京子「面白い事ないかなぁ」 (36)

ゆるゆりのR18です。
書き溜めてあるので淡々と投下していきます。

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まだ少し肌寒いが、蕾をつけ始めた桜の木を眺める。

春の到来を感じながら、部室でゴロゴロする。
至福の時間。

結衣は今頃、ちなつちゃんのマフラーに青ざめている頃だろうか。
ちなつちゃんは相変わらず結衣に一直線だ。
その素直さを時に羨ましく思いながらも、自分がそうなった所なんて想像も出来なかった。

あかりは姉とショッピングらしい。
去年の春、あかりの入学式の日に見た衝撃的な光景が脳裏を過ぎる。

──恋、かぁ。

ちなつちゃんの事は好きだけど、恋愛感情とかじゃない気がするんだよね。
逃げるから、冷たくされるから追いたくなる。困った顔が見たいっていうか。

いつも存在感がないとかっていじってばっかりだけど、
あかりの笑顔も癒やされるよなぁ。優しいし、天使みたいだし。
でもやっぱり恋っていうのとは違う気がする。

結衣は・・・どうだろう。
一緒にいると安心する。気を遣わなくていいし、イタズラしても許してくれるし。
そういえば、同じクラスの子に言われた事があるなぁ。
「結衣と京子って、夫婦みたいだよね」って。

夫婦なぁ。
皆と過ごす毎日が楽しいって事だけで十分幸せだから、
そこまで考えた事もなかったな・・・

結論の出ない事に頭を回していてもしょうがないや。
明日は何をして遊ぼうか。結衣のご飯食べたいな。
あかりとちなつちゃんも呼んで、そのまま泊まって・・・

「歳納京子ーッ!」

気が付くと寝てしまっていたらしい。
綾乃の怒声と、襖を気持ちよく開け放つ音で目を覚ました。

「おー綾乃ー。どうしたのー?」

「どうしたのー?じゃないわよ!
 あなた進路希望用紙出してないでしょ!
 先生がカンカン、カンブリア山脈よ!」

「そういえばそんなのあったなぁ」

進路希望って、自分の可能性を自ら狭めるみたいで好きになれないんだよな。

「あなたも4月から受験生なのよ?
 将来の事も考えて──」

とりあえず職員室に逃げた方が良さそうだ。
所詮希望。適当にそれらしい言葉を並べておけばいいや。

「職員室でいいんだよね?
 すぐ戻ってくるからここで待ってて」

「なんで私がここで待たなきゃいけないのよ!
 私だって色々と忙しいんだからね!」

「まぁまぁ、カタいこと言わずにさ。
 荷物置きっぱなしだと不安だし。んじゃ行ってくる!」

お小言を言いながらも、綾乃は既に座布団に腰を下ろしている。
本当に綾乃は見てて飽きないなぁ。

進路希望用紙に書く適当な内容を考えながら、校舎に向かった。

「まったく、歳納京子ったら・・・
 あんな自分勝手な人に振り回される船見さんも大変ね」

千歳が一緒についてきていたなら、2回は鼻血を出していただろう。

まぁもっとも、私はその「自分勝手な人」を好きになってしまったのだけど。
あんなに突拍子もなくてうるさい癖に、時々見せる優しさや、淀みのない満面の笑みに惹かれてしまう。

「自分にないものを沢山持っているから、かしら・・・」

部室の畳に大の字になり、近くにあった座布団に頭を乗せて寝転び、伸びをする。
生徒会室では出来ない姿勢に、少し優越感を覚えた。

なんで、歳納京子を。
寝る前に考えたりもするけど、結局答えが出ないままだった。
いや、本当は答えが出ているのに、認められないだけ・・・?

障子の隙間から、少し風が入ってきた。
部屋の中の匂いが回転する。

その中に微かに混じる、他の人とは違う、歳納京子の匂い。

学校のある日はほぼ毎日、ここで過ごしているのだから、残っていてもおかしくはない。
今日は他の部員は来ていないらしいから、今一番強く残っているのは、全部、京子の──
今は自分だけがこの匂いを独占しているのだ・・・

ふと、部室の真ん中に鎮座するテーブルの上にある湯呑みが目についた。
「きょうこ」と名前が書かれた、部員一人一人の専用の湯呑み。
中は飲み干したのか、からっぽになっている。

