社長「ドッキリをしようと思う」 P・涼「・・・・は??」(232)

代行
ID:tUslWwqo0

P「いやいやいきなり何言ってるんですか社長」

涼「そうですよ、せっかくの休みだって言うのに
  ただそれだけで僕たちを呼び出したんですか!?」

社長「知り合いのDから頼まれたのだよ!!
   それにアイドルたちの新たな魅力を引き出せるかもしれん」

P「いやでも皆を騙す事なんて・・・」

社長「給料UP(ボソッ」

P「ぜひやりましょう!!」

涼「ちょっとプロデューサー!?」

P「しっかしドッキリとはいっても何をするんですか??」

社長「うむ・・・それなのだが
   君と涼君が事故で・・・死んじゃうというのはどうだろう!!」

P・涼「この鬼畜野郎」

社長「ドッキリの全容はこうだ
   私がまずアイドル諸君に君たちが死んだと告げる
   君たちの偽の遺体(人形)を病院の霊安室に置き
   アイドルたちとそこに向かう。そしてそこでネタばらしだ!!」

P「典型的なドッキリですね」

涼「死んだと思わせて驚かせるタイプですか」

社長「まぁ、死んだと思っている人間が生きていたら驚くだろう?」

P「まぁ、そうですが・・・」

前の奴、こんなにつまらなかったっけ

社長「ちなみにもう病院に許可はとってある
   ドッキリの決行日は765と876が合同で取材を受ける明後日だ
   では・・・頑張ってくれたまえよ。君たちには期待しているからね」

P・涼「大丈夫かなぁ・・・」

>>8 前の方とは別です。
  自分ss書くのが初めてなので・・・未熟ですいません

ー ドッキリ決行日

P「さて・・・霊安室の隣の部屋でスタンバイしてるわけだが・・・」

涼「そうなんですが・・・・」


P・涼「・・・何でいるの??」

>>12 誤爆
ー ドッキリ決行日

P「さて・・・霊安室の隣の部屋でスタンバイしてるわけだが・・・」

涼「そうなんですが・・・・」

長介・ハム蔵「・・・・・・・・・・」

P・涼「・・・何でいるの??」

長介「家に社長さんから電話がかかってきて
   社長「ぜひともドッキリに協力してくれ」・・・って」

ハム蔵「ヂュヂュイ(同じく、事務所にいる時に同じ事を)」

P(いつの間にハム蔵と話せるようになったんだ社長・・・
  俺でさえ響の教えの元、数か月かかったというのに)

アイドルたち「ーーーーーーーー」)ガヤガヤ

涼「うわぁ・・ほんとに全員集合してるし」

P「こんな事に全力を注ぐなら早く社員増やせよと言いたいけどな」

長介「あ、社長さんが来たぜ兄ちゃん」

社長「やぁ、おはよう」

アイドルたち「おはようございまーす」

響「はい・・・・さい・・・・」

社長「我那覇君はいったいどうしたのかね・・・??」

貴音「どうやらハム蔵が家出してしまったらしく・・・・」

美希「昨日からずっとこの調子なの」

社長「はっはっはっ、それなら心配はいらないよ
   ハム蔵君ならプロデューサー君と一緒にいるはずだ」

響「ほ、ほんとか!?
  ・・・あれ?でもなんでプロデューサーと?」

社長「ふむ・・・何やら買い物に行くとかでな
   あと876の涼君と長介君とも一緒に出かけたよ」

律子「涼も!?」

やよい「長介もですかぁ!?」

真美「・・・・・・・・・これは!!」

亜美「男だけでエッチなものでも買いに行ったんですかねぇ?」


P・涼・長介「余計なこと言わないでぇぇぇぇ!?」

夢子「ふ、不潔よ不潔!!帰ったらボコボコに・・・・」

やよい「ちょ、長介にはまだそんなの早いよ!!」

亜美「でも長介君もお年ごr・・・やよい「早いの!!」・・はい」

やよい「だって長介こないだだって・・・・・」(いろいろ暴露中)


長介「姉ちゃん・・・・」orz

涼「わかる・・・わかるよ長介君」

P「さて・・・そろそろ電話が鳴るころだが・・・」


prrrrrrrrrrrrr


P・社長・長介・涼(来たっ!!!!)

