ほむら(最近クラスメイトのまどかに対する視線が怪しい)
ほむら(特に男子、どこかまどかをいやらしい目でまどかを見ているような気がするわ)
ほむら(なんて汚らわしい……)
ほむら(まどかに悪い虫がつかないように対策をこうじる必要があるわね)
ほむら(そうとなれば善は急げよ)
ほむら「早くまどかにフマキラーしないと!」ガタッ
さやか「なに言ってんのアンタ」
ほむら「ねえ、まどか。突然だけどちょっと口をあけてもらえないかしら?」
まどか「口をあける? どうして?」
ほむら「どうしてもよ。今のあなたにそれはとても必要なことなの、お願いだから言うことを聞いて」
まどか「う~ん、よくわからないけどこうすればいいの?」アアー
ほむら「そう。いい子よ、まどか」
ほむら(今だ! マジカル・フマキラー!)シャキーン
ほむら「さあたっぷりと吸い込みなさい!」ブシューブシュー
まどか「ちょっまっふぁれgjくぇうtがじぇろぱgじぇ:p!?!?」
さやか「アンタまどかになんてことを!」
まどか「ごほごほ! おえうええええええぇぇぇぇ」
まどか「なっ、なにするのほむらちゃん!?」
ほむら「ごめんなさい。でも今のまどかにはこれが必要なことだから」
まどか「口の中にフマキラーすることがどうして必要なの? 意味が分からないよ!」
ほむら「……落ち着いて聞きなさい、まどか」
ほむら「あなたはクラスメイトの男子からいやらしい目で見られている」
ほむら「そんな負の連鎖から抜け出すには、悪い虫を寄せつけないことが一番なのよ」
まどか「だからって、フマキラーなんかしなくても……」
ほむら「フマキラーなんか……? 甘いわまどか、フマキラーの歴史は大正時代にまで遡る、伝統的な殺虫剤なのよ!」
ほむら「その後も性能や利便性を高めながら、火も煙も出さないあのベープまで開発したのよ!」
ほむら「だから信じて。私と、このマジカル・フマキラーのチカラを……」
まどか「ほむらちゃん……」
ほむら「今よ!」ブシューブシュー
まどか「あがtらb;ねtばいえるな@えおるいgなえ!?!?」
さやか「ちょっとほむら、いい加減にしなさい!」
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