まったく、飲み終わったのなら片付けなさいよね。

湯呑みを持って立ち上がろうとしたが、親指の辺りに軽い湿り気があった。
少しの間を空けて、鼓動が加速した。

──ここに。口をつけて。歳納京子が。

湯呑みを持ち、膝立ちのまま硬直する。

周りからは、時折吹く風の音しか聞こえない。



洗ッテシマエバ、ワカラナイ──


自分の頭から甘い囁きが聞こえた。


甘い──


舌で、唇で、そこに微かに残った味を、味わう。

身体から力が抜け、後ろに倒れる。
後頭部に伝わる、柔らかい感触。

座布団。

そういえば、さっき歳納京子が枕にしていたのは、この座布団じゃなかったっけ──

うつ伏せになり、座布団に顔を埋める。
自分の髪の匂いとは違う匂いを求めて。

あぁ、そう、この匂い。
歳納京子とすれ違う度に、綺麗な金髪から流れてくる匂い。


「京、子──」

目を閉じてそう呼ぶと、まるで目の前に歳納京子がいるような錯覚に陥った。
普段感じている何倍もの、歳納京子の欠片。

横を向き、歳納京子の匂いを嗅ぎながら、湯呑みに何度もキスをする。
殆ど無意識に、空いている手を股間に押し付けていた。

「んっ・・・京子・・・好き、大好きなの・・・」


普段通っている学校で、生徒会副会長である、私が。
こんな、変態みたいな事──


背徳感と快感が交互に押し寄せ、頭の中が真っ白になる。
頭が制止しようとする程、声が、指が、止まらなくなった。


「あ、やだ、きちゃう・・・!
 京子ぉっ・・・!
 くぅ・・・んっ・・・」




余韻の中、次第に頭が動き出す。
私は、なんて事をしていたんだろう・・・

とにかく湯呑みを洗って、寝たフリでもしておこう。

果てた直後の、力の入りにくい足に無理矢理力を入れて立ち上がる。


「綾乃」


突然呼ばれて振り向くと、見間違えるわけもない綺麗な青い眼が、私を見ていた。


「歳納、京子──?」

「今、何してたの?」

「あ、いや、これは・・・っ」

「答えて」


言い逃れようが、なかった。
空っぽになった頭からは、違う、そうじゃない、とか、そういう言葉しか出てこなかった。


「わ、私、その・・・」

「・・・」

「あの・・・」

「・・・どうしてなの?」

「え・・・?」

「・・・どうしてさっきみたいな事・・・」


もう、今までみたいなライバルには戻れない。
微かな可能性までも、自分で壊してしまったんだ。
一時的な、誘惑に負けて。


言い逃れも出来ない、可能性もない。
ならばいっその事・・・

----------


『んっ・・・京子・・・好き、大好きなの・・・』


部室の前に戻ってきた私の耳に響いた、綾乃の声。
どうやら告白の練習ではないらしい事くらいは分かるが・・・

音を立てないようにそっと、襖の前に立つ。

畳の上を何かが擦れる音。
それに──なんだこれ、水の音?


襖と柱の隙間から部室を覗く。

私の湯呑みに口をつけて、身体を右に、左に捻りながら。
自分を慰める綾乃の姿。

その顔を見て、なぜか。
心臓がどきん、と鼓動を打った。


普段の、気の強い綾乃ではなく。
紅潮した顔で、涙ぐんだ目で、私を呼ぶ綾乃の姿。


そっか、やっぱり綾乃は、私の事が──


以前からそうじゃないかとは思っていた。
あんな態度を取られていれば嫌でも分かる。
気付かれていないと思っているのは綾乃本人くらいなものだろう。


『あ、やだ、きちゃう・・・!
 京子ぉっ・・・!』


──ん~。どうするかなぁ。

悪い気はしないんだけど、何て答えたらいいのか。
今ひとつ、恋ってものがよく分からないんだよね。

「恋する乙女」をそのまま人間にしたような、目の前にいるあの女の子なら、あるいは。
しかし、なんと声をかけたものか・・・悩むのは性に合わないんだけどなぁ。

まぁいいや、なるようになるか。


「綾乃」

「私はね・・・歳納京子。
 笑顔が素敵で、元気が良くて、皆の人気者で・・・
 私の持っていないものを沢山持っているあなたの事が・・・ずっと好きだった」

「・・・うん」

「・・・驚かないの?」

「気付かれてないと思ってたのは、綾乃だけだと思うよ」

「・・・そう・・・」

「・・・うん」

「・・・ティッシュがなくて困ってた所に、あなたがティッシュをくれたり。
 風邪を引いた時には、お見舞いに行こうって提案してくれたり。
 凄く、嬉しかった」

「・・・綾乃も大事な、クラスメイトだからね」

「あなたにとっては、ね・・・。
 でも私はあなたに優しさを貰って、舞い上がったわ。
 好きな人に優しくされたんだもの」

「そういうもんなんだねぇ・・・」

「あなたは・・・恋をした事はないの?」

「恋ねぇ・・・よく分かんないんだよね。ピンとこない」

「・・・そう・・・」

「でも、さっきの綾乃を見て、ちょっとドキドキは、した」

「私を・・・?」

「私の事呼びながら、してたじゃん。自分で」

「──っ」


綾乃の顔が一瞬で紅潮する。


「なんでドキドキしたのかは、分からないんだけどね。でも」

「・・・?」

「もう一回見たら、何か分かったりするのかな・・・ってさ」

「な、何を言って・・・」

「だからさ」

「っ・・・」

「もう一回、見せてよ。
 残り香じゃなく、直接嗅いでもいいよ?」

「その・・・歳納、京子・・・」

「京子」

「・・・え?」

「フルネームじゃなくて、京子って呼んで欲しいな」

「あ、う・・・」


(おお。やっぱ綾乃といえばこれだよなー。
 なんか楽しくなってきた)


「ほらほら、綾乃♪」

「ぅ、ぁ・・・き、京、子・・・」

「ほら、もうちょっと♪」

「き、京子・・・」

「ん、よく出来ました♪ なぁに、綾乃」ナデナデ

「ふあっ・・・///
 そ、その・・・
 抱きついても・・・いい・・・?」

「いいけど・・・どうして?」

「きょ、京子の匂いを・・・いっぱい、嗅ぎたいの・・・」

「そっか・・・いいよ、ただし」

「た・・・ただし・・・?」

「思ってる事、隠さないで口に出して欲しいな」

「え・・・え・・・?」

「綾乃が考えてる事、知りたいから」

「で・・・でも・・・
 は、恥ずかしい・・・」

「ふぅん・・・じゃあ、抱きつくのダメになるけど、いいの?」

「そ、そんな生殺し・・・嫌ぁ・・・」

「じゃあ、約束出来る?」クス..