小鳥「ちょっと皆、静かにねー
   はい、もしもしこちら765プロ・・・
   え?○○病院・・・・はい、はい、・・・・え?」

社長(・・・さぁ、どうなるか)

小鳥「・・嘘です!!そんなの・・・・嘘ですっ!!!!」)ガタッ!!

雪歩「はうぁっ!?」ビクッ!!

千早「ど、どうしたんですか音無さん!?」

小鳥「いや・・いや・・イヤァァァァァァ!!!!」

亜美「ピ、ピヨちゃん!?」

真「お、落ち着いてください!!だれか、電話お願いします」

社長「まかせたまえ!!」

春香「お、落ち着いてください!!いったいどうしたんですか!?」

小鳥「嘘・・・・嘘、いや・・・いやぁぁ・・・・」


P「まさかの音無さんがガチ泣きか・・・」キリキリ

涼「Pさん僕もう胃が・・・」 キリキリ

長介「兄ちゃん・・・なんか俺おなか痛い・・・」 キリキリ

社長「・・・・・・・皆」

律子「社長!!いったい何だったんですか今の電話!!」

あずさ「そうです、いったいなんだったんですか!?」

社長「・・・皆、落ち着いて聞いてほしい・・・876の子たちもだ・・・」

アイドルたち「・・・・・・・・????」

社長「今・・・病院から連絡があって・・・
   プロデューサー君たちの乗った車が・・・事故にあったそうだ」

アイドルたち「・・・・え・・・????」

真「や、やだなぁ・・・冗談にしてはキツ・・イ、です・・よ社長・・・」

絵里「そう・・・、そんなばればれの・・・・嘘、簡単にわかる?」

真美「そうだよ→!!まったく嘘つくんならもっとましな嘘にしてよ→」

亜美「そんな簡単な嘘じゃ亜美たちは・・・」

社長「黙って聞いていてくれ!!!!」

アイドルたち 「ビクッ!!」

社長「飲酒運転のトラックが・・・彼らの乗っていた車に乗り上げ
   ・・・即死、だったそうだ。彼も、涼君も、長介君も・・ハム蔵君も」


P「何でハム蔵の死亡連絡が人間の病院からくるんだよ」


律子「そ・・・な・・ぷ・・でゅ・・・りょ・・・う・・・」

愛「嘘です!!そんなの嘘です!!!!涼さんが・・・涼さんがぁっ」

社長「こんな事・・・冗談で・・・言えるものか・・・・っ」

涼「言ってるじゃないですか、たった今」

美希「嘘・・・はにーが死んだなんて・・・嘘・・・嘘・・・」

貴音「あな・・・た・・・様・・・・」

社長「彼らの遺体は・・・○○病院の霊安室に安置されている
   私は今から向うが・・・後で君たちも・・・向ってあげてくれ]

