真「免許取ったったwwwwwwwwww」(128)

⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーンwwwwww

真「中免だけどね」

雪歩「免許証に真ちゃんの顔写真が!?格好いいよぅ~」

春香「えっ?真いつの間に免許なんてとったの?」

真「いや、この前テレビ番組の企画でね」

真美「あー!真美知ってるよ!」

亜美「毎回イケメンタレントをゲストに呼んでいろいろさせてる番組だよねー?」

真「い、イケメン…」

真「まぁ、その番組でさ…菊地真をバイクに乗せてみよう!ってなって」

真「ちょくちょく車校とかにも通って免許を取ったんだ」

春香「あー、なんかちょくちょくやってのはそれかぁ~」

真「それで最後にツーリングに行ったんだ」

真「レンタルバイクでだけどさ」

真「それがもう…気持ちよかったなぁ~」

小鳥「真ちゃん!今の「気持ちよかったなぁ」のところもう一回言ってみて!」

真「えっ」

小鳥「ホラ!早く!」

真「気持ち良かったなぁ…」

小鳥「しゃあッ!」

雪歩「でかしたッ!」

真「えっ、なにこれは(困惑)」

P「こらそこの人たち、大概にしときなさい」

小鳥「ピヨヨ…」

雪歩「あぅ」

真「あ!プロデューサー!」

P「おー、あの企画で取った免許本物だったのか」

P「私有地で撮影してたし…結局取れなかったかと思ったぞ」ハハハ

真「失礼しちゃうなぁ!ボクそんなに頭悪くないですよ!」

P「スマンスマン」

P「しっかしさっきから中免中免て…おっさんか!」

真「えっ」

P「真、免許みてみろ」

真「…普自二って書いてあります」


真「局の人たちが中免って言うからそういうものだと…」

P「オッサン共め…うちの真をオッサンにする気か」

真「えええ!?ボクおっさんにはならないですよ!?なってもおばさんです」

P「そういうことじゃない」

雪歩「ちょっとおバカな真ちゃんもカッコいいよぅ~」

P「でも意外だな。真がバイクを気に入るなんて」

真「え?そうですか?」

P「真は自分で走ったり自転車こいだりする方が性に合うだろうって思ってたからさ」

真「あはは!たしかに性に合うって言えばそうですね!」

真「でもバイクのなんていうか…風になるっていうのかな?」

真「ああいうのも凄くイイですよ!」

P「そうかぁ!バイク気に入ったかぁ!」

P「いいぞォ!」

真「?」

P「真!今度一緒にツーリング行かないか?」

真「えっ」

春香「!?」

P「きっと楽しいぞ!」

真「でもボク、免許だけでバイク持ってないですよ?」

P「バイクなら俺の貸すからさ!行こうぜ!」

春香「!?」

真「プロデューサーのバイク…?ボクが運転してプロデューサーが後ろにってことですか?」

春香「!?」

P「ちげーよ!俺バイク二台持ってるからさ」

P「ニハンの方を貸すよ。そっちは真も乗れるだろ?」

真「本当ですかぁ!?えへへ…やーりぃ!」

春香「ドライブデートかぁ…いいなぁ」

真「デェー!?///」

P「おいおいデートだなんて…そんなもんじゃないだろ」

P「むしろデートよりいいもんだろ!」

真「は、はぁ」

律子「盛り上がってますねぇ」

P「あぁスマン。うるさかったか」

律子「別にいいですけど…真も人気アイドルなんですから」

律子「担当プロデューサーとバイクデート!なんて騒がれないようにしてくださいね」

P「うっ…わかってるよ」

真(プロデューサーとデート…)

