、えーとなんて言うかよかったねほむら」
ほむら「えぇ!」
さやか(まさかクールでミステリアスで頭が良くて運動もできる転校生だったほむらが……)
さやか(ワルプルギスを倒して憑き物が落ちた感じになって明るくなったと思ったら……)
さやか(実はアホの子だったなんて……)
さやか「……これがギャップ萌えってやつだね」
仁美「ですわね」
さやか「び、びっくりしたー」
仁美「さやかさんひどいですわ、私の存在を忘れていたかのような反応をされるなんて」
さやか「あーごめんごめん」
―放課後 まどホーム―
まどか(なんだかただのお出かけのはずなのにデートって言われたせいで着替えを選ぶのに時間がかかっちゃった)
まどか(あれ?そう言えば待ち合わせって言ってたけど時間も場所も聞いてないや)
まどか「とにかく外に出て携帯で連絡をとってみようかな……」
まどか「パパ、お出かけするねー」
知久「あまり遅くならないようにするんだよ」
まどか「はーい」
ガチャ
ほむら「あ、まどか」
まどか「え?ほむらちゃん!?」
ほむら「あ、えっと……い、いま来たところよ!」
まどか(ずっと待ってたのかな……)
まどか「ごめんね待たせちゃって」
ほむら「さ、早速デートの練習に行きましょう」
まどか「うん!」
ほむらちゃん♪
ほむら「早速まどかに聞きたいのだけど」
まどか「え?何かな?」
ほむら「まどかはデートで服装をほめられるのは嫌いだったりする?」
まどか「え?えと、デートなんてしたことないけど……やっぱりデートなら褒めてもらえたらとっても嬉しいとおもうな」
ほむら「ふむ……やっぱりまどかのことはまどかに聞くのが一番ね」メモメモ
まどか(メモ帳?)
ほむら「もしも褒められるのが嫌だったらと思ってさっきは言わなかったけど」
ほむら「可愛い服装ね、まどかにとても似合っているわ」
まどか「あ、ありがとう///」
ほむらちゃんっ
あのさー
ほむらちゃんはアホじゃないの。天然なの。そこんとこ履き違えないでくれる?
ほむら「もうひとつ聞いてもいいかしら?」
まどか「え?あ、何?」
ほむら「まどかはデートしている時はやっぱり手を繋ぎたい?それとも暑いから繋ぎたくない?」
まどか「え、えと……暑くてもやっぱり手をつないでくれたほうが嬉しいとおもうな」
ほむら「手のつなぎ方は普通にかしら?それとも指を絡めるような恋人つなぎかしら?」
まどか「や、やっぱり恋人なら恋人つなぎのほうがど、ドキドキして嬉しいとおもうな///」
ほむら「なるほど……」メモメモ
まどか(ってこんな事言ったら手を繋ぎたいって私が催促してるみたいだよぉ///)
ほむらちゃんφ(.. )
ほむら「まどかの好きな場所ってどこかしら?」
まどか(あれ?手はつながないのかな?)
まどか「えっと、見滝原は全部好きだよ?」
ほむら「デートスポットにするならどこかしら?」
まどか「え、うーん……自然に囲まれた場所で二人でのんびりするとか……」
まどか「ショッピングモールも二人で歩いてるだけでも楽しそうだよね」
ほむら「のんびりしたり楽しくお買い物が好きなのね」メモメモ
まどか「え、えと……ほむらちゃん」
ほむら「どうしたの?」
まどか「手はつながないの?」
ほむら「練習だから手をつなぐのはダメかと思っていたのだけど……手をつないでもいいのかしら?」
まどか「え?えと……い、いいよ」
ほむら「本当!じゃあ早速!」ギュ
まどか(私が手を繋ぎたかったみたいになっちゃった///)
ほむら「こ、これで恋人つなぎ///」
まどか(照れてるほむらちゃん見たらすごく恥ずかしくなってきたよ///)
ほむらちゃん///
ほむら「もうすぐ薄暗くなってしまうしショッピングモールの方が安全ね」
まどか「う、うん///」
ほむら「あまり遅くなるとまどかの家族が心配してしまうし早く行きましょう」
まどか「わわ、ひっぱったらこけちゃうよほむらちゃん」
ほむらちゃん(*^0゚)v
―ショッピングモール―
ほむら「さてと、まどかはどんなお店が好きなのかしら」
まどか「え?うーんぬいぐるみとか可愛いのを見かけると買っちゃったり」
ほむら「ぬいぐるみ……」
まどか「って私ばっかりじゃなくてほむらちゃんの好きな場所もいかないと」
ほむら「え?」
まどか「だってデートってこ、恋人さんと二人で楽しく過ごすことでしょ?」
ほむら「大丈夫よ、まどかが楽しそうにしていればそこは私にとって好きな場所よ」
まどか「な、何言ってるのさほむらちゃん///」
ほむらちゃん☆
ほむら「とにかくお店に入りましょう?」
まどか「そうだね」
ほむらちゃんだね
ほむら「こっちのぬいぐるみはどうかしら?」
まどか「あ、それも可愛い!」
ほむら「ふふっ」
まどか「どうかしたの?」
ほむら「まどかが楽しそうにしているととても嬉しいわ」
まどか「///」
まどか「あ、もうこんな時間……」
ほむら「学校から帰って着替えてってしていたからあまり遊べないわね」
まどか「そろそろ帰ろっか」
ほむら「そうね、残念だけど……」
ほむらちゃん・・・
―帰り道―
ほむら「ねぇまどか」
まどか「どうしたの?」
ほむら「まどかは実際のデートだったら帰り際にキスってして欲しい?」
まどか「き、キス///」
ほむら「えぇ、別れ際とかにするイメージがあるのだけどまどかはどう想っているのか聞きたくて」
まどか「え、えっとえっと」
ちょいちょいちょーい!ほむらちゅぁーん!