P・涼・長介「・・・・・・・・・・・・・」


prrrrrrrrrrrrr

社長「やぁ、どうだったかね!!この私の演技は!!」

P「最低だ!!あんた最低だ!!」

社長「いやぁ・・・まさかあそこまで上手くいくとは思わなかった
   じゃあ私も今から君たちのもとへ向うから待っていてくれたまえ」プツッ

P「切りやがった・・・」

やよい「ぷろでゅうさぁ・・・・ちょう・・・すけぇ・・・」

あずさ「やよいちゃん・・・・」

やよい「あず・・さ、さん・・ぷろ・・・っ・・さーが・・ちょう、すけがぁっ」

あずさ「いいのよ・・・泣いて・・・今は・・一緒に泣きましょう・・・?」

やよい「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

P・長介「ゴハァッ!!!!」

ハム蔵「ヂュイッ!?」

涼「ああっ!?2人が吐血した!?
  ・・・・って、あれ?千早さんが・・・」

千早「・・・・・・・」

P「ん?何であいつカッターなんて持って・・・・マズイッ!!」

春香「!?駄目ッ!!」

P「ナイス春香!!そのまま押さえろ!!」

千早「離して春香!優だけじゃなくて・・・
   プロデューサーまでいなくなったら、私・・・私っ!!」

春香「駄目だよ!!そんな事プロデューサーさんも望んでないっ!!」

千早「じゃあ、どうしたらいいの!?
   わたしはもう・・・・・・・・・・・」

春香「千早ちゃんが死んだら、千早ちゃんのお母さんは!?
   皆だって・・私だって、どういう気持ちになるかわかる!?」

千早「春香・・・・」

春香「お願い、プロデューサーさんも・・いなくなって
   千早ちゃんにまでいなくなられたら・・・私は・・・・」

P「・・・なんかとんでもない事になってきたな」

涼「放送できないですよねこれ」

響「貴音・・プロデューサーがっ、ハム蔵も・・
  死んだなんて・・嘘だよな、自分信じない!!絶対信じないからな!?」

貴音「響、気持ちはわかりますがもう・・あの方は・・・」

響「嘘だっ!!自分は信じるもんか!!
  こないだも一緒にいたんだ、三人で一緒に笑ってたんだっ!!
  何で貴音はそんな平気なんさ!!貴音は悲しくはないのか!?」

貴音「・・ッ!!」

ー バシィッ

響「!?」

貴音「・・悲しいにきまってるでしょう!!
   今この場所で悲しんでいない者など・・いるはずが無いでしょう!!」

響「・・・」

雪歩「四条、さ・・ん」

貴音「愛しき者たちが・・いなくなって・・
   平静・・で、いられるわけが、ないでしょうっ!!!」

アイドルたち「・・・・・・」

律子「とにかく・・・病院に向かいましょ・・・」

小鳥「・・そう、ですね」


P「こっち来るの!?まだ心の準備が!!」

涼「と、とりあえずドッキリの看板とかの用意を・・・・」

社長「やぁ、どうなってるかねぇ??」)ニンマリ

涼「とりあえずとんでもない事になってます」

P「千早が特にまずかったですが・・」

社長「ほうほう!!皆はこっちに向かっているのか
   いやぁ・・・ネタばれが楽しみだよ!!」

P・涼(・・・話を聞けよ

ー 数十分後

P「皆が霊安室の前に行きましたね」

涼「うう・・・緊張するなぁ・・・」

社長「この中に彼らは眠っている
   他の子たちに聞かれず伝えたいこともあるだろう
   一人ずつ、入って・・お別れを言おう
   ただ、顔に乗っている紙は取らないでやってくれ
   最後に全員で・・別れを言う時に、改めて彼らと顔を合わせよう」

長介「兄ちゃん、社長さんがまたなんかやろうとしてるよ?」

P「ああ、なんでもアイドル一人一人の反応が見たいらしい
  顔の紙をとるなってのは・・・あれだろうな」

涼「ドッキリが始まる前に、人形に落書きしましたからね」

P「お、一人目が入ってきたな・・・春香か」

春香「プロデューサーさん・・・」

P「はい、俺はここにいますよー」

春香「私・・・未だに信じられないです・・・
   プロデューサーさんが・・いなくなっちゃっただなんて
   これはドッキリなんだって、未だに思う自分がいるんです」

涼「それで正しいです春香さん」

春香「・・・くそく、・・のに
   一緒に、トップアイドルになるって約束・・したのに」

P「春香・・・・」

春香「嘘つき・・・っ、プロデューサーさんの・・嘘つき・・っ!!」

涼「・・・胃薬飲みます?」

P「あ・・・ありがとう・・・」キリキリ

春香「一緒に、トップアイドルになって
   その後もずっと・・ずっと一緒にいたかったのに
   なんで、いなくなっちゃうんですか、なんで・・っ」

社長「天海君・・そろそろ」)コンコン

春香「・・・ッ!!」

春香「じゃあ、私もういきます
   あなたのこと、大好きでした・・初恋だったんですよ?
   私ドジだから・・・伝えるの遅くなっちゃいましたけど・・」

涼「うえええええええええ!?」

P「ど・・・どうした涼君・・・?」キリキリ

涼「な、なんでもないです!!」
 (これ本当に放送できないよぉぉぉぉ)