真「えへへ…」

春香「いいなぁ」

雪歩「にやけてる真ちゃんもカッコいいよぅ~」

律子「それはそうとプロデュサー、単車二台って何乗ってるんですか?」

律子「通勤に使ってるのは250の方でしたっけ?」

P「ああ。グラストラッカーだな」

P「もう一台はバンディット乗ってる」

P「1250のネイキッドな」

春香「1250ってことはリッターバイクですか?凄いですね!」

律子「…車は何乗ってましたっけ?」

P「スイスポですが何か?」

律子「菌が感染る!帰れ!」

P「失敬な!帰る!」バタン

ちょっと夜食買ってくる
その間に関東でバイカーの男女向けのツーリングコース教えてくれるとうれしい

通勤用にスイスポほしい


春香「あー、本当に帰っちゃった」

真「えへへ…デート…どんな服着て行こうかな」

真「そうだ!この前買った可愛いワンピースを着て行こう!」

律子「こらー!バイクに乗るんだからちゃんと運転できるような格好にしなさい!」

真「あ…」

律子「メットもプロデューサーが貸してくれると思うけど…それは私が貸してあげるわ」

律子「男が使ってるメットなんて臭くてかぶれたもんじゃないわよ」

真「あれ?律子もバイク乗ってったっけ?」

律子「そっか。通勤には使ってないから知らないのね」

律子「私は休みの日にふらっと流しに行く程度よ」

春香「律子さんは何に乗ってるんですか?」

律子「勿論NINJA」

千早「カワサキか…」

雪歩「カワサキか…」

真美「カワサキか…」

亜美「カワサキか…」

真&春香「!?」

デート当日
午前7:00

真「うぅ~そわそわしちゃうな」

真「事務所前で集合って行ってたけど…ちょっと早く来すぎたかな」

真「一時間も早く来ちゃった…」

真「それでプロデューサーが時間通りに来て」

真「あれっ?真もしかして結構待ってた?」

真「ううん!今来たとこ☆」

真「みたいな!みたいな!」

真「うひょ~っ///」

ボボボボボ…

P「あれ?真?」

真「げえっ!プロデューサー!?」

P「げえっ!とはなんだ」

真「い、いや…まだ約束の一時間前だし」

P「そりゃ俺の台詞だろ常識的に考えて…」

P「俺は昨日やらずに帰った書類整理しようと思って早く来たんだけど」

真「仕事やらずに帰ったんですか…」

P「まこりんはホワイ来てるん?」

真「うぅ~///」

真「そ、その…ちょっと楽しみすぎて早く来ちゃいました」

P「そんなにグラストラッカーに乗りたかったのか!」

P「真は見込みがあるな!流石レーサーの娘ェ!」

真「違うんだけどなぁ」

P「なにっ」

真「うわぁ!なんでもないです!」

P「まぁいいや。折角早く来てくれたんだし出発するか」

真「出発って…バイク一台じゃないですか」

P「後ろに乗れよ。二台目は俺んちにあるからそこまで我慢だ」

真「プ、プロデューサーの家ェ…!?」

P「そらそうよ」

真「は、はい」

真(うわ!うわ!プロデューサーとバイク二人乗り!)

真(しかもそれでプロデューサーの家直行!うわわ!)

P「まことー?乗ってくれー」

真「ひゃ、はい!」

真「おっと…メットかぶらなきゃ」

P「その緑色のメットは?」

真「律子が貸してくれました。サイズ的にも良い感じです」

P「カワサキカラーか…」

真「じゃ、じゃあその…失礼します」

P「おーう」

ギシッ

真(プププロデュサーに抱きつくことになるんだよねこれは)

真(これがプロデューサーの背中…)

ギュ

真(折角のチャンスだし…もっと密着しても、いいよね?)

ぎゅっ

真「~っ」

P(ちょっと力入れすぎじゃないですかね)

P(柔らかいものが背中にふにっと)

P「グヘヘ」

P「よーし出発するぞ真」

真「は、はい」

P「ちゃんと掴まってろよ」

ブォン!

P「着いたぞ」

真「は、早い…」

P「一旦休憩するか?」

真「い、いえ!ボクなら大丈夫です!」

P「ははっ、真は元気いいな。ほれ」ヒュッ

パシッ

真「これは?」

P「グラストラッカーのキーだよ。そこにあるやつだ」

真「これが…今日ボクが乗るバイク…」

P「法定速度守るし加速もゆっくりにするからソイツでもついて来れるとは思うけど…」

P「無理はするなよ?まだ不慣れだろうし」

真「ハイ!」

P「まずはゆっくり流すか。真ならすぐ感覚掴めるだろうし、そっから出発しよう」

真「わ、わかりました」

キュキュキュブォン!

真「これが…プロデューサーが毎日乗ってるバイク…」

P「絶対的なパワーは無いけど、街乗りや郊外流す程度なら不足は無いと思うぞ」

P「多分」

真「今たぶんって言いました!?」

P「気のせいだよまこりん」

ぶぉーん

真「あ!待って!」

ブォン

真「…」

真(ちゃんとボクが遅れないようなペースで走ってくれてる)

真(ちょくちょくミラーでボクとの距離を確認してくれてるのかな?)

真(ボクが近づいたら加速して)

真(距離が開いたら速度を落として)

真(ずーっと大体おんなじ距離)

