夜空「本日の部活は安価で活動する」(165)

部室

夜空「さて、部員も全員集まったところで」

夜空「本日の隣人部の活動内容を話そう」

小鷹「一体、今日は何をするんだ?」

星奈「どうせ夜空の考えたことだしろくでもないことなんでしょうけどね」

夜空「黙ってろ肉。今日は皆で>>5をする」

妄想

夜空「今日は皆で妄想をする」

小鷹「夜空、お前……」

理科「夜空先輩……」

夜空「なんだ、その哀れむような目は!」

夜空「残念なお前らにそのような態度をされると非常に不快だぞ」

星奈「前々からアレだと思ってたけどあんたやっぱりおかしいわね」

夜空「どいつもこいつも。話は最後まで聞け。これはネタとかではない」

夜空「皆で友達と話す妄想をするのだ」

小鷹「とうとう俺たちにもエア友を押し付けるつもりか」

夜空「押し付けるなど失敬な。なあ、トモちゃん」

理科「なるほど。それなら意外と名案かもしれません」

理科「来る日のために友達と会話するイメージトレーニングみたいなものと考えれば」

小鷹「マジかよ」

夜空「そうだろう。よし、決まりだな」

夜空「では、まずは小鷹。お前から妄想してみろ」

小鷹「俺からかよ」

幸村「がんばってください、あにき」

小鷹「しかたねぇ、えっと」

夜空「まずエア友の名前を決めろ。言っておくがトモちゃんはダメだぞ」

小鷹「へいへい。んじゃ、>>13君でいいか」

杉崎鍵

小鷹「んじゃ、杉崎鍵君でいいか」

星奈「エア友のわりにはちゃんとした名前じゃん」

夜空「知人の名か?」

小鷹「いや、そういうわけじゃないんだけど」

小鷹「なんかパッと思いついたんだよ、この名前が」

理科「類友ですもんね」

小鷹「なんか言ったか? 理科」

理科「いえ、別に」

夜空「では小鷹。その杉崎鍵と話してみろ」

小鷹「なんか大勢の前だとすげぇ恥ずかしいんだが」

小鷹「やっぱりやんなきゃダメ」

夜空「ダメだ」

小鷹「わかったよ。えっと、その、杉崎君」

星奈「待って。なんで苗字で呼んでるの?」

星奈「普通、友達ってあだ名か名前で呼び合うものじゃないの」

小鷹「え。でも苗字で呼び合ってる奴もざらにいると思うが」

小鷹「それによ、いきなり名前で呼ぶのはちょっと抵抗が」

理科「エア友にそこまで気を遣うことはないのでは」

夜空「やはりヘタレヤンキーだなお前は」

小鷹「わ、わかったよ。じゃあやるぞ」

小鷹「な、なあ、鍵君」

夜空「ふむ」

小鷹「>>25

下着の色は何色かな?