P「2人目・・・千早・・か
  正直さっきのがあるから一人にするのは不安なんだが」

千早「プロデューサー・・・信じれますか?
   私、さっき自殺しようとしたんですよ」

P「うん、知ってます」

千早「それで春香に怒られました
   自分たちのことも考えてくれと

千早「私勘違いしてました
   自分は孤独だってまだ心の中で思って
   765プロの皆は・・大切な仲間なのに」

千早「だから・・・皆とトップアイドルになります
   プロデューサーとの約束を叶えるために・・・
   ですから天国で優と一緒に見守っていてくれますか??」

千早「じゃあもう行きますね
   これ以上ここにいたら・・泣いちゃいそうですから」
P「・・・」(ビクンビクン

涼「ちょ、しっかりしてくださいPさん!!」

長介「兄ちゃん大丈夫!?」

ハム蔵「ヂューッ!!」

涼「三人目・・・美希さんですね」

P「まだだ・・・まだやれる」

美希「ハニー・・・
   美希ね、皆の前で泣かなかったよ
   本当は泣きたかったけど・・・
   やよいや響、律子・・さん、はもっと悲しいのかな?」

美希「だから・・頑張って・・我慢したんだよ
   一生懸命泣かないように頑張ったんだよ
   ねぇ、褒めて・・いつもみたいに頑張ったなって
   頭を・・撫でてよ、はにぃ、お願いだから・・・」

美希「ねえ、何で撫でてくれないの・・?
   返事してよ・・ハニー、返事、してよぉっ」


美希「・・・・ッ
   ハニーのバカ・・ばか、ばかぁっ」

P「ぐぉぉぉぉぉぉぉ!?」

涼「ちょっ、あまり大声出さないでください!!
  外にいるみんなにまで聞こえちゃいますって!!」

P「つ・・・次は・・・」

涼「えっと・・あずささんが」

あずさ「プロデューサーさん、皆泣いてますよ・・」

あずさ「やっぱり・・もう返事してくれないんですね・・
    ねぇ、プロデューサーさん私ずっと・・
    プロデューサーさんが運命の人だって思ってたんですよ?」

あずさ「でも、本当は運命の人じゃなくてもよかったんです
    貴方が私のそばにいてくれるなら、一緒に笑ってくれるなら」

あずさ「・・・やよいちゃんたちの前では泣けませんでしたから
    今だけは・・・どうか・・泣かせて・・ください・・・・」

P「・・・・・・・・・」

長介「兄ちゃんが動かなくなった・・・」

長介「あ、次は姉ちゃんか・・・」

やよい「プロデューサー、長介
    わたしどうしたらいいのかな・・?」

やよい「浩二がね、こないだ言ってたんだよ
    P兄ちゃんと、長介兄ちゃんにこんどこそゲームで勝つんだって
    かすみ・・も・・・お兄ちゃんたちとまた・・遊びたいって・・・」

やよい「そう・・言ってたの・・・に・・えぐっ
    もう会えないなんて・・あんまりだよ、そんなのや・・だ、よ」


P・長介「・・・・・・・・」

涼「ああっ!?長介君までプロデューサーみたいに!!」

涼「つ、次は・・伊織さんか」

伊織「・・・何で死んじゃうのよ、この馬鹿ども!!」

涼「ええええええええ!?いきなり罵倒!?」

P「もう少し心配してくれてもいいだろ!?」

長介「伊織姉ちゃんひっでぇな!!」

涼「なんか初めて心痛みそうにない展開に
  ここぞとばかりに蘇りましたね、二人とも」

伊織「あんたらが死んだら悲しむ人がいるでしょ!?
   やよいも律子も、響も、皆が悲しむのよ!!私だって!!」

伊織「聞いてるんでしょ!!聞こえてるんでしょ!!
   だったら返事しなさいよ!!・・・しなさいよぉっ!!」

伊織「・・はぁ・・はぁ・・何で、死んじゃうのよぉ
   覚めてよ、夢なら、こんなの・・早く覚めてよぉ・・」

P「・・・ふ、やるな伊織
  罵倒から心痛む展開にすることで
  俺たちに2倍のダメージを与えるとは」キリキリ

涼・長介「・・・・・」キリキリ

ハム蔵「ヂュヂュイッ(あ、次は響か)」

響「ぬーんちパタイんじゃうんやっさー2ちゅとも
  いちゃしいなくなるんだしよ・・・」
  (何で死んじゃうんだ2人とも
    どうしていなくなるんだよ・・・)

P・涼「解読不能キターーーーーー!!」

長介「え、何これ外国語?」

響「さびっさんよ・・戻ってからきてよぉ・・
  ぬーんちやーにんじゅと、しちゅんなちゅが同時んかいいなくなるぬ
  わん、うんぐとぅぬ耐えられねーらんよぉ」
  (寂しいよ・・戻ってきてよぉ・・
    なんで家族と、好きな人が同時にいなくなるの
    自分、こんなの耐えられないよぉ)

