エレン「兵長がくそみそテクニックに出てる!?」(10)

エレン「そんなバカな………こんなことって……」

エレン「ペトラさん!!!嘘ですよね!!??人類最強なんですよ!!??嘘ですよね!?」

ペトラ「エレン……」抱きっ

エレン「ペトラ……さん?」

ペトラ「私だって……嘘って言いたいよ……スレを開くまでは腹筋スレだって自分に言い聞かせて……」しくしく

エレン「こんなの兵長じゃないですよ!!兵長がケツの中でションベンなんかするワケ……」

ペトラ「私だって……そう思いたいわよ……でも、こんな本まで出回って……もう何を信じていいのかわからない……」

エレン「そんな……」

エレン「グンタさん!!!」

グンタ「……………」

エレン「グンタさん!!何とか言ってくださいよ!!!」

グンタ「すまんが……それは紛れも無く兵長だ………」

エルド「くそっ!!俺が…俺がもっとしっかりしていれば!!」

エレン「エルドさん………」

エルド「俺がもっと信用できる部下なら……兵長はこんな本に出なくて住んだかもしれないのに……くそっ」

エレン「?」

グンタ「どうしたエレン?」

エレン「これって……兵長とヤッてるのって……エルヴィン団長じゃ…」

ペトラ「バカ言わないで!!そんなはずあるワケないじゃない!!調査兵団の団長なのよ!?」

エレン「でもコレ……」

グンタ「貸せ!!」ばっ

エレン「あっ…」

グンタ「!?」

エルド「おい……グンタ…」

グンタ「………」

ペトラ「そんな……嘘よね?」

グンタ「目にモザイクがかかっているが……間違い無くエルヴィン団長だ……」

ペトラ「デタラメ言わないで!!」

エルド「そうだぞグンタ!!言っていい冗談と悪い冗談があるぞ!!」

グンタ「見てみればわかる……」

エルド「そんな……あの団長が……自由の翼がこんな……」

ペトラ「いやぁぁぁぁぁぁ」

エレン「ペトラさん!!落ち着いてください!!やっぱりエルヴィン団長じゃありませんよ!!」

ペトラ「嘘よ!!どこからどう見ても団長よ!!」

エレン「違いますよ!!この本の人はハゲてるじゃないですか!!エルヴィン団長はハゲてませんよ!!」

グンタ「エレン……」

エルド「くっ……………」

ペトラ「エレン……もういいの……」

エレン「何がですか!?」

ペトラ「本当は知ってるんでしょ?団長がヅラだってこと……」

エレン「それは……」

エルド「俺が……俺がもっと良い育毛剤を見つけていればこんな……」

グンタ「エルド……自分を責めるな…」

ペトラ「うわぁぁぁぁぁん!!!」

オルオ「くっだらねぇ!!!」

エレン「オルオさん!?」

オルオ「趣味なんざ人それぞれだろーが!!俺たちがとやかく言うことじゃねぇんだよ!!わかったら訓練の一つでもしやがれ!!俺はもう行くぞ」

エレン「オルオさん……」

ペトラ「オルオ…」

グンタ「お前……」

エルド「何で腰引いてんだ?」

エレン「それにその本持ってどこにイクんですか?」

オルオ「ふっ……わからないのか?それはお前が俺の域に達していないからだ」

エルド「オルオ…確かにお前の言う通りだ。しかし、本は置いていけ」

オルオ「バカ言え!俺はこの本が誰の目にも触れないように厳重に保管しようと……」

ペトラ「ここで処分すればいいんじゃないの?」

オルオ「いや、俺が管理する」

エルド「それなら兵長に指揮を任される俺が管理及び処分すべきだ。こっちに渡せ」

オルオ「はぁ?何言ってんだ?討伐数とかの実績は俺の方が上なんだが?上なんだが!?バーカ!!」

グンタ「いいから渡せよ」

オルオ「………ぃゃだ」

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