「わ・・・分かったわ・・・」

「ん、よろしい♪」ギュ

「あっ・・・///」

「ほら、どう?私の匂い」

「あぁっ・・・すごい・・・
 甘くて・・っはぁ・・・いい匂い・・・たまら、ないの・・・」クンクン

「ふふ・・・綾乃、マタタビ嗅いだ猫みたいだね・・・♪」ナデ..


(ね・・・こ・・・)


(そうよ、私は猫・・・)



(京子の事が大好きな、甘えん坊な猫・・・)

「んにゃぁ・・・京子・・・京子ぉ・・・」スリスリ

「よしよし、いい子、いい子♪」ナデナデ

「んにゅ・・・はふ・・・♪」クンクン スリスリ


(「んにゅ」って・・・
 これは・・・可愛い・・・)ドキドキ


「京、子・・・ん」ペロッ

「はぅっ・・・!?///」ゾワッ

「んふ・・・京子の、可愛い声・・・♪」

「う、い、今のはその、首とか急に舐められたし、
 ちょっとビックリしたから・・・///」

「もっといっぱい、聞きたい・・・んっん・・・♪」ペロペロ

「んっく・・・ちょ、綾乃・・・ふぁっ・・・///」

「あぁ・・・可愛い、可愛いの、京子ぉ・・・」チュ.. チュ..


(うあぁ・・・なんだこれ、首筋ってこんなに気持ちいいんだ・・・///
 なんにしろ、このままじゃ・・・ヤバい・・・!)


「・・・綾乃」

「・・・なぁに?京子」チュ.. ペロ..

「んく・・・///
 私が何を見せてって言ったのか・・・覚えてる・・・?」

「・・・っ・・・!///」


綾乃の顔は見えないが、一気に耳の隣の温度が上がったのが分かった。


「それを見せてくれるならって、言ったよね・・・?」

「ぁ・・・ぅ・・・///」

「覚えてる・・・?♪」

「・・・ぁ、その・・・えと・・・」

「ん~?なぁに?」ナデ

「あっ・・・///
 ひ、一人で・・・してる、ところ・・・///」ゴニョ

「ん~?よく聞き取れないなぁ~?♪」

「ひ・・・一人・・・・・・えっち・・・!///」ボッ


おー、更に温度が上がった。
羞恥心に震える綾乃の声・・・ゾクゾクする・・・

ス・・・


「あ・・・か、顔見たら・・・
 は、恥ずかしい・・・・」

「綾乃? 言葉は色々と足りないと、ちゃんと伝わらないよ♪」ニヤ

「ぅ、そ、そんな・・・
 い、意地悪・・・しないでよ・・・」ウル..


(あぁ~・・・この泣きそうな声・・・
 泣きそうな顔・・・たまらん・・・)ゾクゾク


「ほら、綾乃・・・?
 頭の中にはちゃんと、言葉があるんでしょ?
 思ってる事隠さないでちゃんと言う、って約束したよね?」

「で、でも、その・・・顔見られながらは・・・は、恥ずかし・・・の・・・///」

「綾乃の可愛い声とか顔、もっといっぱい見せてくれたら・・・
 ご褒美に少しくらい、私が触ってあげようかなぁ~とか思ってたんだけどな・・・♪」

「はっ・・・う・・・
 ほ、ほん・・・と・・・?」

「ホントだよ。
 匂いだって、嘘言わないで嗅がせてあげたでしょ?」

「う・・・うん・・・」

「だから、ほら。ちゃんと言ってみて・・・?」

「う・・・ぁ・・・
 わ、私が・・・京子に・・・」

「私に、なぁに?綾乃・・・♪」

「京子に・・・触られてる事・・・考え、ながら・・・///」

「うんうん♪」

「ひっ・・・一人えっち・・・する、ところぉっ・・・!///」ウルッ..

「えらい♪
 よく言えたね、綾乃・・・♪」ナデナデ

「あぁ・・・京、子ぉっ・・・
 恥ずかしい・・・恥ずかしいのっ・・・///」ギューーー

「よしよし・・・♪
 ところで、綾乃はそういう事、どれくらいしてるのかな?」

「え・・・ど、どれ、くらい・・・?」

「週に1回、とか・・・?」

「あ・・・」

「それとも、3日に1回とか、かな・・・?」

「えと・・・その・・・///」

「どれくらい・・・?♪」

「ま・・・っ・・・」

「ま・・・?」

「毎・・・日・・・///」カァッ

「へぇ・・・♪
飽きたりしないの?」

「飽きてたら・・・部室であんな事しない・・・///」

「それもそっか。
しかし毎日かぁ・・・。
 綾乃ってそんなにヤラシい子だったんだねぇ♪」

「やっ・・・言わ、ないで・・・」

「でも、ホントの事なんでしょ?」

「ホ、ホント・・・だけどぉ・・・///」

「それとも、まだ何か隠してたりして・・・?♪」

「あ・・・う・・・///」

「おや、冗談のつもりで言ったのに図星かぁ・・・。
じゃあ、包み隠さず言うとどうなるのかな~?♪」

「ま、毎日なのは・・・間違ってない、けど・・・」

「けど・・・?」ナデ..