P「何言ってるかわからんのに胃は痛むんだな・・・・」キリキリ

響「ヤシガ、泣いてちゃ駄みー・・・やっさーや
  わっさんね、最後まで迷惑かけて
  あんせーな・・ハム蔵、プロデューサー」
 (でも、泣いてちゃ駄目・・・だよね
  ごめんね、最後まで迷惑かけて
  じゃあな・・ハム蔵、プロデューサー)

響「ちゃーウンジュがしちゅんやたん
  かなさんどー・・、プロデューサー」
 (ずっと貴方が好きでした
  愛してるよ・・プロデューサー)

ハム蔵「ヂュヂュイーーーーッ!!(響ーーーーーーっ!!)」

P「痛む!!何言ってるか分かんないのに俺の心がすっげぇ痛む!!」

涼「あれ、次2人?」

P「雪歩と真だな・・・」

真「ほら・・雪歩」

雪歩「・・うん」

真・雪歩「「今まで、ありがとうございました・・プロデューサー」」

真「僕ら・・頑張りますから・・
  絶対、トップアイドルになって見せますから」

雪歩「だから、天国で見守ってくだ・・・さい・・・
   うぅ・・ぐすっ・・・ふぇぇ、ひっく、ぐす・・」

真「雪歩・・・泣いちゃだめだって・・
  2人で、プロデューサーに挨拶するんだって、決めたじゃないか
  今泣かれたら・・ぼく・・だ・・って・・・ぐす、ふぇ・・・・」

雪歩「真ちゃんだって・・泣いて・・る・・よぉ・・」

真「ち・・がうよぉ・・だって・・泣かないって・・決めたのに」

雪歩・真「「ぐすっ・・、ひっく・・・」」


P「ごふぅっ!!」

涼「耐えてください!!後4人、後4人ですから!!
  ほら次、貴音さんですよ!!貴音さん!!」

貴音「貴方様・・・何故でしょうか?
   私にはまだ貴方様が生きているような気がしてならないのです」

P「!?」(ビクゥッ!!

貴音「涼も・・ハム蔵も・・長介も・・生きている気がするのです」

涼・長介・ハム蔵「!!!!」(ビクウッ!!

涼「ま、まさか気づいてるんでしょうか!?」

P「わ、わからんがありえるかも・・貴音だし」

貴音「なんて・・・これはわたしの願望なのでしょう
   貴方様がこんな嘘をつく事などないでしょうね
   ・・・いつも私たちの事を思ってくれる優しい方でしたから」

P「ゴハァッ!?」

貴音「長介も、涼も、ハム蔵も・・あの子たちも優しい子でしたから
   私たちを悲しませるこんな嘘をつくことなど・・ありえません」

涼・長介・ハム蔵「・・・・・・・・ッ」キリキリ

貴音「ですから・・本当に貴方様たちは
   常世に・・・旅立たれたのですか、私を・・皆をおいて・・」

貴音「本当に・・もう、会えないのですね・・
   貴方様・・?今だけは泣いても・・いい・・でしょうか・・・
   あなたさま・・・あな・・さま・・っ、あなた・・・さまぁっ」

