妹「今日はお兄ちゃんが帰ってくる日」 (46)

―8月某日―

妹「(久しぶりだなぁ...もう1年と4ヶ月経つのかぁ)」

妹「(どうしてお兄ちゃん、急に都会の高校に行ったりしたんだろう...私も連れて行って欲しかったなぁ)」

妹「ううん、振り返っても遅いよね。お兄ちゃんがいない間ずっと頑張ってきたんだもん。今日こそ、うん」

ガラガラガラ...

妹「っ!き、きた...」トットットット...

兄「たーだいまー」

妹「お、おかえりっ!」

兄「よっす。どうだ高校の方は?慣れたか?」

妹「慣れたかじゃないよ。急に出て行ったりして...皆心配してたんだよ?」

兄「まぁこうして帰ってきてるんだからいいじゃんよ」

妹「どうせすぐに帰るくせに」ボソッ

兄「だって母さんから、仕事でいない間、妹の面倒見ろって言われてるから帰ってきたんだぞ?1週間ぐらいしたら俺帰るからな」

妹「...1週間経ってもお母さんが帰ってこなかったら?」

兄「......」

妹「...」ショボンヌ

ガラガラガラッ!

女「ちょっと兄!何勝手に行ってるの!迷いかけたじゃない!」

兄「へ?一本道だったじゃん」

女「何が一本道よ!途中でいなくなるから......」

妹「」ボーゼン

ヤンデレ化こい!!

>>4
あれ、どこかで会いました...?


兄「どうした?女?妹?」

妹「え、あ、その......この人は?」

兄「そういや言ってなかったな。向こうで知り合った彼女。女っていうんだ」

妹「......」

女「で?その女の子は?」

兄「俺の妹。一応、今年で高校生だぞ」

女「........二人だけじゃないのね」

兄「そりゃあねぇ。理由でもないとこんな所、帰ってこないし」

女「へぇ...」

妹「...お兄ちゃん、一つ聞いていい?」

兄「ん?」

妹「いくらで雇ったの?」

兄「は?」

妹「だから、その女の人は何円で雇ったの?」

兄「いや、言ってる意味が...」アセアセ

妹「お兄ちゃん、私を驚かそうとして彼女のエキストラを雇ったんでしょ?もぅ、そこまでしなくていいんだよ?」

兄「いや、本当に彼女だって」

妹「まさかぁー。お兄ちゃんみたいなどーてーさんで、しかもロリコンがモテるわけないじゃん」

兄「おぉふっ!」グチャッ

女「兄...本当?」

兄「.....................」アセアセアセアセッ

妹「それにお兄ちゃんみたいな地味でモテない人に、告白する人もいないでしょ?」

兄「め、目の前にいるだろ...?ほら、女から告白してきて、」

女「何言ってんの。あんたから告白してきたじゃない。土下座までして」

兄「えぇ!?」

妹「こんな地味で童貞人間の告白、女さんはどうしてokしたんですか?」

女「お金持ってそうだったから」

妹「うち貧乏だから、今すぐ別れた方がいいですよ?」

女「手下としては最高だからこのままでいいわ。先入っとくねー」スタスタスタ...

妹「ちょ...勝手に入らないで下さい!」

女「兄、入っていい?」

兄「あぁ」

妹「...っ。私は、許可しません」

女「兄がいいって言ってるんだからどいて」スタスタスタ...

妹「ま、待って、」

兄「妹、落ち着けって。女、荷物どこに置く?」

女「あんたの部屋に置いといて。今日から兄の部屋で寝るから」

兄「わかった。荷物置いてくるよ」スタスタスタ...

妹「......っ」タッタッタッタ...