「あっ・・・///
そ、その・・・休みの、日とか・・・
何回か・・・する事も・・・///」

「へぇ・・・♪
そんなにしたくなっちゃう程なんだ?」

「う・・・だって、だって・・・
京子の事考え出したら・・・
止まらなくなっちゃうんだもの・・・///」

「そっかぁ~♪
んじゃ、その毎日、多い時は1日に何回もしちゃう事、
見せて貰おうかな・・・♪」プチッ

「えぁっ、ちょっ・・・」

「ブラなんてつけてたら、窮屈だし触りたい所触りにくいでしょ?」スルッ


腕を抜かせて軽く引っ張り、制服の下から薄いブルーのブラジャーを引き出す。


「はい、これでノーブラだね♪」

「う・・・う、ぁ・・・///
ほ、ほん、とに・・・見せるの・・・?///」

「うん。最初にそう、言ったよね♪」ツツ..


もう十分に引き出されているように見えるが、更に綾乃の欲情を引き出すため、
触れるか触れないかというくらいの距離で、制服の上から綾乃の身体をなぞる。


「んっ・・・は・・・ぁ・・・っ///」


胸に指を這わせると、綾乃は触って欲しいような、触って欲しくないような、
しかし期待したような目で京子の指先を見つめる。

さっきブラを外したせいか、制服の上からでも分かる程、
2つの山の先端が少し主張している。


「はぁ・・・っはっ・・・!」

「ん~?どうしたの?綾乃♪」ニヤ


焦らすようにゆっくりと先端部分に指を近付ける。
綾乃は一層息を荒くし、少し胸を突き出し、物欲しそうな目を京子に向ける。


「んんっ・・・!
 嫌・・・意地悪するの、嫌ぁ・・・」


それを見て満足げにふふん、と意地悪な笑みを浮かべた京子は、
一旦指を離し、ブラウスの上から羽織っている白いワンピースの下端を摘み、
左右にゆっくりと揺らす。


「ふあぁっっ・・・!!!」

「ん~? どうかしたの?」

「ぁん・・・っ・・・!
 先っちょ・・・こすれ・・・っ・・・!」

「こすれてるだけでそんなに気持ちよくなってるの?
 相当感じやすいんだねぇ・・・♪ で・も」ピタッ

「ん・・・止め・・・ないでぇ・・・」

「さっきも言った通り、私は綾乃が自分でしてるのが見たいんだよね・・・♪」

「っ・・・!」

「・・・もう我慢出来ない、って顔してるね?
 こんなに敏感な時に触ったら・・・きっと凄く気持ちいいよ・・・?♪」

「ぅうっ・・・っ・・・」

「ほら、いつもしてるみたいに、気持ちいいとこ触ってみて?
 さっきから触りたくて仕方ないんでしょ?」

もう我慢が出来なくなったのか、息を荒げながらおずおずと胸に指を沈める綾乃。


「んん・・・・っ!」ビクッ

「それにさ」

「・・・?」

「隙間からだけど、もう、1回見られてるんだし♪」

「ぅあぁ・・・っ(ダメ・・・考えたら・・・)」

「しかも今度は目の前で、その相手に見られながら。
匂いも嗅ぎ放題だよ・・・?♪」ホレホレ

「ぃ、嫌ぁ・・・言わないで・・・(ダメ・・・なのに・・・)」


京子が綾乃の耳元で意地悪く囁くと、口では嫌だと言いながらも、
ワンピースの下に手を入れ、ブラウスの上から胸を触り始める。

先ほど京子がしてやった事を思い出すように。
敢えて先端を避け、自分で自分を焦らすように。


「もっと聞きたいなぁ・・・綾乃のヤラしくて可愛い声とか♪」

「京、子ぉ・・・っぅあああっ・・・!!!」


とうとう我慢が出来なくなったのか、胸の先端で主張する敏感な部分を
指先でくすぐるように優しく転がし始める。

今まで焦らし、焦らされてきた分、解放された快感は余程凄まじいらしく、
軽い愛撫でも、切なそうな喘ぎ声が漏れ出す。


「んっ・・・きゃうっ・・・んあああっ・・・っ・・・」

「ふふ、そんなに気持ちいいの?綾乃・・・♪」

「んやぁっ・・・気持ちっ・・・いいっ・・・!」

「どれどれ・・・
 うわーほんとだ、すごい勃ってるのが分かるよ?綾乃♪」

「あんっ・・・京子が、あんなに・・・焦らすからぁっ・・・んんんっ・・・」

「だって~、物欲しそうな綾乃の顔が可愛くて♪」

「それに、それに・・・いつも想像してた京子の指が・・・私をぉっ・・・!」

「私を見て、いつもそんな事考えてたんだ?♪
 他には、どんな事考えてたの?」

「んあ、耳元で、意地悪言われながら・・あっ、後ろから・・・
 ち・・くびぃ、いっぱい、いっぱいぃ・・・」