貴音「もう一度・・叶うのならば・・もう一度だけ
   お会いしたいです・・あって想いをつたえさせて・・ください」

P「ぐおぉぉ・・・つ・・・・次は・・・?」

涼「え、えっと・・・律子姉ちゃん
  ・・あれ?亜美ちゃんと真美ちゃんも?」

律子「ほら・・あんたたち」

亜美「うん、ねぇ・・真美・・・
   兄ちゃんにお別れ・・・言お・・・?」

真美「・・・うん」

亜美「にいちゃん・・・嘘つきだよね
   亜美たちをトップアイドルにするって言って・・・」

真美「うん・・勝手にいなくなっちゃうんだもん」

律子「・・・・・・・」

亜美「だからね、亜美たちめっちゃ美人になって」

真美「兄ちゃんに死んじゃったこと後悔させてあげるんだから」

亜美・真美「「だから・・おやすみ・・・兄ちゃん」」

律子「・・・・もう、いいの?」

亜美「・・うん、お別れも言ったし・・」

真美「りっちゃんこそ・・・大丈夫?」

律子「馬鹿言わないで・・・ギリギリよ
   まだあんたたちがいるから立っていられるだけ・・・
   大事な弟と大切な人無くして平気なわけないでしょ」

涼は従弟じゃ……

涼「律子姉ちゃん・・・(やっぱり兄ちゃん好きだったのか)」

P「律子・・・(そこまで俺の能力を買ってくれていたのか)」

律子「・・・・・・」

ー ギュッ

亜美「り、りっちゃん・・・?」

真美「苦しいよ・・・・」

>>130 分が抜けてた
   「大事な弟分」で脳内保管しといてください

律子「子供が我慢なんてしないの
   泣きなさい。思いっきり、じゃないと後悔するから」

亜美「・・・・・・り、っちゃん」

真美「・・・・・・う・・・」

亜美・真美「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

亜美「にいちゃんが、にいちゃんがぁっ!!」

真美「だったのに・・大・・好き・・・だったのにぃ!!」

律子「・・・泣きなさい、今は・・・泣いて・・・・」

P「ごめん、耐えきったけど俺もう駄目かもしれない」

涼「ぷ・・・プロデューサーはもう終わりだからいいじゃないですか・・・」

P「そ、そうだn」

長介「事務員の姉ちゃん来たけど」

P「忘れてたぁぁぁぁぁぁぁ!!」

小鳥「・・・・・・・・・・・・・」

P「無言が怖い・・・逆に怖い・・・」

小鳥「なんで・・死んじゃったんですか・・
   アイドルの子たちをおいて・・なんで・・・」

小鳥「ねぇ、知ってますかプロデューサーさん。私の好きな風景」

小鳥「春香ちゃんが転んで、千早ちゃんがため息ついて
   やよいちゃんが笑顔でいて、美希ちゃんがお昼寝してて
   亜美ちゃんと真美ちゃんがいたずらして、律子さんがおこって
   

小鳥「あずささんが微笑んで、伊織ちゃんが呆れて、雪歩ちゃんが泣いて
   真君がそれを支えて、響ちゃんが慌てて、貴音ちゃんが眺めていて
   社長が苦笑いして、貴方が・・その横で・・一緒に笑っていて・・・」

P「音無さん・・・・・」

小鳥「それが・・765プロなんです・・・
   私の・・大好きな・・・風景なんです・・
   誰が欠けても駄目なのに・・なんで・・いなくなっちゃうんですか
   もうあの風景が・・見られなくなっちゃうじゃないですか・・・」

小鳥「プロデューサーさんの・・・ばかぁっ・・・・」

P「・・・・・・・・・・・・・」

涼「完全に燃え尽きてますね」

長介「にいちゃんが真っ白に・・・」

涼「次は・・と、とうとう876メンバーか・・・・」

愛「涼さん・・・・」

絵理「ひどいよ・・・勝手にいなくなるなんて・・・」

夢子「ほんと・・・馬鹿よ、あんたは本当に・・・馬鹿よ・・
   ねぇ、知ってる?私たちあんたに内緒でずっと勝負してたんだよ」

絵理「うん・・・女の子だけの・・大事な勝負」

愛「・・景品は・・涼さん、ですけどね」

涼「ええっ!?何それ!!
  何で僕いつの間にか景品にされてるの!?」

P「落ち着け涼君・・・そんなもの日常茶飯事だ」

涼「そんな日常いやですよ!?」

夢子「だから・・景品がいなくなったら・・」

絵理「勝負が・・・成立・・しませんよ?」

愛「だから・・戻ってきてください・・涼・・さん・・・」

涼「胃が、胃に穴がぁぁぁぁぁ!!!!」

P「だ、大丈夫これで全員だ!!全員耐えた!!
  さぁ、ドッキリパネルの準備だ!!早く安心させてやろう」 

ー 霊安室前

社長(ふぅむ・・これで全員か
   さて、そろそろネタばれなんだが・・・・む?)

prrrrrrrrrrrr

社長(電話・・・少し離れてしたほうがいいな)

社長「もしもし」

D「おう、高木か」

社長「おお、どうしたのかね?
   今、君に頼まれた例の件を撮影中なのだが・・・」

D「い、いや・・それなんだが・・な
  放送しようと思ってた放送局が裏でいろいろやってたらしく・・・
  その放送が・・・できなくなっちまった・・・」

社長「・・・・WHAT?」

D「ほんと悪い!!今度、飯でもおごるから!!それじゃあな」

社長「・・・・まずいことになった」

小鳥「・・社長」

社長「うぉぉぉぉぉ、音無君いつからそこに!?」

小鳥「今、来たところです・・・全員、終わったので
   皆で最後にお別れを言おうと・・・」

社長「わ、わかった・・・
   先に中に入っていてくれたまえ。私もすぐに向うとしよう」

小鳥「わかりました・・・それでは・・・」

社長(まずいぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉ)