女「」チラッ

女「...あの娘、消えてくんないかなぁ」

―兄の部屋―

兄「まだ俺の部屋残ってたんだ...よし、片付けるか」

兄「これはここで...この荷物俺のかな...」

妹「お兄ちゃん」

兄「んー?部屋の片付け手伝いに来たのかー?」

妹「違うよっ。女さんの事!」

兄「あーはいはい。で?なんだ?」

妹「どうしてあんな人、好きになっちゃったの?」

兄「......いろいろ」

妹「いろいろって何」

兄「いろいろはいろいろあるんだよ。お前には関係ないさ」

妹「あるっ!もしお兄ちゃんが女さんにたぶらかされて、お金取られちゃったらどうするの!?」

兄「そんな金あると思う?」

妹「じゃあ誘拐されて臓器売買されて奴隷化したらどーするの!?」

兄「何それめっちゃコワイ」

妹「ともかくっ!きっと悪い人だよっ!早く別れた方がいいって!」

兄「......ふぅ。妹、ちょっと来い」

妹「な、何?」テクテクテク...

ナデナデ

妹「っ/////」

兄「心配してくれるのは嬉しいけどさ、大丈夫だって。あいつはそんな悪い奴じゃないから」

妹「でも...お金があるから付き合ったって...」

兄「......大丈夫」

妹「何が大丈夫なの?」

兄「...いろいろ」

妹「......ばか」タッタッタッタ...

兄「......嫌われちゃったかな」

―居間―

女「......」ウトウト

兄「ソファーで寝るなよ」

女「っ、あれ、部屋の片付けは?」

兄「終わった」

女「......妹ちゃんは?」

兄「...お前のこと聞かれて、答えたら怒って部屋に戻ったよ」

女「だって、あれは...」

兄「金の為ねぇ...俺ってそんなに金持ちに見えた?」

女「ち、違う...」アセアセ

兄「しかも俺から告白した事になってるし」

女「その、えと」アセアセ

兄「...もう慣れてるけどね。恥ずかしいからって嘘つかれるの」

女「ご、ごめんなさい...」

兄「どうして素直になれないかねぇ?妹にも高飛車だったし」

女「だって、二人きりだと思ってて、その、」

兄「妹がいたから不機嫌になっちゃったと?」

女「うん...」

兄「...でも傷付いたなぁ。嘘つかれた上に妹にあんな態度とられて。女の事、ちょっと信用できなくなったかも」

女「っ!?ご、ごめんなさい!もう嘘つかないから!妹ちゃんとも仲良くするから!ね?ね?」

兄「本当かなぁ。素直にもなれる?」

女「それは......」

兄「慣れないならいいよ?さて、ちょっと妹でも慰めてこよっと」スタッ

女「ま、待って、努力するから!頑張るから!」

兄「......はぁ。いつもそうやって素直なら可愛いのに」

女「だって、恥ずかしいんだもん...」モジモジ

兄「告白なんてだいそれた事できるのに?」

女「兄の事好きだったから、できたんだもん...///」

兄「......重症だなこりゃ」

兄「(それにしても懐かしいな...女に告白された日かぁ)」

―昨年7月・高校―

兄「(いやー...世の中何が起こるかわかんねぇな...)」

兄「(まさかラブレター貰うなんて...)」

兄「(誰だろな...知ってる人かな...)」

兄「(.........どっちにしろ迷惑なんだけどなぁ)」

ギィ...

兄「(き、来たっ)」

女「」スタスタスタ...