ほむら「まどか」
まどか「ほむらちゃ///」
ほむら「ん……」
まどか「んむ……」
ほむら「それじゃあまたねまどか」
まどか「う、うん///」
まどか(ってなんでほむらちゃんとキスを想像してるんだろう///)
まどか「え、えとやっぱり大好きな人とだったら幸せなんじゃないかな」
ほむら「女の子ならやっぱり好きな人とキスをするのは憧れるわよね」メモメモ
まどか「そ、そうだね///」
ほむらちゃん///
まどか(もうすぐほむらちゃんとお別れする分かれ道)ドキドキ
まどか(ま、まさかキスされちゃったりとか?)
まどか(で、でも練習なのにそんな事しないよね?)
まどか(どんどん変に意識しちゃってるよぉ///)
まどか「あ、あれ?ほむらちゃんはこっちじゃないよね?」
ほむら「デートの練習に付き合ってもらったのに家までおくらないわけないじゃない」
まどか「あ、ありがとう///」
ほむら「お礼をいうのは私よまどか」
まどか「うぇひひ」
ほむらちゃん///
―まどホーム前―
ほむら「まどか、最後にもうひとつ聞いてもいいかしら?」
まどか「?」
ほむら「デートでプレゼントを渡されたらまどかは嬉しいかしら?」
まどか「うーん、すごく嬉しいとおもうな!デートの思い出になるし大切にしてくれてるのかなって思えるんじゃないかな」
ほむら「そう……じゃあ……はい」
まどか「え?これは何?」
ほむら「その……中身はあなたが可愛いって言っていたぬいぐるみなのだけど……」
ほむら「練習に付き合ってもらったお礼ってことで受け取って!」
ほむら「そ、それじゃあまたね!」タタッ
まどか「あ、ほむらちゃん!行っちゃった……」
ほむらちゃーん
―まどルーム―
まどか「今日はもう寝ちゃおうかな」ポフ
まどか「それにしてもいつの間に買ってたんだろう……」
まどか「うぇひひ、でもとっても嬉しいな」ギュ
まどか(ほむらちゃんはいつも私を守ってくれてて綺麗でかっこよくて……)
まどか(ほむらちゃんが男の子だったらこんなに悩んだり……あれ?)
まどか(ほむらちゃんが男の子だったら私は恋人になりたいっておもってるってこと?)
まどか「告白なんて幼稚園の頃しかされたことないしわかんないよぉ」ゴロゴロ
ほむらちゃん?
ずれてるずれてる
―翌日―
ほむら「おはようまどか」
まどか「おはようほむらちゃん」
ほむら「昨日はありがとう、とても参考になったわ」
まどか「私もプレゼントなんてもらっちゃったり、ありがとうほむらちゃん」
ほむら「あ、あの、よければ今日も……で、デートの練習をしたいのだけど……いいかしら?」
まどか「え、えと……う、うん」
―お昼休み―
まどか「さやかちゃん、仁美ちゃん、屋上行こ」
ほむら「さやかはいつもお昼休みは一番に準備をするのにどうしたの?まさか風邪?」
さやか「いやーさすがに出来立てカップルを邪魔するような真似はねぇ?」
仁美「そうですわねぇ」
まどか「な、何言ってるの///」
ほむら「そ、そうよ、まどかは手伝ってくれてるだけで///」
さやか「って言われてもねぇ?」
仁美「ですわねぇ」
―屋上―
まどか「け、結局ふたりとも来なかったねー」
ほむら「そ、そうね」
まどか「……」
ほむら「……」
まどか(こんなんじゃまた意識しちゃうよぉ///)
しまった、勢いでスレ立てしたらやりたかった場面のためのあほむらちゃんが全然できていない
勝手ですまないが書きためて出なおすから落としてくれ
ほ、ほ、ほ、ほむらちゃん!?!?!!?
ほむら「ところでまどか、まどかは恋人とご飯食べるときはあーんしてもらいたい派かしら?」
まどか「えっ、えーと私はしてあげたい派かな?」
ほむら「なるほど、まどかはしてあげたい派、と」メモメモ
まどか(ほむらちゃんお昼ご飯パンと牛乳だけだし、わわ私があーんって///)
ほむら「ふぅ、それじゃいただきましょう」モグモグ
まどか「ほ、ほむらちゃん!」
ほむら「ん?何かしらまd」
まどか「あ……あーん///」
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