小鷹「下着の色は何色かな?」

夜空「な、いきなり何を言ってるのだお前は!?」

星奈「キモ……」

小鷹「ちょっと待て。今のはその!」

小鷹「男友達特有のちょっとした場を和らげる卑猥トークというか」

夜空「それにしたって節操がなさすぎる! 恥を知れ小鷹!」

小鷹「誤解なんだ!」

理科「小鷹先輩」

理科「うやはり小鷹先輩はノンケを装ってたんですね!」

小鷹「違う!」

理科「またまたエア友にまでそのような質問をするのがその証拠じゃないですか」

理科「いいですよいいですよ。エアホモ達でも全然オッケーです!」

理科「どんどん続けちゃってください! そしてどんどん空気に突っついちゃってください!」

理科「おおおぉぉ! 妄想は爆発だあぁ!」

小鷹「だから違うんだって」

夜空「何も違わないであろうが」

小鷹「頼む。もう一度、チャンスをくれ」

小鷹「今度はちゃんとやるから」

幸村「わたくしからもおねがいします、あねご」

夜空「ふんっ。まあ、いいだろう」

小鷹「よっし。ありがとな、幸村」

幸村「いえ」

幸村「ご安心ください、あにき」

幸村「おとこもののしたぎをご所望なのでしたら」

幸村「どうぞこのわたくしのしたぎを」

小鷹「あぁー、やめろ! 気持ちだけもらっておく」

夜空「何をしている、とっとと始めろ」

小鷹「わかった。すまん、鍵君。さっきはあんな話しちまって」

小鷹「>>45

夜空のパンツ何色だろうな

小鷹「夜空のパンツ何色だろうな」

夜空「なっ///」

夜空「ここ、小鷹! 何てことを抜かしてるのだ! 性懲りもなく」

小鷹「いや、男でダメなら女の下着だったらいいかなって思ってよ」

夜空「バカか! なぜそのような理屈になる」

夜空「しかもよりによって私のパパパン……うう///」

小鷹「やっぱこれもまずかったか」

星奈「と、当然でしょ!」

星奈「あんたそんなんだから友達ができないのよ!」

小鷹「おっしゃるとおりです……」

星奈「そ、そもそもにどうして夜空のなのよ……」

星奈「私だって」

小鷹「ん? 何か言ったか」

星奈「ふんっ、何でもないわよ! エロヘタレヤンキー!」

小鷹「とほほ、どうしてこうなった」

夜空「……コホン///」

夜空「予想はしていたがやはり小鷹では話にならなかった」

理科「そうですか。私は結構イケてたと思いますが」

夜空「理科に受けているという時点で論外なのだ」

小鷹「た、確かに……」

夜空「というわけ別の者にやらせる」

星奈「次は誰よ?」

夜空「>>62だ」

理科

夜空「理科だ」

小鷹「おいおい。よりによってそいつかよ」

星奈「あんた、本気なの?」

理科「え、理科でいいんですか!?」

理科「全然かまいませんが妄想というと」

理科「もはや私の生活の一部のようなものですから」

理科「理科が本気出すとこのスレが1000まで行っちゃいますよ?」

夜空「すまん。今後悔した」

小鷹「まあ、とりあえず理科にやらしてみようぜ」

夜空「ふんっ。どうなっても知らんぞ」

小鷹「理科、なんとか最高でも2、3レス程度に済ませるつもりで頼むよ」

理科「結構、厳しい注文です。でも、わかりました。ヤってみます」

理科「あ、今の理科のヤってみますで、小鷹先輩感じちゃいましたね?」

小鷹「だぁ! いいから、始めろ!」

理科「いやん、せかさないでください。先輩のそ・う・ろ・う///」

星奈「先が思いやられるわね……」

理科「まずエア友の名前はあんちゃんでよろしいでしょうか」

小鷹「あんちゃんか。間違って反応しちまいそうだ」

理科「あ、くれぐれも『お兄さん』のことではないので」

夜空「理科にしては自然な名前だな」

理科「そして、あだ名はあんあん」

星奈「ふーん。いいんじゃない」

理科「それではイキますね」

小鷹「おう」

理科「ねぇ、あんあん。私、あんあん」

理科「また、あんあん。理科室で、あんあんっ」

夜空「ちょ、ちょっと待て!」

理科「何ですか?」

夜空「なぜ、言葉の節々でいちいち名前を連呼するのだ!」

理科「友達の名前を呼んではいけないのですか?」

小鷹「べ、別にそういうわけじゃねえけどよ」

理科「それじゃ続けますね。あんあんってやっぱりあんあん」

理科「あんあんが、あんあんで、あーあんあんあんっんぁあはぁんっ!」

夜空「志熊理科、貴様という奴は……」

幸村「あのー、ちょっとよろしいでしょうか」

理科「何ですか? 幸村君」

幸村「>>87

ぶち殺すぞ

幸村「ぶち殺すぞ」

理科「えっ」

幸村「というおーらがさきほどよりあにきから発せられているので」

幸村「このへんでおやめになった方がよろしいかと」

小鷹「べ、別に俺そんなオーラ出してねぇが」

理科「わ、わかりました。そろそろ理科も自重しておきます」

理科「正直少しヒヤっとしました……」

星奈「あの理科を黙らせるなんて幸村油断できないわね」