兄「」

兄「(な、なんだ。女さんかよ。びっくりした...)」

兄「(でも、あの人ではないな。いつも不機嫌だし、この前話しかけてすんごい怒られたし)」

兄「(早く来てくれないかなぁ)」

女「ね、ねぇ!」

兄「(まだかなぁ)」

女「ねぇってば!」

兄「へっ!?」

女「呼んでるのにどうして無視するのよ!」

兄「ご、ごめん。えっと、何か用?」

女「用って、ほら、あれよ、あれ///」ソワソワ

兄「あれ?」

女「...///」

兄「あれって何?」

女「ら、ラブレター...」モジモジ

兄「え!?何で知ってんの!?」

女「わ、わた、私が、あ、あげた、から...///」

兄「」

女「///」モジモジ

兄「(...うーわぁー...よりによって女さんから貰っちゃったのか...!)」

女「///」モジモジ

兄「(やべぇ...どうしよう...)」

女「あ、あの!」

兄「ひっ...!」

女「どう...かな///?」

兄「え......と、」

女「や、やっぱりビックリしちゃったよね///でもね?私ずっと兄の事、」

兄「...ごめんなさい」ペコッ

女「......ぇ?」

兄「俺、やらなきゃいけない事があるから、だから、女さんとは付き合えないよ」

女「やらなきゃいけない事...?いつ終わるの...?」

兄「...わからない」

女「な、なら!私待つから!それが終わるまでずっと待つから!」

兄「そんな...迷惑かけられないし、」

女「それでも兄のそばにいたいのっ!」

兄「っ...」

女「お願い!」ドゲザー

兄「っ!?女さん何してるの!?」

女「兄がっ!頷くまでっ!土下座をっ!やめないっ!」

兄「いやいやいや!そんな古いジョジョネタいいから!」

女「カツアゲロードでお金稼いでくるからぁ!」

兄「そんな最新なジョジョネタもいらない!」

女「...なら、どうすればいいの?」ウルウル

兄「...............友達から、なら」

女「やだっ!」

兄「えぇー...」

女「親友以上、がいいな...///」モジモジ

兄「.........はぁ。もうそれでいいよ」

女「本当っ!?」

兄「(......夢、遠ざかったなぁ)」

―現在・居間―

兄「あの時から変わってないよなぁ」

女「何が?」

兄「俺にだけ優しくて、他人に対して怖いところとか」

女「...だって、他の人に興味ないもん」

兄「..............もし、だよ」

女「?」

兄「俺が死んじゃったらどうする?」

女「私も死ぬ」

兄「あー、違う、もし俺が他の人と結婚したらどうする?」

女「死ぬ」

兄「......そか」

女「うん」

兄「(やっぱ重症だわ...)」

あのラノベの画像思い出した

>>25
どのラノベでしょう?

―妹部屋―

妹「...」ドヨーン

妹「(お兄ちゃんに、彼女...)」

妹「(性格はムカってくるけど、けど、)」

妹「(美人さんだったな...)」

妹「お兄ちゃん、ああいう人が好みだったんだ...」

妹「胸も大きかったし、足も長くて......」

妹「...私はどうかな...」ペタペタ、サワサワ

妹「...う、運動しやすいからこれでいいんだもんっ」ショボンヌ

妹「で、でもっ!お兄ちゃんはロリコンだもん!この前小さい子がいっぱいのエロ本見つけたもん!」

妹「きっとあの女さんに脅されてるんだ!そーだそーだ!」

妹「よし!もっかいお兄ちゃんと話してこよっ」トテトテトテトテ...

妹「お兄ちゃ.........ん?」

女「ね?だからいいでしょ?さすがに田舎と言っても市民プールくらいあるでしょ?」ボソボソッ

兄「まぁあるけど...誰もいないよ?」

女「それがいいの///だって私の水着姿は兄だけのもので、」ボソボソッ

妹「...」ジィー

女「......ロケットパーンチッ!」

兄「あずっ!?何で本気で殴んの!?」

女「うるさい!何寄ってんのよ!離れてよ!」

兄「......」ジィー

女「あ...その、」

兄「わかった。ちょっと離れてるわ。妹、高校の話とか聞かせてくれ」スタスタスタ...

妹「う、うんっ」タッタッタッタ...

女「あ、兄...」

>>1が機械のように黙って投下できない
・とりあえず妹出せば良いと思っていて、兄妹モノの本質をまるで理解していない
・糞コテ

極刑やね

久しぶり

妹の友達に童貞奪われた人?

>>31
ご意見ありがとうございます。参考にしていきたいです。
>>33
前作見てくださった方でしょうか?
>>35
多分違うかと...?


