ほむほむ「私、ボンゴレは冷製派なのだけれど」 (2)

俺「ご、ごめん。。。普通にあったかいの作っちゃったよ」

ほむほむ「そう、まあいいわ。いただきます」

俺「俺も食べようかな。。。麺の固さ、平気?」

ほむほむ「ええ、ちょうどいいわ。茹でるの、上手なのね」クルクル……パクッ

俺「そんなことないよ、時計見てれば誰でもできるし。。。」

ほむほむ「ふぅん、温かいボンゴレは初めて食べたけれど、案外美味しいわね」クルクル

俺「今まで冷たいのしか食べたことなかったの? 珍しいね」

ほむほむ「そうかしら。ウチではスパゲティは冷製が普通だったけれど」

俺「へぇ……どうやって茹でてたの?」

ほむほむ「百円ショップで売っている容器に入れて、レンジで温めていたわ。ガスは、高いから」

俺「あ、ふぅーん…… ほむほむのお母さんは節約上手だったんだね」

ほむほむ「守銭奴だっただけよ。ボンゴレも温かい方が美味しいって今日わかったわ。あの人はガス代がもったいないから冷製を作っていただけだってことも」

俺「ほむほむ……お母さんのこと悪く言っちゃいけないよ。。。」

ほむほむ「そうね。。。冷めてしまったわね、あなたのボンゴレ。。。あの人が作ったのと……同じ味みたい。。。」ポロポロ

俺「ほむほむ……泣かないでよ。これからは俺がいくらでも温かいボンゴレ作るからさ」ナミダフキフキ

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