夜空「丁度いい。今度は幸村がやってみろ」

幸村「わたくしですか」

星奈「幸村もあまり期待できないけど、小鷹や理科よりはマシかもね」

夜空「ああ。そう思って指名した」

幸村「わかりました。せんえつながらわたくしも」

幸村「もうそうのしゅぎょうのおてつだいをさせていただきます」

小鷹「なら、名前だが」

幸村「それでしたらすでに考えております」

幸村「>>98殿です」

寿限無、寿限無五劫の擦り切れry

幸村「寿限無、寿限無五劫の擦り切れry」

小鷹「ちょっと待った!」

幸村「はい、なんでしょうか」

小鷹「それじゃあ妄想じゃなくてただの落語ネタになっちまうだろうが」

小鷹「今そういうのを実践しなくていいから」

小鷹「もう普通に寿限無でいい!」

幸村「しかし、友のなをしょうりゃくするなどもののふにはあってはならないこと」

小鷹「俺が許可するから! だから、寿限無にしてくれ」

幸村「あにきがそうおっしゃるのであれば」

夜空「やれやれ……」

星奈「やっぱり所詮は幸村ね」

幸村「では、はじめます」

幸村「寿限無どの、ほんじつはとてもおもしろいおはなしをもってまいりました」

幸村「むかしむかし、あるところに>>110がおりました」

肉便器

幸村「むかしむかし、あるところに肉べんきがおりました」

星奈「ぶっ!!」

夜空「に、肉便器だと……!?」

理科「まさか幸村君の口からそのような言葉が出てくるとは」

小鷹「理科責任取れよ」

理科「えっえっ、私のせいになっちゃうんですか?」

小鷹「お前以外に誰がいるんだよ」

夜空「いや、もしかしたら肉のせいかもしれんぞ」

夜空「なにせ肉の存在自体が他でもない『肉』便器だからな」

星奈「なんですってぇ! そんなことあるわけないでしょ!」

夜空「さてどうだかな。幸村に聞いてみたらどうだ」

星奈「ねぇ、幸村! 肉便器って誰のことよ!?」

幸村「はい。肉べんきとは>>123どののことです」

自分

幸村「肉べんきとはわたくしのことです」

小鷹「なんだと……」

幸村「せめてもうそうのときだけでもあにきのように」

幸村「はーれむをきずきたいというわたくしのわがままです」

幸村「どうかおゆるしください」

小鷹「いやいや、ハーレムなんて築いてないぞ!」

小鷹「そもそも、お前はおと」

夜空「まあいい。続けろ」

小鷹「続けさせるのかよ!」

幸村「はい。肉べんきのわたくしがかわへせんたくへまいると」

幸村「>>130

わたくしのぱんつをかいでこうふんしておられる小鷹のあにきがおりました

幸村「わたくしのぱんつをかいでこうふんしておられる小鷹のあにきがおりました」

星奈「小鷹、やっぱりあんた……」

小鷹「待て待て待て! これは幸村の妄想というか作り話であって」

小鷹「現実の俺とは全く関係がない!」

夜空「黙れ。小鷹、貴様には前科があるだろうが!///」

小鷹「ち、ちがっ。さっきのは!」

理科「やはり小鷹先輩はパンツフェチだったんですねぇ!」

理科「そうならそうとはじめからおっしゃってくれれば」

理科「理科のパンティならいくらでも嗅がせてあげましたのに」

小鷹「やめろ!」

夜空「ええい、やめだやめ! お前らなんかに妄想など提案した私がバカだった」

夜空「今日の部活はこれで終了だ」

星奈「ちょっと待ってよ! まだ私やってないんだけど」

夜空「その必要はない」

星奈「なんでよ! 私抜きなんてひどいじゃない!」

夜空「どうせ駄肉のことなのだから、友達の名前を小鷹の妹の名前にして」

夜空「延々とくだらん妄想を垂れ流すつもりなのだろう」

星奈「ぎくっ……」

小鷹「図星なのかよ」

夜空「それこそ正に時間の無駄だ。では解散」

幸村「それではおさきにしつれいいたします、あにきあねご」

理科「今日は意外と楽しめました。それではまた明日」

星奈「むきーっ! なによ、もう!」



小鷹「さて、俺も帰るか」

小鷹「ん?」

>>140「……」

小鷹「お前、まだ帰ってなかったのか」

杉崎

杉崎『……』

小鷹「まだいたのか鍵君」

小鷹「まさか、俺と一緒に帰るために待っててくれたのか」

小鷹「あはは、うれしいなぁ」

小鷹「……」

小鷹「だめだ。やっぱ俺にはできん」

小鷹「夜空にはある意味感心するな……」

小鷹「帰ろ」

ピロリーン
小鷹「ん? 今度はメールか」

小鷹「>>152からだ」

>>73
カワイイとかって ありえな

小鷹「なんだ、迷惑メールか」

小鷹「知らない奴からメールが来たと思えばこれだよ」

小鷹「やれやれ……」

小鷹(本日の活動報告)

小鷹(妄想の練習をした以上)


終了

安価とかかなり久しぶりなんで何かと楽しみながら書かせてもらった
が、次があったらそのときは普通に書こう

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