向日葵「そんな…!?櫻子が死んだ…!?」 (20)
ー1週間後ー
京子「おっ!このプリン頂きー♪」キュピーン
綾乃「ちょ!!としのーきょーこ!!それは私が放課後のお楽しみにとっておいた高級プリンよ!返しなさい!!」
向日葵「こら!櫻子!!副会長が困っているじゃありませんの!およしなさいな!」
京子「…えっ」
向日葵「全く、あなたはワタクシがいないと本当にダメですわね//」
京子「あ、綾乃…これって…」
綾乃「…今はそっとしておきましょう…」
向日葵「まったく!櫻子はまったく本当にもう!ですわ!!」
ー放課後ー
京子「おっ!ちーなちゅー!!」
ちなつ「ちょ!やめて下さいよ、京子先輩!」ミラクルルンルン
京子「いいじゃんよー♪」
向日葵「こら!櫻子!!吉川さんを離しなさいな!」
京子「…」
ちなつ「?」
向日葵「まったく!櫻子はまったく!!//」
京子「…」
ちなつ「これって…」
ー次の日ー
結衣「何だ?話って」
京子「実は…」
向日葵「櫻子ー?どこですのー?生徒会行きますわよー?」
京子「ひっ!?」
京子「今日の放課後に部室で話すから!!」ダッシュ
結衣「…?」
ー放課後部室ー
京子「ーというわけなんだ」
結衣「なるほど。最愛の人を失って彼女は可笑しくなってしまい、結果として大室さんに雰囲気の似てる京子につきまとってる訳か」
ちなつ「きゃー、結衣先輩!ちなつ怖いですー」
あかり「あかりより不憫な子だよぉ~」
京子「で、どうしたらいいか皆に相談してる訳だよ」
結衣「ビシッと言ってやるのが本人のためだよ」
あかり「ビシッと?」
ちなつ「あなたの最愛の人はもういない、現実をみろってことですね?」
結衣「うん」
あかり「でっ、でも、ちょっと可哀想な気も…」
結衣「なら、このままズルズルとおままごとのようなことをさせるのが彼女のためになるのか?」
あかり「…」
需要ねーのか
結衣「早速あしたの放課後にでもけじめをつけさせよう」
ちなつ「そうですね」
結衣「私達も付いてくからさ」
京子「…うん」
ー夜京子宅ー
京子「ーじゃあ、そういうことだから、お願い出来るかな?」
綾乃「わかったわ。千鶴にも協力をお願いするつもり」
京子「うん、お願い」
綾乃「私達がついてればノンノンノートルダムよ!」
京子「…うん」
綾乃「そっ!それと!!」
京子「?」
綾乃「この件が一段落したら、極上のプリンをご馳走してあげるわ!」
京子「…はは、ありがとう」
綾乃「べ!別にあなたの為じゃなくて、彼女のためなんだからね!?」
京子「わかってるって。じゃあ、切るねおやすみ」
綾乃「おやすみ住吉神社ね」ガチャ
京子「…」
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