P「よしドッキリパネルは持ったな」

涼・長介「もちましたっ!!」

P「よし、それじゃあ・・・」

社長「まずいぞぉぉぉぉぉぉぉ」

P「うおっ!?どうしたんですか社長!?」

社長「実は・・・かくかくしかじか」


P・涼・長介「ええええええええ!?」

P「ちょ、なんですかそれ!?俺たちの頑張りは!?
  まじで胃に穴あく勢いでしたよ!!あの苦しみは!!」

涼「僕たちの努力を返してくださいよ!!てか返せ!!」

社長「本当にすまない!!だが今はこうしてる場合じゃないのだ!!」

P「どういうことです??ドッキリが放送されなくなるだけじゃ・・・」

社長「だけ、ではないのだよ!!
   気づかないのか!?これで我々はアイドル諸君を騙していた
   ドッキリ企画の撮影という大義名分を失ったのだよ!!
   だからバレた時に我々を守るものが何一つないんだ・・・」

P「そ、そういえば・・・」

社長「しかも君たちは人形の顔に落書きしたそうだが
   いったいどういうことを書いたのかね・・??」

P「えっと・・「ドッキリ大成功」とか「騙しちゃった☆テヘぺロ」とか」

涼「あと「HAHAHA!!ばっかじゃないのー」とか「ぷぷぷー(笑)」とか」

長介「最後に「残念だったなアホドル諸君」とか」

社長「なんでそんなの書いたんだね!?」

P・涼・長介「あんたがやれっていったんだろうが!!」

P「ということは・・・」

涼「見つかったら・・・」

長介「殺されるんじゃ・・・」

社長「そうDEATH!!」

P「何がそうDEATH!!だ!!ふざけんな!!あんたが殺られろ!!」

涼「そうですよ!!全責任をかぶって!!」

長介「姉ちゃん怒らすと後が怖いんだからな!?」

ハム蔵「ヂュヂュイッ(そーだそーだ)」

社長「ハッ、もはや私たちは一蓮托生
   捕まった暁には君たちも快く協力してくれたと証言しよう」

P「ちょっ!?」

社長「だが今は口論している時ではない!!
   一刻も早く逃げることが先決なんだ!!」

P「ぐぅ・・わかりましたよ、こんちくしょう!!」

涼「気づかれる前に逃げないと・・・」

P「車まで全力で走るぞ!!」

涼・社長・長介「おおっ!!」

アイドルたち「・・・・・・・・・・・・・・・」

小鳥「さ・・皆で最後に挨拶しましょうか
   プロデューサーさん、涼君、長介君、ハム蔵君
   ちょっと顔の紙・・・どかさせてもらうね・・・」

小鳥「ああ・・・4人とも眠ってるように・・・・って、あれ?」

アイドルたち「・・・・・・は?」

ー ドガアアアアアアアアアッ!!!!