真「…」

真「ボクとプロデューサーの距離みたいだな…」

保土ヶ谷PA

P「ホラ真、茶」

真「ありがとうございます!」

P「いや~しかし真はやっぱりすごいな」

真「え?」

P「もう完全に自分のモノみたいな感じじゃないか」

真「そ、そんな~!そんなことはないですよ~」

P「その割には満更でも無さそうな顔だな」ニヤニヤ

真「もー、プロデューサーったらぁ!」

P「はは、悪い悪い」

P「最近真と二人っていうのがあまりないからな、つい」

真「そーいえばそうですね」

真「前はどこにいくにしても何をするにしてもプロデューサーも一緒でしたけど」

P「そうだな。本当なら真みたいな女の子を一人で仕事に行かすのは良くないんだろうけど」

真「人手が足りませんからね。しょうがないですよ」

P「でも真達のがんばりのおかげで事務所も黒が出てきてるからな」

P「近々マネージャーも付けれるかもしれないぞ」

真「マネージャー…ですか?」

P「あぁ。これからもっと仕事が増えてくるだろうからな」

P「やっぱり担当マネージャーが居た方が真も仕事の管理がしやすいだろ?」

真「仕事は…そうかもしれませんね」

P「そうそう。そういえば最近といえばどうだ、真は?」

真「どう?と言うと…仕事ですか?」

P「仕事もだけど、仕事以外もな」

P「愚痴とか相談とかあれば聞くぞー?」

P「男には言えんこともあるだろうけどさ、仕事以外でだって俺を頼ってもいいんだぞ」

真「相談ですか」

真「…いっこだけ、聞いてほしい悩みがあるんです」

P「ん?なに?」

真「相談はあとでします!先に走りましょうよ!」

P「そんなにバイクに乗りたいか!このいやしんぼめ!」

ブオオオオ…

P「さて…昼飯食ったしこれからどこ行く?」

P「希望があれば行くぞ?」

真「う~ん、ちょっと疲れちゃったかな」アハハ

P「まら不慣れだもんな」

P「今日のとこはもう切り上げるか?」

真「そうですね…まだお昼すぎたところなのに、すいません」

P「おいおい謝るなよ。楽しく走ってなんぼなんだからさ」

P「疲れたら切り上げりゃいいんだよ」ハハ

真「はい」

真(…楽しく、か)

真(ずっと250ccに気を使って走ってて…プロデューサーは楽しかったのかな?)

真「…」

真「ぬあああああああああああ!!」

P「!?」ビクッ

P「どうした真?」

真「気合入れました!」

真「帰りもエスコートお願いしますね、プロデューサー!」ニカッ

P「お、おう」

P宅

ドッドッドッド

P「着いたぞー」

真「お疲れ様でしたぁー!」

P「真、今日はどうだった?」

真「いやぁー、さいっこうに楽しかったですよ!」

真「バイク、ありがとうございましたプロデューサー!キー、お返ししますね」

P「おお、楽しんでくれたか!そりゃよかった」

真「そりゃもう…うわっと」フラッ

P「おっと」ガシッ

真「うぁ」

P「疲れたってんのに立ち話させちゃいかんな」

P「うちあがるか?ちょっと休んでくといいぞ」

真「!?」

真「…ハイ!」

P「えらい元気な返事だな」

ガチャ

P「ほら真、あがって」

真「し、失礼しまーす」ソローリ

P「取って食おうってわけじゃないんだからそんな緊張すんなよ」

真「!?」ゴクリ

P「お、おいおい。そんなびっくりするなよ」

真「す、すいません」

真「なんていうか…男の人の部屋入るの緊張しちゃって」

P「俺なんて緊張するような男でもないだろ」

真「…もう!」

P「飲み物何がいい?茶とコーラしかないけど。あとジャスミン茶」

真「じゃあジャスミン茶で」

P「あいよー」

P「はいよ」コトッ

真「ありがとうございます」

真「いい香りですね」

グビッ

真「はふぅー」ホンワカ

P「真は本当にいい顔するなぁ」

真「へへっ、そうですかぁー?」

P「そうだよ。見てて楽しい」

真「もう!いきなり何言っているんですか」ガン

P「痛い!」

真「あ、ごめんなさい」

P「まったく…そういや言ってた悩みってなんだ?」

真「えっ」

P「走り終わったら相談するって言ったろ」

真「あぁ~」

真「それはですね…えーっと」

真「やっぱいいです!」

P「えっ」

真「自分の悩みくらい自分で解決しないといけませんから!」

P「ちょっちょっちょっ」

P「その考えはうつ病になる人の考え方だぞ」

真「大丈夫です!ボクがうつ病になるような女に見えますか!?」

P「いや…特に縁が無さそうなタイプだけど」

P「でもその…俺をもっと頼りにだな」

真「いーえ!違います!」

真「自分で解決してこそナンボです!この悩みは!」

P「えぇ!?」

真「まずは単車買います!400ccの!」

P「それが何の関係が…」

真「プロデューサー!」

P「ヴぁい!?」

真「またその…ボクとツーリング、行ってくれますか?」

P「そらもちろん!」

真「へへっ、やーりぃ!約束ですよ!」

翌日 事務所

真「おはようございまーす」

春香「あっ真!」タタタ

春香「ききき昨日どうだった!?」

真「春香、気になる?」ニカーッ

春香「べっべべべつにそういうわけじゃ」

真「安心してよ春香。昨日は何もなかったからさ」

春香「あ、あ、安心って///」

真「でもね」

春香「?」

真「これからはボクも、春香に負けないくらいアピールしていくよ!」

真「例えオフの日だって、ね?」


おわりゅ

だれてすまんかった
運転してるまこちんに抱きついて「ひゃん」て言わせたい

バイク楽しそうだよな
俺も免許とろうかな

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