「へぇ・・・こんな風に・・・?♪」


京子が綾乃の後ろに回り、綾乃の手に自分の指を絡ませる。


「あっ・・・」

「こんな、感じ・・・?♪」


綾乃の指の動きを真似、指の先で優しく、こちょこちょとくすぐるように。


さわわっ。


「んはぁぅぅうっ・・・!!」


綾乃の腰がびくん、と跳ねる。


「うわー綾乃のここ、すっごい固くなってるじゃん♪」


指先の側面を乳首の側面に這わせ、軽くこねくり回すようにクリクリと動かす。


「やふぁ、あっあ、京子ぉ、いやんっ・・・!」


綾乃は京子の腰に後ろ手で手を回し、胸を突き出すようにしながら、
京子の指先を熱に浮かされたような目で見つめる。

一旦指を止め、綾乃の耳のすぐ側で、優しく囁く。


「嫌・・・? 本当に、嫌なの・・・?」ボソ

「ん・・はっ・・・」ゾクン

「どう見ても、嫌がってるポーズじゃないよね♪」ヒソ

「んんっ・・・!(耳に・・・息がぁ・・・)」

「やめても、いいの・・・?」クス

「い、やぁ・・・やめ、ないで・・・//」

「ふふ、やっぱり・・・♪
 綾乃は素直になると、もっと可愛いね♪」

「ん・・・京子は・・・
 素直な私の方が・・・好き・・・?」ドキドキ

「ん~、好きかどうかは分からないけど、
 そういう綾乃を見ると、なんかくすぐったくなるかな・・・っと」


さわわっ。


「ふあぁぁぁっ・・・!?」ビクビクッ

「凄い敏感だねぇ・・・
 今どんな風になってるか、直接、見ちゃおっかな・・・♪」スッ

「あぁっ・・・」


引き締まった健康的な太もも、ブラと同じ薄いブルーの下着、ほどよく肉付きのいいお腹・・・
そして、桜色の蕾が顔を出す。


「はぁっ・・・はぁっ・・・」

「綺麗な色してるね」

「んぁ・・・ほん、と・・・?」

「うん」

再び綾乃を後ろから抱き寄せる。
主張する先端の周りを大きく丸く、つつ・・・と指先でなぞる。


「っあぁ・・・っ♪」


ゆっくりと円の半径を小さくしていき、いよいよ・・・と思わせておいて
すっと避ける。それを数回繰り返した後。

また外側から大きく・・・と見せて、親指以外の指全てを素早く、
くしゅくしゅ、と固くなった先端に絡ませる。


「んくぅぅぅぅぅぅっっっ・・・!!!」

「凄い、可愛いよ、綾乃・・・♪」


今回はすぐには指を止めず、乳首の側面、先端を万遍なく攻め立てる。
中指で先端から乳房に沈み込ませ、コリコリと押しつぶす。

脚を止めどなくもじもじさせながら悶える綾乃を見て、
京子は甘い支配感に酔いしれる。


「あふぁ、やん、やんやんっ、やだぁ・・・おかしくなるぅっ・・・
 あ、あ、あああああ・・・・っ!!」

「ふふ、綾乃が可愛いからちょっとサービスしちゃった。
 じゃあ、下の方も、見せて貰っちゃおうかな・・・♪」

「あっ・・・」


綾乃の足を大きく広げるが、抵抗する力は感じない。
薄いブルーの下着は、股間の部分だけ色が違っている。


「うわ、すっご・・・パンツ履いたままおしっこしたみたいになってるよ?
 パンツの上からでも形が分かっちゃうね♪」

「はっ・・・はっ・・・・」


目を見ながら意地悪な顔で言ってやると、
綾乃はゾクゾクと身体を震わせ、うっとりとした表情をする。


「こんなとこ、他の生徒会のメンバーが見たらどう思うかな・・・?
 淫乱生徒会副会長さん♪」ニヤッ

「ふぁぁっ・・・・♪」ゾクゾクッ

「濡れた下着付けてるとお腹冷えちゃうから、脱いじゃおっか♪」

「あっ・・・くぅん・・・」


赤ん坊のオムツを替えるように脚を閉じて高く上げさせ、
綾乃の身体に残った最後の布をゆっくりと取り払う。

べっとりと張り付いていた股間部分と布が、
名残惜しそうにトロリと糸を引き合う。


(あぁ・・・見られちゃう・・・)


脚をゆっくりと開かせると、いい匂いではないがどこか惹かれる匂いがした。
貝のように閉じた肉ヒダの隙間が、舌なめずりをしたように妖しく光っている。


「うわ~・・・」ドキドキ

(あぁっ・・・京子・・・)

「ふぅん・・・?♪」マジマジ

(じっくり、見られてる・・・びしょびしょな、えっちなところ・・・)」ゾクゾクッ


じゅる。


そんな音を立て、隙間から透明な粘液が染み出す。


「・・・綾乃、見られて興奮してるの・・・?」


(あぁぁ・・・)