―妹部屋―

妹「でね?その時にお母さんが...」

兄「(あいつ反省してるかな...さすがにあれは効いたと思うけど)」

妹「木彫りの熊を叩きわっ...お兄ちゃん?聞いてる?」

兄「あ、うん。聞いてる聞いてる」

妹「...女さんの事気にしてるんでしょ」

兄「...」

妹「...なんで、女さんなんか...」

兄「......重なって見えたんだよ」

妹「え...?」

兄「昔さ、俺、母さんに好きな人の事を伝えた事があったんだ」

妹「は!?な、なんで!?」

兄「いつか一緒に暮らしたいと思ったから。だから俺、その人の事どんなに好きかのか、どう養っていくとか熱く語ったんだ」

妹「(お兄ちゃんの...好きな人)」

兄「その俺の姿と、必死に俺に告白してきた女の姿が重なって見えたんだ。だから付き合った(親友からだけど)」

妹「そ、それだけ?見た目とか性格とかは?」

兄「...気にしなかったな」

妹「そ、そう...じゃあ、お兄ちゃんって見た目とか性格より、熱意を重視するの?」

兄「いや。ちゃんと好みあるよ」

妹「あるんかい!」


すいません、少し朝早いんで落ちます。早朝また投下予定です。

どうもショボンヌの産みの親です
見事に浸透しましたね
おまんがななる下劣な言葉に嫌悪感を抱かせつつ
サブリミナル効果的に(´・ω・`)←の顔文字に対しショボンヌと呼び続けた結果です
既に(´・ω・`)の著作権は私のものといっていいでしょう
私の口座にショボンヌ使用料を払わない場合法廷でお会いする事になるでしょう
それではおまんがなもといショボンヌの産みの親でした

( ´・ω・`)まさかとは思いますが、その「おまんがな」とは、あなたの想像上の存在にすぎないのではないでしょうか。
( ´・ω・`)もしそうだとすれば、あなた自身が統合失調症であることにほぼ間違いないと思います。
( ´・ω・`)あるいは、「おまんがな」は実在して、しかしここに書かれているような異常な行動は全く取っておらず、
( ´・ω・`)すべてはあなたの妄想という可能性も読み取れます。この場合も、
( ´・ω・`)あなた自身が統合失調症であることにほぼ間違いないということになります

( ´・ω・`)いや、それは全くの的外れかもしれませんが、可能性として指摘させていただきました。
( ´・ω・`)レスだけしか情報がない精神科ぶりゃんぬの、これは限界とお考えください。

( ´・ω・`)おはよう ぶりゃんぬ
( ´・ω・`)おはよう ぶりゃんぬ
( ´・ω・`)あなたが傍で踏んばる朝は
( ´・ω・`)うんこのシャワーを
( ´・ω・`)いっぱい浴びながら
( ´・ω・`)海で心のお洗濯
( ´・ω・`)ラン ラン ラン
( ´・ω・`)駆けておいでよぶりゃんぬ
( ´・ω・`)ラン ラン ラン
( ´・ω・`)ここへおいでよぶりゃんぬ
( ´・ω・`)空に浮かんだ黒いうんこ
( ´・ω・`)どこかあなたに似ているわ
( ´・ω・`)ぶりゃんぬぶりゃんぬ
( ´・ω・`)大好きよ
( ´・ω・`)ぶりゃんぬぶりゃんぬ
( ´・ω・`)二人で一人――――――!!

(´・ω・`)『ぶりゃんぬ、俺は正直わからない。奴のやろうとしている事は間違っているのか・・・?』

(`・ω・´)『君もぶりゃんぬならばわかるはずだ・・・。生きた目を持つショボンヌがいないことに』

( ´・ω・`)・・・俺はこのスレが好きだ。しかし・・・

Σ( ´・ω・`)      『ヘイ!ぶりゃんぬ!』

(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)『ぶりゃんぬ、握手してよ!』『ぶりゃんぬまた買ったんだね!』

( ´・ω・`)・・・・・・サンキュー!

( ´・ω・`)そうさ・・・理屈じゃない!ハートなんだ!

(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)『ぶりゃんぬ、オωニーしようよ!』

( ´・ω・`)オッケイッ!

(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)『ぶりゃんぬ、(チンポ握った手で)握手してよ!』『ぶりゃんぬまた(オナホ)買ったんだね!』

( ´・ω・`)・・・・・・サンキュー!

★登場キャラクター★
(´・ω・`)←しょぼんぬ
( ´・ω・`)ぶりゃんぬ
(´・ω・`)ぶさいくしょぼんぬ
(´・ω・`)←こだぬき
(´・ω・`)左眉毛が半角ならぶさいく、目が半角ならしょぼんぬ、全角ならこだぬき
【´・ω・`】マック野郎

( ´・ω・`)以上テンプレ終わり

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