涼「ちょ!?なんですか今の音ぉっ!?」

社長「君!!早く車を出したまえ!!」

P「わかってますよ!!」

長介「に、兄ちゃんはやくはやく!!」

さるってました・・

P「よし、エンジンがかかった、早く逃げるぞ!」

涼「っていってもどこに!?」

社長「どこでもいいから早く出したまえ!!」

P「・・・で、とりあえず事務所近くの駅まで逃げてきたわけですが」

社長「まぁ、わたしは自宅に帰るよ。君たちも気をつけてくれたまえ」

P「もとはと言えば社長が諸悪の根源なんですけどね」

社長「はははは、さらばだっ」

P「逃げやがった・・・」

P「とりあえず、事務所に戻ろう」

涼「ええっ!?大丈夫なんですかそれ!!」

P「事務所のカギは俺と社長しか持ってないからな
  だから事務所に立てこもっちまえばとりあえず安全だ」

涼「そ、そうか!!」

長介「兄ちゃん頭いいな!!」

P「よし、それじゃ事務所に戻るぞ

P「事務所に戻ってきたが、やはり誰も帰ってきてない
  灯台もと暗しという奴だ。まさか事務所にいるとは思うまい」

涼「そうですねー」

長介「でも明日は・・・どうすんの??
   俺は一応、家に兄ちゃんの家に泊まるって言っておいたけど」

P「怒りが覚めるのを待つしかないな」


ー コンコン

P・涼・長介・ハム蔵「!?」

春香「ぷろでゅーさーさんたち・・みーつけたー」

P「ぬおっ、春香!?」

夢子「随分と・・面白い事してくれたわねぇ・・涼ぉ・・」

涼「ぎゃおおおおおおおおおん!?」

やよい「長介ぇ・・お姉ちゃん・・本気でおこったからね」

長介「ね、ねねえちゃん・・」

響「ハム蔵、面白いことしてくれたな・・」

ハム蔵「ぢゅ・・い」

長介「に、ににににいちゃん!?」

涼「ど、どうするんですかっ!?」

P「落ち着け!!事務所の扉の鍵は俺と社長しか持ってない!!
  だからここにたてこもっていれば・・・」

ー ガチャッ

P「・・・・・」

美希「やっと会えたね・・・はぁにぃ・・・・」

真「いやー会いたかったですよ、1秒でも早く」

P「ななななんで事務所のカギを・・・」

小鳥「もうっ、事務所のカギは2つあるって忘れたんですか?」

涼「まさか・・・社長が・・・」

亜美「だってね→、普通に駅から帰ろうとしてたからね→」

真美「一人で歩いてるんだもんね→」

P「しゃ、社長をどうしたんだ!?」

雪歩「ドラム缶、コンクリ、塩水・・・後はご想像にお任せしますぅ」

P・涼・長介「しゃちょうぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」


P・涼・長介・ハム蔵「ど・・どっきり大成功?」

律子「ほう・・・それで?」

美希「許されるとでも・・・思ってるのかなの☆」

P「そうだよな・・・俺たちが悪いんだ」

長介「兄ちゃん!?」

涼「何言ってるんですか!?このままじゃ僕たち・・・」

P「いいんだ!!悪い事をしたのは俺達なんだから!!」

P「さぁ、煮るなり焼くなり好きにしてくれ
  女の子を泣かせたんだ、どんな罰でも受けるさ」

あずさ「あらあら」

貴音「貴方様・・・」

涼「プロデューサー・・・
  皆、僕ももう逃げない。素直にどんな罰も受ける」

絵理「・・・・いい度胸?」

愛「・・涼さん」

P「ああ、そうだ。それと・・・皆、こっちに来てくれないか」

アイドルたち「??」

P「ああ・・もっと俺の近くに・・・・あああ!!何だあれは!?」

アイドルたち+涼+長介「・・!?」

P「いまだっ!!」(ダッシュ

涼「ああっ!?」

長介「兄ちゃんが逃げた!?」

ハム蔵「ぢゅーーーいっ!!(この裏切り者ォォ!!)」

P「許せ!!俺はまだ死にたくない!!」

涼「り、律子姉ちゃん!?あれ追わなくていいの!?」

律子「・・・・別に、問題ないわ
   ねぇ、涼、気にならなかったの?何で・・」

P「よし、誰も追ってくる気配はない!!
  このまま外に逃げちまえばこっちの・・・・」

千早・伊織「・・・・・・・・・」

P「」

律子「事務所に伊織と千早がいなかったのか」

ー ベキィッ、バキ、ボコ、ドガ、グシャアッ、ボギィッ!!

涼・長介「あわわわわわわわわわわわわわわわわわわ」

律子「じゃあ、行きますか・・・
   ああ、876の子たち、涼の躾はまかすわ」

夢子「りょーかい」

絵理「文字どおりの意味で粉骨砕身?」

愛「がんばります!!!!」

涼「ぎゃおおおおおおおおおおん!?」

やよい「長介は今からお姉ちゃんとゆっくりお話しようね・・・」

響「ハム蔵もなぁ・・」

長介「ひいいいいいいいい!?」

ハム蔵「ぢゅーーーーーーーっ!?」

アイドルたち「さぁ、少し頭・・・冷やそうか」

P・涼・長介・ハム蔵「ぎゃああああああああああああああ!?
           (ぢぢぢゅーーーーーーーーーーーいっ)  完  

すいません、一応ここで一区切りです
初めてのssだったので見苦しい点もあったと思いますが
最後まで付き合っていただけた皆様、本当にありがとうございました

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