「・・・変態♪」ニヤ

「やぁ・・・っ・・・(あぁ・・・もう、止まらないっ・・・)」ビクッ

「胸だけでこんななっちゃうんだもんねぇ・・・
 胸よりもっと焦らされたここ触ると、どうなっちゃうんだろうね・・・?♪」

「やっ・・・そんな事言われたら・・・ああっ・・・(我慢・・・出来ないぃっ・・・)」ゾクン

綾乃の指がゆっくりと、少し上にあるわずかな茂みまで到達する。


「ああぁっ・・・♪
 こんな所まで・・・ぬるぬる・・・♪」

「ふふ、私が言わなくても自分から触りに行くようになっちゃったね♪
 私はここで、じっくり見ててあげるからね・・・♪」クス

「ああ・・・京、子ぉ・・・見て、てぇ・・・っ♪
・・・んやぁああぁぁ・・・っ・・・♪」


綾乃の指が閉じた貝の入り口をそっと上にさすり上げると、
ふわぁ・・・と花びらが開くように入り口が開き、乳首と同じく桜色の粘膜が顔を見せる。
粘膜から大粒の愛液が溢れては、とろりと糸を引きながら畳に落ちていく。


「なぞった、だけなのに・・・おかしく、なりそっ・・・♪」

(わー、腰の動きが・・・やらしい・・・)


指ではなく、指に花弁でキスをさせるように、くん、くんと腰を動かす。
指が花弁に触れる度、触れ合った部分からぴちゃぴちゃと卑猥な音が生まれる。

散々焦らされた花弁は、優しく擦れるだけで相当な快感を生むようだ。


「あっ・・・ふぁ・・・はぁぁぁっ・・・♪」

「綾乃、気持ち良さそう・・・♪
 ね、今私にどうされてる事、想像してるの?」

「ぅあっ・・・京子に、はああっ・・・
 言葉で、んぁ、苛められながら・・・
 おまんこ、触られて・・・あ、あ、あっ・・・!」ブルブルッ

「触られてるんじゃなくて、自分で擦りつけてるんでしょ?
 やらしく腰まで動かしちゃって・・・」

「んぁ、くぅ、くふぁぁっ・・・や、ダメ、ダメダメぇ・・・
 気持ちいい、気持ちいいの、京子ぉっ・・・!」

いいところで…

>>23
ごめん寝落ちしてたorz
続き投下します

「綾乃のここ、こんなに嬉しそうな声出してる。
 ほら、くちゅっ、くちゅって♪」

「あぁ、くぅん、だっ、てぇっ、京子に、こんな、近くで、見られてぇっ、
 もう、あああああっ・・・♪」

「クリトリスもこんなに大きくしちゃって・・・」

「あっ・・・あっぁつあっ、だめ、腰、止まらなっ・・・ああああっ・・・♪♪」


ぬかるみに足を突っ込んだような音を立て、
綾乃の中指と薬指が花弁に吸い込まれた。


「わ、指が中に入っちゃったよ・・・?」

「んああぁ京子、中、やん、気持ちいい、気持ちいいのぉ、
 やらしい音いっぱいして、恥ずかしいのにんああああああ・・・」

「すごいすごい。腰の動きがすごいえっちだよ?
 指にむしゃぶりついてるみたい♪」

「あっああっ京子、も、ダメ、あ、イク、イクぅぅぅあああ、
 気持ち、いいぅぁぁぁああああっ、ぁぁああああっ・・・!!
 ・・・はっ・・・はぁっ・・・」


(綾乃・・・可愛い・・・)

初めて間近で見る他人の自慰行為に見とれてしまっていた京子は、はっ、と我に返り、綾乃の肩を抱き寄せる。


「綾乃」

「はっ・・・はぁ・・・っ・・・京、子ぉっ・・・」

「ちゃんと見せてくれたご褒美、あげるね・・・♪」


優しく、唇を重ねる。


「んん・・・っ・・・んっんっ・・んんんっ・・・」


絶頂を迎えたばかりだというのに、綾乃は再び自ら股間を触り始める。


「んぁ・・・京子ぉ・・・好き、大好きぃ・・・」

「綾乃ったら、まだ触り足りないの・・・?
しょうがないな~♪」


指を、主張を続ける乳首に絡める。


「んくっ・・ぅうっ・・・・!!」


重ねていた唇を離し、もう片方を舌先で弄ぶ。


「んきゃぅ・・・あっ、やっやっ・・・
 気持ちいい・・・ああぁぁぁっ・・・」

「んふふ、綾乃のおっぱい、美味しいよ・・・♪」

「んあ、嬉しいっ・・・もっと舐めてぇ・・・」


優しく吸い上げるようにしてやりながら、空いている手を下に伸ばす。


「綾乃、触るよ」

「ん・・・触ってぇ・・・ふぁぁぁああっ!!」

「わー、すっごいね、ぬるぬるだよ・・・? ほら♪」


愛液がべっとりと絡みついた指を綾乃の顔の前で見せ、
少し意地悪く、目をじっと見つめながら、指をぺろり、と舐める。


「ん・・・へぇ、これが綾乃の味かぁ・・・♪」

「やっ、京子、ダメ、汚いの・・・」

「そう・・・?」スルッ

「っ・・・!」

京子が下着を脱ぐと、綾乃の息が荒くなる。

上着を脱ぎ、つん、とスカートを摘み、綾乃に魅せつけるように持ち上げる。
ブラウスを脱ぎ捨ててブラを外し、髪を綾乃と同じようにポニーテールにする。


「ああ・・・京子、綺麗・・・」

「ん、ありがと♪」


綾乃の頭を両膝で挟むように膝立ちになり、身体を倒して綾乃のへそ、
僅かな茂み、内腿・・・と唇でなぞってやる。


「あ・・・んぅ・・・くふぅぅっ・・・」

「綾乃も、ほら」

「あぁっ・・・京子の・・・丸見え・・・♪」


導かれるままに、京子のお尻に触れる。

すべすべの白い肌には、まだ下腹部に毛が生えていない。
菊門すらも美しさを感じさせる京子の裸体に、綾乃は見とれていた。

京子が指で自分の秘部を広げて見せる。
ぬらりと光る桜色のそこから、愛液が糸を引いてゆっくりと滴り落ち、綾乃の顔に落ちる。


「あっ・・・京子の・・・ああっ・・・///」

「ほら、どう? 汚い?」

「ううん・・・京子、の・・・おまんこ・・・綺麗・・・」ハァハァ

「・・・綾乃、さっきも言ってたけど、そんな言葉どこで覚えたの・・・?♪」

「あ・・・///」

「まぁ、綾乃が変態さんなのはもう知ってるし、今更いいけどね♪
 ほら、綾乃も触ってよ」

「う・・・うん・・・」


そっ・・・と指を伸ばし、京子の秘部に触れる。


「んあっ・・・///」


ぬるり、と官能的な感触と同時に尻がぴくんと跳ね、京子の喘ぎ声が漏れる。

「っ・・・これが・・・京子のっ・・・」


初めて見る、自分以外の女の子の秘部。
しかも、しかも、ずっと憧れていた、ずっと想像していた、京子の。

広げて、陰芽を露わにする。


「あは・・・♪
 京子の・・・クリトリス・・・
 凄い大きくなってる・・・♪」

「あ・・・すごい、ジンジンする・・・」


指先で愛液をすくい、充血して主張する陰芽にこすりつける。


「んんっ・・・っあ!」

「あぁ・・・可愛い声・・・♪
 もっと聞きたいの、京子の気持ち良さそうな声・・・」

「あ、綾乃っ・・・あ、あ・・・そこ気持ちい・・・」

「あぁっ・・・ダメ、我慢出来ないっ・・・!」


座布団を頭の下に折りたたんで枕にし、京子の尻を抱き寄せる。

ゆっくりと顔を近づけ──

ぴちゃ、と音を立て、京子の秘部を舌で味わう。


「あ、すご・・・ぅあっ・・・あや、のぉぉ・・・っ」

「はぁ、はぁ、京子、京子ぉ・・・んっんっ・・・美味・・・し・・・
 んあぁぁぁっ・・・っ!?」

「綾乃だけなんてズルいよ・・・?♪」


京子も綾乃の尻を抱き寄せ、陰芽を優しく攻める。
舌先で撫で、優しく吸い上げ、唇でキスをする。


「あ、あ、あ・・・京子それダメ、ダメなの、気持ちよくて、おかしくなっちゃう・・・!」

「綾乃の舌も、んぁ、気持ち・・・ん、いい、よっ・・・」

「んあ、やぁぁぁ・・・っ、だめだめ、また腰、動いちゃうっ・・・」

「んふふ、綾乃、やらしー♪」

「んんぅ・・・私だって・・・っ」

「んんっ・・・っく・・・!」

「ああ、京子の中・・・すっごい熱い・・・♪
 やらしい音もいっぱいする・・・」

「あ、あああっ・・・綾乃、それ、ヤバい・・・っ!」


京子の秘部に指を挿れ、中の壁を撫でながら、陰芽を舌で転がす。
目から数センチの距離に、京子の秘部がアップで見えている。

陰芽を愛撫する度に、京子の秘口が綾乃の指に吸い付く。


「あっ・・・京子のおまんこ、私の指に吸い付いてる・・・♪」

「んんっ・・・わ、私だってぇ・・・っ」


にゅるり。


「んんああぁぁっぁあぁぁっ・・・!?」


指ではない、何か柔らかくて、暖かいものが。
綾乃の秘口を広げて中に押し入ってきた。

──京子の、舌。


「ふぉお? ひもひいい?」


綾乃の中を、京子の舌が生き物のようににゅるりと蠢き、
京子の口全体が、綾乃の秘部をじゅるる、と音を立てて吸い上げた。


「あっ、や、ダメダメっ、やぁぁぁぁっっっ・・・・!!!!」


先ほどまでとは比較にならない快感が綾乃の身体を駆け抜ける。
身体に電気が走ったようにびくん、と身体が痙攣し、膝をガクガクさせながらぐったりと倒れる。

「はぁ・・・はぁ・・・」

「あれ? もしかして綾乃、イっちゃったの?」

「んぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・すご、かった・・・」

「そんなに気持ちよかったんだ~♪」

「うん・・・なんかもう、一瞬で・・・昇りつめちゃった・・・」

「ふふ、私才能あるのかもね~♪」

「そう、かもね・・・。
 今度は、私の番・・・♪」

「あ」


京子に覆いかぶさり、抱きつく。


「あぁ・・・京子・・・すべすべ・・・♪」

「ん・・・綾乃は甘えん坊だなぁ・・・」

「ん、京子の、おっぱい・・・はふ」

「んくっ・・・」


左の乳首を舐めながら、右の乳首を指で弄ぶ。


「んあ・・・綾乃の指、なんか、凄い・・・!」

「そう・・・?
 じゃあ、これは・・・?」


脇腹から、お尻にかけて指を這わせる。


「あ、あ、あ・・・何これ、すっごいゾクゾクする・・・っ」

「京子・・・ふふ、嬉しいっ・・・♪」

「綾乃、さっきみたいに、指、挿れて欲しいな・・・」

「うん・・・♪」


京子の秘部に指を這わせる。

親指で陰芽を。


「あ、あ・・・」


中指で秘口を。


「んあっ・・・くぅ、くふぁぁっ・・・」


薬指と小指は、菊門に触れる。


「んきゅぅっ・・・」


そのまま、中指で気持ちいい所を探り始める。


「あ、あっ・・・綾乃っ、あんっ・・・!」

「あぁ、京子・・・京子の感じてる声、凄いゾクゾクする・・・!」


綾乃の中指が京子の中のある部分を撫でると、京子の腰がびくん、と大きく跳ねた。


「んくぅぅっ・・・!
 あ、綾乃、そこ、そこ・・・あああっっ・・・!」

「ここ、気持ちいいの? もっとしてあげる・・・♪」

紅潮してとろんとした京子の顔が、綾乃を更に興奮させる。


「あぁ・・・京子、京子の匂い・・・すごい・・・いい匂いっ・・・」

「んっ、あっあっあっ・・・綾乃、その、そこ、そこおぉぉ・・・っ」

「ふふ、ここも、気持ちよかったりするの・・・?」


綾乃の指が、京子の耳の後ろ、うなじ・・・と伝う。


「あ、あ、ヤバい、ヤバい・・・ぞわぞわって・・・あぅん、あや、のぉっ」

「あぁっ・・・京子、可愛い、可愛い・・・大好き・・・」


綾乃の指が、徐々に加速し始める。
ぐちゅぐちゅと、卑猥な音が部屋に響きわたる。


「あぁっ・・・京子の、えっちな声、可愛い・・・
 ここも、すっごいえっちな音出てる・・・♪」

「あ、あや・・・のっ・・・も・・・ダメ、ダメダメっ・・・!」

「いいのよ、京子・・・
 我慢しないで・・・♪」

「あ、あああ、あっいい、いいぃぃ・・・イく、イくぅぅぅぅあああああああああっっ!!!」


びくびくっ、と京子の身体が痙攣すると共に、
京子の秘部から大量の愛液が溢れだす。


「あ、あぁぁぁあ、あぁぁぁああっっ・・・はぁ、はぁ・・・」

「はっ・・・京子、京子ぉっ・・・凄い・・・っ」

「はぁ、はぁ・・・なんか、いっぱい出た・・・」



「・・・ねぇ、京子。
 もう1回、しない?」

「・・・うん。へへ」ニコ

・・・


・・・・・



「きょ、京子。
 それじゃ・・・また」

「おう! またな~」





「はぁ・・・なんか一日にいろいろありすぎたわ・・・」

「でも私、京子と・・・した、のよね・・・」


言い聞かせるようにそう呟くと、つい数時間前の光景が蘇ってきた。

湯呑みに残った味も、座布団の匂いも。
強烈すぎる記憶に上書きされて、既に記憶から抜け落ちていた。

指先を舐めみても、自分の指の味しか、しなかった。

また京子を、味わいたい。


「・・・またしたいって言ったら、どんな顔するかしら」


望み過ぎだ。


自慰行為、それも果てる瞬間に京子の名前を呼ぶところを見られて、
軽蔑されたり、疎遠にならなかっただけでも幸せなのだ・・・

しかしそんな悶々とした想いはすぐに、頭の片隅に追いやられた。


「帰ったら、今日の事を思い出して・・・あ///」


下半身に違和感を感じた綾乃は、家路を少し早歩きで急ぐのだった。

~~~~~


「あ、結衣ー?」

『京子か。
 今日はごめんな、部活いけなくて』

「いいって事よー。
 それより、もう家着いてる?」

『あぁ。さっき帰ってきたところ』

「そっか~。楽しかった?
 ちなつちゃんとのデート♪」

『ん・・・そうだな、楽しかったよ』

「ん? なんか納得いかなかったのか?」

『いや・・・
 ホラー映画が怖かったから・・・』

「結衣、ホラー苦手だったっけ?
 まぁいいや。今から泊まりに行くから♪」

『・・・お前から電話がかかってきた時点で、そんな事だろうと思ったよ。
 腹減ってるんだろ?』

「もちろん! 和牛ステーキで☆」

『ねぇよ』

「へへ。結衣が失った精を取り戻せる料理とかよくない?」

『精って・・・ まぁ、考えとく』

「任せた! じゃ、また後で!」

『あぁ』


「・・・ふぅ」



「さぁて、結衣をその気にさせる方法でも、考えますか・・・♪」ニヤッ

\オッワリーン/


R18も書くの楽しかったです!
ゆるゆりカプはどれも面白くていいですね。
個人的には結京リバ、京綾、結あか、あかとも、ひまさくリバ・・・あたりが好きです。

また何か書いたら、よろしくおねがいします!

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